JP5107760B2 - パンツ型着用物品 - Google Patents
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Description
しかしながら、脚回りに弾性部材を配すれば、着用者の脚回りを締め付け、脚回りに弾性部材によるゴム跡を残してしまう場合がある。
また、体液の漏れとおむつのズレ落ちとを防止すること等を目的に、例えば、引用文献1には、胴回り弾性部材と、該胴回り弾性部材と重なるように配された臀部弾性部材とから形成される弾性伸縮部を備えたパンツ型の使い捨ておむつの技術が開示されている。
前記パンツ型使い捨ておむつ1Aは、図2に示すように、背側部Aの左右それぞれに弾性伸縮部D,D’を有し、左右の弾性伸縮部D,D’それぞれは、外包材2に配された第1胴部弾性部材23a,23a’と第2胴部弾性部材23b,23b’とが交差して形成された背側交差部24a,24a’を具備している。
第1胴部弾性部材23a,23a’は、図2に示すように、レッグ開口部5の縁部5a,5a’からウエスト開口部4の縁部に向って斜め方向に延び、第2胴部弾性部材23b,23b’は、背側部Aの側縁部2a,2a’から背側部Aの股下部C寄りの中心部に向って斜め方向に延びている。
また、第1胴部弾性部材23a,23a’及び第2胴部弾性部材23b,23b’は、図2に示すように、背側交差部24a,24a’の形成位置が、パンツ型使い捨ておむつ1Aを着用したときに着用者の大転子7の部位(図4及び図5参照)に当接するように、配されている。
第3胴部弾性部材23c,23c’は、図2に示すように、腹側部Bの側縁部2b,2b’からウエスト開口部4の縁部に向って斜め方向に延び、第4胴部弾性部材23d,23d’は、ウエスト開口部4の縁部4aから腹側部Bの股下部C寄りの中心部に向って斜め方向に延びている。
補助胴部弾性部材25a,25a’,25b,25b’それぞれは、図2に示すように、パンツ型使い捨ておむつ1Aの幅方向(中心線WLと同方向)に平行に配されており、補助胴部弾性部材25a,25a’,25b,25b’それぞれは、パンツ型使い捨ておむつ1Aを着用したときに着用者の腸骨稜8aから上前腸骨棘8bにかけての部位(図4及び図5参照)に位置するように配されている。
前記弾性伸縮部Dは、図2に示すように、第1胴部弾性部材23aと第2胴部弾性部材23bとが交差する背側交差部24aを有している。
前記弾性伸縮部Dは、図2に示すように、パンツ型使い捨ておむつ1Aを着用したときに着用者の腸骨稜8aから上前腸骨棘8bにかけての部位(図5参照)に位置する第1領域F1、第1領域F1より外方に位置する第2領域F2、第1領域F1より内方に位置する第3領域F3を有している。
第1実施形態の第1胴部弾性部材23aは、図2に示すように、7本の弾性部材から形成されている。7本の弾性部材は、互いに重ならないように配されている。
複数本の第1胴部弾性部材23aの中の中央に位置する弾性部材は、図2に示すように、背側交差部24aの略中心において、パンツ型使い捨ておむつ1Aの幅方向(中心船WLと同方向)に平行で大転子7の中心を通る幅方向大転子中心線7aと角度αで交差しており、レッグ開口部5の縁部5aからウエスト開口部4の縁部に向って斜め方向(角度α)に延びている。
ここで、第1実施形態のレッグ開口部5の縁部5aとは、図2に示すように、複数本の第1胴部弾性部材23aの中の中央に位置する弾性部材が、レッグ開口部5の周縁と接しており、その接点が、側縁部2aの側縁2a1から、0〜190mmの範囲に位置していることをいう。
また、角度αは、好ましくは、0〜90°であり、更に好ましくは、30〜60°である。
第1実施形態の第2胴部弾性部材23bは、第1胴部弾性部材23aと同様に、7本の弾性部材から形成されており、各弾性部材は、互いに重ならないように配されている。
複数本の第2胴部弾性部材23bの中の中央に位置する弾性部材は、図2に示すように、背側交差部24aの略中心において、パンツ型使い捨ておむつ1Aの幅方向(中心船WLと胴方向)に平行で大転子7の中心を通る幅方向大転子中心線7aと角度βで交差しており、側縁部2aから背側部Aの股下部C寄りの中心部に向って斜め方向(角度β)に延びている。
ここで、第1実施形態の側縁部2aとは、図2に示すように、複数本の第2胴部弾性部材23bの中の中央に位置する弾性部材が、側縁部2aの側縁2a1と接しており、その接点が、ウエスト開口部4の周縁から、0〜115mmの範囲に位置していることをいう。
また、角度βは、好ましくは、0〜90°であり、更に好ましくは、30〜60°である。
ここで、大転子とは、解剖学の用語である。大転子とは、図4及び図5に示す符号7で示されている部位である。
着用対象者が幼児である場合、図2に示すように、背側交差部24aの中心とパンツ型着用物品1の長手方向に延びる中心線CLとの間の距離W1は、好ましくは、105〜155mmであり、更に好ましくは、115〜145mmである。更に、背側交差部24aの中心とパンツ型着用物品1の幅方向に延びる中心線WLとの間の距離L1は、好ましくは、145〜180mmであり、更に好ましくは、155〜175mmである。
前記弾性伸縮部Eは、図2に示すように、第3胴部弾性部材23cと第4胴部弾性部材23dとが交差する腹側交差部24bを有している。
弾性伸縮部Eは、弾性伸縮部Dと同様に、第1領域F1、第1領域F1より外方に位置する第2領域F2、第1領域F1より内方に位置する第3領域F3を有している。
本実施形態の第3胴部弾性部材23cは、第1胴部弾性部材23aと同様に、7本の弾性部材から形成されており、各弾性部材は、互いに重ならないように配されている。
複数本の第3胴部弾性部材23cの中の中央に位置する弾性部材は、図2に示すように、腹側交差部24bの略中心において、パンツ型使い捨ておむつ1Aの幅方向(中心船WLと胴方向)に平行で腸骨稜8aと腸骨棘8bとの中心を通る幅方向腸骨中心線8cと角度γで交差しており、腹側部Bの側縁部2bからウエスト開口部4の縁部に向って斜め方向(角度γ)に延びている。
ここで、本実施形態の側縁部2bとは、図2に示すように、複数本の第3胴部弾性部材23cの中の中央に位置する弾性部材が、側縁部2bの側縁2b1と接しており、その接点が、レッグ開口部5の周縁から、0〜115mmの範囲に位置していることをいう。
また、角度γは、好ましくは、0〜90°であり、更に好ましくは、30〜60°である。
本実施形態の第4胴部弾性部材23dは、第1胴部弾性部材23aと同様に、7本の弾性部材から形成されており、各弾性部材は、互いに重ならないように配されている。
複数本の第4胴部弾性部材23dの中の中央に位置する弾性部材は、図2に示すように、腹側交差部24bの略中心において、パンツ型使い捨ておむつ1Aの幅方向(中心線WLと同方向)に平行で腸骨稜8aと腸骨棘8bとの中心を通る幅方向腸骨中心線8cと角度δで交差しており、ウエスト開口部4の縁部4aから腹側部Bの股下部C寄りの中心部に向って斜め方向(角度δ)に延びている。
ここで、本実施形態の縁部4aとは、図2に示すように、複数本の第4胴部弾性部材23dの中の中央に位置する弾性部材が、ウエスト開口部4の周縁と接しており、その接点が、側縁部2bの側縁2b1から、0〜190mmの範囲に位置していることをいう。
また、角度δは、好ましくは、0〜90°であり、更に好ましくは、30〜60°である。
ここで腸骨稜及び上前腸骨棘は、解剖学の用語であり、腸骨稜及び上前腸骨棘とは、それぞれ、図5に示す符号8a、8a’で示されている部位である。
本実施形態のパンツ型使い捨ておむつ1Aは、背側交差部24aの中心とパンツ型使い捨ておむつ1Aの長手方向に延びる中心線CLとの間の距離W1が、腹側交差部24bの中心と長手方向に延びる中心線CLとの間の距離W2より長く、背側交差部24aの中心とパンツ型使い捨ておむつ1Aの幅方向に延びる中心線WLとの間の距離L1が、腹側交差部24bの中心と幅方向に延びる中心線WLとの間の距離L2より短く形成されている。
着用対象者が幼児である場合、距離W2は、好ましくは、85〜135mmであり、更に好ましくは、95〜125mmである。更に、距離L2は、好ましくは、180〜230mmであり、更に好ましくは、145〜180mmである。
着用対象者が幼児である場合、図2に示すように、背側部Aの複数本の補助胴部弾性部材25aの中の中央に位置する弾性部材(パンツ型使い捨ておむつ1Aの長手方向に沿う中央位置)と幅方向に延びる中心線WLとの間の距離K1は、好ましくは、180〜230mmであり、更に好ましくは、145〜180mmである。腹側部Bの複数本の補助胴部弾性部材25bの中の中央に位置する弾性部材(パンツ型使い捨ておむつ1Aの長手方向に沿う中央位置)と幅方向に延びる中心線WLとの間の距離K2は、好ましくは、180〜230mmであり、更に好ましくは、145〜180mmである。
着用対象者が成人である場合、距離K1は、好ましくは、300〜350mmであり、更に好ましくは、305〜335mmである。更に、距離K2は、好ましくは、300〜350mmであり、更に好ましくは、305〜335mmである。
第1実施形態の背側部Aのウエスト弾性部材26aと26a’とは、連続しており、右側の側縁部2aと左側の側縁部2a’との間に亘って配されている。腹側部Bのウエスト弾性部材26bについては、ウエスト弾性部材26aと同様である。
第1実施形態の背側部Aの下方補助弾性部材27aと27a’とは、非連続であり、下方補助弾性部材27aが、右側の側縁部2aと吸収性本体3の右側側縁部との間に亘って配され、下方補助弾性部材27a’が、左側の側縁部2a’と吸収性本体3の左側側縁部との間に亘って配されており、吸収性本体3の側縁部近傍同士の間には下方補助弾性部材が配されていない。腹側部Bの下方補助弾性部材27bについては、下方補助弾性部材27aと同様である。
前記外層シート21及び前記内層シート22としては、この種の物品に従来使用されている各種のシート材を特に制限なく用いることができるが、不織布であることが好ましく、特に柔軟性等の観点から、エアースルー不織布、ヒートロール不織布、スパンレース不織布、スパンボンド不織布、メルトブローン不織布等からなる単層シート又は積層シートであることが好ましい。外層シート21及び内層シート22として用いる不織布は、撥水性の不織布であることが、漏れ出した尿の被害を低減する観点から好ましい。
第1実施形態のパンツ型使い捨ておむつ1Aは、図1〜図3に示すように、背側部Aの左右それぞれに弾性伸縮部D,D’を有し、左右の弾性伸縮部D,D’それぞれは、第1胴部弾性部材23a,23a’及び第2胴部弾性部材23b,23b’とを具備している。
第1胴部弾性部材23a,23a’は、図2に示すように、レッグ開口部5の縁部5a,5a’からウエスト開口部4の縁部に向って斜め方向(角度α)に延び、第2胴部弾性部材23b,23b’は、背側部Aの側縁部2a,2a’から背側部Aの股下部C寄りの中心部に向って斜め方向(角度β)に延びている。また、第1胴部弾性部材23a,23a’及び第2胴部弾性部材23b,23b’は、図2に示すように、背側交差部24a,24a’の形成位置が、パンツ型使い捨ておむつ1Aを着用したときに着用者の大転子7の部位に当接するように、配されている。
このように、第1胴部弾性部材23a,23a’及び第2胴部弾性部材23b,23b’が、配されているため、脚回りに弾性部材を具備しなくても、パンツ型使い捨ておむつ1Aがズレ落ちることがなく、吸収性本体3が着用者にフィットするので、体液の漏れを防止することができる。また、脚回りに弾性部材を具備していないので、着用者の脚回りにゴム跡を残してしまうこともない。
第3胴部弾性部材23c,23c’は、図2に示すように、腹側部Bの側縁部2b,2b’からウエスト開口部4の縁部に向って斜め方向(角度γ)に延び、第4胴部弾性部材23d,23d’は、ウエスト開口部4の縁部から腹側部Bの股下部C寄りの中心部に向って斜め方向(角度δ)に延びている。
また、第1実施形態のパンツ型使い捨ておむつ1Aは、背側交差部24aの中心と長手方向に延びる中心線CLとの間の距離W1が、腹側交差部24bの中心と長手方向に延びる中心線CLとの間の距離W2より長く、背側交差部24aの中心と幅方向に延びる中心線WLとの間の距離L1が、腹側交差部24bの中心と幅方向に延びる中心線WLとの間の距離L2より短く形成されている
このように、第3弾性部材23c,23c’及び第4胴部弾性部材23d,23d’が、配されているため、脚回りに弾性部材を具備しなくても、パンツ型使い捨ておむつ1Aが、更にズレ落ちることがなく、吸収性本体3が着用者にフィットするので、体液の漏れを防止することができる。
補助胴部弾性部材25a,25a’,25b,25b’それぞれは、図2に示すように、パンツ型使い捨ておむつ1Aの幅方向(中心線WLと同方向)に平行に配されており、補助胴部弾性部材25a,25a’,25b,25b’それぞれは、パンツ型使い捨ておむつ1Aを着用したときに着用者の腸骨稜8aから上前腸骨棘8bにかけての部位に位置するように配されている。
このように、補助胴部弾性部材25a,25a’,25b,25b’が、配されているため、腸骨でパンツ型使い捨ておむつ1Aを支えやすくすることができ、着用者へのフィット性を更に高めることができる。
第2実施形態のパンツ型使い捨ておむつ1Bについては、第1実施形態のパンツ型使い捨ておむつ1Aと異なる点について説明する。特に説明しない点は、第1実施形態のパンツ型使い捨ておむつ1Aと同様であり、第1実施形態のパンツ型使い捨ておむつ1Aの説明が適宜適用される。
第5胴部弾性部材23e,23e’は、ウエスト開口部4の縁部4aから腹側部Bの側縁部2bに向って斜め方向に延び、第5胴部弾性部材23e,23e’は、背側部Aの第2胴部弾性部材23bの側縁部2aの対応位置2a2と接続するように配されている。
第2実施形態の第5胴部弾性部材23eは、第1胴部弾性部材23aと同様に、7本の弾性部材から形成されており、各弾性部材は、互いに重ならないように配されている。
複数本の第5胴部弾性部材23eの中の中央に位置する弾性部材は、図6に示すように、パンツ型使い捨ておむつ1Bの幅方向(中心線WLと同方向)に平行に配置された複数本のウエスト弾性部材26bの中の中央に位置する弾性部材と角度εで交差しており、ウエスト開口部4の縁部4aから腹側部Bの側縁部2bに向って斜め方向(角度ε)に延びている。第5胴部弾性部材23eは、図6及び図7に示すように、背側部Aの第2胴部弾性部材23bの側縁部2aの対応位置2a2と接続するように配されているので、第5胴部弾性部材23eと第2胴部弾性部材23bとは、直線状に連続して配されている。
ここで、本実施形態のウエスト開口部4の縁部4aとは、図6に示すように、複数本の第5胴部弾性部材23eの中の中央に位置する弾性部材が、ウエスト開口部4の周縁と接しており、その接点が、側縁部2bの側縁2b1から、0〜190mmの範囲に位置していることをいう。
また、角度εは、好ましくは、0〜90°であり、更に好ましくは、30〜60°である。
第5胴部弾性部材23e,23e’の形成材料としては、前記第1胴部弾性部材23aと同様に、使い捨ておむつや生理用ナプキン等の吸収性物品に用いられる各種公知の弾性材料を特に制限なく用いることができる。
第2実施形態のパンツ型使い捨ておむつ1Bは、図6及び図7に示すように、背側部Aの左右それぞれに弾性伸縮部D,D’を有し、左右の弾性伸縮部D,D’それぞれは、第1胴部弾性部材23a,23a’及び第2胴部弾性部材23b,23b’とを具備している。
第1胴部弾性部材23a,23a’及び第2胴部弾性部材23b,23b’は、第1実施形態のパンツ型使い捨ておむつ1Aと同様に配されているため、脚回りに弾性部材を具備しなくても、パンツ型使い捨ておむつ1Bがズレ落ちることがなく、吸収性本体3が着用者にフィットするので、体液の漏れを防止することができる。また、脚回りに弾性部材を具備していないので、着用者の脚回りにゴム跡を残してしまうこともない。
第3実施形態のパンツ型使い捨ておむつ1Cについては、第1実施形態のパンツ型使い捨ておむつ1Aと異なる点について説明する。特に説明しない点は、第1実施形態のパンツ型使い捨ておむつ1Aと同様であり、第1実施形態のパンツ型使い捨ておむつ1Aの説明が適宜適用される。
また、第3実施形態のパンツ型使い捨ておむつ1Cは、図8に示すように、腹側部Bの左右それぞれに弾性伸縮部E,E’を有しているが、第1実施形態のパンツ型使い捨ておむつ1Aと異なり、第1領域F1には、補助胴部弾性部材25b,25b’が配されておらず、第3胴部弾性部材23c,23c’及び第4胴部弾性部材23d,23d’の何れも配されていない形態である。
第3実施形態のパンツ型使い捨ておむつ1Cは、図8に示すように、補助胴部弾性部材25a,25a’,25b,25b’、第3胴部弾性部材23c,23c’及び第4胴部弾性部材23d,23d’の何れも配されていないが、背側部Aの左右の弾性伸縮部D,D’それぞれは、第1胴部弾性部材23a,23a’及び第2胴部弾性部材23b,23b’とを具備している。
第1胴部弾性部材23a,23a’及び第2胴部弾性部材23b,23b’は、第1実施形態のパンツ型使い捨ておむつ1Aと同様に配されているため、脚回りに弾性部材を具備しなくても、パンツ型使い捨ておむつ1Cがズレ落ちることがなく、吸収性本体3が着用者にフィットするので、体液の漏れを防止することができる。また、脚回りに弾性部材を具備していないので、着用者の脚回りにゴム跡を残してしまうこともない。
2 外包材
2a 背側部Aの側縁部
2b 腹側部Bの側縁部
21 外層シート
21B 延出領域
22 内層シート
23a,23a’ 第1胴部弾性部材
23b,23b’ 第2胴部弾性部材
23c,23c’ 第3胴部弾性部材
23d,23d’ 第4胴部弾性部材
23e,23e’ 第5胴部弾性部材
24a,24a’ 背側交差部
24b,24b’ 腹側交差部
25a,25a’,25b,25b’ 補助胴部弾性部材
26a,26a’,26b,26b’ ウエスト弾性部材
27a,27a’,27b,27b’ 下方補助弾性部材
3 吸収性本体
32 表面シート
33 裏面シート
34 吸収性コア
35 側方カフス
36 側方カフス弾性部材
37 側方カフス形成用シート
4 ウエスト開口部
4a ウエスト開口部4の縁部
5,5’ レッグ開口部
5a,5a’ レッグ開口部5,5’の縁部
6,6’ サイドシール部
7 大転子
7a 幅方向大転子中心線
8 腸骨
8a 腸骨稜
8b 腸骨棘
8c 幅方向腸骨中心線
A 背側部
B 腹側部
C 股下部
D,D’ 背側部Aの弾性伸縮部
E,E’ 腹側部Bの弾性伸縮部
Claims (5)
- 腹側部の両側縁部と背側部の両側縁部とが互いに接合されて、ウエスト開口部及び一対のレッグ開口部を有するパンツ型着用物品であって、
背側部の左右それぞれに弾性伸縮部を有し、
左右の前記弾性伸縮部それぞれは、外包材に配された第1胴部弾性部材と第2胴部弾性部材とが交差して形成された背側交差部を具備しており、
前記第1及び前記第2胴部弾性部材は、前記背側交差部の形成位置が、前記パンツ型着用物品を着用したときに着用者の大転子の部位に当接するように、配されており、
腹側部の左右それぞれに弾性伸縮部を有し、
左右の前記弾性伸縮部それぞれは、外包材に配された第3胴部弾性部材と第4胴部弾性部材とが交差して形成された腹側交差部を具備しており、
前記第1、前記第2、前記第3及び前記第4胴部弾性部材それぞれが、斜め方向に延び、
前記第1胴部弾性部材は、前記レッグ開口部の縁部から前記ウエスト開口部の縁部に向って延び、
前記第2胴部弾性部材は、前記背側部の前記側縁部から前記背側部の股下部寄りの中心部に向って延びており、
前記第3胴部弾性部材は、前記腹側部の前記側縁部から前記ウエスト開口部の縁部に向って延び、
前記第4胴部弾性部材は、前記ウエスト開口部の縁部から前記腹側部の股下部寄りの中心部に向って延びているパンツ型着用物品。 - 前記背側交差部の中心とパンツ型着用物品の長手方向に延びる中心線との間の距離が、前記腹側交差部の中心と該中心線との間の距離より長く、
前記背側交差部の中心とパンツ型着用物品の幅方向に延びる中心線との間の距離が、前記腹側交差部の中心と該中心線との間の距離より短い請求項1に記載のパンツ型着用物品。 - 背側部及び/又は腹側部の左右の前記弾性伸縮部それぞれは、外包材に配された補助胴部弾性部材を有し、該補助胴部弾性部材は、パンツ型着用物品の幅方向に平行に配され且つ前記パンツ型着用物品を着用したときに着用者の腸骨稜から上前腸骨棘にかけての部位に位置するように配されている請求項1又は2に記載のパンツ型着用物品。
- 前記外包材が2枚のシート材からなる請求項1〜3の何れか1項に記載のパンツ型着用物品。
- 前記第1〜前記第4胴部弾性部材及び補助胴部弾性部材は、それぞれ、全て又は少なくとも1つが、複数本の弾性部材からなっており、複数本の該弾性部材は、互いに重ならないように配されている請求項1〜4の何れか1項に記載のパンツ型着用物品。
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