JP5093024B2 - 移動体の位置表示システム - Google Patents
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Description
地上制御盤は、無人搬送車から送られた情報により、無人搬送車の走行の制御を行っている。また、地上制御盤には、無人搬送車の位置を表示するためのディスプレイが備えられている。
ディスプレイには、無人搬送車の走行ルート全体と、走行ルート周辺の設備が表示されており、無人搬送車から送信された位置情報により、現在の無人搬送車の位置がリアルタイムに表示されている。
したがって、無人搬送車の走行ルートが長距離に渡る無人搬送システムの場合には、走行ルート全体をその小型ディスプレイに表示しようとすると、画面に表示される無人搬送車や周辺の設備が小さく表示されてしまうことになる。そのため、ディスプレイ上で無人搬送車の正確な位置が認識し難いという問題がある。また、走行ルートや周辺の設備の配置が複雑となっている場合においても、無人搬送車の位置が認識し難いという問題がある。
さらに、新規に走行ルートを設定した場合や、走行ルートを変更した場合には、ディスプレイに表示する走行ルートの大きさが変わってしまうことがあり、その都度、表示する周辺の設備の大きさを変更しなければならないという問題もある。
次元の座標値で表示する。これにより、位置情報ポイント情報は、X軸Y軸の値を変更す
るだけで、表示手段において簡単に変更することができる。
図1に示すように、移動経路としての走行ルート1上を3台の移動体としての無人搬送車2が走行している。走行ルート1には、始点3と終点4が設けられており、3台の無人搬送車2は始点3と終点4の間の決められた区間を、往復走行して荷物を搬送している。
無人搬送車2には、荷役の作業を行うフォークなどの荷役手段としての荷役装置5が設けられており、この荷役装置5によって、走行ルート1近傍に設けられた荷物を置くためのポート6やコンベア7などの周辺設備に対して搬送した荷物の荷役作業を行う。
ポート6の横には製造装置(図示せず)が設けられており、無人搬送車2によってポート6に荷役された荷物を製造装置にて加工している。
コンベア7は入庫用、出庫用のコンベア7に分かれており、各コンベア7は自動倉庫8へと繋がっている。無人搬送車2によってコンベア7に荷役された荷物は、スタッカクレーン9によって自動倉庫8内に保管される。
また、走行ルート1の近傍には無人搬送車2を制御するための制御装置としての地上制御盤10が設けられている。
無人搬送車2には、無人搬送車2を制御するための搬送車コントローラ11と、搬送車コントローラ11からの走行の信号により走行を行うための走行モータや車輪からなる走行駆動部12と、搬送車コントローラ11からの荷役の信号により上述の荷役装置5を駆動させる荷役駆動部13が設けられている。
また、走行駆動部12に設けられた車輪には位置検出手段としてのエンコーダ14が設けられており、エンコーダ14は車輪の回転を検出することにより、無人搬送車2の位置を検出する。この検出した無人搬送車2の位置の情報は、トロリー線15を介して地上制御盤10へ送信される。
制御盤コントローラ16は、荷物の在庫を管理している在庫管理コンピュータ(図示せず)からの指示により、それぞれの無人搬送車2に搬送の指示を出すとともに、無人搬送車2からの情報の送信を受けている。
また、無人搬送車2より送信された位置の情報は、制御盤コントローラ16により、走行ルート1の始点3から終点4までの全距離Lに対する始点3から無人搬送車2の位置までの距離Mの百分率である移動***置情報A(A=M/L×100)として換算される。
ディスプレイ17には無人搬送車2の走行ルート1と走行ルート1周辺の設備であるコンベア7、自動倉庫8、無人搬送車2の位置が表示される。また、ディスプレイ17にはその他にも、無人搬送車2の搬送履歴や無人搬送車2に異常が起きたときには、その異常の情報が表示される。
なお、ディスプレイ17には、左上を原点としたX軸Y軸の2次元座標軸が設定されており、各表示情報は、X座標及びY座標の座標値に変換されて表示されている。
まず、図1のような走行ルート1及び周辺の設備の記載されたレイアウト図において、位置情報ポイントとしてのポイントPを複数設定する(図1では、ポイントPは13箇所設定されており、始点3側からポイントP1、P2…P13とする。)。この位置情報ポイントは、ポート6やコンベア7の位置や建物の柱などを基準として、作業者が任意の位置に設定することができる。
各ポイントPには走行ルート1の始点3から終点4までの全距離Lに対する始点3から当該位置情報ポイントPまでの距離Rの百分率が位置情報Q(Q=R/L×100)として設定される。
位置情報ポイントは図1に示すように走行ルート1に対して複数箇所設定され、それぞれ設定した各位置情報ポイントPには、それぞれ、位置情報Qn(n=1〜13)が設定される。
走行ルート1のディスプレイ17への表示に際して、まず、複数のポイントを設定した走行ルート1について、隣接する2つのポイントに挟まれた各区間を拡大するか、縮小するかを決定する。例えば、走行ルート1に無人搬送車2が荷役をするためのポート6やコンベア7がある区間は、無人搬送車2がどのポート6やコンベア7で荷役作業をしているかを、作業者が正確に認識する必要があるので、そのような区間については走行ルート1を拡大する。また、例えば、2つのポイントに挟まれた走行ルート1の区間が、無人搬送車2が走行のみを行う区間である場合には、その区間について縮小する。
このように、拡大、縮小をする区間を設定した後に走行ルート1を移動表示経路としてディスプレイ17に表示をする。
また、ディスプレイ17に予め、走行ルート1全体が表示されるように走行ルート1を模式的に表示しておき、その模式的に表示された走行ルート1に対してポイントを配置することもできる。
この場合、ディスプレイ17は、上述のように、画面の左上を原点とするX軸及びY軸の座標軸が設定されているので、各ポイントはX座標及びY座標の値を設定することによって、ディスプレイ17上の模式的に表示された走行ルート上に表示される。具体的には、図3に示すように、ポイント番号、位置情報Q、ディスプレイ17のX軸の座標値、Y軸の座標値を表形式で示し、この表を取り込むことにより、ディスプレイ17上の模式的に表示された走行ルート1に対して各ポイントが表示される。そして、ディスプレイ17上に表示された無人搬送車2の走行ルート1に対して、周辺設備の表示を加える。
そして、任意の隣接する2つのポイント間について拡大又は縮小を行うことで、走行ルート1を表示移動経路としてディスプレイ17に表示する。
無人搬送車2の走行ルート1における特定のポイント間を拡大又は縮小してディスプレイ17に表示させた表示移動経路を図4に示す。この図では、P2とP3、P4とP5、P7とP8、P8とP9、P10とP11、P12とP13の走行ルート1の区間が拡大されている。そして、P1とP2、P3とP4、P5とP6、P9とP10、P11とP12の走行ルート1の区間が縮小されている。
まず、地上制御盤10は、無人搬送車2の現在走行している位置の情報を受信する。この情報は制御盤コントローラ16により移動***置情報Aに換算される。(STEP1)
次に、換算した移動***置情報Aと設定された位置情報Qが比較され、
Qn≦A≦Qn+1
を満たす位置情報Qが検索される。(STEP2)
そして、検索されたQnのX座標の値とY座標値とQn+1のX座標の値とY座標の値から無人搬送車2の現在の位置がX軸の座標値、Y軸の座標値として算出される。(STEP3)
そして、算出されたXの値、Yの値に基づいて無人搬送車2の位置をディスプレイ17の表示移動経路上の表示位置に表示する。(STEP4)
無人搬送車2の位置の情報は3秒に1回程度送信されるため、その都度上記フローチャートにより処理を行うことにより表示位置が更新される。
(1)無人車の走行ルート1において、ポイントPを複数設置し、特定の隣接する2つのポイント間の走行ルート1を拡大し、他の特定の隣接する2つのポイントP間の走行ルート1を縮小した。これにより、作業者が無人搬送車2の位置を正確に認識する必要がある区間は拡大して表示でき、また、正確に認識する必要の無い区間を縮小して表示でき、走行経路全体を表示領域の限られたディスプレイ17に表示することができる。
(2)位置情報ポイントとしてのポイントPの位置を変更する際には、位置情報Qを変更するだけでよく、変更に対して柔軟に対応することができる。
(3)走行ルートが変わった場合にも、ポイントPの位置を適宜変更することにより、ディスプレイ上に表示された周辺の設備の縮尺を変更することなく、変更した走行ルートの表示をすることができる。
(4)走行ルートが拡大される区間を、ポート6やコンベア7のある区間としているので、作業者は無人搬送車2の荷役作業の位置をディスプレイ17上で容易に認識することができる。
(5)ディスプレイ17はX軸及びY軸の値でポイントPを表示しているので、走行ルート1の変更時等においてX軸及びY軸の座標値を変更するだけで、容易に対応することができる。
本件実施形態では、制御盤コントローラ16において移動体位置情報Aを換算していたが、無人搬送車2側で、エンコーダ14で得られた情報を基に移動体位置情報Aに換算し、その移動体位置情報Aを制御盤コントローラ16に送信するようにしても良い。また、無人搬送車2から地上制御盤10への情報の送信は、無線による方式であっても良い。
本件実施形態では、ポート6若しくはコンベア7に荷物を搬送する無人搬送車2を例にして説明したが、自動倉庫のスタッカクレーンや天井走行台車など、エンコーダ14等を使用して、移動***置情報Aを発信できるものであれば、適応することが可能である。
本実施形態では、無人搬送車2が走行のみを行う区間は縮小表示をするようにしたが、その区間を分割表示するようにしても良い。この場合においても、比較的認識が必要とされない区間が分割して表示されるため、問題とならない。
2 無人搬送車
3 始点
4 終点
5 荷役装置
14 エンコーダ
17 ディスプレイ
Claims (2)
- 移動経路に沿って移動する移動体と、
前記移動体の位置を検出する位置検出手段と、
移動経路及び移動経路における前記移動体の位置を表示する表示手段を備えた制御装置とを備え、
移動経路上に複数の位置情報ポイントを設定し、
各位置情報ポイントには、移動経路の始点から終点までの全距離に対する始点から当該位置情報ポイントまでの距離の百分率を位置情報として設定し、
前記制御装置は、移動経路を、特定の位置情報ポイント間を拡大するとともに他の特定の位置情報ポイント間を縮小した表示移動経路として前記表示手段に表示し、
前記位置検出手段の情報に基づいて、移動経路における前記移動体の位置を、移動経路の始点から終点までの距離に対する当該始点から移動体の位置までの距離の百分率である移動***置情報に換算し、前記移動***置情報を表示移動経路上に表示し、
前記移動体は荷役作業を行う荷役手段を備え、
拡大する位置情報ポイント間は移動体が荷役作業を行う区間であり、
縮小する位置情報ポイント間は移動体が移動を行う区間であることを特徴とする移動体の位置表示システム。 - 前記表示手段は、位置情報ポイントを2次元の座標値として表示することを特徴とする請求項1に記載の移動体の位置表示システム。
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