JP5095342B2 - 表示装置 - Google Patents

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Description

本発明は表示装置に係り、特にバックライトの光利用効率を向上した液晶表示装置に関する。
液晶表示装置は小型、薄型に出来ることから様々な領域に用途が拡大している。液晶表示装置は自発光ではないために、バックライトが必要である。すなわち、液晶表示装置は画像を形成する液晶表示パネルとバックライトとから形成されている。
液晶表示パネルは液晶セル60と液晶セル60の上下に貼り付けられた偏光板によって形成されている。従来の液晶表示パネルは、画素電極や画素電極への信号を制御する薄膜トランジスタ(TFT)等が形成されたTFT基板と、カラー画像を形成するためのカラーフィルタ等が形成された対向基板と、TFT基板とカラーフィルタ基板の間に挟持された液晶層によって形成されている。
従来の液晶表示装置では、カラーフィルタはサブ画素毎に赤、緑、青のカラーフィルタが形成される。本明細書では、サブ画素は赤画素、緑画素、青画素の3種類があり、この3個のサブ画素によって画素が形成されるものと定義する。そして、赤画素においては、バックライトのうち、赤スペクトルの光のみを透過し、他のスペクトルの光はカラーフィルタによって吸収される。また、緑画素においては、緑スペクトルの光のみを透過し、他のスペクトルの光はカラーフィルタによって吸収される。青画素においても同様である。したがって、従来の液晶表示装置ではバックライトの利用効率が悪かった。
「特許文献1」には、カラーフィルタによってバックライトの利用効率が低下する現象を防止するために、カラーフィルタを用いないでカラー画像を形成する液晶表示装置が開示されている。すなわち、バックライトと液晶表示パネルの間にマイクロレンズアレイおよびダイクロイックマイクロミラーアレイを設置する。そして、バックライトからの光を、先ずマイクロレンズアレイによって画素毎に収束し、ダイクロイックマイクロミラーアレイによって光を赤、緑、青のスペクトルに分解し、このスペクトルに分解された光を各サブ画素に供給することによってカラー画像を形成する。したがって、「特許文献1」に記載の技術は、バックライトの利用効率を従来の3倍に向上することができるという利点を有する。
特開平8−54623号公報
図23は「特許文献1」に記載の技術の概略である。図23において、バックライトからの光はマイクロレンズアレイ10の外凸レンズ11によって、画素毎に収束される。収束された光は内凹レンズ12によって平行光に変換される。平行光の幅はほぼサブ画素の幅に等しい。
この平行光は赤光反射ダイクロイックミラー21によって赤光Rが横方向に反射され、緑光Gと青光Bは透過する。反射した赤光Rはさらに赤光反射ダイクロイックミラー21によって反射して赤画素に入射する。赤光反射ダイクロイックミラー21を透過した青光Bと緑光Gは青光反射ダイクロイックミラー22によってさらに分解され、各々、青画素と緑画素に入射する。したがって、光が光学系によって吸収されることが無い。
図23は原理図である。図24は「特許文献1」に開示されているダイクロイックマイクロミラーアレイ20の製造方法である。先ず、透明樹脂を図24(a)のように、加工してマイクロミラー樹脂25とする。マイクロミラー樹脂25の片側に干渉膜26を蒸着する。干渉膜26はマイクロミラー樹脂25の法線方向からθ傾けて蒸着する。θは22.5度である。このように干渉膜26を22.5度傾けて蒸着するのは、図24における斜面に形成された干渉膜26と下面に形成された干渉膜261との膜厚を合わせるためである。このようにして形成されたマイクロミラー樹脂25の凹部にさらに樹脂を充填してダイクロイックマイクロミラーアレイ20が完成する。
図25はこのようにして形成されたダイクロイックマイクロミラーアレイ20をマイクロレンズアレイ10と液晶セル60の間に設置した状態を示す断面図である。図26は図25の構成の動作を示す図である。図26において、バックライからの光は外凸レンズ11によって収束され、内凹レンズ12によって平行光に変換さる。そして、赤光透過ダイクロイックミラー23によって、赤光Rが分離され、さらに青光反射ダイクロイックミラー22によって青光Bが分離される。図24のようなダイクロイックマイクロミラーアレイ20の製造方法では、マイクロミラー樹脂25の下面に干渉膜261が形成されるが、この干渉膜261は図25および図26では赤光透過ダイクロイックミラー23となっている。赤光透過ダイクロイックミラー23は赤光Rを透過させなければならない。このために、図24に示すように、干渉膜26を斜めに蒸着することによって膜厚を制御している。
図27はダイクロイックミラーに光が角度を持って入射した場合と垂直に入射した場合とてダイクロイックミラーの透過率がどのように変化するかを示す図である。図27(a)は光がダイクロイックミラーに45度の角度で入射した場合の模式図である。液晶表示装置ではS偏光のみが使用される。S偏光とは電磁波の振動方向が紙面に垂直の場合である。
図27(b)は同じ膜厚の干渉膜26に対して、光が45度で入射した場合と直角に入射した場合の透過率特性である。同じ膜厚であっても、光の入射各によって光が干渉する実質的な膜厚は光の入射角度によって異なる。これによってダイクロイックミラーによって光を分離することができる。たとえば、図26において、青光反射ダイクロイックミラー22と赤光透過ダイクロイックミラー23は同時に蒸着された干渉膜26であるが、光の入射角度が異なるために、青光反射ダイクロイックミラー22と赤光透過ダイクロイックミラー23という異なる作用を持つことが出来る。
以上説明した「特許文献1」に記載の技術は、次のような問題点がある。すなわち、バックライトからの光を外凸レンズ11と内凹レンズ12によって平行光線とするが、この平行光線の作り方が問題である。特に内凹レンズ12は小さいので、精度よく製作することが難しい。マイクロレンズアレイ10は樹脂をプレスすること等によって形成する。このような場合、凹レンズを形成するためには成形するための金型を雄金型とする必要があるが、マイクロレンズを形成するような場合は、雌金型よりも雄金型の方が難しい。したがって、形成されるマイクロレンズの精度も悪くなる。
「特許文献1」の他の問題は、マイクロレンズアレイ10、ダイクロイックマイクロミラーアレイ20、液晶表示パネルの位置あわせ精度を正確に行わなければならない点である。たとえば、従来技術のように、液晶表示パネルの対向基板50にカラーフィルタが形成されている場合は、TFT基板30と対向基板50との2つの部品の位置合わせのみを行えばよかった。しかし、「特許文献1」に記載の液晶表示装置では3つの部品の位置合わせを行わなければならず、位置ずれの問題を引き起こしやすい。3つの部品の位置合わせが正確でないと色純度が劣化する。
本発明は以上のような問題点を解決するものであり、その対策として次のような手段をとる。すなわち、第1の課題に対しては、マイクロレンズアレイに対し、バックライト光が入射する面には外凸レンズを形成し、ダイクロイックマイクロミラーアレイが形成される面についても内凸レンズを形成する。本構成のようなマイクロレンズアレイでは凸レンズのほうが精度良く形成できる。
さらに、マイクロレンズアレイの内部で、外凸レンズの焦点面の付近には遮光膜を形成する。そして、この遮光膜に対して外凸レンズの焦点付近には光通過孔を形成する。このような構成とすることによって、ダイクロイックマイクロミラーアレイにより平行度の優れた光を供給することが出来、ダイクロイックマイクロミラーアレイによるスペクトル分割をより正確に行うことが出来る。
第2の課題に題しては、ダイクロイックマイクロミラーアレイを第1のダイクロイックマイクロミラーと第2のダイクロイックマイクロミラーでくの字型に形成し、このようなダイクロイックマイクロミラーアレイを法線方向から見た場合、くの字形の先端とくの字の後端が一致すように構成することを特徴とする。この構成によって、マイクロレンズアレイとダイクロイックマイクロミラーアレイの位置がずれても、バックライトからのすべての光はダイクロイックマイクロミラーアレイを通過することになって、赤光、緑光、青光に分解することが出来る。
本発明のマイクロレンズアレイによれば、バックライトからの光を精度良く平行光に変えてダイクロイックマイクロミラーアレイに放射するので、ダイクロイックマイクロミラーアレイにおける赤光、緑光、青光へ分解を精度よく行うことが出来る。したがって、色純度のよい画像を得ることが出来る。
また、本発明のダイクロイックマイクロミラーアレイを使用することによって、マイクロレンズアレイとダイクロイックマイクロミラーアレイの位置合わせに誤差が生じても、色純度が劣化することを防止することが出来る。また、本発明のダイクロイックマイクロミラーアレイは膜厚をコントロールするための斜め蒸着は不要となるので、ダイクロイックマイクロミラーアレイの生産性を上げることが出来る。
本発明によれば、カラーフィルタを使用せずに、カラー画像を表示することができるので、バックライトの光の利用効率を3倍に上げることが出来る。したがって、光の利用効率の良い液晶表示装置を実現することが出来る。
実施例にしたがって、本発明の詳細な内容を開示する。
実施例1は本発明における第1の課題、すなわち、マイクロレンズアレイ10からダイクロイックマイクロミラーアレイ20に精度の良い平行光を供給するための構成を与えるものである。図1は本実施例の動作を説明する断面図である。図1において、マイクロレンズアレイ10、ダイクロイックマイクロミラーアレイ20、液晶セル60が積層されている。なお、液晶表示装置には偏光板が使用されるが、図1では省略されている。偏光板は図1のマイクロレンズアレイ10の外側に設置しても良いし、ダイクロイックマイクロミラーアレイ20と液晶セル60の間に設置しても良い。
マイクロレンズアレイ10は外凸レンズ11と内凸レンズ13によって構成されている。本実施例では内側に凸レンズが形成されていることが従来例と大きく異なる点である。図1において、バックライトからマイクロレンズアレイ10に白色光Wが外凸レンズ11入射する。当然白色光Wは赤光R、緑光G、青光Bのスペクトルを含んだものである。白色光Wは外凸レンズ11によって収束される。本実施例の外凸レンズ11はレンズ強度の強いものであり、外凸レンズ11によって収束した光は内凸レンズ13に入射する前に焦点を結ぶ。
本実施例ではマイクロレンズアレイ10の外凸レンズ11の焦点面付近に遮光膜16を形成し、この遮光膜16に対して、外凸レンズ11のい焦点付近に光通過孔を形成する。この光通過孔はスリット15でもよい。本明細書は光通過孔としてスリット15という用語を用いる。すなわち、本実施例では外凸レンズ11の焦点付近にスリット15を形成する。このスリット15によって、周辺光はカットされる。したがって、内凸レンズ13へ入射する光は内凸レンズ13において、平行光成分を形成する光以外はカットされる。これによって、内凸レンズ13を通過した光は精度の良い平行光となる。
本実施例ではスリット15を入れることによって内凸レンズ13において、非常に精度の良い平行光を形成しているが、スリット15を入れない場合でも従来例よりも精度の良い平行光を得ることが出来る。すなわち、マイクロレンズアレイ10を金型を用いてプレスによって形成する場合、凸レンズであれば、金型に溝を形成するだけなので、精度の良い型を容易に形成することが出来る。一方、凹レンズを形成する場合は、金型に凸部を形成する必要があるので、単なる溝を形成する場合に比較して困難である。内凸レンズ13あるいは、内凹レンズ12はサイズが小さいために、型の作り易さがレンズ精度に大きく影響する。
図1において、内凸レンズ13を出た光は赤光反射ダイクロイックミラー21によって、赤光Rのみ反射されて横方向に向かい、緑光Gと青光Bは透過する。赤光Rは横方向に存在する、赤光反射ダイクロイックミラー21によて再び反射されて液晶セル60に入射する。
一方、赤光反射ダイクロイックミラー21を透過した緑光Gおよび青光Bのうち、青光Bは青光反射ダイクロイックミラー22によって反射され、右方向に存在する青光反射ダイクロイックミラー22によって再び反射されて液晶セル60に入射する。緑光Gは直進し、青光反射ダイクロイックミラー22を透過して液晶セル60に入射する。
液晶セル60は、TFT基板30と対向基板50および、TFT基板30と対向基板50の間に挟持された液晶層40によって構成される。赤光Rが入射する部分の液晶セル60には赤画素を形成する画素電極、TFT、対向電極等が形成されている。同様に、緑光Gが入射する部分の液晶セル60には緑画素が形成されており、青光Bが入射する部分には液晶セル60の青画素が形成されている。
図2は本実施例の断面模式図である。図2において、マイクロレンズアレイ10の外凸レンズ11の焦点面付近には遮光膜16が形成され、外凸レンズ11に焦点付近にはスリット15が形成されている。この遮光膜16は、たとえば、次のようにして形成することが出来る。すなわち、マイクロレンズアレイ10を上層と下層に分けて形成する。上層は外凸レンズ11が形成されるが、上層の、外凸レンズ11が形成されるのと反対側の面に印刷によってスリット15部を残して遮光膜16を印刷する。その後、マイクロレンズアレイ10の内凸レンズ13が形成された下層を上層と接合する。
ダイクロイックマイクロミラーアレイ20は「特許文献1」と同様な構成となっている。すなわち、ダイクロイックマイクロミラーアレイ20の赤画素に対応する部分には赤光透過ダイクロイックミラー23が形成されている。この赤光透過ダイクロイックミラー23はダイクロイックマイクロミラーアレイ20の製造工程の要請から、形成されることは「本発明の課題」の項で述べたとおりである。ただし、本マイクロレンズアレイ10においては、赤光透過ダイクロイックミラー23の干渉膜26の厚さがコントロールされるために、赤光Rの損失はほとんど無い。
以上のように、本実施例においては、カラーフィルタを用いずにカラー画像を形成することが出来るので、バックライトの光利用効率をカラーフィルタを用いる場合に比して3倍以上に向上させることが出来る。さらに、マイクロレンズアレイ10の内側に凸レンズを用いることによって精度の良い平行光を形成することが出来る。また、外凸レンズ11の焦点付近にスリット15を形成することによってさらに精度の良い平行光を形成することが出来る。
本実施例は、本発明の第2の課題を解決するものである。図3は本発明の第2の実施例を示す断面模式図である。図3において、マイクロレンズアレイ10とダイクロイックマイクロミラーアレイ20と液晶セル60が積層されている。マイクロレンズアレイ10の外側には凸レンズが形成されている。また、マイクロレンズアレイ10の内側には凹レンズが形成されている。マイクロレンズアレイ10の下側には、ダイクロイックマイクロミラーアレイ20が形成されているが、ダイクロイックマイクロミラーアレイ20の構成は実施例1の場合に比して単純である。
本実施例のダイクロイックマイクロミラーアレイ20は上層には赤光反射ダイクロイックミラー21が45度の角度で平行に形成されている。ダイクロイックマイクロミラーアレイ20の下層にはダイクロイックマイクロミラーアレイ20が上層とは逆方向に45度で平行に形成されている。上層のダイクロイックマイクロミラーアレイ20は赤光Rを反射して緑光Gと青光Bを透過する。また、下層のダイクロイックマイクロミラーアレイ20は緑光Gおよび赤光Rを透過して、青光Bを反射する。
本実施例のダイクロイックマイクロミラーアレイ20は、実施例1と異なり、赤光透過ダイクロイックミラー23が存在しないために、赤光透過ダイクロイックミラー23のために、干渉膜26を制御する必要が無く、したがって、斜め蒸着をする必要が無い。これは量産性を非常に向上させる。
ダイクロイックマイクロミラーアレイ20の下には液晶セル60が設置されている。液晶セル60の赤光Rが入射する部分には赤画素が形成され、緑光が入射する部分には緑画素が形成され、青光が入射する部分には青画素が形成されていることは実施例1と同様である。
図4は本実施例におけるダイクロイックマイクロミラーアレイ20の製造方法である。図4(a)において、まず、鋸歯状に溝の形成されたダイクロイックマイクロミラーアレイ金型28にUV硬化樹脂を導入し、これをミラー基板27に転写する。ミラー基板27は後で剥離するので材料は何でもよいが、UV硬化樹脂をUV(紫外線)で照射するのでガラス等、透明な材料がよい。
図4(b)において、UVで硬化したマイクロミラー樹脂25に対して若干斜め方向から干渉膜26を蒸着する。この場合、干渉膜26を斜めから蒸着する理由はマイクロミラー樹脂25の垂直部分に蒸着膜を被着させないためであり、実施例1の場合のダイクロイックマイクロミラーアレイ20の場合と異なり、膜厚の制御のための斜め蒸着ではないので、角度の設定は実施例1の場合に比してラフでよい。
干渉膜26を蒸着後、図5(a)に示すように、ダイクロイックマイクロミラーアレイ20の凹部にマイクロミラー樹脂25を流しこみ、平行平板フィルムとする。その後、図5(b)に示すように、形成された平行平板フィルムの上に、ダイクロイックマイクロミラーアレイ金型28によってUV硬化樹脂を鋸歯状に転写する。
さらに、図6(a)に示すように、鋸歯上のマイクロミラー樹脂25の傾斜部のみに被着するように、干渉膜26を斜め方向から蒸着する。この場合も、斜め蒸着は鋸歯状のマイクロミラー樹脂25の垂直部に被着しないようにすればよいので、斜め蒸着の角度は実施例1の場合の斜め蒸着の角度に比してラフでよい。その後、図6(b)に示すように、蒸着膜が形成された面にマイクロミラー樹脂25を流し込み、平行平板のダイクロイックマイクロミラーアレイ20が完成する。このようにして形成されたダイクロイックマイクロミラーアレイ20は構成が単純であり、その分高精度に形成することが出来る。
本実施例におけるダイクロイックマイクロミラーアレイ20はその配置の仕方によっては、マイクロレンズアレイ10とダイクロイックマイクロミラーアレイ20との位置ずれがあった場合でも色純度の劣化を防止できるという特徴を有する。図7は本実施例の動作を示す断面図である。図7において、マイクロレンズアレイ10を通過した平行光は赤光反射ダイクロイックミラー21と青光反射ダイクロイックミラー22によって3色の光に分離され、液晶セル60に入射する。図7はマイクロレンズアレイ10とダイクロイックマイクロミラーアレイ20の位置合わせが完全な場合である。
図8はマイクロレンズアレイ10とダイクロイックマイクロミラーアレイ20の位置がずれた場合の例である。図8においては、くの字形に形成されたダイクロイックミラーとダイクロイックミラーとの間に隙間dが存在している。この部分に入射する光はダイクロイックマイクロミラーアレイ20の作用を受けないため、白色光Wのまま、たとえば、液晶セル60に形成された緑画素に入射する。そうすると色純度を劣化させる。
このような、場合であっても、液晶セル60の対向基板50にカラーフィルタを形成しておけば、色純度の劣化は防止することが出来る。この場合、カラーフィルタはわずかな白色光Wの緑成分以外を吸収するだけなので、カラーフィルタによる光利用効率の低下はわずかなもので済む。
一方、本実施例におけるマイクロレンズアレイ10の位置を適切な配置とすることによって、マイクロレンズアレイ10とダイクロイックマイクロミラーアレイ20の位置合わせにずれが生じた場合も、色純度の劣化を防止することが出来る。図9はその構成を示す。
図9は、くの字形に形成された干渉膜26と干渉膜26の間の隙間が無い場合である。この様子を図9の点線で示す。すなわち、図8に示すdがゼロの場合である。以後この構成を稠密構造という。言い換えれば、図9の状態は、ダイクロイックマイクロミラーアレイ20を平面でみた場合、すなわち、液晶表示装置の法線方向から見た場合、赤光反射ダイクロイックミラー21の上端が、隣の赤光反射ダイクロイックミラー21の下端と一致しているということである。
この場合の動作を図10〜図13に示す。図10はマイクロレンズアレイ10とダイクロイックマイクロミラーアレイ20の位置ずれが無い場合である。図10において、赤光反射ダイクロイックミラー21と青光反射ダイクロイックミラー22によって、マイクロレンズアレイ10を出射した白色光Wは、赤光R、緑光G、青光Bに分離されて液晶セル60に入射する。
図11はマイクロレンズアレイ10を出射した平行光のエッジと赤光反射ダイクロイックミラー21のエッジがg1だけずれた場合である。この場合、g1だけずれた分の平行光は、隣の赤光反射ダイクロイックミラー21によって反射され、ずれていない部分の赤光Rの主要部分と同様に、液晶セル60の赤画素に入射する。したがって、色純度の劣化は無い。
図12はマイクロレンズアレイ10を出射した平行光のエッジと赤光反射ダイクロイックミラー21のエッジがさらにずれて、平行光の幅の半分程度のg1だけずれた場合である。この場合も、図12に示すように、ずれた半分の光は隣の赤光反射ダイクロイックミラー21によって反射され、結局、液晶セル60の赤画素に入射する。
したがって、本実施例によれば、マイクロレンズアレイ10とダイクロイックマイクロミラーアレイ20がずれた場合であっても色純度は劣化しない。本実施例では、マイクロレンズアレイ10と液晶セル60の位置合わせを正確に行えばよいことになる。これは量産性に対して大きな利点である。
以上の例では、くの字形の干渉膜26の距離、すなわち、図8におけるdがゼロであるとして説明した。しかし、完全な稠密構造を達成することは難しい。つまり、図8のdを完全にゼロにすることは困難である。図8のdをどの程度まで、許容できるかを評価すると次のとおりである。すなわち、干渉膜26は20層から40層の蒸着膜で形成されている。この干渉膜26の膜厚は層数によっても異なるが、3μm程度である。したがって、マイクロレンズアレイ10とダイクロイックマイクロミラーアレイ20のずれが3μm程度であれば、色純度の劣化は無い。さらに、5ミクロン程度のずれが生じた場合でも色純度の劣化は、人間の目にはほとんど認識できない。
図13は、図12のように、マイクロレンズアレイ10とダイクロイックマイクロミラーアレイ20の合わせが大きくずれた上、さらに、ダイクロイックマイクロミラーアレイ20の上層に形成される赤光反射ダイクロイックミラー21と下層に形成される青光反射ダイクロイックミラー22の位置がずれた場合の動作を示す。この場合も、図13に示すように、隣に存在する赤光反射ダイクロイックミラー21あるいは青光反射ダイクロイックミラー22と補完しあうことによって、色純度の劣化を防止することが出来る。
このように、本実施例によるダイクロイックマイクロミラーアレイ20を用いることによって、ダイクロイックマイクロミラーアレイ20とマイクロレンズアレイ10の位置合わせの裕度が向上するばかりでなく、ダイクロイックマイクロミラーアレイ20自体の製造裕度を向上させることが出来る。
図14〜図16は本実施例におけるダイクロイックマイクロミラーアレイ20の製造方法の他の形態である。図14(a)において、UV硬化樹脂をダイクロイックマイクロミラーアレイ金型28によってミラー基板27上に転写することは図4(a)と同様である。図14(b)は、このように鋸歯状に形成されたマイクロミラー樹脂25の傾斜部に干渉膜26をイオンスパッタリングによって形成する例である。
イオンスパッタリングはイオン化した薄膜材料を電界で加速して直進性をよくしたスパッタリング方法である。イオンスパッタリングを用いれば、斜め蒸着を用いずに、ミラー基板27に対して垂直方向からスパッタリングをすることができるので、量産性の観点からは非常に有利である。
このようにして、図15(a)に示すように、鋸歯状のマイクロミラー樹脂25の傾斜部に干渉膜26が形成されたダイクロイックマイクロミラーアレイ20の1部が形成される。その後、鋸歯状部の凹部にマイクロミラー樹脂25を流し込み、UVによって硬化させ、平行平板状のフィルムが形成される。
このフィルムの上に、さらに、図15(b)に示すように上層用の鋸歯状のマイクロミラー樹脂25を形成し、図16(a)に示すように、イオンスパッタリングによってマイクロミラー樹脂25の傾斜部に干渉膜26を形成する。その後、図16(b)に示すように、凹部に樹脂を流し込んでUV硬化することによって、ダイクロイックマイクロミラーアレイ20が完成する。本実施形態でのダイクロイックマイクロミラーアレイ20は斜め蒸着を必要としないために、量産性に優れている。
図17は本発明の第3の実施例を示す概略断面図である。図17において、液晶セル60の上に、ダイクロイックマイクロミラーアレイ20、マイクロレンズアレイ10が順に積層されている。マイクロレンズアレイ10では外凸レンズ11と内凹レンズ12によって平行光が形成されることは実施例2と同様である。
実施例2と本実施例が異なる点は、ダイクロイックマイクロミラーアレイ20の形状である。図17において、上層に形成された赤光反射ダイクロイックミラー21と下層に形成された青光反射ダイクロイックミラー22とは樹脂層によってh2だけ隔てられている。赤光反射ダイクロイックミラー21と青光反射ダイクロイックミラー22の間に樹脂層が存在していても、光の進路が変わるわけではない。
本実施例の特徴はダイクロイックマイクロミラーアレイ20をプレスによって形成できる点である。図18は本実施例におけるダイクロイックマイクロミラーアレイ20の製造方法である。図18(a)において、マイクロミラー樹脂25はプレスによって形成される。すなわち、もともとは平行平板であったマイクロミラー樹脂25を上下からプレスすることによって、上下に鋸歯状の凹部を形成する。その後、イオンスパッタリング等によって傾斜部に干渉膜26を被着させる。
さらに、干渉膜26を覆ってマイクロミラー樹脂25の上下の凹部に樹脂を流しこみ、ダイクロイックマイクロミラーアレイ20が完成する。図18(a)に示すように、本実施例ダイクロイックマイクロミラーアレイ20は、鋸歯状部と中央部に分かれている。鋸歯部の高さh1あるいはh3は80μm、中央部の高さh2は40μmである。したがって、ダイクロイックマイクロミラーアレイ20全部の厚さは200ミクロン程度であり、中央部が形成されても液晶表示装置全体の厚さに対してはほとんど影響は無い。
以上のように、本実施例によれば、ダイクロイックマイクロミラーアレイ20の上下の面をプレスによって1度に形成するので、高い量産性を持って、かつ、精度良く形成することが出来る。
実施例2と実施例3はマイクロレンズアレイ10として、外凸レンズ11と内凹レンズ12の組み合わせによって平行光をダイクロイックマイクロミラーアレイ20に入射している。実施例2および実施例3で使用したダイクロイックマイクロミラーアレイ20を、実施例1で説明した、外凸レンズ11と内凹レンズ12によって形成されたマイクロレンズアレイ10と組み合わせることが出来ることは勿論である。
図19は本実施例の一形態である。図19において、液晶セル60の上にダイクロイックマイクロミラーアレイ20が設置され、さらにその上にマイクロレンズアレイ10が設置されている。マイクロレンズアレイ10は外凸レンズ11と内凸レンズ13によって構成されている。実施例1で説明したように、マイクロレンズアレイ10内の外凸レンズ11の焦点位置付近にスリット15を設置することによってマイクロレンズアレイ10から出射する平行光の精度をさらに向上させることが出来る。
マイクロレンズアレイ10を出射した平行光はダイクロイックマイクロミラーアレイ20によって赤光R、緑光G、青光Bに分解され、それぞれ、液晶セル60の赤画素、緑画素、青画素に入射する。図19においては、ダイクロイックマイクロミラーアレイ20は稠密構造になっていない。すなわち、図19に示すように、2個のくの字形の干渉膜26の間dはゼロではない。
図20は図19の断面模式図に示す液晶表示装置の動作を示す図である。図19はバックライトからの光がマイクロレンズアレイ10を通過して平行光となり、ダイクロイックマイクロミラーアレイ20によって赤光R、緑光G、青光Bに分解されて液晶セル60に入射する様子を示している。
図20はマイクロレンズアレイ10とダイクロイックマイクロミラーアレイ20の合わせ精度が完全な場合である。したがって、ダイクロイックマイクロミラーアレイ20が稠密構造になっていなくとも色純度は劣化していない。一方、本実施例で使用しているマイクロレンズアレイ10は実施例1で説明したように、平行光の精度を上げることが出来る。したがって、マイクロレンズアレイ10から、より細い平行光を出射することが出来る。
より細い平行光を使用できれば、その分、合わせ精度に対する裕度を大きくすることが出来る。そして、外凸レンズ11の焦点付近にスリット15を形成すれば、さらに精度のよい平行光を形成することが出来、その分、さらい合わせ精度に対する裕度を上げることが出来る。
図21はマイクロレンズアレイ10に実施例1と同様な構成、すなわち、外凸レンズ11と内凸レンズ13を用いた場合で、かつダイクロイックマイクロミラーアレイ20を稠密構造とした場合である。図21はマイクロレンズアレイ10とダイクロイックマイクロミラーアレイ20にずれが無い場合であるが、実施例2で説明したように、ダイクロイックマイクロミラーアレイ20が稠密構造をとれば、マイクロレンズアレイ10とダイクロイックマイクロミラーアレイ20に合わせずれが生じても、色純度の劣化を防止できる。
図22はマイクロレンズアレイ10に実施例1のレンズ構成、すなわち、外凸レンズ11と内凸レンズ13を使用した場合で、ダイクロイックマイクロミラーアレイ20に実施例3の構成を使用した場合である。この場合は、ダイクロイックマイクロミラーアレイ20を精度よく、かつ、高い量産性を持って生産することが出来る。この場合もダイクロイックマイクロミラーアレイ20に稠密構造を用いることによってマイクロレンズアレイ10とダイクロイックマイクロミラーアレイ20に位置ずれが生じても液晶表示装置の色純度の劣化を防止することが出来る。
実施例1の動作説明図である。 実施例1の概略断面図である。 実施例2の概略断面図である。 ダイクロイックマイクロミラーアレイの製造工程図である。 ダイクロイックマイクロミラーアレイの製造工程図である。 ダイクロイックマイクロミラーアレイの製造工程図である。 実施例2の動作説明図である。 実施例2で合わせずれが生じた場合の説明図である。 実施例2の他の形態の概略断面図である。 実施例2の他の形態の動作図である。 実施例2の他の形態で合わせずれがある場合の図である。 実施例2の他の形態でより大きな合わせずれがある場合の図である。 実施例2のさらに他の形態で合わせずれがある場合の図である。 ダイクロイックマイクロミラーアレイの他の製造工程図である。 ダイクロイックマイクロミラーアレイの他の製造工程図である。 ダイクロイックマイクロミラーアレイの他の製造工程図である。 実施例3の概略断面図である。 実施例ダイクロイックマイクロミラーアレイの製造工程である。 実施例3の概略断面図である。 実施例3の動作説明図である。 実施例3の他の形態の概略断面図である。 実施例3のさらに他の形態の概略断面図である。 従来技術の原理説明図である。 従来技術のダイクロイックマイクロミラーアレイの製造工程図である。 従来技術の概略断面図である。 従来技術の動作説明図である。 ダイクロイックマイクロミラーアレイの動作説明図である。
符号の説明
10…マイクロレンズアレイ、 11…外凸レンズ、 12…内凹レンズ、 13…内凸レンズ、 15…スリット、 16…遮光膜、 20…ダイクロイックマイクロミラーアレイ、 21…赤光反射ダイクロイックミラー、 22…青光反射ダイクロイックミラー、 23…赤光透過ダイクロイックミラー、 25…マイクロミラー樹脂、 26…干渉膜、 27…ミラー基板、 28…ダイクロイックマイクロミラーアレイ金型、 60…液晶セル、 R…赤光、 G…緑光、 B…青光、 W…白色光。

Claims (7)

  1. 赤画素、緑画素、青画素がマトリクス状に形成された液晶セルと、ダイクロイックマイクロミラーアレイと、マイクロレンズアレイが積層され、背面にバックライトを有する液晶表示装置であって、
    前記マイクロレンズアレイはバックライトからの光が入射する外凸レンズと前記ダイクロイックマイクロミラーアレイ側に形成された内凸レンズから形成され、
    前記ダイクロイックミラーは第1のダイクロイックマイクロミラーを有する第1の層と、第2のダイクロイックマイクロミラーを有する第2の層から構成され、
    前記バックライトからの光は前記ダイクロイックマイクロミラーアレイによって、赤光、緑光、青光に分解され、前記赤光、前記緑光、前記青光は前記液晶セルの赤画素、緑画素、青画素に各々入射することを特徴とする液晶表示装置。
  2. 前記マイクロレンズアレイは内部に遮光層を有し、前記外凸レンズの焦点付近に前記遮光膜の通過孔を有することを特徴とする請求項1に記載の液晶表示装置。
  3. 前記第1のダイクロイックマイクロミラーは第1の光を反射し、第2の光および第3の光を透過し、前記第2のダイクロイックマイクロミラーは前記第2の光を透過し、前記第3の光を反射することを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
  4. 前記第1の光は赤光であり、前記第2の光は緑光であり、前記第3の光は青光であることを特徴とする請求項3に記載の液晶表示装置。
  5. 前記第1のダイクロイックマイクロミラーは第1の光を反射し、第2の光および第3の光を透過し、前記第2のダイクロイックマイクロミラーは前記第2の光を透過し、前記第3の光を反射し、かつ、前記第1の光を透過することを特徴とする請求項1に記載の液晶表示装置。
  6. 前記第1の光は赤光であり、前記第2の光は緑光であり、前記第3の光は青光であることを特徴とする請求項5に記載の液晶表示装置。
  7. ダイクロイックマイクロミラーアレイと、マイクロレンズアレイが積層された光学装置であって、
    前記マイクロレンズアレイは外光が入射する外凸レンズと前記ダイクロイックマイクロミラーアレイ側に形成された内凸レンズから形成され、
    前記マイクロレンズアレイは内部に遮光層を有し、前記外凸レンズの焦点付近に前記遮光膜の通過孔を有し、
    前記ダイクロイックミラーは第1のダイクロイックマイクロミラーを有する第1の層と、第2のダイクロイックマイクロミラーを有する第2の層から構成され、
    前記外光は前記ダイクロイックマイクロミラーアレイによって、赤光、緑光、青光に分解されることを特徴とする光学装置。
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