JP5092619B2 - 排水の生物処理方法 - Google Patents

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Description

本発明は、担体を添加した生物処理槽に排水を導入して生物処理する生物処理方法に関する。
従来、生物処理槽に担体を添加する担体添加式の生物処理法が知られている。担体には微生物が保持され、担体を添加することで生物処理槽の微生物保持量を多くできる。担体には、多孔質粒状、筒状、繊維状等の様々な種類があり、担体を構成する材質も様々である。例えば、多孔質粒状担体としては、スポンジ、発泡ウレタン、活性炭、アンスラサイト等を材質とするものが多く、筒状担体はプラスチック製が多い。繊維状担体としては、セルロース、ポリエステル、ポリプロピレン等が、糸状またはフェルトのような布状で用いられている。
また、液体を吸収して膨張する膨潤性樹脂を材料とするゲル担体も知られている。ゲル担体用の樹脂としては、ポリビニルアルコール(PVA)、ポリエチレングリコール(PEG)、アクリルアミド、ポリアルキレンオキサイドおよびポリアクリル酸等がある(例えば特許文献1)。これらの吸水性の樹脂は吸水して膨張し、網目状の3次元網目構造(ネットワーク構造)を持つ。
ゲル担体は、微生物を含む生物処理槽に添加し吸水させてネットワーク構造を広げ、ネットワーク構造に微生物が保持されるようにして用いることもできる。しかし、ゲル担体の材料樹脂には水との親和性が乏しく微生物の保持力が弱いものもあり、また、強度が弱い場合もある。
このため、ゲル担体は、樹脂に微生物を含む液を混合した後、これをゲル化することで微生物をゲル中に固定した包括固定担体として用いられることが多い。しかし、包括固定担体を製造するためには、材料樹脂と微生物を含む液とを混合した後、これをゲル化して適当な大きさの粒にするという工程が必要で、製造コストが高くなる。
特許文献2には、微生物を包括固定する作業を不要にするため、吸水性高分子ゲルを吸水させた後、アルミニウム塩または鉄塩の水溶液と接触させ、ゲル担体を得る方法が開示されている。特許文献2によれば、水で膨潤させた高分子ゲルの表層部に水酸化アルミニウムまたは水酸化鉄を存在させることで、ゲル強度を増加させることができるとされる。
特開平10−180279号公報 特開平7−8984号公報
ところで、担体は一般的には直径が5〜10mm程度であり、スリットが形成されたスクリーンで固液分離される。しかし、担体の直径は小さい方が単位容積あたりの表面積が大きくなり、微生物保持量を高くすることができる。また、担体直径が小さいと担体内部まで気体が移動しやすくなる。よって、好気的条件で運転する場合は、担体内部が嫌気的になりにくく、担体内部に菌が保持されていれば好気反応速度を高くできる。あるいは、嫌気的条件で脱窒反応等の生物処理を行う場合、担体内部で生成されたガスが抜けやすくなる。
このように、担体の粒径は小さい方がよいが、担体の粒径が小さいとスクリーンでは分離が難しく、別の手段で、例えば沈殿により固液分離する必要が生じる。担体を沈殿により良好に固液分離するためには、担体の沈降性がよいことが求められる。
本発明は上記課題に対し、微生物を包括固定する必要性がなく製造が容易なゲル担体について、沈降性を改善し、また、微生物保持力を向上させることを目的とする。
本発明者らは、ネットワーク構造を有する膨潤性樹脂製のゲル担体を微生物の懸濁液中で激しく流動させることで汚泥を密に付着させることができることを見出し、本発明を完成させた。具体的には本発明は以下を提供する。
(1) 汚泥を保持する反応部に排水を導入して生物処理を行い、前記反応部からの流出液を分離部に導入して固液分離を行う排水の生物処理方法であって、ネットワーク構造を有する膨潤性樹脂担体を前記反応部において5mm以下の大きさであるように調整して添加し、前記分離部におけるLVを3〜6m/hrとし、前記反応部の原水流入部の下方から上方に対して0.03m/s以上の通気速度でガスを供給して前記膨潤性樹脂担体を流動させ、前記膨潤性樹脂担体は、ポリアクリル酸またはポリアルキレンオキサイドを主成分とする水不溶性のゲル担体であり、前記反応部に投入して自重の100〜1,000倍の水を吸収した状態で、1μm以上のメッシュサイズの網目を有し、pH3〜10の範囲で吸水して見かけ体積が20倍以上増加し、前記反応部に添加され汚泥と混合された後、微生物を保持する排水の生物処理方法。
(2) 前記膨潤性樹脂担体を前記反応部に投入し、バクテリアが前記膨潤性樹脂担体の網目の内部に入った状態で、2価のカチオンを供給する物質を添加して前記膨潤性樹脂担体を架橋する()に記載の排水の生物処理方法。
(3) 前記膨潤性樹脂担体の比重は0.95〜1.1g/mlであり、前記反応部において0.5〜1.5mmの大きさである(1)又は(2)に記載の排水の生物処理方法。
(4) 前記膨潤性樹脂担体の添加量は、前記反応部へ投入して吸水した後の状態での添加率が容積比として、前記反応部の5〜70%である(1)乃至(3)の何れか一に記載の排水の生物処理方法。
) 内部に仕切り板が配置され反応部と分離部とが形成され、前記仕切り板の下部に形成された開口により前記反応部と前記分離部とが連通するように構成された処理槽と、前記処理槽に排水を供給する原水管と、ネットワーク構造を有し前記反応部において5mm以下の大きさであるように調整して添加される膨潤性樹脂担体と、前記反応部にガスを供給して前記担体を流動させるガス供給手段と、を備え、少なくとも前記原水管が前記分離部におけるLVが3〜6m/hrとなるように前記排水を供給し、前記反応部の原水流入部の下方から上方に対して0.03m/s以上の通気速度でガスを供給して前記膨潤性樹脂担体を流動させ、前記膨潤性樹脂担体は、ポリアクリル酸またはポリアルキレンオキサイドを主成分とする水不溶性のゲル担体であり、前記反応部に投入して自重の100〜1,000倍の水を吸収した状態で、1μm以上のメッシュサイズの網目を有し、pH3〜10の範囲で吸水して見かけ体積が20倍以上増加し、前記反応部に添加され汚泥と混合された後、微生物を保持するように構成されている排水の生物処理装置。
(6) 前記膨潤性樹脂担体を前記反応部に投入し、バクテリアが前記膨潤性樹脂担体の網目の内部に入った状態で、2価のカチオンを供給する物質を添加して前記膨潤性樹脂担体を架橋する(5)に記載の排水の生物処理装置。
本発明によれば、膨潤性樹脂を粒状化したゲル担体に圧密な生物膜を担持させて沈降性を高くすることができる。よって、付着性ゲル担体の粒径を小さくしても固液分離を容易にできる。
以下、本発明について図面を用いて詳細に説明する。以下、同一部材には同一符号を付し、説明を省略または簡略化する。
図1は、本発明の第1実施態様に係る排水の生物処理方法に用いられる生物処理装置1の断面模式図である。生物処理装置1は、内部を仕切り板15で仕切って2つの室を設けた単一の処理槽10を中心として構成されている。切り板15で仕切られた室の一方は反応部11とされ、他方は分離部12とされる。反応部11には原水管31が接続され、分離部12には処理水管33が接続されている。
反応部11には別の仕切り板(以下「沈積板」)18が配置されている。仕切り板15の上縁位置は沈積板18の上縁位置より高く、処理槽10の液面は仕切り板15の上縁より下に位置するように構成されている。仕切り板15は、下縁が処理槽10の底面より上にあることが好ましい。これにより仕切り板15下部が開口となり、反応部11と分離部12とは、仕切り板15の下方で互いに連通する。
沈積板18は、反応部11に添加された担体35をスムーズに循環させるために配置される。以下、沈積板18で仕切られた反応部11の部分のうち、原水管31に近い側の部分を原水流入部11Aと呼び、他方を循環部11Bと呼ぶ。沈積板18は、その上縁が液面より下にあって、その下縁が処理槽10の底面より上にあるように配置することが好ましい。これにより、原水流入部11Aと循環部11Bとは、沈積板18の上縁より上方と下縁より下方とで互いに連通する。
処理槽10の底部に近い原水流入部11Aの下方には、散気手段として散気管16が配置されている。担体35は、反応部11の槽内液の動きおよび散気管16からガスの吹き込みにより流動される。担体35は、吸水性樹脂を微細粒状に成型して得られる付着性ゲル担体であり、反応部11内で液体を吸収し膨潤して、内部のネットワーク構造、あるいは担体表面に微生物が担持されたものである。
担体35は、水に溶解せず、吸水して膨張しても外縁を失うことなく個々の形状を保持できるものであれば特に限定されず、公知のゲル担体材料を微細粒状にしたものを用いることができる。ゲル担体の材料樹脂としては、例えばPVA、PEG、(ポリ)アクリルアミド、N置換アクリルアミド、(ポリ/メタ)アクリル酸またはそのアルカリ金属塩、アルギン酸、ポリアルキレンオキサイド、ジメチルアミノエチル(メタ)アクリレート(DAM)、ジアセトンアルコール(DAA)、ポリアルキレンオキサイド等が挙げられる。より具体的には、ポリアクリル酸ナトリウム、アクリル酸ナトリウムとアクリルアミドとのコポリマー、アクリル酸ナトリウムとアクリルアミド2−メチルプロパンスルホン酸ナトリウムとのコポリマー、アクリル酸ナトリウムとアクリルアミドとアクリルアミド2−メチルプロパンスルホン酸ナトリウムとのターポリマー、および、ジメチルアミノエチル(メタ)アクリレートの三級塩もしくは四級アンモニウムのホモポリマーまたはアクリルアミド等とのコポリマーが挙げられる。
上記の樹脂は、公知の方法、例えば特許文献1や特公平3−80803号等に開示される方法等で重合し、本発明で使用する担体が製造される。具体的には、通常の水溶液重合を行って得られたゲル状反応物を乾燥し、裁断、粉砕して微粒子化する方法が挙げられる。重合は、光重合でも熱開始重合でもよい。逆相エマルション重合によれば、重合液から直接、微粒子ポリマーゲルが得られる。さらに、パラフィン系オイル、脂肪族系有機溶媒、または芳香族系有機溶媒を分散媒として懸濁重合を行った後、重合物を分散媒と分離して乾燥させてポリマーゲルの微粒子を得ることもできる。重合時には必要に応じて連鎖移動剤を添加してもよい。
上記材料を用いて得られた担体35は、水に不溶であり、水中でも形状を失わずにネットワーク構造を作って膨張する。本発明で用いる担体35は、包括固定化ゲル担体のように製造過程で微生物を含ませたものでなく、吸水させた後、活性汚泥と混合して流動させることで微生物を保持するようになるものである。よって、包括固定化ゲル担体に比べ、簡易に製造され、低コストである。
担体35としては、pH3〜10の範囲で吸水して見かけ比重が自重の20倍以上となってネットワーク構造をもつものを使用することが好ましい。特に、自重の30〜1,000倍の液体(特に水)を吸収したときのサイズが5mm以下程度の粒(球を含む)状となるように成形されていることが好ましい。担体35は、反応部11において5mm以下、特に1mm程度、具体的には0.5〜1.5mm程度の大きさであるように調整して用いることが好ましい。粒径が大きすぎると、好気処理を行う場合は担体35内部まで酸素が供給されず、酸素律速で生物分解速度が低下する。また、容積あたりの表面積も低下するので、樹脂あたりの生物保持量も低くなり、生物分解速度の低下につながる。嫌気処理を行う場合は、生物反応により生じた窒素ガス等が担体35から抜けにくくなるため、担体35が浮上する。
また、担体35は、反応部11に投入した後の状態で(例えば自重の100〜1,000倍程度の水を吸収した状態で)、1μm程度以上のメッシュサイズの網目を持つことが好ましい。ネットワーク構造の網目サイズを1μm程度以上とすることにより、バクテリアが網目の中に入り込みやすくなるため、微生物の付着性・増殖性が向上し、特に、運転開始時の立ち上げ時間を短くできる。ただし、本発明で使用する担体は、水に溶解してしまうことなく吸水後も粒状を維持する吸水性樹脂製のゲル担体であればよく、メッシュサイズが小さいものでも使用できる。メッシュサイズが小さい場合は、担体35内部まで微生物が入り込まないが、微生物は担体35表面に保持される。
担体35の添加量は、反応部11へ投入して吸水した後の状態での添加率が容積比として、反応部11の5〜70%、特に20〜50%となるようにすることが好ましい。担体35添加量が少なすぎると、微生物が反応部11に十分保持されず、多すぎると担体35を十分に流動化させることができない。
また、担体の比重は、0.95〜1.1g/ml、特に1.00〜1.05g/mlであることが望ましい。比重が低すぎると担体が浮上するという問題があり、重すぎると反応槽底部に沈みやすくなることが予想される。比重を適切に維持するために、2価のカチオンを供給する物質を添加してゲル担体の架橋することも可能である。例えば、担体35を反応部11に添加した後、バクテリアが網目の内部に入った状態で、架橋してもよい。ゲル担体が、ポリアクリル酸を主構造とする場合であれば、カルシウムやマグネシウム等の2価以上のカチオンを投入することで、カルボキシル基間が架橋される。よって、2価以上のカチオンを供給する物質を添加することで、ゲル担体の比重を変えることも可能である。
反応部11へ添加する前の担体35は、通常は水を含んでおらず、反応部11への添加後に吸水して膨張するので、担体35の添加量はその膨張を考慮して決定する。例えば、自重の約10倍程度の水を吸収して10倍程度、膨張する担体35を用いて、反応部11内での添加率が40容積%となるように添加する場合、反応部11容積の4%の担体35を添加すればよい。よって、反応部11へ添加する担体35(すなわち吸水前)の量は少なくて済むので、担体35の使用量が少なく、添加コストを低くできる。
上述したような担体35は反応部11に添加し、有機物や窒素等を含む排水を原水として反応部11に導入し、担体35を流動させながら生物処理を行う。本発明では、担体35を激しく流動させることで、疎で付着性の弱い微生物は担体35に保持されずにウォッシュアウトするようにし、強固に付着して圧密な汚泥を担体35に担持させる。
担体35を激しく流動させるためには、反応部11内の液を激しく撹乱すればよく、反応部11に攪拌機を設けて攪拌することは除外されないが、処理槽10への通水速度を速くすればよい。また、反応部11への通気量を多くしてもよい。
通水速度を速くする場合、分離部12の通水速度を目安として分離部12のLVが2m/hr以上となるような高速で通水を行うとよい。処理槽10においては、分離部12のLVを大きくすれば、反応部11における通水速度も必然的に高くなり、担体35が激しく流動される。分離部12のLVは一般の排水処理設備では0.4〜0.6m/hr程度であるため、LV2m/hr以上とすれば、付着性の弱い浮遊性の汚泥は担体35に保持されず、代わりに圧密度の高い汚泥が保持される。特に分離部12のLV3〜6m/hr程度とすれば、担体35は適度に流動して密度が高く沈降性の良い汚泥を保持するようになる。
一方、反応部11への通気量を大きくして担体35を流動させ、高密度の汚泥を造粒するためには、反応部11へ供給するガスの通気速度を0.03m/s以上とする。通気速度の好ましい範囲は0.04〜0.1m/sであり、通気速度が大きすぎると担体35に形成された生物膜が過剰に剥離される等して、担体35を核として造粒した汚泥が破損される恐れがある。
分離部12のLVが上記範囲となるように原水管31から被処理水を反応部11に導入すれば付着性に劣る微生物は担体35に保持されず、付着性の高い微生物が担体35に保持され優占する。よって、分離部12のLVを大きくすれば担体35に微生物を密に保持させることができ、散気管16による通気量は限定されない。
ただし、反応部11での通気量を大きくし、かつ、分離部12のLVが大きくなるようにしておけば、より沈降性の良い担体35を得ることができる。このため、LVを6m/hr以上にしても生物膜35が担体から剥離することを防ぐことができる。よって、生物処理装置1をLV10m/hr以上の高負荷で運転することも可能となる。
以下、上述した方法で担体35が攪乱される条件で行われる生物処理のフローを説明する。反応部11には原水管31から被処理水が導入され、原水流入部11Aを下降する。一方、担体35は、原水流入部11Aでは散気管16からの散気を受けて巻き上げられる。このように反応部11において担体35と被処理水とが混合攪拌され、反応部11に保持された微生物汚泥により被処理水に含まれる有機物等が分解され、微生物が増殖する。本発明では、担体35を激しく流動させることで、担体35には微生物が密に付着する。担体35を激しく流動させることにより、微生物が担体35に強固に付着する理由としては、微生物と担体35との接触速度が高いこと等が影響する可能性が考えられるが、定かではない。
担体35は、原水流入部11Aを上昇し、沈積板18の上縁を越えて循環部11Bに入る。循環部11Bにはガスは供給されていないため、担体35は自然沈降して処理槽10底部に堆積する。処理槽10は、側壁が底面に向かうに従って内側に傾斜するよう構成され、側壁付近を降下する担体35や汚泥は、処理槽10の中央に集められて底面に堆積する。
原水流入部11Aには原水が導入されているため、循環部11Bを通過した液分は、原水流入部11Aには入らず仕切り板15の下縁をくぐって分離部12に入る。循環部11Bから流出した液分に含まれる担体35および汚泥(固形分)は、混合液が分離部12を上昇する過程で沈降し、清澄化された処理水が処理槽10上部に接続された処理水管33から取り出される。
本発明では、担体35を激しく流動させることで、担体35に保持される生物膜の密度を高め、担体35の沈降性を向上させている。このため、ネットワーク構造を持つゲル担体の特性を生かすように担体35の粒径を小さくし、かつ、担体35の流出を妨げることができる。また、担体35に汚泥を密に付着させることで担体35の強度を高めることもできる。
特に、反応部11と分離部12とが下部で連通した生物処理装置1を用いれば、液分と分離された担体35をポンプで反応部11に返送する必要がない。さらに、反応部11からの担体35の流出を防止するためにスクリーンを設ける必要もない。
なお、本発明は、反応部と分離部とを別々の槽で構成し、両者を配管で接続した生物処理装置で実施することもできる。具体的には、第1の槽に散気管を配置して反応部(生物処理槽)とし、その後段に分離部として第2の槽(沈殿槽)を設け、生物反応槽と沈殿槽とを配管で接続する。処理水管は沈殿槽に接続し、原水管は生物反応槽に接続する。また、沈殿槽には沈降分離された担体および汚泥を取り出す引抜管の一端を接続し、その他端を生物反応槽に接続する。そして、沈殿槽で液分と分離された担体および汚泥を、引抜管から生物反応槽に戻す。
担体は、沈降性が高く、沈殿槽で良好に分離されるため、生物反応槽には担体の流出を防止するスクリーンを設ける必要はない。また、担体の粒径は小さいため、引抜管で返送される際、返送ポンプにより生物膜が剥離される恐れは、粒径が大きい担体を用いる場合に比べて少ない。しかし、図1の生物処理装置1は、担体35をポンプで返送しないため、担体35が返送される際に生物膜が剥離される恐れは、反応部と分離部とが別の槽として構成された生物処理装置を用いる場合に比べても確実に回避される。
[実施例1]
実施例1では、図1に示す生物処理装置1を用いた。処理槽10は有効容積30/Lで、水面面積は360cmである。仕切り板15は、下縁が処理槽10底面から25cmの高さに位置するようにし、分離部12の水面面積が28.3cmとなるように配置した。処理槽10の底部は傾斜させて担体35の体積と閉塞を防ぐようにした。
原水管31からは、被処理水として脱塩した純水に酢酸ナトリウム、ポリペプトン、酵母エキス、リン酸1水素ナトリウムを混合した模擬排水を原水流入部11Aに流入させた。模擬排水は、BOD濃度600mg/L、窒素濃度40mg−N/L、およびリン濃度8mg/Lとなるように調整した。
反応部11に添加する付着性ゲル担体として、ポリアクリル酸を主成分とする吸水性のゲル担体(アクリル酸重合体部分ナトリウム塩架橋物:三洋化成工業株式会社製、商品名「アクアパールDSC30」)を用いた。ゲル担体は、純水に浸漬して12時間、吸水させて用いた。吸水後のゲル担体の平均粒径は約2.5mmで、吸水前の自重に対して約400倍の水を吸収していた。この吸水したゲル担体の粒径を調整するため、CaCl・2HOを1,000mg/Lの濃度で添加した。この結果、ゲル担体は縮小して平均粒径は1.2mmになった。
このように吸水後にカルシウムを添加して粒径を調整したゲル担体9Lを反応部11に添加するとともに種菌として浮遊性の活性汚泥を1,000mg−VSS/Lの濃度で反応部11に添加し、原水として模擬排水を通水した。反応部11には、散気管16から40L/分の吹き込み量で空気を吹き込み、通気速度を0.037m/sに維持した。
処理槽10にはpH計(図示せず)を設置して塩酸を添加することでpHを7.0〜7.2に維持し、水温は25℃となるように調整した。
上記条件で、まず、立ち上げ段階として3日間の回分運転を行った後、模擬排水を流量1L/hrで処理槽10に供給して1週間、運転した。次いで、流量2.5L/hr(分離部12のLVは2.1m/hr)として2週間、運転した。流量2.5L/hrにすることで、種菌として添加した浮遊性の汚泥はほとんどが処理水中に含まれて流出した。一方で、処理槽10内には、生物膜が付着したゲル担体35が保持された。
そこで、流量5L/hrで処理槽10に通水し分離部12のLVを4.2m/hrにした。その結果、運転開始から50日後に担体35に付着していた生物膜は密で、担体35は平均直径1.3mmで微生物が粒状化したグラニュール汚泥となった。このグラニュールは、分離部12で良好に固液分離され、処理水中には担体35(グラニュール汚泥)は含まれていなかった。ただし、処理水中には担体35に保持されなかった微生物が不溶性懸濁物(SS)として含まれており、その濃度は174mg/Lであった。
流量5L/hrとした運転を行っていた期間の処理槽10に対するBOD容積負荷は2.4kg−BOD/m−dで、溶解性BOD除去率は97%であった。
[比較例1]
比較例1として、実施例1の運転を行っていた処理槽10に対する通水速度と模擬排水を変更した。具体的には、比較例1では、処理槽10への通水速度を半分にして分離部12のLVを1.1m/Lとした。また、比較例1では、BOD濃度1200mg/L、窒素濃度80mg−N/L、およびリン濃度16mg/Lとなるように調整した模擬排水を用いた。
その結果、比較例1の実験を開始して2週間後には、微生物がフロック化した浮遊汚泥が処理水に含まれるようになった。また、グラニュールの沈降性も悪化し、処理水中に担体35が含まれるようになった。
[実施例2]
次に、実施例2として、処理槽10をより高負荷で運転することとした。実施例2でも図1の生物処理装置1と同様の装置を用いた。
原水管31から供給する原水としては、実施例1で用いた原水と同様の模擬排水を用いた。反応部11には、ポリアルキレンオキサイドを主成分とする吸水性のゲル担体(住友精化株式会社製、商品名「アクアコークTWB−PC」)を主成分とする吸水性のゲル担体を添加した。ゲル担体は、純水に浸漬して12時間、吸水させて用いた。吸水後のゲル担体の粒径は約1.2mmで、吸水前の自重に対して約30倍の水を吸収していた。
実施例2では吸水後のゲル担体9Lを反応部11に添加し、種菌として活性汚泥を1,000mg−VSS/Lの濃度で添加した。実施例2では、反応部11には、散気管16から40L/分の吹き込み量で空気を吹き込み、通気速度を0.037m/sに維持した。また、処理槽10内の液は、塩酸によりpH7.0〜7.2となるようにし、水温は25℃となるように調整した。
上記条件で、まず、立ち上げ段階として3日間の回分運転を行った後、2.5L/hrの通水量(分離部12のLV2.1m/hr)で模擬排水を処理槽10に供給して1週間、運転を継続した。この立ち上げ段階で、種菌として添加した浮遊性の汚泥はほとんどが処理水中に含まれて流出した。一方で、処理槽10内には、生物膜が付着したゲル担体35が保持された。
そこで、処理槽10への通水量を5L/hrに上げ、分離部12におけるLVを4.2L/hrとして約3週間、運転したところ、平均直径1.3mm程度のグラニュール状の汚泥が形成された。この汚泥は、圧密度の高い生物膜が担体35に担持されて形成されたものであり、SVI(Sludge Volume Index)は26ml/gであった。なお、SVIは汚泥を30分間静置した場合に、1gの汚泥(MLSS)の占める容積をml数で示すものである。
LV4.2m/hrとした実施例2での運転期間中のBOD容積負荷は2.4kg−BOD/m/d、溶解性BOD除去率は96%であった。
そこで、分離部12のLVを4.2m/hrから12.7m/hrとなるように通水量を上げて運転を継続したところ、グラニュール汚泥の固液分離性は良好に維持され、処理水中へ流出する担体35はなかった。この結果、BOD容積負荷7.2kg−BOD/m/dという高い負荷で運転を行い、溶解性BOD除去率は96%と良好な処理を行うことができた。
[参考例1]
参考例1として、反応部11への空気吹き込み量を20L/分にして、通気速度を0.019m/sに低下させた以外は、実施例2と同じ条件として3日間、回分運転を行った後、通水量2.5L/hrで模擬排水を1週間にわたり処理槽10に供給して立ち上げを行った。この立ち上げ段階で、種菌として添加した浮遊性の汚泥はほとんどが流出したが、生物膜が付着したゲル担体35は処理槽10に保持された。
そこで、処理槽10への通水量を上げ、分離部12におけるLVを4.2m/hrとして約3週間、運転したところ、担体35表面の微生物は実施例2に比べると疎になり、担体35を核とする粒状の汚泥の直径は2〜4mm程度となった。この汚泥のSVIは63ml/gであった。次に、分離部12のLVを4.2m/hrから12.7m/hrとなるように通水量を上げて運転を継続したところ、分離部12での固液分離が良好に行われず、担体35の約半分が処理水中に含まれ流出した。
実施例2、および参考例1について、処理条件および結果を表1に示す。表中、「*」は、担体流出のために測定不能となったことを表す。
Figure 0005092619
参考例1に示すように、通気量が低いと10m/Lを超えるような極めて高いLVにした場合、担体35が保持する生物膜の密度が低くなり担体35が流出した。一方、実施例2に示すように、通気速度を0.03m/s以上としておけば、LV10m/L以上としても担体35を高密度化でき、良好な処理を行うことができる。
本発明は、排水の生物処理に用いることができる。
本発明の一実施形態に係る生物処理装置の模式図。
符号の説明
1 生物処理装置
10 処理槽
11 反応部
12 分離部
15 仕切り板
16 散気管
18 沈積板
35 担体

Claims (6)

  1. 汚泥を保持する反応部に排水を導入して生物処理を行い、前記反応部からの流出液を分離部に導入して固液分離を行う排水の生物処理方法であって、
    ネットワーク構造を有する膨潤性樹脂担体を前記反応部において5mm以下の大きさであるように調整して添加し、前記分離部におけるLVを3〜6m/hrとし、前記反応部の原水流入部の下方から上方に対して0.03m/s以上の通気速度でガスを供給して前記膨潤性樹脂担体を流動させ
    前記膨潤性樹脂担体は、ポリアクリル酸またはポリアルキレンオキサイドを主成分とする水不溶性のゲル担体であり、前記反応部に投入して自重の100〜1,000倍の水を吸収した状態で、1μm以上のメッシュサイズの網目を有し、pH3〜10の範囲で吸水して見かけ体積が20倍以上増加し、前記反応部に添加され汚泥と混合された後、微生物を保持する排水の生物処理方法。
  2. 前記膨潤性樹脂担体を前記反応部に投入し、バクテリアが前記膨潤性樹脂担体の網目の内部に入った状態で、2価以上のカチオンを供給する物質を添加して前記膨潤性樹脂担体を架橋する請求項に記載の排水の生物処理方法。
  3. 前記膨潤性樹脂担体の比重は0.95〜1.1g/mlであり、前記反応部において0.5〜1.5mmの大きさである請求項1又は2に記載の排水の生物処理方法。
  4. 前記膨潤性樹脂担体の添加量は、前記反応部へ投入して吸水した後の状態での添加率が容積比として、前記反応部の5〜70%である請求項1乃至3の何れか一に記載の排水の生物処理方法。
  5. 内部に仕切り板が配置され反応部と分離部とが形成され、前記仕切り板の下部に形成された開口により前記反応部と前記分離部とが連通するように構成された処理槽と、
    前記処理槽に排水を供給する原水管と、
    ネットワーク構造を有し前記反応部において5mm以下の大きさであるように調整して添加される膨潤性樹脂担体と、
    前記反応部にガスを供給して前記担体を流動させるガス供給手段と、を備え、
    少なくとも前記原水管が前記分離部におけるLVが3〜6m/hrとなるように前記排水を供給し、前記反応部の原水流入部の下方から上方に対して0.03m/s以上の通気速度でガスを供給して前記膨潤性樹脂担体を流動させ、
    前記膨潤性樹脂担体は、ポリアクリル酸またはポリアルキレンオキサイドを主成分とする水不溶性のゲル担体であり、前記反応部に投入して自重の100〜1,000倍の水を吸収した状態で、1μm以上のメッシュサイズの網目を有し、pH3〜10の範囲で吸水して見かけ体積が20倍以上増加し、前記反応部に添加され汚泥と混合された後、微生物を保持するように構成されている排水の生物処理装置。
  6. 前記膨潤性樹脂担体を前記反応部に投入し、バクテリアが前記膨潤性樹脂担体の網目の内部に入った状態で、2価以上のカチオンを供給する物質を添加して前記膨潤性樹脂担体を架橋する請求項5に記載の排水の生物処理装置。
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