JP5114407B2 - 窓固定の手段および方法 - Google Patents

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Description

本発明は、通気装置、固定及び/又はロック装置、及び/又は使用される方法に関し、これらは、例えば、枢動式に開放可能な窓または類似の閉鎖部材に使用されるがそれだけに限定されない。この固定/ロック装置および方法は、磁気固定力及び/又は磁気ロック力を有する種類のものであり、固定窓枠内で枢動可能な窓サッシのように、枢動式に開放可能な閉鎖部材を固定開口部枠内に固定及び/又はロックする。
枢動窓、ドア、またはその他の開口部閉鎖部材はよく知られており、特に建物の壁、天井、または屋根で広く使用されている。窓サッシまたはその他の開口部閉鎖部材の一端または両端に配置されるロック機構は、サッシが意図せずに開放してしまうのを防止するためによく使用される。
例えばEP1445403およびWO0196699に記載されるような、これまでの種々の事例において、窓、ドア、または車のドアなどのロックシステムは、多くの場合、凹部を有する受座と恊働する歯止め、または爪などの可動ロック部材と、ロック位置でロック部材と協働するスロットとを備える。侵入などを防ぐために、ロック部材は、ロック部材を受座に対してロックするための手段を特徴とすることが多く、突起またはくぼみでもよいその手段は、受座の一部と係合するように設計される。その他のロックアセンブリについても記載されているが、例えばWO03048487またはWO02053863では、回転可能または旋回可能なハンドルは、窓枠またはサッシのそれぞれの突起部と枢動式に係合して、窓を閉位置でロックするよう設計されている。
さらに別のロックアセンブリには、WO04063498などに記載されるものが含まれ、これは特に窓やドアなどをロックするためのロックアセンブリを伴い、基盤部材と、基盤部材に枢動式に連結された操作部材と、基盤部材に枢動式に連結されたリンク部材と、リンク部材および操作部材の双方に枢動式に連結された掛け金を備える。該操作部材には、操作部材に対向する第1の面を有する枢動可能な細長いハンドル棒が設けられる。また、DK特許第168406号も、上記の種類のロックアセンブリを開示している。また、さらなる枢動可能な細長いハンドル棒ロック作動装置は、EP0792991に開示されている。
しかしながら、これらまたは類似の従来のロック機構の設計は、人間工学及び/又は操作中の手動操作へのその他の作用、あるいは手動操作による望ましくない結果に関し、特に改良の余地がある。従来技術の設計は、特に枠とサッシまたはドアとの間の弾性的に圧縮可能な密封ガスケットを含む窓構造において、それぞれのロック機構を係合および固定するために、あるいは解放するためにさえ、手動で相当の力を加えることを必要とすることがしばしばある。このようなガスケットは、操作に大きな力を必要とすることがあり、及び/又は不快感を与えることがあるため、解放に際して操作者へしばしば好ましくない作用を与える。そのため、本発明の目的は、使用の際の人間工学および簡易性に関する機能性が向上したロックアセンブリを提供することにある。
ドアや窓で使用される通気装置は、棒で分離される第1の組の開口部を有する第1の板と、棒で分離される第2の組の開口部を有する並置された第2の板とで構築されることが多い。第1の板は、第1および第2の組の開口部の間の重複度を決定するように第2の板に対して摺動可能であり、一般的にその範囲は、重複のない位置から完全に重複する位置まで及び、通気装置を通る気流の量を調整するようにする。米国特許第5581945号は、この種類の通気装置を開示している。この種類の構造における実用的な制限により、棒に使用される表面面積が、開口部を覆う表面積と同じ大きさになる。完全な重複位置における開口部面積を通る最大流量は、両板の後ろの通気溝または通路の表面積の半分だけになる。結果として、この種類の通気装置は、用途によっては、必要とされる最大通気能力を提供することができる。板は、一般的にアルミニウムから作製され、この種類の通気装置にはほとんど断熱が必要ない。また、並置された両板間の気密が問題になる可能性がある。
EP1445403 WO0196699 WO03048487 WO02053863 WO04063498 DK特許第168406 EP0792991
このような背景から、本発明の目的は、特に閉鎖部材を開放して、次に閉鎖部材を閉位置で固定することを交互に行なう際の人間工学的な特徴が改良された、ドアまたは窓などの開放可能な閉鎖部材を提供することにある。これらの目的のうちの1つ以上は、請求項16の方法の請求項1のアセンブリに従って、磁気固定手段およびその操作方法で、窓またはその他の開口部閉鎖部材を提供することによって達成されうる。
このような固定手段によって、閉鎖および固定過程が容易になり、及び/又はその反対の開放過程が簡易化される。このような磁気手段は、磁気的に引き付けられる部分(高透磁性の部分または別の磁石)と恊働する磁石によって有用になってもよく、例えば固定窓枠内の枢動可能な窓サッシのように、開放可能な部分を固定枠に交互にしっかり保持および解放するようにする。
閉鎖部材には、圧縮性ガスケットが設けられる。磁気引力はガスケット反発力よりも大きいため、正の有効閉鎖力が生成され、使用者は、ガスケットを圧縮するために大きな力を加える必要がなくなる。
サッシまたはドア構造を枠構造に固定するための磁気固定手段の他に、サッシまたはドア構造を枠構造にロックするためのロック手段が含まれてもよい。
てこ機構は、有効閉鎖力に上回るように提供されてもよい。
本発明のさらなる目的は、高い貫流能力および良好な断熱能力を有する通気装置を提供することにある。本目的は、請求項359に従って窓またはドア枠と共に使用する通気装置を提供することによって達成される。該装置は、通気溝と、通気溝の内部に配置される通気溝閉鎖部材とを備え、該通気溝閉鎖部材は、閉位置と開位置との間の枢軸の周りを枢動するように該通気溝に枢動式に懸架され、該枢軸は、該通気溝の気流の方向に実質的に横方向に配置され、該通気溝閉鎖部材は、弓形の面を有する少なくとも1つの軸方向に延出する細長い翼を備え、該弓の半径は、該弓形の面と該枢軸との間の距離に等しい。このような装置は、最大流量能力、良好な気流制御、および断熱特徴を有する。
本発明に係る枢動窓および作動部材、及び/又は固定及び/又はロック装置、および通気装置のさらなる目的、特徴、利点、および特性は、詳細な説明によって明白となるだろう。
詳細な説明
本説明の以下の詳細部分において、図示される好適な実施形態を参照して本発明についてさらに詳しく説明する。
本発明は、通常、窓またはドア(車のドアも)などの開口部閉鎖部材のための固定装置または固定システムに関し、本発明の主要固定装置は、磁気固定装置または磁気固定アセンブリを含む。このような磁気アセンブリは、通常、永久磁石または固定具などの固定磁場要素と、まず該開口部の閉鎖位置で開口部閉鎖部材を係合して、保持または固定し、次に解放して、開口部に対する閉鎖部材の開放を交互に可能にするよう協働する永久磁石または固定具などの可動磁場要素とを備えてもよい。さらに、本発明は、開口部と窓またはドアなどの開口部閉鎖部材との組み合わせ全体に関し、この開口部は実質的に固定された枠により画定され、この開口部閉鎖部材は可動サッシなどの可動手段である。該組み合わせは、磁気固定装置または磁気固定システムをさらに備え、例えば、該開口部を開閉して、開口部に対する開口部閉鎖部材の固定および解放を交互に行なう。
図1〜4に示される一般化された実施形態では、開口部と開口部用の開放可能な閉鎖部材の組み合わせまたはアセンブリは、参照番号10で概して特定され、開口部は枠12により画定され、閉鎖部材または窓は、参照番号11で概して特定される。組み合わせ10は、本発明の好適な実施形態に係る図面に示されるように、上部部材5、下部部材6、および側部部材7と8を含む、実質的に不動または固定された主枠構造12を備える開放可能な窓アセンブリ11と、上部部材1、下部部材2、および側部部材3と4を含む開放可能なサッシ構造13とであってもよい。サッシ構造13は、窓ガラス15を担持し、共に、図示される実施形態の開放可能な閉鎖部材11を形成する。
サッシと枠の側部部材3、4、および7、8のそれぞれの間に、蝶着具またはヒンジ9を用いて、サッシ構造13は枠構造12に枢動式に軸止される。この回転軸は、図示されるように上部および下部部材と平行であってもよい。またサッシ構造13は、上吊または下吊されてもよく、あるいは枢着具9を用いて実質的にはそれらの中間(またはその他のいかなるに位置)に付設されてもよい。さらに、既知であるように、回転可能なサッシ13は、代替的に(または後述の図4のようにさらに代替的に)、上部または下部部材周囲の代替の取付具9に軸止されてもよく、あるいは代替的に(または交互に)側部部材の周囲及び/又はそれに平行する位置に軸止されてもよい。
閉位置において、サッシ13と閉鎖部材11は、窓枠12に実質的に平行に配向され、また窓枠12内に配置される。閉位置において、固定及び/又はロック機構(以下にさらに記載される代替)は、サッシ13を枠12と係合させて、サッシ13が枠12に対して固定及び/又はロックされて閉鎖されるようにする。窓枠とそれに対応するサッシに関する多数の好適な実施形態において、弾性で好ましくは環状のガスケット(図示せず)が、多くの場合、枠12とサッシ13との間に提供されることに留意されたい。ガスケットは、サッシが閉位置にある場合に圧縮されて、枠12とサッシ13との間に実質的な密封を提供する。
図3および4において、組み合わされた回転/枢動窓としての窓アセンブリ10の略側面図が示されるが、サッシ構造13および窓/閉鎖部材11は、通常の使用時に、上吊であるか、あるいは枠構造12に対して実質的に中央で枢動であるか、あるいは代替的にその両方であることができる。この両方の枢動位置は図4に破線で示されており、代替の中央型は図3に実線で示されている。いずれの場合も、窓/閉鎖部材11は、ハンドル部材(図4に示され、サッシ下部部材の内側のハンドル棒36で表される)を用いて、手動で開閉可能な枢動窓として機能しうる。ハンドル36は、上部または下部あるいはその他の部分に位置しうることに留意されたい。
大角度(例えば、約90度または180度程度)で、窓サッシを便利な開位置まで揺動させることを可能にするために、サッシ構造13は、サッシと枠の側部部材3、4および7、8のそれぞれの上部と下部の間の実質的に中央に位置することが多い、介在するヒンジ部材9に枢動式に連結されることができる。窓の通常使用時には、上吊または中央配置ヒンジのいずれかが使用されうることに留意されたい(代替として、下部配置のヒンジ、または上部および下部部材1、2と5、6それぞれに配置されるヒンジが可能)。実質的に中央で揺動可能な連結部の回転軸は、図3および4に示されるのと同様に、上部および下部部材のおよそ中間に位置し、窓をこのように枢動または揺動させる操作は、特に天窓に連結して頻繁に使用されることが多い。
図3および4に示されるハンドルアセンブリ35は、実質的に水平配置、つまりサッシと枠の上部及び/又は下部部材1、2および5、6に対して恊働しうるように平行に配置されてもよく、また、上部部材1、5に配置またはそれに隣接して配置されてもよく(図示せず)、あるいは図3および4に示されるように、下部部材2、6に、またはその周囲に、またはそこに隣接して配置されてもよい。また、図示はされていないが(また恐らくそれほど好ましくないが)、ハンドル棒アセンブリ35は、上部から下部までの種々の位置に水平に配置することが可能であり、あるいはハンドル棒部材35またはその同等物は、側部部材3、4および7、8と平行な縦方向位置で、一方の側部または他方の側部3、7または4、8に隣接して配置することが可能であることにも留意されたい。但し、これらの代替物は、種々の機能的な違いまたは制限を有してもよく、これらの違いまたは制限は、本図面に示され、かつ本明細書の最初に記載される好ましいとされる上部及び/又は下部の水平配置により要求または影響されないことに留意されたい。
ハンドル棒アセンブリ35は、交互に開閉位置になる可動サッシ13の操作装置としてだけでなく、ロック/固定装置を交互に係合および係脱させるためのアクチュエータとしても作用しうる。
図示されていない代替物として、ロック/固定装置を作動させるための、枠12に連結されるハンドル棒アセンブリが挙げられるが、サッシと開口部閉鎖部材11の開閉を操作する機能性を失う可能性が高くなる。
押出/引張部材35の第1の特徴は、概して参照番号20を用いて以下に言及される1つ以上のロックまたは固定装置またはアセンブリとの、その第1の好ましい相互作用にある。このような代替のロックまたは固定装置またはアセンブリ20の詳細については後述するが、まず始めに、特に図5〜10を具体的に参照して、好ましい押出/引張ハンドル棒アセンブリ35についてさらに説明する。
概して参照番号20を用いて以下に言及されるロックまたは固定装置またはアセンブリの特徴は、磁性を伴う。その詳細は、図5〜9を具体的に参照して記載される。図5〜9には、磁気固定手段が示される。このようなユニットの1つまたは複数は、枠12と可動サッシ13のサイズおよび剛性に応じて、枠12の側部に沿って設けられてもよい。図示される好適な実施形態は、このようなアセンブリを2つ備える。各アセンブリは、磁気ユニット50と、恊働する磁気ユニット54とを備える磁気固定装置/アセンブリ20であってもよく、上部または下部枠部材5または6などの対応する固定枠部材に、ネジ、爪、埋込、またはその他の手段によって取り付けられる。固定具は、例えば、少なくともネオジム-鉄-ボロン(Nd2Fe14B)から作製されるまたはそれを含む棒磁石51の形状である超磁石を備える磁気ユニット50を有してもよい。棒磁石51は、鉄などの透磁性材料の実質的にL字型の部材52に配置され、両極が同一方向に向く状態でU字型の磁気ユニットを効果的に形成する。磁気装置20は、透磁性材料の実質的にL字型の部材56に配置される棒磁石55の形状である超磁石を有する、同様のユニットまたは磁気ユニット54を備える。2つの磁気ユニットは、反対極が相互に対向するように配置される。磁気ユニット50、54は、プラスチック(図示せず)に埋め込まれ、好ましくは、プラスチック層または数ミリメートルの厚さの同様の適切な材料に埋め込まれる。ゆえに、閉位置にある場合、2つの磁気ユニット50、54の相互に対向する表面は、プラスチック層、つまり低透磁性の媒体によって分離される。したがって、2つの超磁気ユニット50、54が相互に直接接触することが回避される。2つの超磁気ユニットが相互に直接接触すると、それらを分離するのに過度な力を必要とするため、この回避は重要となる。ネジを収容するための穴などの締め付け手段(図示せず)は、プラスチックの埋め込みに一体化される。それより弱い磁石を代替的に使用して、相互接触を可能にし、かつその接触後に過度な力を加えずに分離可能にすることはできない。ガスケットの圧縮力全体のガスケットの反発力を越える有効閉鎖力を得るためには、ガスケットの圧縮範囲全体に及ぶ範囲で相当な引張力を有する非常に強力な超磁石を使用する必要がある(図10参照)。
ハトメ43またはその他のフック収容部は、枠固定具41に連結されて配置されて(または窓枠に連結されてもよい)、後述の固定フック44またはその同等物を収容する。ハトメ43にはローラー61が設けられ、このローラーは、以下にさらに詳しく記述するカム48と恊働する。
したがって、磁気ユニットまたは磁気部分50、54は、ガスケットの反発力を上回り、該開口部の閉鎖位置に開口部閉鎖部材11を固定する。
磁気固定装置20としても既知であり得る、好適な磁石アセンブリ20の具体的な操作特徴について以下に説明する。
操作の際、開位置から始めると、閉鎖部材は、閉鎖位置側に手動で動かされる。閉鎖部材がガスケットと当接すると、磁気ユニット50、54の間の引力(図10参照)が、圧力下のガスケットの反発力よりも大きくなり、閉鎖部材の閉鎖運動の最終段階は自動的になるか、または少なくともほとんど力を必要としなくなる。閉位置にある場合、この実施形態の閉鎖部材11は固定されているが、例えば、閉鎖部材が車、家、またはその他の建物の窓またはドアである場合に、侵入者による閉鎖部材の開放を防止するようにロックされていない。好適な実施形態において、アセンブリは、有効閉鎖力(磁気引力からガスケット反発力を引いた力)が比較的小さくなるように構成され、製造ばらつきによる変動によってその有効閉鎖力が不足しないようにする程度の大きさであることが好ましい。したがって、閉鎖部材11を閉位置から開位置に動かすのに必要な力はできるだけ小さくなる。
磁気装置20の磁力は、開放に強く抵抗するほどの力であり、サッシを枠に対してロックしてもよい。あるいは、限られた力(例えば、利用可能な材料に応じた力)であり、枠に対してサッシをより相対的に固定してもよい。フック部品44などの補助的なまたは代替的なロック装置は、後述するように使用されてもよい。いずれの場合も、ハンドル棒35の手動操作による押出および引張作動だけで、磁気ユニット50、54を相互に隣接する位置に置くことによって、固定/ロックならびに解放/ロック解除を交互に行なう操作や作動が容易になるため、人間の操作者が係合および係脱するのに必要な操作全体が簡易化され、及び/又は開口部に対して閉鎖部材を開放及び/又は閉鎖する人間工学全体が向上しうる。
好適な実施形態によると、正の有効固定ロック力は非常に大きな力であり、そうでなくても、サッシを枠にロックして侵入者を防ぐには十分な力である。ハンドル棒35によって作動され、かつ1つ以上のカム48(好適な実施形態においてカムは2つ)を含むてこ機構は、閉鎖部材が閉位置から開位置に移動する際の効果的な固定力(図10)を上回ることを支援する。
好ましくは、細長いハンドル棒35は、1つ以上(本明細書では2つ)の連結棒37を備え、この連結棒は、カム48に恊働しうるように棒を連結する。このような機械的部品は、図5〜9に示されるように、1つ以上(本明細書では2つ)のギアアセンブリ38を備え、このギアアセンブリは、細長い回転可能なロッド39と機械的に連結される。ギアセンブリは、連結棒37に取付けられるラック65と、細長いロッド39に装着されるピニオン66とを備える。これらの部品、具体的にはギア38は、次に、細長い水平のサッシ部材1aまたは2aなどのサッシと、爪またはネジあるいはその他の連結手段によって連結されてもよい(サッシの上側または下側部材1または2の一部またはその全体であってもよく、その説明は上記を参照のこと)。連結棒37は、ギアアセンブリ38(図5の矢印参照)内で前後に平行運動(入れ子式に出入り)するように配置され、押出力と引張力が交互に棒35に加えられるようにする。回転可能なロッド39は、サッシ部材1aまたは2aに画定される収納トラフまたはその他の溝状機能(図示せず)の回転範囲に配置されてもよい。
カム48は、細長いシャフト39上(両端かその付近)に装着され、シャフトと一体となって回転する。閉位置(図7)にある場合、カム48は、カム輪郭の最下点でローラー61と当接する。カム48のこの部分には、掛け金またはフック部品44が設けられる。閉位置において、掛け金またはフック部品44はハトメ43と係合することによって、閉鎖部材が枠に効果的にロックされる。
前述のように、補助ロック装置が使用されてもよいが、それは、例えば代理機能のため、あるいは磁性部材20が単独で開口部閉鎖部材を閉位置でロックする(例えば、単に固定するだけでない)のに力が不足する場合に、実際的なロックを提供するために用いられてよいことに留意されたい。図5、6、8、および9に示されるように、磁気装置20は、補助ロック装置、具体的には掛け金またはフック44と共に使用することによって、ロック装置だけでなく固定保持装置も提供しうる。したがって、補助ロック部材または機構44は、カム48の不可欠部品になりうるが、細長いシャフトに1つ以上の個別のアームまたはフック(図示せず)を装着して提供することも可能である。つまり、掛け金44は、従来の手段によって操作されてもよいが、例えば、上側部材5または下側部材6(または、側部部材7または8のそれぞれ)の枠12に連結またはその枠内の凹部又はハトメ43まで延出し、不要な開放に対してサッシを固定するように構成される場合に限る。
また、フック部品44とハトメ43との間に隙間が存在して、侵入者によって磁気固定力が上回った場合にだけフックとハトメとの係合が発生するようにすることが望ましいことにも留意されたい。したがって、この隙間が存在する限り、機械的なロックシステムの通常操作では、掛け金の接触抵抗を上回る必要がない。別の形式において、フック部品44とハトメとの間にいかなる隙間も存在せず、例えば風力によって閉鎖部材が動く際の騒音または雑音を回避するようにしてもよい。しかしながら、フック部品44とハトメ43との間の接触圧力は、比較的小さくなるように構成されて、てこ機構の操作が依然として非常に軽くなるようにする。したがって、システムは、人間工学的により魅力的となり、つまり、開閉するにあたって手動で加える力よりも小さい力で済むことになる。
枠とサッシとの間の封止部材として封止ガスケット(図示しない)が使用される場合、ガスケットが適切または十分に圧縮されて閉鎖部材を封止するには、ここに図示および説明される磁気ロック装置20の使用に必要となるように、多くの場合、固定機構に及び/又は固定機構によりかなりの力を加える必要がる。閉位置にある場合、閉鎖に抵抗するまたはサッシを開位置側に付勢するガスケットの逆の反発力(サッシ13上のガスケットにより与えられた、ガスケットの弾性圧力に起因する)は、磁気ユニット50、54の間の磁気引力によって完全に打ち消される(つまり、掛け金44などを含む機械的ロックは、圧縮されたガスケットの力により常に負荷を与えられないことが好ましい)。操作の際、磁気ロックは、まず、ガスケットの圧力を上回り、その後、フック部品44(使用される場合)は、サッシが磁石で閉位置に固定される場合にハトメ43を留めるように使用されてもよい。サッシの開放時は、その順序が逆になり、磁気固定手段がサッシ上のガスケットによる開放力に依然として抵抗している間に、掛け金44はハトメ43から係脱される。掛け金がハトメから係脱されると、有効閉鎖力は下回る。カム48の輪郭によって、使用者がハンドル棒35に加える力(引張力)に大きなてこ効果が確実にもたらされる。したがって、使用者がサッシを交互に係合および係脱させるためにハンドル棒に加える必要のある力は非常に小さくなり、使用者の人間工学及び/又は快適性が向上する。容易に理解できるように、カムの有無に関わらず、その他のてこ機構も使用されてもよく、例えば、細長いシャフト39が2つのラックの間の同期シャフトとして作用し、そのラックのうちの1つが連結棒を介してハンドル棒に連結され、他方のラックが押出棒に連結されて、その先端が枠上で作用する機構などが挙げられる。
図8は、半開位置にあるアセンブリを示し、ここで、カムは、最終段階の有効閉鎖力を上回るようにロール61上で作用している。一方、図9は、開位置にあるアセンブリ示し、ここで有効閉鎖力はもはや存在しない状態である。
図10は、操作可能な磁力とガスケット力の実施形態に関するグラフ表示を示す。本表示において、ガスケット力の線Lは破線グラフで示され、磁力の線は実線で示されている。横座標は開口部開放距離であり、距離ゼロ(サッシと枠の距離が実質的にゼロ)における、開口部の閉鎖を表わす左側のAから始まり、開口部の開放状態(ガスケットがサッシとの接触から外される)を表わすガスケット力がゼロまで低下するB点まで延びる。縦座標は、力の程度である。U点は、実験により決定されてもよいガスケットの最大閉鎖抵抗力を表わし、V点は、磁石の閉鎖力の大きさを表わしている。好ましくは、磁石20は、ガスケット力と少なくとも同等であるが、それよりやや大きいことが好ましい閉鎖力を有するよう選択される(そうでなければ、ガスケットは、それより弱い磁力に逆らって開口部を開放してしまう)。結果として得られる有効閉鎖力は点線で表わされ、有効窓閉鎖力はW点で表わされる。
図11から18は、本発明の別の好適な実施形態を示す。この実施形態において、ハンドル棒35の平行運動をカム48の回転運動に変換するための、てこ機構におけるラックおよびピニオン機構は、シャフト39上に装着されるリール71(図18)に置き換えられている。2つの柔軟性の細長い部材73は、リール71に巻き付けられ、そこから反対の方向に延出する。
2つの柔軟性の細長い部材73の両端は、リール71の軸方向スロットに収容される柔軟性の細長い部材73の先端で、ビード(図示せず)などによってリール71に固定される。2つの柔軟性の細長い部材73は、その長手方向における中間部分でリールに固定される単一の部材から形成されることができる。柔軟性の細長い部材73は、種々の適切な材料で作製可能であり、例えば、ワイヤ、コード、ケーブル、ロープ、ワイヤ、バンド、リボン、鎖、またはその組み合わせなどの精密伝動ベルトで一般的に使用されるいかなる材料も含まれる。好ましくは、柔軟性の細長い部材73は、細長いガラス繊維織物で形成される。柔軟性の細長い部材73の他方の先端は、少なくとも2つの連結棒37のうちの1つに固定され、わずかに張力をかけて、ハンドル棒35とシャフト39との間に緩みがほとんどないか、全くないようにする。
該細長い柔軟性部材73のうちの1つを形成するシート部分は、シートの横方向内側部分上の細長い一片によって形成される。他方の細長い柔軟性の部材は、シートの2つの横方向外側部分によって形成される2つの細長い片によって形成される。2つの横方向外側部分の間の開口部73'の幅は、シートの横方向内側部分の幅よりもわずかに大きい。一方の細長い柔軟性の部材は、他方の細長い柔軟性の部材の2つの横方向外側部分の間に形成された開口部を貫通する。
この実施形態において、サッシ11の上部バー1に通気溝81が設けられ、その上部バーには、てこ機構も配置される。通気溝81は、サッシ11の前部をサッシ11の後部に連結し、また、通気溝81は、通気溝閉鎖部材83によって開閉可能である。通気溝閉鎖部材83は円筒形の外形を有し、その円筒の中心スラブは除去されている。除去されたスラブによって、2つの翼84aおよび84bを有する空気路が形成され、その翼の断面はその通路の側面に位置する弓形である。翼84aおよび84bの湾曲外面の弧の半径は、湾曲外面と閉鎖部材が回転する軸との間の距離と実質的に等しい。溝閉鎖部材が回転する軸は、通気溝の流れに沿って横方向に延出する。
翼84aおよび84bの湾曲外面は、後部下側ガスケットガスケット96a、後部上側ガスケット96b、前部下側ガスケット97a、および前部上側ガスケット97bと封止接触し、その全ガスケットは、通気溝閉鎖部材83の長さに沿って延在する。ガスケット96a、96b、97a、97bは、翼と密適合するような微細ブラシ、発泡プラスチック片、あるいは金属またはプラスチック片であることができる。
通気溝閉鎖部材83は、図14の開位置と図15の閉位置との間でその長手方向軸の周りを回転可能である。ここで、シャフト39にはアーム85が設けられ、シャフトと一体となって回転するようにする。杭86は、アームの自由先端周囲のアーム89の側面から突出する。杭86は、通気溝閉鎖部材83に取付けられる板88の半径方向スロット87に係合される。したがって、通気溝閉鎖部材83は、ハンドル棒36に恊働しうるように連結され、操作者がハンドル棒36を引張する際に通気溝81が開放し、操作者がハンドル棒36を押出する際は通気溝81が閉鎖されるようにする。
アーム89および半径方向スロットは、ハンドル棒36がその最も後退した位置にある場合に、通気溝閉鎖部材83がその閉位置にあるように配置される。開放可能な部材11は、ハンドル棒36がこの位置にある場合、主枠12に固定される。ハンドル棒36を最も後退した位置から中間位置に動かす最初の段階中に、開放可能な部材11(サッシ)は枠12に固定されているが、通気溝閉鎖部材83は開放運動を行なう。中間位置(図示せず)は、ハンドル棒36の完全に後退した位置と完全に拡張した位置との間のいかなる位置であってもよく、好ましくは、完全に後退した位置よりも完全に拡張した位置にわずかに近い。
操作者が、ハンドル棒36を中間位置から後退位置に戻すと、通気溝閉鎖部材83はその閉位置に戻る。
操作者が、ハンドル棒36を中間位置から拡張位置に引張すると、通気溝閉鎖部材83はそのままその開位置にあり、また、閉鎖部材11は主枠12から解放されて、操作者は窓を開放できる。
操作者が、ハンドル棒36を拡張位置から中間位置に戻すと、閉鎖部材11は枠に固定される。
作動機構および通気配置は、サッシ11の上側部材1の上部に装着される細長い中空ハウジング91に収容される。中空ハウジングのその前部には、大スロット93aを有する内側カバー板93が設けられ、その大スロットの側面には、上側および下側前面ガスケット97aおよび97bが配置される。また、内側カバー板93には、連結部37が貫通する楕円形開口部93bも設けられる。外側カバー板94は、内側カバー板93に装着される。外側カバー板94には、内側カバー板の大スロット93aと重複する一連の小スロット95が設けられる。一連の小スロットは、幅の狭い棒によって分離され、一連のスロットにおける大部分を空気路に提供する。窓枠10との封鎖当接するガスケット99は、カバー板94の両端から延出する。
作動機構には駆動モーター101が設けられることが可能であり、この駆動モーターは、シャフト39に恊働しうるように連結されて、通気機構の閉鎖作動の操作を支援するようにする。また、駆動モーター101は、遠隔制御装置(図示せず)からのコマンドで、ハンドル棒の作動から完全に独立して作用するように構成することも可能である。
さらなる実施形態(図示せず)において、ギアアセンブリを備える駆動機構は、通気溝および回転可能な通気溝閉鎖部材と組み合わせて使用可能である。
図19は、本発明の別の実施形態に係る、枠101およびサッシ102と連結している窓ロック装置の詳細を示す。サッシにおける通気装置100は、通気装置が通気位置にある場合に空気が外部から内部またはその逆方向に通過するように装着される。通気装置100を備えるロックアセンブリは、ドアなどの窓以外のいかなる建造物のいかなる適切な部分に装着されてもよい。
通気装置100は、2つの板111および121を備え、そのうちの第1の板111は、サッシ102に固定されて連結される。第1の板111は、横方向に延出するスリットとして形成される第1の組の開口部116を有する。第2の板121は、第2の板121の長手方向に延出する側端122および123を収容する適切な案内手段によって、第1の板111と摺動可能に連結される(図20参照)。さらに、通気装置100は、リンク機構(図示せず)を介して操作棒36と機械的に結合される。このようなリンク手段は、第2の板121と連結する。
図20aを参照すると、第1の板111は、アルミニウムなどのいかなる適切な材料からも作製される実質的に長方形の板として形成される。第1の板111は、第1の方向x(この実施形態では、通気装置の長手方向)に延出する長い方の側端112、113と、第1の方向に垂直な第2の方向y(ここでは横断方向)に延出する短い方の末端114、115とを有する。第1の板111には、第1の組の開口部116が設けられる。この第1の組の開口部は、実質的に一端114から他方端115まで第1の板111の長手方向xに一列に延出して配置される縦長の開口部として形成され、各開口部116は、実質的に一端112から他方端112まで横断方向yに延出する。2つの隣接する開口部116間の距離は、d1で示される。これらの開口部は、代わりに長方形、円形、楕円形であってもよい。開口部は、いかなる適切な方法でも形成され、例えば板を打ち抜いてもよい。
第2の板121には、カバー部127によって交互に分離される開口部126が設けられる。図3aから3cの実施形態において、全てのカバー部127は、実質的に長方形であり、カバー部127の幅は、左側の末端124から狭くなっている。この構成により、第2の組の開口部126の幅、つまり開口部面積は、左から右に行くにつれて増加する。図示される実施形態において、カバー部127は、全開口部116が、図20aで示される第1の位置で覆われるように構成される。すなわち、第2の板121は、第1の板111の距離d1に対応する位置にカバー部127を有する。しかしながら、通気装置のあらゆる位置において、第1の板のいくつかの開口部が覆われないように板を形成することも考えられる。さらに「右」、「左」、「上」、「下」などの全ての方向についての指示は、単に任意であることに留意されたい。通気装置は、いかなる適切な方法で窓枠構造に装着されてもよい。
通気装置100を開放する際、第2の板121は、長手方向xに沿って摺動する。図20aにおいて、第1の板121の2つの任意の開口部116aおよび116bに印が付けられている。図示される閉位置において、これらの開口部は、カバー部127aおよび127bによってそれぞれ覆われている。第2の板121が左側に少し摺動すると、右側の開口部116bにはカバー部127bが無くなり開口部126bと合致する。この位置において、左側の開口部16aは、カバー部127aに覆われたままである。第2の板121をさらに動かすと、この開口部116aも、その対応するカバー部127aが無くなり、開口部126aと合致する。この位置に到達すると、開口部116および126と合致した全通気面積は、開口部116の全面積に相当する最大値になる。通気装置100の操作については、図20aから20cを参照して以下にさらに詳しく説明する。
図20aから20cにおいて、通気装置100は窓または別の建造物に配置されて、第1の板11が建物の内部に配置され、いかなる開口部116を介する外部からの光も第2の板121のカバー部127によって覆われないようにしている。
図20aから20cの各々の上側の第2の板121は、単独で示されている。下側の第1の板111は、後ろに第2の板121が隠れているように示され、カバー部127に覆われたいくつかの開口部が黒くまたは暗くなっている。図20aは、開口部116が開口部126と合致していない、つまり開口部を介した通気は実質的に完全に遮断される第1の端位置における板111、121を示す。板111、112は、ハンドル棒36が完全に後退する際に、第1の端位置をとる。
図から分かるように、第2の板121は第1の板111に対応する位置にあり、ここで、どの開口部116も開口部126と合致しない。つまり、カバー部127は、開口部116と合致することによって完全に開口部116を覆う。したがって、図20aにおける全ての開口部116は、黒くまたは暗くなっている。
図20bの第2の板121は、矢印の方向の図の右側に少しの距離だけ摺動してしており、中間位置をとる。本中間位置において、約半分の開口部116は、少なくとも部分的にカバー部分127と合致せず、その各々が開口部126の各々と合致するようになる。残り半分は、開口部126と合致しないままである。上述されたように、たとえ開口部116が開口部126と部分的に少ししか合致していなくても、人間の目には、開口部16は、開口部116、126が全体的に合致したのと同じような光になる。これは、図20bの開口部116cの例に関するものである。異なる決定し易い中間位置および対応する通気面積は、開口部116毎に利用可能である。これらの中間位置の各々に応じて、通気面積のわずかな変動が存在する。ハンドル棒36がその後退位置と中間位置との間にある場合、
第1および第2の板111、121は中間位置にあり、ハンドル棒36がその後退位置から中間位置に、またはその反対方向に動かされる場合、通気装置は徐々に開放する状態であるが、その時窓はロックされている状態である。
図20cに示されるように、ハンドル棒36の中間位置において、第2の板121は、矢印の方向にさらなる距離を摺動し、第2の端位置をとる。この位置において、全ての開口部116は、少なくとも部分的にカバー部127と合致せず、その各々が開口部126の各々と少なくとも部分的に合致するようになる。したがって、通気面積、つまり通気装置100を介する気流は、この位置で最大になる。
少ない光だけでも開口部が完全に開放したかのように見えるという上述の事実により、開口部116は、長手方向xに小さい範囲を有する。
ハンドル棒が、その中間位置からその拡張位置に移動すると、通気装置100はその第2の端位置のままであるが、ロック機構は窓をロック解除する。
好ましくは、磁力は、サッシの全ての位置においてガスケット力より大きくなるよう選択されるが、必ずしもそうとは限らないと判断されてもよい。少なくとも開放距離が大きい時にガスケット力Lが磁力より大きくなる場合、少なくともその磁力がガスケット力よりも大きくなるまで、通常は手動である別の力がガスケット力を上回るように加えられる必要があるであろう。そうすれば、磁力は窓を閉位置に保持するのに十分となる。
最終的な使用に関して、主要な実施形態の窓構造は、傾斜屋根に取り付ける枢動窓であるが、窓またはその他の開口部閉鎖部材は、建物、車、またはその他の場所で、いかなる種々の配向でも取り付けられ、それぞれの開口部を閉鎖することに留意されたい。したがって、固定用アセンブリは、具体的に、大きな圧縮力を必要とする通常弾性のガスケットを備える乗用車、バス、トラックのドアに適用される。ゆえに、従来技術で既知であるような電磁または電気モーターを使用しなくても、これらの種類のドアの一般的な「バタンと閉める」ようなことが回避可能になる。
好ましくは、枠およびサッシ構造の上部、下部、および側部部材は、その大部分が木材製品を使用して構築されてもよいが、金属またはプラスチックを使用することも可能である。これらの外形、特に外気に露出される可能性があるものは、例えばアルミニウムなどの比較的薄い金属板外形から構成される被覆部材により被覆されてもよく、それは同時に完全な外気遮断性の窓の囲いを提供しうる。好ましくは、ヒンジ9および操作可能な固定/ロック手段20及び/又は44は、スチールなどの金属材料、繊維強化プラスチックなどの強プラスチック材料、またはその組み合わせから作製されてよいが、主な例外として、磁性部材及び/又は磁性材料から成る磁気的に作動可能な部材が挙げられる。ハンドル棒アセンブリ36は、付加的及び/又は代替的に、木材、金属、及び/又はプラスチックを含むがそれだけに限定されない種々の材料の組み合わせから作製されてよい。
本発明について詳細に記載し説明されたが、この詳細が単にその目的のためだけのものであり、添付の請求項の範囲から逸脱することなく、当業者によって変形と組み合わせがその詳細に加えられてよいことことを理解されたい。
本発明の枢動窓の実施形態の閉位置における略等角図である。 下位図2Aおよび2Bを含み、本発明の1つ以上の枢動窓の実施形態の、それぞれの開位置における略等角図である。 本発明の実施形態の長手方向寸法に沿ったサッシおよび枠の側面図である。 本発明の実施形態の長手方向寸法に沿ったサッシおよび枠の側面図である。 本発明のロック及び/又は固定アセンブリの部分切開等角図である。 本発明の固定及び/又はロックアセンブリの主要部品の等角図である。 本発明に係る固定およびロックアセンブリの、閉位置における側面図である。 機械的ロック機構が係脱されているが、磁気固定システムは係脱されていない位置における、本発明に係る固定およびロックアセンブリの側面図である。 機械的ロック機構と磁気固定手段の両方が係脱されている位置における、本発明に係る固定およびロックアセンブリの側面図である。 本発明に係る、力と距離を表すグラフである。 本発明の別の実施形態に係る固定およびロックアセンブリの立面断面図である。 図11の分解図である。 図12の一部の詳細図である。 通気溝閉鎖部材を備える図11の一部の、開位置における詳細断面図である。 通気溝閉鎖部材を備える図14の閉位置における図である。 図11の固定およびロックアセンブリの電気駆動モーターを有する、作動アセンブリの立面図である。 図11の固定およびロックアセンブリの電気駆動モーターのない、作動アセンブリの立面図である。 図17の作動アセンブリ内部の機構の立面図である。 本発明の別の実施形態に係る、通気装置を備える固定およびロックアセンブリの断面図である。 図20a〜20cを含む。図19の通気装置の2つの板に関する実施形態の、第1の端位置、中間位置、および第2の端位置にける平面図である。

Claims (30)

  1. 建物の壁または屋根に装着するための窓アセンブリであって、
    開口部を確定する枠(12)と、前記枠(12)に蝶着され前記開口部を開閉可能なサッシ(13)と、前記サッシ(13)と前記枠(12)との間に配置される圧縮性ガスケットとを備え、
    前記開口部サッシ(13)および前記(12)の各々は、前記サッシ(13)を前記枠(12)に固定するための磁気手段部分(50、54)をそれぞれ備え、
    固定用の前記磁気手段は、両方の部分(50、54)に磁場を備え、前記部分のうちの1つ(50)は前記(12)に配置され、前記部分のうちの1つ(54)は前記開放可能なサッシ(13)に配置されることによって、磁気的引力が十分な閉鎖位置と磁気的引力が非十分な開放位置に、前記開放可能な閉鎖部材が操作者により交互に可動になるように構成され、
    前記サッシ(13)が前記枠(12)に固定される場合、前記ガスケットは少なくとも部分的に圧縮され
    前記部分(50、54)の間の引力が、前記ガスケットの圧縮の全段階において前記ガスケットの反発力を越える、窓アセンブリであって、
    前記サッシ(13)が閉位置から離れる場合に、前記部分(50、54)の間の磁気引力に打ち勝つためのてこ機能をさらに備える、窓アセンブリ
  2. 前記部分(50、54)は、前記閉位置にある場合、低透磁性の媒体によって分離される、請求項1に記載の窓アセンブリ
  3. 前記部分(50、54)の一方または両方は、好ましくはネオジム−鉄−ボロンの超磁石である永久磁石(51、55)を備える、請求項1または2に記載の窓アセンブリ
  4. 前記永久磁石(51、55)は、両極が同一方向に向いている状態のU字型の磁気ユニットを形成するように、透磁性材料の実質的にL字型の部材(52、56)に配置される棒磁石である、請求項1または2に記載の窓アセンブリ
  5. 前記永久磁石(51、55)のそれぞれ、または前記磁気ユニット(50、54)全体は、低透磁性の材料に埋め込まれる、請求項3または4に記載の窓アセンブリ
  6. 前記2つの部分を分離する低透磁性の媒体は、前記永久磁石(51、55)または前記磁気ユニット(50、54)が埋め込まれる前記材料によって形成される、請求項5に記載の窓アセンブリ
  7. 前記てこ機構は、回転可能なカム(48)およびローラー(61)に操作可能に連結されるハンドル棒(36)を備える、請求項1から6のいずれかに記載の窓アセンブリ
  8. 前記ハンドル棒(36)および前記カム(48)を備える前記てこ機構は、前記閉鎖部材(12)の上及び/又は中に配置される、請求項に記載の窓アセンブリ
  9. 前記てこ機構は、前記ハンドル棒(36)の平行運動を、前記カム(48)の回転運動に変換するために、ラック(65)およびピニオン(66)ギア(38)を備える、請求項に記載の窓アセンブリ
  10. 前記てこ機構は、柔軟性の細長い部材(73、73)を2つ含むリール窓アセンブリを備え、前記2つの細長い柔軟性の部材は、その両端のうちの一方が間隔の開いた位置で連結部(37)に取り付けられ、前記連結部(37)は、前記ハンドル棒に取り付けられてそれと一体となって動くようになり、前記細長い柔軟性の部材(73)の他方端は、前記カム(48)に恊働しうるように連結されるリール(71)に巻き付けられて、前記ハンドル棒(36)の前記平行運動を前記カム(48)の回転運動に変換するようにする、請求項に記載の窓アセンブリ
  11. 前記2つの柔軟性の細長い部材は単一の部材から構成され、該単一の部材はその長手方向の中間部でドラムに固定され、その両端が互いに逆方向に延出するように該ドラムに巻き付けられる、請求項10に記載の窓アセンブリ
  12. 前記単一の部材はシートであり、前記細長い柔軟性の部材の一方を形成する前記シート部分は、前記シートの横方向内側部分の一片によって形成され、前記細長い柔軟性の部材の他方が、前記シートの2つの横方向外側部分の2片によって形成され、前記2つの横方向外側部分の間に形成される開口部は、好ましくは、前記シートの前記横方向内側部分よりも大きい幅を有して、前記一方の細長い柔軟性の部材が、他方の細長い柔軟性の部材の前記2つの横方向外側部分の間に形成される前記開口部を貫通するようにする、請求項11に記載の窓アセンブリ
  13. 前記細長い柔軟性の部材は、シートまたは織物材料、好ましくはガラス繊維織物から作製される、請求項10から12のいずれかに記載の窓アセンブリ
  14. 前記サッシ(13)を前記枠(12)にロックするためのロック手段(43、44)をさらに備える、請求項1から13のいずれかに記載の窓アセンブリ
  15. 前記窓アセンブリは、まず、前記磁気ロック(20)手段の影響下で前記ガスケットを圧縮し、その後、前記機械的ロック手段(43、44)を係合させて、前記サッシ(13)を、前記枠(12)により画定される前記開口部にロックするように構成され、前記窓アセンブリは、まず、前記機械的ロック(43、44)手段を係脱し、その後、前記磁気固定手段(20)を係脱して、前記サッシ(13)を前記開口部に対して解放するように構成される、請求項14に記載の窓アセンブリ
  16. 前記サッシ(13)を前記枠(12)に固定するための前記ロック手段(44)は、フックまたは掛け金部材(44)を備える、請求項15に記載の窓アセンブリ
  17. 前記フックまたは掛け金部材(44)は、前記カム(48)に一体化される、請求項13に記載の窓アセンブリ
  18. 前記ローラー(61)は、前記枠(12)に固定されるハトメ(43)に配置される、請求項から16のいずれかに記載の窓アセンブリ
  19. 前記サッシ(13)は、平行な側部部材(3、4)によって連結される水平な上部および下部部材(1、2)を有する可動サッシ構造(13)を備え、前記サッシ構造は、側部部材(7、8)によって連結される上部および下部部材(5、6)を有する開口部枠構造(12)に、少なくとも1つのヒンジ装置(9)によって収容され、前記磁気手段(20)は、前記可動サッシ構造(13)の前記上部および下部部材(1、2)のうちの少なくとも1つまたは前記平行な側部部材(3、4)のうちの少なくとも1つに連結される、前記いずれかの請求項に記載の固定用窓アセンブリ
  20. 前記サッシ(13)には、通気溝閉鎖部材(83)の枢動によって開閉可能である通気溝(81)が設けられる、請求項1から19のいずれかに記載の窓アセンブリ
  21. 前記ハンドル棒(36)が操作者によって引張される場合に、前記通気溝(81)が開放するように、前記通気溝閉鎖部材(83)は前記ハンドル棒(36)に恊働しうるように連結され、操作者が前記ハンドル棒(36)を押出する場合に、前記通気溝(81)は閉鎖される、請求項20に記載の窓アセンブリ
  22. 前記ハンドル棒(36)がその端の後退位置に押出されれた場合、前記開放可能な部材(11)は前記(12)に固定され、前記通気溝閉鎖部材(83)は、前記通気溝(81)を閉鎖する位置にある、請求項20または21に記載の窓アセンブリ
  23. 操作者が、前記ハンドル棒(36)を引張し、前記ハンドル棒をその端の後退位置から中間位置まで、ならびにその逆に動かす場合、前記通気溝閉鎖部材(83)は前記通気溝(81)を開放するが、前記サッシ(13)は前記(12)に固定されたままである、請求項22に記載の窓アセンブリ
  24. 操作者が、前記ハンドル棒(36)を引張して、その中間位置から端の拡張位置まで、ならびにその逆にそれを動かす場合、前記通気溝閉鎖部材(83)はその開位置のままであり、前記サッシ(13)は前記(12)から解放される、請求項23に記載の窓アセンブリ
  25. 前記サッシ(13)には、第1の組の開口部(116)を有する第1の板(111)と、カバー部(127)によって分離される第2の組の開口部(126)を有する第2の板(121)とを備える通気装置(100)によって開閉可能である通気溝(81)が設けられ、前記第1および第2の板(111、121)は、第1および第2の端位置の間で、第1の方向(x)に相互に摺動可能であり、第1の端位置において、前記第1の組の全開口部(116)は、前記カバー部(127)に合致するが、前記第2の組の前記開口部(126)に合致せず、第2の端位置において、前記第1の組の全開口部(116)は、前記第2の組の前記開口部(126)に少なくとも部分的に合致する、請求項1から19のいずれかに記載の窓アセンブリ
  26. 前記ハンドル棒(36)が操作者によって押出される場合に、前記通気装置(100)が前記第2の端位置に動くように、前記通気装置(100)は前記ハンドル棒(36)に恊働しうるように連結され、操作者が前記ハンドル棒(36)を押出する場合に、前記通気装置(100)は前記第1の端位置に動く、請求項25に記載の窓アセンブリ
  27. 前記ハンドル棒(36)がその端の後退位置にまで押出された場合、前記開放可能な部材(11)は前記(12)に固定され、前記通気装置(100)は、前記通気溝(81)を閉鎖するその第1の位置にある、請求項25または26に記載の窓アセンブリ
  28. 操作者が、前記ハンドル棒(36)を引張して、前記ハンドル棒をその端の後退位置から中間位置まで、ならびにその逆に動かす場合、前記通気装置(100)はその第2の端位置をとるが、前記サッシ(13)は前記(12)に固定されたままである、請求項27に記載の窓アセンブリ
  29. 操作者が、前記ハンドル棒(36)を引張して、その中間位置から端の拡張位置まで、ならびにその逆にそれを動かす場合、前記通気装置(100)はその第2の端位置のままであるが、前記サッシ(13)は前記(12)から解放される、請求項28に記載の窓アセンブリ
  30. 前記第1および第2の板(111、121)は、前記端位置の間の少なくとも1つの中間位置をとることがさらに可能であり、前記カバー部(127)の寸法は、前記第1の方向及び/又は前記第1の方向に垂直な第2の方向(y)に沿って変動し、前記中間位置において、前記第1の組の少なくとも1つの開口部(116)が、前記第2の組の少なくとも1つの開口部(126)と少なくとも部分的に合致し、前記第1の組のその他の少なくとも1つの開口部(116)がカバー部(127)に合致するが、前記第2の組の開口部(126)とは合致しないようにする、請求項25から29のいずれかに記載の窓アセンブリ
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