JP5087588B2 - ガスセンサ - Google Patents

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Description

本発明は、セラミック層を複数積層してなる積層型のガス検出素子を有するガスセンサに関する。
従来から、複数のセラミック層(固体電解質層)を積層し、先端側に電極(検出部)を設けた板状のガス検出素子が知られている。一般に、このようなガス検出素子は、セラミック層の一面に形成された電極と該セラミック層の反対面に形成されたリード部等とを、セラミック層を貫通するスルーホール(貫通孔)内に設けられたスルーホール導体により電気的に接続している(特許文献1参照)。
ここで、セラミック層(固体電解質層)はグリーンシートから形成され、図11に示すように、セラミック層241にスルーホール241h1を穿設した後、スルーホール241h1内周面に未焼成のスルーホール導体206を形成し、さらにスルーホール周縁にも未焼成の周縁導電部206Sを形成する。又、このセラミック層241に対向するセラミック層221にも同様にスルーホール221h1を穿設した後、スルーホール221h1内周面に未焼成のスルーホール導体226を形成し、さらにスルーホール周縁にも未焼成の周縁導電部226Sを形成する。
そして、各セラミック層221、241の周縁導体部206S,226Sが突き合わされるようにセラミック層221、241を積層することで、電気的な接続がされる。
ところが、セラミックグリーンシートと未焼成メタライズとでは、焼成収縮量が異なるため、焼成時に周縁導電部206S,226Sが反る等の変形を生じ、相手材との間に間隙CLが生じて電気的な接続信頼性が低下するおそれがある。このようなことから、各周縁導電部206S,226Sから各セラミック層221、241表面に延びる延設導電部247、222をそれぞれ設け、反り等が生じない(相手材との間に間隙CLが生じないに配置された)延設導電部247、222で電気的接続を図る技術が開示されている(特許文献2参照)。
特開昭61−134655号公報 特開2008−46112号公報
しかしながら、近年、貴金属等の導電材料コストが上昇しており、特許文献2に記載したような延設導電部247、222を設けると、導電材料の使用量が増加するという問題がある。又、上記した図11において、延設導電部247、222は互いに接触(導通)するが、延設導電部247、222と各周縁導電部206S、226Sとの間は単に導電性を有していればよいにも係らず、導電材料が無駄に使用されている。
又、延設導電部はセラミック層と成分が異なるため、延設導電部の面積が大きくなればなるほど、隣接するセラミック層同士の密着性が低下する場合がある。
従って、上記課題を解決するため、本発明は、他の導体との電気的な接続信頼性が高く、さらに導電材料の使用量を削減し、セラミック層同士の密着性をも向上させる導体が形成されたガスセンサを提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明のガスセンサは、複数のセラミック層が積層され、先端側に検出部が形成された長手方向に延びる板状のガス検出素子を備え、前記複数のセラミック層のうち、第1スルーホールが形成された第1セラミック層の面上に、第1スルーホール導体と電気的に接続するように該第1スルーホールの周縁に設けられた第1周縁導電部と、該第1周縁導電部より狭幅の第1リード部と、該第1リード部より広幅の第1接触導電部とをこの順に長手方向に一体に形成してなる第1導体が形成され、前記複数のセラミック層のうち、前記第1導体に対向する第2セラミック層の面上に、少なくとも前記第1接触導電部と電気的に接続する第2導体が形成されている。
このような構成とすると、第1導体のうち、第1接触導電部が第2導体との電気的接続を行うようになっている。従って、第1周縁導電部と第1接触導電部の間の第1リード部は、単に第1周縁導電部と第1接触導電部との間の導通を図ればよく、第1リード部を狭幅とすれば、第1導体全体を一定の幅とした場合に比べ、導電材料の使用量を削減できる。又、第1リード部を狭幅とすると、第1導体が形成されずに第1セラミック層が露出する面積が増えるので、対向する第2セラミック層との密着性が向上する。
さらに、焼成時に変形し易いスルーホールの第1周縁導電部から遠ざけた位置に、比較的大面積の第1接触導電部を設ければ、第2導体との電気的な接続信頼性も高くなる。
さらに、前記第2セラミック層には、前記第1スルーホールと連結する第2スルーホールが形成され、前記第2導体は、第2スルーホール導体と電気的に接続するように該第2スルーホールの周縁に設けられた第2周縁導電部と、該第2周縁導電部より狭幅の第2リード部と、該第2リード部より広幅の第2接触導電部とをこの順に長手方向に一体に形成してなり、少なくとも前記第1接触導電部と前記第2接触導電部とが電気的に接続されていてもよい。
このような構成とすると、第1導体の相手材である第2導体も第2リード部が狭幅となり、第1導体と同様に、導電材料の使用量を削減し、又、第1セラミック層、第2セラミック層同士の密着性が向上する。
さらに、前記第1リード部及び/又は前記第2リード部は、その長手方向に2本以上延びていてもよい。
このような構成とすると、第1リード部、第2リード部をそれぞれ複数本設けたため、そのうち1本のリード部が断線しても、他のリード部が導通を保つため、電気的な接続信頼性がさらに高くなる。
前記第1接触導電部及び/又は前記第2接触導電部は、環状形状を有していてもよい。
このような構成とすると、第1接触導電部、第2接触導電部に用いる導電材料の量を同一としても、第1接触導電部、第2接触導電部の外形を大きくすることができるので、各セラミック層を積層する際に多少ずれが生じても、相手となる導体と第1接触導電部、第2接触導電部が確実に接することができる。
さらに、前記第1接触導電部の面積は、前記第1周縁導電部の面積よりも大きい、及び/又は前記第2接触導電部の面積は、前記第2周縁導電部の面積よりも大きいことが好ましい。これにより、第1導体、もしくは第2導体の電気的な接続信頼性がさらに高くなる。
さらに、前記第1セラミック層の主成分である第1セラミックと、前記第2セラミック層の主成分である第2セラミックとが異なる材料でなり、両者の密着性が低下する虞があっても、第1リード部、第2リード部を狭幅とすると、第1セラミック層及び第2セラミック層が露出する面積が増えるので、密着性が向上する。
この発明によれば、他の導体との電気的な接続信頼性が高く、さらに導電材料の使用量を削減し、セラミック層同士の密着性をも向上させる導体が形成されたガスセンサとすることができる。
以下、本発明の実施形態について説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る酸素センサ(ガスセンサ)100を示す。この酸素センサ100は、自動車の排気管(図示しない)に取り付けられ、排ガス中の酸素濃度を検知するものである。本実施形態では、図1の下方(プロテクタ125側)を酸素センサ100の先端側とし、上方を基端側とする。
酸素センサ100は、ガス検出素子200、ガス検出素子200を内側に保持する筒状の主体金具103、主体金具103の先端側の所定部位に装着されたプロテクタ125、主体金具103の基端側の所定部位に接続された筒状の外筒131等から構成されている。
ガス検出素子200は、先端200aおよび基端200bを有し、セラミック層を複数積層してなる長尺板状の積層型素子であり、後述する検出部200sを先端側に備えている。ガス検出素子200の大きさは、この例では長さ約40mm×幅約5mm×厚み約1.2mmである。
主体金具103は、SUS430等のステンレスからなり、ガスセンサ100を排気管に取り付けるための雄ネジ部105と、取り付け時に工具を係合させる六角係合部107とを外側に有する。また、主体金具103の内側には、径方向内側に向かって突出する内側段部109が設けられ、内側段部109は、ガス検出素子200を保持する有底円筒状の金属ホルダ111を外側から支持している。
そして、この金属ホルダ111の内側には、ガス検出素子200を所定の位置に配置するためのセラミックホルダ113と滑石充填層115とが先端側から順に配置されている。さらに滑石充填層115は、先端側から順に第1滑石充填層116、第2滑石充填層117の2層からなる。第2滑石充填層117の基端側には、アルミナ製の多段円筒状のスリーブ119が配置されている。そして、セラミックホルダ113、滑石充填層115及びスリーブ119の軸孔119hにガス検出素子200が内挿されている。主体金具103の基端には、スリーブ119の基端に被さるように加締部110が延びており、加締部110を内側に折り曲げることにより、ステンレス製のリング部材121を介して、スリーブ119が主体金具103の先端側に押圧され、セラミックホルダ113、滑石充填層115等によってガス検出素子200が締め付け保持されるようになっている。
一方、主体金具103の先端外周には、主体金具103の先端から突出するガス検出素子200の検出部200sを覆い、金属製のプロテクタ125が溶接されている。プロテクタ125は、有底円筒状で外側に位置する外側プロテクタ126と、有底円筒状で内側に位置する内側プロテクタ127とからなる二重構造をなし、外側プロテクタ126及び内側プロテクタ127には、それぞれ排気ガスを内側に取り入れるためのガス取入穴126k,127kが複数設けられている。
主体金具103の基端側外周には、SUS430からなる筒状の外筒131が溶接され、外筒131の内側には、円筒状のセパレータ135が配置されている。セパレータ135は、複数のリード線141をそれぞれ分離して保持する挿通孔を有すると共に、セパレータ135の先端側にガス検出素子200の基端を収容する中心孔を有する。セパレータ135の中心孔を囲むように複数の接続端子金具139が配置され、接続端子金具139はガス検出素子200の基端に設けられた端子部と電気的に接続するようになっている。又、各接続端子金具139から延びるリード線141は、ガスセンサ100の基端側外部に取出されている。なお、セパレータ135先端の外周には、外側に向かって拡開する円筒バネ状の保持部材137が配置され、保持部材137が拡開して外筒131内面に当接することによりセパレータ135が固定されている。
セパレータ135の基端には、外筒131の基端側開口131cを閉塞する円柱状のゴムキャップ143が配置され、ゴムキャップ143が外筒131に装着された状態で外筒131の外周を径方向内側に加締めることにより、外筒131にゴムキャップ143が固定されている。ゴムキャップ143には、リード線141を挿通するための複数の挿通孔143hが設けられている。
次に、図2を参照してガス検出素子200の構成について説明する。本発明において、ガス検出素子200は、後述する複数のセラミック層241、221、231、211(図2ではそれぞれ、保護層、第2固体電解質層、絶縁層、第1固体電解質層)を積層してなり、これらのセラミック層の層方向での電気的導通を図るため、スルーホールを用いている。
そして、図2において、矢印Aは、第1固体電解質層211に形成された第2電極215aの接続部215cから、保護層241上に形成された第1電極パッド243に至る導通を図るためのスルーホールラインAを示す。同様に、矢印Bは、第1固体電解質層211に形成された第1電極213aの接続部213cから、保護層241上に形成された第2電極パッド244に至る導通を図るためのスルーホールラインBを示す。
又、矢印Cは、第2固体電解質層221に形成された第3電極223aの接続部223cから、保護層241上に形成された第3電極パッド245に至る導通を図るためのスルーホールラインCを示す。
上記した各電極パッド243〜245は、ガスセンサ本体側の接続端子金具139(図1参照)に接続される。
本発明は、例えば対向する保護層241、第2固体電解質層221の各スルーホールにそれぞれ形成された導体247,222等を特定形状とすることにより、これらを重ね合わせた時の電気的な接続信頼性を高め、導電材料の使用量を削減するものであるが、導体の具体的な構成については後述する。
まず、ガス検出素子200の全体構成について説明する。ガス検出素子200は、酸素濃度を検知可能なセンサ部201と、センサ部201を加熱するヒータ部251とからなり、センサ部201は、酸素濃度検出セル203と酸素ポンプセル205とを有する。なお、図2において、左側(第1電極213a、第2電極215aが位置する側)がガス検出素子200の先端側であり、右側が基端側である。
酸素濃度検出セル203は、部分安定化ジルコニア焼結体からなる第1固体電解質層211と、それぞれ第1固体電解質層の表面211a、裏面211bの先端側に形成された第1電極213a、第2電極215aとを有する。
また、ガス検出素子200の長手方向において、第1電極213aから基端に向かってリード部213bと、略長円状をなす接続部213cとがこの順に一体に形成されている。又、ガス検出素子200の長手方向において、第2電極215aから基端に向かってリード部215bと、略長円状をなす接続部215cとがこの順に一体に形成されている。
このようにして、第2電極215aを基準電極とし、第1電極213aを検知電極として酸素濃度検出セル203が構成される。
そして、酸素濃度検出セル203の表面211a側には、アルミナを主体とする絶縁層231が積層されている。絶縁層231の先端側には矩形状のガス測定室231cが開口し、ガス測定室231c内に第1電極213aが露出するようになっている。又、ガス測定室231cの縁のうち、絶縁層231の長手方向に沿う両側端は、拡散律速部231gを備え、検出ガスが拡散律側部231gを介してガス測定室231cに出入するようになっている。
次に、第1固体電解質層211のスルーホール部分について説明する。第1固体電解質層211の基端側には、スルーホールラインAを貫くスルーホール211hが穿設され、その内周面にスルーホール導体217が形成されている。スルーホール導体217は、第1固体電解質層211の裏面211bの接続部215cと一体形成されていると共に、第1固体電解質層211の表面211aにあってスルーホール211hの周縁に形成された導電部219と一体形成されている。導電部219は長手方向に延びる略長円状をなしている。
同様に、絶縁層231のスルーホール部分について説明する。絶縁層231の基端側には、スルーホールラインAを貫くスルーホール231h1が穿設され、その内周面にスルーホール導体233dが形成されている。スルーホール導体233dは、それぞれ絶縁層231の表面231a及び裏面231bにあってスルーホール233dの周縁に形成された導電部233e、233fと一体形成されている。導電部233e、233fは長手方向に延びる略長円状をなしている。
さらに、絶縁層231の基端側には、スルーホールラインBを貫くスルーホール231h2が穿設され、その内周面にスルーホール導体235dが形成されている。スルーホール導体235dは、それぞれ絶縁層231の表面231a及び裏面231bにあってスルーホール233dの周縁に形成された導電部235e、235fと一体形成されている。
導電部235e、235fは長手方向に延びる略長円状をなしている。
次に、酸素ポンプセル205について説明する。
酸素ポンプセル205は、部分安定化ジルコニア焼結体からなる第2固体電解質層221と、それぞれ第2固体電解質層の表面221a、裏面221bの先端側に形成された第3電極223a、第4電極225aとを有する。
また、ガス検出素子200の長手方向において、第3電極223aから基端に向かってリード部223bと、略長円状をなす接続部223cとがこの順に一体に形成されている。又、ガス検出素子200の長手方向において、第4電極225aから基端に向かってリード部225bと、略長円状をなす接続部225cとがこの順に一体に形成されている。
そして、酸素ポンプセル205の裏面221b側に積層された絶縁層231のガス測定室231c内に、第4電極225aが露出するようになっている。
一方、酸素ポンプセル205の表面221a側には、アルミナを主体とする保護層241が積層され、保護層241の先端側には矩形状の切抜き部に多孔質の電極保護部241eが配置されて第4電極部223aを覆っている。電極保護部241eは、第4電極部223aの被毒を抑制する。
このようにして、ガス測定室231内の酸素を第3電極223aと第4電極225aとによってポンピングするようになっている。
次に、第2固体電解質層221のスルーホール部分について説明する。第2固体電解質層221の基端側には、スルーホールラインAを貫くスルーホール221h1が穿設され、その内周面にスルーホール導体226が形成されている。スルーホール導体226は、それぞれ第2固体電解質層221の表面221a及び裏面221bにあってスルーホール221hの周縁に形成された導電部222、224と電気的に接続されている。導電部222、224は長手方向に延びる略長円状をなしている。
さらに、第2固体電解質層221の基端側には、スルーホールラインBを貫くスルーホール221h2が穿設され、その内周面にスルーホール導体227が形成されている。スルーホール導体227は、第2固体電解質層221の裏面221bの接続部225cと電気的に接続されていると共に、第2固体電解質層221の表面221aにあってスルーホール221h2の周縁に形成された導電部229と電気的に接続されている。導電部229は長手方向に延びる略長円状をなしている。
同様に、保護層241のスルーホール部分について説明する。保護層241の基端側には、スルーホールラインAを貫くスルーホール241h1が穿設され、その内周面にスルーホール導体271が形成されている。スルーホール導体271は、それぞれ保護層241の表面241a及び裏面241bにあってスルーホール241h1の周縁に形成された第1電極パッド243、導電部247と電気的に接続されている。第1電極パッド243はスルーホール241h1より大きく長手方向に延びる矩形状をなし、導電部247は長手方向に延びる略長円状をなしている。
さらに、保護層241の基端側には、スルーホールラインBを貫くスルーホール241h2が穿設され、その内周面にスルーホール導体272が形成されている。スルーホール導体272は、それぞれ保護層241の表面241a及び裏面241bにあってスルーホール241h2の周縁に形成された第2電極パッド244、導電部248と電気的に接続されている。第2電極パッド244はスルーホール241h2より大きく長手方向に延びる矩形状をなし、導電部248は長手方向に延びる略長円状をなしている。
これらに加え、保護層241の基端側には、スルーホールラインCを貫くスルーホール241h3が穿設され、その内周面にスルーホール導体273が形成されている。スルーホール導体273は、それぞれ保護層241の表面241a及び裏面241bにあってスルーホール241h3の周縁に形成された第3電極パッド245、導電部249と電気的に接続されている。第3電極パッド245はスルーホール241h3より大きく長手方向に延びる矩形状をなし、導電部249は長手方向に延びる略長円状をなしている。
なお、第1電極パッド243が最も基端側に位置し、第2電極パッド244、第3電極パッド245は第1電極パッド243より先端側でかつ保護層241の長手方向に垂直にそれぞれ並んでいる。
次に、ヒータ部251について説明する。ヒータ部251は、アルミナを主体とするセラミック層253及びセラミック層255と、これらの間に挟まれる発熱体257と、セラミック層255の裏面255bのうち、基端側に設けられた一対のヒータ用外部接続パッド261,262とを有する。発熱体257は、先端側から長手方向に順に、蛇行して延びる発熱部257aと、一対のリード部257b1,257b2と、1対の接続部257c1、257c2とからなる。そして、セラミック層255の基端のスルーホール255h1、255h2を介して、接続部257c1、257c2と、ヒータ用外部接続パッド261,262とを電気的に接続している。
なお、製造方法としては、公知の方法を用いることができる。例えば、保護層241、第2固体電解質層221、絶縁層231、第1固体電解質層211、セラミック層253、セラミック層255の表裏に、それぞれ上記した各種電極、リード部、導電部、電極パッド、発熱体等となる導電ペーストを印刷し、各スルーホールにスルーホールめっき等により各スルーホール導体を形成した後、保護層241、第2固体電解質層221、絶縁層231、第1固体電解質層211、セラミック層253、セラミック層255を積層して焼成することにより、ガス検出素子200を製造することができる。
導電ペーストとしては特に制限されないが、導電性と耐腐食性に優れたPt系のペーストが好ましく、又、Pt系ペースト等の高コストの材料を用いる場合に、特に本発明が有効となる。
保護層241、絶縁層231、セラミック層253、255としては、例えばアルミナ、チタニア、スピネル等の絶縁層が挙げられ、第1固体電解質層211、第2固体電解質層221としては、例えば、ジルコニアを含む固体電解質層が挙げられる。従って、後述するように、保護層241を第1セラミック(アルミナ)から構成して第1セラミック層とし、第2固体電解質層221を第2セラミック(ジルコニア)から構成して第2セラミック層とした場合、第1セラミックと第2セラミックとは異なる材料からなり、両者の密着性が低下する虞があるが、本発明を適用することで両層の密着性を向上させることができる。
次に、図3を参照し、スルーホールラインAの断面構成について説明する。スルーホールラインAは、各スルーホール211h、231h1、221h1、241h1が同心に並んで形成されている。ここで、スルーホール211h、221h1、241h1は同径の円筒状であるが、スルーホール231h1は他のスルーホールより大径の長円筒状であるため、スルーホール231h1の側壁がスルーホールラインAより側方へはみ出している。
又、それぞれスルーホール211h、221h1、241h1に形成されたスルーホール導体217、226、271は、各スルーホールの表裏面でスルーホールの周縁から外側に広がっている。そして、各スルーホール導体217、226、271につながる各導電部219、224、222、247は、各スルーホールの先端側にのみ形成されている。
一方、スルーホール231h1に形成されたスルーホール導電部233dは、スルーホール231h1先端側の前半分の側壁にのみ形成されている。そして、導体233fはスルーホール233dの内側へ向かって延び、導電部219に接続されており、また、導体233eは、スルーホール233dの反対側に向かって延び、導電部224に接続している。
又、第1電極パッド243は、スルーホール241h1の先端側にのみ形成されている。
そして、スルーホールラインAにおいて、本発明における「第1導体」と「第2導体」の組合せとして、導体247と導体222(図3のA1)、導体224と導体233e(図3のA2)が相当する。
具体的に、A1においては、保護層241が特許請求の範囲の「第1セラミック層」に相当し、第2固体電解質層221が「第2セラミック層」に相当し、スルーホール241h1が「第1スルーホール」に相当し、スルーホール221h1が「第2スルーホール」に相当し、スルーホール導体271が「第1スルーホール導体」に相当し、スルーホール導体226が「第2スルーホール導体」に相当し、導体247が「第1導体」に相当し、導体222が「第2導体」に相当する。
また、A2においては、第2固体電解質層221が特許請求の範囲の「第1セラミック層」に相当し、絶縁層231が「第2セラミック層」に相当し、スルーホール221h1が「第1スルーホール」に相当し、スルーホール231h1が「第2スルーホール」に相当し、スルーホール導体226が「第1スルーホール導体」に相当し、スルーホール導体233dが「第2スルーホール導体」に相当し、導体224が「第1導体」に相当し、導体233eが「第2導体」に相当する。
次に、図4を参照し、スルーホールラインBの断面構成について説明する。スルーホールラインBは、第1固体電解質層211にスルーホールが形成されていないこと以外は、スルーホールラインAと実質的に同一であるのでその説明を省略する。
なお、電極パッド244は、スルーホール241h2の基端側にのみ形成されている。また、導電部235fは、接続部213cに接続している。
スルーホールラインBにおいて、本発明における「第1導体」と「第2導体」の組合せとして、導体248と導体229(図4のB1)、導体225cと導体235e(図4のB2)が相当する。
具体的に、B1においては、保護層241が特許請求の範囲の「第1セラミック層」に相当し、第2固体電解質層221が「第2セラミック層」に相当し、スルーホール241h2が「第1スルーホール」に相当し、スルーホール221h2が「第2スルーホール」に相当し、スルーホール導体272が「第1スルーホール導体」に相当し、スルーホール導体227が「第2スルーホール導体」に相当し、導体248が「第1導体」に相当し、導体229が「第2導体」に相当する。
また、B2においては、第2固体電解質層221が特許請求の範囲の「第1セラミック層」に相当し、絶縁層231が「第2セラミック層」に相当し、スルーホール221h2が「第1スルーホール」に相当し、スルーホール231h2が「第2スルーホール」に相当し、スルーホール導体227が「第1スルーホール導体」に相当し、スルーホール導体235dが「第2スルーホール導体」に相当し、導体225cが「第1導体」に相当し、導体235eが「第2導体」に相当する。
次に、図5を参照し、スルーホールラインCの断面構成について説明する。スルーホールラインCにおいて、スルーホール241h3に形成されたスルーホール導電部273につながる導体249は、スルーホールの先端側にのみ形成されている。又、電極パッド245は、スルーホール241h3の基端側にのみ形成されている。
スルーホールラインCにおいて、本発明における「第1導体」と「第2導体」の組合せとして、導体249と接続部223c(図5のC1)が相当する。
具体的に、C1においては、保護層241が特許請求の範囲の「第1セラミック層」に相当し、第2固体電解質層221が本発明の「第2セラミック層」に相当し、スルーホール241h3が「第1スルーホール」に相当し、スルーホール導体273が「第1スルーホール導体」に相当し、導体249が「第1導体」に相当し、接続部223cが「第2導体」に相当する。
次に、本発明の特徴部分である、上記した「第1導体」と「第2導体」の構成について説明する。
図6は、本発明の実施形態に係るガスセンサであって、上記スルーホールラインAの導体247と導体222の組合せ(図3のA1)を示す部分斜視図である。なお、A1の他、上記A2、B1、B2が図6の組合せと同様の形態を有し、以下、A1のみ詳細な説明を行い、A2、B1、B2については、省略する。
図6において、「第1導体」に相当する導体247は、スルーホール241h1の第1周縁導電部247cと、第1周縁導電部247cより狭幅の第1リード部247bと、リード部247bより広幅で円形の第1接触導電部247aをこの順に長手方向に一体に形成してなる。そして、最も狭幅の長尺状の第1リード部247bの両端に、略円形の第1周縁導電部247cと第1接触導電部247aがそれぞれ接続し、導体247は全体として亜鈴状になっている。
ここで、導体247の「幅」とは、第1周縁導電部247cの重心G2と第1接触導電部247aの重心G1とを結ぶ直線Lに垂直な方向wにおける幅をいう。そして、第1リード部247bは導体247のうち、最も狭幅である部分をいう。なお、導体247の長手方向は、保護層241の長手方向に一致しているが、これに限られない。又、「周縁導電部」とは、セラミック層上におけるスルーホールの周縁に設けられ、スルーホール内に設けられたスルーホール導体と接続される導体部分をいう。
図6に示すように、導体247のうち、第1接触導電部247aが「第2導体」に相当する導体222との電気的接続を行うようになっている。従って、第1周縁導電部247cと第1接触導電部247aの間の第1リード部247bは、単に第1周縁導電部247cと第1接触導電部と247aの間の導通を図ればよい。
このため、第1リード部247bを狭幅とすれば、導体247全体を一定の幅(図6の破線)とした場合に比べ、領域Sの部分の導電材料を不要とすることができ、導電材料の使用量を削減できる。又、領域Sで保護層241が露出しているので、対向する第2固体電解質層221との密着性が向上する。さらに、焼成時に変形し易いスルーホールの第1周縁導電部247cから遠ざけた位置に、第1周縁導電部247cよりも大きな面積の第1接触導電部247aを設けているので、導体222との電気的な接続信頼性も高くなる。
なお、焼成時に変形し易いスルーホールの第1周縁導電部247cから、なるべく遠ざけた位置で第2導体222との電気的接続を行う点からは、第1リード部247bの長さを長くすることが好ましい。但し、第1リード部247bの長さが長すぎると導電材料の節約量が少なくなることや、電気抵抗が高くなるので、例えば、第1周縁導電部247cの直径を0.48mmとしたとき、第1リード部247bの長さを0.5〜1.35mm程度(つまり、第1リード部247bの長さが第1周縁導電部247cの直径の1〜3倍程度)とすることが好ましい。
一方、導体247に接続され、「第2導体」に相当する導体222は、導体247と同一の構成を有しており、第2スルーホール221h1の第2周縁導電部222cと、第2周縁導電部222cより狭幅の第2リード部222bと、第2リード部222bより広幅で円形の第2接触導電部222aをこの順に長手方向に一体に形成してなる。
そして、導体222の第2接触導電部222aが、第1接触導電部247aとほぼ重なるようにして、両者が電気的に接続されている。なお、第2リード部222bを狭幅とすれば、導体222全体を一定の幅(図6の破線)とした場合に比べ、導電材料の使用量を削減できる。又、第2固体電解質層221が露出しているので、対向する保護層241との密着性が向上する。さらに、焼成時に変形し易いスルーホールの第2周縁導電部222cから遠ざけた位置に、第2周縁導電部222cよりも大きな面積の第2接触導電部222aを設けているので、導体247との電気的な接続信頼性も高くなる。
なお、第1リード部247bと第2リード部222bとは、接触している。これにより、導体247と導体222との電気的な接続信頼性もさらに高くなる。
図7は、本発明の実施形態に係るガスセンサであって、上記スルーホールラインCの導体249と接続部223cの組合せ(図5のC1)を示す部分斜視図である。
図7において、「第1導体」に相当する導体249は、導体247と同一の構成を有しており、スルーホール241h3の第1周縁導電部249cと、第1周縁導電部249cより狭幅の第1リード部249bと、第1リード部249bより広幅で円形の第1接触導電部249aをこの順に長手方向に一体に形成してなる。
一方、導体249に接続され、「第2導体」に相当する接続部223cは、均一幅の長尺状をなしている。そして、導体249の第1接触導電部249aが、接続部223cの所定位置に重なるようにして、両者が電気的に接続されている。
図8は、導体247の変形例となる導体347を示す上面図である。導体347は、導体247と同様に、スルーホール241h1の第1周縁導電部347cと、第1リード部347b1、347b2と、円形の第1接触導電部347aをこの順に長手方向に一体に形成してなる。但し、導体347は2本の第1リード部347b1、347b2を有し、これらの第1リード部347b1、347b2は、導体247の長手方向に離間して並び、端部でそれぞれ第1周縁導電部347c及び第1接触導電部347aに一体に接続している。ここで、第1リード部347b1、347b2が2本以上からなる場合には、すべての第1リード部の合計幅を「第1リード部の幅」と定義する。導体347においても、第1リード部347b1、347b2の幅は導体347のうち、最も狭幅である。
導体347のように、リード部を複数本設けた場合、そのうち1本のリード部が断線しても、他のリード部が導通を保つため、電気的な接続信頼性がさらに高くなる。なお、図8における変形例は、第1導体に限らず、第2導体についても適用できる。
図9は、導体247の変形例となる導体447を示す上面図である。導体447は、導体247と同様に、第1スルーホール241h1の第1周縁導電部447cと、第1リード部447bと、円形の第1接触導電部447aをこの順に長手方向に一体に形成してなる。
導体447においては、第1接触導電部447aの内側の中心部分に導電材料が形成されていない円形領域Vが存在する。つまり、第1接触導通部447aは円環状に形成されている。このようにすると、第1接触導電部447aに用いる導電材料の量を同一としても、第1接触導電部447aの外形を大きくすることができるので、各セラミック層を積層する際に多少ずれが生じても、相手となる導体と第1接触導電部447aが確実に接することができる。なお、図9における変形例は、第1導体に限らず、第2導体についても適用できる。
なお、本発明において、第1接触導電部及び/又は第2接触導電部が「環状形状」を有するというとき、環は円環に限られず、例えば、矩形状、多角形、楕円、不定形等の外形を有する環であってもよい。
図10は、導体247の変形例となる導体547を示す上面図である。導体547は、導体247と同様に、第1スルーホール241h1の第1周縁導電部547cと、第1リード部547b1、547b2と、円形の第1接触導電部547aをこの順に長手方向に一体に形成してなる。但し、導体547は、全体として第1周縁導電部547cと第1接触導電部547aとを結ぶ方向に長い長円状をなし、導体547の中央に矩形状のくり抜き部Cが設けられている。このため、くり抜き部Cの周縁のうち、導体547の長手方向に沿った2つの辺が、それぞれ2本の第1リード部547b1、547b2を構成している。又、導体547の場合も2本の第1リード部547b1、547b2の合計幅を「リード部の幅」と定義する。
なお、最も狭幅な部分をリード部と定義するため(図10の破線部分)、長円状の導体547の場合、第1周縁導電部547cと第1接触導電部547aとは、いずれも矩形と円とを結合した形状をなしている。
導体547のように、リード部を複数本設けた場合、そのうち1本のリード部が断線しても、他のリード部が導通を保つため、電気的な接続信頼性がさらに高くなる。又、導体547の場合、全体の外形が長円状であり、亜鈴状に比べて形状が単純であるため、導体をペースト印刷する際の印刷が容易となると共に、外形に突出部等がないため、導体の断線や破損等も少なくなる。なお、図10における変形例は第1導体に限らず、第2導体についても適用できる。
本発明は上記した実施形態に限定されず、本発明の思想と範囲に含まれる様々な変形及び均等物に及ぶことはいうまでもない。例えば、本発明のガスセンサとしては酸素センサ、空燃比センサ、NOxセンサ、CO2センサなどが挙げられる。また、導体の全体の形状、周縁導電部、リード部、接触導電部の形状は特に限定されない。
本発明の実施形態に係る酸素センサ(ガスセンサ)の構成を示す断面図である。 ガス検出素子の構成を示す分解斜視図である。 スルーホールラインAの断面構成を示す図である。 スルーホールラインBの断面構成を示す図である。 スルーホールラインCの断面構成を示す図である。 スルーホールラインAの導体247と導体222の組合せを示す部分斜視図である。 スルーホールラインCの導体249と導体223cの組合せを示す部分斜視図である。 導体247の変形例を示す上面図である。 導体247の別の変形例を示す上面図である。 導体247のさらに別の変形例を示す上面図である。 焼成により周縁導体部に反り等の変形を生じ、相手材との間に間隙が生じた状態を示す図である。
100 ガスセンサ
200 ガス検出素子
211、221、231、241 セラミック層
241 保護層
221 第2固体電解質層
211h、221h1、221h2、231h1、231h2、241h1、241h
2、241h3 スルーホール
222、223c 第2導体
247 第1導体
247a (第1導体の)第1接触導電部
247b (第1導体の)第1リード部
247c (第1導体の)第1周縁導電部

Claims (6)

  1. 複数のセラミック層が積層され、先端側に検出部が形成された長手方向に延びる板状のガス検出素子を備えたガスセンサであって、
    前記複数のセラミック層のうち、第1スルーホールが形成された第1セラミック層の面上に、第1スルーホール導体と電気的に接続するように該第1スルーホールの周縁に設けられた第1周縁導電部と、該第1周縁導電部より狭幅の第1リード部と、該第1リード部より広幅の第1接触導電部とをこの順に長手方向に一体に形成してなる第1導体が形成され、
    前記複数のセラミック層のうち、前記第1導体に対向する第2セラミック層の面上には、少なくとも前記第1接触導電部と電気的に接続する第2導体が形成されているガスセンサ。
  2. 前記第2セラミック層には、前記第1スルーホールと連結する第2スルーホールが形成され、前記第2導体は、第2スルーホール導体と電気的に接続するように該第2スルーホールの周縁に設けられた第2周縁導電部と、該第2周縁導電部より狭幅の第2リード部と、該第2リード部より広幅の第2接触導電部とをこの順に長手方向に一体に形成してなり、少なくとも前記第1接触導電部と前記第2接触導電部とが電気的に接続されている請求項1記載のガスセンサ。
  3. 前記第1リード部及び/又は前記第2リード部は、その長手方向に2本以上延びる請求項1又は2記載のガスセンサ。
  4. 前記第1接触導電部及び/又は前記第2接触導電部は、環状形状を有する請求項1〜3のいずれかに記載のガスセンサ。
  5. 前記第1接触導電部の面積は、前記第1周縁導電部の面積よりも大きい、及び/又は前記第2接触導電部の面積は、前記第2周縁導電部の面積よりも大きいことを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のガスセンサ。
  6. 前記第1セラミック層の主成分である第1セラミックと、前記第2セラミック層の主成分である第2セラミックとは異なる材料であることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載のガスセンサ。
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