JP5119988B2 - 特徴重要視度算出システム、特徴重要視度算出方法、およびコンピュータプログラム - Google Patents

特徴重要視度算出システム、特徴重要視度算出方法、およびコンピュータプログラム Download PDF

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Description

本発明は、消費者の嗜好を判別するシステムおよび方法などに関する。
従来、消費者の、商品またはサービスに関する嗜好を調査する方法として、アンケートが広く用いられている。また、商品またはサービスの提供の実績を解析することによって調査することもある。
しかし、アンケートを行うことは、労力と費用を多く要する。また、報酬や景品を目当てにアンケートに対して答える者も、多少は存在する。よって、回答の中に信憑性が低いものが含まれていることがある。
商品またはサービスの提供の実績を解析する方法では、最近の嗜好を正確に知ることができないことがある。
特許文献1には、将来のある時点における製品の需要を把握するサーバが開示されている。このサーバは、組立型製品の需要を予測するための需要予測分析サーバであり、次の処理を備える。注文者による組立型製品の見積り操作の記録および注文者による組立型製品の注文操作の記録を入力し、入力した見積り操作の記録と注文操作の記録の関係付け処理を行い、関係付け処理の結果から見積り操作に対する注文確率および注文時間遅れのパラメータを算出するパラメータ生成処理と、注文者による組立型製品の見積り操作およびパラメータに基づいて、見積り操作が注文に至る数と時期、または見積り操作が注文に至り、組立型製品が出荷される数と時期を予測する予測処理とを備える。
特開2006−338585号公報
特許文献1に開示されるサーバによると、将来のある時点における製品の需要を予測することができる。つまり、消費者の嗜好を判断ことができる。
しかし、商品またはサービスの提供者は、消費者の嗜好をより正確に判断できることを望んでいる。
本発明は、このような課題に鑑み、消費者の嗜好を従来よりも正確に判断できるようにすることを、目的とする。
本発明の一形態に係る特徴重要視度算出システムは、商品またはサービスの特徴を示す特徴データを受信する受信手段と、受信された前記特徴データに示される特徴を有する商品またはサービスをデータベースから検索し、当該検索した商品またはサービスの見積を生成する、見積生成手段と、同一の消費者に対して同一の種類の商品またはサービスについて前記見積が複数回、前記見積生成手段によって生成された場合に、当該消費者からの前記特徴データに示される回数が多い特徴ほど、重要視の度合いを示す点数を多く付与する、重要視点数付与手段と、特徴ごとに、当該特徴を識別する識別子と当該特徴に対して前記重要視点数付与手段にて付与された重要視の度合いとを対応付けてを記憶する特徴重要度記憶手段と、を有する。
好ましくは、前記重要視点数付与手段は、早い回の前記見積に係る前記特徴ほど、前記点数を多く付与する。
または、前記特徴データには、複数の特徴が選択順に示されており、前記重要視点数付与手段は、選択順が先である特徴ほど、前記点数を多く付与する。
または、前記重要視点数付与手段は、商品またはサービスの注文に至った回の前記見積に係る特徴に、前記点数をさらに付与する。
または、前記重要視点数付与手段によって各特徴に付与された前記点数を出力する、点数付与結果出力手段、を有する。
本発明によると、消費者の嗜好を従来よりも正確に判断することができる。
図1は見積提示サーバ1および端末装置2を含むネットワークシステムの例を示す図、図2は見積提示サーバ1のハードウェア構成の例を示す図、図3は見積提示サーバ1の機能的構成の例を示す図である。
図1に示す見積提示サーバ1は、商品または役務の見積を生成しオンラインで提示する処理を行う。見積に示した商品または役務の注文をオンラインで受け付ける処理をも行う。さらに、見積の際の、消費者つまり顧客の行動に応じて、商品または役務に関する顧客のニーズを解析するための資料を生成する処理をも行う。
また、見積提示サーバ1によると、一度作成した見積を、条件を変更して作成し直すことができる。つまり、いわゆる再見積を行うことができる。以下、新たな見積を「1回目の見積」と記載し、条件を変更して作成し直した見積(再見積)を順に「2回目の見積」、「3回目の見積」、…などと記載することがある。
端末装置2は、上記の業者の顧客が見積の提示を見積提示サーバ1から受けたり、見積に示される商品または役務を注文したりするために用いられる。端末装置2として、ウェブブラウザを備えたパーソナルコンピュータまたは携帯電話端末などが用いられる。顧客には1人ずつ、見積提示サーバ1にログインするためのユーザアカウントが与えられている。ユーザアカウントにはユニークな会員コードが付けられている。
見積提示サーバ1と端末装置2とは、通信回線3を介して互いに接続可能である。通信回線3として、インターネット、公衆回線、または専用線などが用いられる。
見積提示サーバ1は、図2に示すように、CPU(Central Processing Unit)10a、RAM(Random Access Memory)10b、ROM(Read Only Memory)10c、ハードディスク10d、NIC(Network Interface Card)10e、その他種々の装置によって構成される。
ハードディスク10dまたはROM10cには、図3に示す見積条件受付処理部101、見積生成処理部102、見積提示処理部103、商品販売処理部104、見積時等ポイント算出部105、ポイント集計部106、集計結果出力処理部107、商品特徴テーブル記憶部121、商品仕様等テーブル記憶部122、ポイント規則テーブル記憶部123、および見積データ記憶部124などの機能を実現するためのプログラムおよびデータがインストールされている。これらのプログラムおよびデータは必要に応じてRAM10bにロードされ、CPU10aによってプログラムが実行される。
見積提示サーバ1として、CGI(Common Gateway Interface)を備えたサーバなどが用いられる。図3に示す機能は、CGIによって実現することができる。また、端末装置2は、ウェブブラウザによって、見積提示サーバ1からサービスを受けることができる。
以下、パーソナルコンピュータ(パソコン)および電化製品などを通信販売するオンラインショップの経営者である業者MAによって見積提示サーバ1が運営される場合を例に、図3の見積提示サーバ1の各部について説明する。
図4は商品特徴テーブルTL1の例を示す図、図5は商品特徴テーブルTL2の例を示す図、図6は商品仕様等テーブルTS1の例を示す図、図7は商品仕様等テーブルTS2の例を示す図、図8は適用規則テーブルTKの例を示す図、図9はイベント加算ポイントテーブルTPの例を示す図、図10は選択順位ポイントテーブルTJの例を示す図、図11は見積概要テーブルTMの例を示す図、図12は見積詳細テーブルTHの例を示す図である。
図3において、商品特徴テーブル記憶部121には、見積を依頼する際に顧客が条件として選択することができる、商品の特徴(属性、性質)に関する、商品特徴テーブルTLが記憶されている。商品特徴テーブルTLは、業者MAが取り扱う商品の種類(以下、「商品種別」と記載する。)ごとに用意され、その商品種別の識別子(以下、「商品種別コード」と記載する。)と対応付けられて商品特徴テーブル記憶部121に記憶されている。
例えば、「パソコン」という商品種別の商品特徴テーブルTLとして、図4に示すような商品特徴テーブルTL1が、パソコンの商品種別コード「S001」と対応付けられて記憶されている。また、「冷蔵庫」という商品種別の商品特徴テーブルTLとして、図5に示すような商品特徴テーブルTL2が、冷蔵庫の商品種別コード「S002」と対応付けられて記憶されている。
商品特徴テーブルTLには、その商品種別の商品が有し得る特徴ごとの特徴データRLが格納されている。特徴ごとにユニークな特徴コードが付けられている。
特徴データRLの「特徴コード」は、その特徴データRLに係る特徴の特徴コードである。「特徴内容」は、その特徴についての説明書きである。
また、共通の事項に関する特徴はグループ化されている。例えば、「パソコン」という商品種別には、「本体の色」、「タイプ」、および「CPU速度」などのグループが定義されている。以下、これらのグループを「特徴グループ」と記載する。各特徴グループには、他の特徴グループと区別するための「特徴グループコード」という識別子が付けられている。特徴データRLの「特徴グループコード」には、その特徴が属する特徴グループの特徴グループコードが示される。
図3の商品仕様等テーブル記憶部122には、商品種別ごとに、商品仕様等テーブルTSがその商品種別の商品種別コードと対応付けられて記憶されている。
例えば、「パソコン」の商品仕様等テーブルTSとして、図6に示すような商品仕様等テーブルTS1が商品種別コード「S001」と対応付けられて記憶されている。また、「冷蔵庫」の商品仕様等テーブルTSとして、図7に示すような商品仕様等テーブルTS2が商品種別コード「S002」と対応付けられて記憶されている。
商品仕様等テーブルTSには、業者MAが取り扱う、その商品種別に該当する商品ごとの、仕様等レコードRSが格納されている。
仕様等レコードRSの「商品コード」は、その商品を他の商品と区別するための識別子である。それ以外の各項目(フィールド)は、その商品の仕様、外観、および価格などの特徴の説明書きおよび特徴コードを示している。
図3のポイント規則テーブル記憶部123には、適用規則テーブルTK、イベント加算ポイントテーブルTP、および選択順位ポイントテーブルTJが記憶されている。これらのテーブルは、商品に関する顧客のニーズの高さを表すポイント数(点数)を算出するための規則を示している。
ところで、一般に、商品には、仕様(例えば、パソコンの場合であれば、CPUの速度、内蔵メモリの量、内蔵ハードディスクの容量、または内蔵バッテリによる連続駆動時間など)、外観(本体の色または厚さなど)、および価格などの様々な特徴がある。消費者は商品を選択する際にこれらの特徴のカテゴリ(上述の特徴グループ)のうち、重要視しているものから順に条件を選択(指定)する、という傾向が見られる。また、傾向の詳細は、商品の種類(上述の商品種別)によって異なる。そのほか、シーズンまたは気候などの状況によって異なることもある。
このような事情に鑑みて、ポイント規則テーブル記憶部123に記憶されている各テーブルには、次のようなデータが記憶されている。
適用規則テーブルTKには、図8のように、商品種別ごとの適用パターンデータRKが格納されている。
適用パターンデータRKの「商品種別コード」および「商品種別名」は、それぞれ、その商品種別の商品種別コードおよび名称を示している。「ケース_1」、「ケース_2」、…は、それぞれ、ケース_1、ケース_2、…の場合にその商品種別に対して適用すべき規則のパターンの識別子を示している。「ケース_1」、「ケース_2」、…として、例えば、「年末年始の時期である」、「年度末の時期である」、「冷夏である」、または「空梅雨である」などの状況が用いられる。以下、規則のパターンを「規則パターン」と記載する。また、規則パターンの識別子を「パターンコード」と記載する。規則パターンは、次に説明するイベント加算ポイントテーブルTPおよび商品特徴テーブルTLに定義されている。
イベント加算ポイントテーブルTPには、図9のように、規則パターンごとのイベント加算パターンデータRPが格納されている。
イベント加算パターンデータRPの「パターンコード」は、その規則パターンのパターンコードである。「見積回数別ポイント」は、見積を新たに行いまたは条件を変更して再見積を行った場合に加算すべきポイント数を示している。全体的に見て、早い回の見積であるほど、加算すべきポイント数が大きい。
「購入時ポイント」は、見積に示される商品が購入されるに至った場合に加算すべきポイント数を示している。「不変特別ポイント」は、見積を生成し直した後、商品が購入されるに至った場合において、最初から最後まで条件が変更されなかった特徴に対して特別に加算すべきポイント数を示している。「選択回数特別ポイント」は、見積を生成し直した後、商品が購入されるに至った場合において、所定の回数以上選択された特徴に対して特別に加算すべきポイント数を示している。これらのポイント数の加算の方法の詳細は、後に説明する。
選択順位ポイントテーブルTJには、図10のように、規則パターンごとの選択順加算パターンデータRJが格納されている。
選択順加算パターンデータRJの「選択順位別ポイント(N回目)」は、N回目の見積において選択された特徴のうち先に選択された特徴に対して優先的に加算すべきポイント数を示している。全体的に見て、先に選択された特徴ほど、加算すべきポイント数が大きい。このポイント数の加算の方法の詳細は、後に説明する。
図3の見積データ記憶部124には、見積に関するデータが記憶されている。具体的には、見積概要テーブルTMおよび見積ごとの見積詳細テーブルTHが記憶されている。
見積概要テーブルTMには、図11のように、見積ごとの見積概要データRMが格納されている。
見積概要データRMの「見積コード」は、その見積を他の見積と区別するための識別子である。本実施形態では、1回目の見積とその条件を変更して行った再見積(つまり、2回目以降の見積)とを、1つの(一連の)見積として取り扱う。
「会員コード」は、その見積を依頼した顧客の会員コードである。「商品種別コード」は、その見積の対象の商品種別の商品種別コードである。「最新見積日」は、その見積が最後に行われた日付である。つまり、その見積がN回行われたのであれば、N回目が行われた日付である。「見積回数」は、その見積が実行された回数である。
見積詳細テーブルTHには、図12のように、その見積の見積コードが対応付けられている。また、見積詳細テーブルTHには、その見積が行われるごとに、その見積の条件として選択された特徴に関する1つまたは複数の見積詳細データRHが格納される。また、その見積に示される商品が購入された場合にも、1つまたは複数の見積詳細データRHが格納される。つまり、見積詳細テーブルTHは、見積および購入に関する履歴情報であると、言える。見積詳細データRHの内容については、後に説明する。
図13はログイン画面HG1の例を示す図、図14は見積方法選択画面HG2の例を示す図、図15は商品種別選択画面HG3の例を示す図、図16は特徴グループ選択画面HG4の例を示す図、図17は特徴選択画面HG5の例を示す図、図18は特徴グループ選択画面HG4の例を示す図、図19は見積結果画面HG6の例を示す図、図20は見積時ポイント算出処理の流れの例を説明するフローチャート、図21は注文時ポイント算出処理の流れの例を説明するフローチャート、図22は集計結果の例を示す図である。
図3の見積条件受付処理部101は、顧客が購入を希望する商品の条件つまり見積の条件を受け付ける処理を行う。以下、この処理を「見積条件受付処理」と記載する。ここで、見積条件受付処理および顧客の操作の手順を説明する。
顧客は、業者MAから見積の提示を受けたい場合は、自分の端末装置2を、所定のURLを入力するなどして見積提示サーバ1に接続させる。
すると、見積提示サーバ1は、図13のようなログイン画面HG1を端末装置2に表示させる。具体的には、ログイン画面HG1を表示するための画面データを端末装置2に送信する。そして、端末装置2は、その画面データに基づいてログイン画面HG1を表示する。なお、見積提示サーバ1は、後に順次示す各画面も同様に、画面データを送信することによって、端末装置2に表示させる。
顧客は、自分の会員コードおよびパスワードをそれぞれテキストボックスTX11およびTX12に入力し、ログインボタンBN11を押す。すると、端末装置2は、その会員コードおよびパスワードを示すログイン要求データDT1を見積提示サーバ1に送信する。そして、見積提示サーバ1においてユーザ認証が行われる。
ユーザ認証に成功した後、見積提示サーバ1の見積条件受付処理部101は、図14のような、見積の方法を選択する見積方法選択画面HG2を、端末装置2に表示させる。
顧客は、以前に見積を提示してもらったことがある場合は、条件を変更することによって再見積をしてもらうことができる。再見積を希望する場合は、以前の見積の見積コードをテキストボックスTX21に入力し、再見積ボタンBN21を押す。一方、新たな見積を希望する場合は、新規見積ボタンBN22を押す。
新規見積ボタンBN22が押された場合は、端末装置2は、新規の見積を要求する旨を示す新規見積要求データDT21を見積提示サーバ1に送信する。
すると、見積条件受付処理部101は、図15のような、業者MAの商品種別の一覧などからなる商品種別選択画面HG3を、端末装置2に表示させる。
顧客は、商品種別選択画面HG3の中から自分が所望する商品種別を選択する。すると、その端末装置2は、選択された商品種別を示す商品種別選択データDT3を見積提示サーバ1に送信する。
見積条件受付処理部101は、送信されてきた商品種別選択データDT3に示される商品種別の商品特徴テーブルTLに基づいて、その商品種別についての見積の条件を顧客に選択させるための画面を次の順でその端末装置2に表示させる。
まず、図16(a)のような、その商品種別の特徴グループの一覧などからなる特徴グループ選択画面HG4を、端末装置2に表示させる。
顧客は、所望する商品の特徴つまり見積の条件を、特徴グループごとに順次選択していく。顧客が特徴グループ選択画面HG4の中からいずれかの特徴グループを選択すると、端末装置2は、選択された特徴グループを示すグループ選択データDT4を見積提示サーバ1に送信する。
見積条件受付処理部101は、図17のような、送信されてきたグループ選択データDT4に示される特徴グループに属する特徴の一覧などからなる特徴選択画面HG5を、端末装置2に表示させる。顧客は、特徴選択画面HG5の中から、見積の条件とする特徴つまり自分の希望する商品の特徴を選択する。すると、端末装置2は、特徴グループ選択画面HG4を再び表示する。
顧客は、特徴グループ選択画面HG4の中から残りの特徴グループを選択する。そして、これらの残りの特徴グループについても同様に、順次、特徴選択画面HG5において希望する特徴を選択する。
なお、特徴グループ選択画面HG4において、図16(b)のように、選択が済んだ特徴グループのメニューの後ろに、選択済であることを記してもよい。または、図16(c)のように、選択された特徴を記してもよい。
条件とする特徴の選択(指定)が終わったら、顧客は、特徴グループ選択画面HG4の完了ボタンBN41を押す。すると、端末装置2は、特徴選択画面HG5において選択された特徴(つまり、顧客にとっての見積の条件)の特徴コードを選択順に示す見積条件選択データDT51を見積提示サーバ1に送信する。
見積条件受付処理部101は、見積条件選択データDT51を受信すると、新たな見積コードを発行するとともに、この見積の見積概要データRM(図11参照)を生成し見積概要テーブルTMに格納する。また、見積概要データRMの作成の処理と並行して、見積を生成し顧客に提示する処理が見積生成処理部102および見積提示処理部103によって実行されるとともに、条件ごとのポイント数を算出する処理が見積時等ポイント算出部105によって実行される。また、商品の受注のための処理が商品販売処理部104によって必要に応じて実行される。見積生成処理部102、見積提示処理部103、商品販売処理部104、および見積時等ポイント算出部105による処理については、後に説明する。
この見積概要データRMの「見積コード」には、発行した見積コードが示される。「会員コード」には、この見積の依頼者である顧客の会員コードが示される。「商品種別コード」には、この見積に係る商品種別の商品種別コード、つまり、商品種別選択データDT3に示される商品種別コードが示される。「最新見積日」には、後述の見積生成処理部102によってこの見積が生成された日付が示される。「見積回数」には、「1」が示される。
また、見積条件受付処理部101は、今回の見積の見積詳細テーブルTH(図12参照)を生成し、発行した見積コードと対応付けて見積データ記憶部124に記憶させる。
さらに、受信した見積条件選択データDT51に示される特徴コードの特徴ごとの見積詳細データRHを生成し、この見積詳細テーブルTHに格納する。見積詳細データRHの「イベント」には、今回の見積が新たなものであること、つまり、1回目の見積であることが、示される。「日付」には、この見積が後述する見積生成処理部102によって生成された日付が示される。「特徴コード」には、その特徴の特徴コードが示される。「特徴グループコード」には、その特徴が属する特徴グループの特徴グループコードが示される。
「選択順位」には、その特徴が今回の見積の条件の選択の際に顧客によって何番目に選択されたのかが示される。つまり、選択の順位が示される。「ポイント」には、後述する見積時等ポイント算出部105によって算出されたポイント数が示される。
ここで、顧客が洗濯機の新たな見積を希望する場合を例に、見積条件受付処理および顧客の操作の流れを説明する。
顧客は、図13のログイン画面HG1において自分の会員コードおよびパスワードを入力して見積提示サーバ1にログインし、図14の見積方法選択画面HG2において新規見積ボタンBN22を押し、図15の商品種別選択画面HG3において「洗濯機」を選択する。すると、図16(a)の特徴グループ選択画面HG4が端末装置2に表示される。
特徴グループ選択画面HG4において顧客が「本体の色」を選択すると、見積条件受付処理部101は、特徴選択画面HG5として、図17(a)のような、業者MAが取り扱っている洗濯機の本体の色の一覧などからなる特徴選択画面HG5aを、端末装置2に表示させる。この一覧は、図5の商品特徴テーブルTL2の中の、特徴グループコードが「C200」であるレコードに基づいている。顧客は、この一覧の中から、所望する色を選択する。
または、特徴グループ選択画面HG4において顧客が「製造元」を選択すると、見積条件受付処理部101は、特徴選択画面HG5として、図17(b)のような、業者MAが取り扱っている洗濯機の製造元(メーカ)の一覧などからなる特徴選択画面HG5bを、端末装置2に表示させる。この一覧は、図5の商品特徴テーブルTL2の中の、特徴グループコードが「C201」であるレコードに基づいている。顧客は、この一覧の中から、所望する製造元を選択する。
または、特徴グループ選択画面HG4において顧客が「容量」を選択すると、見積条件受付処理部101は、特徴選択画面HG5として、図17(c)のような、業者MAが取り扱っている洗濯機の容量の一覧などからなる特徴選択画面HG5cを、端末装置2に表示させる。この一覧は、図5の商品特徴テーブルTL2の中の、特徴グループコードが「C202」であるレコードに基づいている。顧客は、この一覧の中から、所望する容量を選択する。
または、特徴グループ選択画面HG4において顧客が「価格」を選択すると、見積条件受付処理部101は、特徴選択画面HG5として、図17(d)のような、業者MAが取り扱っている洗濯機の容量の一覧などからなる特徴選択画面HG5dを、端末装置2に表示させる。この一覧は、図5の商品特徴テーブルTL2の中の、特徴グループコードが「C203」であるレコードに基づいている。顧客は、この一覧の中から、所望する価格を選択する。
顧客は、条件の選択が終わったら、特徴グループ選択画面HG4の完了ボタンBN41を押す。すると、端末装置2は、選択された特徴の特徴コードを選択順に示す見積条件選択データDT51を生成し、見積提示サーバ1に送信する。
例えば、顧客が特徴選択画面HG5b、HG5d、HG5a、およびHG5cから順に「C電気」、「高(15万円以上)」、「グレイ」、および「大(500L以上)」を選択したとする。すると、端末装置2は、上位から順に「00020013」、「00020031」、「00020004」、「00020021」という特徴コードを示す見積条件選択データDT51を生成し、見積提示サーバ1に送信する。
見積条件受付処理部101は、端末装置2から送信されてくる見積条件選択データDT51を、受け付ける。そして、今回の見積の見積詳細テーブルTH(図12参照)を生成し見積データ記憶部124に記憶させる。上記の4つの特徴それぞれの見積詳細データRHを生成し見積詳細テーブルTHに格納しておく。さらに、今回の見積の見積概要データRMを生成し見積概要テーブルTMに格納しておく。
また、顧客は、提示された見積を、条件の一部を選択し直して生成し直してもらうことができる。ここで、見積をやり直す場合の見積条件受付処理および顧客の操作の手順を説明する。
顧客は、見積提示サーバ1へのログイン後、前述の通り、図14の見積方法選択画面HG2において、テキストボックスTX21にその見積の見積コードを入力し、再見積ボタンBN21を押す。すると、顧客の端末装置2は、入力された見積コードおよび再見積の要求を示す再見積要求データDT22を見積提示サーバ1に送信する。
見積提示サーバ1の見積条件受付処理部101は、再見積要求データDT22を受信すると、その再見積要求データDT22に示される見積コードの見積詳細テーブルTH(図12参照)の中から、最近の見積(再見積を含む)の見積詳細データRHを呼び出す。つまり、その見積を今回初めてやり直すのであれば、1回目の見積詳細データRHを呼び出す。N回やり直したのであれば、(N+1)回目の見積詳細データRHを呼び出す。そして、図18のように、呼び出した各見積詳細データRHに示される特徴コードの特徴がデフォルトで選択されているものとみなして、見積(再見積)の対象の商品種別すなわち洗濯機の特徴グループ選択画面HG4を端末装置2に表示させる。
顧客は、条件を変更したい特徴グループを選択する。すると、見積条件受付処理部101は、新規の見積の場合と基本的に同様に、その特徴グループに対応した特徴選択画面HG5(図17参照)を端末装置2に表示させる。ただし、呼び出した見積詳細データRHに基づいて、前回に条件として選択された特徴がデフォルトで選択されている状態で、表示させる。顧客は、条件とする特徴を選択し直す。
条件の変更が終わったら、顧客は、特徴グループ選択画面HG4の完了ボタンBN41を押す。すると、端末装置2は、新規の見積の場合における見積条件選択データDT51と同等のデータ、つまり、各特徴選択画面HG5で選択された特徴の特徴コードを示すデータを生成し、見積提示サーバ1に送信する。ただし、このデータには、変更されなかった特徴の特徴コードが最も上位に示され、続いて変更された(選択し直された)特徴の特徴コードがその変更順に示される。以下、このデータを「見積条件再選択データDT52」と記載する。
図3の見積生成処理部102は、見積を生成しまたは生成し直す処理を、見積条件受付処理部101によって受け付けられた見積条件選択データDT51または見積条件再選択データDT52のほか、商品仕様等テーブル記憶部122に記憶されている、その見積に係る商品種別の商品仕様等テーブルTSに基づいて、次のように行う。
その商品種別の商品仕様等テーブルTS(図6、図7参照)の中から、見積条件選択データDT51または見積条件再選択データDT52に示される各特徴コードを示す仕様等レコードRSを検索する。つまり、顧客が各特徴選択画面HG5(図17参照)で選択した特徴を有する商品の仕様等レコードRSを検索する。これにより、顧客が要求する条件に合う商品が検索される。
そして、その仕様等レコードRSに示される商品の価格および納期などを求め、その商品の名称および特徴および今回の見積の見積コードなどを示す見積を生成する。
なお、特徴のうち、価格は、既製品の場合は、その仕様等レコードRSまたは商品管理用のデータベースを参照すれば求められる。カスタマイズ品の場合は、各見積条件選択データDT51または見積条件再選択データDT52に示される各特徴コードの特徴(条件)を有する部品が採用されるようにして所定の方法に基づいて求められる。
見積提示処理部103は、図19のような、見積生成処理部102によって生成されまたは生成し直された見積を示す見積結果画面HG6を、依頼元の顧客の端末装置2に表示させる。顧客は、この見積結果画面HG6を確認し、見積結果画面HG6に示される見積の商品を購入するか否かを決める。そして、購入すると決めた場合は、購入ボタンBN61を押す。すると、端末装置2は、その見積の見積コードおよび購入の依頼を示す購入依頼データDT6を見積提示サーバ1に送信する。なお、見積結果画面HG6において、顧客は、再見積ボタンBN62を押すことによって、見積方法選択画面HG2(図14参照)の再見積ボタンBN21を押した場合と同様に、再見積を依頼することができる。
商品販売処理部104は、購入依頼データDT6を受信すると(つまり、注文を受け付けると)、その購入依頼データDT6に示される見積の通りにその顧客に商品を販売するための処理を行う。この処理は、例えば、既存のオンラインショッピングのシステムに対して、その見積の通りに商品の販売を行うように指令することによって行えばよい。
見積時等ポイント算出部105は、新たな見積が生成された場合、見積が生成し直された場合、および見積の商品の注文が受け付けられた場合に、見積の条件として示される特徴ごとに与えるべきポイント数を算出する処理を行う。算出の処理の方法は、次の通りである。
(1) 新たな見積が生成された場合および見積が生成し直された場合
見積時等ポイント算出部105は、見積生成処理部102によって新たな見積が生成されまたは見積が生成し直された場合、つまり、M回目(ただし、M≧1)の見積が生成された場合は、図20に示すフローチャートの手順で、その見積の見積条件選択データDT51に示される(つまり、顧客が選択した)特徴ごとのポイントを算出する。
選択された特徴ごとにカウンタを用意する(図20の#501)。カウンタの初期値は「0」である。例えば、「C電気」、「高(15万円以上)」、「グレイ」、および「大(500L以上)」という特徴が選択された場合は、4つのカウンタを用意する。
今回適用すべき規則パターンのイベント加算パターンデータRPおよび選択順加算パターンデータRJをそれぞれイベント加算ポイントテーブルTP(図9参照)および選択順位ポイントテーブルTJ(図10参照)から呼び出す(#502)。
今回適用すべき規則パターンは、その見積に係る商品種別の適用パターンデータRK(図8参照)および現在の状況に基づいて決定する。すなわち、例えば、現在の状況が「ケース_1」に該当する場合は、その適用パターンデータRKの「ケース_1」のフィールドに示されるパターンコードの規則パターンが、今回適用すべき規則パターンである。よって、見積時等ポイント算出部105は、このパターンコードを有するイベント加算パターンデータRPおよび選択順加算パターンデータRJを各テーブルから呼び出す。
呼び出したイベント加算パターンデータRPの「見積回数別ポイント」のフィールドに示されるM回目のポイント数を、用意した各カウンタに加算する(#503)。例えば、今回の見積が2回目の見積でありかつ適用する規則パターンのパターンコードが「P002」である場合は、図9から分かるように、各カウンタに2ポイントずつ加算する。
呼び出した選択順加算パターンデータRJの「選択順位別ポイント(M回目)」のフィールドに示されるポイント数を、選択された順位に応じて各特徴のカウンタに加算する(#504)。例えば、今回の見積が2回目の見積であり、適用する規則パターンのパターンコードが「P002」であり、かつ「C電気」、「高(15万円以上)」、「グレイ」、および「大(500L以上)」の順に特徴が選択された場合は、図10から分かるように、「C電気」のカウンタに3ポイント加算し、「高(15万円以上)」のカウンタに2ポイント加算し、「グレイ」および「大(500L以上)」それぞれのカウンタに1ポイント加算する。
このようにして各カウンタに加算されたポイント数が、今回の見積に条件として選択(指定)された各特徴に与えるべきポイント数である。そして、前述の通り、各特徴の見積詳細データRH(図12参照)の「ポイント」のフィールドに、算出したそれぞれのポイント数が格納される。
(2) 見積の商品の注文が受け付けられた場合
見積時等ポイント算出部105は、見積の商品の注文が受け付けられた場合は、その見積の条件として選択された特徴に付与すべきポイントを算出する。その見積が2回目以降の見積である場合は、過去に条件として選択されたことのある特徴に付与すべきポイントをも算出する。算出の手順は、図21に示すフローチャートに示す通りである。
商品の注文が受け付けられた時点までに、M回の見積が生成されたとする。見積時等ポイント算出部105は、今回適用すべき規則パターンのイベント加算パターンデータRPをイベント加算ポイントテーブルTP(図9参照)から呼び出す(#511)。この規則パターンの決定の方法は、前に(1)で説明した通りである。
最後の見積(つまり、M回目の見積)に条件として選択された特徴ごとに、そのイベント加算パターンデータRPの「購入時ポイント」のフィールドに示されるポイント数を与える(#512)。この際に、これらの特徴ごとの見積詳細データRH(図12参照)を生成し見積詳細テーブルTHに格納する。見積詳細データRHの「イベント」には、「購入」が示される。「日付」には、購入つまり注文の日付が示される。「特徴コード」には、その特徴の特徴コードが示される。「特徴グループコード」には、その特徴の属する特徴グループの特徴グループコードが示される。「ポイント」には、本ステップでその特徴に対して付与したポイント数が示される。「選択順位」には、何も示されない。ステップ#513、#514で生成する見積詳細データRHにも、同様の内容が示される。
1回目〜M回目の見積すべてにおいて選択された特徴に対して、そのイベント加算パターンデータRPの「不変特別ポイント」に示されるポイント数を与える(#513)。この際に、これらの特徴ごとの見積詳細データRHを生成しイベント加算ポイントテーブルTPに格納する。
1回目〜M回目の見積すべてにおいては選択されなかったものの、M回未満の所定の回数以上選択された特徴に対して、そのイベント加算パターンデータRPの「選択回数特別ポイント」に示されるポイント数を与える(#514)。この際に、これらの特徴ごとの見積詳細データRHを生成しイベント加算ポイントテーブルTPに格納する。
図3のポイント集計部106は、見積データ記憶部124に蓄積された見積詳細テーブルTHのそれぞれに示されるポイント数を、特徴ごとに、つまり、特徴コードごとに集計する。すなわち、これらの見積詳細テーブルTHに格納されている見積詳細データRHを、特徴コードごとに分類する。そして、同一の特徴コードの各見積詳細データRHの「ポイント」に示されるポイント数の合計を算出する。これにより、図22(a)に示すような集計結果が得られる。
ところで、上述のポイントの付与の方法では、見積のやり直しの回数が多いほど、付与するポイント数が多くなる。そうすると、やり直しの回数が多い見積で選択された特徴に対して付与したポイントと、やり直しの回数が少ない見積で選択された特徴に対して付与したポイントとでは、1ポイント当たりの重みが異なってしまう。
そこで、ポイント集計部106は、次のような方法で重みを正規化(平準化)し、集計してもよい。
ある1つの見積詳細テーブルTHに示されるポイント数を、特徴コードごとに集計する。すなわち、この見積詳細テーブルTHに格納されている見積詳細データRHを、特徴コードごとに分類する。同一の特徴コードの各見積詳細データRHの「ポイント」に示されるポイント数の合計を算出する。各合計値を、見積の回数で割る。つまり、見積1回当たりのポイント数の平均値を求める。他の見積詳細テーブルTHについても、同様の演算を行う。そして、特徴コードごとに、各見積詳細テーブルTHより算出された平均値の合計を求める。これにより、図22(b)に示すような集計結果が得られる。
集計結果出力処理部107は、ポイント集計部106によって得られた集計結果を出力する処理を行う。例えば、管理者の端末装置のディスプレイに表示させる。または、管理者の電子メールアドレスに宛てて送信する。または、プリンタによって印刷する。
図23は見積提示サーバ1の全体的な処理の流れの例を説明するためのフローチャートである。次に、図23を参照しながら、見積提示サーバ1の全体的な処理の流れを説明する。
見積提示サーバ1は、新規の見積の依頼、再見積の依頼、または商品の注文があるごとに、または、集計のタイミングが訪れるごとに、次のような処理を実行する。
図23において、新規の見積の依頼があった場合つまり端末装置2から新規見積要求データDT21を受信した場合は(#11でYes)、見積提示サーバ1は、見積条件選択データDT51を端末装置2から受信し(#12)、その見積条件選択データDT51に基づいて見積を生成し、その見積を提示するための見積結果画面HG6(図19参照)を端末装置2に表示させる(#13)。
今回の見積の条件として選択された特徴つまり見積条件選択データDT51に示される特徴ごとにポイント数を算出し付与する処理を行う(#15)。この処理の方法は、前に図20で説明した通りである。そして、見積提示サーバ1は、その見積の見積概要データRMおよび見積詳細テーブルTHを生成し、さらに、各特徴の見積概要データRMを生成し見積詳細テーブルTHに格納する(#16)。
再見積の依頼があった場合つまり端末装置2から再見積要求データDT22を受信した場合は(#21でYes)、見積提示サーバ1は、現時点のつまり修正前の見積で顧客が条件として選択した特徴を、図18のように提示する(#22)。
見積条件再選択データDT52を端末装置2から受信し(#23)、その見積条件再選択データDT52に基づいて再見積を生成しそれを示す見積結果画面HG6を端末装置2に表示させる(#24)。
今回の見積(再見積)の条件として選択された特徴つまり見積条件再選択データDT52に示される特徴ごとにポイント数を算出し付与する処理を行う(#25)。この処理の方法は、前に図20で説明した通りである。そして、見積提示サーバ1は、今回選択された特徴の見積概要データRMを生成しその見積の見積詳細テーブルTHに格納する(#26)。
見積に示す条件の商品の注文を受けた場合つまり購入依頼データDT6を受信した場合は(#31でYes)、見積提示サーバ1は、その商品の販売のための処理を行う(#32)。さらに、その見積に示される特徴およびこれまでに多くの回数示された特徴に対して特別ポイントを付与する処理を行う(#33)。この処理の手順は、前に図21で説明した通りである。そして、これらの特徴ごとに見積詳細データRHを生成しその見積の見積詳細テーブルTHに格納する(#34)。
集計のタイミングが訪れたら(#41でYes)、見積提示サーバ1は、特徴コードごとにポイント数を集計し(#42)、その結果を出力する(#43)。
本実施形態によると、消費者の好みの特徴(属性、性質)の高さが、見積に基づいて数値化されて求められる。よって、消費者の嗜好を従来よりも正確に判断することができる。しかも、購入に至らない場合であっても、消費者の嗜好を判断することができる。
集計のタイミングは、業者MAが任意に設定することができる。例えば、所定の時間が経過するごとに集計を行うようにしてもよいし、見積または再見積が行われるごとに集計を行うようにしてもよい。
本実施形態では、オンラインショッピングにおける見積の場合を例に説明したが、店頭で見積を提示しまたは注文を受ける場合も、この見積および購入に関する情報を記憶し集計のために用いてもよい。
または、端末装置2に相当する装置を店頭に設置しておき、会員でない顧客が見積の依頼および注文を行うことができるようにしてもよい。そして、この場合にも、見積および購入に関する情報を記憶し集計のために用いてもよい。
集計は、顧客すなわち見積の依頼者の年齢、性別、または職業などに分類して行ってもよい。
その他、見積提示サーバ1の全体または各部の構成、処理内容、処理順序、テーブルの構成などは、本発明の趣旨に沿って適宜変更することができる。
見積提示サーバおよび端末装置を含むネットワークシステムの例を示す図である。 見積提示サーバのハードウェア構成の例を示す図である。 見積提示サーバの機能的構成の例を示す図である。 選択条件テーブルの例を示す図である。 選択条件テーブルの例を示す図である。 商品仕様等テーブルの例を示す図である。 商品仕様等テーブルの例を示す図である。 適用規則テーブルの例を示す図である。 イベント加算ポイントテーブルの例を示す図である。 選択順位ポイントテーブルの例を示す図である。 見積概要テーブルの例を示す図である。 見積詳細テーブルの例を示す図である。 ログイン画面の例を示す図である。 見積方法選択画面の例を示す図である。 商品種別選択画面の例を示す図である。 特徴グループ選択画面の例を示す図である。 特徴選択画面の例を示す図である。 特徴グループ選択画面の例を示す図である。 見積結果画面の例を示す図である。 見積時ポイント算出処理の流れの例を説明するフローチャートである。 注文時ポイント算出処理の流れの例を説明するフローチャートである。 集計結果の例を示す図である。 見積提示サーバの全体的な処理の流れの例を説明するためのフローチャートである。
符号の説明
1 見積提示サーバ(特徴重要視度算出システム)
101 見積条件受付処理部(選択受付手段)
102 見積生成処理部(見積生成手段)
105 見積時等ポイント算出部(重要視点数付与手段)
107 集計結果出力処理部(点数付与結果出力手段)

Claims (8)

  1. 品またはサービスの特徴を示す特徴データを受信する受信手段と、
    受信された前記特徴データに示される特徴を有する商品またはサービスをデータベースから検索し、当該検索した商品またはサービスの見積を生成する、見積生成手段と、
    同一の消費者に対して同一の種類の商品またはサービスについて前記見積が複数回、前記見積生成手段によって生成された場合に、当該消費者からの前記特徴データに示される回数が多い特徴ほど、重要視の度合いを示す点数を多く付与する、重要視点数付与手段と、
    特徴ごとに、当該特徴を識別する識別子と当該特徴に対して前記重要視点数付与手段にて付与された重要視の度合いとを対応付けてを記憶する特徴重要度記憶手段と、
    を有することを特徴とする特徴重要視度算出システム。
  2. 前記重要視点数付与手段は、早い回の前記見積に係る特徴ほど、前記点数を多く付与する、
    請求項1記載の特徴重要視度算出システム。
  3. 前記特徴データには、複数の特徴が選択順に示されており
    前記重要視点数付与手段は、選択順が先である特徴ほど、前記点数を多く付与する、
    請求項1または請求項2記載の特徴重要視度算出システム。
  4. 前記重要視点数付与手段は、商品またはサービスの注文に至った回の前記見積に係る特徴に、前記点数をさらに付与する、
    請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の特徴重要視度算出システム。
  5. 前記重要視点数付与手段によって各特徴に付与された前記点数を出力する、点数付与結果出力手段、を有する、
    請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の特徴重要視度算出システム。
  6. 品またはサービスの特徴を示す特徴データを受信する受信手段と、
    受信された前記特徴データに示される特徴を有する商品またはサービスをデータベースから検索し、当該検索した商品またはサービスの見積を生成する見積生成手段と、
    同一の消費者に対して同一の種類の商品またはサービスについて前記見積が複数回、前記見積生成手段によって生成された場合に、当該見積のいずれかの回に係る特徴ごとに、早い回の前記見積に係るほど、点数を多く付与する、重要視点数付与手段と、
    特徴ごとに、当該特徴を識別する識別子と当該特徴に対して前記重要視点数付与手段にて付与された重要視の度合いとを対応付けて記憶する特徴重要度記憶手段と、
    を有することを特徴とする特徴重要視度算出システム。
  7. コンピュータに、
    品またはサービスの特徴を示す特徴データを受信する処理を実行させ
    受信した前記特徴データに示される特徴を有する商品またはサービスをデータベースから検索し、当該検索した商品またはサービスの見積を生成する処理を実行させ
    同一の消費者に対して同一の種類の商品またはサービスについて前記見積を複数回、生成した場合に、当該消費者からの前記特徴データに示される回数が多い特徴ほど、重要視の度合いを示す点数を多く付与する処理を実行させ
    特徴ごとに、当該特徴を識別する識別子と前記付与する処理にて当該特徴に対して付与た重要視の度合いとを対応付けて記憶する処理を実行させる
    ことを特徴とする特徴重要視度算出方法。
  8. コンピュータに、
    品またはサービスの特徴を示す特徴データを受信する処理を実行させ
    受信した前記特徴データに示される特徴を有する商品またはサービスをデータベースから検索し、当該検索した商品またはサービスの見積を生成する処理を実行させ
    同一の消費者に対して同一の種類の商品またはサービスについて前記見積を複数回、生成した場合に、当該消費者からの前記特徴データに示される回数が多い特徴ほど、重要視の度合いを示す点数を多く付与する処理を実行させ
    特徴ごとに、当該特徴を識別する識別子と前記付与する処理にて当該特徴に対して付与た重要視の度合いとを対応付けて記憶する処理を実行させる
    ことを特徴とするコンピュータプログラム。
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