JP5100827B2 - 加工制御装置およびレーザ加工装置 - Google Patents

加工制御装置およびレーザ加工装置

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Description

本発明は、被加工物に照射するレーザ光の焦点位置を制御する加工制御装置およびレーザ加工装置に関するものである。
レーザ光を被加工物に照射して被加工物のレーザ加工を行なうレーザ加工装置では、加工レンズでレーザ光を所定の焦点位置に集光し、集光したレーザ光を被加工物に照射している。このようなレーザ加工装置では、加工レンズがレーザ光を吸収することによって、加工レンズの屈折率が変化する。この現象が熱レンズ効果であり、レーザ光の焦点位置を変化させてしまう原因となる。このため、レーザ加工装置では、加工レンズの光軸方向の位置を調整することによって熱レンズ効果による焦点位置のずれを補正し、所望の焦点位置にレーザ光を集光させている。
例えば、特許文献1に記載のレーザ加工装置は、焦点位置のずれを検出するために、被加工物の加工処理を行うエリアとは異なる位置(加工テーブル外)に被検物を配置している。そして、レーザ加工を開始する前に被検物にレーザ光を照射し、被検物の温度上昇に基づいて焦点位置のずれを測定するとともに、この測定結果に基づいてレーザ加工を開始する前に被加工物と加工レンズとの距離を補正している。
また、特許文献2に記載のレーザ加工装置は、焦点位置のずれを検出するために、加工ノズルに温度検出器を設けている。そして、この温度検出器の測定結果に基づいてレーザ加工を行う際の被加工物と加工レンズとの距離を補正している。
特開昭63−93491号公報 特開昭63−93492号公報
しかしながら、上記前者の従来技術では、被検物を用いて焦点位置のずれを補正した後にレーザ加工を開始するので、レーザ加工中に発生する焦点位置のずれをリアルタイムに検出することができなかった。このため、焦点位置のずれを正確に補正しながらのレーザ加工はできないという問題があった。
また、上記後者の従来技術では、加工ノズルの構成が複雑になるという問題があった。また、温度検出器が加工レンズから離れた位置に配置されているのでレーザ加工中に発生する焦点位置のずれを正確に検出することができなかった。このため、焦点位置のずれを正確に補正しながらのレーザ加工はできないという問題があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、被加工物に照射するレーザ光の焦点位置を正確に制御することができる加工制御装置およびレーザ加工装置を得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、レーザ加工装置が加工レンズによってレーザ光を所定の焦点位置に集光して被加工物のレーザ加工を行なう際の前記レーザ光の焦点位置を制御する加工制御装置において、レーザ加工中に変化する前記レーザ光の出力の大きさに基づいて、レーザ光の照射位置でレーザ加工中に変化する光軸方向の焦点位置の位置ずれの変化量を算出する算出部と、前記算出部が算出した位置ずれの変化量に基づいて、前記焦点位置の位置ずれを解消するようレーザ加工中の前記レーザ光の焦点位置を制御する焦点位置制御部と、を備え、前記算出部は、前記レーザ光の出力の大きさを用いて前記レーザ光の単位面積当たりのビーム強度を算出するとともに、算出した単位面積当たりのビーム強度と、外部入力される前記加工レンズの熱吸収率と、を用いて前記位置ずれの変化量を算出することを特徴とする。
この発明によれば、レーザ光の出力の大きさを用いてレーザ光の単位面積当たりのビーム強度を算出するとともに、算出した単位面積当たりのビーム強度と、外部入力される加工レンズの熱吸収率と、を用いて焦点位置の位置ずれの変化量を算出するので、被加工物に照射するレーザ光の焦点位置を正確に制御することが可能になるという効果を奏する。
以下に、本発明に係る加工制御装置およびレーザ加工装置の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1に係るレーザ加工装置の概略構成を示す図である。レーザ加工装置100は、レーザ発振器(レーザ光出力部)1、PR(Partial Reflection)ミラー2、ベンドミラー3、ビーム最適化ユニット4、ベンドミラー5,6、加工レンズ7を含んで構成されている。
レーザ発振器1は、CO2レーザなどのレーザ光(ビーム光)を発振させる装置であり、レーザ加工の際にはレーザ出力を種々変化させながらレーザ光を出射する。PRミラー(部分反射鏡)2は、レーザ発振器1が出射するレーザ光を部分反射させてベンドミラー3へ導く。ベンドミラー(ビーム角度変化用ミラー)3は、PRミラー2から送られてくるレーザ光のビーム角度を変えてビーム最適化ユニット4へ導く。
ビーム最適化ユニット(ビーム径変更装置)4は、ベンドミラー3から送られてくるレーザ光のビーム径(直径)を調整してベンドミラー5へ送る。ベンドミラー5,6は、ビーム角度変化用のミラーである。ベンドミラー5は、ビーム最適化ユニット4から送られてくるレーザ光のビーム角度を水平方向に偏向してベンドミラー6に送る。ベンドミラー6は、ベンドミラー5から送られてくるレーザ光のビーム角度を垂直下方に偏向して加工レンズ7に送る。ベンドミラー5とベンドミラー6の間には、図示しない偏光を変化させるミラーが装着される。
加工レンズ7は、ベンドミラー6からのレーザ光を小さなスポット径に集光して被加工物9に照射する。本実施の形態の加工レンズ7は、レーザ発振器1から出力されるレーザ光のパワー(レーザ光の設定出力)の大きさ等に応じて焦点位置が調整される。レーザ光の設定出力はレーザ加工中に種々変化するので、レーザ加工装置100は、レーザ加工の間、加工レンズ7の位置をレーザ光の設定出力に応じて種々変化させる。これにより、レーザ加工装置100は、熱レンズ効果に起因する焦点位置のずれを補正しながら被加工物9のレーザ加工を行なう。レーザ加工装置100での熱レンズ効果は、PRミラー2や加工レンズ7の熱吸収に起因して生じる。したがって、本実施の形態では、PRミラー2や加工レンズ7の熱レンズ効果に起因する焦点位置のずれを解消するよう、加工レンズ7の位置を調整する。被加工物9は、図示しない加工テーブル上に載置されており、この加工テーブル上でレーザ加工される。
図2は、加工レンズを備えた加工ヘッドの構成を示す概略図である。加工ヘッド10は、レンズ保持筒11、加工レンズ7、レンズ保持スペーサ13、加工ノズル14を有している。
レンズ保持筒11は、加工レンズ7、レンズ保持スペーサ13を格納する筐体であり、光軸と筒軸とが同じになるようレンズ保持筒11がレーザ加工装置100の本体に取り付けられる。
加工レンズ7は、概略円板状をなしており、その主面が光軸方向(焦点深度方向)と垂直な方向となるよう、レンズ保持筒11内に設置される。加工レンズ7は、レンズ保持筒11内で筒軸方向に移動自在なよう取り付けられている。
レンズ保持スペーサ13は、レンズ保持筒11と加工レンズ7の間に配設されて、レンズ保持筒11内の所定の位置に加工レンズ7を固定する。レンズ保持スペーサ13は、加工レンズ7の側面を囲うよう配設され、後述する固定板16A,16Bなどを介してレンズ保持筒11の内壁面側と当接する。加工ノズル14は、レンズ保持筒11の下部側に配設されており、加工レンズ7を介して送られてくるレーザ光を被加工物9側へ照射する。
図2において、2点鎖線で示す光路Aは、通常使用時の光路であり、破線で示す光路Bは、熱レンズ効果が発生した場合の光路である。通常使用時には、焦点位置が被加工物9の表面近傍(所望の加工位置)に設定される。一方、熱レンズ効果が発生した場合には、焦点位置が所望の加工位置からずれることとなる。本実施の形態では、熱レンズ効果が発生した場合であっても、レーザ加工装置100が焦点位置のずれ量(焦点位置ずれ量z)に応じた光軸方向の位置に加工レンズ7を移動させて焦点位置の補正を行う。具体的には、レーザ加工装置100は、焦点位置ずれ量zの変化量(焦点位置変化量Δz)と同じ距離である位置補正値h(調整量)だけ加工レンズ7を移動(位置補正)させることによって、熱レンズ効果が発生していない場合と同じ焦点位置にレーザ光を集光させる。レーザ加工装置100は、レーザ加工中に変化する焦点位置変化量Δzに応じて位置補正値hだけ加工レンズ7を移動させながら、被加工物9のレーザ加工を行なっていく。なお、ここでの焦点位置変化量Δzが特許請求の範囲に記載の位置ずれの変化量に対応する。
図3は、加工ヘッド内での加工レンズの移動動作を説明するための図である。同図に示すように、加工ヘッド10は、その内部にガイドロッド(上下案内シャフト)15を有している。ガイドロッド15は、長手方向がレーザ光の光軸方向となるよう、加工ヘッド10内に取り付けられている。なお、図3では、ガイドロッド15が2本である場合について説明したが、ガイドロッド15は3本以上であってもよい。
加工レンズ7は、上面側がレンズ保持スペーサ13を介して固定板16Aと当接するとともに下面側がレンズ保持スペーサ13を介して固定板16Bと当接しており、固定板16A,16Bによって固定されている。固定板16Aは、レーザ光が加工レンズ7に入射する箇所に加工レンズ7の上面よりも大きさな穴が開けられた円板状をなしており、レーザ光の加工レンズ7への入射を妨げることはない。固定板16Bは、レーザ光が加工レンズ7から出射する箇所に加工レンズ7の下面よりも大きな穴が開けられた円板状をなしており、レーザ光の加工レンズ7からの出射を妨げることはない。
固定板16A,16Bは、外周部にガイドロッド15を貫通させる貫通穴が設けられており、ガイドロッド15の配置方向(長手方向)に沿って上下に移動する。また、固定板16A,16Bは、ボールネジ18に螺合されている。ボールネジ18は、ステッピングモータ17によって回転させられる。ステッピングモータ17が回転すると、ボールネジ18が回転し、固定板16A,16Bがガイドロッド15沿って上下に移動する。これにより、加工レンズ7が加工ヘッド10内で上下に移動する。
図4は、実施の形態1に係るレーザ加工装置の機能ブロック図である。レーザ加工装置100は、レーザ加工機構300と加工制御装置200を有している。レーザ加工機構300は、レーザ発振器1、加工ヘッド10、駆動部40などを含んで構成されており、加工制御装置200からの指令に基づいて被加工物9のレーザ加工を行なう。
レーザ加工機構300は、熱レンズ効果を生じさせる要素(情報)のうちレーザ加工機構300で取得できる情報を、熱レンズ情報31として加工制御装置200に送る。この熱レンズ情報31は、レーザ加工時のレーザ加工機構300の状態に関する情報であり、レーザ発振器1に設定されるレーザ光の出力(設定出力P)、加工レンズ7の焦点距離f、ビーム最適化ユニット4への設定値(ビーム径の設定値)(以下、ビーム最適化ユニット設定値DAOという)などである。設定出力Pは、加工プログラム(加工条件)に従ってレーザ加工中に変化する値である。また、焦点距離fは加工レンズ7の種類(直径など)によって決まる値でありレーザ加工中に変化しない固定値である。ビーム最適化ユニット設定値DAOは、被加工物9に照射するビーム径を変化させながらレーザ加工を行う場合にはレーザ加工中に変化する値であり、被加工物9に照射するビーム径を固定してレーザ加工を行う場合にはレーザ加工中に変化しない固定値である。
駆動部40は、加工制御装置200から送られてくる加工レンズ7の位置を調整するための指令(レンズ位置補正指令)に従って加工ヘッド10内で加工レンズ7の光軸方向の位置を調整する。駆動部40は、加工レンズ7の位置を調整する際の基準の位置を加工レンズ7の現在位置とし、この現在位置から位置補正値hだけ加工レンズ7を移動させる。
加工制御装置200は、熱レンズ効果に応じた焦点位置変化量Δzを算出し、焦点位置変化量Δzに対応するレンズ位置補正指令(位置補正値h)をレーザ加工機構300に送る。加工制御装置200は、レーザ加工機構300にレンズ位置補正指令を送ることによって加工レンズ7の光軸方向の位置を制御する。
加工制御装置200は、設定情報入力部21、算出部22、制御部(焦点位置制御部)23を有している。設定情報入力部21は、マウスやキーボードを備えて構成され、熱レンズ効果の発生要因に関する情報が設定情報32として使用者に入力される。設定情報32は、レーザ加工装置100の使用状況などによって変化する情報であり、例えば月に1回などの使用者の所望のタイミングで変更してもよい情報である。また、設定情報32は、レーザ加工を開始する前に予め入力しておく情報であり、レーザ加工中に変化しない固定値である。
設定情報32は、加工条件に関する情報であり、例えば加工レンズ7の熱吸収率Aw、PRミラー2の熱吸収率Ap、焦点変化の時定数τ、被加工物9に照射されるレーザ光のビーム径ωである。なお、ビーム径ωは、設定情報入力部21から入力してもよいし、算出部22によって算出してもよい。以下では、算出部22がビーム径ωを算出する場合について説明する。
加工レンズ7の熱吸収率Awは、例えば0.16〜0.25(%)内に設定され、PRミラー2の熱吸収率Apは、例えば0.07〜0.15(%)に設定される。焦点変化の時定数τは、焦点位置を変化させる際の焦点位置の変化速度である。ビーム径ωは、被加工物9に照射するレーザ光のビーム径であり、所定の算出式を用いて算出される。
算出部22は、設定情報入力部21に入力された設定情報32と、レーザ加工機構300からの熱レンズ情報31と、を用いて焦点位置変化量Δzを算出する。算出部22は、算出した焦点位置変化量Δzを制御部23に送る。
算出部22は、例えば以下に示す式(1)を用いて焦点位置変化量Δzを算出する。
Δz=(α×Aw×P/ω2−z)×Δt/τ・・・(1)
式(1)に示すように、焦点位置変化量Δzは、加工レンズ7の熱吸収率Awと、単位面積当たりのビーム強度(P/ω2)に依存している。式(1)において、αは定数である。ω2は、設定出力P、PRミラー2の熱吸収率Ap、ビーム最適化ユニット設定値DAO、加工レンズ7の焦点距離fに依存する値である。そして、ω2を決定するためのこれら4つの要素のうち、設定出力Pには多項式を用いる。したがって、使用者は、上述した4つの値を設定情報入力部21に入力しておく。これにより、算出部22がω2を算出し、このω2を用いて焦点位置変化量Δzを算出する。
制御部23は、算出部22からの焦点位置変化量Δzに対応するレンズ位置補正指令(位置補正値h)をレーザ加工機構300に送ることによって、加工レンズ7の光軸方向の位置を調整する。
なお、設定情報32は、使用者によって入力される値を使用することとしたが、所定のデフォルト値を用いてもよい。例えば、加工レンズ7の熱吸収率Awのデフォルト値として0.12(%)を設定するとともに、PRミラー2の熱吸収率Apのデフォルト値として0.15(%)を設定しておき、これらのデフォルト値をそれぞれ加工レンズ7の熱吸収率Aw、PRミラー2の熱吸収率Apとする。また、焦点変化の時定数τに所定のデフォルト値を用いてもよい。
つぎに、実施の形態1に係るレーザ加工装置100の動作手順について説明する。図5は、実施の形態1に係るレーザ加工装置の動作手順を示すフローチャートである。レーザ加工を開始する前に、使用者によって設定情報入力部21から設定情報32が入力される(ステップS10)。この設定情報32は、設定情報入力部21から算出部22に入力される。
また、レーザ加工装置100に取り付けられた加工ヘッド10に基づいて、焦点距離fが判断される。例えば、レーザ加工装置100に加工ヘッド10と焦点距離fとの対応関係を示す情報テーブルを記憶させておき、レーザ加工装置100が、この情報テーブルから加工ヘッド10に応じた焦点距離fを抽出する。また、ビーム最適化ユニット4には、使用者によってビーム最適化ユニット設定値DAOが設定される。
レーザ加工を開始すると、レーザ発振器1から出射されるレーザ光の現在のレーザ出力として設定出力Pが加工プログラムなどから読み出される(ステップS20)。そして、設定出力P、焦点距離f、ビーム最適化ユニット設定値DAOを含んだ現在の熱レンズ情報31がレーザ加工機構300から算出部22に入力される(ステップS30)。
なお、レーザ加工機構300は、焦点距離fを加工開始後の最初の1度だけ算出部22に入力することとしてもよい。この場合、レーザ加工を開始して、最初の熱レンズ情報31を算出部22に入力する際にのみ、熱レンズ情報31に焦点距離fを含めておく。そして、レーザ加工を開始して2回目以降に算出部22に入力する熱レンズ情報31には焦点距離fを含めない。
また、加工中にビーム最適化ユニット設定値DAOが変化しない場合には、レーザ加工機構300は、ビーム最適化ユニット設定値DAOを加工開始後の最初の1度だけ算出部22に入力することとしてもよい。この場合、レーザ加工を開始して、最初の熱レンズ情報31を算出部22に入力する際にのみ、熱レンズ情報31にビーム最適化ユニット設定値DAOを含めておく。そして、レーザ加工を開始して2回目以降に算出部22に入力する熱レンズ情報31にはビーム最適化ユニット設定値DAOを含めない。
一方、加工中にビーム最適化ユニット設定値DAOが変化する場合には、レーザ加工機構300は、算出部22に入力する全ての熱レンズ情報31にビーム最適化ユニット設定値DAOと設定出力Pを含めておく。この場合、ビーム最適化ユニット設定値DAOは、加工プログラムから読み出されて熱レンズ情報31内に含められる。
算出部22は、設定情報32と熱レンズ情報31を用いて焦点位置変化量Δzを算出し(ステップS40)、算出結果を制御部23に送る。制御部23は、焦点位置変化量Δzに対応する距離だけ加工レンズ7を移動させるためのレンズ位置補正指令(位置補正値h)をレーザ加工機構300(加工ヘッド10)に送る(ステップS50)。このレンズ位置補正指令は、レーザ加工機構300の駆動部40に送られる。
駆動部40は、加工レンズ7の現在位置から位置補正値hだけ加工レンズ7を移動させる(ステップS60)。具体的には、n(nは自然数)回目時点での焦点位置ずれ量zがZnであり、(n+1)回目時点での焦点位置ずれ量zがZ(n+1)である場合、(n+1)回目の焦点位置補正の際に、加工レンズ7は(Z(n+1)−Zn)=Δz=hだけ移動させられることとなる。
駆動部40は、位置補正値hだけ加工レンズ7を移動させたか否かを確認する(ステップS70)。位置補正値hだけ加工レンズ7を移動させていない場合(ステップS70、No)、駆動部40は、ステップS60,S70の処理を繰り返す。位置補正値hだけ加工レンズ7を移動させると(ステップS70、Yes)、駆動部40は、移動の完了を加工制御装置200に通知する(ステップS80)。この後、レーザ加工が完了していなければ(ステップS90、No)、レーザ加工装置100はレーザ加工が完了するまでステップS20〜S90の処理を繰り返す。
図6は加工中のレーザ光の設定出力Pの変化の一例を示す図であり、図7は加工中の焦点位置ずれ量の変化の一例を示す図である。図6に示すグラフの縦軸は設定出力P(W)であり、横軸は加工時間(sec)である。また、図7に示すグラフの縦軸は焦点位置ずれ量z(mm)であり、横軸は加工時間(sec)である。図7に示す焦点位置ずれ量zは、図6に示す設定出力Pに応じて変化していく。
図6に示すように、レーザ加工装置100は、レーザ光の出射オンと出射オフとを繰り返すよう種々の設定出力Pが設定されている。そして、設定出力Pの変化に伴って焦点位置ずれ量zが変化していく。換言すると、レーザ加工装置100では、レーザ加工中に焦点位置変化量Δzを算出していくことにより、結果として図7に示す焦点位置ずれ量zの履歴を得ることができる。本実施の形態では、この焦点位置ずれ量zを解消するよう、加工レンズ7を移動させることにって熱レンズ効果に起因する焦点位置のずれを補正している。これにより、熱吸収率が0に近い加工レンズ7やPRミラー2を用いることなく、所望の焦点位置にレーザ光を集光させることが可能となる。したがって、被加工物9のレーザ加工を低コストで行うことが可能となる。
なお、本実施の形態では、レーザ加工を行ないながら焦点位置変化量Δzを算出し、加工レンズ7の位置を補正する場合について説明したが、レーザ加工を開始する前に予め加工プログラム、熱レンズ情報31、設定情報32などに基づいて加工時間毎の焦点位置変化量Δzを算出しておいてもよい。
このように実施の形態1によれば、設定出力Pなどに基づいて加工レンズ7の光軸方向の位置を制御するので、レーザ加工中に発生する焦点位置のずれを正確に解消することが可能となる。したがって、簡易な構成で形状精度の良いレーザ加工を行うことが可能となる。
実施の形態2.
つぎに、図8〜図10を用いてこの発明の実施の形態2について説明する。実施の形態2では、設定出力Pなどに基づいてベンドミラー6が焦点位置を制御する。具体的には、本実施の形態のベンドミラー6は、レーザ発振器1から出力されるレーザ光のパワーの大きさ等に応じて曲率が調整される。レーザ光の設定出力はレーザ加工中に種々変化するので、レーザ加工装置100は、レーザ加工の間、ベンドミラー6の曲率をレーザ光の設定出力に応じて種々変化させる。これにより、レーザ加工装置100は、熱レンズ効果に起因する焦点位置のずれを補正しながら被加工物9のレーザ加工を行なう。レーザ加工装置100での熱レンズ効果は、PRミラー2や加工レンズ7の熱吸収に起因して生じる。したがって、本実施の形態では、PRミラー2や加工レンズ7の熱レンズ効果に起因する焦点位置のずれを解消するよう、ベンドミラー6の曲率を制御(調整)する。以下、実施の形態2に係るレーザ加工装置の機能構成と動作手順について説明する。
図8は、実施の形態2に係るレーザ加工装置の機能ブロック図である。図8の各構成要素のうち図4に示す実施の形態1のレーザ加工装置100と同一機能を達成する構成要素については同一番号を付しており、重複する説明は省略する。レーザ加工装置100は、レーザ加工機構300と加工制御装置200を有している。レーザ加工機構300は、レーザ発振器1、ベンドミラー6、駆動部40などを含んで構成されており、加工制御装置200からの指令に基づいて被加工物9のレーザ加工を行なう。
駆動部41は、加工制御装置200から送られてくるベンドミラー6の曲率を調整するための指令(曲率補正指令)に従ってベンドミラー6の曲率を調整する。駆動部41は、ベンドミラー6の曲率を調整する際の基準の位置をベンドミラー6の現在の曲率とし、この曲率から曲率補正値iだけベンドミラー6の曲率を変化させる。
加工制御装置200は、熱レンズ効果に応じた焦点位置変化量Δzを算出し、焦点位置変化量Δzに対応する曲率補正指令(曲率補正値i)をレーザ加工機構300に送る。本実施の形態の加工制御装置200は、レーザ加工機構300に曲率補正指令を送ることによってベンドミラー6の曲率を制御する。具体的には、制御部23は、算出部22からの焦点位置変化量Δzに対応する曲率補正指令(曲率補正値i)をレーザ加工機構300に送ることによって、ベンドミラー6の曲率を調整し、これにより被加工物9に集光させるレーザ光の焦点位置を補正する。
ここで、曲率可変なベンドミラー6(曲率可変反射鏡)の構成の一例について説明する。本実施の形態のベンドミラー6は、例えばエアー、水等の流体圧力により曲率を可変できるレーザ光反射部材と、反射部材支持部と、流体供給手段と、流体供給圧力を段階的又は連続的に切り換える手段と、流体排出手段と、を含んで構成されている。
レーザ光反射部材は、レーザ光の光路に設けられるとともに、流体圧力によって弾性変形する。反射部材支持部は、レーザ光反射部材の周囲部を支持しレーザ光反射部材とともにレーザ光反射面の反対側に空間を形成する。流体供給手段は、反射部材支持部の空間に流体を供給し、流体排出手段は、反射部材支持部の空間から流体を排出する。
ベンドミラー6では、レーザ光反射部材と反射部材支持部とによって形成される空間を、流体供給経路と流体排出経路を除いて密閉構造としている。そして、レーザ光反射面の反対側にレーザ光反射部材が弾性変形するのに要する流体圧力がかけられる。この流体圧力の変化によって、ベンドミラー6のレーザ光反射部材は、その表面が凸面または凹面に変形して曲率が変化する。
つぎに、実施の形態2に係るレーザ加工装置100の動作手順について説明する。図9は、実施の形態2に係るレーザ加工装置の動作手順を示すフローチャートである。ここでは、図5で説明した実施の形態2に係るレーザ加工装置100と同様の動作を行なう手順についてはその説明を省略する。
レーザ加工装置100は、焦点位置変化量Δzを算出する処理までは、実施の形態1のレーザ加工装置100と同様の処理を行なう。なお、図9に示したステップS110〜140の処理は、図5に示したステップS10〜40の処理に対応している。
算出部22は、設定情報32と熱レンズ情報31(設定出力Pなど)を用いて算出した焦点位置変化量Δ(算出結果)を制御部23に送る。制御部23は、焦点位置変化量Δzに対応する曲率だけベンドミラー6を移動させるための曲率補正指令(曲率補正値i)をレーザ加工機構300に送る(ステップS150)。この曲率位置補正指令は、レーザ加工機構300の駆動部41に送られる。
駆動部41は、ベンドミラー6の現在の曲率から曲率補正値iだけベンドミラー6の曲率を変化させる(ステップS160)。具体的には、m(mは自然数)回目時点での焦点位置ずれ量zがZmであり、(m+1)回目時点での焦点位置ずれ量zがZ(m+1)である場合、(m+1)回目の焦点位置補正の際に、(Z(m+1)−Zm)だけ焦点位置が変化するようベンドミラー6の曲率が変化させられる。
駆動部41は、曲率補正値iだけベンドミラー6の曲率を変化させたか否かを確認する(ステップS170)。曲率補正値iだけベンドミラー6の曲率を変化させていない場合(ステップS170、No)、駆動部41は、ステップS160,S170の処理を繰り返す。曲率補正値iだけベンドミラー6の曲率を変化させると(ステップS170、Yes)、駆動部41は、曲率変化の完了を加工制御装置200に通知する(ステップS180)。
ここで、ベンドミラー6の曲率変化と焦点位置の変化の関係について説明する。図10は、ベンドミラーの曲率変化と焦点位置の変化の関係を説明するための図である。図10の左側は、ベンドミラー6が凸面である場合を示し、図10の右側は、ベンドミラー6が凹面である場合を示している。
凸面のベンドミラー6を介して被加工物9に照射されるレーザ光は、平行光のレーザ光が被加工物9に照射される場合よりも、焦点位置が長くなる。凹面のベンドミラー6を介して被加工物9に照射されるレーザ光は、平行光のレーザ光が被加工物9に照射される場合よりも、焦点位置が短くなる。
このように、本実施の形態では、ベンドミラー6の曲率を変化させることによって、加工レンズ7の位置を変化させた場合と同様に、被加工物9に照射するレーザ光の焦点位置を変化させることが可能となる。
駆動部41が曲率変化の完了を加工制御装置200に通知した後、レーザ加工が完了していなければ(ステップS190、No)、レーザ加工装置100はレーザ加工が完了するまでステップS120〜S190の処理を繰り返す。
このように、実施の形態2によれば、設定出力Pなどに基づいてベンドミラー6の曲率を制御するので、レーザ加工中に発生する焦点位置のずれを正確に解消することが可能となる。したがって、簡易な構成で形状精度の良いレーザ加工を行うことが可能となる。
以上のように、本発明に係る加工制御装置およびレーザ加工装置は、被加工物に照射するレーザ光の焦点位置の制御に適している。
図1は、本発明の実施の形態に係るレーザ加工装置の概略構成を示す図である。 図2は、加工レンズを備えた加工ヘッドの構成を示す概略図である。 図3は、加工ヘッド内での加工レンズの移動動作を説明するための図である。 図4は、実施の形態1に係るレーザ加工装置の機能ブロック図である。 図5は、実施の形態1に係るレーザ加工装置の動作手順を示すフローチャートである。 図6は、加工中のレーザ光の設定出力の変化の一例を示す図である。 図7は、加工中の焦点位置ずれ量の変化の一例を示す図である。 図8は、実施の形態2に係るレーザ加工装置の機能ブロック図である。 図9は、実施の形態2に係るレーザ加工装置の動作手順を示すフローチャートである。 図10は、ベンドミラーの曲率変化と焦点位置の変化の関係を説明するための図である。
1 レーザ発振器
2 ミラー
3 ベンドミラー
4 ビーム最適化ユニット
5,6 ベンドミラー
7 加工レンズ
9 被加工物
10 加工ヘッド
11 レンズ保持筒
13 レンズ保持スペーサ
14 加工ノズル
21 設定情報入力部
22 算出部
23 制御部
31 熱レンズ情報
32 設定情報
40,41 駆動部
100 レーザ加工装置
200 加工制御装置
300 レーザ加工機構

Claims (4)

  1. レーザ加工装置が加工レンズによってレーザ光を所定の焦点位置に集光して被加工物のレーザ加工を行なう際の前記レーザ光の焦点位置を制御する加工制御装置において、
    レーザ加工中に変化する前記レーザ光の出力の大きさに基づいて、レーザ光の照射位置でレーザ加工中に変化する光軸方向の焦点位置の位置ずれの変化量を算出する算出部と、
    前記算出部が算出した位置ずれの変化量に基づいて、前記焦点位置の位置ずれを解消するようレーザ加工中の前記レーザ光の焦点位置を制御する焦点位置制御部と、
    を備え、
    前記算出部は、前記レーザ光の出力の大きさを用いて前記レーザ光の単位面積当たりのビーム強度を算出するとともに、算出した単位面積当たりのビーム強度と、外部入力される前記加工レンズの熱吸収率と、を用いて前記位置ずれの変化量を算出することを特徴とする加工制御装置。
  2. 前記焦点位置制御部は、レーザ加工中の前記加工レンズの光軸方向の位置を制御することによって、前記レーザ光の焦点位置を制御することを特徴とする請求項1に記載の加工制御装置。
  3. 前記レーザ加工装置は、
    前記レーザ光を前記加工レンズへ導くベンドミラーを備え、
    前記焦点位置制御部は、レーザ加工中の前記ベンドミラーの曲率を制御することによって、前記レーザ光の焦点位置を制御することを特徴とする請求項1に記載の加工制御装置。
  4. レーザ光の焦点位置を制御することによって前記レーザ光を所定の焦点位置に集光して被加工物のレーザ加工を行なうレーザ加工装置において、
    前記レーザ光を所定の焦点位置に集光する加工レンズと、
    前記レーザ光を出力するレーザ光出力部と、
    レーザ加工中に変化する前記レーザ光の出力の大きさに基づいて、レーザ光の照射位置でレーザ加工中に変化する光軸方向の焦点位置の位置ずれの変化量を算出する算出部と、
    前記算出部が算出した位置ずれの変化量に基づいて、前記焦点位置の位置ずれを解消するようレーザ加工中の前記レーザ光の焦点位置を制御する焦点位置制御部と、
    を備え、
    前記算出部は、前記レーザ光の出力の大きさを用いて前記レーザ光の単位面積当たりのビーム強度を算出するとともに、算出した単位面積当たりのビーム強度と、外部入力される前記加工レンズの熱吸収率と、を用いて前記位置ずれの変化量を算出することを特徴とするレーザ加工装置。
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