JP5116145B2 - ユニット振り分け配送管理システム - Google Patents

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Description

本発明は、各ユニット(遊技機または遊技機を構成する各パーツ;以下同様)を、これらを処理する所定の処理領域へと振り分け配送するユニット振り分け配送管理システムに関する。
従来から、遊技機の製造・組み立てにおいては、一般に、所要の部品(パーツ)を製造・組み立てライン上の所定の処理領域へと振り分けて移送させ、当該処理領域で必要な組み立て等を行なっている。また、近年では、環境に対する配慮から、できる限りリサイクルを行なうことが望まれており、かかるリサイクルの実現のため、顧客に販売した遊技機を回収し、使用できる部品(パーツ)を再利用することが行なわれている。そして、その際にも、回収部品は、製造・組み立てルートにおける所定の処理領域へと振り分けて配送され、その処理領域において必要な組み立て等が行なわれる。
ところで、こうした製造・組み立てライン上またはルートに沿ったユニットの振り分け配送は、時間を短縮して効率的に行なえることが好ましい。これに関連する技術として、特許文献1には、過去分のデータに基づいて生販データを各製作所に仕分けすることで、作業時間を短縮化できる発注管理システムが開示されている。
特開2004−213136号公報
しかしながら、特許文献1に開示された技術では、生販データを各製作所に仕分けすることにより、ある程度の作業時間の短縮は可能であっても、物流システム、工場システム、経理(財務)システムとの連携による各ユニット毎の仕分けに基づく入力・管理作業、ひいては、管理により現時点における減価償却に係わる数値の算出の作業等をリアルタイムに且つ自動的に行なうことができない。事実、現状では、このような作業が手作業で行なわれており、また、その情報伝達もFAXや電話等で成されており、多大な時間と労力が費やされることは避けられない。また、効率の低下や人為的なミスが発生する可能性も高い。
また、リサイクル/リユースを最大限効率的に行なおうとする生産においては、その生産に必要な無駄の無い部品発注が必要となるが、従来、この無駄の無い発注のためのデータを作成・管理して活用するといったことが行なわれていなかった。
本発明は前記事情に着目してなされたものであり、各ユニットの経時的な状態をリアルタイムに且つ自動的に管理でき、物流システム、工場システム、経理(財務)システムとの連携により効率的にユニットを有効利用できるユニット振り分け配送管理システムを提供することにある。
前記課題を解決するために、請求項1に記載されたユニット振り分け配送管理システムは、遊技機を構成する複数の各ユニットを、これらを処理する所定の処理領域へと振り分け配送するためのものであり、前記各ユニットは、各ユニット固有の識別情報および耐用年数に関する情報を含む所定の情報が記憶された記憶部と、前記記憶部に記憶された情報を送信するための送信部とを備える情報保持手段を有する。また、ユニット振り分け配送管理システムは、各ユニットを振り分け配送するための経路内の所定位置に設けられ、この所定位置を通過する前記情報保持手段の前記記憶部に記憶された情報を前記送信部を介して読み取る少なくとも1つの情報読み取り手段と、前記各ユニットの振り分け配送を管理するとともに、少なくとも1つの前記処理領域からの情報と、前記情報読み取り手段により読み取られた情報とに基づいて、配送先となる処理領域を指定する配送先情報とその処理領域に配送されるユニットの数を指定する配送数情報とを含む振り分け情報を生成する振り分け情報生成手段を有する管理手段と、前記管理手段と通信可能に接続され、ユニットの資産価値を前記情報保持手段からの読み取り結果に基づいて算出する価値管理装置とを備え、前記価値管理装置は、前記情報保持手段の記憶部に記憶された各ユニット固有の識別情報に応じてユニットが処理領域の資産から外れたのか或いは資産に加わったのかを判定する判定部と、ユニットの資産価値を算出する価値算出部と、該価値算出部により算出されたユニットの資産価値を記憶する記憶部とを有し、前記価値算出部は、遊技機1台ごとにその遊技機中の全てのユニットの残存価値を集計して、前記価値管理装置の前記記憶部に記憶されるべきその遊技機の価値である個別遊技機価値を算出し、前記管理手段は、前記価値管理装置の前記記憶部に記憶される個別遊技機価値を利用して、遊技機の製造原価計算を行なう
この請求項1に記載されたユニット振り分け配送管理システムによれば、情報保持手段、情報読み取り手段、管理手段、および、価値管理装置が各ユニットの経時的な状態について協働して情報をやりとりする自動化システムを実現することが可能になるため、各ユニットの経時的な状態をリアルタイムに且つ自動的に管理でき、物流システム、工場システム、経理(財務)システムとの連携により効率的にユニットを有効利用することができる。また、振り分け配送管理をリアルタイム且つ自動化させることができるため、効率化を図りつつ人為的ミスを無くすことができる。特に、リサイクル/リユースを活かした生産においては、店舗から回収される遊技機の種類や内容を回収する段階で情報保持手段を読み取ることで無駄の無い受発注が可能になる。
なお、上記構成において、「処理領域」とは、部品の製造・組み立て場所やリサイクル回収場所など、製造・出荷作業領域の一部の他、リサイクル/リユースのための回収作業領域の一部を含む広い概念である。また、「ユニット」は、遊技機および遊技機を構成する各パーツを含む広い概念である。
また、請求項2に記載されたユニット振り分け配送管理システムは、請求項1に記載されたユニット振り分け配送管理システムにおいて、前記振り分け情報には、前記各ユニットの交換箇所を指定する情報が含まれることを特徴とする。
この請求項2に記載されたユニット振り分け配送管理システムによれば、請求項1に記載されたユニット振り分け配送管理システムと同様の作用効果を得ることができるととともに、各ユニット毎の交換箇所を指定する情報が振り分け情報に含まれているため、例えば積載されたトラック(移送手段を構成し得る)が配送先に到着した時点でユニット交換作業をリアルタイムに且つ自動的に行なうことが可能になる。
また、請求項3に記載されたユニット振り分け配送管理システムは、請求項1または請求項2に記載されたユニット振り分け配送管理システムにおいて、ユニットの前記記憶部には、前記各ユニットの配送先を示す情報が記憶されていることを特徴とする。
この請求項3に記載されたユニット振り分け配送管理システムによれば、請求項1または請求項2に記載されたユニット振り分け配送管理システムと同様の作用効果を得ることができるとともに、回収段階で予め回収先(配送先)が決められたユニットを効率よく回収(配送)できる。
また、請求項4に記載されたユニット振り分け配送管理システムは、請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載されたユニット振り分け配送管理システムにおいて、ユニットの前記記憶部には、前記各ユニットの交換箇所を示す情報が記憶されていることを特徴とする。
この請求項4に記載されたユニット振り分け配送管理システムによれば、請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載されたユニット振り分け配送管理システムと同様の作用効果を得ることができるとともに、回収段階で予め交換箇所が分かっているユニットを効率よく回収(配送)できる。
また、請求項5に記載されたユニット振り分け配送管理システムは、請求項1ないし請求項4のいずれか1項に記載されたユニット振り分け配送管理システムにおいて、前記管理手段は、前記各ユニット毎に減価償却に係わる数値を算出する算出手段を有していることを特徴とする。
この請求項5に記載されたユニット振り分け配送管理システムによれば、請求項1ないし請求項4のいずれか1項に記載されたユニット振り分け配送管理システムと同様の作用効果を得ることができるとともに、各ユニットについて減価償却を考慮して資産価値を管理することができ、効果的なリサイクルを行なうことができる。
また、請求項6に記載されたユニット振り分け配送管理システムは、請求項1ないし請求項5のいずれか1項に記載されたユニット振り分け配送管理システムにおいて、前記情報保持手段は、ICタグ、バーコード、および、二次元コードのうちのいずれかであることを特徴とする。
この請求項6に記載されたユニット振り分け配送管理システムによれば、請求項1ないし請求項5のいずれか1項に記載されたユニット振り分け配送管理システムと同様の作用効果を得ることができるとともに、情報を電子的に効率よく読み取って管理することができる。
本発明によれば、各ユニットの経時的な状態をリアルタイムに且つ自動的に管理でき、物流システム、工場システム、経理(財務)システムとの連携により効率的にユニットを有効利用できるユニット振り分け配送管理システムを提供することができる。
以下、図面を参照しながら、本発明の実施形態について説明する。
図1は、第1の実施形態に係るユニット振り分け配送管理システムSの概要を示した図である。
なお、前述したように、ユニットとは、図5に示されるように、遊技機10または遊技機10を構成する各パーツ10a,10b,10cのことである。無論、遊技機10以外の機器およびそれを構成する構成要素であっても構わない。また、遊技機10は、パチンコ機、スロットマシン、ビデオゲーム機など遊技場に配置して遊技者に遊技を提供する装置である。ユニットとしての遊技機10は、複数のパーツ(ユニット)10a,10b,10cを組み立てることにより製造される。パーツ10a,10b,10cは、交換可能な装置、ユニット部品、基板、であって、例えば、液晶パネル装置、リールユニット、ホッパーユニット、画像処理回路基板などである。
また、後述するが、遊技機10及びそのパーツ10a,10b,10cには、情報保持手段である無線ICタグ201(図5参照)が付されている。遊技機10及びそのパーツ10a,10b,10cに取り付けられた無線ICタグ201は、情報読み取り手段としてのリーダ/ライタ40によって読み取られ、どの遊技機10及びパーツ10a,10b,10cが各製造会社20から搬出され、あるいは搬入されたかを検出できるようになっている。
また、以下において、遊技機10は、レンタルで無く販売された場合を例に記述する。製造会社20は、無線ICタグ201を付したユニット10,10a,10b,10cを組み立てることなどによって遊技機10を製造する。製造された遊技機10は遊技場30に販売される。遊技場30によって買い取られた遊技機10は製造会社20から遊技場30に搬送される。遊技機10は遊技場30に設置され遊技者の遊技に供され、稼働状態に置かれる。その後、新機種の導入などの理由により遊技場30は遊技機10を廃棄する。製造会社20は廃棄された遊技機10を遊技場30から買い取り、あるいは無償で引き取る。製造会社20は、買い取り又は引き取った使用済み遊技機10を遊技場30から自社の製造工場や倉庫に搬入し、遊技機10が備えているユニットのうち新たな遊技機10を製造するために使用可能なユニット、あるいは耐用年数が経過していないユニットを取り外して使用する。すなわち、ユニットをリサイクルして使用する。
具体的に、本実施形態に係るユニット振り分け配送管理システムSは、図1に示されるように、複数の遊技場30と複数の製造会社20との間で構築される。より具体的には、このユニット振り分け配送管理システムSは、ユニット10,10a,10b,10cのリサイクルに供するものであり、複数の各ユニット10,10a,10b,10cを、各遊技場30から所定の処理領域である各製造会社20へと振り分け配送するための振り分け配送経路400と、振り分け配送経路400内の所定位置に設けられ、この所定位置を通過する各ユニット10,10a,10b,10cの無線ICタグ201に記憶された情報を読み取る情報読み取り手段としてのリーダ/ライタ40と、各ユニット10,10a,10b,10cの振り分け配送を管理する管理手段を構成する管理制御部300とを備えている。なお、管理制御部300と各リーダ/ライタ40とは例えば無線で情報をやりとりできるようになっている。
図2に示されるように、各ユニット10,10a,10b,10c毎に設けられる情報保持手段としての無線ICタグ201は、各ユニット固有の識別情報および耐用年数に関する情報を含む所定の情報が記憶された記憶部としてのメモリ210と、メモリ201に記憶された情報を送信するための送信部としてのインタフェース220と、これらの構成要素を制御する制御ドライバ215とを少なくとも有している。ここで、前述したリーダ/ライタ40は、メモリ201に記憶された情報をインタフェース220を介して読み取ることができる。
また、図3に示されるように、管理手段を構成する管理制御部300は、各リーダ/ライタ40や各製造会社20と無線等で通信するためのインタフェース318と、各種の管理情報を記憶するメモリ314と、各製造会社20からの情報と、各リーダ/ライタ40により読み取られた情報とに基づいて(これらの情報はメモリ314内に逐次に蓄積されても良い)、配送先となる製造会社20を指定する配送先情報とその製造会社20に配送されるユニット10,10a,10b,10cの数を指定する配送数情報とを含む振り分け情報を生成する振り分け情報生成手段としての振り分け情報生成部312と、これらの構成要素312,314,318を制御する制御部316とを備えている。制御部316は、振り分け情報生成部312で生成される前記振り分け情報に基づいて、指定された数のユニット10,10a,10b,10cを配送先として指定された製造会社20へと振り分け配送経路400に沿って移送するべく所定の配送管理を行なう。本実施形態では、振り分け配送経路400に沿ってユニット10,10a,10b,10cを移送する移送手段としての例えば無線トラック90に対して無線で配送先を指示することにより、上記配送管理を行なう。なお、本実施形態では、無線トラック90も管理制御部300と共に前記管理手段を構成している。
ここで、前記振り分け情報には、各ユニット10,10a,10b,10cの交換箇所を指定する情報も含まれている。また、他の好ましい態様では、無線ICタグ201のメモリ210内に各ユニット10,10a,10b,10cの交換箇所を指定する情報が含まれている。また、その場合、無線ICタグ201のメモリ210内に各ユニット10,10a,10b,10cの配送先を示す情報が記憶されていても良い。また、更に他の好ましい態様では、前記情報保持手段が無線ICタグ201ではなく、バーコードまたは二次元コードである。
さて、遊技機10が製造会社20から遊技場30へ搬出される前は、遊技機10は在庫として製造会社20の資産として扱われる。その後、遊技機10が製造会社20から遊技場30へ搬出されると、遊技機10及びそれが備えるパーツ10a,10b,10cは、製造会社20の資産でなくなる。その後、リサイクル用のユニットとして遊技機10が製造会社20に引き取られると、遊技機10のパーツ10a,10b,10cは新たな遊技機10の製造用の部品、あるいは新しく製造された遊技機10として製造会社20の資産となる。
一方、使用済みのパーツ10a,10b,10cが組み込まれた新たな遊技機10は、遊技場30によって買い取られると、遊技場30に搬送される。その後、使用済みとなったこの遊技機10は再度遊技場30から製造会社20の製造工場や倉庫に搬入され、遊技機10が備えているパーツ10a,10b,10cのうち新たな遊技機10を製造するために使用可能なものを取り外して、必要に応じた手入れを行いリサイクルして使用する。
このように、遊技機10及びそのパーツ10a,10b,10cを繰り返し使用してリサイクルすることにより、資源の節約や産業廃棄物の減量といった環境に配慮した経営を行うことが可能となる。
但し、遊技機10のパーツ10a,10b,10cは使用済みであるため、その資産価値は新品時に比べて減少していく。製造会社20の価値管理装置50は、ユニット10,10a,10b,10cの利用回数や使用期間などユニット10,10a,10b,10cの資産価値を無線ICタグ201の読み取り結果に基づいて算出し、リアルタイムで製造会社20における部品在庫の価値を把握することを可能とし、もってリアルタイムでの企業の資産価値の把握を可能とする。なお、価値管理装置50は管理制御部300と通信可能に接続されている。
図4には価値管理装置50を含む製造会社20の価値管理システムの概略構成が示されている。価値管理装置50は、振り分け配送経路400に設けられるリーダ/ライタ40とは別個に製造会社20側に設けられるリーダ/ライタ40A、40Bと通信可能に接続されており、演算処理装置(CPU)、主メモリ(RAM)、読出し専用メモリ(ROM)、入出力装置(I/O)、必要な場合にはハードディスク装置等の外部記憶装置を具備している装置であって、例えばコンピュータ、ワークステーションなどの情報処理装置である。前記ROM、若しくはハードディスク装置などに情報処理装置を価値管理装置50として機能させるためのプログラム、又は価値管理方法をコンピュータに実行させるためのプログラムが記憶されており、このプログラムを主メモリ上に載せ、CPUがこれを実行することにより価値管理装置50が実現され、若しくは価値管理方法が実行される。また、上記プログラムは必ずしも情報処理装置内の記憶装置に記憶されていなくともよく、外部の装置(例えば、ASP(アプリケーション・サービス・プロバイダのサーバなど))から提供され、これを主メモリに載せる構成であってもよい。
リーダ/ライタ40(搬出検出側のリーダ/ライタと、搬入検出側のリーダ/ライタを区別するため、それぞれリーダ/ライタ40A、40Bとするが、両リーダ/ライタは装置としては同じ構成/機能を有する装置である)は、ICタグ201から無線によりICタグ201に記憶されている情報を読み取り、読み取った情報を価値管理装置50に渡す機能を有する。
図4に示す例においては、ユニットである遊技機10は、3つのパーツ、すなわちユニットA(例えば、液晶ディスプレイ装置)、ユニットB(例えば、リールユニット)、ユニットC(例えば、リール駆動モータ)などを含んだ装置である。繰り返し述べるが、本実施形態における「ユニット」とは、本価値管理システムにおいて価値管理の対象となる、装置、部品、構成要素などである。なお、前述したように、ユニットには、別のユニットを含んでいてもよい。なお、どのような部品を本発明におけるユニットとして扱うかは、どのような部品の価値管理を行うかに従って決定される。どのようにユニットを定めるかは、価値管理システムの使用者の決定に従って自由に定めることが可能であって、装置の物理的構成などに制限されることはない。
さて、遊技機10及び各パーツ10a,10b,10cには前述したようにICタグ201が付されている。すなわち、遊技機10にICタグ201が付されていると共に、各パーツ(ユニットA、B、C)にもそれぞれICタグ201が付されている。各ICタグ201にはそれぞれのICタグを一意に特定できる情報である識別情報が、リーダ/ライタ40により読み取り可能に記憶されている(これについては既に説明した)。
遊技機10が製造会社20の資産でなくなる状況、例えば、倉庫から搬出されて遊技場30に輸送されるとき、倉庫の搬出口ゲートなどに設けたリーダ/ライタ40Aによりこの遊技機10及びこの遊技機10内のユニットA、B、Cに付された各ICタグ201を読み取る。価値管理装置50は、読み取ったICタグの識別情報に基づいて、遊技機10及びこの遊技機10内のユニットA、B、Cは製造会社20の資産でなくなったと判定し、この判定に基づいて資産価値の処理を行う。
一方、遊技機10が製造会社20の資産となる状況、例えば、遊技場30から倉庫に搬入する際、倉庫の搬入口ゲートなどに設けたリーダ/ライタ40Bによりこの遊技機10及びこの遊技機10内のユニットA、B、Cに付された各ICタグ201を読み取る。価値管理装置50は、読み取ったICタグ201の識別情報に基づいて、遊技機10及びこの遊技機10内のユニットA、B、Cは製造会社20の資産になったと判定し、この判定に基づいて資産価値の処理を行う。
また、価値管理装置50は、各ユニットの資産価値について減価償却額を反映させる処理である減価償却反映処理を行い、残存価値をリアルタイムで把握する機能を有している。
図5は、価値管理装置50の一例を示す機能ブロック図である。価値管理装置50は、リーダ/ライタ40A、40Bからの識別情報に応じて、遊技機10及び/又はこの遊技機10内のユニットA,B,Cが製造会社20の資産からはずれたのか、あるいは資産に加わったのかを判定する判定部301と、遊技機10及びこの遊技機10内のユニットA,B,Cの残存価値、資産価値を算出する算出手段としての価値算出部302と、価値算出部302により算出された遊技機10及び/又はこの遊技機10内のユニットA,B,Cの残存価値、資産価値を記憶する記憶部303とを有する。また、価値算出部302は、遊技機1台ごとにその遊技機中の全パーツ(例えばユニットA,B,C)の残存価値を集計して、その遊技機10の価値(個別遊技機価値と呼ぶ)を算出する。算出された各遊技機10の価値は、記憶部303によって記憶され、製造原価計算などに利用される。
記憶部303に記憶された残存価値、資産価値、及び個別遊技機価値は、価値管理装置50に接続された管理制御部300によって利用可能である。管理制御部300は、バランスシート(B/S)、損益計算書、などの書類作成に、記憶部303に記憶された残存価値、資産価値を利用することにより、より正確な財務状況をこれら書類に反映させることが可能となる。また、管理制御部300は、記憶部303に記憶された個別遊技機価値を利用して、遊技機の製造原価計算を行うことができる。
図6は、第2の実施形態に係るユニット振り分け配送管理システムS’の概要を示した図である。このユニット振り分け配送管理システムS’は製造会社20内に構築されて製造・組み立てに供するものであり、複数の各ユニット10,10a,10b,10cを、ユニット格納部500から所定の処理領域(例えば部品組み立てステーション)501〜504へと振り分け配送するための振り分け配送経路400を形成する自動式搬送コンベア190(移送手段)と、振り分け配送経路400内の所定位置に設けられ、この所定位置を通過する各ユニット10,10a,10b,10cの無線ICタグ201に記憶された情報を読み取る情報読み取り手段としてのリーダ/ライタ40と、各ユニット10,10a,10b,10cの振り分け配送を管理する管理手段を構成する管理制御部300とを備えている。なお、管理制御部300と各リーダ/ライタ40とは例えば無線で情報をやりとりできるようになっている。また、前述したように、管理制御部300は価値管理装置50と通信可能に接続されている。なお、管理制御部300および価値管理装置50の構成、並びに、ICタグ201等のシステムを構成する他の構成要素の構造及び作用は第1の実施形態と同じである。
次に、第1および第2の実施形態に係るユニット振り分け配送管理システムS,S’における価値管理装置50の動作例について説明する。
[新遊技機完成時]
まず、新品のあるユニットが組み込まれた新しい遊技機10が出荷待ちになって、製造会社20の倉庫に保管されているとき、価値管理装置201は図7に示すような、価値管理テーブル400を記憶している。
価値管理テーブル400は、記憶部303に記憶されるデータであって、各ユニットに付されたICタグ201が記憶格納する識別情報と、そのICタグ201が付されたユニットの残存価値、資産価値を記憶する。
価値管理テーブル400は、ユニットごとに一つのレコード401を有しており、各レコード401は、部品IDフィールド402、種別IDフィールド403、搬入年月日フィールド404、搬出年月日フィールド405、ステイタスフィールド406、取得年月日フィールド407、取得原価フィールド408、減価償却累計額フィールド409、残存価額フィールド410、資産価値フィールド411を有している。
部品IDフィールド402は、ICタグ201が付されたユニットを一意に特定する情報である部品IDを格納するフィールドである。なお、ICタグ201は、部品IDそのものを格納していてもよいし、ICタグ201の識別情報と部品IDとを一対一の関係となるように定めた、識別情報を格納していてもよい。
種別IDフィールド403は、そのレコード401のユニットの種類を特定する情報である種別IDを格納するフィールドである。例えば、2つのリールユニットがあるものとすると、これら2つのリールユニットにはそれぞれ別の部品IDが設定されるが、ユニットの種類としては同一なので、種別IDは同一となる。
搬入年月日フィールド404は、そのレコード401に対応するユニットが製造会社20に搬入されるなどして、製造会社の資産となった年月日を格納するフィールドである。
搬出年月日フィールド405は、そのレコード401に対応するユニットが製造会社20から搬出されるなどして、製造会社20の資産からはずれた年月日を格納するフィールドである。
ステイタスフィールド406は、そのレコード401に対応するユニットが製造会社20の資産になっているのか否かを示すステイタス情報を格納するフィールドである。このステイタス情報は、搬入年月日フィールド404、及び搬出年月日フィールド405の情報を比較することにより、判定部301が決定する。
取得年月日フィールド407は、そのユニットを新規に取得した年月日(例えば、そのユニットを新規に購入した年月日で、リサイクルで取得した日時ではない)を格納する。
取得原価フィールド408は、そのユニットの償却の基礎となる価格である取得価格(例えば、当該ユニットの購入価格)を格納する。
減価償却累計額フィールド409は、取得年月日から現在までに発生した減価償却額の累計を格納する。
残存価額フィールド410は、現時点でのそのユニットの資産としての価額、すなわち取得原価から減価償却累計額を差し引いた価額を格納する。
資産価値フィールド411は、資産価額にそのユニットが製造会社20の資産であるか否かを反映した情報を格納する。この例では、資産であると判定されている場合には、残存価額フィールド410に格納された価額と同額の価額が格納され、資産でない(なくなった)と判定されている場合には、0円が格納される。
図7に示す例では、新規のユニットであってある遊技機10に組み込まれている状態のユニットについて、レコード410を有する価値管理テーブル400を示している。このユニットは、製造会社20が「2004/1/1」(2004年1月1日)に購入したものである。部品IDフィールド402には、このユニットを一意に特定する部品ID「123456」が格納され、種別IDフィールド403には、このユニットの種別(例えば、リールユニット)を特定する情報である種別ID「10000」が格納されている。搬入年月日フィールド404には、このユニットが製造会社20に搬入された年月日(部品として購入した年月日)「2004/1/1」が格納される。搬出年月日フィールド405には、このユニットは製造会社から搬出されたことはないため、空白である。ステイタスフィールド406には、このユニットが製造会社20の資産であることを表す「在庫」というステイタス情報が格納されている。取得年月日フィールド407には、このユニットの取得年月日である「2004/1/1」が格納されている。取得原価フィールド408には、このユニットの取得原価(購入価格)である「¥50,000」が格納されている。減価償却累計額フィールド409には、まだ減価償却が発生していないため「¥0」が格納されている。資産価額フィールド410には、取得原価「¥50,000」から減価償却累計額「¥0」を差し引いた「¥50,000」が格納されている。資産価値フィールド411には、このユニットが製造会社20の資産であるため、資産価額フィールドと同額の「¥50,000」が格納されている。
なお、このレコードに格納されている各データは、初期データであって価値管理装置50が自動的に入力するものではなく、購買データなどに基づいてデータのトランスファーにより生成したり、あるいはオペレータが購入時の書類などに基づいて入力して生成することが一般的である。
記憶部303には、上記価値管理テーブル400の他に、減価償却累計額を決定するための減価償却額テーブルを有している。図8に減価償却額テーブルの例を示す。減価償却額テーブル500は、各種別IDごとに一つのレコード501を有しており、各レコード501は、種別IDフィールド502、耐用年数フィールド503、一年目減価償却費フィールド504、二年目減価償却費フィールド505、三年目減価償却費フィールド506、…を有している。なお、減価償却費フィールドの数は耐用年数に応じて定まる。例えば、耐用年数が5年であれば、一年目減価償却費フィールド504から五年目減価償却費フィールドをそのレコード501は有することとなる。なお、図8に示す例では、定額法による減価償却に対応した内容になっているが、定率法に対応した減価償却額テーブルを用いても本実施の形態は成立することは言うまでもない。
種別IDフィールド502は、価値管理テーブル400の種別IDフィールド403と共通の種別IDを用いる。価値算出部302は、価値管理テーブル400の減価償却累計額フィールド409に減価償却額の累計を格納させる際に、種別IDフィールド403の種別IDをキーにして減価償却額テーブル500の中から、同一の種別IDを有するレコード501を検索し、そのレコード501の耐用年数フィールド503、一年目減価償却費フィールド504、二年目減価償却費フィールド505、三年目減価償却費フィールド506、…を参照して、減価償却額の累計を算出し、算出した累計を価値管理テーブル400の減価償却累計額フィールド409に格納させる。
[新遊技機搬出時]
次に、上記のユニットA,B,Cを有する遊技機10が遊技場30に販売され、製造会社20から搬出されたときの、価値管理装置50の動作を説明する。
搬出を検出するリーダ/ライタ40Aが設けられた場所を、上記ユニットA,B,Cを有する遊技機10が通過したものとする。搬出を検出するリーダ/ライタ40Aは、価値管理装置50に読み取ったICタグからの識別情報を送る。価値管理装置50は、搬出を検出するリーダ/ライタ40Aから受け取った識別情報に基づいて価値管理テーブル400の更新を行う。
一台の遊技機10には複数のユニットA,B,Cがあり、すなわち複数のICタグ201が搬出を検出するリーダ/ライタ40Aによって読み取られる。価値管理装置50は、各ICタグについて価値管理テーブル400のレコード401の更新を行う。すなわち、価値管理装置50は、各ICタグ201から読み取った識別情報ごとに、価値管理テーブル400の対応するレコード401を特定する。
図9は、図7の価値管理テーブル400のレコード401に対応するユニットを組み込んだ遊技機10が搬出された際に、価値管理装置50によって更新された価値管理テーブル400の例を示している。
図9に示す例において、価値管理装置50、より詳しくは判定部301は、リーダ/ライタ40Aから受け取った識別情報に基づいてレコード401を特定し、この特定したレコード401の搬出年月日フィールド405の情報を、価値管理装置50のタイマ、あるいはカレンダに基づいて現在年月日に更新する。この例では、搬出が行われた年月日を2004年3月1日(2004/3/1)とする。搬入年月日フィールド404の更新は行わない。
また、価値管理装置50、より詳しくは判定部301は、搬入年月日フィールド404、搬出年月日フィールド405を比較して比較結果に基づいてステイタスフィールド406の情報を更新する。この例では、出年月日フィールド405に格納されている年月日が搬入年月日フィールド404に格納されている年月日より新しいので、価値管理装置50、より詳しくは判定部30は、ステイタスフィールド406に「売却」という情報を格納する。
また、価値管理装置50、より詳しくは価値算出部302は、減価償却累計額フィールド409の更新を行う。価値管理装置50、より詳しくは価値算出部302は価値管理装置50のタイマ、あるいはカレンダから取得した現在年月日と、取得年月日フィールド407に格納された取得年月日を比較して、現時点での減価償却累計額を算出し、減価償却累計額フィールド409に格納する。具体的には、価値管理装置50、より詳しくは価値算出部302は、種別IDフィールド403に格納された種別IDをキーにして、前述した減価償却額テーブル500(図8参照)から減価償却累計額を取得する。例えば、取得年月日より現在年月日が一年以上二年未満である場合、価値管理装置50、より詳しくは価値算出部302は、対応する種別IDを有するレコード501の一年目減価償却費フィールド504に格納された値を取得し、減価償却累計額フィールド409に格納する。また、取得年月日より現在年月日が二年以上三年未満である場合、価値管理装置50、より詳しくは価値算出部302は、対応する種別IDを有するレコード501の一年目減価償却費フィールド504、二年目減価償却費フィールド505に格納された値を取得しこれらの値を合計して、減価償却累計額フィールド409に格納する。
また、さらに、価値管理装置50、より詳しくは価値算出部302は、残存価額フィールド410を更新する。すなわち、価値管理装置50、より詳しくは価値算出部302は、取得原価フィールド408に格納された価値から減価償却累計額フィールド409に格納された価値を差し引いた価額を算出し、これを残存価額フィールド410に格納する。
また、さらに、価値管理装置50、より詳しくは価値算出部302は、資産価値フィールド411を更新する。すなわち、価値管理装置50、より詳しくは価値算出部302は、ステイタスフィールド406の情報を参照して、資産であるか否かを反映した価額を資産価値フィールド411に格納する。この例では、ステイタスフィールド406には、資産でなくなったことを示す「売却」という情報が格納されているので、価値管理装置50、より詳しくは価値算出部302は、0円を格納する。
価値管理装置50は、上記のようなレコード401の更新を、リーダ/ライタ40Aが検出したICタグ201すべて、すなわちICタグの付されたユニットすべてについて行う。
[使用済み遊技機搬入時]
次に、上記のユニットA,B,Cを有する遊技機10が遊技場30から製造会社20に回収され、製造会社20に搬入された場合の、価値管理装置50の動作を説明する。
搬入を検出するリーダ/ライタ40Bが設けられた場所を、上記ユニットA,B,C(図8、9で扱ったユニットA,B,C)を有する遊技機10が通過したものとする。搬入を検出するリーダ/ライタ40Bは、価値管理装置50に読み取ったICタグからの識別情報を送る。価値管理装置50は、搬出を検出するリーダ/ライタ40Bから受け取った識別情報に基づいて価値管理テーブル400の更新を行う。
搬出の説明と同様であるが、一台の遊技機10には複数のユニットA,B,Cがある。すなわち遊技機10に含まれる複数のICタグ201すべてが搬入を検出するリーダ/ライタ40Bによって読み取られる。価値管理装置50は、各ICタグ201について価値管理テーブル400のレコード401の更新を行う。すなわち、価値管理装置50は、各ICタグ201から読み取った識別情報ごとに、価値管理テーブル400の対応するレコード401を特定する。
図10は、図7、9の価値管理テーブル400のレコード401に対応するユニットA,B,Cを組み込んだ遊技機10が使用後に搬入されることによって、価値管理装置50に更新された価値管理テーブル400の例を示している。
図10に示す例において、価値管理装置50、より詳しくは判定部301は、リーダ/ライタ40Bから受け取った識別情報に基づいてレコード401を特定し、この特定したレコード401の搬入年月日フィールド404の情報を、価値管理装置50のタイマ、あるいはカレンダに基づいて現在年月日に更新する。この例では、搬入が行われた年月日を2005年2月1日(2005/2/1)とする。一方、搬出年月日フィールド405の更新は行わない。
また、価値管理装置50、より詳しくは判定部301は、搬入年月日フィールド404、搬出年月日フィールド405を比較して比較結果に基づいてステイタスフィールド406の情報を更新する。この例では、搬出年月日フィールド405に格納されている年月日が搬入年月日フィールド404に格納されている年月日より古いので、価値管理装置50より詳しくは判定部30は、ステイタスフィールド406に「回収」という情報を格納する。
また、価値管理装置50、より詳しくは価値算出部302は、減価償却累計額フィールド409の更新を行う。価値管理装置50、より詳しくは価値算出部302は価値管理装置50のタイマ、あるいはカレンダから取得した現在年月日と、取得年月日フィールド407に格納された取得年月日を比較して、現時点での減価償却累計額を算出し、減価償却累計額フィールド409に格納する。具体的には、価値管理装置50、より詳しくは価値算出部302は、種別IDフィールド403に格納された種別IDをキーにして、前述した減価償却額テーブル500から減価償却累計額を取得する。図10の例では、取得年月日より現在年月日が一年以上二年未満であるため、価値管理装置50、より詳しくは価値算出部302は、対応する種別IDを有するレコード501の一年目減価償却費フィールド504に格納された値を取得し、減価償却累計額フィールド409に格納する。図10の例では、図8に示す減価償却額テーブル500の一年目減価償却費フィールド504に格納されている値「¥10,000」が減価償却累計額フィールド409に格納されることになる。
また、さらに、価値管理装置50、より詳しくは価値算出部302は、残存価額フィールド410を更新する。すなわち、価値管理装置50、より詳しくは価値算出部302は、取得原価フィールド408に格納された価値から減価償却累計額フィールド409に格納された価値を差し引いた価額を算出し、これを残存価額フィールド410に格納する。図10の例では、取得価額「¥50,000」から減価償却累計額「¥10,000」を差し引いた額「¥40,000」が残存価額フィールド410に格納されることになる。
また、さらに、価値管理装置50、より詳しくは価値算出部302は、資産価値フィールド411を更新する。すなわち、価値管理装置50、より詳しくは価値算出部302は、ステイタスフィールド406の情報を参照して、資産であるか否かを反映した価額を資産価値フィールド411に格納する。この例では、ステイタスフィールド406には、資産になったことを示す「回収」という情報が格納されているので、価値管理装置50、より詳しくは価値算出部302は、残存価額フィールド410に格納された「¥40,000円」を格納する。
価値管理装置50は、上記のようなレコード401の更新を、リーダ/ライタ40Bが検出したICタグ201すべて、すなわちICタグの付されたユニットすべてについて行う。
このように、価値管理装置50が価値管理テーブル400の更新を行うことにより、回収した遊技機10のユニットA,B,Cを、新たな遊技機10を製造するための部品として会社の資産として把握できるようにすると共に、その資産価値について減価償却費を反映させることができる。
[再生遊技機搬出時]
次に、上記の使用済みユニットA,B,Cを組み込んだ新たな遊技機10(再生遊技機と呼ぶ)が遊技場30に販売され、製造会社20から搬出されたときの、価値管理装置50の動作を説明する。
搬出を検出するリーダ/ライタ40Aが設けられた場所を、上記ユニットA,B,Cを有する再生遊技機10が通過したものとする。搬出を検出するリーダ/ライタ40Aは、価値管理装置50に読み取ったICタグからの識別情報を送る。価値管理装置50は、搬出を検出するリーダ/ライタ40Aから受け取った識別情報に基づいて価値管理テーブル400の更新を行う。
一台の再生遊技機10には複数のユニットA,B,Cがあり、すなわち複数のICタグ201が搬出を検出するリーダ/ライタ40Aによって読み取られる。価値管理装置50は、各ICタグについて価値管理テーブル400のレコード401の更新を行う。すなわち、価値管理装置50は、各ICタグ201から読み取った識別情報ごとに、価値管理テーブル400の対応するレコード401を特定する。
図11は、図7、9、10の価値管理テーブル400のレコード401に対応するユニットA,B,Cを組み込んだ再生遊技機10が搬出された際に、価値管理装置50によって更新された価値管理テーブル400の例を示している。
図11に示す例において、価値管理装置50、より詳しくは判定部301は、リーダ/ライタ40Aから受け取った識別情報に基づいてレコード401を特定し、この特定したレコード401の搬出年月日フィールド405の情報を、価値管理装置50のタイマ、あるいはカレンダに基づいて現在年月日に更新する。この例では、搬出が行われた年月日を2006年7月1日(2006/7/1)とする。搬入年月日フィールド404の更新は行わない。
また、価値管理装置50、より詳しくは判定部301は、搬入年月日フィールド404、搬出年月日フィールド405を比較して比較結果に基づいてステイタスフィールド406の情報を更新する。この例では、搬出年月日フィールド405に格納されている年月日が搬入年月日フィールド404に格納されている年月日より新しいので、価値管理装置50、より詳しくは判定部30は、ステイタスフィールド406に「売却」という情報を格納する。
また、価値管理装置50、より詳しくは価値算出部302は、減価償却累計額フィールド409の更新を行う。価値管理装置50、より詳しくは価値算出部302は価値管理装置50のタイマ、あるいはカレンダから取得した現在年月日と、取得年月日フィールド407に格納された取得年月日を比較して、現時点での減価償却累計額を算出し、減価償却累計額フィールド409に格納する。具体的には、価値管理装置50、より詳しくは価値算出部302は、種別IDフィールド403に格納された種別IDをキーにして、前述した減価償却額テーブル500から減価償却累計額を取得する。図11に示す例では、取得年月日より現在年月日が二年以上三年未満であるため、価値管理装置50、より詳しくは価値算出部302は、対応する種別IDを有するレコード501の一年目減価償却費フィールド504、二年目減価償却費フィールド505に格納された値を取得しこれらの値を合計して、減価償却累計額フィールド409に格納する。具体的には、図11の例では、図8に示す減価償却額テーブル500の一年目減価償却費フィールド504に格納されている値「¥10,000」及び二年目減価償却費フィールド505に格納されている値「¥10,000」の合計額「¥20,000」が減価償却累計額フィールド409に格納されることになる。
また、さらに、価値管理装置50、より詳しくは価値算出部302は、残存価額フィールド410を更新する。すなわち、価値管理装置50、より詳しくは価値算出部302は、取得原価フィールド408に格納された価値から減価償却累計額フィールド409に格納された価値を差し引いた価額を算出し、これを残存価額フィールド410に格納する。図11に示す例では、取得価格「¥50,000」より減価償却累計額「¥20,000」を差し引いた「¥30,000」が残存価額フィールド410に格納される。
また、さらに、価値管理装置50、より詳しくは価値算出部302は、資産価値フィールド411を更新する。すなわち、価値管理装置50、より詳しくは価値算出部302は、ステイタスフィールド406の情報を参照して、資産であるか否かを反映した価額を資産価値フィールド411に格納する。この例では、ステイタスフィールド406には、資産でなくなったことを示す「売却」という情報が格納されているので、価値管理装置50、より詳しくは価値算出部302は、0円を格納する。
価値管理装置50は、上記のようなレコード401の更新を、リーダ/ライタ40Aが検出したICタグ201すべて、すなわちICタグの付されたユニットすべてについて行う。
[使用済み再生遊技機搬入時]
次に、遊技場30に送られた再生遊技機10が遊技場30から製造会社20に回収され、製造会社20に搬入された場合の、価値管理装置50の動作を説明する。
搬入を検出するリーダ/ライタ40Bが設けられた場所を、上記ユニットA,B,C(図8、9で扱ったユニットA,B,C)を有する使用済み再生遊技機10が通過したものとする。搬入を検出するリーダ/ライタ40Bは、価値管理装置50に読み取ったICタグからの識別情報を送る。価値管理装置50は、搬出を検出するリーダ/ライタ40Bから受け取った識別情報に基づいて価値管理テーブル400の更新を行う。
一台の使用済み再生遊技機10には複数のユニットA,B,Cがある。すなわち遊技機10に含まれる複数のICタグ201すべてが搬入を検出するリーダ/ライタ40Bによって読み取られる。価値管理装置50は、各ICタグ201について価値管理テーブル400のレコード401の更新を行う。すなわち、価値管理装置50は、各ICタグ201から読み取った識別情報ごとに、価値管理テーブル400の対応するレコード401を特定する。
図12は、図7、9、10、11の価値管理テーブル400のレコード401に対応するユニットA,B,Cを組み込まれた遊技機10が使用後に搬入されることによって、価値管理装置50に更新された価値管理テーブル400の例を示している。
図12に示す例において、価値管理装置50、より詳しくは判定部301は、リーダ/ライタ40Bから受け取った識別情報に基づいてレコード401を特定し、この特定したレコード401の搬入年月日フィールド404の情報を、価値管理装置50のタイマ、あるいはカレンダに基づいて現在年月日に更新する。この例では、使用済み再生遊技機10の搬入が行われた年月日を2007年5月1日(2007/5/1)とする。一方、搬出年月日フィールド404の更新は行わない。
また、価値管理装置50、より詳しくは判定部301は、搬入年月日フィールド404、搬出年月日フィールド405を比較して比較結果に基づいてステイタスフィールド406の情報を更新する。この例では、搬出年月日フィールド405に格納されている年月日が搬入年月日フィールド404に格納されている年月日より古いので、価値管理装置50より詳しくは判定部30は、ステイタスフィールド406に「回収」という情報を格納する。
また、価値管理装置50、より詳しくは価値算出部302は、減価償却累計額フィールド409の更新を行う。価値管理装置50、より詳しくは価値算出部302は価値管理装置50のタイマ、あるいはカレンダから取得した現在年月日と、取得年月日フィールド407に格納された取得年月日を比較して、現時点での減価償却累計額を算出し、減価償却累計額フィールド409に格納する。具体的には、価値管理装置50、より詳しくは価値算出部302は、種別IDフィールド403に格納された種別IDをキーにして、前述した減価償却額テーブル500から減価償却累計額を取得する。図12の例では、取得年月日より現在年月日が三年以上四年未満であるため、価値管理装置50、より詳しくは価値算出部302は、対応する種別IDを有するレコード501の一年目減価償却費フィールド504、二年目減価償却費フィールド505、三年目減価償却費フィールド506のそれぞれに格納された値を取得し、減価償却累計額フィールド409に格納する。図12の例では、図8に示す減価償却額テーブル500の一年目減価償却費フィールド504に格納されている値「¥10,000」、二年目減価償却費フィールド505に格納されている値「¥10,000」、及び三年目減価償却費フィールド506に格納されている値「¥10,000」の合計額である「¥30,000」が減価償却累計額フィールド409に格納されることになる。
また、さらに、価値管理装置50、より詳しくは価値算出部302は、残存価額フィールド410を更新する。すなわち、価値管理装置50、より詳しくは価値算出部302は、取得原価フィールド408に格納された価値から減価償却累計額フィールド409に格納された価値を差し引いた価額を算出し、これを残存価額フィールド410に格納する。図12の例では、取得価額「¥50,000」から減価償却累計額「¥30,000」を差し引いた額「¥20,000」が残存価額フィールド410に格納されることになる。
また、さらに、価値管理装置50、より詳しくは価値算出部302は、資産価値フィールド411を更新する。すなわち、価値管理装置50、より詳しくは価値算出部302は、ステイタスフィールド406の情報を参照して、資産であるか否かを反映した価額を資産価値フィールド411に格納する。この例では、ステイタスフィールド406には、資産になったことを示す「回収」という情報が格納されているので、価値管理装置50、より詳しくは価値算出部302は、残存価額フィールド410に格納された「¥20,000円」を格納する。
これにより、このレコード401に対応するユニットであって、減価償却が反映された資産価値として「¥20,000」を有するユニットが製造会社20の資産となっていることが把握できる。
価値管理装置50は、上記のようなレコード401の更新を、リーダ/ライタ40Bが検出したICタグ201すべて、すなわちICタグの付されたユニットすべてについて行う。従って、本実施の形態にかかる価値管理システム200、価値管理装置50によれば、搬入された使用済み再生遊技機10が有するユニットA,B,C(ICタグが付されているユニットA,B,Cに限る)のすべてについて、リアルタイムで減価償却が反映された資産価値を把握することが可能となる。
このように、価値管理装置50が価値管理テーブル400の更新を行うことにより、回収した遊技機10のユニットA,B,Cを、新たな遊技機10を製造するための部品として会社の資産として把握できるようにすると共に、その資産価値について反映した減価償却費を反映させることができる。
[遊技機の資産価値の管理]
上記価値管理装置50は、遊技機10それぞれの資産価値を管理することも可能である。例えば、すべて新品のユニットA,B,Cで構成されている遊技機と、使用済みのリサイクルしたユニットA,B,Cを用いた遊技機10の資産価値は、使用済みユニットの減価償却分を考慮すれば、異なった扱いとすべきである。価値管理装置50は、上記価値管理テーブル400を用いて、遊技機10それぞれの資産価値を管理する。
図13は、価値管理装置50が遊技機10それぞれの資産価値を管理するために生成する、遊技機構成部品テーブルの例である。遊技機構成部品テーブル1000は、遊技機10を一意に特定する情報であるシリアルナンバーと、その遊技機10に含まれるユニットA,B,Cとを対応づけて記憶するためのテーブルである。図13に示す例では、遊技機構成部品テーブル1000は、遊技機10ごとに一つのレコード1001を有している。各レコード1001は、シリアルナンバーフィールド1002と、部品IDフィールド1003、1004、1005、…を有している。シリアルナンバーフィールド1002は、遊技機10に付されたICタグ201が格納する識別情報、又はこれに対応する情報、例えば、遊技機のシリアルナンバー、あるいは遊技機IDナンバーが格納される。部品IDフィールド1003、1004、1005、…は、その遊技機10を構成するユニットA,B,Cの部品IDを格納するフィールドである。通常、遊技機10が有するユニットA,B,Cの個数分の部品IDフィールド1003、1004、1005、…が設けられることになる。遊技機構成部品テーブル1000で用いる部品IDと、価値管理テーブル400の部品IDフィールド402で用いる部品IDは共通である。
一台ずつ遊技機10をリーダ/ライタ40B(40Aでもその他のリーダ/ライタでもよい)により読み取りさせると、遊技機10に付されたICタグ201の読み取りと同時に、その遊技機10を構成するユニットA,B,Cに付されたICタグ201の読み取りも行われる。そこで、これら同時に読み取りできたICタグの識別情報を互いに関連づけて一つのレコード1001に格納することにより、価値管理装置50は、遊技機構成部品テーブル1000を生成する。
さらに、価値管理装置50は、遊技機構成部品テーブル1000に基づいて、各遊技機10の資産価値を把握するための遊技機価値テーブル1100を生成する。図14は、遊技機価値テーブル1100の一例を示す図である。図14に示す例では、遊技機価値テーブル1100は、遊技機10ごとに一つのレコード1101を有している。各レコード1101は、シリアルナンバーフィールド1102と、部品残存価額フィールド1103、1104、1105、…を有している。
シリアルナンバーフィールド1102は、遊技機10に付されたICタグ201が格納する識別情報、又はこれに対応する情報、例えば、遊技機のシリアルナンバー、あるいは遊技機IDナンバーが格納される。遊技機構成部品テーブル1000のシリアルナンバーフィールド1002と遊技機価値テーブル1100のシリアルナンバーフィールド1102とにおいては、共通の識別情報を使用する。
価値管理装置50は、シリアルナンバーフィールド1102が有する識別情報と同一の識別情報を格納したシリアルナンバーフィールド1002を有するレコード1001を遊技機構成部品テーブル1000から抽出し、抽出したレコード1001の各部品IDフィールドから部品IDを取得する。次に、価値管理装置50は、取得した部品IDに対応する部品IDを有するレコード401を価値管理テーブル400から抽出し、抽出したレコード401の残存価額フィールド410から残存価額を取得し、部品残存価額フィールド1103、1104、1105、…に格納する。この処理により価値管理装置50は、遊技機価値テーブル1100を生成する。
各レコード1101の部品残存価額フィールド1103、1104、1105、…の残存価額を合計することにより、シリアルナンバーフィールド1102の識別情報によって特定される遊技機10の価値が、減価償却を反映させた価値として把握することができる。
かかる遊技機価値テーブル1100を生成する価値管理装置50によれば、従来不可能であった、リサイクル/リユースによって発生する減価償却を製品個々に反映させて、管理することが可能になる。
以上説明したように、前述した実施形態に係るユニット振り分け配送管理システムS,S’によれば、情報保持手段としての無線ICタグ201と情報読み取り手段としてのリーダ/ライタ40,40A,40Bと管理手段としての管理制御部300とが各ユニット10,10a,10b,10cの経時的な状態について協働して情報をやりとりする自動化システムを実現することが可能になるため、各ユニット10,10a,10b,10cの経時的な状態をリアルタイムに且つ自動的に管理でき、物流システム、工場システム、経理(財務)システムとの連携により効率的にユニットを有効利用することができる。また、振り分け配送管理をリアルタイム且つ自動化させることができるため、効率化を図りつつ人為的ミスを無くすことができる。特に、リサイクル/リユースを活かした生産(第1の実施形態)においては、店舗としての遊技場30から回収される遊技機10の種類や内容を回収する段階で無線ICタグ201を読み取ることで無駄の無い受発注が可能になる。
本発明の第1の実施形態に係るユニット振り分け配送管理システムの概要を示した図である。 無線ICタグの概略構成を示すブロック図である。 管理制御部の概略構成を示すブロック図である。 係るユニット振り分け配送管理システムの価値管理システムの構成例を示すブロック図である。 ユニット振り分け配送管理システムの価値管理装置の機能ブロック図である。 本発明の第2の実施形態に係るユニット振り分け配送管理システムの概要を示した図である。 上記実施形態に係る価値管理装置が有する価値管理テーブルの例を示す図である。 上記実施形態に係る価値管理装置が有する減価償却額テーブルの例を示す図である。 上記実施形態に係る価値管理装置によって更新された価値管理テーブルの例を示す図である。 上記実施形態に係る価値管理装置によって更新された価値管理テーブルの例を示す図である。 上記実施形態に係る価値管理装置によって更新された価値管理テーブルの例を示す図である。 上記実施形態に係る価値管理装置によって更新された価値管理テーブルの例を示す図である。 上記実施形態に係る価値管理装置で生成される遊技機構成部品テーブルの例を示す図である。 上記実施形態に係る価値管理装置で生成される遊技機価値テーブルの例を示す図である。
符号の説明
40,40A,40B リーダ/ライタ(情報読み取り手段)
90 無線トラック(移送手段)
190 コンベア(移送手段)
201 無線ICタグ(情報保持手段)
210 メモリ(記憶部)
220 インタフェース(送信部)
300 管理制御部(管理手段)
312 振り分け情報生成部(振り分け情報生成手段)
400 振り分け搬送経路
S,S’ ユニット振り分け配送管理システム

Claims (6)

  1. 遊技機を構成する複数の各ユニットを、これらを処理する所定の処理領域へと振り分け配送するためのユニット振り分け配送管理システムであって、前記各ユニットが、各ユニット固有の識別情報および耐用年数に関する情報を含む所定の情報が記憶された記憶部と、前記記憶部に記憶された情報を送信するための送信部とを備える情報保持手段を有する、ユニット振り分け配送管理システムにおいて、
    各ユニットを振り分け配送するための経路内の所定位置に設けられ、この所定位置を通過する前記情報保持手段の前記記憶部に記憶された情報を前記送信部を介して読み取る少なくとも1つの情報読み取り手段と、
    前記各ユニットの振り分け配送を管理するとともに、少なくとも1つの前記処理領域からの情報と、前記情報読み取り手段により読み取られた情報とに基づいて、配送先となる処理領域を指定する配送先情報とその処理領域に配送されるユニットの数を指定する配送数情報とを含む振り分け情報を生成する振り分け情報生成手段を有する管理手段と、
    前記管理手段と通信可能に接続され、ユニットの資産価値を前記情報保持手段からの読み取り結果に基づいて算出する価値管理装置と、
    を備え、
    前記価値管理装置は、前記情報保持手段の記憶部に記憶された各ユニット固有の識別情報に応じてユニットが処理領域の資産から外れたのか或いは資産に加わったのかを判定する判定部と、ユニットの資産価値を算出する価値算出部と、該価値算出部により算出されたユニットの資産価値を記憶する記憶部とを有し、
    前記価値算出部は、遊技機1台ごとにその遊技機中の全てのユニットの残存価値を集計して、前記価値管理装置の前記記憶部に記憶されるべきその遊技機の価値である個別遊技機価値を算出し、
    前記管理手段は、前記価値管理装置の前記記憶部に記憶される個別遊技機価値を利用して、遊技機の製造原価計算を行なう、
    ことを特徴とするユニット振り分け配送管理システム。
  2. 前記振り分け情報には、前記各ユニットの交換箇所を指定する情報が含まれることを特徴とする請求項1に記載のユニット振り分け配送管理システム。
  3. ユニットの前記記憶部には、前記各ユニットの配送先を示す情報が記憶されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のユニット振り分け配送管理システム。
  4. ユニットの前記記憶部には、前記各ユニットの交換箇所を示す情報が記憶されていることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載のユニット振り分け配送管理システム。
  5. 前記管理手段は、前記各ユニット毎に減価償却に係わる数値を算出する算出手段を有していることを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれか1項に記載のユニット振り分け配送管理システム。
  6. 前記情報保持手段は、ICタグ、バーコード、および、二次元コードのうちのいずれかあることを特徴とする請求項1ないし請求項5のいずれか1項に記載のユニット振り分け配送管理システム。
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