JP5080484B2 - 締結具駆動工具用の打込深さ調節機構 - Google Patents

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Description

本発明は、一般に、空圧工具、コードレスのフレーミング、トリミング工具のような締結具駆動工具に関する。より詳細には、本発明は、締結具駆動工具用の打込深さ調節機構に関する。
本引用によって本明細書に包含される米国特許第6543644号には、締結工具、特に、ワーク内に締結具を打込む際に使用する空圧式フレーミング工具が例示されている。このような締結具駆動工具は、イリノイ州バーロンヒルズ(Verron Hills)所在のITWパスロード(Paslode)社(イリノイツールワークス社の一部門)から市販されている。
このような工具は、空圧シリンダを収容するハウジングを内蔵している。シリンダ内にはピストン組立体が摺動自在に取付けられており、該ピストン組立体によって、シリンダは、ピストン組立体の一側の駆動室と、その反対側の復帰室に分割される。ピストン組立体は、ピストンヘッドと、シリンダ内に配設された剛性駆動ブレードとを含んでいる。可動式のバルブプランジャがピストンヘッドの上方において方向付けされている。
トリガを引くと、トリガバルブが閉じ、外気への通路が開放される。この時、駆動室内の空気圧が復帰室内の空気圧よりも高くなっており、これによってピストンおよび駆動ブレードが下動し、位置決めされている締結具に衝突し、締結具がワーク内に打込まれることになる。締結具は、マガジンなどの供給組立体からノーズ部内に供給されており、この内部において、これらは、駆動ブレードの衝撃を受けるべく適切に位置決めされた向きにおいて保持されている。
ピストンが下動するのに伴って、シリンダ内の空気が一連の孔を通じて復帰空気室内に駆動される。トリガが解放された後に、圧縮空気がバルブプランジャを元の位置に押し戻し、これにより、ピストンヘッドへの空気の流れが遮断される。この時、下向きの圧力は存在しておらず、従って、復帰室内の圧縮空気によってピストンヘッドを上方に押し戻すことができる。ピストンヘッドの上方の空気は、工具内から外気に強制排気される。
空圧式フレーミング工具について上述したが、燃焼式、爆薬作動式および/または電動式工具などのその他のタイプの締結具駆動工具も、当技術分野で周知であり、また、本打込み深さ調節機構と共に使用することができよう。
締結具を打込む用途で要求される1つの動作特性は、締結具の打込み深さを予測可能に制御する能力である。外観を考慮し、いくつかの用途は、締結具をワークの表面よりも下方に埋め込むことを必要とし、或いは、締結具をワークの表面と同一平面をなすように打込むことを必要としたり、更には、締結具がワークの表面よりも上方に立ち上がることを必要としている用途もあろう。深さの調節は、空圧式工具や燃焼動力式工具では、工具のノーズ部に対して移動可能な打込みプローブと称される工具制御機構を通じて実現されている。打込みプローブの移動範囲が、通常、締結具の打込み深さの範囲を定義している。
従来の深さ調節機構の1つの欠点は、1つのタイプの調節しか許容されていないという点にあり、これは、通常、粗調節である。このモードでは、ロックが解放されており、打込みプローブは、ノーズ部に対して相対的に自由に移動する。望ましい調節が実現された後に、プローブをその位置に固定する。ユーザーは、打込み深さを特定の計測値に正確に設定することが必要な設計が多数存在する。調節機構が粗調節しかできないと、これを実現するのは困難であり、従って、ユーザーは、打込み深さの正しい計測値を得るべく、試行錯誤により、打込み深さを複数回にわたって調節しなければならないであろう。
また、微調節しかできない工具もある。これは、回転調節装置またはバレルに係合している付勢された係止機構(detent)を使用して提供されている。但し、このようなシステムの多くは、工具の衝撃の反復に起因し、長期間にわたる使用に伴って、その望ましい位置を失うことが判明している。
米国特許第6543644号明細書
従って、締結具駆動工具で使用する単一の打込み深さ調節機構であって、微調節および粗調節設定の双方で機構を調節可能とした打込み深さ調節機構が必要となっている。
また、容易にアクセス可能であると共に、熟練した建築作業者/請負業者および素人の双方が同様に操作可能な締結具駆動工具用の打込み深さ機構を提供するというニーズも存在している。
更には、繰り返される工具の衝撃にも拘わらず、その調節の位置決めを維持すべく十分に強力である打込み深さ機構に対するニーズも存在している。
上に列挙したニーズまたはこれらを上回るものが、空圧式フレーミング工具のような締結具駆動工具用の本発明による打込深さ調節機構によって充足される。
本発明による打込深さ調節機構は、熟練した請負業者、素人の双方が同様に容易に操作可能な装置を提供している。更には、本発明による打込深さ調節機構は、微調節、粗調節の何れも可能であり、ユーザーは、各用途のニーズに基づいて本機構を調節可能である。また、本発明による打込深さ調節機構は、反復的かつ連続的な工具の衝撃にも拘わらず、望ましい深さの位置を維持すべく十分に強力である。
具体的には、軸を定義しているハウジング構造と、このハウジング構造から略軸方向に延設されたノーズ部とを有した締結具駆動工具用の本発明による打込深さ調節機構は、ノーズ部を往復運動可能に収容するように形成されたスリーブと、ボアとを有した下部ワーク接触要素と、第1の端部においてハウジング構造に取付けられた上部ワーク接触要素と、を含んでいる。回転可能なサムホイール組立体は、前記ボアと螺合可能な第1の部分、ユーザーがアクセス可能なサムホイール、および、少なくとも1つの係止組立体を有した第2の部分を具備している。第2の部分は、上部ワーク接触要素の第2の端部によって受容されるように構成されている。前記少なくとも1つの係止組立体は係止バネと、係止部材とを含んでいる。本発明による打込深さ調節機構は、上部ワーク接触要素に対してサムホイール組立体を保持するための保持機構を更に含んでいる。前記保持機構は、前記サムホイール組立体の第2の部分を受容するように形成された孔を有したブッシュを具備し、前記ブッシュの孔は、係止位置において前記係止部材を受容し前記孔と連通する室を含んでおり、前記ユーザーが何れかの方向に前記サムホイールを回転させると、該ユーザの操作によって係止組立体の付勢力が克服され、この結果、前記係止部材が前記ブッシュの室から解放されるようになっている。前記保持機構は、保持ピンと、前記保持ピンを受容するためのピン穴とを含んでおり、前記保持ピンは、前記上部ワーク接触要素に対して前記サムホイール組立体の第2の部分と回転自在に係合している。前記サムホイール組立体は、前記保持ピンを受容するように形成、配置された環状の溝を具備している。休止位置と作動位置の間で前記ノーズ部に対して前記打込深さ調節機構を付勢すべく構成された付勢要素が、前記ハウジング構造と前記ブッシュとの間に配置されている。サムホイールが何れかの方向に第1の部分に対して回転すると、下部ワーク接触要素の位置がノーズ部に対して移動する。前記係止組立体は、前記サムホイール組立体において前記環状の溝と該サムホイール組立体の直径を大きくした部分との間に配置されている。
図1、2に示すように、締結具駆動工具用の打込深さ調節機構が、全体的に参照符号10によって指示されている。工具11は、空気シリンダ(図示せず)を収容しているハウジング構造12と、該ハウジング構造から略軸方向に延設されたノーズ部14とを含み、ハウジング構造は軸を定義している。
図1、図2、図5〜図7に最良に示すように、打込深さ調節機構10は、第1の端部18においてハウジング構造12に取付けられた上部ワーク接触要素16を含んでいる。好ましくは、第1の端部18は、この技術分野で周知のように、垂直摺動移動用に構成されたトラック(図示せず)内で、ハウジングの下部の後方位置において、ハウジング構造12に取付けられている。上部ワーク接触要素16は、また、この技術分野で周知のように、ロールピン(図示せず)を利用し、トラック上に拘束されている。但し、この技術分野で周知のように、上部ワーク接触要素16をハウジング12に取付けるための他の方法を利用することも可能であることを理解されたい。
下部ワーク接触要素20は、図1、図2、図5〜図7に示すように、ノーズ部14を往復運動可能に収容するように形成されたスリーブ22を具備している。但し、この技術分野で周知のように、ノーズ部14を摺動自在に収容すべく他の構成も可能であろう。
機構10は回転式のサムホイール組立体24を更に含んでいる。該サムホイール組立体は、下部ワーク接触要素20と係合可能な第1の部分26と、ユーザーがアクセス可能なサムホイール28と、少なくとも1つの係止組立体32を有した第2の部分30とを具備している。第2の部分30は、上部ワーク接触要素16の第2の端部34によって受容されるように構成されている。図5〜図7に示すように、サムホイール組立体24は、上部ワーク接触要素16と下部ワーク接触要素20との間を間接的に連結し、また機構10の中央組立***置となっている。
次に図1を参照すると、打込深さ調節機構10は、下部ワーク接触要素20に設けられたボア36を更に含んでいる。ボア36は、好ましくは、内側にネジが形成されると共に、締結具駆動工具11の打込み深さを調節するために、好ましくは外側にネジが形成された第1の部分26に螺合している。
本形態による打込深さ調節機構10によれば、ユーザーが、第1の部分26に対してサムホイール28を何れかの方向に回転すると、下部ワーク接触要素20の位置がノーズ部14に対して移動する。第1の部分26とボア36とが螺合しているので、サムホイール28を360°回転させた回数に応じて、機構10は、深さの微調整と粗調節の双方を提供可能であると考えられる。
図1、図5〜図7に示すように、サムホイール28は、チェッカーリング、リブ、縦溝のような表面処理が施された(textured)外部表面38を含んでいる。更には、サムホイール28は、第1と第2の部分26、30よりも大きな直径を有していることが好ましい。表面処理が施された外部表面38、および、相対的に大きな直径をサムホイール28に与えることにより、ユーザーによるサムホイールの操作が容易になるものと考えられる。更には、サムホイール28が外側に配置されているため、ワークとの関係における工具11の配置とは無関係に、ユーザーは、サムホイールに対して多くの方向から容易にアクセス可能であると考えられる。
図1〜図4を参照すると、少なくとも1つの係止組立体32は、係止バネ40と、係止部材42を含んでいる。なお、この技術分野で周知のように、係止部材42は、一般に、形状が球状であるが、その他の形状も利用可能であることは理解されよう。
また、図1、2に示すように、打込深さ調節機構10は、上部ワーク接触要素16に対してサムホイール組立体24を保持するための保持機構44を含んでいる。保持機構44は、好ましくは、サムホイール組立体の第2の部分30を軸方向に受容するように形成された孔46を有したブッシュである。係止部材42は、係止位置において係止バネ40により第2の部分30内の有底状のボア48からわずかに外側に突出するように付勢され(図2、3)、解除位置において、開口部から後退するように押動可能である(図4)。係止バネ40によって付勢されているので、サムホイール28が回転する間、係止部材42は、係止位置と解除位置の間で移動するものと考えられる。
なお、開口部48は、略円筒形で、かつ、略球形の係止部材42に対応するように形成されているが、前述のように、他の形状または構成も利用可能である。
次に図3、4を参照すると、ブッシュ孔46は、該ブッシュ孔と連通する室5を含んでいる。該室は、係止位置において係止部材42を受容するように形成されている。ユーザーが何れかの方向にサムホイール28を回転させると、このユーザの操作は、係止バネ40による係止組立体の付勢力を克服して、係止部材42をブッシュの室50から脱離させる(図4)。サムホイール28が360°回転したすると、係止部材42は、係止位置に戻る(図3)。ブッシュの室50は、好ましくは、その形状が略半球で、略球状の係止部材42に対応するように構成されている。但し、この技術分野で周知のように、室が係止部材42の形状に略対応している限り、室50用に他の形状を利用することも可能であることは理解されよう。
図1、2を再度参照すると、保持機構またはブッシュ44は、保持ピン54を受容するためのピン穴52を含んでおり、この保持ピンは、上部ワーク接触要素16に対してサムホイール組立体の第2の部分30に取外可能に係合している。この連結を更に容易にするために、第2の部分は、保持ピン54を受容するように形成、配置された環状の溝56を含んでいる。従って、保持ピン54は、ピン穴52を貫通すると共に、環状の溝56と係合している。保持ピン54は、環状の溝56から摺動自在に取外可能であるので、この係合は、上部ワーク接触要素16とサムホイール組立体24の間における安全で回転自在の連結を提供していると同時に、取外可能な連結を提供しているものと考えられる。なお、本明細書では、上部ワーク接触要素16およびサムホイール組立体24を回転自在に連結するための1つの方法について説明しているが、この技術分野で周知の他の装着方法を利用することも可能であることを理解されたい。
次に図2、図5〜図7を参照すると、打込深さ調節機構10は、ハウジング構造12と保持機構44間に配置された付勢要素58を更に含んでいる。付勢要素58は、休止位置と作動位置(ぞれぞれ、図5、6、7)との間で、ノーズ部14に対して、打込深さ調節機構10を付勢すべく構成されている。具体的には、工具11をワーク(図示せず)に対して押圧すると、サムホイール組立体24および保持機構44によって1つに保持されている下部ワーク接触要素20および上部ワーク接触要素16の双方が、付勢要素56の付勢に抗して一緒に動作位置へと上動する。
サムホイールは、軸方向には固定状態に、但し、上部ワーク接触要素16に対しては回転可能な状態に留まっており、ユーザーが、工具11によって打込まれる締結具の打込み深さを調節するためにサムホイール28を回転させると、下部ワーク接触要素20がサムホイールに対して移動する。図6、7に示すように、サムホイール28が回転すると、下部ワーク接触要素20の軸方向の移動に基づいて打込み深さが変更される。
具体的には、図6は、「開始」位置おけるサムホイール組立体24を示している。開始位置において、下部ワーク接触要素22は、ノーズ部14の下端と同一平面上にあり、かつ、サムホイール28は回転されていない。図7に示すように、1つの方向にサムホイール28が回転すると、下部ワーク接触要素20は、ノーズ部14に対してワーク(図示せず)に向かって移動し打込み深さが長くなる。機構10の残りの部分は、静止した状態に留まっている。図示されてはいないが、下部ワーク接触要素20は、サムホイール28が反対方向に回転すると、ワーク(図示せず)から離れる方向に移動し、この結果、打込み深さが短くなる。前述のように、機構10の残りの部分は、下部ワーク接触要素20が移動する間、静止した状態に留まっている。
サムホイール28を360°回転させた回数に応じて、本形態による打込深さ調節機構10は、微調節、粗調節の双方を提供可能であると考えられる。具体的には、ユーザーが締結具の打込み深さの小量の調節のみを所望している場合には、サムホイール28を1回または2回回転させるだけでよい。然しながら、ユーザーが締結具の打込み深さを大きく調節することを望んでいる場合には、サムホイール28は、更に何回かの360°の回転を実行することが必要になる。締結具の打込み深さの微調節、粗調節の双方を許容するコンポーネントを有した打込深さ調節機構を提供することにより、機構は、熟練した請負業者および素人の双方にとって同様に使い易いものになると考えられる。更には、この構成は、微調節および粗調節を実行するために別個の機構を必要とする打込み深さ機構よりも構成要素が少なくなる。
本明細書では、打込深さ調節機構の特定の実施例について説明したが、当業者であれば、その更に広範な態様におけるかつ添付の請求項に記載されている本発明を逸脱することなしに、これに対して変更および、変形を実施可能であることを理解するであろう。
本発明による打込深さ調節機構の分解斜視図である。 締結具駆動工具内に組付けられた状態で示す本発明による打込深さ調節機構の部分断面図における断片側面図である。 図3の矢視線3−3に沿う係止位置における本発明による打込深さ調節機構の係止組立体の断面図である。 解除位置における図3の係止組立体の断面図である。 締結具駆動工具内に組付けられた状態で示す本発明による打込深さ調節機構の側面図であり、休止位置における工具を示す図である。 締結具駆動工具内に組付けられた状態で示す本発明による打込深さ調節機構の側面図であり、同一平面をなすように設定された機構と、作動の準備が整った工具を示す図である。 締結具駆動工具内に組付けられた状態で示す本発明による打込深さ調節機構の側面図であり、同一平面よりも上方に設定された機構と、作動の準備が整った工具を示す図である。
符号の説明
10 打込深さ調節機構
11 工具
12 ハウジング
14 ノーズ部
16 上部ワーク接触要素
20 下部ワーク接触要素
22 スリーブ
24 サムホイール組立体
26 第1の部分
28 サムホイール
30 第2の部分
32 係止組立体
34 第2の端部
36 ボア36
38 外部表面
40 係止バネ
42 係止部材

Claims (5)

  1. 軸を定義しているハウジング構造と、前記ハウジング構造から略軸方向に延設されたノーズ部とを有した締結具駆動工具用の打込深さ調節機構において、
    前記ノーズ部を往復運動可能に収容するように形成されたスリーブと、ボアとを有した下部ワーク接触要素と、
    前記ハウジング構造に対して第1の端部に取付けられた上部ワーク接触要素と、
    前記ボアと螺合可能な第1の部分、ユーザーがアクセス可能なサムホイール、および、少なくとも1つの係止組立体を有する第2の部分を有した回転自在のサムホイール組立体であって、前記第2の部分は、前記上部ワーク接触要素の第2の端部によって受容されるように構成され、前記少なくとも1つの係止組立体が係止バネと、係止部材とを含んで成る回転可能なサムホイール組立体と、
    前記上部ワーク接触要素に対して前記サムホイール組立体を保持するための保持機構とを具備し、
    前記保持機構は、前記サムホイール組立体の第2の部分を受容するように形成された孔を有したブッシュを具備し、前記ブッシュの孔は、係止位置において前記係止部材を受容し前記孔と連通する室を含んでおり、前記ユーザーが何れかの方向に前記サムホイールを回転させると、該ユーザの操作によって係止組立体の付勢力が克服され、この結果、前記係止部材が前記ブッシュの室から解放されるようになっており、
    前記保持機構は、保持ピンと、前記保持ピンを受容するためのピン穴とを含んでおり、前記保持ピンは、前記上部ワーク接触要素に対して前記サムホイール組立体の第2の部分と回転自在に係合しており、
    前記サムホイール組立体は、前記保持ピンを受容するように形成、配置された環状の溝を具備しており、
    前記ハウジング構造と前記ブッシュとの間に配置され、休止位置と作動位置の間で前記ノーズ部に対して前記打込深さ調節機構を付勢すべく構成された付勢要素を更に具備し、
    前記サムホイールが、前記第1の部分に対して何れかの方向に回転したときに、前記下部ワーク接触要素の位置が前記ノーズ部に対して移動するようになっており、
    前記係止組立体が、前記サムホイール組立体において前記環状の溝と該サムホイール組立体の直径を大きくした部分との間に配置されている打込深さ調節機構。
  2. 前記サムホイールは、ユーザーが容易に把持し、回転できるように表面処理した(textured)外部表面を含む請求項1記載の打込深さ調節機構。
  3. 前記第2の部分は、前記係止組立体を受容するように形成された開口部を有しており、前記係止部材は、前記係止位置において前記第2の部分の開口部から外にわずかに突出するように付勢され、解除位置において前記開口部から後退するように押動可能であり、前記係止部材は、前記サムホイールが回転すると、前記係止位置と解除位置との間で移動する請求項1記載の打込深さ調節機構。
  4. 前記サムホイールは、前記第1と第2の部分よりも大きな直径を有している請求項1記載の打込深さ調節機構。
  5. 前記保持ピンは、前記室の反対側で前記ブッシュに係合する請求項1記載の打込深さ調節機構。
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