JP5107020B2 - スパイラル型膜モジュール及びこれを用いた膜濾過装置 - Google Patents

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Description

本発明は、分離膜、供給側流路材及び透過側流路材の単数又は複数が有孔の中空状中心管の周りに巻きつけられたスパイラル型膜エレメントが、複数連結されて耐圧容器内に装填されているスパイラル型膜モジュールと、これを用いた膜濾過装置に関する。
スパイラル型膜エレメント(以下、単に「膜エレメント」ともいう)は、一般的に、分離膜、供給側流路材及び透過側流路材を単数又は複数含む分離膜ユニットが、有孔の中空状中心管(以下、単に「中心管」ともいう)の周りに巻きつけられた構造を有する(例えば、特許文献1参照)。
図4は、従来の膜エレメントの一部切欠き斜視図である。この図に示す膜エレメント1は、透過側流路材3の両面に分離膜2を重ね合わせた封筒状膜(袋状膜)4と、ネット状(網状)の供給側流路材6とからなる分離膜ユニットを中心管5の外周面にスパイラル状に巻回することにより構成される。通常、上記分離膜ユニットの巻回体の外周には、外装材(図示せず)が巻き付けられている。
上記膜エレメント1を使用する際は、供給液7は膜エレメント1の一方の端面側から供給される。供給された供給液7は、供給側流路材6に沿って中心管5の軸方向に平行な方向に流れ、膜エレメント1の他方の端面側から濃縮液9として排出される。また、供給液7が供給側流路材6に沿って流れる過程で分離膜2を透過した透過液8は、図中破線矢印に示すように透過側流路材3に沿って中心管5の内部に流れ込み、この中心管5の端部から排出される。
また、スパイラル型膜モジュールは、一般的に、上述のような膜エレメントが複数連結されて、耐圧容器内に装填されている構造を有する。そして、このスパイラル型膜モジュールの単数又は複数が、例えばトレーンと呼ばれるラックで保持されることにより膜濾過装置が構成される。
特開平10−137558号公報
この種の膜濾過装置では、通常、トレーンごとに処理特性(圧力、透過液の流量や液質など)の管理が行われている。例えば、複数の膜エレメントを含むスパイラル型膜モジュールがトレーン内に多数本配置された構成では、トレーンにおける各膜エレメントの位置に応じて、分離膜の汚染具合が異なるため、膜エレメントを交換する際には、新しい膜エレメントと、まだ使用可能な膜エレメントを適宜に組み合わせてトレーン内に収容している。即ち、最終的にトレーン全体で最適な処理性能を発揮できるように、各膜エレメントの配置及び組み合わせの最適化を行っている。しかしながら、現状では、使用期間のみに基づいて最適化を行っているため、十分に最適化が行われているとは言えない。
さらに、膜エレメントの洗浄や交換といったメンテナンスを行うか否かの判断は、トレーンごとの処理特性に基づいて行われるため、膜エレメントによっては、その位置や使用期間によりメンテナンスが必ずしも適切に行われているとは言えない場合がある。すなわち、場合によっては、いずれかの膜エレメントがメンテナンスを行うには手遅れの状態となっていたり、又は、必要以上に早い段階でメンテナンスが行われていたりする場合があった。
本発明は、上記実情に鑑みてなされたものであり、簡易な方法で膜エレメントごとに劣化の程度を判断できるスパイラル型膜モジュールと、これを用いた膜濾過装置を提供する。
本発明のスパイラル型膜モジュールは、分離膜、供給側流路材及び透過側流路材の単数又は複数が有孔の中空状中心管の周りに巻きつけられたスパイラル型膜エレメントが、複数連結されて耐圧容器内に装填されているスパイラル型膜モジュールにおいて、前記各スパイラル型膜エレメントの外周部に加わる圧力値を検出する圧力センサと、前記圧力センサにより検出された圧力値を送信する無線タグとを備えたことを特徴とする。
本発明のスパイラル型膜モジュールによれば、各膜エレメントの外周部に加わる圧力値(即ち、供給側の圧力値)を圧力センサにより検出して、その圧力値を無線タグにより送信することで、分離膜の汚染の程度などにより変化する供給側の圧力値を外部から検出できるため、簡易な方法で膜エレメントごとに劣化の程度を判断できる。また、無線タグにデータを予め格納しておき、当該データを外部から読み出すことにより、各膜エレメントの処理特性の管理を行うこともできる。したがって、無線タグに格納されているデータと、上記圧力センサで得られるデータとに基づいて、より精度よく管理を行うことができる。
本発明のスパイラル型膜モジュールでは、前記圧力センサが、前記無線タグを介して外部から電力の供給を受ける構成であってもよい。圧力センサの駆動用に別途電源を設ける必要がなくなるため、モジュール構成の簡略化が容易となるからである。その一例としては、前記圧力センサが、前記無線タグを介して外部から電磁誘導により電力の供給を受ける構成が挙げられる。この場合、本発明のスパイラル型膜モジュールが、上記電磁誘導により発生した交流電流を直流電流に変換して前記圧力センサに供給するコンバータを更に含んでいてもよい。従来の直流電源により駆動する圧力センサを使用できるため、低コスト化が容易となるからである。
また、本発明の膜濾過装置は、スパイラル型膜モジュールを単数又は複数含む膜濾過装置において、前記スパイラル型膜モジュールが、上述した本発明のスパイラル型膜モジュールであることを特徴とする。
通常、膜濾過装置では、透過液量を一定に保つために、操作圧力を調節しているが、その際、耐圧容器内の膜エレメントが詰まってくると、その分、圧力損失が大きくなり、同じ操作圧力でも、透過液量が減少する傾向にある。それを補うために、操作圧力を上昇させ、必要な透過液量を確保する仕組みになっている。本発明の膜濾過装置によれば、上記本発明のスパイラル型膜モジュールを備えるため、各膜エレメントにかかる圧力が検出できる。よって、例えば、膜エレメントを直列に繋いだときに隣接する膜エレメント間の差圧が検出できる。従って、膜濾過装置内のどの部分で、差圧がより大きくなっているかが判断できるため、各膜エレメントの劣化具合(閉塞具合)を簡易な方法で正確に判断できる。
本発明の膜濾過装置は、前記スパイラル型膜モジュールの前記無線タグから送信された圧力値に基づいて前記各スパイラル型膜エレメントの劣化の程度を判断する判断部を備えていてもよい。各膜エレメントのメンテナンスの時期を適切に判断することができるからである。
本発明の膜濾過装置において、前記圧力センサが前記無線タグを介して外部から電力の供給を受ける構成である場合は、前記圧力センサに対し、前記無線タグを介して電力を供給する電力供給部を更に含んでいてもよい。スパイラル型膜モジュールの外部に圧力センサを駆動するための電力供給部を設けることにより、モジュール構成の簡略化が容易となるからである。その一例としては、前記電力供給部が、前記無線タグを介して電磁誘導により電力を供給する構成が挙げられる。
本発明のスパイラル型膜モジュールで使用される膜エレメントは、分離膜、供給側流路材及び透過側流路材の単数又は複数が有孔の中空状中心管の周りに巻きつけられた構造を有する。かかる膜エレメントは、前記の特許文献1にも詳細に記載されており、従来公知の分離膜、供給側流路材、透過側流路材、中心管などが何れも採用できる。例えば、供給側流路材と透過側流路材が複数用いられる場合には、複数の膜リーフが中心管の周りに巻きつけられた構造となる。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しながら説明する。図1は、本発明のスパイラル型膜モジュールの一例を示す概略断面図であり、図2は、図1のスパイラル型膜モジュールのI-I線断面図である。
図1に示すように、スパイラル型膜モジュール50は、耐圧容器40内において直列に連結された状態で装填された複数の膜エレメント10を含む。隣接する膜エレメント10同士は、その中心管20及び管状のインターコネクタ42を介して連結されている。そして、スパイラル型膜モジュール50は、各膜エレメント10の外周部に設けられた無線タグ30を含む。この無線タグ30には、後述するように圧力センサ33(図3参照)が組み込まれており、この圧力センサ33は、各膜エレメント10の外周部に加わる圧力値(即ち、供給側の圧力値)を検出することができる。そして、圧力センサ33により検出された圧力値を無線タグ30のアンテナ31(図3参照)により送信することで、膜エレメント10に含まれる分離膜(図示せず)の汚染の程度などにより変化する供給側の圧力値を外部から検出できるため、簡易な方法で膜エレメント10ごとに劣化の程度を判断できる。
なお、図1に示す例では、無線タグ30は、各膜エレメント10の濃縮側端部の外周部に設けられているが、本発明はこれに限定されず、供給側端部、中央部などいずれの位置に設けてもよい。ただし、隣接する膜エレメント10間の差圧を正確に管理するには、全ての膜エレメント10において同じ箇所に無線タグ30を設けることが好ましい。
耐圧容器40は、例えば、繊維強化プラスチック(FRP)やステンレス鋼等の金属等により形成されている。特に、無線伝送を容易に実現させるためには、繊維強化プラスチックの方が好ましい。耐圧容器40の壁部の厚みは、後述する無線タグ30による通信を妨げない程度であればよく、例えば、10〜80mm程度である。耐圧容器40の一端部には、排水や海水などの供給液が流入する供給液入口48が形成されており、当該供給液入口48から流入する供給液が複数の膜エレメント10を通過することにより、浄化された透過液と、濃縮液とが得られる。また、耐圧容器40の他端部には、透過液が流出する透過液流出口46と、濃縮液が流出する濃縮液流出口44とが形成されている。
図2に示すように、膜エレメント10は、中心管20の周りに分離膜ユニット16が巻きつけられており、この分離膜ユニット16の巻回体の外周には外部ラップ26が巻きつけられている。外部ラップ26は、例えばポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリエチレン(PE)、ポリプロピレン(PP)、繊維強化プラスチック(FRP)等の耐水性材料で形成されている。そして、無線タグ30は、外部ラップ26に接着剤等によって固定されており、外部ラップ26と共に繊維強化プラスチック(FRP)等からなる外装材28で覆われている。外装材28の厚みは、後述する無線タグ30による通信を妨げない程度であればよく、例えば、0.01〜3mm程度である。図2の構成によれば、無線タグ30が供給液に曝されることを防止できる。なお、無線タグ30の設置場所は、膜エレメント10の外周部に加わる圧力値を検出できる限り、特に限定されず、例えば外装材28の外周側であってもよい。
次に、本発明の膜濾過装置の一例について説明する。参照する図3は、本発明の膜濾過装置の一例を説明するための、電気的構成を示した概略ブロック図である。尚、以下の説明においては、上記で説明したスパイラル型膜モジュール50の構成要素を用いて説明するが、本発明の膜濾過装置に使用できるスパイラル型膜モジュールは、上記スパイラル型膜モジュール50には限定されない。また、図3では、1つのスパイラル型膜モジュールを含む構成としたが、本発明はこれに限定されず、複数のスパイラル型膜モジュールを含む構成としてもよい。
図3に示すように、膜濾過装置100は、上記スパイラル型膜モジュール50の他に、リーダライタ60及び制御装置70等を備えている。
制御装置70は、タッチパネルやボタン等の入力手段(図示せず)を介してユーザーが入力した、あるいは予めメモリ上に記憶された設定値に基づいて、リーダライタ60などの動作を制御する。また、制御装置70は、後述するように、無線タグ30から送信された圧力値に基づいて各膜エレメント10の劣化の程度を判断する判断部71を備えている。なお、制御装置70は、通常、CPUやメモリ等で実現され得る。
無線タグ30には、アンテナ31、コンバータ32及び圧力センサ33が組み込まれている。リーダライタ60には、電力供給部61及びアンテナ62が組み込まれている。また、リーダライタ60は、スパイラル型膜モジュール50の外部において、各無線タグ30に対しそれぞれ近接する位置に設けられている。各リーダライタ60と各無線タグ30との距離は、データ等の送受信が行える程度の距離(例えば1〜500cm程度)であればよい。そして、無線タグ30とリーダライタ60との通信は、無線タグ30のアンテナ31及びリーダライタ60のアンテナ62を介して行われる。なお、本実施形態では、各リーダライタ60を各無線タグ30に対し近接する位置に設ける構成としたが、本発明はこれに限定されず、例えば可動式のリーダライタを用いて、複数の無線タグに対し1つのリーダライタで送受信を行う構成としてもよい。
無線タグ30に組み込まれた圧力センサ33は、無線タグ30のアンテナ31及びリーダライタ60のアンテナ62を介して、リーダライタ60に組み込まれた電力供給部61から電磁誘導により電力の供給を受ける。この際、無線タグ30に組み込まれたコンバータ32は、上記電磁誘導により発生した交流電流を直流電流に変換して圧力センサ33に供給する。
無線タグ30としては、例えば、従来公知のRFID(Radio Frequency Identification)タグ等に、コンバータ32や圧力センサ33等を組み込んだものが使用できる。コンバータ32としては、例えば、従来公知のAC/DCコンバータ等が使用できる。また、圧力センサ33としては、電磁誘導により供給される電力で駆動できる程度の低消費電力のものが好ましく、例えばニッタ株式会社製圧力センサ(商品名:Flexi Force、型式:A201-25)等が使用できる。
リーダライタ60としては、例えば、従来公知のRFIDタグのリーダライタに電力供給部61等を組み込んだものが使用できる。電力供給部61としては、例えば、電磁波発生装置等が使用できる。
膜濾過装置100において、各膜エレメント10の劣化の程度を判断する際は、まず、制御装置70の指令に基づいて、各リーダライタ60が、対応する膜エレメント10の無線タグ30に対し、各膜エレメント10の外周部に加わる圧力値を問う信号を送信する。更に、各圧力センサ33に対し、対応する電力供給部61から電力が供給される。そして、各圧力センサ33が、対応する膜エレメント10の外周部に加わる圧力値を検出し、その圧力値を無線タグ30のアンテナ31を介して対応するリーダライタ60に送信する。続いて、各リーダライタ60が、対応する圧力センサ33からの圧力値を制御装置70に送信する。そして、制御装置70の判断部71が、上記各圧力値に基づいて各膜エレメント10の劣化の程度を判断する。この際、各無線タグ30に位置情報や使用期間等のデータを予め格納しておき、制御装置70の指令に基づいて、各リーダライタ60が当該データを読み出す構成としてもよい。これにより、例えば判断部71が、隣接する膜エレメント10間の差圧を算出し、その値が所定の閾値以上の場合に、図示しないディスプレイ等の表示手段に、メンテナンスが必要な膜エレメント10の位置を表示することができる。また、制御装置70の指令に基づいて、各リーダライタ60が、得られた圧力値を各無線タグ30に書き込むことにより、各膜エレメント10の経時変化を追跡することもできる。
以上、本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態には限定されない。例えば、上記実施形態では、圧力センサが、リーダライタに組み込まれた電力供給部から電磁誘導により電力の供給を受ける構成としたが、本発明はこれに限定されず、バッテリを別途設けて、当該バッテリで圧力センサを駆動する構成としてもよい。
また、上記実施形態では、圧力センサ及びコンバータが無線タグに組み込まれた構成としたが、本発明はこれに限定されず、圧力センサ、コンバータ及び無線タグが分離して配置されていても良い。この場合、無線タグやコンバータは、膜エレメントの外周部に取り付けられている必要はなく、例えば、これらが膜エレメントの端部に設けられた端面保持部材(シールキャリア又はテレスコープ防止部材)などに取り付けられた構成であってもよい。
本発明のスパイラル型膜モジュールの一例を示す概略断面図である。 図1のスパイラル型膜モジュールのI-I線断面図である。 本発明の膜濾過装置の一例を説明するための、電気的構成を示した概略ブロック図である。 従来の膜エレメントの一部切欠き斜視図である。
符号の説明
10 膜エレメント
16 分離膜ユニット
20 中心管
26 外部ラップ
28 外装材
30 無線タグ
31 アンテナ
32 コンバータ
33 圧力センサ
40 耐圧容器
42 インターコネクタ
44 濃縮液流出口
46 透過液流出口
48 供給液入口
50 スパイラル型膜モジュール
60 リーダライタ
61 電力供給部
62 アンテナ
70 制御装置
71 判断部
100 膜濾過装置

Claims (8)

  1. 分離膜、供給側流路材及び透過側流路材の単数又は複数が有孔の中空状中心管の周りに巻きつけられたスパイラル型膜エレメントが、複数連結されて耐圧容器内に装填されているスパイラル型膜モジュールにおいて、
    前記各スパイラル型膜エレメントの外周部に加わる圧力値を検出する圧力センサと、
    前記圧力センサにより検出された圧力値を送信する無線タグとを備えたことを特徴とするスパイラル型膜モジュール。
  2. 前記圧力センサは、前記無線タグを介して外部から電力の供給を受ける請求項1に記載のスパイラル型膜モジュール。
  3. 前記圧力センサは、前記無線タグを介して外部から電磁誘導により電力の供給を受ける請求項2に記載のスパイラル型膜モジュール。
  4. 前記電磁誘導により発生した交流電流を直流電流に変換して前記圧力センサに供給するコンバータを更に含む請求項3に記載のスパイラル型膜モジュール。
  5. スパイラル型膜モジュールを単数又は複数含む膜濾過装置において、
    前記スパイラル型膜モジュールが、請求項1〜4のいずれか1項に記載のスパイラル型膜モジュールであることを特徴とする膜濾過装置。
  6. 前記スパイラル型膜モジュールの前記無線タグから送信された圧力値に基づいて前記各スパイラル型膜エレメントの劣化の程度を判断する判断部を更に備えた請求項5に記載の膜濾過装置。
  7. 前記スパイラル型膜モジュールが、請求項2〜4のいずれか1項に記載のスパイラル型膜モジュールであり、
    前記圧力センサに対し、前記無線タグを介して電力を供給する電力供給部を更に含む請求項5又は6に記載の膜濾過装置。
  8. 前記電力供給部は、前記無線タグを介して電磁誘導により電力を供給する請求項7に記載の膜濾過装置。
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