JP5088178B2 - 光増幅装置及びその測定方法 - Google Patents

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Description

本発明は光増幅装置及びその測定方法に関し、特に信号光レベルをモニタする機能を有する光増幅装置に関する。
図7は本発明に関連する光増幅装置の構成を示す図である(例えば特許文献1参照)。図7の構成は、光信号を増幅する光モジュール部103と、光モジュール部103を制御する電子制御部104に分類することができる。
光モジュール部103は、信号光を光モジュール部103に入力するための光コネクタ51と、光モジュール部103から信号光を出力するための光コネクタ52と、信号光を光直接増幅する媒体であるエルビウムドープファイバ(EDF)53及び54と、光モジュール部103から出力されるWDM(Wavelength Division Multiplexing)信号光に含まれる各チャネルの信号光パワーを等化するための利得等化器55と、EDF53及び54の前後の信号光パワーを検出するためのフォトダイオード(PD)56〜59と、PD56〜59へ信号光を分岐するための光カプラ60〜63とを含む。
電子制御部104は、PD56〜59から出力される光電流をそれぞれ数値データ化するための変換回路64〜67と、変換回路64〜67から出力されるPDモニタ値を受信し、信号光パワーを算出するための演算処理部68とを含む。なお、演算処理部68は、PDモニタ値を基に図示せぬ励起LD(レーザダイオード)の励起光を調整して信号光の増幅率を制御する機能を有するが、これは当業者によく知られているので、その詳細な説明は省略する。
このような光増幅装置に搭載される光モジュールのPDから出力される光電流量[μA]は、光モジュールを製造する過程で測定され、信号光パワー1[mW]あたりの光電流量[μA](変換効率)を測定し、信号光パワーと光電流量との相関関係が算出されることは当業者によく知られている。
また、この方法を応用して、信号光パワーと光電流量を数値データ化する回路(例えばA/D変換回路等)によって数値化された値(PDモニタ値)との相関関係を測定することも可能である。この相関関係を基に、演算処理部(例えばCPU(中央処理装置)等)は入力されるPDモニタ値から信号光パワーを算出することができる。
図7の構成において、PD56及び59については、図示せぬ測定器を用いて光コネクタ51及び52から信号光パワーを直接測定し、信号光パワーと変換回路64及び67の出力であるPDモニタ値との相関関係式を算出することが可能である。
特開平10−223963号公報
しかしながら、図7の構成において、入力信号光パワーを直接測定することができないPD57及び58については、PDの信号光入力端(PD直近の光ファイバ)を切断し測定器等を接続して測定を行わない限りは、信号光パワーとPDモニタ値との相関関係式を算出することができない。
本発明の目的は、上述した課題を解決し、入力信号光レベルを直接測定することができない受光素子について信号光レベルとそのモニタ値との相関関係を求めることができる光増幅装置及びその測定方法を提供することにある。
本発明による光増幅装置は、入力信号光を増幅する第1の増幅手段と、前記入力信号光を電流信号に変換する第1の受光素子と、前記第1の増幅手段の出力信号光を電流信号に変換する第2の受光素子と、前記第1及び第2の受光素子各々に対応して設けられ、対応する受光素子の出力電流に応じた所定の形式の電気信号を前記対応する受光素子が受光する信号光のモニタ値として出力する変換手段と、前記第2の受光素子に対応する前記変換手段への前記第2の受光素子の出力電流の供給を遮断すると共に、前記第1の受光素子の出力電流を前記第2の受光素子に対応する前記変換手段に供給する制御手段と、前記入力信号光レベルを測定する測定手段により測定された前記入力信号光レベルと前記第1の受光素子の変換効率とから前記第1の受光素子の出力電流値を算出し、この算出された出力電流値と前記第2の受光素子の変換効率とから前記第2の受光素子が前記算出された出力電流値を発生する場合の前記出力信号光レベルを算出することにより、前記出力信号光レベルと前記第2の受光素子に対応する前記変換手段から出力されるモニタ値との相関関係を求める演算手段とを含むことを特徴とする。
本発明による光増幅装置は、入力信号光を増幅する第1の増幅手段と、前記入力信号光を電流信号に変換する第1の受光素子と、前記第1の増幅手段の出力信号光を電流信号に変換する第2の受光素子と、前記第1及び第2の受光素子各々に対応して設けられ、対応する受光素子の出力電流に応じた所定の形式の電気信号を前記対応する受光素子が受光する信号光のモニタ値として出力する変換手段と、前記第1の受光素子に対応する前記変換手段への前記第1の受光素子の出力電流の供給を遮断すると共に、前記第2の受光素子の出力電流を前記第1の受光素子に対応する前記変換手段に供給する制御手段と、前記出力信号光レベルを測定する測定手段により測定された前記出力信号光レベルと前記第2の受光素子の変換効率とから前記第2の受光素子の出力電流値を算出し、この算出された出力電流値と前記第1の受光素子の変換効率とから前記第1の受光素子が前記算出された出力電流値を発生する場合の前記入力信号光レベルを算出することにより、前記入力信号光レベルと前記第1の受光素子に対応する前記変換手段から出力されるモニタ値との相関関係を求める演算手段とを含むことを特徴とする。
本発明による測定方法は、入力信号光を増幅する第1の増幅手段と、前記入力信号光を電流信号に変換する第1の受光素子と、前記第1の増幅手段の出力信号光を電流信号に変換する第2の受光素子と、前記第1及び第2の受光素子各々に対応して設けられ、対応する受光素子の出力電流に応じた所定の形式の電気信号を前記対応する受光素子が受光する信号光のモニタ値として出力する変換手段とを含む光増幅装置の測定方法であって、前記第2の受光素子に対応する前記変換手段への前記第2の受光素子の出力電流の供給を遮断すると共に、前記第1の受光素子の出力電流を前記第2の受光素子に対応する前記変換手段に供給する制御ステップと、前記入力信号光レベルを測定する測定手段により測定された前記入力信号光レベルと前記第1の受光素子の変換効率とから前記第1の受光素子の出力電流値を算出し、この算出された出力電流値と前記第2の受光素子の変換効率とから前記第2の受光素子が前記算出された出力電流値を発生する場合の前記出力信号光レベルを算出することにより、前記出力信号光レベルと前記第2の受光素子に対応する前記変換手段から出力されるモニタ値との相関関係を求める演算ステップとを含むことを特徴とする。
本発明による測定方法は、入力信号光を増幅する第1の増幅手段と、前記入力信号光を電流信号に変換する第1の受光素子と、前記第1の増幅手段の出力信号光を電流信号に変換する第2の受光素子と、前記第1及び第2の受光素子各々に対応して設けられ、対応する受光素子の出力電流に応じた所定の形式の電気信号を前記対応する受光素子が受光する信号光のモニタ値として出力する変換手段とを含む光増幅装置の測定方法であって、前記第1の受光素子に対応する前記変換手段への前記第1の受光素子の出力電流の供給を遮断すると共に、前記第2の受光素子の出力電流を前記第1の受光素子に対応する前記変換手段に供給する制御ステップと、前記出力信号光レベルを測定する測定手段により測定された前記出力信号光レベルと前記第2の受光素子の変換効率とから前記第2の受光素子の出力電流値を算出し、この算出された出力電流値と前記第1の受光素子の変換効率とから前記第1の受光素子が前記算出された出力電流値を発生する場合の前記入力信号光レベルを算出することにより、前記入力信号光レベルと前記第1の受光素子に対応する前記変換手段から出力されるモニタ値との相関関係を求める演算ステップとを含むことを特徴とする。
本発明によれば、入力信号光レベルを直接測定することができない受光素子について信号光レベルとそのモニタ値との相関関係を求めることができるという効果が得られる。
本発明の実施の形態について説明する前に、本発明の理解を助けるために、本発明の原理について図面を参照して説明する。図1は本発明の原理を説明するための光増幅装置の概略機能ブロック図である。
図1に示した光増幅装置は、入力信号光を増幅する増幅手段201と、入力信号光を電流信号に変換する受光素子202と、増幅手段201の出力信号光を電流信号に変換する受光素子203と、受光素子202及び203各々に対応して設けられ、対応する受光素子の出力電流に応じた所定の形式の電気信号を対応する受光素子が受光する信号光のモニタ値として出力する変換手段204及び205と、受光素子203に対応する変換手段205への受光素子203の出力電流の供給を遮断すると共に、受光素子202の出力電流を受光素子203に対応する変換手段205に供給する制御手段206と、入力信号光レベルを測定する測定手段により測定された入力信号光レベルと受光素子202の変換効率とから受光素子202の出力電流値を算出し、この算出された出力電流値と受光素子203の変換効率とから受光素子203が当該算出された出力電流値を発生する場合の出力信号光レベルを算出することにより、出力信号光レベルと受光素子203に対応する変換手段205から出力されるモニタ値との相関関係を求める演算手段207とを含む。
このように、受光素子202の出力電流が制御手段206により受光素子203用の変換手段205に入力され、図示せぬ外部の測定手段により測定された増幅手段201の入力信号光レベルと、受光素子202及び203の変換効率とを基に、受光素子203にて検出される増幅手段201の出力信号光レベルが演算手段207により擬似的に算出され、出力信号光レベルと変換手段205から出力されるモニタ値との相関関係が求められる。したがって、増幅手段201の出力信号光レベルを直接測定せずとも、出力信号光レベルとそのモニタ値との相関関係を求めることができる。
なお、図1では、増幅手段201の入力信号光レベルが測定手段により測定され演算手段207に入力されていたが、測定手段は増幅手段201の入力信号光レベルに代えて増幅手段201の出力信号光レベルを測定するようにしてもよい。この場合、制御手段206は、受光素子202に対応する変換手段204への受光素子202の出力電流の供給を遮断すると共に、受光素子203の出力電流を受光素子202に対応する変換手段204に供給し、演算手段207は、測定手段により測定された出力信号光レベルと受光素子203の変換効率とから受光素子203の出力電流値を算出し、この算出された出力電流値と受光素子202の変換効率とから受光素子202が当該算出された出力電流値を発生する場合の入力信号光レベルを算出することにより、入力信号光レベルと受光素子202に対応する変換手段204から出力されるモニタ値との相関関係を求める。
このように、受光素子203の出力電流が制御手段206により受光素子202用の変換手段204に入力され、測定手段により測定された増幅手段201の出力信号光レベルと、受光素子202及び203の変換効率とを基に、受光素子202にて検出される増幅手段201の入力信号光レベルが演算手段207により擬似的に算出され、入力信号光レベルと変換手段204から出力されるモニタ値との相関関係が求められる。したがって、増幅手段201の入力信号光レベルを直接測定せずとも、入力信号光レベルとそのモニタ値との相関関係を求めることができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
図2は本発明の第1の実施の形態による光増幅装置の構成を示す図である。図2の構成は、光信号を増幅する光モジュール部100と、光モジュール部100を制御する電子制御部101と、光モジュール部100に入力する光源と該光源の光パワーを検出するために使用する測定器とを含む信号光パワー測定部102とに分類することができる。
光モジュール部100は、信号光を光モジュール部100に入力するための光コネクタ1と、光モジュール部100から信号光を出力するための光コネクタ2と、信号光を光直接増幅する媒体であるEDF3及び4と、光モジュール部100から出力されるWDM信号光に含まれる各チャネルの信号光パワーを等化するための利得等化器5と、EDF3及び4の前後の信号光パワーを検出するためのPD6〜9と、PD6〜9へ信号光を分岐するための光カプラ10〜13とを含む。
電子制御部101は、PD6〜9から出力される光電流をそれぞれ数値データ化するための変換回路14〜17と、変換回路14〜17から出力されるPDモニタ値を受信し、信号光パワーを算出するための演算処理部18と、PD6の出力と変換回路14とを接続する電気スイッチ19及び22と、PD7の出力と変換回路15とを接続する電気スイッチ20及び23と、PD8の出力と変換回路16とを接続する電気スイッチ21及び24とを含む。なお、演算処理部18は、PDモニタ値を基に図示せぬ励起LDの励起光を調整して信号光の増幅率を制御する機能を有するが、これは当業者によく知られており、また本発明とは直接関係しないので、その詳細な説明は省略する。
信号光パワー測定部102は、信号光を発生させるための光源25と、光モジュール部100に入力される信号光パワーを測定するための光パワーメータ26と、光モジュール部100から出力される信号光パワーを測定するための光パワーメータ27と、光コネクタ1と接続し光モジュール部100に信号光を入力するための光コネクタ28と、光コネクタ2と接続し光モジュール部100から光パワーメータ27に信号光を入力するための光コネクタ29と、光モジュール部100に入力される信号光パワーを測定するために光パワーメータ26に信号光を分岐するための光カプラ30とを含む。
また、演算処理部18から電気スイッチ19〜24を制御するための制御線が接続されている。以上、本発明の第1の実施の形態による光増幅装置の構成が説明されたが、図2の光モジュール部100の光直接増幅の方式は当業者にとって良く知られており、また本発明とは直接関係しないので、その詳細な構成は省略する。
また、図2の光モジュール部100の構成は光直接増幅器の代表的な例を示しているが、信号光パワーを測定器等で直接測定不可能なPDを有する光モジュールであればどのような構成でもよい。
変換回路14〜17各々は一般的に、PDの出力電流を電圧に変換する電流−電圧変換回路(I/V変換回路)と、電流−電圧変換回路の出力をデジタル信号に変換するアナログ−デジタル変換回路(A/D変換回路)とを含んで構成されるが、演算処理部18が数値データとして認識できるのであれば、構成は問わない。演算処理部18は一般的にCPUが使用されるが、方式は問わない。
利得等化器5の代わりに、光減衰器(VOA)や可変損失傾斜器(VASC)等の光デバイスが用いられてもよい。また、光モジュール部100から出力される信号光の利得を等化しない場合は利得等化器5を省いてもよい。この場合、PD7及び変換回路15、またはPD8及び変換回路16を省いてもよい。
電気スイッチ19〜21の出力端、及び電気スイッチ22〜24の入力端は短絡されている。また、電気スイッチ19〜24を制御するための制御線が演算処理部18に接続されている。電気スイッチ19〜24及び演算処理部18が制御手段に相当し、演算処理部18が演算手段に相当する。なお、PDから出力される光電流が低減しないよう、各電気スイッチの入力端及び出力端の抵抗値はできるだけ小さい方がよい。
次に、本発明の第1の実施の形態による光増幅装置の動作について図2を参照して説明する。光モジュール部100の製造時に、信号光パワー[mW]とPD6〜9の光電流量[μA]とからPD6〜9各々の変換効率[μA/mW]が予め算出されているものとする。
まず、演算処理部18は、電気スイッチ19及び22を導通させ、電気スイッチ20,21,23及び24を遮断する。この状態で、光コネクタ1及び28が接続され光源25から信号光が入力される場合の相関関係を考える。
光パワーメータ26により測定される信号光パワーがB11[mW]のとき、変換回路14から演算処理部18に出力されるPDモニタ値をC11[bit]とし、光パワーメータ26により測定される信号光パワーがB12[mW]のとき、変換回路14から演算処理部18に出力されるPDモニタ値をC12[bit]とすると、任意のPDモニタ値X1[bit]に対する信号光パワーY1[mW]の相関関係を示す1次近似式は以下の式で表される。
Figure 0005088178
なお、光パワーメータ26により測定される信号光パワーとPDモニタ値の測定数を増やすことにより、より高次元の近似式を算出することが可能であるが、本発明とは直接関係しないのでその説明は省略する。
次に、演算処理部18は、PD7について信号光パワーとPDモニタ値との相関関係を求めるべく、電気スイッチ19及び23を導通させ、電気スイッチ20,21,22及び24を遮断する。
PD6の変換効率をA1[μA/mW]とすると、光パワーメータ26により測定される信号光パワーがB11[mW]の時、変換回路15に入力される光電流量は(A1×B11)[μA]である。
ここで、この光電流量がPD7に信号光パワーが入力されて発生したと仮定する。PD7の変換効率をA2[μA/mW]とすると、PD7に入力される信号光パワーB21[mW]は以下の式で算出され、擬似的にPD7に入力される信号光パワーを算出することが可能となる。
Figure 0005088178
先程の事例に倣い、PD7に入力される信号光パワーがB21[mW]のとき、変換回路15から演算処理部18に出力されるPDモニタ値をC21[bit]とし、PD7に入力される信号光パワーがB22[mW]のとき、変換回路15から演算処理部18に出力されるPDモニタ値をC22[bit]とすると、任意のPDモニタ値X2[bit]に対する信号光パワーY2[mW]の相関関係を示す1次近似式は以下の式で表される。
Figure 0005088178
なお、光パワーメータ26により測定される信号光パワーとPDモニタ値の測定数を増やせば、より高次元の近似式を算出することが可能であるが、本発明とは直接関係しないのでその説明は省略する。
PD7について信号光パワーとPDモニタ値との相関関係を求める上記の方式を適用して、演算処理部18は、PD8についても信号光パワーとPDモニタ値との相関関係を求めることができる。この場合、演算処理部18は、電気スイッチ19及び24を導通させ、電気スイッチ20,21,22及び23を遮断する。
演算処理部18は、算出された相関関係式を図示せぬメモリに格納し、通常状態(相関関係を求める制御を行わない状態)において、各変換回路から出力されるPDモニタ値から各PDにて検出される信号光パワーを算出するために使用する。
なお、算出された相関関係式を基に各PDにて検出される信号光パワーを算出する通常状態では、演算処理部18は、PD6の信号光パワーを求めるとき、電気スイッチ19及び22のみを導通させ、その他のスイッチを遮断し、PD7の信号光パワーを求めるとき、電気スイッチ20及び23のみを導通させ、その他のスイッチを遮断し、PD8の信号光パワーを求めるとき、電気スイッチ21及び24のみを導通させ、その他のスイッチを遮断する。
電気スイッチ19〜24の端子間の抵抗が大きい場合、光電流量が減少するが、電気スイッチの端子間抵抗値及びPD出力端の電圧値から光電流量の減少分を算出し、PDモニタ値の誤差を補正することが可能である。
以上説明したように、本発明の第1の実施の形態では、各PDの変換効率と、信号光パワーを直接測定可能なPDの信号光パワーとから、信号光パワーを直接測定不可能なPDの信号光パワーを擬似的に算出することにより信号光パワーとPDモニタ値との相関関係を求めるようにしているので、信号光パワーを直接測定不可能なPDの光ファイバを切断して測定を行うことなく、信号光パワーとPDモニタ値との相関関係を求めることができる。
また、電気スイッチにより光電流を入力する変換回路を変更できるので、任意の数のPDについて信号光パワーとPDモニタ値との相関関係を求めることができる。
本発明の第1の実施の形態では、光パワーメータ26により光モジュール部100の入力信号光パワーを測定し、演算処理部18は測定された入力信号光パワーを用いてPD7及び8各々について信号光パワーとPDモニタ値との相関関係を求めているが、光パワーメータ27により光モジュール部100の出力信号光パワーを測定し、演算処理部18は測定された出力信号光パワーを用いてPD7及び8各々について信号光パワーとPDモニタ値との相関関係を求めるようにしてもよい。
この場合、PD9及び変換回路17間に他のPD及び変換回路間と同様にスイッチが設けられる。PD7について信号光パワーとPDモニタ値との相関関係を求めるとき、演算処理部18のスイッチ制御により、変換回路15へのPD6〜8の出力電流の供給を遮断すると共にPD9の出力電流を変換回路15のみへ供給する。また、PD8について信号光パワーとPDモニタ値との相関関係を求めるとき、演算処理部18のスイッチ制御により、変換回路16へのPD6〜8の出力電流の供給を遮断すると共にPD9の出力電流を変換回路16のみへ供給する。
次に、本発明の第2の実施の形態による光増幅装置について図面を参照して説明する。図3は本発明の第2の実施の形態による光増幅装置の構成を示す図であり、図2と同等部分は同一符号にて示している。
図3において、図2の光パワーメータ27を不要とすべく、PD9の出力端に電気スイッチ31及び32が追加されている。PD7及び8について信号光パワーとPDモニタ値との相関関係を求める第1の実施の形態にて説明した方式を適用して、演算処理部18は、PD9についても信号光パワーとPDモニタ値との相関関係を求めることができる。この場合、演算処理部18は、電気スイッチ19及び32を導通させ、電気スイッチ20,21,22,23,24及び31を遮断する。
なお、演算処理部18は、PD7について信号光パワーとPDモニタ値との相関関係を求めるとき、電気スイッチ19及び23を導通させ、電気スイッチ20,21,22,24,31及び32を遮断し、PD8について信号光パワーとPDモニタ値との相関関係を求めるとき、電気スイッチ19及び24を導通させ、電気スイッチ20,21,22,23,31及び32を遮断する。
このように、本発明の第2の実施の形態では、光パワーメータ27により光モジュール部100の出力信号光パワーを測定することなく、PD9について信号光パワーとPDモニタ値との相関関係を求めることができる。
次に、本発明の第3の実施の形態による光増幅装置について図面を参照して説明する。図4は本発明の第3の実施の形態による光増幅装置の構成を示す図であり、図2及び図3と同等部分は同一符号にて示している。
図4において、電気スイッチ及び変換回路の使用数を削減すべく、電気スイッチ19〜21及び31の出力端と、変換回路14の入力端が短絡されている。電気スイッチ22〜24及び32と変換回路15〜17は削除されている。
本発明の第3の実施の形態では、演算処理部18は、電気スイッチ19を導通させ、電気スイッチ20,21及び31を遮断して、PD6について信号光パワーとPDモニタ値との相関関係を求める。そして、PD7〜9各々について信号光パワーとPDモニタ値との相関関係を求めるときも、演算処理部18は、電気スイッチ19を導通させ、電気スイッチ20,21及び31を遮断する。この状態で、演算処理部18は、各PDの変換効率と、光パワーメータ26により測定される信号光パワーとから、PD7〜9各々について該PDの信号光パワーを擬似的に算出し、信号光パワーとPDモニタ値との相関関係を求めることができる。
なお、算出された相関関係式を基に各PDにて検出される信号光パワーを算出する通常状態では、演算処理部18は、PD6の信号光パワーを求めるとき、電気スイッチ19のみを導通させ、その他のスイッチを遮断し、PD7の信号光パワーを求めるとき、電気スイッチ20のみを導通させ、その他のスイッチを遮断し、PD8の信号光パワーを求めるとき、電気スイッチ21のみを導通させ、その他のスイッチを遮断し、PD9の信号光パワーを求めるとき、電気スイッチ31のみを導通させ、その他のスイッチを遮断する。
このように、本発明の第3の実施の形態では、電気スイッチ及び変換回路の使用数を削減することにより、電気スイッチ及び変換回路に含まれる電気的誤差を低減することができる。
本発明の第3の実施の形態では、光パワーメータ26により光モジュール部100の入力信号光パワーを測定し、演算処理部18は測定された入力信号光パワーを用いて各PDについて信号光パワーとPDモニタ値との相関関係を求めているが、コネクタ2を介して光パワーメータ27を接続し(図2参照)、この光パワーメータ27により光モジュール部100の出力信号光パワーを測定し、演算処理部18は測定された出力信号光パワーを用いて各PDについて信号光パワーとPDモニタ値との相関関係を求めるようにしてもよい。
この場合、演算処理部18は、電気スイッチ31を導通させ、電気スイッチ19〜21を遮断して、各PDについて信号光パワーとPDモニタ値との相関関係を求める。
次に、本発明の第4の実施の形態による光増幅装置について図面を参照して説明する。図5は本発明の第4の実施の形態による光増幅装置の構成を示す図であり、図2と同等部分は同一符号にて示している。
図5に示すように、本発明の第4の実施の形態による光増幅装置の基本的な構成は図2に示した構成と同じであるが、スイッチの接続が工夫されている。図5において、演算処理部18は、PD6について信号光パワーとPDモニタ値との相関関係を求めるとき、電気スイッチ19及び22を導通させ、電気スイッチ23及び24を遮断し、PD7について信号光パワーとPDモニタ値との相関関係を求めるとき、電気スイッチ19及び23を導通させ、電気スイッチ20,22及び24を遮断し、PD8について信号光パワーとPDモニタ値との相関関係を求めるとき、電気スイッチ19及び24を導通させ、電気スイッチ21,22及び23を遮断する。
算出された相関関係式を基に各PDにて検出される信号光パワーを算出する通常状態では、演算処理部18は、電気スイッチ23及び24を遮断し、その他のスイッチを導通させることにより、各PDの信号光パワーを求めることができる。
図2に示した本発明の第1の実施の形態では、スイッチ19〜21の出力が短絡されているため、通常状態で各PDの信号光パワーを求める際には、PDの出力を選択するためのスイッチ19〜21と、PDの出力を取り込む変換回路を選択するためのスイッチ22〜24を毎回切り替える必要がある。一方、図5に示した本発明の第4の実施の形態では、通常状態時にスイッチ23及び24を遮断しておくことにより、PD6の出力電流が変換回路15及び16に流入することを防ぐことができ、スイッチを毎回切り替える必要がなくなる。
次に、本発明の第5の実施の形態による光増幅装置について図面を参照して説明する。図6は本発明の第5の実施の形態による光増幅装置の構成を示す図であり、図3と同等部分は同一符号にて示している。
図6に示すように、本発明の第5の実施の形態による光増幅装置の基本的な構成は図3に示した構成と同じであるが、スイッチの接続が工夫されている。本発明の第5の実施の形態による光増幅装置の動作原理は上述した第4の実施の形態と同様であり、本発明の第5の実施の形態においても、通常状態時にスイッチ23,24及び32を遮断しておくことにより、PD6の出力電流が変換回路15〜17に流入することを防ぐことができ、スイッチを毎回切り替える必要がなくなる。
本発明の原理を説明するための光増幅装置の概略機能ブロック図である。 本発明の第1の実施の形態による光増幅装置の構成を示す図である。 本発明の第2の実施の形態による光増幅装置の構成を示す図である。 本発明の第3の実施の形態による光増幅装置の構成を示す図である。 本発明の第4の実施の形態による光増幅装置の構成を示す図である。 本発明の第5の実施の形態による光増幅装置の構成を示す図である。 本発明に関連する光増幅装置の構成を示す図である。
符号の説明
1,2,28,29 光コネクタ
3,4 EDF
5 利得等化器
6〜9 PD
10〜13,30 光カプラ
14〜17 変換回路
18 演算処理部
19〜24,31,32 スイッチ
25 光源
26,27 光パワーメータ
100 光モジュール部
101 電子制御部
102 信号光パワー測定部
201 増幅手段
202,203 受光素子
204,205 変換手段
206 制御手段
207 演算手段

Claims (16)

  1. 入力信号光を増幅する第1の増幅手段と、
    前記入力信号光を電流信号に変換する第1の受光素子と、
    前記第1の増幅手段の出力信号光を電流信号に変換する第2の受光素子と、
    前記第1及び第2の受光素子各々に対応して設けられ、対応する受光素子の出力電流に応じた所定の形式の電気信号を前記対応する受光素子が受光する信号光のモニタ値として出力する変換手段と、
    前記第2の受光素子に対応する前記変換手段への前記第2の受光素子の出力電流の供給を遮断すると共に、前記第1の受光素子の出力電流を前記第2の受光素子に対応する前記変換手段に供給する制御手段と、
    前記入力信号光レベルを測定する測定手段により測定された前記入力信号光レベルと前記第1の受光素子の変換効率とから前記第1の受光素子の出力電流値を算出し、この算出された出力電流値と前記第2の受光素子の変換効率とから前記第2の受光素子が前記算出された出力電流値を発生する場合の前記出力信号光レベルを算出することにより、前記出力信号光レベルと前記第2の受光素子に対応する前記変換手段から出力されるモニタ値との相関関係を求める演算手段とを含むことを特徴とする光増幅装置。
  2. 前記第1の増幅手段の出力信号光を増幅する第2の増幅手段を更に含むことを特徴とする請求項1記載の光増幅装置。
  3. 前記第2の増幅手段の出力信号光を電流信号に変換する第3の受光素子と、
    前記第3の受光素子に対応して設けられ、前記第3の受光素子の出力電流に応じた所定の形式の電気信号を前記第2の増幅手段の出力信号光のモニタ値として出力する変換手段とを更に含み、
    前記制御手段は、前記第2の増幅手段の出力信号光レベルと前記第3の受光素子に対応する前記変換手段から出力されるモニタ値との相関関係を求めるとき、前記第3の受光素子に対応する前記変換手段への前記第3の受光素子の出力電流の供給を遮断すると共に、前記第1の受光素子の出力電流を前記第3の受光素子に対応する前記変換手段に供給し、
    前記演算手段は、前記測定手段により測定された前記入力信号光レベルと前記第1の受光素子の変換効率とから前記第1の受光素子の出力電流値を算出し、この算出された出力電流値と前記第3の受光素子の変換効率とから前記第3の受光素子が前記算出された出力電流値を発生する場合の前記第2の増幅手段の出力信号光レベルを算出することにより、前記第2の増幅手段の出力信号光レベルと前記第3の受光素子に対応する前記変換手段から出力されるモニタ値との相関関係を求めることを特徴とする請求項2記載の光増幅装置。
  4. 前記変換手段は前記第1及び第2の受光素子に共通に設けられ、
    前記制御手段は、前記出力信号光レベルと前記変換手段から出力されるモニタ値との相関関係を求めるとき、前記変換手段への前記第2の受光素子の出力電流の供給を遮断すると共に、前記第1の受光素子の出力電流を前記変換手段に供給することを特徴とする請求項1又は2記載の光増幅装置。
  5. 前記変換手段は前記第1〜第3の受光素子に共通に設けられ、
    前記制御手段は、前記第1の増幅手段の出力信号光レベルと前記変換手段から出力されるモニタ値との相関関係を求めるとき、また、前記第2の増幅手段の出力信号光レベルと前記変換手段から出力されるモニタ値との相関関係を求めるとき、前記変換手段への前記第2及び第3の受光素子の出力電流の供給を遮断すると共に、前記第1の受光素子の出力電流を前記変換手段に供給することを特徴とする請求項3記載の光増幅装置。
  6. 入力信号光を増幅する第1の増幅手段と、
    前記入力信号光を電流信号に変換する第1の受光素子と、
    前記第1の増幅手段の出力信号光を電流信号に変換する第2の受光素子と、
    前記第1及び第2の受光素子各々に対応して設けられ、対応する受光素子の出力電流に応じた所定の形式の電気信号を前記対応する受光素子が受光する信号光のモニタ値として出力する変換手段と、
    前記第1の受光素子に対応する前記変換手段への前記第1の受光素子の出力電流の供給を遮断すると共に、前記第2の受光素子の出力電流を前記第1の受光素子に対応する前記変換手段に供給する制御手段と、
    前記出力信号光レベルを測定する測定手段により測定された前記出力信号光レベルと前記第2の受光素子の変換効率とから前記第2の受光素子の出力電流値を算出し、この算出された出力電流値と前記第1の受光素子の変換効率とから前記第1の受光素子が前記算出された出力電流値を発生する場合の前記入力信号光レベルを算出することにより、前記入力信号光レベルと前記第1の受光素子に対応する前記変換手段から出力されるモニタ値との相関関係を求める演算手段とを含むことを特徴とする光増幅装置。
  7. 入力信号光を増幅して前記第1の増幅手段に出力する第2の増幅手段を更に含むことを特徴とする請求項6記載の光増幅装置。
  8. 前記変換手段は前記第1及び第2の受光素子に共通に設けられ、
    前記制御手段は、前記第1の増幅手段の入力信号光レベルと前記変換手段から出力されるモニタ値との相関関係を求めるとき、前記変換手段への前記第1の受光素子の出力電流の供給を遮断すると共に、前記第2の受光素子の出力電流を前記変換手段に供給することを特徴とする請求項6又は7記載の光増幅装置。
  9. 入力信号光を増幅する第1の増幅手段と、前記入力信号光を電流信号に変換する第1の受光素子と、前記第1の増幅手段の出力信号光を電流信号に変換する第2の受光素子と、前記第1及び第2の受光素子各々に対応して設けられ、対応する受光素子の出力電流に応じた所定の形式の電気信号を前記対応する受光素子が受光する信号光のモニタ値として出力する変換手段とを含む光増幅装置の測定方法であって、
    前記第2の受光素子に対応する前記変換手段への前記第2の受光素子の出力電流の供給を遮断すると共に、前記第1の受光素子の出力電流を前記第2の受光素子に対応する前記変換手段に供給する制御ステップと、
    前記入力信号光レベルを測定する測定手段により測定された前記入力信号光レベルと前記第1の受光素子の変換効率とから前記第1の受光素子の出力電流値を算出し、この算出された出力電流値と前記第2の受光素子の変換効率とから前記第2の受光素子が前記算出された出力電流値を発生する場合の前記出力信号光レベルを算出することにより、前記出力信号光レベルと前記第2の受光素子に対応する前記変換手段から出力されるモニタ値との相関関係を求める演算ステップとを含むことを特徴とする測定方法。
  10. 前記光増幅装置は、前記第1の増幅手段の出力信号光を増幅する第2の増幅手段を更に含むことを特徴とする請求項9記載の測定方法。
  11. 前記光増幅装置は、前記第2の増幅手段の出力信号光を電流信号に変換する第3の受光素子と、前記第3の受光素子に対応して設けられ、前記第3の受光素子の出力電流に応じた所定の形式の電気信号を前記第2の増幅手段の出力信号光のモニタ値として出力する変換手段とを更に含み、
    前記制御ステップは、前記第2の増幅手段の出力信号光レベルと前記第3の受光素子に対応する前記変換手段から出力されるモニタ値との相関関係を求めるとき、前記第3の受光素子に対応する前記変換手段への前記第3の受光素子の出力電流の供給を遮断すると共に、前記第1の受光素子の出力電流を前記第3の受光素子に対応する前記変換手段に供給し、
    前記演算ステップは、前記測定手段により測定された前記入力信号光レベルと前記第1の受光素子の変換効率とから前記第1の受光素子の出力電流値を算出し、この算出された出力電流値と前記第3の受光素子の変換効率とから前記第3の受光素子が前記算出された出力電流値を発生する場合の前記第2の増幅手段の出力信号光レベルを算出することにより、前記第2の増幅手段の出力信号光レベルと前記第3の受光素子に対応する前記変換手段から出力されるモニタ値との相関関係を求めることを特徴とする請求項10記載の測定方法。
  12. 前記変換手段は前記第1及び第2の受光素子に共通に設けられ、
    前記制御ステップは、前記出力信号光レベルと前記変換手段から出力されるモニタ値との相関関係を求めるとき、前記変換手段への前記第2の受光素子の出力電流の供給を遮断すると共に、前記第1の受光素子の出力電流を前記変換手段に供給することを特徴とする請求項9又は10記載の測定方法。
  13. 前記変換手段は前記第1〜第3の受光素子に共通に設けられ、
    前記制御ステップは、前記第1の増幅手段の出力信号光レベルと前記変換手段から出力されるモニタ値との相関関係を求めるとき、また、前記第2の増幅手段の出力信号光レベルと前記変換手段から出力されるモニタ値との相関関係を求めるとき、前記変換手段への前記第2及び第3の受光素子の出力電流の供給を遮断すると共に、前記第1の受光素子の出力電流を前記変換手段に供給することを特徴とする請求項11記載の測定方法。
  14. 入力信号光を増幅する第1の増幅手段と、前記入力信号光を電流信号に変換する第1の受光素子と、前記第1の増幅手段の出力信号光を電流信号に変換する第2の受光素子と、前記第1及び第2の受光素子各々に対応して設けられ、対応する受光素子の出力電流に応じた所定の形式の電気信号を前記対応する受光素子が受光する信号光のモニタ値として出力する変換手段とを含む光増幅装置の測定方法であって、
    前記第1の受光素子に対応する前記変換手段への前記第1の受光素子の出力電流の供給を遮断すると共に、前記第2の受光素子の出力電流を前記第1の受光素子に対応する前記変換手段に供給する制御ステップと、
    前記出力信号光レベルを測定する測定手段により測定された前記出力信号光レベルと前記第2の受光素子の変換効率とから前記第2の受光素子の出力電流値を算出し、この算出された出力電流値と前記第1の受光素子の変換効率とから前記第1の受光素子が前記算出された出力電流値を発生する場合の前記入力信号光レベルを算出することにより、前記入力信号光レベルと前記第1の受光素子に対応する前記変換手段から出力されるモニタ値との相関関係を求める演算ステップとを含むことを特徴とする測定方法。
  15. 前記光増幅装置は、入力信号光を増幅して前記第1の増幅手段に出力する第2の増幅手段を更に含むことを特徴とする請求項14記載の測定方法。
  16. 前記変換手段は前記第1及び第2の受光素子に共通に設けられ、
    前記制御ステップは、前記第1の増幅手段の入力信号光レベルと前記変換手段から出力されるモニタ値との相関関係を求めるとき、前記変換手段への前記第1の受光素子の出力電流の供給を遮断すると共に、前記第2の受光素子の出力電流を前記変換手段に供給することを特徴とする請求項14又は15記載の測定方法。
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