JP5114265B2 - 燃料電池システムおよびバックアップ電源システムとその制御方法 - Google Patents

燃料電池システムおよびバックアップ電源システムとその制御方法 Download PDF

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Description

本発明は、商用交流電源の異常時に停電を起こすことなく負荷へ電力を供給できる燃料電池システムおよびバックアップ電源システムとその制御方法に関する。
固体高分子型燃料電池(PEFC:Polymer Electrolyte Fuel Cell)は、水素を主成分とする燃料ガスと酸化剤ガスを電気化学的に反応させて起電力を得る装置であり、家庭用のコージェネシステム、車載用の電源システムなどへの適用が検討されている。さらに、特許文献1に開示されたように、交通信号管理システムへの適用が期待されている。
PEFCは、単セルでは0.7から1.0V程度の起電力しか得られないため、一般には、単セルを複数枚積層したセルスタックの構造で用いられる。セルスタックの内部では発電の際に水素ガスと酸素ガスの反応により水を生じ、水滴の発生がガスの通流を阻害し発電性能を衰えさせる可能性があるため、発電時にはセルスタック内部から水を排出する必要がある。この排出方法として、一般には燃料ガスをセルスタックに通流させる流速の勢いで生成水を排出する方法が用いられている。この場合、ガスの流速を確保するため、水素ガス、酸素ガスともにポンプやブロア等の補機を使用することになり、PEFC発電システムには補機の駆動を行う制御装置を備えることになる。
ここで、停電など系統電力の異常時に用いるバックアップ電源にPEFC発電システムを適用することを考える。PEFC発電システムは、その非発電時においては待機電力を消費し、その発電開始時には補機の起動電力を必要とする。例えば、自立型の発電システムにおいては、システム内部に起動用のバッテリを用いる方法がある。しかし、例えば通信基地局などバッテリを内包する無停電電源装置(UPS:Uninterruptible Power Supply)とともに、PEFC発電システムを併設する場合は、停電時に、UPS装置から、PEFC発電システムの待機電力および起動電力を供給することもできる。
特開2006−278174号公報
しかし、PEFC発電システムへの待機電力の供給に伴い、UPS装置内のバッテリの放電量が増加し、UPS装置が負荷をバックアップできるバックアップ時間が短くなるという課題がある。
本発明は、前記課題を解決するためになされたものであり、UPS装置とPEFCシステムを併用するバックアップ電源において、UPS装置によるバックアップ時間を延長することを目的とする。
本発明はその一面において、商用電源から給電される電力負荷と、この電力負荷へのバックアップ電源を形成するようにバッテリを含んで構成された無停電電源装置と、この無停電電源装置に併設されて前記電力負荷に発電電力を供給するように接続された燃料電池システムを備え、前記燃料電池システムは、燃料電池スタックと、この燃料電池スタックへの燃料の供給を助勢する補機と、前記無停電電源装置と前記燃料電池システムの電力出力部から電力を受け取り、前記補機への駆動電力の供給およびその制御を担う制御装置とを備え、前記燃料電池の燃料残量を監視し、この燃料残量が所定量未満になったとき、前記制御装置での消費電力を抑制することを特徴とする。
本発明の望ましい実施態様においては、前記制御装置での消費電力の抑制は、前記制御装置をスリープモードに移行させることを特徴とする。
ここで、スリープモードとは、完全停止状態か、または、一般に節電モードやスタンバイモード等と呼ばれ「微弱電力で動作する制御回路部のみが、外部指令や信号に対する判断・処理能力を保った状態であり、パワー回路部は、動作していない状態」を含むものとする。
また、本発明の望ましい実施態様においては、前記電力抑制手段は、前記補機への電力供給を停止する手段を備えたことを特徴とする。
本発明の望ましい実施態様によれば、UPS装置と燃料電池システムを併用するバックアップ電源におけるバックアップ時間を延長することができる。
本発明のその他の目的と特徴は、以下に述べる実施形態の中で明らかにする。
(実施の形態1)
本発明に係わるバックアップ電源システムの実施の形態1について、図1および図2を用いて説明する。
図1は、本発明の実施の形態1によるバックアップ電源システムの全体を示す概略構成図である。通常、商用電源20から整流装置21を通して、電力負荷23に給電されているが、この電力負荷23は、バックアップ電源を必要とする重要な設備である。そこで、電力負荷23に対するバックアップ電源を形成するように、バッテリを含んで構成された無停電電源(UPS)装置22と、この無停電電源装置22に併設されて前記電力負荷23に発電電力を供給するように燃料電池システムが接続される。この燃料電池システムは、大きくシステム本体14および水素貯蔵装置15で構成される。
整流装置21は、商用交流電源20が正常の場合に、商用交流電源20の電力を変圧および整流し、所定のDC電圧を負荷23へ供給する。また、商用交流電源20が異常の場合は、整流装置21からは電力を供給できないため、UPS装置22から負荷23に電力を供給することで無停電電源システムを構成する。
一般に、UPS装置22が負荷23に供給する電力は、鉛蓄電池、ニッケル水素電池、リチウムイオン電池などの二次電池に予め充電した電力を放電する方式が用いられる。燃料電池システムは、システム本体14に設けられたシステム出力端子3を整流装置21のDC出力またはUPS装置22に対し並列に接続し、システム本体14の内部で発電した電力を負荷23へ供給できるよう構成されている。
システム本体14には、燃料電池スタック1、補機2、DC/DCコンバータ12、システム出力端子3、制御装置4が納められている。燃料電池スタック1は、補機2を用いた燃料供給操作により起電力を得ることができる。燃料電池スタック1に発生した電力は、燃料電池スタック1に接続されたDC/DCコンバータ12において、電圧指令値Voに従い電圧を制御されたDC電力に変換された後、システム出力端子3へ供給される。ここで、DC/DCコンバータ12の出力とシステム出力端子3の間には整流器13aを接続しており、システム出力端子3からDC/DCコンバータ12へは電力の流入が無い構成となっている。なお、DC/DCコンバータ12の出力電圧には、DC24VまたはDC48V相当の電圧などが用いられる。
補機2は、図示を省略するが、燃料電池スタック1へ水素ガス、酸素ガス、冷媒などを注入または循環するポンプ・ブロア・ファン類、ガスまたは冷媒の通流する配管を開閉する電磁弁などを含んでいる。ここで、水素ガスは、システム本体14の外部から供給される水素供給配管7から、一方、酸素ガスは、システム本体14内部の空気から得ることができる。また、冷媒には、水冷のための水や不凍液のほか、強制空冷のための冷却風を用いてもよい。
水素貯蔵装置15は、システム本体14の外部に備えられ、水素ボンベ6、電磁弁9、充填監視装置8、減圧弁10が収められ、これらは水素供給配管7上に接続されている。水素ボンベ6は、例えば10メガパスカル程度に圧縮した水素ガスボンベを用いる。電磁弁9は、水素ボンベ6および水素供給配管7の開閉操作を行う。充填監視装置8は、水素ボンベ6内部の水素ガスの充填量を監視する装置であり、例えば、圧力を監視する、または、ガス流量を監視し時間積算を行いボンベ交換時の値との差分を求めるなどの方法で、水素ボンベ6内部の充填量を推定する。減圧弁10は、水素ボンベ6の充填圧力に対して、補機2および燃料電池スタック1の許容圧力が例えば1〜3気圧など著しく低い場合に、ガス圧力を減圧する役割がある。減圧弁10にて減圧された水素ガスは、水素供給配管7を通じてシステム本体14内部の補機2に接続される。
詳細な回路構成は省略するが、水素貯蔵装置15内部の電磁弁9、充填監視装置8などの機器は、水素貯蔵装置15に設けられた電力端子11に電気的に接続されており、電力端子11に外部から電力を供給することで駆動することが出来る。また、電磁弁9には、例えば水素ボンベ6の交換作業中に電源異常が発生した場合などにガスが漏洩しないように、電力端子11に入力された電力が喪失した場合に弁を閉じるノーマルクローズ型を用いることが望ましい。
制御装置4は、システム出力端子3の電圧を用いて駆動される。また、制御装置4は、水素ボンベ6の充填残量Rg、外部スリープ指令Se、燃料電池スタック1の状態MFなどを監視する一方、補機2への電源供給や、補器情報IAの送受信、DC/DCコンバータ12の電圧指令値Voの出力等を行う。また、制御装置4には、外部通信コネクタIFが接続されており、外部の機器と通信を行うことができる。
図2は、図1における制御装置4の詳細制御機能ブロック図である。
制御装置4は補助電源4Aを備えており、補助電源4Aはシステム出力端子3より得た電力を、5Vおよび12V、24Vといった燃料電池システムの内部で用いられる制御電圧および補機2や水素貯蔵装置15等を制御操作するための電圧を供給する。補助電源4Aは、FET、IGBTなどのパワー半導体のスイッチング動作により出力電圧を制御する回路となっており、ダイオード等による整流回路、コンデンサ、リアクトルなどの平滑回路、高周波トランス等の変圧回路を含んでも良い。ここで、補助電源4Aの出力電力は、補機2、水素貯蔵装置15の電力端子11(図1)、および制御装置4内部の演算部4Bなどの微弱な電子制御回路の電源として用いられる。ここで、電力端子11(図1)への電力供給線上には、システム本体14の外部への配線となるため、誤結線などに備え逆流防止用のダイオード4Lを設けても良い。
演算部4Bには、次のような制御回路が備えられている。すなわち、まず、不揮発性メモリ4D、燃料電池スタック1および補機2に関する制御処理を行う補機制御部4F、DC/DCコンバータ12の制御を行うDC/DC制御部4Eがある。次に、水素ボンベ6の充填残量Rgを監視するガス欠判定部4G、外部との通信を行う通信部4H、条件に応じて燃料電池スタック1の停止操作を行う停止制御部4Kが備えられている。ここで、補機制御部4Fは、燃料電池スタック1の内部セルの電圧や温度、補機2に含まれるセンサ類の情報を読み出し、補機2に含まれる駆動機器への電力供給のON/OFF制御や、ポンプの回転数などアナログ通信を介して機器の動作量を制御する。また、DC/DC制御部4Eは、DC/DCコンバータ12の出力する制御電圧を所望の値に変更することができる。ガス欠判定部4Gは、充填残量Rgが所定の判定閾値R1に対する大小関係を判定し、RgがR1よりも小である場合には停止制御部4Kへ停止指令Sを送信する。停止制御部4Kは、停止指令S*および外部停止指令Seのいずれかが停止を指示している場合に燃料電池スタック1の発電操作を停止するよう補機制御部4Fに指示を与える。同時に、演算部4Bの情報を不揮発性メモリ4Dに保存した後、燃料電池システムをスリープモードに移行させるスリープ指令Sdを送信する。
スリープモードとは、完全な停止状態のほか、一般に、節電モードあるいはスタンバイモードなどと呼ばれ、制御論理部のみが外部からの指令や信号に対する判断能力を保った状態で、パワー出力はしない状態、すなわち殆ど電力を消費しない待機状態を含む。この実施例においては、補助電源4Aの出力をゼロもしくは最小値とし、したがって、補機2および制御装置4の電源が落とされ、完全な停止状態とするものとする。
スリープ指令Sdは、リセット手段4Cを介し、補助電源4Aへ送信される。補助電源4Aは、スリープ指令Sdがスリープ実行を指示している場合は、補助電源4Aの入力電力がゼロまたは最小値になるような状態へ遷移する。このために、FETやIGBTなどのパワー半導体のスイッチング動作を止める、制御出力電圧をゼロに低下させる、あるいは出力電流に制限をかける等の方法を用いても良い。もちろん、前述したように、微弱な電力しか消費しない電子制御回路部のみを活かして置くこともできる。
補助電源4Aがスリープ状態にある場合、リセット手段4Cは、システム出力端子3の電圧Voを監視している。そして、電圧Voが所定の電圧閾値V1に対して大であり、かつ外部スリープ信号Seがスリープ実行を指示していない場合に、補助電源4Aへ送信しているスリープ指令Sdをリセットし、補助電源4Aをスリープ状態から非スリープ状態へ遷移させる。したがって、ガス欠でなければ、補機2が起動されて、PEFCスタック1が発電を再開するが、ガス欠のままであれば、補機制御部4Fが接点4Mを解放したままなので、補機2へのパワー供給はしない。
燃料電池スタック1は、燃料ガス、特に水素の供給が発電量に対し不足すると、燃料電池スタック1の寿命に影響を与える恐れがある。このため、燃料電池で発電中に、水素ボンベ6の充填残量Rgが所定値R1を下回った場合には、燃料電池スタック1の発電継続が不可能と判断し、燃料電池システムの運転を停止する。ここで、所定値R1としては、水素ボンベ6の最大充填レベルの1%から5%レベルに設定するのが良い。
充填残量Rgの低下に基づき燃料電池スタック1の発電を停止した後も、商用交流電源20が異常の場合は、負荷23への電力供給はUPS装置22より行うことになる。
このとき、従来のシステム本体14は、システム出力端子3を通じて制御装置4に電力を受電することになり、UPS装置22は、負荷23に加え、補助電源4Aを含む制御装置4の消費電力を供給することになる。このため、UPS装置の負荷23に対するバックアップ可能時間が減る可能性があった。
これに対して、本実施例のように、補助電源4Aをスリープ状態とすれば、制御装置4の消費電力をゼロあるいは最小限まで絞り込み、UPS装置のバックアップ可能時間を長期化することができる。
このとき、補助電源4Aがスリープ状態となった場合は、スリープ遷移前の演算部4Bの各種パラメータの設定状態が失われる恐れがある。そこで、停止制御部4Kの指示に基づき、不揮発性メモリ(EEPROM)4Dへ演算部4Bのパラメータを保存することにより、スリープ移行の前後でパラメータの設定状態を維持することができる。
なお、リセット手段4Cにおいて、スリープ状態のリセット条件として、電圧Voが所定の電圧閾値V1に対し大きい条件を設けている。これは、商用交流電源20が停電から復帰したことを判定するために設けている。もし、燃料電池システムの外部で停電および停電復帰を判定している場合には、閾値V1に対する判定を無視し、外部スリープ信号Seの操作のみでスリープ状態の管理を行っても良い。
以上の実施例によれば、商用電源が停電し、燃料電池システムとUPSでの電源バックアップ時間を、「PEFC発電によるそのガス欠までのバックアップ時間+UPSでのバックアップ時間=従来よりも長時間」となるよう、できる限り延ばすことができる。
(実施の形態2)
図3は、本発明の実施形態2によるバックアップ電源システムの全体概略構成図である。
実施の形態1で既に述べた内容については詳細を省略する。図3は、2台のシステム本体14および14’に設けられたそれぞれの出力端子3、3’を負荷23に対し並列接続したシステム構成となっている。また、負荷23は負荷23Aと負荷23Bに分けられており、負荷23Bには開閉器23Cが接続され、システム出力3、整流装置21、UPS装置22および負荷23Aの全てと、負荷23Bとの接続を切り離し可能なように構成している。ここで、例えば通信基地局などの負荷には、基地局本体のほか監視装置、空調などが備わっており、その重要度は監視装置、基地局本体、空調の順のように優先順位をつけることができる。負荷23Aと負荷23Bの関係では、より優先度の高い負荷を23Aに、優先度の低い負荷を23Bに接続する。また、開閉器23Cは、システム本体14’上のSd’信号が接続されており、Sd’信号により開閉が可能となっている。
水素貯蔵手段15の水素供給配管7、水素ボンベ6の充填残量Rg信号、および電力端子は、全て並列に2台のシステム本体14、14’に接続されている。さらに、2台のシステム本体14、14’の通信端子IF、IF’を接続し、相互に通信が可能な構成となっている。
このような構成によれば、2台のシステム出力3、3’から負荷23に電力を供給できるため1台の場合に比べより多い瞬時電力のバックアップが可能となる。ここで、2台のシステム本体14、14’において、ガス欠判定部4Gで用いる閾値R1、およびR1’をR1’>R1の関係に設定する。このようにすれば、燃料電池スタック1の発電に伴い水素ボンベ6の充填残量Rg信号が低下した場合に、まずシステム本体14’がスリープ動作に入り、システム本体14は運転を継続する。このとき、システム本体14’のSd’信号の操作により、開閉器23Cを開放する。2台のうち1台の発電を停止すれば、水素ボンベ6の時間当たりの消費量を低減できるため、バックアップ時間を延長でき、かつ開閉器23Cの開放により重要度の低い負荷を切り離すことで、重要度の高い負荷に対して更なるバックアップ時間の延長が可能となる。
本発明の実施形態1によるバックアップ電源システムの全体を示す概略構成図である。 本発明の実施形態1によるバックアップ電源システムにおける制御装置4の詳細制御機能ブロック図である。 本発明の実施形態2によるバックアップ電源システムの全体概略構成図である。
符号の説明
1…燃料電池スタック、2…補機、3…システム出力端子、4…制御装置、6…水素ボンベ、8…充填監視装置、Rg…充填残量、14…システム本体、15…水素貯蔵装置、20…商用交流電源、21…整流装置、22…UPS装置、23…電力負荷。

Claims (8)

  1. 商用電源から給電される電力負荷と、この電力負荷へのバックアップ電源を形成するようにバッテリを含んで構成された無停電電源装置と、この無停電電源装置に併設されて前記電力負荷に発電電力を供給するように接続するための燃料電池システムであって、
    燃料電池スタックと、この燃料電池スタックへの燃料の供給を助勢する補機と、前記無停電電源装置と前記燃料電池システムの電力出力部から電力を受け取り、前記補機への駆動電力の供給およびその制御を担う制御装置とを備えた燃料電池システムにおいて、
    前記燃料電池の燃料残量を監視する燃料残量監視手段と、この燃料残量が所定量未満になったとき、前記制御装置をスリープモードに移行させ、前記制御装置での消費電力を抑制する電力抑制手段を有し、
    前記制御装置は不揮発性メモリを備え、前記燃料電池の燃料が所定量未満になったとき、前記電力抑制手段による電力抑制に先立ち、前記制御装置のパラメータを前記不揮発性メモリに記録する手段を備えていることを特徴とする燃料電池システム。
  2. 請求項1において、前記電力抑制手段は、前記補機への電力供給を停止する手段を備えたことを特徴とする燃料電池システム。
  3. 請求項1または2において、前記無停電電源装置と前記燃料電池システムの前記電力出力部から前記制御装置へ電力を取り込む補助電源装置を備え、前記電力抑制手段は、前記補助電源装置が取り込む電力を所定値以下に抑制する手段を備えたことを特徴とする燃料電池システム。
  4. 請求項1〜のいずれかにおいて、商用交流電源に接続され、前記無停電電源装置と前記燃料電池システムの電力出力部にDC電力を供給する整流装置を備え、前記電力抑制手段は、前記商用交流電源が停電状態であり、かつ前記燃料電池の燃料が所定量未満になったとき、前記制御装置での消費電力を抑制するように構成したことを特徴とする燃料電池システム。
  5. 請求項1〜のいずれかにおいて、商用交流電源に接続され、前記無停電電源装置と前記燃料電池システムの電力出力部にDC電力を供給する整流装置を備え、前記電力抑制手段は、前記商用交流電源が停電状態であり、かつ前記燃料電池の燃料が所定量未満になったとき、前記制御装置での消費電力を抑制するとともに、この電力抑制状態で、前記商用交流電源が回復したとき、前記電力抑制を解除するように構成したことを特徴とする燃料電池システム。
  6. 商用電源から給電される電力負荷と、この電力負荷へのバックアップ電源を形成するようにバッテリを含んで構成された無停電電源装置と、この無停電電源装置に併設されて前記電力負荷に発電電力を供給するように接続された燃料電池システムとを備え、
    前記燃料電池システムは、燃料電池スタックと、この燃料電池スタックへの燃料の供給を助勢する補機と、前記無停電電源装置と前記燃料電池システムの電力出力部から電力を受け取り、前記補機への駆動電力の供給およびその制御を担う制御装置とを備えたバックアップ電源システムにおいて、
    前記燃料電池の燃料残量を監視する燃料残量監視手段と、この燃料残量が所定量未満になったとき、前記制御装置をスリープモードに移行させ、前記制御装置での消費電力を抑制する電力抑制手段を有し、
    前記制御装置は不揮発性メモリを備え、前記燃料電池の燃料が所定量未満になったとき、前記電力抑制手段による電力抑制に先立ち、前記制御装置のパラメータを前記不揮発性メモリに記録する手段を備えていることを特徴とするバックアップ電源システム。
  7. 請求項において、前記無停電電源装置と前記燃料電池システムの前記電力出力部に並列に接続された複数の電力負荷と、これらの少なくとも1つの電力負荷を前記電力出力部から切り離し可能な開閉器と、前記電力抑制手段の動作に連係して前記開閉器を開放する手段とを備えたことを特徴とするバックアップ電源システム。
  8. 商用電源から給電される電力負荷と、この電力負荷へのバックアップ電源を形成するようにバッテリを含んで構成された無停電電源装置と、この無停電電源装置に併設されて前記電力負荷に発電電力を供給するように接続された燃料電池システムとを備え、
    前記燃料電池システムは、燃料電池スタックと、この燃料電池スタックへの燃料の供給を助勢する補機と、前記無停電電源装置と前記燃料電池システムの電力出力部から電力を受け取り、前記補機への駆動電力の供給およびその制御を担う制御装置とを備えたバックアップ電源システムの制御方法において、
    前記燃料電池の燃料残量を監視する燃料残量監視ステップと、この燃料残量が所定量未満になったとき、前記制御装置をスリープモードに移行させ、前記制御装置での消費電力を抑制する電力抑制ステップと、前記燃料電池の燃料が所定量未満になったとき、前記電力抑制ステップに先立ち、前記制御装置のパラメータを不揮発性メモリに記録するステップとを備えたことを特徴とするバックアップ電源システムの制御方法。
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