JP5093155B2 - 管理装置及びプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、管理装置及びプログラムに関する。
無線通信システムは、複数の無線通信チャンネル(周波数帯)の中から選択された任意の無線通信チャンネルを利用してネットワークシステムを構築している。
無線通信システムは、同一の無線通信チャネルの異なる無線規格の無線通信による干渉(例えば、WLAN(Wireless LAN)とBluetooth)や、電磁波による干渉(例えば、電子レンジとWLAN)等の影響を受ける。そのため、電波状況に応じて適切に無線通信チャンネルを設定しなければ、スループットが低下したり通信不良となったりして、無線通信ネットワークの運用効率が低下するおそれがある。
そこで、端末機と、接続した端末機との無線通信環境に対する無線環境情報を周期的にチェックするアクセスポイントと、アクセスポイントから無線環境情報を受信し、受信した無線環境情報に応じて無線通信環境の変更が必要なアクセスポイント及び当該アクセスポイントと接続した端末機群の無線通信環境の設定を変更するように制御するサーバーと、を備える無線通信システムが開示されている(特許文献1参照)。
特開2006−340353号公報
しかしながら、特許文献1は、必ずしも通信量の多い中継装置(アクセスポイント)に電波状況の良い無線通信チャンネルが割り当てられるとは限らない。そのため、無線通信システムの実際の運用状況とは無関係に中継装置に無線通信チャンネルが割り当てられてしまう。従って、無線通信システムの運用効率の向上につながりにくいという問題がある。
本発明の課題は、上記問題に鑑みて、無線通信システムの運用効率の向上を図ることである。
以上の課題を解決するため、請求項1記載の発明は、複数の無線端末装置と無線通信を行う複数の中継装置を管理する管理装置において、前記中継装置と通信を行う通信部と、前記中継装置それぞれのデータ通信量の情報及び前記中継装置それぞれの無線通信が行われる前記無線端末装置の数の情報を含むデータ通信量情報群と、前記無線端末装置との無線通信に用いる複数の無線通信チャンネルそれぞれのデータ処理速度の情報を含むデータ処理速度情報群と、を記憶する記憶部と、前記中継装置から前記データ処理速度が予め設定された閾値以下となったことを示す情報を受信した場合、前記データ通信量情報群に基づいて前記中継装置の優先順位を設定し、前記データ処理速度情報群に基づいて前記無線通信チャンネルの優先順位を設定し、前記優先順位の高い中継装置から順番に前記優先順位の高い無線通信チャンネルを設定し、全ての前記中継装置に設定した無線通信チャンネルを通知するよう制御する制御部と、を備えること、を特徴としている。
更に、コンピュータを上述した請求項1記載の発明に示した主要手段として機能させるためのプログラムを提供する(請求項6記載の発明)。
請求項2記載の発明は、請求項1に記載の管理装置において、前記データ通信量情報群には、単位時間の間に前記中継装置が前記無線端末装置と無線通信を行ったデータ通信量の情報が単位時間ごとに複数取得されたデータ通信量情報が複数含まれており、前記データ処理速度情報群には、単位時間の間の前記無線通信チャンネルのデータ処理速度の情報が単位時間ごとに複数取得されたデータ処理速度情報が複数含まれていること、を特徴としている。
請求項3記載の発明は、請求項1又は2に記載の管理装置において、前記制御部は、前記中継装置の優先順位を設定する際、無線通信を行う前記無線端末装置の数が多い順番に、前記中継装置の優先順位を高く設定すること、を特徴としている。
請求項4記載の発明は、請求項1又は2に記載の管理装置において、前記制御部は、前記中継装置それぞれのデータ通信量の移動平均値を算出し、当該算出した移動平均値が大きい順番に、前記中継装置の優先順位を高く設定すること、を特徴としている。
請求項5記載の発明は、請求項1又は2に記載の管理装置において、前記制御部は、前記中継装置それぞれのデータ通信量の指数加重移動平均値を算出し、当該算出した指数加重移動平均値が大きい順番に、前記中継装置の優先順位を高く設定すること、を特徴としている。
本発明によれば、無線通信システムの運用効率の向上を図ることができる。
無線通信システムの概略構成図である。 管理装置の概略構成図である。 データ通信量テーブルの例を示す図である。 スループット目安テーブルの例を示す図である。 中継装置の概略構成図である。 モニタ装置の概略構成図である。 電界強度−スループット変換テーブルの例を示す図である。 電界強度テーブルの例を示す図である。 データ通信量テーブル生成処理のフローチャートである。 スループット目安データ送信処理のフローチャートである。 スループット目安テーブル生成処理のフローチャートである。 チャンネル設定変更処理のフローチャートである。 チャンネル変更処理のフローチャートである。
以下、図を参照して本発明の実施の形態を詳細に説明する。なお、この発明にはこの実施の形態に限定されるものではない。また、この発明の実施の形態は、発明の最も好ましい形態を示すものであり、この発明の用語はこれに限定されない。
まず、構成を説明する。
図1に、本実施の形態における無線通信システムAの概略構成図を示す。
図1に示すように、無線通信システムAは、管理装置1と、通信ネットワークNを介して他の中継装置又は管理装置1と接続された複数の中継装置2と、中継装置2と無線を介して接続される複数の無線端末装置3と、を備えている。また、管理装置1は、モニタ装置4と接続されている。
図2に、管理装置1の概略構成図を示す。
図2に示すように、管理装置1は、制御部10、記憶部11、表示部12、操作部13、通信部14等を備え、各部が電気的に接続されている。
制御部10は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)等を備える。制御部10は、記憶部11やROMに記憶されている各種プログラム、各種テーブルやデータ等の中から指定されたプログラム、テーブルやデータを読み出し、RAM又は記憶部11のワークエリアに展開し、上記プログラムとの協働によって各種処理を実行し、その処理結果をRAM内又は記憶部11の所定の領域に格納するとともに、管理装置1内の各部に指示して、管理装置1の動作全般を統括的に制御する。
制御部10は、ROM又は記憶部11に記憶されているチャンネル設定変更処理プログラム、記憶部11に記憶されているデータ通信量テーブル、スループット目安テーブルを読み出し、チャンネル設定変更処理を実行する。
チャンネル設定変更処理では、いずれかの中継装置から通信状況悪化通知が受信された場合、データ通信量テーブルに基づいて中継装置の優先順位が設定され、また、スループットテーブルに基づいて無線通信チャンネルの優先順位が設定される。そして、優先順位の高い中継装置から順番に、優先順位の高い無線通信チャンネルが設定され、全ての中継装置に設定した無線通信チャンネルが通知される。
通信状況悪化通知とは、スループットが予め設定された閾値以下となったことを示す情報である。
このチャンネル設定変更処理において、中継装置の優先順位の設定は、次に挙げる3つの方策のうちいずれか一つの方策が予め設定されており、設定された方策に応じて設定される。
まず1つ目は、中継装置が無線通信を行う無線端末装置の数が多い順番に、中継装置の優先順位が高く設定されるものである。
2つ目は、中継装置それぞれのデータ通信量の移動平均値が算出され、当該算出された移動平均値が大きい順番に、中継装置の優先順位が高く設定されるものである。
3つ目は、中継装置それぞれのデータ通信量の指数加重移動平均値が算出され、当該算出された指数加重移動平均値が大きい順番に、中継装置の優先順位が高く設定されるものである。
また、制御部10は、ROM又は記憶部11に記憶されているデータ通信量テーブル生成処理プログラムや各種データを読み出し、データ通信量テーブル生成処理を実行して記憶部11にデータ通信量テーブルを生成する。
データ通信量テーブル生成処理では、各中継装置の検出単位時間Tのデータ通信量が検出単位時間毎に取得され、記憶部11にテーブル化されて記憶される。
また、制御部10は、ROM又は記憶部11に記憶されているスループット目安テーブル生成処理プログラムや各種データを読み出し、スループット目安テーブル生成処理を実行して記憶部11にモニタ装置4から受信したデータに基づいてスループット目安テーブルを生成する。
スループット目安テーブル生成処理では、各チャンネルの検出単位時間Tの間のスループットが検出単位時間T毎に取得され、記憶部11にテーブル化されて記憶される。
記憶部11は、磁気的、光学的記録媒体又は半導体等の電気的に消去及び書き換えが可能な不揮発性メモリ(例えば、HDD(Hard Disk Drive)等)で構成されており、管理装置1に固定的に設けられたもの又は着脱自在に装着されるものである。また、記憶部11には、制御部10により実行される各種プログラム及びこれらプログラムで使用される各種テーブルやデータ等と共に、チャンネル設定変更処理プログラム、データ通信量テーブル11a、スループット目安テーブル11b等が予め記憶されている。
図3に、データ通信量テーブル11aの例を示す。
図3に示すように、データ通信量テーブル11aは、各中継装置が無線端末装置と検出単位時間Tの間に無線通信を行った際のデータ通信量(例えば、d1)が検出単位時間T毎に複数取得されたデータ通信量情報(例えば、D1)を複数(中継装置の数)含むデータ通信量情報群である。
図3に示す名称の欄には、中継装置の名称(AP0、AP1、AP2、AP3、・・・)が示されている。この中継装置の名称と共に、各中継装置の無線通信チャンネルの番号と、予め定められた無線通信が行われる無線端末装置の数と、が示されている。例えば、AP2の中継装置は、無線通信チャンネルの番号が18で、30台の無線端末装置と接続されるものである。
また、図3に示す検出回の欄には、データ通信量が検出された回が示されている。
最新の検出回はnTであり、最新の検出回の検出単位時間Tよりも1つ前の検出単位時間Tに検出された検出回が(n−1)Tと示されている。なお、Tは検出単位時間を示す。図3において、例えば、検出回nTのときのAP2の中継装置の検出単位時間Tあたりのデータ通信量は、100であることが示されている。
図4に、スループット目安テーブル11bの例を示す。
図4に示すように、スループット目安テーブル11bは、各無線通信チャンネルの検出単位時間Tのデータ処理速度(スループット)の目安値(例えば、d2)が検出単位時間T毎に複数取得されたデータ処理速度情報(例えば、D2)を複数(無線通信チャンネルの数)含むデータ処理速度情報群である。
本実施の形態では、各無線通信チャンネルの各検出回のスループットの目安値が格納される領域が記憶部11に確保されているものとし、この各領域によりスループット目安テーブルが形成されるものとする。
図4に示すチャンネルNoの欄には、各無線通信チャンネルを識別する番号が示されている。本実施の形態では、無線通信チャンネルの総数が16である場合を用いて説明する。
また、図4に示す検出回の欄には、スループットが検出された回が示されている。最新の検出回はnTであり、最新の検出回の検出単位時間Tよりも1つ前の検出単位時間Tに検出された検出回が(n−1)Tと示されている。なお、Tは検出単位時間を示す。
図4に示すスループットの目安値は、0〜4の5つの範囲に分けられている。
例えば、スループットが50[kbps]未満の場合には0、50[kbps]以上90未[kbps]満の場合には1、90[kbps]以上130[kbps]未満の場合には2、130[kbps]以上170[kbps]未満の場合には3、170[kbps]以上の場合には4、というように、スループットは5つの値に予め分類されている。
図4において、例えば、検出回がnTのときの無線通信チャンネル18のスループットは、0に設定された範囲(50[kbps]未満)であることが示されている。
このスループットは、干渉波の影響等の電波状況により低下することが知られており、スループットが低い無線通信チャンネルほど電波状況が悪いと判断される。
表示部12は、LCD(Liquid Crystal Display)やEL(Electro Luminescence)ディスプレイ等によって構成され、制御部10から入力される信号に応じて各種画面を表示する。
操作部13は、テンキーや文字入力キー等の各種入力キーを有するキーボードや、位置情報の入力を受け付けるマウス等のポインティングデバイス等を備え、キーボードから入力されたキー入力情報や、ポインティングデバイスに入力された位置情報を操作情報として制御部10に出力する。
通信部14は、ネットワークカード等により構成され、通信ネットワークN上の中継装置2やモニタ装置4との情報の送受信を行なう。
図5に、中継装置2の概略構成図を示す。
図5に示すように、中継装置2は、制御部20、記憶部21、端末情報用メモリ22、無線送信部23、無線受信部24、SW(切替部)25、有線I/F(InterFace)部26、バッファ27、アンテナ28等を備え、各部が電気的に接続されている。
制御部20は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)等を備える。制御部20は、記憶部21や端末情報用メモリ22に記憶されている各種プログラム、各種テーブルやデータ等の中から指定されたプログラム、テーブルやデータを読み出し、RAM又は記憶部21のワークエリアに展開し、上記プログラムとの協働によって各種処理を実行し、その処理結果をRAM内又は記憶部21や端末情報用メモリ22の所定の領域に格納するとともに、中継装置2内の各部に指示して、中継装置2の動作全般を統括的に制御する。
また、制御部20は、ROM又は記憶部21に記憶されているチャンネル変更処理プログラムや各種データを読み出し、チャンネル変更処理を実行する。
チャンネル変更処理では、自身と接続されている無線端末装置とのスループットが予め設定されている閾値以下である場合には、通信状況悪化通知が管理装置に送信される。また、管理装置から受信したチャンネル情報に基づいて無線通信チャンネルが変更される。
記憶部21は、磁気的、光学的記録媒体又は半導体等の電気的に消去及び書き換えが可能な不揮発性メモリで構成されており、中継装置2に固定的に設けられたもの又は着脱自在に装着されるものである。例えば、FeRAM(Ferroelectric Random Access Memory)、MRAM(Magneto resistive Random Access Memory)、OUM(カルコゲニド合金による相変化記録メモリ)等を挙げることができる。また、記憶部21には、制御部20により実行される各種プログラム、チャンネル変更処理プログラム及びこれらプログラムで使用される各種テーブルやデータ等が予め記憶されている。
端末情報用メモリ22は、電気的に消去及び書き換えが可能なメモリで構成されている。端末情報用メモリ22には、中継装置2自身の通信可能な領域内に存在する無線端末装置3のノードアドレス等の情報が無線端末装置毎に格納されている。
無線送信部23は、変調回路やRF(Radio Frequency)回路等を備えており、パケットの送信電力の調整を行うと共に、制御部20からの指示に応じて送信するデータの符号化を行なってパケットを構成し、構成したパケットの変調を行い、アンテナ28を介して無線端末装置3へパケットの送信を行う。
無線受信部24は、復調回路やRF回路等を備えており、パケットの受信感度の調整を行うと共に、アンテナ28を介して受信したパケットの復調を行い、復調したパケットの解析を行って得られたデータを制御部20に出力する。
SW25は、アンテナ28と無線送信部23又は無線受信部24との間に設けられており、制御部20からの指示に従って、無線送信部23からのパケットの送信又はアンテナ28からのパケットの受信を切替える。
有線I/F26は、所定の通信方式により通信ネットワークNを介して接続されている管理装置1又は他の中継装置2と通信を行うための通信制御を行う。
バッファ27は、有線I/F26を介して受信したデータを一時的に記憶する。
アンテナ28は、設定された送信電力に応じてパケットの送信、又は設定された受信感度に応じてパケットの受信を行なう。
図6に、モニタ装置4の概略構成図を示す。
図6に示すように、モニタ装置4は、制御部40、記憶部41、操作表示部42、RF(Radio Frequency)部43、通信部44等を備え、各部が電気的に接続されている。
制御部40は、CPU、ROM、RAM等を備え、記憶部41に記憶されている各種プログラム、各種テーブルやデータの中から指定されたプログラム、テーブルやデータを読み出し、RAM内又は記憶部41内のワークエリアに展開し、上記プログラムとの協働によって各種処理を実行し、その処理結果をRAM又は記憶部41の所定の領域に格納するとともに、モニタ装置4内の各部に指示して、モニタ装置4の動作全般を統括的に制御する。
また、制御部40は、ROM又は記憶部41に記憶されているスループット目安データ送信処理プログラムや各種データを読み出し、スループット目安データ送信処理を実行する。スループット目安データ送信処理では、各無線チャネルの電界強度がRF部43によりスキャンされる。そして、当該スキャンされた各無線通信チャンネルの電界強度がスループットに変換され、変換された各無線通信チャンネルのスループットが予め設定されたスループットの目安値に変換される。その後、各無線通信チャンネルのスループットの目安値が管理装置1に送信される。
記憶部41は、磁気的、光学的記録媒体又は半導体等の電気的に消去及び書き換えが可能な不揮発性メモリで構成されており、モニタ装置4に固定的に設けられたもの又は着脱自在に装着されるものである。また、記憶部41には、制御部40により実行される各種プログラム及びこれらプログラムで使用される各種テーブル、電界強度−スループット変換テーブル41aや各種データ等が予め記憶されている。更に、記憶部41には、スループット目安送信処理が実行される際に生成される電界強度テーブル41bが記憶される。
図7に、電界強度−スループット変換テーブル41aの例を示す。
図7に示すように、電界強度−スループット変換テーブル41aは、各電界強度の範囲と、各電界強度の範囲に対応するスループットの範囲と、各スループットの範囲を示す目安値とからなる。
図7において、例えば、電界強度が120以上である場合には、スループットは50未満であり、スループットが50未満を示す目安値は0である。
図8に、電界強度テーブル41bの例を示す。
図8に示すように、電界強度テーブル41bは、検出単位時間T毎に各無線通信チャンネルの検出単位時間Tの電界強度の情報を含む。
本実施の形態では、各無線通信チャンネルの各検出回の電界強度が格納される領域が記憶部41に確保されているものとし、この各領域により電界強度テーブルが形成されるものとする。
図8に示すチャンネルNo及び検出回は、図4のスループット目安テーブルと同様であるため、説明は省略する。図8において、例えば、検出回がnTのときの無線通信チャンネル18の電界強度は、150であることが示されている。
操作表示部42は、LCD(Liquid Crystal Display)、ELD(ElectroLuminescent Display)、各種キー等を備え、制御部40から入力された表示制御信号に従って表示を行うと共に、各種キーが受けた操作信号を制御部40に出力する。
RF部43は、アンテナ等を備え、モニタ装置4を中心とする予め設定された通信距離(例えば、IEEE802.15.4では、半径約50m)内の無線通信チャンネルの電界強度を測定し、当該測定データを制御部40に出力する。
通信部44は、ネットワークカード等により構成され、通信ネットワークN上の管理装置1との情報の送受信を行なう。
次に、図9〜13を参照して本実施の形態の動作を説明する。
図9に、管理装置1において実行されるデータ通信量テーブル生成処理のフローチャートを示す。なお、図6に示す処理は、管理装置1内の制御部10と各部との協働により実行されるものであり、管理装置1に電力が供給されている間に実行されるものである。
本実施の形態では、管理装置1に4台のAP0〜AP3の中継装置が接続されている場合を用いて説明する。また、記憶部11に直近の過去5回の検出したデータ通信量をデータ通信量テーブルに含まれる情報とした例を用いて説明する。
本実施の形態の記憶部11には、中継装置毎に検出単位時間Tあたりのデータ通信量を格納する領域(例えば、レジスタ)が5つ確保されているものとする。
例えば、AP0の中継装置の最新の検出回nTのデータ通信量を格納する領域をData0[0]、1つ前の検出回(n−1)Tのデータ通信量を格納する領域をData0[1]、・・・、4つ前の検出回(n−4)Tのデータ通信量を格納する領域をData0[4]とする。同様に、AP1、AP2、AP3の中継装置の最新の検出回nTのデータ通信量を格納する領域をData1[0]、Data2[0]、Data3[0]、1つ前の検出回(n−1)Tのデータ通信量を格納する領域をData1[1]、Data2[1]、Data3[1]、・・・、4つ前の検出回(n−4)Tのデータ通信量を格納する領域をData1[4]、Data2[4]、Data3[4]とする。
制御部10は、記憶部11内に各中継装置の各検出回の検出単位時間Tあたりのデータ通信量を格納する領域を初期化(0に設定)する(ステップS1)。
制御部10は、中継装置のいずれかが送信すべきデータがあるか否かを判別する(ステップS2)。送信すべきデータがない場合(ステップS2;NO)、制御部10は、ステプS10の処理に進む。
制御部10は、送信すべきデータがある場合(ステップS2;YES)、AP0の中継装置が送信すべきデータか否かを判別する(ステップS3)。AP0の無線端末装置が送信すべきデータである場合(ステップS3;YES)、制御部10は、AP0の無線端末装置が当該データを送信したことを確認した後、当該データのデータ量をData0[0]に加算する(ステップS4)。
AP0の無線端末装置が送信すべきデータでない場合(ステップS3;NO)、AP1の中継装置が送信すべきデータか否かを判別する(ステップS5)。AP1の無線端末装置が送信すべきデータである場合(ステップS5;YES)、制御部10は、AP1の無線端末装置が当該データを送信したことを確認した後、当該データのデータ量をData1[0]に加算する(ステップS6)。
AP1の無線端末装置が送信すべきデータでない場合(ステップS5;NO)、AP2の中継装置が送信すべきデータか否かを判別する(ステップS7)。AP2の無線端末装置が送信すべきデータである場合(ステップS7;YES)、制御部10は、AP2の無線端末装置が当該データを送信したことを確認した後、当該データのデータ量をData2[0]に加算する(ステップS8)。
AP2の無線端末装置が送信すべきデータでない場合(ステップS7;NO)、制御部10は、AP3の中継装置が送信すべきデータであると判別し、AP3の無線端末装置が当該データを送信したことを確認した後、当該データのデータ量をData3[0]に加算する(ステップS9)。
ステップS2、ステップS4、ステップS6、ステップS8又はステップS9後、制御部10は、ステップS2から検出単位時間Tが経過したか否かを判別する(ステップS10)。検出単位時間Tが経過していない場合(ステップS10;NO)、制御部10は、ステップS2の処理に戻る。従って、検出単位時間Tが経過する間にデータが複数回送信されれば、データが送信される度に、いずれかの中継装置のデータ通信量を格納する領域に送信されたデータ通信量が加算されることとなる。
検出単位時間Tが経過した場合(ステップS10;YES)、各検出回の各中継装置のデータ通信量を、1つ前の検出回のデータ通信量としてシフトする(ステップS11)。また、制御部10は、各中継装置の最新のデータ通信量が格納されている領域を初期化し(ステップS12)、ステップS2の処理に戻る。
ステップS10;YES後には、Data0[0]〜Data3[0]には、最新の検出回(図3のnT)でのAP0〜AP3の各中継装置のデータ通信量(図3の20、0、100、300)が格納されている。
また、Data0[1]にはAP0の中継装置の1つ前の検出回(図3の(n−1)T)のデータ通信量、Data0[2]にはAP0の中継装置の2つ前の検出回(図3の(n−2)T)のデータ通信量、Data0[3]にはAP0の中継装置の3つ前の検出回(図3の(n−3)T)のデータ通信量、Data0[4]にはAP0の中継装置の4つ前の検出回(図3の(n−4)T)のデータ通信量、が格納されている。AP1〜AP3の中継装置の各検出回のデータ通信量も、AP0の中継装置と同様に格納されている。
ステップS11では、Data0[1]に、Data0[0]に格納されていたAP0の中継装置の最新の検出回のデータ通信量が移動して格納される。Data0[2]には、Data0[1]に格納されていたAP0の中継装置の1つ前の検出回のデータ通信量が移動して格納される。Data0[3]には、Data0[2]に格納されていたAP0の中継装置の2つ前の検出回のデータ通信量が移動して格納される。Data0[4]には、Data0[3]に格納されていたAP0の中継装置の3つ前の検出回のデータ通信量が移動して格納される。そして、Data0[4]に格納されていたAP0の中継装置の4つ前の検出回のデータ通信量が破棄される。
AP1〜AP3の中継装置の各検出回のデータ通信量も、AP0の中継装置と同様にシフトされる。
ステップS12では、Data0[0]〜Data3[0]に格納されていた値が初期化(0に設定)され、各中継装置の最新の検出回のデータ通信量が0に初期化される。
図10に、モニタ装置4において実行されるスループット目安データ送信処理のフローチャートを示す。なお、図10に示す処理は、モニタ装置4内の制御部40と各部との協働により実行されるものであり、モニタ装置4に電力が供給されている間、繰り返し実行されるものである。
制御部40は、予め設定されたタイミングから検出単位時間Tが経過したか否かを判別し(ステップS21)、検出単位時間Tが経過していない場合(ステップS21;NO)、本処理を終了する。
検出単位時間Tが経過した場合(ステップS21;YES)、制御部40は、RF部43により全ての無線通信チャンネルの電界強度のスキャンを実行させる(ステップS22)。ステップS22では、各無線通信チャンネルの電界強度が0〜255の値で得られる。当該電界強度の値が大きい程、送信すべきデータが多くデータ通信が混雑している状態(通信速度が低下)を示し、電界強度が0の場合が最もデータ通信が空いている状態(通信速度が高い)を示している。
制御部40は、記憶部41に記憶している電界強度テーブルの各無線通信チャンネルの各検出回の電界強度を、1つ前の検出回の電界強度が格納されている領域にシフトする。そして、最新の検出回(図8のnT)としてステップS22でスキャンして得られた各無線通信チャンネルの電界強度を格納する。また、制御部40は、電界強度−スループット変換テーブルに基づいて、各無線通信チャンネルの電界強度をスループットの目安値に変換する(ステップS23)。
制御部40は、ステップS23において変換した各無線通信チャンネルのスループットの目安値のデータ(変換データ)を通信部44により管理装置1へ送信させ(ステップS24)、本処理を終了する。
図11に、管理装置1において実行されるスループット目安テーブル生成処理のフローチャートを示す。なお、図11に示す処理は、管理装置1内の制御部10と各部との協働により実行されるものであり、管理装置1に電力が供給されている間、ステップS32〜34は繰り返し実行されるものである。
制御部10は、全無線通信チャンネルの全ての検出回のスループットの目安値の格納領域を初期化する(ステップS31)。ステップS31では、例えば、図4に示す全無線通信チャンネル(11〜26)の全ての検出回(nT、(n−1)T、(n−2)T、(n−3)T、(n−4)T)のスループットの目安値が0に設定される。
制御部10は、モニタ装置4から変換データを受信したか否かを判別する(ステップS32)。モニタ装置4から変換データを受信していない場合(ステップS32;NO)、制御部10は、本処理を終了する。
モニタ装置4から変換データを受信した場合(ステップS32;YES)、各無線通信チャンネルの最新の検出回のスループットの目安値の格納領域(CP[i][0](i=無線通信チャンネル、i=0〜15))に、受信した変換データを格納する(ステップS33)。
即ち、ステップS33では、受信した変換データが例えば図4に示す全無線通信チャンネル(チャンネルNo=11〜26)の最新の検出回(nT)のスループットの目安値として格納される。
制御部10は、ステップS33後、各無線通信チャンネルCP[i]の各要素(即ち、各検出回のスループットの目安値)を、1つ前の検出回のスループットの目安値が格納されている領域にシフトし(ステップS34)、本処理を終了する。
図12に、管理装置1において実行されるチャンネル設定変更処理のフローチャートを示す。なお、図12に示す処理は、管理装置1内の制御部10と各部との協働により実行されるものである。
制御部10は、いずれかの中継装置から通信状況悪化通知を受信したか否かを判別する(ステップS41)。通信状況悪化通知を受信していない場合(ステップS41;NO)、制御部10は、ステップS41の処理に戻る。
通信状況悪化通信を受信した場合(ステップS41;YES)、制御部10は、中継装置の優先順位設定処理を実行する(ステップS42)。ステップS42における優先順位設定処理では、データ通信量テーブル11aに基づき、前述した3つの方策のうち予め設定された方策に応じて中継装置の優先順位が設定される。
例えば、各中継装置が無線通信を行う無線端末の数に基づいて優先順位が設定される場合には、データ通信量テーブル11aが参照され、接続される無線端末数が多い順番に中継装置の優先順位が高く設定される。
例えば、中継装置それぞれのデータ通信量の移動平均値に基づいて優先順位が設定される場合には、データ通信量テーブル11aが参照され、中継装置それぞれにおいて、最新の検出回nTの移動平均値が下記の式1を用いて算出される。そして、算出された移動平均値が大きい順番に中継装置の優先順位が高く設定される。
Figure 0005093155
N;移動平均値を算出する際に用いるデータ通信量の検出回数(例えば、N=5)
P(c,nT);中継装置cの最新の検出回nTの移動平均値
p(c,nT);中継装置cの最新の検出回nTのデータ通信量
p(c,nT);中継装置cの1つ前の検出回(n−1)Tのデータ通信量
・・・
p(c,(n−(N−1))T);中継装置cのN−1前の検出回(n−(N−1))Tのデータ通信量
例えば、中継装置それぞれのデータ通信量の指数加重移動平均値に基づいて優先順位が設定される場合には、データ通信量テーブル11aが参照され、中継装置それぞれにおいて、最新の検出回nTの指数加重移動平均値が下記の式2を用いて算出される。そして、算出された指数加重移動平均値が大きい順番に中継装置の優先順位が高く設定される。
Figure 0005093155
0<α<1
P(c,nT);中継装置cの最新の検出回nTの指数加重移動平均値
p(c,nT);中継装置cの最新の検出回nTのデータ通信量
P(c,(n−1)T);中継装置cの1つ前の検出回(n−1)Tの指数加重移動平均値
制御部10は、ステップS42後、無線通信チャンネルの優先順位設定処理を実行する(ステップS43)。ステップS43における無線通信チャンネルの優先順位設定処理ではスループット目安テーブル11bに基づき、無線通信チャンネルの優先順位が設定される。
ステップS43では、例えば、スループットの目安値が大きい順番に無線通信チャンネルの優先順位が高く設定される。なお、スループットの目安値が同一の無線通信チャンネルが複数存在する場合には、モニタ装置4からスループットの目安値に変換する前のスループット又は電界強度が取得され、スループットが高い順番、又は、電界強度が低い順番に、優先順位が高く設定されるものである。
制御部10は、中継装置の優先順位及び無線通信チャンネルの優先順位の設定後(ステップS42及びステップS43後)、優先順位の高い中継装置から優先順位の高い無線通信チャンネルを割り当てるチャンネル割当処理を実行する(ステップS44)。
制御部10は、ステップS44後、全ての中継装置に対して、ステップS44において割り当てた無線通信チャンネルを通知するチャンネル変更通知を送信する処理を実行し(ステップS45)、本処理を終了する。
図13に、中継装置2において実行されるチャンネル変更処理のフローチャートを示す。なお、図13に示す処理は、中継装置2内の制御部20と各部との協働により実行されるものである。
制御部20は、管理装置1からチャンネル変更通知を受信したか否かを判別する(ステップS51)。チャンネル変更通知を受信していない場合(ステップS51;NO)、制御部20は、自身のスループットが予め設定された閾値以下となったか否かを判別する(ステップS52)。
自身のスループットが予め設定された閾値以下でない場合(ステップS52;NO)、制御部20は、ステップS51の処理に戻る。自身のスループットが予め設定された閾値以下となった場合(ステップS52;YES)、制御部20は、通信状況悪化通知を管理装置1に送信し(ステップS53)、ステップS51の処理に戻る。
チャンネル変更通知を受信した場合(ステップS51;YES)、制御部20は、チャンネル変更通知を解析して新たに割り当てられた無線通信チャンネルの情報を取得し(ステップS54)、取得した無線通信チャンネルの情報に基づいて自身の無線通信チャンネルを変更し(ステップS55)、本処理を終了する。
以上のように、本実施の形態によれば、各中継装置のデータ通信量及び無線端末装置の数の情報を含むデータ通信量テーブルに基づいて設定された優先順位の高い中継装置から順番に、スループット目安テーブルに基づいて設定された優先順位の高い無線通信チャンネルが設定されるため、各中継装置の運用状況に応じて無線通信チャンネルを割り当てることができる。従って、無線通信システムの運用効率の向上を図ることができる。
特に、検出単位時間毎のデータ通信量の情報が中継装置毎にデータ通信量テーブルに含まれており、検出単位時間毎のスループットの目安値が無線通信チャンネル毎にスループット目安テーブルに含まれていることから、検出単位時間毎のデータ通信量に基づいて中継装置の優先順位を設定でき、また、検出単位時間毎のスループットに基づいて無線通信チャンネルの優先順位を設定できる。
更に、中継装置の優先順位の設定の方策として、各中継装置が無線通信を行う無線端末装置の数が多い順番に、中継装置の優先順位を高く設定することができる。そのため、中継装置の運用状況に応じた無線通信チャンネルの設定を行なうことができる。
また、中継装置の優先順位の設定の方策として、データ通信量の移動平均値が大きい順番に中継装置の優先順位を高く設定することができる。そのため、中継装置の最近のデータ通信量の傾向に応じた無線通信チャンネルの設定を行うことができる。
また、中継装置の優先順位の設定の方策として、データ通信量の指数加重移動平均値が大きい順番に中継装置の優先順位を高く設定することができる。そのため、指数関数的に重み付けをした中継装置の最近のデータ通信量の傾向に応じて、新しいデータ通信量を重視した無線通信チャンネルの設定を行なうことができる。
1 管理装置
2 中継装置
3 無線端末装置
4 モニタ装置
10 制御部
11 記憶部
11a データ通信量テーブル
11b スループット目安テーブル
12 表示部
13 操作部
14 通信部
20 制御部
21 記憶部
22 端末情報用メモリ
23 無線送信部
24 無線受信部
25 SW
26 有線I/F部
27 バッファ
28 アンテナ
40 制御部
41 記憶部
41a 電界強度−スループット変換テーブル
41b 電界強度テーブル
42 操作表示部
43 RF部
44 通信部
A 無線通信システム
N 通信ネットワーク

Claims (6)

  1. 複数の無線端末装置と無線通信を行う複数の中継装置を管理する管理装置において、
    前記中継装置と通信を行う通信部と、
    前記中継装置それぞれのデータ通信量の情報及び前記中継装置それぞれの無線通信が行われる前記無線端末装置の数の情報を含むデータ通信量情報群と、前記無線端末装置との無線通信に用いる複数の無線通信チャンネルそれぞれのデータ処理速度の情報を含むデータ処理速度情報群と、を記憶する記憶部と、
    前記中継装置から前記データ処理速度が予め設定された閾値以下となったことを示す情報を受信した場合、前記データ通信量情報群に基づいて前記中継装置の優先順位を設定し、前記データ処理速度情報群に基づいて前記無線通信チャンネルの優先順位を設定し、前記優先順位の高い中継装置から順番に前記優先順位の高い無線通信チャンネルを設定し、全ての前記中継装置に設定した無線通信チャンネルを通知するよう制御する制御部と、
    を備えること、を特徴とする管理装置。
  2. 前記データ通信量情報群には、
    単位時間の間に前記中継装置が前記無線端末装置と無線通信を行ったデータ通信量の情報が単位時間ごとに複数取得されたデータ通信量情報が複数含まれており、
    前記データ処理速度情報群には、
    単位時間の間の前記無線通信チャンネルのデータ処理速度の情報が単位時間ごとに複数取得されたデータ処理速度情報が複数含まれていること、
    を特徴とする請求項1に記載の管理装置。
  3. 前記制御部は、
    前記中継装置の優先順位を設定する際、
    無線通信を行う前記無線端末装置の数が多い順番に、前記中継装置の優先順位を高く設定すること、
    を特徴とする請求項1又は2に記載の管理装置。
  4. 前記制御部は、
    前記中継装置それぞれのデータ通信量の移動平均値を算出し、当該算出した移動平均値が大きい順番に、前記中継装置の優先順位を高く設定すること、
    を特徴とする請求項1又は2に記載の管理装置。
  5. 前記制御部は、
    前記中継装置それぞれのデータ通信量の指数加重移動平均値を算出し、当該算出した指数加重移動平均値が大きい順番に、前記中継装置の優先順位を高く設定すること、
    を特徴とする請求項1又は2に記載の管理装置。
  6. 複数の無線端末装置と無線通信を行う複数の中継装置を管理するコンピュータを、
    前記中継装置と通信を行う通信手段、
    前記中継装置から前記データ処理速度が予め設定された閾値以下となったことを示す情報を受信した場合、前記中継装置それぞれのデータ通信量の情報及び前記中継装置それぞれの無線通信が行われる前記無線端末装置の数の情報を含むデータ通信量情報群に基づいて前記中継装置の優先順位を設定し、前記無線端末装置との無線通信に用いる複数の無線通信チャンネルそれぞれのデータ処理速度の情報を含むデータ処理速度情報群に基づいて前記無線通信チャンネルの優先順位を設定し、前記優先順位の高い中継装置から順番に前記優先順位の高い無線通信チャンネルを設定し、全ての前記中継装置に設定した無線通信チャンネルを通知するよう制御する制御手段、
    として機能させるプログラム。
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