JP5090883B2 - 2容量ポンプ - Google Patents

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Description

本発明は、可変容量形ポンプであって、その吐出容量を大容量と小容量との何れかに切り換えることができ、その何れかで安定して動作することができる2容量ポンプに関する。
従来、この種の2容量ポンプとしては、特許文献1に記載されたものが知られている。この2容量ポンプでは、図12の回路図及び構造断面図に示すような構成をしており、回転駆動されて液体の吸入および吐出を行うポンプ本体50と、ポンプ本体50の単位回転当たりの吐出容量を可変する容量可変機構52と、この容量可変機構52の受圧部に連通する導圧路に対して、吐出圧力の高圧側流路と、吸入圧力の低圧側流路とを選択的に連通させる切換弁54と、を備えている。
切換弁54は、コントローラからの切換信号に応じて作動する2位置の電磁弁であり、切換弁の作動状態により、高圧側流路及び低圧側流路のいずれか一方が導圧路に連通すると、それに応じて受圧部を有する受圧部材52cが変位し、その変位に応じてポンプ本体50の斜板50aの傾斜角が変化し、吐出容量を切り換えることができるようになっている。
そして、吐出容量の大容量と小容量とを規定するために、容量可変機構52においては、斜板50aを傾斜する方向へと付勢するスプリング52aと、斜板をやや傾斜した位置で停止させるための当接位置調節ネジ機構52bとが付設されている。
具体的な動作としては、コントローラからの切換信号がオフになると、切換弁54が導圧路を低圧側流路に連通させるので、容量可変機構52の受圧部には低圧が作用し、斜板50aはスプリングによる付勢力で最大限傾斜し、吐出容量は大容量となる。一方、コントローラからの切換信号がオンになると、切換弁54が導圧路を高圧側流路に連通させるので、容量可変機構52の受圧部には高圧が作用して受圧部材52cが斜板50aを当接位置調節ネジ機構52bに当接するまで押して、吐出容量は小容量となる。
こうして、ポンプ本体の吐出容量を大容量と小容量に切り換えることができるので、速度制御と圧力制御とに対応して、ポンプ本体の吐出容量を切り換えることで制御条件が絞り込まれ、最適条件の設定等を簡単に行うことができる。
特開2002−266770号公報
しかしながら、特許文献1に記載の2容量ポンプにおいては、当接位置調節ネジ機構52bによって斜板50aの位置を制限することにより、小容量を規定しているために、ポンプの吐出流量をゼロにすることができない、という問題がある。つまり、2容量ポンプが接続される液圧回路の圧力が上昇しても、吐出流量を減少させることができないので、液圧回路の最大圧力を液圧的に制限するためには、別途、安全弁としてのリリーフ弁を設ける必要がある。
本発明は、かかる課題に鑑みなされたもので、その目的は、吐出容量が大容量と小容量とで切換可能となった2容量ポンプにおいて、圧力補償を行うことができるようにすることである。
前述した目的を達成するために、請求項1記載の発明は、回転駆動されて液体の吸入および吐出を行うポンプ本体と、ポンプ本体の単位回転当たりの吐出容量を可変する容量可変機構と、この容量可変機構の受圧部に連通する導圧路に対して、高圧側流路と低圧側流路とを選択的に切り換えて連通させる容量切換弁と、を備え、該容量切換弁による切換動作によって前記容量可変機構の受圧部への圧力を変えてポンプ本体の吐出容量を大容量と小容量の何れかに切り換えることができるようになった2容量ポンプにおいて、
ポンプ本体の吐出圧力が上昇して設定圧力に達すると前記小容量よりもポンプ本体の吐出容量を減少させる圧力補償機構を備えることを特徴とする。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の前記圧力補償機構が、前記容量可変機構において前記小容量よりもポンプ本体の吐出容量を減少させるように作用する第2受圧部に連通する第2導圧路に対して、ポンプ本体の吐出圧力が設定圧力に達したときに高圧側流路を連通させ、ポンプ本体の吐出圧力が設定圧力より小さいときには低圧側流路を連通させる圧力補償弁を備えることを特徴とする。
請求項3記載の発明は、請求項1または2記載の前記容量可変機構が、前記大容量と前記小容量とに対応する位置の他に、実質的にゼロ容量に対応するカットオフ位置に移動可能となった受圧手段を備えることを特徴とする。
請求項4記載の発明は、請求項3記載の前記受圧手段が、前記大容量と小容量とに対応する位置で停止可能となった容量切換ピストンと、該容量切換ピストンと接離可能となり、前記容量切換ピストンと離れて前記カットオフ位置に移動可能となった圧力補償ピストンと、から構成されることを特徴とする。
請求項5記載の発明は、請求項4記載の前記容量可変機構が、前記容量切換ピストンの前記大容量と前記小容量とに対応する位置をそれぞれ調整可能となった容量調整機構を備えることを特徴とする。
請求項6記載の発明は、請求項5記載の前記容量調整機構が、2容量ポンプの外側からそれぞれ位置調整可能となり前記容量切換ピストンの前記大容量と前記小容量とに対応する位置を規定する第1ネジ部材と第2ネジ部材とを有することを特徴とする。
請求項7記載の発明は、請求項5記載の前記容量調整機構が、容量切換ピストンを構成すると共に前記大容量と前記小容量とに対応する位置を規定する第1ネジ部材と第2ネジ部材を有することを特徴とする。
請求項8記載の発明は、請求項1ないし7のいずれか1項に記載のものが、前記ポンプ本体の吐出圧力を保持する保持手段を備え、該保持手段は、前記容量可変機構の受圧部に連通する導圧路に対して前記容量切換弁が選択的に導通させる高圧側流路に接続されることを特徴とする。
本発明によれば、容量切換弁による切換動作によって前記容量可変機構の受圧部への圧力を変えてポンプ本体の吐出容量を大容量と小容量の何れかにすることができるのみならず、ポンプ本体の吐出圧力に応じて、前記小容量よりもポンプ本体の吐出容量を減少させることができるために、2容量ポンプが使用される液圧回路の圧力を安全に維持することができるようになる。
請求項2記載の発明によれば、ポンプ本体の吐出圧力が設定圧力に達したかまたは設定圧力より小さいかに応じて、圧力補償弁が、容量可変機構の第2導圧路に対して高圧側流路と低圧側流路とを選択的に連通させることで、設定圧力に達したときに、ポンプ本体の吐出容量を減少させることができて、確実に圧力補償を行うことができる。
請求項3記載の発明によれば、容量可変機構の受圧手段が大容量と小容量とに対応する位置の他に、実質的にゼロ容量に対応するカットオフ位置に移動可能となることから、ポンプ本体をその吐出容量が大容量、小容量のみならず、ゼロ容量の状態で安定して動作させることができる。
請求項4記載の発明によれば、受圧手段を容量切換ピストンと圧力補償ピストンによって構成することにより、ポンプ本体をその吐出容量が大容量、小容量及びゼロ容量の状態でそれぞれ安定して動作させることができる。
請求項5記載の発明によれば、容量調整機構によって前記容量切換ピストンの前記大容量と小容量とに対応する位置をそれぞれ調整可能としたことによって、構成部品の精度を向上させなくとも、大容量及び小容量のそれぞれの容量を正確に調整することができる。
請求項6記載の発明によれば、第1ネジ部材と第2ネジ部材のそれぞれの螺合を外側から調整することによって、大容量及び小容量のそれぞれの容量を簡単に調整することができる。
請求項7記載の発明によれば、容量切換ピストンを構成する第1ネジ部材と第2ネジ部材を調整することによって、大容量及び小容量のそれぞれの容量を簡単に調整することができる。
請求項8記載の発明によれば、保持手段によって、前記容量切換弁が容量可変機構の受圧部に連通する導圧路に対して選択的に導通させる高圧側流路の圧力を保持することができるために、高圧側流路の圧力を安定させることができて、容量可変機構による容量の切換を確実に行わせることができる。
以下、図面を用いて本発明の実施の形態を説明する。図1は本発明の2容量ポンプの外観図、図2は回路図、図3はその構造断面図である。
図2において、2容量ポンプ10は、回転駆動されて液体の吸入および吐出を行うポンプ本体12と、ポンプ本体12の単位回転当たりの吐出容量を可変する容量可変機構14と、この容量可変機構14の受圧部に連通する導圧路に対して、高圧側流路と低圧側流路とを選択的に連通させる容量切換弁16と、を備え、さらに、圧力補償機構を構成する圧力補償弁18を備えている。2容量ポンプ10のポンプ本体12にはモータ20が連結される。モータ20の回転速度、容量切換弁16の切換はコントローラ30による電気信号によって制御される。コントローラ30には、2容量ポンプ10の吐出圧力を検出する圧力センサ32からの検出信号と、モータ20からの回転及び/またはトルク信号が入力されると共に、指令圧力Pin、指令流量Qinの各信号が入力される。
ポンプ本体12は、図3に示したように、この例ではピストンポンプで構成される。ハウジング202の一端側壁面を、モータ20の出力軸に連結されるポンプ軸204が回転可能に貫通しており、ポンプ軸204には、シリンダブロック206が一体回転可能に嵌合している。シリンダブロック206内には、円周方向に沿って複数のシリンダ室206aが形成されており、各シリンダ室206a内にはピストン208がポンプ軸と平行に摺動可能に配設される。各ピストン208の一端は、シュープレート210に枢着されている。シュープレート210は、図示しないピンを介して伝わるスプリング212からの付勢力によりヨーク214に押し付けられている。ヨーク214とポンプ軸204に垂直な面とのなす角度である傾斜角度が変化することによって、ピストン208の行程が変化し、単位回転当たりの吐出容量が変化するようになっている。
ハウジング202の他端側にはバルブブロック216が連結される。バルブブロック216はポンプ軸204を軸支しており、バルブブロック216にはシリンダ室206aと連通可能となった吸込ポート216aと吐出ポート216bとが形成される。吸込ポート216aにはタンク22からの低圧側流路である吸入側流路29が連通され、吐出ポート216bには高圧側流路である吐出側流路28が連通される。そして、吐出側流路28の吐出圧力は、2容量ポンプ10を含む液圧回路の作動部に作用するようになっている。
ハウジング202内には、前記ヨーク214の傾斜角度を変化させるための前記容量可変機構14が設けられる。容量可変機構14は、大別して、バイアスピストン部300と、コントロールピストン部310とを有する。
バイアスピストン部300は、ヨーク214に一端が枢着されたバイアスピストン302と、バイアスピストン302を付勢するバイアススプリング304とを有する。そして、バイアスピストン302は、バイアススプリング304によって、ヨーク214の傾斜角度を増加する方向、即ち、吐出容量が増加する方向へと常時ヨーク214を押圧している。
コントロールピストン部310は、ヨーク214に対して前記バイアスピストン部300と同じ側の面で、且つパイパスピストン部300と180度離反した反対側の位置において、バイアスピストン部300からのバイアス力に抗することができるように配置されており、導圧路からの圧力を受ける受圧部を有し、その導圧路からの圧力によって停止位置を変える受圧手段を備えている。
具体的には、受圧手段は、ヨーク214に枢着されて受圧部(第2受圧部)を有する圧力補償ピストン312と、圧力補償ピストン312と接離可能で受圧部を有する容量切換ピストン314と、から構成される。
圧力補償ピストン312は、バルブブロック216に一端がねじ込まれたコントロールシリンダ316内を摺動可能となっている。バルブブロック216には、コントロールシリンダ316と整列するようにして容量切換ピストン314が配されるシリンダ室318が貫通形成される。該シリンダ室318には、容量切換ピストン314の可動範囲を規定し、延いては、大容量時と小容量時のそれぞれの容量を調整するための容量調整機構320がコントロールシリンダ316と反対側からバルブブロック216内にねじ込まれているが、容量調整機構320の調整については後述する。シリンダ室318には、2つのポート318a、318bが形成される。
このコントロールピストン部310の一方のポート318aには導圧路24を介して容量切換弁16が接続される。容量切換弁16は、2位置の電磁弁であり、そのPポートが高圧側流路である吐出側流路28と連通し、Aポートが低圧側流路である吸入側流路29と連通し、Bポートが導圧路24を介して前記ポート318aに連通する。切換信号がオフのときには、容量切換弁16がAポートとBポートとを連通するので、導圧路24が低圧側流路である吸入側流路29に連通し、前記コントロールピストン部310の容量切換ピストン314の受圧部に低圧を導く。一方、切換信号がオンになると、容量切換弁16がPポートとBポートとを連通するので、導圧路24が高圧側流路である吐出側流路28に連通し、前記コントロールピストン部310の容量切換ピストン314の受圧部に高圧を導くようになっている。
コントロールピストン部310の他方のポート318bには導圧路26(第2導圧路)を介して圧力補償弁18が接続される。圧力補償弁18は、そのPポートが高圧側流路である吐出側流路28と連通し、Tポートが低圧側流路である吸入側流路29と連通し、Cポートが導圧路26を介して前記ポート318bに連通する。吐出圧力が圧力補償弁18内のスプリング18aによって設定される設定圧力以下である場合には、圧力補償弁18がCポートとTポートとを連通するので、導圧路26が低圧側流路に連通し、前記圧力補償ピストン312の受圧部に低圧を導く。一方、吐出圧力がスプリング18aによって設定される設定圧力を超えようとすると、圧力補償弁18がCポートとPポートとを連通するので、導圧路26が高圧側流路に連通し、前記圧力補償ピストン312の受圧部に高圧を導くようになっている。
以降、コントロールピストン部310において、ヨーク214に近づく方向に前進(前側)、ヨーク214から遠ざかる方向に後退(後側)と称することとする。
以上のように構成される2容量ポンプ10において、速度制御時のように大容量が所望される場合には、コントローラ30からの切換信号をオフとする。このために、容量切換弁16が、AポートとBポートとを連通して、導圧路24を低圧側流路に連通しているために、前記コントロールピストン部310の容量切換ピストン314の受圧部に低圧が導かれている。同時に、吐出圧力が設定圧力に達していないために、圧力補償弁18においても、圧力補償弁18がCポートとTポートとを連通して、導圧路26を低圧側流路に連通しているために、前記圧力補償ピストン312の受圧部に低圧が導かれている。
そのため、図4に示すように、ヨーク214は、バイアスピストン部300からのバイアス力によって傾斜角度を増加する方向へと傾斜し、圧力補償ピストン312及び容量切換ピストン314は一緒に後退する。容量切換ピストン314が、容量調整機構320によって決まる最大後退位置まで後退すると、それ以上のヨーク214の傾斜が阻止されて、ヨーク214の傾斜角度が決定される。こうして、2容量ポンプ10の吐出量は大容量で安定する。
次に、圧力制御時のように小容量が所望される場合には、コントローラ30からの切換信号をオンとする。このために、容量切換弁16が、PポートとBポートとを連通して、導圧路24を高圧側流路に連通するために、前記コントロールピストン部310の容量切換ピストン314の受圧部に高圧が導かれる。
そのため、図5に示すように、容量切換ピストン314が前進し、圧力補償ピストン312を押して一緒に前進して、ヨーク214をバイアスピストン部300からのバイアス力に抗して押圧する。容量切換ピストン314が、容量調整機構320によって決まる最大前進位置まで前進すると、それ以上のヨーク214の傾斜が阻止されて、ヨーク214の傾斜角度が決定される。こうして、2容量ポンプ10の吐出量は小容量で安定する。
次に、2容量ポンプ10の吐出圧力が設定圧力に達すると、圧力補償弁18が、CポートとPポートとを連通して、導圧路26を高圧側流路に連通し、前記圧力補償ピストン312の受圧部に高圧が導かれる。
そのため、図3に示すように、容量切換ピストン314の位置の如何に拘らず、圧力補償ピストン312のみが前進して、ヨーク214をバイアスピストン部300からのバイアス力に抗してさらに押圧してヨーク214の傾斜角度をさらに小さくする。これによって、2容量ポンプ10の吐出容量を前記小容量時よりもさらに減少させることができる。圧力補償ピストン312は、最大前進すると、カットオフ位置へと移動し、ヨーク214の傾斜角度を限りなくゼロにする。これによって、2容量ポンプ10の吐出容量は実質的にゼロになる。このようにして、液圧回路の最大圧力を設定圧力内に維持することができるため、液圧回路を安全に保つことができる。従って、液圧回路の安全弁を不要にすることもできる。
次に、容量切換ピストン314の前進及び後退の停止位置を規定し、延いては、大容量時と小容量時のそれぞれの容量を調整するための容量調整機構320について説明する。図6に拡大して示したように、容量調整機構320は、バルブブロック216内にねじ込まれる第1ネジ部材322と、第1ネジ部材322にねじ込まれる第2ネジ部材324と、を有している。第1ネジ部材322は、大略、有底の筒状形状をなしてその外周面に雄ネジ322aが形成されており、前記シリンダ室318の内周面に形成された雌ネジ318cと螺合する。雄ネジ322aにはナット323が螺着されることにより、第1ネジ部材322はシリンダ室318に固定される。
また、第2ネジ部材324は、棒状形状をなしてその外周面に雄ネジ324aが形成されており、第1ネジ部材322の後部の底の貫通孔内周面に形成された雌ネジ322bと螺合する。該雄ネジ324aにはナット325が螺着されることにより、第2ネジ部材324は第1ネジ部材322に固定される。
第1ネジ部材322にはその前端側に環状の第1ストッパー326が圧入されており、第1ストッパー326は第1ネジ部材322に一体的に取り付けられる。前記容量切換ピストン314は、第1ネジ部材322内で摺動可能に配設されており、その小径部が第1ストッパー326を貫通して、前記圧力補償ピストン312の方へと延びる一方で、大径部は第1ストッパー326と対向して当接可能となっている。
第2ネジ部材324よりも前端側には、第1ネジ部材322内を摺動可能となった第2ストッパー328が配設されており、第2ストッパー328の前面は、容量切換ピストン314の後面に対向して当接可能となっている。
以上のように構成される容量調整機構320において、大容量時の容量を調整するには、まず、ナット325を取り外した後、第2ネジ部材324を前後に移動させる。これによって、第2ストッパー328の第1ネジ部材322内での位置も前後に変更可能となる。そして、適当な位置において、ナット325を再び第2ネジ部材324に螺着して、第2ネジ部材324の第1ネジ部材322に対する位置を確定する。こうして、第2ストッパー328の位置を調整することによって、大容量時の容量切換ピストン314の最大後退位置を規定することができる。
また、小容量時の容量を調整するには、まず、ナット323を取り外した後、第1ネジ部材322を前後に移動させる。これによって、第1ストッパー326も一緒に移動することで、第1ストッパー326のシリンダ室318内での位置が前後に変更する。そして、適当な位置において、ナット323を再び第1ネジ部材322に螺着して、第1ネジ部材322のシリンダ室318における位置を確定する。こうして、第1ストッパー326の位置を調整することによって、小容量時の容量切換ピストン314の最大前進位置を規定することができる。
このように、容量調整機構320によれば、大容量時と小容量時のそれぞれの容量をポンプの外部から調整することができて(図1)、簡単に行うことができる。
図7は、容量調整機構の他の例を表す図である。図において、バルブブロック216に第2バルブブロック218が取り付けられており、第2バルブブロック218内には、シリンダ室318に連通する第2シリンダ室330が形成されている。そして、容量切換ピストン340自身が容量調整機構を構成しており、シリンダ室318と第2シリンダ室330との間に渡り配設されている。
図8に示したように、容量調整機構を構成する容量切換ピストン340は、前後の中心部にそれぞれネジ孔が形成された端面を有するピストン本体342を有している。ピストン本体342の前側のネジ孔342aには、第1ネジ部材344が前方からねじ込まれており、ピストン本体342の後側のネジ孔342bには、第2ネジ部材346が後方からねじ込まれている。第1ネジ部材344、第2ネジ部材346にはそれぞれロックナット345、347が螺着されることにより、第1ネジ部材344、第2ネジ部材346はピストン本体342に一体的に取り付いている。
この容量切換ピストン340は、第2バルブブロック218の後方から第2シリンダ室330に挿入されており、挿入後、第2シリンダ室330の後端はプラグ350がねじ込まれることによって封止される。そして、容量切換ピストン340の第1ネジ部材344はシリンダ室318を貫通して前記コントロールシリンダ316内へと延びる。これに対してピストン本体342はシリンダ室318内へは進入することはできない。
以上のように構成される容量調整機構を構成する容量切換ピストン340において、容量の調整をするには、まず、前記プラグ350を外して、容量切換ピストン340を取り出す。容量切換ピストン340は、圧力補償ピストン312と接離可能となっているため、簡単に取り出すことができる。そして、大容量時の容量を調整するには、ロックナット347を取り外した後、第2ネジ部材346を前後に移動させて、適当な位置において、ロックナット347を再び第2ネジ部材346に螺着して、第2ネジ部材346のピストン本体342に対する位置を確定する。また、小容量時の容量を調整するには、ロックナット345を取り外した後、第1ネジ部材344を前後に移動させて、適当な位置において、ロックナット345を再び第1ネジ部材344に螺着して、第1ネジ部材344のピストン本体342に対する位置を確定する。こうして調整された容量切換ピストン340を第2シリンダ室330に挿入して、プラグ350で第2シリンダ室330を塞ぐ。
これによって、大容量時の容量切換ピストン340の最大後退位置は、第2ネジ部材346がプラグ350に当接する位置となり、小容量時の容量切換ピストン340の最大前進位置は、ピストン本体342が第2シリンダ室330の前壁に当接する位置となり、それぞれの位置における、第1ネジ部材344の前端位置で、容量が決まることとなる。
尚、この例においては、小容量時の調整は、第1ネジ部材344の位置で決まるが、大容量時の調整は、第2ネジ部材346の位置のみならず、第1ネジ部材344の位置によっても決めることができる。
図9は、本発明の変形例を表す図である。図2の例では小容量時に、2容量ポンプ10の吐出側流路28が高圧側流路として、その吐出圧力が容量切換弁16によって導圧路を介して、容量可変機構14の受圧部へと直接、導入されていたが、吐出圧力が低下すると、容量可変機構14の容量切換動作が不安定になるおそれがある。そのため容量切換弁16が切り換える高圧側流路として吐出側流路28そのものとするのではなく、容量切換弁16のPポートに保持手段としてのアキュムレータ34とチェック弁36を設けて、アキュムレータ34とPポートとの間を高圧側流路としている。これによって、アキュムレータ34によって吐出圧力を保持することができ、アキュムレータ34によって保持された圧力を、容量可変機構14の受圧部へと導入することで、容量切換動作を安定させることができる。
図10は、本発明の更なる変形例を表す図である。この例では、図9のアキュムレータ34の代わりに保持手段として他の外部パイロット圧力源38を導入し、外部パイロット圧力源38とPポートとの間を高圧側流路とした例である。外部パイロット圧力源38は他の液圧回路またはその他の2容量ポンプ10の吐出側流路よりもより安定的な圧力を出力することができる任意のものとすることができる。
図11は、本発明の更なる変形例を表す図であり、この例では、単に、保持手段としてチェック弁36を設けてこのチェック弁36とPポートとの間を高圧側流路とした例である。この例においても、高圧側流路の圧力をチェック弁36によって保持することができるために、容量切換動作を安定させることができる。
本発明の2容量ポンプの外観図である。 本発明の2容量ポンプの回路図である。 本発明の2容量ポンプの構造断面図であり、圧力補償時を表す。 本発明の2容量ポンプの構造断面図であり、大容量切換時を表す。 本発明の2容量ポンプの構造断面図であり、小容量切換時を表す。 容量調整機構の拡大図である。 他の容量調整機構の要部断面図である。 図7の容量調整機構を構成する容量切換ピストンの断面図である。 本発明の変形例を表す回路図である。 本発明のさらなる変形例を表す回路図である。 本発明のさらなる変形例を表す回路図である。 (a)は従来の2容量ポンプの回路図、(b)はその構造断面図である。
符号の説明
10 2容量ポンプ
12 ポンプ本体
14 容量可変機構
16 容量切換弁
18 圧力補償弁
24 導圧路
26 導圧路(第2導圧路)
34 アキュムレータ(保持手段)
36 チェック弁(保持手段)
38 外部パイロット圧力源(保持手段)
312 圧力補償ピストン(受圧手段)
314 容量切換ピストン(受圧手段)
320 容量調整機構
322 第1ネジ部材
324 第2ネジ部材

Claims (8)

  1. 回転駆動されて液体の吸入および吐出を行うポンプ本体と、ポンプ本体の単位回転当たりの吐出容量を可変する容量可変機構と、この容量可変機構の受圧部に連通する導圧路に対して、高圧側流路と低圧側流路とを選択的に切り換えて連通させる容量切換弁と、を備え、該容量切換弁による切換動作によって前記容量可変機構の受圧部への圧力を変えてポンプ本体の吐出容量を大容量と小容量の何れかに切り換えることができるようになった2容量ポンプにおいて、
    ポンプ本体の吐出圧力が上昇して設定圧力に達すると前記小容量よりもポンプ本体の吐出容量を減少させる圧力補償機構を備えることを特徴とする2容量ポンプ。
  2. 前記圧力補償機構は、前記容量可変機構において前記小容量よりもポンプ本体の吐出容量を減少させるように作用する第2受圧部に連通する第2導圧路に対して、ポンプ本体の吐出圧力が設定圧力に達したときに高圧側流路を連通させ、ポンプ本体の吐出圧力が設定圧力より小さいときには低圧側流路を連通させる圧力補償弁を備えることを特徴とする請求項1記載の2容量ポンプ。
  3. 前記容量可変機構は、前記大容量と前記小容量とに対応する位置の他に、実質的にゼロ容量に対応するカットオフ位置に移動可能となった受圧手段を備えることを特徴とする請求項1または2記載の2容量ポンプ。
  4. 前記受圧手段は、前記大容量と小容量とに対応する位置で停止可能となった容量切換ピストンと、該容量切換ピストンと接離可能となり、前記容量切換ピストンと離れて前記カットオフ位置に移動可能となった圧力補償ピストンと、から構成されることを特徴とする請求項3記載の2容量ポンプ。
  5. 前記容量可変機構は、前記容量切換ピストンの前記大容量と前記小容量とに対応する位置をそれぞれ調整可能となった容量調整機構を備えることを特徴とする請求項4記載の2容量ポンプ。
  6. 前記容量調整機構は、2容量ポンプの外側からそれぞれ位置調整可能となり前記容量切換ピストンの前記大容量と前記小容量とに対応する位置を規定する第1ネジ部材と第2ネジ部材とを有することを特徴とする請求項5記載の2容量ポンプ。
  7. 前記容量調整機構は、容量切換ピストンを構成すると共に前記大容量と前記小容量とに対応する位置を規定する第1ネジ部材と第2ネジ部材を有することを特徴とする請求項5記載の2容量ポンプ。
  8. 前記ポンプ本体の吐出圧力を保持する保持手段を備え、該保持手段は、前記容量可変機構の受圧部に連通する導圧路に対して前記容量切換弁が選択的に導通させる高圧側流路に接続されることを特徴とする請求項1ないし7のいずれか1項に記載の2容量ポンプ。
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