JP5112829B2 - 吸収性物品 - Google Patents

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Description

本発明は、生理用ナプキン、パンティライナー(おりものシート)、失禁パッド等の吸収性物品に関する。
生理用ナプキン等の吸収性物品は、一般的に、肌当接面を形成する表面シート、非肌当接面を形成する裏面シート及び両シート間に介在配置された縦長の吸収体を備えた縦長の吸収性本体を有している。このような吸収性物品においては、着用者の***部に吸収性本体の幅方向中央部の肌当接面側を密着させて、***された体液を吸収性本体に速やかに吸収すること、及び吸収性本体の側部におけるヨレを防止し、横漏れを防止することが望まれている。
着用者の***部に吸収性本体の幅方向中央部の肌当接面側が密着しやすい構成としては、例えば、吸収性本体の幅方向中央部の肌当接面側が***しやすい構成(例えば下記特許文献1参照)や、吸収性本体の幅方向中央部の肌当接面側を側部よりも高くした(いわゆる中高構造とした)構成(例えば下記特許文献2,3参照)が挙げられる。
特開2004−154153号公報 特開2003−33397号公報 特開平10−323368号公報
しかし、特許文献1記載の吸収性物品においては、吸収性本体の幅方向中央部と側部との間に圧搾溝を設けることにより、吸収性本体の幅方向中央部を***しやすくしているが、吸収体の側部は実質的に圧縮されていない。そのため、吸収性本体の側部の剛性が低く、吸収性本体の側部にヨレが生じやすいため、横漏れが発生しやすい。また、圧搾溝の形状によっては吸収性本体の幅方向中央部が***しにくい。
また、特許文献2記載の吸収性物品においては、吸収体の側部に多数のエンボス凹部を離間させて設けることにより、吸収体の幅方向中央部を側部よりも相対的に高くしている。そのため、吸収性本体の側部の剛性が充分ではなく、吸収性本体の側部にヨレが生じやすいため、横漏れが発生しやすい。
特許文献3記載の吸収性物品においては、吸収体の側部は、その長手方向前後端部まで圧縮されており、剛性が高くなっているため、中高構造の幅方向中央部は***しにくい。
従って、本発明の目的は、着用者の***部に吸収性本体の幅方向中央部の肌当接面側が密着しやすく、***された体液を吸収性本体に速やかに吸収できると共に、吸収性本体の側部におけるヨレが生じにくく、横漏れが発生しにくい吸収性物品を提供することにある。
本発明は、肌当接面側に配置された表面シート、非肌当接面側に配置された裏面シート及び両シート間に配置された吸収体を備えた縦長の吸収性物品であって、前記吸収性物品の少なくとも***部対向部における、前記吸収体の一対の側部は、該側部の間に位置する幅方向中央部よりも圧縮されることにより、一対の高圧縮領域を形成しており、前記高圧縮領域は、前記吸収体の長手方向前後端部までは形成されていない吸収性物品を提供することにより、上記目的を達成したものである。
本発明の吸収性物品によれば、着用者の***部に吸収性本体の幅方向中央部の肌当接面側が密着しやすく、***された体液を吸収性本体に速やかに吸収できると共に、吸収性本体の側部におけるヨレが生じにくく、横漏れが発生しにくい。
以下、本発明の吸収性物品について、その好ましい一実施形態である第1実施形態に基づき、図面を参照しながら説明する。
第1実施形態は、本発明の吸収性物品を生理用ナプキンに適用したもので、図1及び図2に示すように、肌当接面を形成する表面シート2、非肌当接面を形成する裏面シート3、及び両シート2,3間に介在配置された縦長の吸収体4を備えた縦長の吸収性本体10を有している。吸収体4は、図2及び図3(a)に示すように単層構造である。
吸収性本体10の少なくとも***部対向部Aにおいて、図1、図2及び図3(a)に示すように、吸収体4の一対の側部41,41は、一対の側部41,41の間に位置する幅方向中央部42よりも圧縮されることにより、一対の高圧縮領域Pを形成している。高圧縮領域Pは、吸収体4の幅方向外端部43,43まで形成されており、且つ、吸収体4の長手方向前端部44及び後端部45までは形成されていない。換言すれば、高圧縮領域Pは、吸収体4の長手方向の側縁端には達しているが、吸収体4の長手方向の前後端縁それぞれには達していない。
第1実施形態の生理用ナプキン1は、図1及び図2に示すように、吸収性本体10を有していると共に、吸収性本体10の両側部それぞれから幅方向外方に延出する一対のウイング部5,5、及び吸収性本体10の両側部の肌当接面側をそれぞれ被覆する一対のサイド防漏部6,6を更に有している。
尚、本明細書において、「肌当接面側」とは、吸収性本体10等の各部材の表裏両側(面)のうち、着用時に着用者の肌側に配される側(面)である。また、「非肌当接面側」とは、肌当接面側の反対側(面)である。特に明記のない限り、「長手方向」とは、縦長の吸収性本体10又は吸収体4の長手方向に沿う方向であり、「幅方向」とは、縦長の吸収性本体10又は吸収体4の幅方向に沿う方向である。
また、吸収性本体10において、「***部対向部A」とは、図1に示すように、着用者の***部と対向する部分(領域)であり、第1実施形態のようにウイング部5を有する吸収性物品においては、両側部にウイング部5を有する部分である。また、ウイング部を有しない吸収性物品においては、吸収性本体と着用者の***部と対向する部分であり、吸収性物品の中央部で長手方向に70mm程度の範囲を有する領域である。
***部対向部Aよりも前方に位置する部分(領域)を「前方部B」といい、***部対向部Aよりも後方に位置する部分(領域)を「後方部C」という。
第1実施形態の生理用ナプキン1について更に詳述する。吸収性本体10は、図1及び2に示すように、液透過性の表面シート2、液不透過性又は撥水性の裏面シート3、及び両シート2,3間に介在配置された液保持性の吸収体4を備えている。吸収体4は、平面視で、前端部44及び後端部45が丸みを帯び、幅方向外端部43が直線状の略長方形形状を有している。
表面シート2は、図1及び図2に示すように、吸収体4の上面全域を被覆している。表面シート2の前後端部は、丸みを帯びており、吸収体4の前端部44及び後端部45それぞれから長手方向に延出している。表面シート2の幅方向外端部21は、長手方向に沿う直線状であり、図2に示すように、吸収体4の幅方向外端部43それぞれから幅方向に若干延出しているが、裏面シート3からは離間している。
裏面シート3は、図2に示すように、吸収体4の下面全域を被覆している。裏面シート3の前後端部は、丸みを帯びており、吸収体4の前端部44及び後端部45それぞれから長手方向に延出している。裏面シート3の幅方向外端部は、吸収体4の幅方向外端部43それぞれから幅方向に延出している。
図2に示すように、吸収性本体10の非肌当接面側には、詳細には、裏面シート3の非肌当接面側には、吸収性本体10とショーツのクロッチ部の上面(内面)とを止着するためのズレ止め剤11が設けられている。ズレ止め剤11は粘着剤等から形成される。後述のズレ止め剤55も同様である。
表面シート2及び裏面シート3としては、生理用ナプキン等の吸収性物品において従来から用いられている各種材料を特に制限なく用いることができる。例えば、表面シート2としては、液透過性を有する不織布や開孔フィルム等を用いることができる。裏面シート3としては、液不透過性又は撥水性のフィルム等を用いることができる。
裏面シート3は、吸収性本体10のムレを低減させる観点から、透湿性(通気性)を有していることが好ましい。透湿性のシートとしては、例えば、熱可塑性樹脂に無機化合物又は有機化合物のフィラーを添加したものを、Tダイやサーキュラーダイから溶融押出してフィルムを形成し、次いで、該フィルムを一軸延伸又は二軸延伸して得られる樹脂シート、スパンボンド不織布(S)とメルトブロー不織布(M)とが複合化された複合不織布(例えばSM、SMS、SMMS等)、エアスルー不織布や前記SMS等の複合不織布と前記樹脂シートとの複合シートが挙げられる。
吸収体4としては、例えば、従来から使用されているパルプ繊維や短繊維又は長繊維のウエブ等の繊維集合体を主体とする吸収性コアを、被覆シートで被覆したものを用いることができる。吸収性コアは高吸収性ポリマーを含んでいてもよい。また、被覆シートで被覆しなくても吸収性コアの構成繊維等が実質的にばらけることがないときには、被覆シートを省略することができる。
図2及び図3(a)に示すように、吸収体4は、その幅方向に、一対の側部41、41、及び一対の側部41,41の間に位置する幅方向中央部42に区画される。吸収性本体10の少なくとも***部対向部Aにおいて、吸収体4の一対の側部41、41は、幅方向中央部42よりも圧縮されることにより、一対の高圧縮領域P,Pを形成している。幅方向中央部42は、高圧縮領域Pに比して相対的に圧縮されておらず、低圧縮領域Qを形成している。
高圧縮領域Pと低圧縮領域Qとの差異は、各領域の形成時における圧縮の程度が相対的に異なることに起因して生じる。低圧縮領域Qは、全く圧縮されていない場合もあり得るが、通常、ある程度は圧縮されている。
高圧縮領域Pは、低圧縮領域Qに比して、相対的に大きな押圧力で圧縮されているため、薄くなり、密度が高くなると共に、剛性も高くなる。反対に、低圧縮領域Qは、高圧縮領域Pに比して、相対的に小さな押圧力で圧縮されている(又は圧縮されていない)ため、厚くなり、密度が低くなると共に、剛性も低くなる。
低圧縮領域の厚みは2〜10mmであることが好ましく、更に好ましくは、3〜8mmである。高圧縮領域の厚みは、1〜8mmであることが好ましく、更に好ましくは2〜6mmである。
低圧縮領域Qの厚みと高圧縮領域Pの厚みとの差は、好ましくは1〜9mmであり、更に好ましくは1〜6mmである。低圧縮領域Qの厚みと高圧縮領域Pの厚みとの比(前者/後者)は、好ましくは1〜10であり、更に好ましくは1.2〜4である。
高圧縮領域Pの密度と低圧縮領域Qの密度との差は、好ましくは0.02〜0.45g/cm3であり、更に好ましくは0.04〜0.20g/cm3である。高圧縮領域Pの密度と低圧縮領域Qの密度との比(前者/後者)は、好ましくは0.5〜10.0であり、更に好ましくは1.0〜4.0である。
高圧縮領域Pの剛性値と低圧縮領域Qの剛性値との差は、好ましくは20〜150cNであり、更に好ましくは30〜70cNである。高圧縮領域Pの剛性値と低圧縮領域Qの剛性値との比(前者/後者)は、好ましくは2.0〜10.0であり、更に好ましくは3〜6である。
厚みは以下の方法にて計測した。(株)キーエンス製LK−085レーザー変位計をスタンドにセットしてアルミニウム製φ25mmの円形プレート(0.49cN/cm2加重に調整)を用いて基準値を計測し、次いで吸収体上に同じアルミニウム製の円形プレートを設置して計測することで、0.49cN/cm2加重時の厚みとした。
また、剛性値の測定方法としては、JIS-L1096ハンドルオメーター法(測定機器:大栄科学精器製作所製HOM-3)の手順で測定するが、サンプルサイズを縦20cm、横20cmを縦5cm横7cmとして測定を行なった。
高圧縮領域Pは、吸収体4の幅方向外端部43まで形成されている。高圧縮領域Pの幅は、好ましくは10〜28mmであり、更に好ましくは12〜25mmである。低圧縮領域Qの幅は、好ましくは30〜65mmであり、更に好ましくは35〜60mmである。
また、高圧縮領域Pは、吸収体4の長手方向前端部44及び後端部45までは形成されていない。高圧縮領域Pの長さは、好ましくは60〜140mmであり、更に好ましくは80〜120mmである。吸収体4の長手方向前端部44から高圧縮領域Pの端部までの距離(吸収体4の長手方向の距離)は、好ましくは30〜70mmであり、更に好ましくは40〜60mmである。吸収体4の長手方向後端部45から高圧縮領域Pの端部までの距離(吸収体4の長手方向の距離)は、好ましくは50〜90mmであり、更に好ましくは60〜80mmである。
高圧縮領域Pは、少なくとも***部対向部Aに形成されており、前方部B及び/又は後方部Cにも形成されていてもよい。前方部Bに位置する高圧縮領域Pの長さ(吸収体4の長手方向の長さ)は、好ましくは5〜15mmあり、更に好ましくは7.5〜12.5mmである。後方部Cに位置する高圧縮領域Pの長さ(吸収体4の長手方向の長さ)は、好ましくは5〜35mmであり、更に好ましくは7.5〜32.5mmである。
吸収体4は、例えば、図3(b)及び図3(a)に示すように、実質的に等厚の非圧縮吸収体4’に対し、高圧縮領域Pとなる領域については大きな押圧力で圧縮し、低圧縮領域Qとなる領域については実質的に圧縮しないように圧縮することで、得ることができる。このような圧縮加工は、例えば、高圧縮領域Pに対応する形状の凸部を備えた押圧ロールを用いて行うことができる。
このような圧縮加工によれば、高圧縮領域Pの坪量と低圧縮領域Qの坪量とは実質的に同じとなる。
高圧縮領域Pを形成する圧縮加工は、吸収体4単体の状態で行ってもよく、あるいは、表面シート2及び/又は裏面シート3と重ね合わせた状態で行ってもよい。
非圧縮吸収体4’とは、高圧縮領域Pが形成される前の吸収体という意味であり、吸収体をかたち造る程度に押し固める圧縮が施されていてもよい。
高圧縮領域Pを形成する凸部の押圧面が平滑状となされた押圧ロールを用いて、高圧縮領域Pを形成した場合には、高圧縮領域Pの上面(押圧面)は、凸部の押圧面の形状に倣って平滑状になる。
高圧縮領域Pの上面の形状(凹凸)は、高圧縮領域Pを形成する凸部の押圧面の凹凸形状(つまりエンボスパターン)を変更することによって、適宜変更することができる。
例えば、図4(a)に示すように、高圧縮領域Pの上面全域に小さなドット状エンボスP1が散点的に形成され、ドット状エンボスP1以外の部分が平滑状になるように押圧加工を施して、高圧縮領域Pを形成することができる。このようなドット状エンボスP1を形成することによって、高圧縮領域Pの上面の風合いを改善することができる。尚、高圧縮領域Pの上面について、平滑状となす押圧加工とドット状エンボスP1の形成加工とを別工程で行う(つまり、ドット状エンボスP1の形成加工を二次加工として行う)こともできる。
また、図4(b)に示すように、高圧縮領域Pの上面に格子状のエンボス溝P2が形成されるように押圧加工を施して、高圧縮領域Pを形成することができる。格子状のエンボス溝P2は、吸収体4の長手方向に対して斜めの方向に延びていてもよく、あるいは、吸収体4の長手方向及び幅方向に延びていてもよい。エンボス溝P2は、連続溝でもよく、あるいは非連続溝でもよい。
このような格子状のエンボス溝P2を形成する場合には、格子の大きさを変更することによって、高圧縮領域Pの剛性値の大きさ及びその上面の柔らかさの程度を容易に設定することができる。
また、図4(c)に示すように、高圧縮領域Pの上面全域に大きなドット状エンボスP3が散点的に形成されるように押圧加工を施して、高圧縮領域Pを形成することができる。ドット状エンボスP3は、ランダムに(不規則的に)配置していることが好ましい。具体的には、高圧縮領域Pにおいて、ドット状エンボスP3以外の未圧縮部分に、可撓軸となり得る直線状の部分が形成されないように配置していることが好ましい。
このようなドット状エンボスP3を形成する場合には、エンボスP3の大きさを変更することによって、高圧縮領域Pの剛性値の大きさ及びその上面の柔らかさの程度を容易に設定することができる。
吸収性本体10の***部対向部Aの肌当接面側には、具体的には、表面シート2及び吸収体4に跨って、図1及び図2に示すように、吸収性本体10の長手方向に延びる圧搾溝12が設けられている。圧搾溝12は、表面シート2と吸収体4とが一体的に圧密化されて形成されている。第1実施形態においては、圧搾溝12は、一対の高圧縮領域P,Pの間の低圧縮領域Q(吸収体4の幅方向中央部42)に、高圧縮領域Pの内端部に近接して吸収性本体10の長手方向に直線状に延びている。つまり、圧搾溝12は、吸収体4の幅方向中央部42のみに設けられている。
圧搾溝12の長さ(吸収体4の長手方向の長さ)は、高圧縮領域Pの長さ(吸収体4の長手方向の長さ)の27〜64%であることが好ましく、36〜54%であることが更に好ましい。
圧搾溝12の幅は、好ましくは1〜5mmであり、更に好ましくは2〜4mmである。
吸収性本体10の***部対向部Aに、長手方向に延びる圧搾溝12が設けられていることで、吸収性本体10の肌当接面側において液の拡散を抑制することができる。
ウイング部5は、図1及び図2に示すように、***部対向部Aにおいて吸収性本体10の両側部から幅方向外方に延出している。ウイング部5は、ショーツ等の下着のクロッチ部の下面(外面)側に折り返されて用いられる。第1実施形態のようなウイング部5を有する形態においては、ウイング部5の両付け根を結ぶ直線が、吸収性本体10とウイング部5との境界線となる。ウイング部5は、図1に示すように、平面視で、下底(上底よりも長い辺)が吸収性本体10の側部側に位置する略台形状を有している。
ウイング部5の非肌当接面側には、図2に示すように、ズレ止め剤55が設けられている。ズレ止め剤55によって、使用時に、ショーツのクロッチ部の下面(外面)側に折り返されたウイング部5をクロッチ部に止着できるようになっている。
サイド防漏部6は、図1及び図2に示すように、吸収性本体10の両側部の肌当接面側をそれぞれ被覆する構成部位で、吸収性本体10の両側部の肌当接面側それぞれに、吸収性本体10の長手方向に沿ってその略全長に亘るように設けられている。
サイド防漏部6はサイドシート61からなる。サイドシート61は、幅方向に2つ折りにされて、サイド防漏部6の内側縁部において折り返し部を形成し、2層領域を形成している。第1実施形態においては、サイド防漏部6の平面視面積の80%以上が2層領域となっている。サイド防漏部6の内側縁部は、吸収性本体10の長手方向に沿う直線状になっている。
サイドシート61としては、生理用ナプキン等の吸収性物品において従来から用いられている各種材料を特に制限なく用いることができる。サイドシート61は、撥水性及び/又は透湿性を有していることが好ましく、液不透過性であってもよい。サイトシート61の材料としては、例えば、スパンボンド不織布、スパンボンド不織布(S)とメルトブロー不織布(M)とが複合化されたシート(例えばSM、SMS、SMMS等)、スパンレース不織布、ヒートロール不織布、エアスルー不織布等の撥水性(疎水性)不織布が挙げられる。
サイドシート61は、吸収性本体10の両側部から幅方向外方にそれぞれ延出して、ウイング部5の上層を形成している。裏面シート3は、吸収性本体10の両側部から幅方向外方にそれぞれ延出して、ウイング部5の下層を形成している。つまり、サイドシート61における延出した部分と裏面シート3における延出した部分との積層体は、吸収性本体10の幅方向外方それぞれにウイング部5を形成している。
サイド防漏部6は、前方部Bにおいて、その前端部側及び外側縁部側が、前側のエンドシール部(図示せず)によって、吸収性本体10の表面シート2又は裏面シート3に接合されている。同様に、サイド防漏部6は、後方部Cにおいて、その後端部側及び外側縁部側が、後側のエンドシール部(図示せず)によって、吸収性本体10の表面シート2又は裏面シート3に接合されている。これらのエンドシール部はヒートシール等により形成される。
前側のエンドシール部は、吸収性本体10の前方部Bの左側縁部から前端縁部を経由して右側縁部に亘って、略半円弧状に連続的に延びている。同様に、後側のエンドシール部は、吸収性本体10の後方部Cの左側縁部から前端縁部を経由して右側縁部に亘って、略半円弧状に連続的に延びている。表面シート2と裏面シート3とは、両エンドシール部によって接合されている。
サイド防漏部6の下面は、サイド防漏部6の外側縁部近傍においては、表面シート2又は裏面シート3に接合されているが、それ以外の領域においては、表面シート2又は裏面シート3に接合されておらず、表面シート2との間でポケットを形成している。サイド防漏部6の下面のうち、表面シート2及び裏面シート3に接合されていない領域の比率は、面積比で15%以上であることが好ましく、50%以上であることが更に好ましい。サイド防漏部6の下面のうち、平面視で吸収体4に重なる部分は、表面シート2に接合されていない。
前記ポケットは、着用時に開口し、その開口したポケットに、幅方向外方へ移動した体液を捕捉できるため、防漏性を向上させることができる。前記ポケットで捕捉された体液は、該ポケットの手前から奥へ移動する間に吸収体4に吸収されるか、又は該ポケットの奥に到達した後、吸収体4側に戻って吸収される。
第1実施形態の生理用ナプキン1の各構成部材は、前述のエンドシール部以外にも、ホットメルト型接着剤等の各種接着剤(図示せず)により更に接合されていてもよい。
接着剤は、例えば、吸収体4と裏面シート3との間に設けられる。また、接着剤は、ウイング部5の両付け根間において、サイドシート61と裏面シート3との間に設けることが好ましい。接着剤は、連続的に(面状に)塗工されていてもよい(いわゆるベタ塗り)が、塗工された領域の通気性を考慮すると、間欠的に塗工されていることが好ましい。間欠的な塗工形態としては、例えば、スパイラル状、幅方向に延びるストライプ状、Ω状、ドット状が挙げられる。
第1実施形態の生理用ナプキン1は、吸収性本体10をショーツのクロッチ部(図示せず)の上面(内面)に配設し、ズレ止め剤11によってクロッチ部に固定する。そして、ウイング部5をクロッチ部の下面(外面)側に折り返して、ズレ止め剤55によってウイング部5をクロッチ部の外面に止着することにより、位置ズレを防止しながら装着することができる。
以上の構成を有する第1実施形態の生理用ナプキン1においては、***部対向部Aにおいて、吸収体4の側部41に高圧縮領域Pが形成されており、高圧縮領域Pは、吸収体4の幅方向外端部43まで形成されており、且つ吸収体4の長手方向前端部44及び後端部45までは形成されていない。そのため、図5(a)に示すように、吸収体4に幅方向内方に向けて力が加わっても、吸収体4の側部41がヨレにくく、従って、圧搾溝12の有無に拘わらず、吸収体4の幅方向中央部42が***しやすい。
具体的には、図5(b)に示すように、吸収体4の側部41の幅方向内端部46が迫り上がり、その結果、吸収体4の幅方向中央部42の上面の位置が高くなる。あるいは、図5(c)に示すように、吸収体4の側部41の幅方向内端部46が迫り上がらない場合には、吸収体4の幅方向中央部42は、その幅が狭くなり、その結果、その厚みが厚くなり、上面の位置が高くなる。
従って、着用者の***部に吸収性本体10の幅方向中央部の肌当接面側が密着しやすく、***された体液を吸収性本体に速やかに吸収することできる。
また、吸収体4の高圧縮領域Pは剛性が高くなっているため、吸収性本体10の側部におけるヨレが生じにくく、横漏れが発生しにくい。
次に、本発明の吸収性物品の他の実施形態について説明する。他の実施形態については、上述した第1実施形態と異なる点を主として説明し、同様の点は同一の符号を付して説明を省略する。特に説明しない点は、第1実施形態についての説明が適宜適用される。他の実施形態においても、第1実施形態と同様の効果が奏される。
吸収体4は、第1実施形態においては、単層構造であるが、本発明においては、その全面が多層構造を有していてもよい。
具体的には、第2実施形態においては、図6(a)に示すように、吸収体4は、上層吸収体4A及び下層吸収体4Bからなる2層構造を有している。上層吸収体4A及び下層吸収体4Bの平面視形状は、同じである。
吸収体4は、多層構造を採用することで、厚みの厚いものを容易に形成することができる。高圧縮領域Pと低圧縮領域Qとの境界では、急激に厚みが変化することに起因して吸収体4の破断が生じやすいが、多層構造の吸収体4によれば、高圧縮領域Pと低圧縮領域Qとの境界において、1層ごとに厚みの変化が緩やかとなるため、吸収体4の破断が生じにくい。
圧搾溝12は、吸収体4の幅方向中央部42(低圧縮領域Q)と高圧縮領域Pとに跨って設けることができる。
例えば、図7(a)に示すように、圧搾溝12の前端部12B及び後端部12Cが吸収体4の高圧縮領域Pに位置し、圧搾溝12の長手方向中央部12Aが吸収体4の幅方向中央部42に位置する湾曲形状を形成するように、圧搾溝12を設けることができる。圧搾溝が形成されていることで防漏性が高められる他、このような形状の圧搾溝とされることで、吸収体4の側部の幅方向内端部が迫り上がり、その結果、吸収体4の幅方向中央部の上面の位置が高くなる形状変形が起こりやすい。
反対に、図7(b)に示すように、圧搾溝12の前端部12B及び後端部12Cが吸収体4の幅方向中央部42に位置し、圧搾溝12の長手方向中央部12Aが吸収体4の高圧縮領域Pに位置する湾曲形状を形成するように、圧搾溝12を設けることができる。圧搾溝が形成されていることで防漏性が高められる他、このような形状の圧搾溝とされることで、吸収体4の幅方向中央部は、その幅が狭くなり、その結果、その厚みが厚くなって、上面の位置が高くなる形状変形が起こりやすい。
圧搾溝12は、吸収体4の高圧縮領域Pのみに設けることができる。
例えば、図8(a)に示すように、高圧縮領域Pにおいて、圧搾溝12の前端部12B及び後端部12Cが吸収体4の幅方向外側に位置し、圧搾溝12の長手方向中央部12Aが吸収体4の幅方向内側に位置する湾曲形状を形成するように、圧搾溝12を設けることができる。圧搾溝が形成されていることで防漏性が高められる他、このような形状の圧搾溝が高圧縮領域内とされることで、高圧縮領域の安定化される。されに、吸収体4の側部の幅方向内端部が迫り上がり、その結果、吸収体4の幅方向中央部の上面の位置が高くなる形状変形がより起こりやすい。
反対に、図8(b)に示すように、高圧縮領域Pにおいて、圧搾溝12の前端部12B及び後端部12Cが吸収体4の幅方向内側に位置し、圧搾溝12の長手方向中央部12Aが吸収体4の幅方向外側に位置する湾曲形状を形成するように、圧搾溝12を設けることができる。圧搾溝が形成されていることで防漏性が高められる他、このような形状の圧搾溝が高圧縮領域内とされることで、高圧縮領域の安定化される。されに、吸収体4の幅方向中央部は、その幅が狭くなり、その結果、その厚みが厚くなって、上面の位置が高くなる形状変形が起こりやすい。
吸収性本体10の前方部B及び/又は後方部Cにも、圧搾溝12とは別の補助圧搾溝13を設けることができる。
例えば、図9(a)に示すように、図8(a)に示す吸収体4において、吸収性本体10の前方部B及び後方部Cに、吸収体4の幅方向に延びる補助圧搾溝13を設けることができる。前方部Bに位置する補助圧搾溝13は、吸収体4の前側に凸に湾曲しており、後方部Cに位置する補助圧搾溝13は、吸収体4の後側に凸に湾曲している。従って、4つの圧搾溝12,補助圧搾溝13,圧搾溝12及び補助圧搾溝13から、非連続的な周状の圧搾溝が形成される。
同様に、図9(b)に示すように、図8(b)に示す吸収体4において、図9(a)に示す補助圧搾溝13と同じ補助圧搾溝13を設けることができる。図9(b)に示す吸収体4においても、4つの圧搾溝12,補助圧搾溝13,圧搾溝12及び補助圧搾溝13から、非連続的な周状の圧搾溝が形成される。
このように形成されていることから、図8(a)で発現する効果に加え、前後方向への防漏性、さらには、中央の形状変形が端部に至ることを防ぐ効果も有する。
長手方向の延びる圧搾溝12及び幅方向に延びる補助圧搾溝13を連結して、連続的な周状の圧搾溝を形成することもできる。
例えば、図10(a)に示すように、図9(a)に示す吸収体4について、隣接する圧搾溝12及び補助圧搾溝13の端部同士を連結して、連続的な周状の圧搾溝を形成することができる。
同様に、図10(b)に示すように、図9(b)に示す吸収体4について、隣接する圧搾溝12及び補助圧搾溝13の端部同士を連結して、連続的な周状の圧搾溝を形成することができる。
このように形成されていることから、図8(b)で発現する効果に加え、前後方向への防漏性、さらには、中央の形状変形が端部に至ることを防ぐ効果も有する。
図7(b)、図8(b)、図9(b)、図10(b)に示す吸収体は、圧搾溝12,13が、***ポイント部を囲むように、吸収性物品の長手方向中央部に設けられている。***ポイント部は、着用者の液***部(生理用ナプキンの場合は膣口)に対向配置される部位であり、概ね***部対向部Aにおける吸収性物品の幅方向中央部に位置する。
本発明の吸収性物品は、前述した実施形態に制限されることなく、本発明の趣旨を逸脱しない限り適宜変更が可能である。
例えば、高圧縮領域Pを有する吸収体4に加えて、それとは別体の補助吸収体を表面シート2と吸収体4との間及び/又は吸収体4と裏面シート3との間に配設することができる。
後方部Cには、吸収性本体10の両側部から延出した後部フラップを設けることができる。後部フラップは、吸収性本体10から延出した状態で折り返されることなく、ショーツ等の下着に装着されて用いられるものである。
ウイング部5及び/又はサイド防漏部6は設けられていなくてもよい。
ウイング部5は、その一部又は全部がサイドシート61のみから形成されていてもよく、あるいは、その一部又は全部が裏面シート3のみから形成されていてもよい。
前述した各形態における各構成については、適宜組み合わせることができる。
本発明の吸収性物品は、生理用ナプキンに制限されず、パンティライナー(おりものシート)、失禁パッド等にも適用することができる。装着される下着は、ショーツに制限されない。
図1は、本発明の吸収性物品の第1実施形態としての生理用ナプキンを示す平面図である。 図2は、図1に示すII−II線断面図である。 図3(a)は、第1実施形態の生理用ナプキンにおける吸収体を示す縦断面図であり、図3(b)は、高圧縮領域が形成される前の吸収体を示す縦断面図である。 図4(a)〜(c)は、第1実施形態の生理用ナプキンにおける吸収体の高圧縮領域の上面のエンボス形状のバリエーションを示す平面図である。 図5(a)〜(c)は、第1実施形態の生理用ナプキンにおける吸収体の***プロセスを示す縦断面図である。 図6(a)は、第2実施形態における吸収体を示す縦断面図であり、図6(b)は、高圧縮領域が形成される前の吸収体を示す縦断面図である。 図7(a)及び図7(b)は、吸収体における圧搾溝の平面視形状のバリエーションを示す平面図である。 図8(a)及び図8(b)は、吸収体における圧搾溝の平面視形状のバリエーションを示す平面図である。 図9(a)及び図9(b)は、吸収体における圧搾溝の平面視形状のバリエーションを示す平面図である。 図10(a)及び図10(b)は、吸収体における圧搾溝の平面視形状のバリエーションを示す平面図である。
符号の説明
1 生理用ナプキン(吸収性物品)
10 吸収性本体
11 ズレ止め剤
12 圧搾溝
13 補助圧搾溝
2 表面シート
3 裏面シート
4 吸収体
41 側部
42 幅方向中央部
43 幅方向外端部
44 前端部
45 後端部
5 ウイング部
55 ズレ止め剤
6 サイド防漏部
61 サイドシート
A ***部対向部
B 前方部
C 後方部
P 高圧縮領域
Q 低圧縮領域

Claims (4)

  1. 肌当接面側に配置された表面シート、非肌当接面側に配置された裏面シート及び両シート間に配置された吸収体を備えた縦長の吸収性本体を有する吸収性物品であって、
    前記吸収性本体の少なくとも***部対向部における、前記吸収体の一対の側部は、該側部の間に位置する幅方向中央部よりも圧縮されることにより、一対の高圧縮領域を形成しており、
    前記高圧縮領域は、前記吸収体の長手方向前後端部までは形成されておらず、
    前記吸収性本体の前記***部対向部における両側の前記表面シート側に、該表面シート及び前記吸収体が圧縮されて形成された、該吸収性本体の長手方向に延びる一対の圧搾溝が設けられており、
    前記圧搾溝は、少なくとも一部が前記高圧縮領域の一部に存在する、吸収性物品。
  2. 前記吸収性本体の前記***部対向部において、前記圧搾溝が、該吸収性本体の幅方向中央部側に向かって凸状に湾曲している、請求項1記載の吸収性物品。
  3. 前記吸収性本体の前記***部対向部において、前記圧搾溝が、該吸収性本体の幅方向の外方側に向かって凸状に湾曲している、請求項1記載の吸収性物品。
  4. 前記吸収性本体、該吸収性本体の両側部それぞれから幅方向外方に延出する一対のウイング部、及び該吸収性本体の両側部の肌当接面側をそれぞれ被覆する一対のサイド防漏部を有する請求項1〜の何れか1項記載の吸収性物品。
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