JP5088433B2 - 無線通信装置及びプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、無線通信装置及びプログラムに関する。
近年、IEEE802.15.4に規定されている無線通信システムでは、予め設定された無線周波数帯域が所定の帯域幅で互いに重ならないように複数の無線チャンネルに分割されており、このうち何れか一つの無線チャンネルが選択され、選択された無線チャンネルにおいて無線通信装置間での無線通信が行われている。
このような無線通信システムにおいて、良好な通信環境を維持し続けるために、データを送受信する機能と、当該データを送受信する無線チャンネルの電界強度を検出する機能を有する無線通信装置がある。
例えば、データ通信する無線部と、周波数の異なる2つのチャンネルを用いて当該無線部から出力される受信レベルを読み取る制御部と、読み取った受信レベルを記憶する記憶部とを備えた無線装置が開示されている(特許文献1参照)。
特開2003−151062号公報
しかしながら、特許文献1では、データを送受信している間は、受信レベルを検出することができないという問題がある。
そこで、2つの無線部が備えられた無線通信装置であって、一方の無線部をデータ送受信に用い、他方の無線部を通信状況が良好な無線チャンネルを探すための複数の無線チャンネルの電界強度の検出に用いることが考えられている。
この無線通信装置では、一方の無線部がデータの送受信を行っている際に、当該データの送受信を行なうために使用している無線チャンネルの電界強度を検出することとなる。そのため、使用している無線チャンネルの検出結果は、データの送受信に伴う電界強度の検出結果なのか、干渉波の電界強度の検出結果なのか、若しくはこれら両方が混在している検出結果なのかが不明となる。即ち、当該使用している無線チャンネルの通信状況を判別するための電界強度を検出することができない、という問題がある。
更に、一方の無線部と他方の無線部との間で同期を取り、一方の無線部がデータ送受信中である場合には、使用している無線チャンネルの電界強度を検出しないということが考えられている。しかし、データ送受信のタイミングは無作為に発生するため、使用している無線チャンネルの電界強度の検出を定期的に行なうことができず、他の無線チャンネルの電界強度の検出結果と同等に評価することができないという問題がある。
本発明の課題は使用している無線チャンネルの通信品質が悪化する前に、通信品質の良い無線チャンネルへ移動することで通信環境を良好に保つことを可能とすることである。
求項1に記載の発明は、予め設定された周波数帯域を複数に分割した複数の無線チャンネルのうちいずれか一つの選択された無線チャンネルを使用して他の通信装置と無線通信を行う通信手段を備えた無線通信装置であって、前記無線チャンネルの電界強度を検出する検出手段と、前記複数の無線チャンネルのうち前記通信手段において使用されている使用チャンネルを除く無線チャンネルに対して電界強度を前記検出手段より検出し、この検出手段により電界強度が検出された前記無線チャンネルの電界強度に基づいて、前記通信手段において使用されている使用チャンネルの電界強度の推定値を算出する算出手段と、この算出手段で算出された推定値に基づいて前記使用チャンネルの通信状況が悪化しているか否かを判別し、通信状況が悪化している場合には、当該使用チャンネルを通信状況の良い他の無線チャンネルへ変更する変更手段と、を備えたことを特徴とする。
本発明によれば、使用している無線チャンネルの通信品質が悪化する前に、通信品質の良い無線チャンネルへ移動することで通信環境を良好に保つことを可能とすることができる。
無線通信システムの概略構成図である。 無線中継装置の概略構成図である。 無線中継装置において実行されるデータ送受信処理のフローチャートである。 第1の平滑化処理が設定されたエネルギースキャン処理のフローチャートである。 第2の平滑化処理が設定されたエネルギースキャン処理のフローチャートである。 第3の平滑化処理が設定されたエネルギースキャン処理のフローチャートである。 第1の比較処理が設定されたエネルギースキャン処理のフローチャートである。 第2の比較処理が設定されたエネルギースキャン処理のフローチャートである。
以下、図を参照して本発明の実施の形態を詳細に説明する。なお、この発明にはこの実施の形態に限定されるものではない。また、この発明の実施の形態は、発明の最も好ましい形態を示すものであり、この発明の用語はこれに限定されない。
まず、構成を説明する。
図1に、本実施の形態における無線通信システムAの概略構成図を示す。
図1に示すように、無線通信システムAは、通信ネットワークNを介して他の無線中継装置又は外部装置と接続された無線中継装置1と、無線中継装置1と無線を介して接続される複数の無線端末装置2と、を備えている。
無線通信システムAでは、予め設定された周波数帯域を複数に分割した複数の無線チャンネルのいずれか一つが用いられ、無線中継装置1と無線端末装置2との間で無線通信が行われる。例えば、2.4[GHz]帯の周波数帯域を11[ch]〜26[ch]の全16チャンネルに分割し、何れか一の無線チャンネルを用いて、無線中継装置1と無線端末装置2との間で無線通信が行われる。
以下、無線中継装置1及び無線端末装置2を無線通信装置とも総称する。
図2に、無線中継装置1の概略構成図を示す。
図2に示すように、無線中継装置1は、制御部10、記憶部11、端末情報用メモリ12、タイマ13、無線送受信部14、検出部15、SW(切替部)16、I/F(InterFace)部17、バッファ18、アンテナ19等を備え、各部が電気的に接続されている。
制御部10は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)等を備える。制御部10は、記憶部11や端末情報用メモリ12に記憶されている各種プログラム、各種テーブルやデータ等の中から指定されたプログラム、テーブルやデータを読み出し、RAM又は記憶部11や端末情報用メモリ12のワークエリアに展開し、上記プログラムとの協働によって各種処理を実行し、その処理結果をRAM内又は記憶部11や端末情報用メモリ12の所定の領域に格納するとともに、無線中継装置1内の各部に指示して、無線中継装置1の動作全般を統括的に制御する。
また、制御部10は、予め複数の無線チャンネルに分割されている無線周波数帯域のうち干渉波レベルが低く電波状況の良い無線チャンネルを、無線端末装置2と無線通信を行う際に無線送受信部14で使用する無線チャンネル(使用チャンネル)として選択する。この使用チャンネルを選択するために、制御部10は、定期的に選択可能な複数の無線チャンネルの電界強度を検出するエネルギースキャン処理を検出部15に対して実行する。このエネルギースキャン処理は、無線送受信部14に対して実行するデータ送受信処理とは独立して実行される。
本実施の形態のエネルギースキャン処理では、複数の無線チャンネルのうち無線送受信部14において使用されている無線チャンネル(使用チャンネル)を除く無線チャンネルに対して電界強度が検出部15により検出される。そして、検出部15により電界強度が検出された無線チャンネルの電界強度に基づいて、使用チャンネルの電界強度の推定値が算出される。
本実施の形態における使用チャンネルの電界強度の推定値の算出処理としては、平滑化処理と比較処理とがある。さらに、平滑化処理では3つの種類、比較処理では2つの種類の処理があり、これらいずれか一つの処理が推定値の算出処理として予め設定されている。
平滑化処理では、使用チャンネルを除く検出部15により電界強度が検出された無線チャンネルの電界強度に対して周波数方向に、以下の第1〜3の平滑化処理のいずれかが行われ、当該処理により算出された値が、使用チャンネルの電界強度の推定値となる。
第1の平滑化処理では、使用チャンネルの前後に存在する無線チャンネルの電界強度の平均値が算出される。例えば、使用チャンネルが20[ch]である場合、19、21[ch]の電界強度の平均値が、使用チャンネル20[ch]の電界強度の推定値として算出される。
第2の平滑化処理では、使用チャンネルの前後に存在する予め設定された複数の無線チャンネルの電界強度の平均値が算出される。例えば、使用チャンネルが20[ch]であり、予め設定された複数の無線チャンネルが、使用チャンネルの前後2つの無線チャンネル18、19、21、22[ch]である場合、18、19、21、22[ch]の電界強度の平均値が、使用チャンネル20[ch]の電界強度の推定値として算出される。
第3の平滑化処理では、使用チャンネルの前後に存在する予め設定された複数の無線チャンネルの電界強度の加重平均値が算出される。例えば、使用チャンネルが20[ch]であり、予め設定された複数の無線チャンネルが、使用チャンネルの前後2つの無線チャンネル18、19、21、22[ch]であり、18、19、21、22[ch]の電界強度それぞれに重みが設定されている場合、18、19、21、22[ch]の電界強度それぞれに重みが付けられた値の平均値が、使用チャンネル20[ch]の電界強度の推定値として算出される。
比較処理は、第1の比較処理と第2の比較処理とがある。
第1の比較処理では、使用チャンネルの前後に存在する無線チャンネルの電界強度が比較され、当該電界強度が高い方の無線チャンネルの電界強度が、使用チャンネルの電界強度の推定値として算出される。例えば、使用チャンネルが20[ch]である場合、19、21[ch]の電界強度のうち高い方の電界強度が、使用チャンネル20[ch]の電界強度の推定値として算出される。
第2の比較処理では、使用チャンネルの前後に存在する予め設定された複数の無線チャンネルの電界強度のうち最も高い電界強度が、無線送受信部14において使用されている無線チャンネルの電界強度の推定値として算出される。例えば、使用チャンネルが20[ch]であり、予め設定された複数の無線チャンネルが、使用チャンネルの前後2つの無線チャンネル18、19、21、22[ch]である場合、18、19、21、22[ch]の電界強度のうち最も高い電界強度が、使用チャンネル20[ch]の電界強度の推定値として算出される。
記憶部11は、磁気的、光学的記録媒体又は半導体等の電気的に消去及び書き換えが可能な不揮発性メモリで構成されており、無線中継装置1に固定的に設けられたもの又は着脱自在に装着されるものである。また、記憶部11には、制御部10により実行される本実施の形態における処理のプログラムや各種プログラム及びこれらプログラムで使用される各種テーブルやデータ、電界強度テーブル等が予め記憶されている。
電界強度テーブルには、エネルギースキャン処理が実行される度に、使用チャンネルを除く無線チャンネルに対して検出された電界強度と、使用チャンネルの電界強度の推定値とが上書きされる。
端末情報用メモリ12は、電気的に消去及び書き換えが可能なメモリで構成されている。端末情報用メモリ12には、無線中継装置1と接続される無線端末装置2それぞれの固有の情報が示されたノードアドレス等の端末情報が記憶されている。
タイマ13は、エネルギースキャン処理を実行するタイミングの間隔(スキャン間隔を計時し、スキャン間隔に達する度に検出タイミング信号を制御部10に出力する。
無線送受信部14は、変調回路やRF(Radio Frequency)回路等を備えており、パケットの送信電力の調整を行うと共に、制御部10からの指示に応じて送信するデータの符号化を行なってパケットを構成し、構成したパケットの変調を行い、アンテナ19を介して無線端末装置2へパケットの送信を行う。また、無線送受信部14は、復調回路やRF回路等を備えており、パケットの受信感度の調整を行うと共に、アンテナ19を介して受信したパケットの復調を行い、復調したパケットの解析を行って得られたデータを制御部10に出力する。
無線送受信部14及びアンテナ19により、複数の無線チャンネルのいずれか一つを用いて無線通信装置である無線端末装置2と無線通信を行う通信部が実現される。
検出部15は、アンテナ19を介して複数の無線チャンネルそれぞれの電界強度を検出する。
SW16は、無線送受信部14及び検出部15と、アンテナ19と、の間に設けられており、制御部10からの指示に従って、アンテナ19と接続する各部(無線送受信部14、検出部15)を切り替える。
I/F部17は、所定の通信方式により通信ネットワークNを介して接続されている他の無線中継装置1又は外部装置と通信を行うための通信制御を行う。
バッファ18は、I/F17を介して受信したデータを一時的に記憶する。
無線端末装置2は、制御部、記憶部、タイマ、無線送受信、検出部、SW(切替部)、アンテナ等を備え、各部が電気的に接続されており、複数の無線チャンネルのうち何れか一の無線チャンネルを用いて、無線中継装置1と無線通信を行う。
また、本実施の形態の無線端末装置2は、使用チャンネルの通信状況が悪化した場合等に無線中継装置1と無線通信を行う無線チャンネルを新たに探す必要がある場合、無線中継装置1と同様にエネルギースキャン処理を実行する。
なお、無線端末装置2で実行されるエネルギースキャン処理は、無線中継装置1で実行されるエネルギースキャン処理と同様であるため、図示及び説明は省略する。即ち、無線端末装置2は、無線中継装置1と同様のエネルギースキャン処理を実行するため、無線中継装置1及び無線端末装置2は、無線通信装置として実現される。
次に、本実施の形態の動作を説明する。
図3に、無線中継装置1において実行されるデータ送受信処理のフローチャートを示す。なお、図3に示す処理は、無線中継装置1内の制御部10と各部との協働により実行されるものであり、無線中継装置1に電力が供給されている間に実行されるものである。
制御部10は、アンテナ19を介して無線送受信部14により受信すべきデータがあるか否かを判別する(ステップS1)。受信すべきデータがない場合(ステップS1;NO)、制御部10は、ステップS3の処理に進む。受信すべきデータがある場合(ステップS1;YES)、制御部10は、当該受信すべきデータの受信処理を実行する(ステップS2)。
制御部10は、ステップS2後又はステップS1;NO後、無線送受信部14から送信すべきデータがあるか否かを判別する(ステップS3)。送信すべきデータがない場合(ステップS3;NO)、制御部10は、ステップS5の処理に進む。送信すべきデータがある場合(ステップS3;YES)、制御部10は、当該送信すべきデータの送信処理を実行する(ステップS4)。
制御部10は、ステップS4後又はステップS3;NO後、記憶部11から電界強度テーブルを読み出し(ステップS5)、現在、無線端末装置2と無線通信を行うために無線送受信部14で使用している無線チャンネル(使用チャンネル)の通信状況が悪化しているか否かを判別する(ステップS6)。
ステップS6では、電界強度テーブルが参照され、使用チャンネルの電界強度が予め設定されている閾値よりも大きいか否かが判別される。使用チャンネルの電界強度が閾値よりも大きい場合、通信状況が悪化していると判別される。
使用チャンネルの通信状況が悪化した場合(ステップS6;YES)、制御部10は、電界強度テーブルを参照して通信状況の良い、即ち、電界強度が比較的小さい無線チャンネル(電界強度が最も小さい無線チャンネルが好ましいが、電界強度が比較的小さい無線チャンネルであればよい)に使用チャンネルを変更して(ステップS7)、ステップS1の処理に戻る。
使用チャンネルの通信状況が悪化していない場合(ステップS6;NO)、制御部10は、通信品質評価処理を実行する(ステップS8)。
ステップS8で実行される通信品質評価処理では、使用チャンネルを用いて送信したデータに対するACK信号の受信率やパケットエラーの発生率が、予め設定された比率以上か否か等が判別することにより、使用チャンネルの通信品質が悪化しているか否かが評価される。
制御部10は、ステップS8後、使用チャンネルの通信品質が悪化しているか否かを判別する(ステップS9)。使用チャンネルの通信品質が悪化している場合(ステップS9;YES)、制御部10は、ステップS7の処理に進む。使用チャンネルの通信品質が悪化していない場合(ステップS9;NO)、制御部10は、ステップS1の処理に進む。
図4〜8に、エネルギースキャン処理のフローチャートを示す。なお、図4〜8に示す処理は、無線中継装置1内の制御部10と各部との協働により実行されるものであり、無線中継装置1に電力が供給されている間に実行されるものである。
図4に、第1の平滑化処理が設定されたエネルギースキャン処理のフローチャートを示す。制御部10は、変数nを11に設定する(ステップS11)。変数nは、電界強度を検出する無線チャンネル(検出対象チャンネル)のチャンネル番号を示すものである。
制御部10は、タイマ13から検出タイミング信号が入力されたか否かを判別する(ステップS12)。検出タイミング信号が入力されていない場合(ステップS12;NO)、制御部10は、ステップS12の処理に戻る。
検出タイミング信号が入力された場合(ステップS12;YES)、制御部10は、変数nが使用チャンネルのチャンネル番号aと等しいか否かを判別する(ステップS13)。
変数nが使用チャンネルのチャンネル番号aと等しくない場合(ステップS13;NO)、制御部10は、変数nが示すチャンネル番号の無線チャンネルの電界強度を検出部15により検出(スキャン)させ(ステップS14)、検出部15により検出された検出値を、変数nが示すチャンネル番号の電界強度C[n]とし、電界強度テーブルに書き込む(ステップS15)。
変数nが使用チャンネルのチャンネル番号aと等しい場合(ステップS13;YES)又はステップS15後、制御部10は、変数nに1を加算して新たな変数nを設定する(ステップS16)。制御部10は、設定可能な無線チャンネルのうち最大の無線チャンネルの番号(ここでは26)に1を加算した値(ここでは27)と変数nとが等しいか否かを判別する(ステップS17)。
設定可能な無線チャンネルのうち最大の無線チャンネルの番号(ここでは26)に1を加算した値(ここでは27)と変数nとが等しくない場合(ステップS17;NO)、制御部10は、ステップS13の処理に戻る。
設定可能な無線チャンネルのうち最大の無線チャンネルの番号(ここでは26)に1を加算した値(ここでは27)と変数nとが等しい場合(ステップS17;YES)、制御部10は、第1の平滑化処理を実行し、算出した使用チャンネルaの電界強度の推定値を使用チャンネルの電界強度C[a]とし、電界強度テーブルに書き込み(ステップS18)、ステップS11の処理に戻る。
ステップS18で実行される第1の平滑化処理では、使用チャンネルaの電界強度C[a]が、電界強度テーブルに書き込まれている電界強度C[a−1]及び電界強度C[a+1]と、下記の式(1)とに基づいて算出される。
電界強度C[a−1]は、使用チャンネルの1つ前に存在する無線チャンネルa−1の電界強度である。電界強度C[a+1]は、使用チャンネルの1つ後に存在する無線チャンネルa+1の電界強度である。
C[a]←(C[a−1]+C[a+1])/2 ・・・・・(1)
このように、第1の平滑化処理によれば、無線送受信部14において使用されている無線チャンネル(使用チャンネル)の電界強度を検出せずとも、使用チャンネルの前後に存在する無線チャンネルの電界強度の平均値を、使用チャンネルの電界強度の推定値として得ることができる。
図5に、第2の平滑化処理が設定されたエネルギースキャン処理のフローチャートを示す。図5に示すステップS21〜27は、図4に示したステップS11〜17と同様の処理のため、説明は省略する。
設定可能な無線チャンネルのうち最大の無線チャンネルの番号(ここでは26)に1を加算した値(ここでは27)と変数nとが等しい場合(ステップS27;YES)、制御部10は、第2の平滑化処理を実行し、算出した使用チャンネルaの電界強度の推定値を使用チャンネルの電界強度C[a]とし、電界強度テーブルに書き込み(ステップS28)、ステップS21の処理に戻る。
ステップS28で実行される第2の平滑化処理では、使用チャンネルaの電界強度C[a]が、電界強度テーブルに書き込まれている電界強度C[a−2]、C[a−1]、C[a+1]、C[a+2]と、下記の式(2)とに基づいて算出される。
電界強度C[a−2]、C[a−1]は、使用チャンネルの複数前(ここでは、2つ前)に存在する無線チャンネルa−2、a−1の電界強度である。電界強度C[a+1]、C[a+2]は、使用チャンネルの複数後(ここでは、2つ後)に存在する無線チャンネルa+1、a+2の電界強度である。
C[a]←(C[a−2]+C[a−1]+C[a+1]+C[a+2])/4 ・・・・(2)
このように、第2の平滑化処理によれば、無線送受信部14において使用されている無線チャンネル(使用チャンネル)の電界強度を検出せずとも、使用チャンネルの前後に存在する予め設定された複数の無線チャンネルの電界強度の平均値を、使用チャンネルの電界強度の推定値として得ることができる。
図6に、第3の平滑化処理が設定されたエネルギースキャン処理のフローチャートを示す。図6に示すステップS31〜37は、図4に示したステップS11〜17と同様の処理のため、説明は省略する。
設定可能な無線チャンネルのうち最大の無線チャンネルの番号(ここでは26)に1を加算した値(ここでは27)と変数nとが等しい場合(ステップS37;YES)、制御部10は、第3の平滑化処理を実行し、算出した使用チャンネルaの電界強度の推定値を使用チャンネルの電界強度C[a]とし、電界強度テーブルに書き込み(ステップS38)、ステップS31の処理に戻る。
ステップS38で実行される第3の平滑化処理では、使用チャンネルaの電界強度C[a]が、電界強度テーブルに書き込まれている電界強度C[a−2]、C[a−1]、C[a+1]、C[a+2]と、電界強度C[a−2]、C[a−1]、C[a+1]、C[a+2]それぞれに設定された重みx、y、z、wと、下記の式(3)で示される加重平均算出式とに基づいて算出される。
電界強度C[a−2]、C[a−1]は、使用チャンネルの複数前(ここでは、2つ前)に存在する無線チャンネルa−2、a−1の電界強度である。電界強度C[a+1]、C[a+2]は、使用チャンネルの複数後(ここでは、2つ後)に存在する無線チャンネルa+1、a+2の電界強度である。
C[a]←(x×C[a−2]+y×C[a−1]+z×C[a+1]+w×C[a+2])/(x+y+z+w) ・・・・(3)
なお、重みx、y、z、wは、使用チャンネルに近い無線チャンネルになるほど大きい重みであったり、各無線チャンネルの電界強度の大きさに応じて設定された重みであったりしてもよい。
このように、第3の平滑化処理によれば、無線送受信部14において使用されている無線チャンネル(使用チャンネル)の電界強度を検出せずとも、使用チャンネルの前後に存在する予め設定された複数の無線チャンネルの電界強度の加重平均値を、使用チャンネルの電界強度の推定値として得ることができる。
従って、第1〜3の平滑化処理によれば、検出部15により電界強度が検出された無線チャンネルの電界強度に対して周波数方向に平滑化処理が行われて算出された値を、使用チャンネルの電界強度の推定値として得ることができる。
図7に、第1の比較処理が設定されたエネルギースキャン処理のフローチャートを示す。図7に示すステップS41〜47は、図4に示すステップS11〜17と同様の処理のため、説明は省略する。
設定可能な無線チャンネルのうち最大の無線チャンネルの番号(ここでは26)に1を加算した値(ここでは27)と変数nとが等しい場合(ステップS47;YES)、制御部10は、第1の比較処理(ステップS48)を実行し、算出した使用チャンネルaの電界強度の推定値を使用チャンネルの電界強度C[a]とし、電界強度テーブルに書き込み(ステップS49又はステップS50)、ステップS41の処理に戻る。
ステップS48で実行される第1の比較処理では、電界強度テーブルに書き込まれている電界強度C[a−1]と電界強度C[a+1]とが比較され、電界強度C[a−1]が電界強度C[a+1]よりも高いか否かが判別される。
電界強度C[a−1]は、使用チャンネルの1つ前に存在する無線チャンネルa−1の電界強度である。電界強度C[a+1]は、使用チャンネルの1つ後に存在する無線チャンネルa+1の電界強度である。
電界強度C[a−1]が電界強度C[a+1]よりも高い場合(ステップS48;YES)、電界強度C[a−1]が使用チャンネルの電界強度の推定値として算出され、当該算出した値が使用チャンネルの電界強度C[a]として電界強度テーブルに書き込まれる(ステップS49)。
電界強度C[a−1]が電界強度C[a+1]以下の場合(ステップS48;NO)、電界強度C[a+1]が使用チャンネルの電界強度の推定値として算出され、当該算出した値が使用チャンネルの電界強度C[a]として電界強度テーブルに書き込まれる(ステップS50)。
このように、第1の比較処理によれば、無線送受信部14において使用されている無線チャンネル(使用チャンネル)の電界強度を検出せずとも、使用チャンネルの前後に存在する無線チャンネルの電界強度のうち高い方を、使用チャンネルの電界強度の推定値として得ることができる。
図8に、第2の比較処理が設定されたエネルギースキャン処理のフローチャートを示す。図8に示すステップS51〜57は、図4に示すステップS11〜17と同様の処理のため、説明は省略する。
設定可能な無線チャンネルのうち最大の無線チャンネルの番号(ここでは26)に1を加算した値(ここでは27)と変数nとが等しい場合(ステップS57;YES)、制御部10は、第2の比較処理を実行し、算出した使用チャンネルaの電界強度の推定値を使用チャンネルの電界強度C[a]とし、電界強度テーブルに書き込み(ステップS58)、ステップS51の処理に戻る。
ステップS58で実行される第2の比較処理では、電界強度テーブルに書き込まれている電界強度C[a−2]、C[a−1]、C[a+1]、C[a+2]が比較され、最も高い電界強度が選出される。そして、選出された電界強度が、使用チャンネルの電界強度の推定値として算出され、当該算出した値が使用チャンネルの電界強度C[a]として電界強度テーブルに書き込まれる。
電界強度C[a−2]、C[a−1]は、使用チャンネルの2つ前に存在する無線チャンネルa−2、a−1の電界強度である。電界強度C[a+1]、C[a+2]は、使用チャンネルの2つ後に存在する無線チャンネルa+1、a+2の電界強度である。
このように、第2の比較処理によれば、無線送受信部14において使用されている無線チャンネル(使用チャンネル)の電界強度を検出せずとも、使用チャンネルの前後に存在する予め設定された複数の無線チャンネルの電界強度のうち最も高い電界強度を、使用チャンネルの電界強度の推定値として得ることができる。
なお、本実施の形態では、使用チャンネルの前後に存在する予め設定された複数の無線チャンネルとして、使用チャンネルの前後2つの計4つの無線チャンネルとした例を挙げて説明しているが、これに限らない。例えば、使用チャンネルの前後3つ以上の無線チャンネルを用いてもよい。また、使用チャンネルを中心として前後等しいチャンネル数を用いているが、これに限らない。
以上のように、本実施の形態によれば、無線送受信部14において使用されている無線チャンネル(使用チャンネル)を除く無線チャンネルの電界強度に基づいて、使用チャンネルの電界強度の推定値を算出できるため、無線送受信部14においてデータ送受信処理が実行されている最中であっても、使用チャンネルの電界強度を検出せずに、当該無線チャンネルの電界強度の推定値を得ることができる。
従って、使用チャンネルの電界強度の推定値に基づいて当該使用チャンネルの通信状況の把握が可能となり、使用チャンネルの通信品質が悪化する前に、通信品質の良い無線チャンネルに移動して、無線送受信部14でのデータ送受信処理の通信環境を良好に保つことができる。
1 無線中継装置
2 無線端末装置
10 制御部
11 記憶部
12 端末情報用メモリ
13 タイマ
14 無線送受信部
15 検出部
16 SW
17 I/F部
18 バッファ
19 アンテナ
A 無線通信システム
N 通信ネットワーク

Claims (9)

  1. 予め設定された周波数帯域を複数に分割した複数の無線チャンネルのうちいずれか一つの選択された無線チャンネルを使用して他の通信装置と無線通信を行う通信手段を備えた無線通信装置であって、
    前記無線チャンネルの電界強度を検出する検出手段と、
    前記複数の無線チャンネルのうち前記通信手段において使用されている使用チャンネルを除く無線チャンネルに対して電界強度を前記検出手段より検出し、この検出手段により電界強度が検出された前記無線チャンネルの電界強度に基づいて、前記通信手段において使用されている使用チャンネルの電界強度の推定値を算出する算出手段と、
    この算出手段で算出された推定値に基づいて前記使用チャンネルの通信状況が悪化しているか否かを判別し、通信状況が悪化している場合には、当該使用チャンネルを通信状況の良い他の無線チャンネルへ変更する変更手段と、
    を備えたことを特徴とする無線通信装置。
  2. 前記変更手段は、通信状況の良い他の無線チャンネルを、前記検出手段で検出された前記無線チャンネルの電界強度に基づいて検出し、その検出された無線チャンネルへ変更すること、
    を特徴とする請求項1に記載の無線通信装置。
  3. 前記算出手段は、前記検出手段により電界強度が検出された前記無線チャンネルの電界強度に対して周波数方向に平滑化処理を行い、当該平滑化処理により算出された値を、前記使用チャンネルの電界強度の推定値とすること、
    を特徴とする請求項に記載の無線通信装置。
  4. 前記平滑化処理は、前記使用チャンネルの前後に存在する無線チャンネルの電界強度の平均値を算出する処理であること、
    を特徴とする請求項に記載の無線通信装置。
  5. 前記平滑化処理は、前記使用チャンネルの前後に存在する予め設定された複数の無線チャンネルの電界強度の平均値を算出する処理であること、
    を特徴とする請求項に記載の無線通信装置。
  6. 前記平滑化処理は、前記使用チャンネルの前後に存在する予め設定された複数の無線チャンネルの電界強度の加重平均値を算出する処理であること、
    を特徴とする請求項に記載の無線通信装置。
  7. 前記算出手段は、前記使用チャンネルの前後に存在する無線チャンネルの電界強度のうち高い方を、前記使用チャンネルの電界強度の推定値とすること、
    を特徴とする請求項1に記載の無線通信装置。
  8. 前記算出手段は、前記使用チャンネルの前後に存在する予め設定された複数の無線チャンネルの電界強度のうち最も高い電界強度を、前記使用チャンネルの電界強度の推定値とすること、
    を特徴とする請求項1に記載の無線通信装置。
  9. 予め設定された周波数帯域を複数に分割した複数の無線チャンネルのうちいずれか一つの選択された無線チャンネルを使用して他の通信装置と無線通信を行う通信手段を備えた無線通信装置のコンピュータを制御するためのプログラムであって、
    前記コンピュータを、
    前記無線チャンネルの電界強度を検出する検出手段、
    前記複数の無線チャンネルのうち前記通信手段において使用されている使用チャンネルを除く無線チャンネルに対して電界強度を前記検出手段より検出し、この検出手段により電界強度が検出された前記無線チャンネルの電界強度に基づいて、前記通信手段において使用されている使用チャンネルの電界強度の推定値を算出する算出手段、
    この算出手段で算出された推定値に基づいて前記使用チャンネルの通信状況が悪化しているか否かを判別し、通信状況が悪化している場合には、当該使用チャンネルを通信状況の良い他の無線チャンネルへ変更する変更手段、
    として機能させるようにしたコンピュータ読み取り可能なプログラム。
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