JP5097560B2 - 飲料ディスペンサの洗浄装置 - Google Patents

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本発明は、飲料ディスペンサの洗浄装置に関し、特にスポンジ玉等の洗浄具を飲料ディスペンサの飲料供給導管内で往復摺動させて洗浄する飲料ディスペンサの洗浄装置に関する。
特許文献1には、洗浄水を送出する洗浄液供給器の洗浄液供給口が四方弁を介して飲料ディスペンサの飲料供給導管の飲料供給口と飲料注出口とに接続されており、四方弁の切替えにより洗浄水供給器から送出する洗浄水を飲料ディスペンサの飲料供給導管の飲料供給口と飲料注出口とから交互に飲料供給導管内に流入させ、飲料供給導管内に流入した洗浄水の水流により飲料供給導管内に挿入したスポンジ玉のような洗浄具を往復摺動させることで飲料供給導管を洗浄する飲料ディスペンサの洗浄装置が開示されている。
特開平08−034490号公報
上記の飲料ディスペンサの洗浄装置では、スポンジ玉を飲料供給導管内に導入するときには、飲料供給導管と四方弁とを接続する洗浄ホースから挿入して飲料供給導管内に導入している。スポンジ玉を洗浄ホースに挿入するときには、スポンジ玉を洗浄ホースの内径より小さく押しつぶして圧入しなければならなく洗浄前の準備作業が面倒であった。また、洗浄後にスポンジ玉を取り出すときには、洗浄ホースにおける四方弁との接続口に残るスポンジ玉を細い棒等で掻き出すか、洗浄液供給器から送出する洗浄水の水流により予め用意したバケツ等の容器に吐出させたりしなければならなく洗浄後の作業も面倒となっていた。また、スポンジ玉を取り出すために洗浄ホースを四方弁から取り外すときには、四方弁の接続口が水平方向を向いているために予めバケツ等の容器で残留する洗浄液を受けながら洗浄ホースを取り外さなければならなく、洗浄後の作業が面倒であるとともに洗浄液で床を汚すおそれがあった。本発明は、スポンジ玉のような洗浄具を飲料供給導管に容易に出し入れすることのできる飲料ディスペンサの洗浄装置を提供することを目的とする。
本発明は上記課題を解決するため、箱体内に収容して洗浄水を送出するポンプと、同ポンプの一方の接続口と飲料ディスペンサの飲料供給導管の供給口とを接続する第1管継手と、同ポンプの他方の接続口と同飲料供給導管の注出口とを接続する第2管継手と、ポンプから送出されて飲料供給導管に流入する洗浄水の流入させる向きを第1管継手側から流入させて第2管継手側に流出させる向きと第2管継手側から流入させて第1管継手側に流出する向きとを切替える切替装置とを備え、ポンプから送出する洗浄水を切替装置により第1管継手側からと第2管継手側からと交互に飲料供給導管内に流入させて洗浄水の水流により洗浄具を飲料供給導管内で往復摺動させることで洗浄する飲料ディスペンサの洗浄装置において、第1管継手及び第2管継手の少なくとも一方を箱体の上部に設けるとともにこの箱体の上部に設けた第1管継手及び第2管継手の少なくとも一方には洗浄具を上方から載置可能にして飲料供給導管に導入させる凹部を備えるようにしたことを特徴とする飲料ディスペンサの洗浄装置を提供するものである。
上記のように構成した飲料ディスペンサの洗浄装置においては、第1管継手及び第2管継手の少なくとも一方を箱体の上部に設けるとともにこの箱体の上部に設けた第1管継手及び第2管継手の少なくとも一方には洗浄具を上方から載置可能にして飲料供給導管に導入させる凹部を備えるようにしたので、洗浄具をホース等に押し込むことなく箱体の上部で上方から載置して凹部に収容して飲料供給導管内に導入することができるようになり、洗浄具を導入する作業が楽になる。また、洗浄後に洗浄具を取り出すときには、凹部に戻した洗浄具を上方から容易に取出すことができるようになる。
上記のように構成した飲料ディスペンサの洗浄装置においては、箱体の上部に設けた第1管継手及び第2管継手の何れか一方は、箱体に固定した固定部とこの固定部に着脱可能に取り付けられて飲料供給導管に接続される接続部とを備え、固定部または接続部の少なくとも一方に凹部を設けるのが好ましく、このようにしたときには、固定部から接続部を取り外した後で洗浄具を上方から載置して凹部に入れて、再び固定部に接続部を取り付けることで洗浄具を飲料供給導管内に導入することができるようになる。また、洗浄後に洗浄具を取り出すときには、固定部から接続部を取り外すことで凹部に戻した洗浄具を上方から容易に取出すことができるようになる。
上記のように構成した飲料ディスペンサの洗浄装置においては、接続部には飲料供給導管側に向けて傾斜するテーパを備えるようにするのが好ましく、このようにしたときには、凹部にある洗浄具が接続部のテーパに沿って洗浄水の水流により接続部から飲料供給導管内に導出されるようになり、接続部内に引っ掛かって導出されなくなることがない。
以下に、本発明による飲料ディスペンサの洗浄装置の一実施形態を図面を参照して説明する。図1に示すように、この飲料ディスペンサの洗浄装置10は、箱体11内に収容して洗浄水を送出するポンプ12と、ポンプ12の一方の接続口と飲料ディスペンサDの飲料供給導管Pの供給口P1とを接続する第1管継手20と、ポンプ12の他方の接続口と飲料供給導管Pの注出口P2とを接続する第2管継手30と、ポンプ12から送出されて飲料供給導管Pに流入する洗浄水の流入させる向きを第1管継手20側から流入させて第2管継手30側に流出させる向きと第2管継手30側から流入させて第1管継手20側に流出する向きとを切替える切替装置13とを備え、ポンプ12から送出する洗浄水を切替装置13により第1管継手20側からと第2管継手30側からと交互に飲料供給導管P内に流入させてスポンジ玉Sを飲料供給導管P内で往復摺動させることで飲料供給導管Pを洗浄するものである。なお、本実施形態に用いられるスポンジ玉Sは、その直径が飲料供給導管Pの内径より大きく飲料供給導管Pの内径とほぼ同じ大きさに弾性変形可能なものである。
図1に示すように、ポンプ12は、箱体11外に設けられた洗浄水タンクTの洗浄水を送出するものであり、その流入口は洗浄ホースH1を介して洗浄水タンクTに接続されており、送出口は洗浄ホースH2を介して切替装置13に接続されている。
図1に示すように、切替装置13は、ポンプ12から送出される洗浄水の送出先を第1管継手20側と第2管継手30側とに選択的に切替えるものである。切替装置13には、互いに連結して直列に閉じるように接続する4つの開閉弁(第1開閉弁〜第4開閉弁)13a〜13dを備えている。切替装置13においては、第1開閉弁13aと第2開閉弁13bとの間には、ポンプ12の送出口から導出する洗浄ホースH2が接続されている。第2開閉弁13bと第3開閉弁13cとの間には、第1管継手20に接続された洗浄ホースH3が接続されている。第3開閉弁13cと第4開閉弁13dとの間には、洗浄水タンクTに接続された洗浄ホースH4が接続されている。第4開閉弁13dと第1開閉弁13aとの間には、第2管継手30に接続された洗浄ホースH5が接続されている。
この切替装置13においては、ポンプ12から洗浄水を第1管継手20側に送出するときには第2、第4開閉弁13b、13dを開弁させ、第1、第3開閉弁13a、13cを閉弁させる。また、ポンプ12から洗浄水を第2管継手30側に送出するときには、切替装置13の第1、第3開閉弁13a、13cを開弁させ、第2、第4開閉弁13b、13dを閉弁させる。
図1及び図2に示すように、第1管継手20は、ポンプ12の一方の接続口と飲料ディスペンサDの飲料供給導管Pの供給口P1とを接続するものであり、箱体11の上部に設けられている。
図3に示すように、第1管継手20は、箱体11の上板に設けた開口に挿入されて同上板に固定される第1接続ジョイント21を備えている。第1接続ジョイント21は、洗浄液通路となる貫通孔21aを有する略円筒形をしている。貫通孔21aは、上部で2段に形成された大径部21bと、中間部でこの大径部21bより有段状に狭く形成された中径部21cと、下部でこの中径部21cより円錐状に狭くなりこの中径部21cより径の小さい小径部21dとからなる。第1接続ジョイント21は、大径部21bにビール樽のディスペンスヘッドEが着脱可能に接続されている。なお、ディスペンスヘッドEには、飲料供給導管Pの供給口P1に接続されたビールホースH6が継手24を介して接続されている。ディスペンスヘッドEの液通路E1内には、ビア樽に取り付けられたときにビールの逆流防止のための逆止玉E2が移動可能に挿入されている。ディスペンスヘッドEの液通路E1内には、ビールホースH6を取り外したときに逆止玉E2が液通路E1から流出しないようにする阻止部材E3が設けられている。なお、この阻止部材E3は、ディスペンスヘッドE内で洗浄水の通過を許容するがスポンジ玉Sの通過を阻むようにもなっている。第1接続ジョイント21には、中径部21cに洗浄水が通過するように放射状に開口した座板22が設けられている。この座板22の中央にはディスペンスヘッドE内の液通路E1に隙間を空けて挿入される止め棒23が固定されており、この止め棒23により洗浄水が第2管継手30側から第1管継手20側に流れているときに逆止玉E2によりその流路を塞がないようになっている。接続ジョイント21の下部は、貫通孔21aに連通する洗浄ホースH3が接続されている。
図1及び図2に示すように、第2管継手30は、ポンプ12の他方の接続口と飲料ディスペンサDの飲料供給導管Pの注出口P2とを接続するものであり、箱体11の上部に設けられている。
図3に示すように、第2管継手30は、箱体11の上板に設けた開口に挿入されて同上板に固定された第2接続ジョイント(固定部)31と、第2接続ジョイント31にユニオンナット32により固定されたアダプタ(接続部)33とから主に構成される。
図3に示すように、第2接続ジョイント31は、洗浄液通路となる貫通孔31aを有する略円筒形をしており、第2接続ジョイント31の下部には、洗浄ホースH5が接続されている。貫通孔31aは、上部で大径部31bと、中間部でこの大径部31bより有段状に狭く形成された中径部31cと、下部でこの中径部31cより円錐状に狭くなり、中径部31cより径の小さい小径部31dとからなる。第2接続ジョイント31の大径部31bには、中径部31cとの段部に中径部31cの直径より大きな十字座板(阻止部材)34が設けられている。
図4に示すように、十字座板34は円環板の内側に十字板を一体的に成形したゴム製の座板であり、十字座板34は円環板と十字板との間から洗浄液の通過を許容するが十字板によりスポンジ玉Sの通過を阻むものである。また、十字座板34は、大径部31bの内径より少し大きな内径となる部分に嵌合されていて、洗浄水の水流により上下動しないようになっている。なお、十字座板34は、ゴム製であるので弾性変形して容易に嵌合させることが可能となっている。大径部31bで十字座板34の上側は、スポンジ玉Sを載置可能で少なくとも一部を収容する凹部31eとなっている。なお、この凹部31eの直径は、スポンジ玉Sの直径より大きくなっているので、スポンジ玉Sを押しつぶす等して弾性変形させることなく凹部31eに載置可能となっている。また、スポンジ玉Sを弾性変形させることなく凹部31eに載置可能であるので、第2接続ジョイント31にアダプタ33を取り付けるときに、スポンジ玉Sが第2接続ジョイント31とアダプタ33との間に挟み込まれにくくなる。さらに、凹部31eの深さは、載置されたスポンジ玉Sを取り出しやすくするためにスポンジ玉Sの直径より浅くなっている。
第2接続ジョイント31の上側にはアダプタ33がその間にOリング35を挟んでユニオンナット32により固定されている。図3に示すように、アダプタ33は、洗浄液通路となる貫通孔33aを有する略円筒形をしている。アダプタ33の上部には、継手36により洗浄ホースH7が着脱可能に接続されている。アダプタ33の貫通孔33aは、上部に小径部33bと、下部で下側に向けて円錐状に拡がる凹部33cが形成がされている。スポンジ玉Sは、第2接続ジョイント31の凹部31eに載置されたときに、この円錐状に拡がる凹部33cにより弾性変形させることなく収容される。また、第2接続ジョイント31にアダプタ33を取り付けるときには、凹部31eに載置したスポンジ玉Sは、弾性変形することなく凹部31eと凹部33cとに収容されるので、スポンジ玉Sが第2接続ジョイント31とアダプタ33との間に挟み込まれにくくなる。さらに、凹部33cには、飲料供給導管P側に向けて傾斜するテーパが形成されているので、スポンジ玉Sがアダプタ33内で引っ掛かることなく洗浄ホースH7を介して飲料供給導管P内に導入されやすくなる。
なお、本実施形態においては、第1管継手20は、ポンプ12の一方の接続口とする送出口と飲料供給導管Pの供給口P1とを接続するときには、洗浄ホースH2、H3及びビールホースH6とを介して接続されており、第2管継手30は、ポンプ12の他方の接続口とする流入口と飲料供給導管Pの注出口P2とを接続するときには、洗浄ホースH1、H4、H5及びH7を介して接続されている。また、第1管継手20は、ポンプ12の一方の接続口とする流出口と飲料供給導管Pの供給口P1とを接続するときには、洗浄ホースH1、H3、H4及びビールホースH6とを介して接続されており、第2管継手30は、他方の接続口とする送出口と飲料供給導管Pの注出口P2とを接続するときには、洗浄ホースH2、H5及びH7を介して接続されている。
図2に示すように、箱体11の上面には、第1管継手20と第2管継手30とが取り付けられた位置を含む部分に受皿14が設けられており、受皿14は、各管継手20、30にビールホースH6、洗浄ホースH7を取り付け及び取り外す際に溢出する洗浄水を受けるためのものである。
飲料ディスペンサの洗浄装置10には、箱体11の上面に切替装置13の開閉弁13a〜13dに接続されたアナログタイマ15が設けられており、アナログタイマ15により、各開閉弁13a〜13dをそれぞれ開閉させることでポンプ12から送出されて飲料供給導管Pに流入する洗浄水の向きを切替る。
上記のように構成した飲料ディスペンサの洗浄装置10による飲料ディスペンサDの洗浄について説明する。飲料ディスペンサの洗浄装置10では、第2管継手30のユニオンナット32を緩めて第2接続ジョイント31からアダプタ33を取り外す。スポンジ玉Sを十字座板34の上側で第2接続ジョイント31の凹部31eに上方から載置し、再び第2接続ジョイント31にアダプタ33をユニオンナット32によって取り付ける。なお、スポンジ玉Sは、弾性変形させることなくそのまま凹部31eに載置することができる。飲料の注出完了した飲料ディスペンサDでは、飲料供給導管Pの注出口P2に取り付けられている注出コックCと、飲料供給導管Pの供給口P1にビールホースH6を介して接続されているビア樽のディスペンスヘッドEを取り外す。取り外したディスペンスヘッドEを飲料ディスペンサの洗浄装置10の第1管継手20の第1接続ジョイント21に取り付けるとともに、飲料供給導管Pの供給口P1に接続された洗浄ホースH7を継手36により第2管継手30のアダプタ33に接続する。
このような状態で、飲料ディスペンサの洗浄装置10を作動させると、ポンプ12は洗浄水タンクT内の洗浄水を送出するとともに、アナログタイマ15により切替装置13の各開閉弁13a〜13dをそれぞれ開閉させて、ポンプ12から送出されて飲料供給導管Pに流入する洗浄水の向きを第1管継手20側からの向きと第2管継手30側からの向きとを交互に切替える。詳細には、アナログタイマ15により設定された所定時間としてスポンジ玉Sが洗浄水による水流により第1管継手20と第2管継手30との間を移動する時間、第1、第3開閉弁13a、13cを開弁させるとともに第2、第4開閉弁13b、13dを閉弁させる。このように切替装置13の各開閉弁13a〜13dをそれぞれ開閉操作した状態で、洗浄水タンクTからポンプ12により送出する洗浄水は、第2管継手30から導出されて洗浄ホースH7を通って注出口P2から飲料供給導管P内に流入する。注出口P2から流入した洗浄水は、同飲料供給導管Pを通って供給口P1から流出する。供給口P1から流出した洗浄水は、ビールホースH6を通って第1管継手20へ送られ、第1管継手20から洗浄ホースH3と洗浄ホースH4とを通って洗浄水タンクTへ還流する。
第2管継手30の凹部31eに載置されているスポンジ玉Sは、洗浄水の水流により洗浄ホースH7を通って注出口P2から飲料供給導管P内に送られる。第2管継手30の凹部31eに載置されたスポンジ玉Sがアダプタ33を通って流出するときには、アダプタ33の飲料供給導管Pに向けて傾斜する円錐状のテーパによりアダプタ33内で引っ掛かって残ることがない。注出口P2内から流入したスポンジ玉Sは、飲料供給導管P内を摺動して通って供給口P1から流出する。供給口P1から流出したスポンジ玉Sは、ビールホースH6を通ってディスペンスヘッドE内に送られる。ディスペンスヘッドE内では、スポンジ玉Sは、阻止部材E3により洗浄ホースH3を通って切替装置13内に送られるのを阻止される。
上記の所定時間経過後、アナログタイマ15により設定された所定時間としてスポンジ玉Sが洗浄水による水流により第1管継手20と第2管継手30との間を移動する時間、第2、第4開閉弁13b、13dを開弁させるとともに第1、第3開閉弁13a、13cを閉弁させる。このように切替装置13の各開閉弁13a〜13dをそれぞれ開閉操作した状態で、洗浄水タンクTからポンプ12により送出する洗浄水は、第1管継手20から導出されてビールホースH6を通って供給口P1から飲料供給導管P内に流入する。供給口P1から流入した洗浄水は、同飲料供給導管Pを通って注出口P2から流出する。注出口P2から流出した洗浄水は、洗浄ホースH7を通って第2管継手30から洗浄ホースH5と洗浄ホースH4とを通って洗浄水タンクTへ還流する。
ディスペンスヘッドEの阻止部材E3より止められているスポンジ玉Sは、洗浄水の水流によりビールホースH6を通って供給口P1から飲料供給導管P内に送られる。供給口P1内から流入したスポンジ玉Sは、飲料供給導管P内を摺動して通って注出口P2から流出する。注出口P2から流出したスポンジ玉Sは、洗浄ホースH7を通って第2管継手30に送られる。第2管継手30内では、スポンジ玉Sは、十字座板34により洗浄ホースH5を通って切替装置13内に送られるのを阻止される。上記の所定時間経過後、アナログタイマ15により上述したのと同様に第2管継手30側からと第1管継手20側からと交互に洗浄水を送出することを繰り返し実行することで、スポンジ玉Sを飲料供給導管P内で往復摺動させて同飲料供給導管P内を洗浄する。なお、洗浄を終了するときには、十字座板34の上側となる凹部31eにスポンジ玉Sを戻し、第2接続ジョイント31からアダプタ33を取り外せば、スポンジ玉Sを上方から容易に取り出すことができる。
上記のように構成した飲料ディスペンサの洗浄装置10においては、第1管継手20及び第2管継手30の少なくとも一方を箱体11の上部に設けるとともにこの箱体11の上部に設けた第1管継手20及び第2管継手30の少なくとも一方として第2管継手30にはスポンジ玉Sを上方から載置可能にして飲料供給導管Pに導入させる凹部31e、33cを備えるようにしたので、ホース等に押し込むことなく箱体11の上部で上方から載置したスポンジ玉Sを凹部31e、33cから飲料供給導管P内に導入することができるようになり、スポンジ玉Sを導入する作業が楽になる。また、洗浄後にスポンジ玉Sを取り出すときには、凹部31e、33cに戻したスポンジ玉Sを上方から容易に取出すことができるようになる。
上記のように構成した飲料ディスペンサの洗浄装置10においては、箱体11の上部に設けた第1管継手20及び第2管継手30の何れか一方として第2管継手30は、箱体11に固定した第2接続ジョイント31とこの第2接続ジョイント31に着脱可能に取り付けられて飲料供給導管Pに洗浄ホースH7を介して接続されるアダプタ33とを備え、第2接続ジョイント31またはアダプタ33の少なくとも一方に凹部を設けるようにしたので、第2接続ジョイント31からアダプタ33を取り外してスポンジ玉Sを上方から載置して凹部31e、33cの少なくとも一方に入れて、再び第2接続ジョイント31にアダプタ33を取り付けることで飲料供給導管P内に導入することができるようになる。また、洗浄後にスポンジ玉Sを取り出すときには、第2接続ジョイント31からアダプタ33を取り外すことで凹部31e、33cの少なくとも一方に戻したスポンジ玉Sを上方から容易に取出すことができるようになる。
上記のように構成した飲料ディスペンサの洗浄装置においては、アダプタ33には飲料供給導管P側に向けて傾斜するテーパを備えるので、凹部31e、33cにあるスポンジ玉Sがアダプタ33のテーパに沿って洗浄水の水流によりアダプタ33から飲料供給導管P内に導出されやすくなり、アダプタ33内に引っ掛かって導出されなくなることがない。
上記のように構成した飲料ディスペンサの洗浄装置においては、凹部を第2管継手30に設けるようにしたが、本発明はこれに限られるものでなく、第1管継手20の構造を第2管継手30と同様の構造とし、凹部を第1管継手20または両方の管継手20、30に設けるようにしてもよい。
上記のように構成した飲料ディスペンサの洗浄装置においては、洗浄水の通過を許容するが洗浄具の通過を阻む阻止部材の一つとして十字座板34を用いているが、本発明はこれに限られるものでなく、格子状の開口や、複数のスリットや、多数の孔を有する座板を用いてもよい。
上記のように構成した飲料ディスペンサの洗浄装置においては、第2接続ジョイント(固定部)31と、アダプタ(接続部)33にそれぞれ凹部31e、凹部33cを形成するようにしているが、本発明はこれに限られるものでなく、第2接続ジョイント31とアダプタ33との何れか一方のみに凹部を設けるようにしてもよい。なお、アダプタ(接続部)33にのみ凹部を設けたときには、スポンジ玉Sを載置する第2接続ジョイント31に、スポンジ玉Sが転がらないように突部等を設けるようにするとよい。
本発明の一実施形態を示す飲料ディスペンサの洗浄装置の概略図である。 図1の飲料ディスペンサの洗浄装置の斜視図である。 第1管継手及び第2管継手の断面図である。 十字座板を示す平面図である。
符号の説明
10…飲料ディスペンサの洗浄装置、11…箱体、12…ポンプ、13…切替装置、20…第1管継手、30…第2管継手、31…固定部(第2接続ジョイント)、33…接続部(アダプタ)、31e、33c…凹部、S…洗浄具(スポンジ玉)、D…飲料ディスペンサ、P…飲料供給導管、P1…供給口、P2…注出口。

Claims (3)

  1. 箱体内に収容して洗浄水を送出するポンプと、同ポンプの一方の接続口と飲料ディスペンサの飲料供給導管の供給口とを接続する第1管継手と、同ポンプの他方の接続口と同飲料供給導管の注出口とを接続する第2管継手と、前記ポンプから送出されて前記飲料供給導管に流入する洗浄水の流入させる向きを前記第1管継手側から流入させて前記第2管継手側に流出させる向きと前記第2管継手側から流入させて前記第1管継手側に流出する向きとを切替える切替装置とを備え、前記ポンプから送出する洗浄水を前記切替装置により前記第1管継手側からと前記第2管継手側からと交互に前記飲料供給導管内に流入させて前記洗浄水の水流により洗浄具を前記飲料供給導管内で往復摺動させることで洗浄する飲料ディスペンサの洗浄装置において、
    前記第1管継手及び前記第2管継手の少なくとも一方を前記箱体の上部に設けるとともにこの箱体の上部に設けた前記第1管継手及び前記第2管継手の少なくとも一方には前記洗浄具を上方から載置可能にして前記飲料供給導管に導入させる凹部を備えるようにしたことを特徴とする飲料ディスペンサの洗浄装置。
  2. 前記箱体の上部に設けた前記第1管継手及び前記第2管継手の何れか一方は、前記箱体に固定した固定部とこの固定部に着脱可能に取り付けられて前記飲料供給導管に接続される接続部とを備え、前記固定部または前記接続部の少なくとも一方に前記凹部を設けたことを特徴とする請求項1に記載の飲料ディスペンサの洗浄装置。
  3. 前記接続部には前記飲料供給導管側に向けて傾斜するテーパを備えたことを特徴とする請求項2に記載の飲料ディスペンサの洗浄装置。
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