JP5079416B2 - 5−(3−ベンジルオキシシクロブタン)ヒダントインの製造方法 - Google Patents

5−(3−ベンジルオキシシクロブタン)ヒダントインの製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP5079416B2
JP5079416B2 JP2007192037A JP2007192037A JP5079416B2 JP 5079416 B2 JP5079416 B2 JP 5079416B2 JP 2007192037 A JP2007192037 A JP 2007192037A JP 2007192037 A JP2007192037 A JP 2007192037A JP 5079416 B2 JP5079416 B2 JP 5079416B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hydantoin
benzyloxycyclobutane
reaction
mol
syn
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2007192037A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2009029709A (ja
Inventor
興一 平澤
恵蘭 張
澄人 石津
孝二 浅田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokuyama Corp
Original Assignee
Tokuyama Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tokuyama Corp filed Critical Tokuyama Corp
Priority to JP2007192037A priority Critical patent/JP5079416B2/ja
Publication of JP2009029709A publication Critical patent/JP2009029709A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5079416B2 publication Critical patent/JP5079416B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)

Description

本発明は、光学材料、電子材料、医農薬原体及び中間体、診断薬原体及び中間体として重要な、ヒダントイン環を有する化合物及びその製造方法に関する。
ヒダントイン環を有する化合物は光学材料、電子材料、医農薬原体及び中間体、診断薬原体及び中間体の合成中間体として有用な化合物である。
ヒダントイン環を有する化合物(5−(3−ベンジルオキシシクロブタン)ヒダントイン、以後、ヒダントイン誘導体ともいう)の製造方法としては、水/メタノール混合溶媒中で、3−ベンジルシクロブタノンに炭酸アンモニウム、塩化アンモニウム、シアン化カリウムを反応させる合成方法が知られている(非特許文献1)。この方法で得られるヒダントイン誘導体は幾何異性体のシン体およびアンチ体が共存している。
人や動物に使用する医薬品類は幾何異性体や光学異性体等の一方の異性体が有効である場合が多い。両方の異性体が混在すると他方の異性体が著しい薬害を発現するケースがある。この問題を回避するため、医薬品として機能する一方の異性体のみを選択的に単離して医薬品類として使用する必要がある。この様にして、医薬品類の安全性、有効性が確保される。
非特許文献1においては、シン体とアンチ体とからなるヒダントイン誘導体をそれぞれの異性体に分割するためにカラムクロマトグラフィーを採用している。非特許文献1に記載されているカラムクロマトグラフィーによる分離条件は、シリカゲル95gを充填したカラムを用いてヒダントイン誘導体1gを展開し、シン体のヒダントイン誘導体500mgを単離している。
しかし、カラムクロマトグラフィーは小規模の精製に適しており、大規模な設備設計が困難であることに加え、カラムクロマトグラフィーは分離に長時間を要するので作業効率が悪く、また大量の溶離液を必要とするため大量の廃液が発生するため経済性に乏しい。更に、シリカゲルを大量に使用するため大量の産業廃棄物が発生し、しかも一回に取得できるシン体の量が極度に少ない問題がある。従って、カラムクロマトグラフィーによる幾何異性体の分割方法は、操作性、作業性、経済性の観点から、工業的な製造方法として通用する方法ではない。従って、シン体を高い選択率で製造できる工業的製造方法が求められている。
更に、上記非特許文献1の製造方法による場合、その収率はたかだか50%程度であり、更に高い収率のsyn-ヒダントイン誘導体の製造方法が求められている。
Applied Radiation and Isotopes、58巻、P657、2003年 2.2 Chemistry
本発明者等は、上記課題を解決するために種々検討した結果、ヒダントイン誘導体の製造において、(1)反応原料の配合量を特定の割合にすること、(2)反応温度を所定温度範囲に保つことにより、反応収率及びシン体の選択率を同時に向上できることを発見した。
本発明は、上記発見に基づいて完成するに至ったもので、その目的とするところは、反応収率が高く、且つシン体の選択率が高いヒダントイン誘導体の製造方法を提供することにある。
上記目的を達成する本発明は、以下に記載するものである。
〔1〕 3−ベンジルオキシシクロブタノンと、炭酸アンモニウムと、シアン化カリウムと、塩化アンモニウムとを、水およびアルコールの存在下に反応させる5−(3−ベンジルオキシシクロブタン)ヒダントインの製造方法において、
3−ベンジルオキシシクロブタノン1.0モルに対して炭酸アンモニウム及びシアン化カリウムをそれぞれ1.0〜2.0モル反応させると共に、炭酸アンモニウム1.0モルに対して塩化アンモニウムを0.2〜1.0モル使用し、反応温度を50〜58℃の温度範囲に制御して該反応を行うことを行うことを特徴とする5−(3−ベンジルオキシシクロブタン)ヒダントインの製造方法。
〔2〕 前記反応温度を反応開始後1時間以内に50〜58℃に上昇させ、以後該温度範囲に制御して反応を行うことを特徴とする〔1〕に記載の5−(3−ベンジルオキシシクロブタン)ヒダントインの製造方法。
〔3〕 アルコールとしてメタノールを使用する〔1〕または〔2〕に記載の5−(3−ベンジルオキシシクロブタン)ヒダントインの製造方法。
〔4〕 反応終了後に得られる反応混合液から常圧下でアルコールを留去する工程を含む〔1〕〜〔3〕の何れかに記載の5−(3−ベンジルオキシシクロブタン)ヒダントインの製造方法。
本発明の5−(3−ベンジルオキシシクロブタン)ヒダントインの製造方法においては、出発原料の3−ベンジルオキシシクロブタノンに対する他の原料化合物の配合量を、非特許文献1の配合量と比較して約1/10程度以下に低減している。その結果、後述する実施例、比較例のデータから分るように、理由は明らかではないが、作業性、収率、純度等を向上できる。
本発明の5−(3−ベンジルオキシシクロブタン)ヒダントインの製造方法においては、反応温度を50〜58℃に制御して反応させている。このように温度制御を行うことにより、昇華性の炭酸アンモニウムの昇華を抑制させ、反応中に炭酸アンモニウムによる冷却管の閉塞を有効に防止できる。さらに、冷却管を閉塞している炭酸アンモニウムの昇華量が多いと、製造された5−(3−ベンジルオキシシクロブタン)ヒダントインと昇華した炭酸アンモニウムとが接触しやすくなることが原因と考えられるが、これを分解させるようである。本発明においては、炭酸アンモニウムの配合量が少なく、その結果5−(3−ベンジルオキシシクロブタン)ヒダントインの分解が減少し、最終的に収率が従来法と比較し大幅(30%)に向上する。また、反応温度を反応開始後1時間以内に50〜58℃に上昇させることにより、純度をより向上させることができる。
また、反応終了後に得られる反応混合液から常圧下でアルコールを留去することにより、製造上、問題なく5−(3−ベンジルオキシシクロブタン)ヒダントインの取り出すことが可能となる。
以下、本発明を詳細に説明する。
本発明の、5−(3−ベンジルオキシシクロブタン)ヒダントインの製造方法においては、下記反応式(A)に示すように、出発原料である3−ベンジルオキシシクロブタノン(1)と、炭酸アンモニウムと、塩化アンモニウムと、シアン化カリウムとを反応させ、syn-5−(3−ベンジルオキシシクロブタン)ヒダントイン(2)及びanti-5−(3−ベンジルオキシシクロブタン)ヒダントイン(3)を製造する。
Figure 0005079416
出発原料である3−ベンジルオキシシクロブタノン(1)は、例えば前記非特許文献1の2.2.2欄に記載されている方法により製造できる。
炭酸アンモニウムの配合量は、出発原料である3−ベンジルオキシシクロブタノン(1)の1.0モルに対して、1.0〜2.0モルであり、1.0〜1.5モルがより好ましい。炭酸アンモニウムの配合量が、1.0モル未満の場合は、5−(3−ベンジルオキシシクロブタン)ヒダントインの収率が低下する。炭酸アンモニウムの配合量が、2.0モルを超える場合は、シン体の選択率が低下する傾向にある。また、反応中に炭酸アンモニウムが昇華して冷却管に析出して、冷却管を閉塞させやすくなり、その結果、5−(3−ベンジルオキシシクロブタン)ヒダントインが分解して反応収率が低下する傾向にある。
塩化アンモニウムの配合量は、炭酸アンモニウム1.0モルに対して、0.2〜1.0モルであり、0.3〜0.9モルがより好ましい。塩化アンモニウムの配合量が、0.2モル未満の場合は、ヒダントイン化反応が遅くなり、不純物も増加し、5−(3−ベンジルオキシシクロブタン)ヒダントインの収率が低下する。塩化アンモニウムの配合量が、1.0モルを超える場合は、シン体の選択率が低下し不純物が増加する傾向にある。また、反応収率が低下する傾向にある。
シアン化カリウムの配合量は、出発原料である3−ベンジルオキシシクロブタノン(1)の1.0モルに対して、1.0〜2.0モルであり、1.0〜1.5モルがより好ましい。シアン化カリウムの配合量が、1.0モル未満の場合は、5−(3−ベンジルオキシシクロブタン)ヒダントインの収率が低下する。シアン化カリウムの配合量が、2.0モルを超える場合は、シン体の選択率が低下し、不純物が増加する傾向にある。また、反応収率が低下する傾向にある。
反応は、水及びアルコールの存在下に行われる。水、及びアルコールの配合量は、反応を十分に進行できる量であれば特に制限されるものではない。また、水、及びアルコールの混合比も、特に制限されるものではなく、出発原料の配合量、反応条件等に応じて適宜決定してやればよい。一般的には、水とアルコールとの混合比は、質量基準で1:99〜99:1が好ましく、10:90〜90:がより好ましい。
アルコールとしては、炭素数1〜3のアルコールが好ましい。具体的には、メタノール、エタノール、1−プロパノール、2プロパノールが汎用的で好ましく、メタノールがより好ましい。
反応は、上記原料(3−ベンジルオキシシクロブタノン(1)、炭酸アンモニウム、塩化アンモニウム、シアン化カリウム)を混合した反応溶液中で行われる。炭酸アンモニウム、塩化アンモニウムは水に溶解または懸濁させ、3−ベンジルオキシシクロブタノン(1)はアルコールに溶解させ、炭酸アンモニウム、塩化アンモニウムが溶解または懸濁した水と、3−ベンジルオキシシクロブタノン(1)が溶解したアルコールとを混合し、最後にシアン化カリウムを混合することにより、反応を実施することが好ましい。このような手順で原料を混合することにより、より収率を高くすることができる。なお、本発明において、反応開始とは、全原料が混合された時点を指すものであり、上記の場合は、シアン化カリウムを混合した時点を反応開始とする。
上記各原料を混合した反応溶液は、反応温度が50〜58℃に制御される。反応温度が、50℃未満の場合は、反応が実質的に進行しない。反応温度が58℃を超える場合は、炭酸アンモニウムの昇華が著しくなり、アルコールの還流用に備えた冷却管を閉塞しやすくなる。更には、析出した炭酸アンモニウムが、生成するsyn-5−(3−ベンジルオキシシクロブタン)ヒダントイン(2)を分解する傾向が認められる。従って、炭酸アンモニウムを添加した後は、液温を、58℃を超える温度にすることは好ましくない。
また、本発明においては、使用する水、及びアルコールの温度を50〜58℃とすることにより、反応開始直後から反応温度を50〜58℃とすることも可能であるが、炭酸アンモニウムの取り扱いや、操作性を考慮すると、全原料を混合した後、反応溶液を加熱し、反応温度が50〜58℃の温度範囲となるように制御することが好ましい。つまり、反応を開始する際には、反応溶液の温度を50℃よりも低い温度とし、反応開始後に反応温度を50〜58℃に上昇させ、以後該温度範囲に制御して反応を行うことが好ましい。この場合、反応溶液の温度を50〜58℃の温度範囲に制御するのにかかる時間は、反応開始後、1時間以内であることが好ましく、さらに、50分間以内であることが好ましい。反応開始後、1時間以内に反応温度を50〜58℃に制御することにより、不純物をより少なくできる。
反応時間は、0.5〜100時間が好ましく、1〜50時間がより好ましい。反応時間が、0.5時間未満の場合は、収率が低下する。なお、この反応時間は、反応温度が50〜58℃の温度範囲に制御されている時間を指す。
上記反応条件で反応させた後、得られる反応混合液からsyn-5−(3−ベンジルオキシシクロブタン)ヒダントイン(2)及びanti-5−(3−ベンジルオキシシクロブタン)ヒダントイン(3)の混合物を単離する。単離方法は特に制限がなく、溶剤の留去、抽出、吸着、晶析等の任意の単離方法が採用できる。
溶剤を留去する場合には、先ず常圧下で反応混合液からアルコールを留去することが好ましい。常圧下でアルコールを留去することにより、反応混合液中に残存する炭酸アンモニウムの昇華を抑制できることができ、さらに、syn-5−(3−ベンジルオキシシクロブタン)ヒダントイン(2)及びanti-5−(3−ベンジルオキシシクロブタン)ヒダントイン(3)の混合物を安全に取り出せることができる。減圧下でアルコールを除去すると、原因は明らかではないが、反応混合液から泡が発生し、突沸するおそれがあり、操作性が低下する場合がある。
そのため、特に好ましい単離方法は、反応混合液中のアルコールを常圧下で留去し、その後得られるsyn-5−(3−ベンジルオキシシクロブタン)ヒダントイン(2)及びanti-5−(3−ベンジルオキシシクロブタン)ヒダントイン(3)の混合物を含む反応混合液を冷却することにより、syn-5−(3−ベンジルオキシシクロブタン)ヒダントイン(2)及びanti-5−(3−ベンジルオキシシクロブタン)ヒダントイン(3)の混合物を析出させる方法である。これらの目的化合物(2)、(3)は、更に精製することもできる。
以上のようにして得られる、目的化合物syn-5−(3−ベンジルオキシシクロブタン)ヒダントイン(2)及びanti-5−(3−ベンジルオキシシクロブタン)ヒダントイン(3)の混合物の異性体比(シン体/アンチ体)は、78/22〜85/15であり、より条件を選択すれば、81/19〜85/15のものとなり、本発明によれば、シン体の選択性が高いものを得ることができる。
以下、実施例により本発明を更に具体的に説明する。
比較例1
syn-5-(3-ベンジルオキシシクロブタン)ヒダントインおよびanti-5-(3-ベンジルオキシシクロブタン)ヒダントインの合成
Figure 0005079416
20Lの四つ口セパラブルフラスコに、温度計、コンデンサー、攪拌羽根を装着させた。炭酸アンモニウム 1250g(13モル)と塩化アンモニウム 278g(5.2モル)、イオン交換水 9kgをフラスコに加え溶解させた。次にエタノール7.1kgに溶解した3−ベンジルオキシシクロブタノン 236g(1.3モル)をフラスコに加え、25℃で30分攪拌し、さらにシアン化カリウム 380g(5.8モル)を加え2時間かけて60℃に昇温し、12時間攪拌した。反応中、30分毎にコンデンサーが閉塞したため、その都度コンデンサーを交換し対応した。反応終了後、減圧下で溶媒を留去しようとしたが、発泡が生じたので常圧下で乾固させ黄色固体を得た。これにイオン交換水 10kgを加え1時間攪拌後、固液分離し冷イオン交換水 100gで洗浄した。得られた湿体を60℃で12時間乾燥し、syn-5-(3-ベンジルオキシシクロブタン)ヒダントインおよびanti-5-(3-ベンジルオキシシクロブタン)ヒダントインの混合体 164g(収率51%)を得た。高速液体クロマトグラフィー(以後、HPLCともいう)により分析したところ、5-(3-ベンジルオキシシクロブタン)ヒダントイン以外の不純物量は22%、シン体/アンチ体=80/20であった。この比較例1及び以下に記載する実施例、比較例において用いたカラムはオクタデシルシリカゲル系のジーエルサイエンス(株)社製、商品名:イナートシルODS−3で、溶離液はアセトニトリル/リン酸バッファー=1/2(v/v)であった。このリン酸バッファーは20mモル/L リン酸二水素カリウム水溶液を使用した。
実施例1
syn-5-(3-ベンジルオキシシクロブタン)ヒダントインおよびanti-5-(3-ベンジルオキシシクロブタン)ヒダントインの合成
Figure 0005079416
10Lの四つ口フラスコに、温度計、コンデンサー、攪拌羽根を装着させた。炭酸アンモニウム 1110g(11.6モル)と塩化アンモニウム 251g(4.7モル)、イオン交換水 3kgをフラスコに加え溶解させた。次にメタノール 1600gに溶解した3−ベンジルオキシシクロブタノン 2kg(11.4モル)をフラスコに加え、さらにシアン化カリウム 766g(11.8モル)をフラスコに加えた。その後、45分間で55℃に昇温し、12時間攪拌した。反応中、コンデンサーの閉塞は全く生じなかった。
反応終了後、メタノールを常圧で留去した後、8℃に冷却し結晶をろ過操作にて固液分離した。常圧下でメタノールを留去した際、特に、発泡などは生じなかった。結晶を固液分離し、冷イオン交換水 500gで洗浄した。得られた湿体を40℃で12時間減圧乾燥した。得られた乾燥体はsyn-5-(3-ベンジルオキシシクロブタン)ヒダントインおよびanti-5-(3-ベンジルオキシシクロブタン)ヒダントインの混合体 2246g(収率80%)であり、高速液体クロマトグラフィーの分析により5-(3-ベンジルオキシシクロブタン)ヒダントイン以外の不純物量は1%、シン体/アンチ体=83/17であった。
実施例2
syn-5-(3-ベンジルオキシシクロブタン)ヒダントインおよびanti-5-(3-ベンジルオキシシクロブタン)ヒダントインの合成
10Lの四つ口フラスコに、温度計、コンデンサー、攪拌羽根を装着させた。炭酸アンモニウム 1110g(11.6モル)と塩化アンモニウム 251g(4.7モル)をイオン交換水 3kgをフラスコに加え溶解させた。次にメタノール 1600gに溶解した3−ベンジルオキシシクロブタノン 2kg(11.4モル)をフラスコに加え、シアン化カリウム 766g(11.8モル)をフラスコに加えた。その後10分間で55℃に昇温し、12時間攪拌した。反応中、コンデンサーの閉塞は全く生じなかった。反応終了後、8℃に冷却し結晶をろ過操作にて固液分離し、冷イオン交換水 500gで洗浄した。その後、結晶を固液分離し、得られた湿体を40℃で12時間減圧乾燥した。得られた乾燥体はsyn-5-(3-ベンジルオキシシクロブタノン)ヒダントインおよびanti-5-(3-ベンジルオキシシクロブタン)ヒダントインの混合体1966g(収率70%)であり、高速液体クロマトグラフィーの分析により5-(3-ベンジルオキシシクロブタン)ヒダントイン以外の不純物量は0.5%、シン体/アンチ体=82/18であった。
実施例3
syn-5-(3-ベンジルオキシシクロブタン)ヒダントインおよびanti-5-(3-ベンジルオキシシクロブタン)ヒダントインの合成
10Lの四つ口フラスコに、温度計、コンデンサー、攪拌羽根を装着させた。炭酸アンモニウム 1110g(11.6モル)と塩化アンモニウム 251g(4.7モル)、イオン交換水 3kgをフラスコに入れ溶解させた。次にエタノール 1600gに溶解した3−ベンジルオキシシクロブタノン 2kg(11.4モル)をフラスコに加え、さらにシアン化カリウム 766g(11.8モル)をフラスコに加えた。その後45分間で55℃に昇温し12時間攪拌した。反応中、コンデンサーの閉塞は全く生じなかった。反応終了後、エタノールを常圧で留去した後、8℃に冷却し結晶をろ過操作により固液分離し、冷イオン交換水 500gで洗浄した。エタノールを常圧で留去した際、特に、発泡などは生じなかった。得られた湿体を40℃で12時間減圧乾燥した。得られた乾燥体はsyn-5-(3-ベンジルオキシシクロブタン)ヒダントインおよびanti-5-(3-ベンジルオキシシクロブタン)ヒダントインの混合体 2106g(収率75%)であり、高速液体クロマトグラフィーの分析により5-(3-ベンジルオキシシクロブタン)ヒダントイン以外の不純物量は3.0%、シン体/アンチ体=82/18であった。
実施例4
syn-5-(3-ベンジルオキシシクロブタン)ヒダントインおよびanti-5-(3-ベンジルオキシシクロブタン)ヒダントインの合成
10Lの四つ口フラスコに、温度計、コンデンサー、攪拌羽根を装着させた。炭酸アンモニウム 2084g(21.7モル)と塩化アンモニウム 1036g(19.38モル)、イオン交換水 3kgをフラスコに加え溶解させた。次にメタノール 1600gに溶解した3−ベンジルオキシシクロブタノン 2kg(11.4モル)をフラスコに加え、さらにシアン化カリウム 1413g(21.7モル)をフラスコに加えた。その後、45分間で58℃に昇温し、12時間攪拌した。反応中、わずかに白色結晶の付着が観測されたがコンデンサーの閉塞は全く生じなかった。
反応終了後、メタノールを常圧で留去した後、8℃に冷却し結晶をろ過操作にて固液分離した。常圧下でメタノールを留去した際、特に、発泡などは生じなかった。結晶を固液分離し、冷イオン交換水 500gで洗浄した。得られた湿体を40℃で12時間減圧乾燥した。得られた乾燥体はsyn-5-(3-ベンジルオキシシクロブタン)ヒダントインおよびanti-5-(3-ベンジルオキシシクロブタン)ヒダントインの混合体 2190g(収率78%)であり、高速液体クロマトグラフィーの分析により5-(3-ベンジルオキシシクロブタン)ヒダントイン以外の不純物量は1.5%、シン体/アンチ体=81/19であった。
実施例5
syn-5-(3-ベンジルオキシシクロブタン)ヒダントインおよびanti-5-(3-ベンジルオキシシクロブタン)ヒダントインの合成
10Lの四つ口フラスコに、温度計、コンデンサー、攪拌羽根を装着させた。炭酸アンモニウム 1110g(11.6モル)と塩化アンモニウム 251g(4.7モル)、イオン交換水 3kgをフラスコに加え溶解させた。次にメタノール 1600gに溶解した3−ベンジルオキシシクロブタノン 2kg(11.4モル)をフラスコに加え、さらにシアン化カリウム 766g(11.8モル)をフラスコに加えた。その後、45分間で58℃に昇温し、12時間攪拌した。反応中、コンデンサーの閉塞は全く生じなかった。
反応終了後、メタノールを常圧で留去した後、8℃に冷却し結晶をろ過操作にて固液分離した。常圧下でメタノールを留去した際、特に、発泡などは生じなかった。結晶を固液分離し、冷イオン交換水 500gで洗浄した。得られた湿体を40℃で12時間減圧乾燥した。得られた乾燥体はsyn-5-(3-ベンジルオキシシクロブタン)ヒダントインおよびanti-5-(3-ベンジルオキシシクロブタン)ヒダントインの混合体 2246g(収率80%)であり、高速液体クロマトグラフィーの分析により5-(3-ベンジルオキシシクロブタン)ヒダントイン以外の不純物量は1%、シン体/アンチ体=83/17であった。
実施例6
syn-5-(3-ベンジルオキシシクロブタン)ヒダントインおよびanti-5-(3-ベンジルオキシシクロブタン)ヒダントインの合成
10Lの四つ口フラスコに、温度計、コンデンサー、攪拌羽根を装着させた。炭酸アンモニウム 1110g(11.6モル)と塩化アンモニウム 251g(4.7モル)、イオン交換水 3kgをフラスコに加え溶解させた。次にメタノール 1600gに溶解した3−ベンジルオキシシクロブタノン 2kg(11.4モル)をフラスコに加え、さらにシアン化カリウム 766g(11.8モル)をフラスコに加えた。その後、45分間で52℃に昇温し、12時間攪拌した。反応中、コンデンサーの閉塞は全く生じなかった。
反応終了後、メタノールを常圧で留去した後、8℃に冷却し結晶をろ過操作にて固液分離した。常圧下でメタノールを留去した際、特に、発泡などは生じなかった。結晶を固液分離し、冷イオン交換水 500gで洗浄した。得られた湿体を40℃で12時間減圧乾燥した。得られた乾燥体はsyn-5-(3-ベンジルオキシシクロブタン)ヒダントインおよびanti-5-(3-ベンジルオキシシクロブタン)ヒダントインの混合体 2162g(収率77%)であり、高速液体クロマトグラフィーの分析により5-(3-ベンジルオキシシクロブタン)ヒダントイン以外の不純物量は1%、シン体/アンチ体=83/17であった。
比較例2
syn-5-(3-ベンジルオキシシクロブタン)ヒダントインおよびanti-5-(3-ベンジルオキシシクロブタン)ヒダントインの合成
10Lの四つ口フラスコに、温度計、コンデンサー、攪拌羽根を装着させた。炭酸アンモニウム 874g(9.1モル)と塩化アンモニウム 5.9g(0.11モル)、イオン交換水 3kgをフラスコに加え溶解させた。次にメタノール 1600gに溶解した3−ベンジルオキシシクロブタノン 2kg(11.4モル)をフラスコに加え、さらにシアン化カリウム 593g(9.1モル)をフラスコに加えた。その後、45分間で58℃に昇温し、12時間攪拌した。反応中、コンデンサーの閉塞は観測されなかった。
反応終了後、メタノールを常圧で留去した後、8℃に冷却し結晶をろ過操作にて固液分離した。結晶を固液分離し、冷イオン交換水 500gで洗浄した。得られた湿体を40℃で12時間減圧乾燥した。得られた乾燥体はsyn-5-(3-ベンジルオキシシクロブタン)ヒダントインおよびanti-5-(3-ベンジルオキシシクロブタン)ヒダントインの混合体 561g(収率20%)であり、高速液体クロマトグラフィーの分析により5-(3-ベンジルオキシシクロブタン)ヒダントイン以外の不純物量は10%、シン体/アンチ体=80/20であった。
比較例3
syn-5-(3-ベンジルオキシシクロブタン)ヒダントインおよびanti-5-(3-ベンジルオキシシクロブタン)ヒダントインの合成
10Lの四つ口フラスコに、温度計、コンデンサー、攪拌羽根を装着させた。炭酸アンモニウム 2411g(25.1モル)と塩化アンモニウム 1583g(29.6モル)、イオン交換水 3kgをフラスコに加え溶解させた。次にメタノール 1600gに溶解した3−ベンジルオキシシクロブタノン 2kg(11.4モル)をフラスコに加え、さらにシアン化カリウム 1635g(25.1モル)をフラスコに加えた。その後、45分間で58℃に昇温し、12時間攪拌した。反応中、30分毎にコンデンサーの閉塞したためその都度コンデンサーを交換し対応した。
反応終了後、メタノールを常圧で留去した後、8℃に冷却し結晶をろ過操作にて固液分離した。結晶を固液分離し、冷イオン交換水 500gで洗浄した。得られた湿体を40℃で12時間減圧乾燥した。得られた乾燥体はsyn-5-(3-ベンジルオキシシクロブタン)ヒダントインおよびanti-5-(3-ベンジルオキシシクロブタン)ヒダントインの混合体 1488g(収率53%)であり、高速液体クロマトグラフィーの分析により5-(3-ベンジルオキシシクロブタン)ヒダントイン以外の不純物量は1%、シン体/アンチ体=80/20であった。
比較例4
syn-5-(3-ベンジルオキシシクロブタン)ヒダントインおよびanti-5-(3-ベンジルオキシシクロブタン)ヒダントインの合成
10Lの四つ口フラスコに、温度計、コンデンサー、攪拌羽根を装着させた。炭酸アンモニウム 1110g(11.6モル)と塩化アンモニウム 251g(4.7モル)、イオン交換水 3kgをフラスコに加え溶解させた。次にメタノール 1600gに溶解した3−ベンジルオキシシクロブタノン 2kg(11.4モル)をフラスコに加え、さらにシアン化カリウム 766g(11.8モル)をフラスコに加えた。その後、45分間で45℃に昇温し、12時間攪拌した。反応中、コンデンサーの閉塞は全く生じなかったが、高速液体クロマトグラフィーの分析の結果、反応が全く進行していない事を確認した。
比較例5
syn-5-(3-ベンジルオキシシクロブタン)ヒダントインおよびanti-5-(3-ベンジルオキシシクロブタン)ヒダントインの合成
10Lの四つ口フラスコに、温度計、コンデンサー、攪拌羽根を装着させた。炭酸アンモニウム 2411g(25.1モル)と塩化アンモニウム 251g(4.7モル)、イオン交換水 3kgをフラスコに加え溶解させた。次にメタノール 1600gに溶解した3−ベンジルオキシシクロブタノン 2kg(11.4モル)をフラスコに加え、さらにシアン化カリウム 766g(11.8モル)をフラスコに加えた。その後、45分間で55℃に昇温し、12時間攪拌した。反応中、30分毎にコンデンサーの閉塞を生じたためその都度コンデンサーを交換し反応した。
反応終了後、メタノールを常圧で留去した後、8℃に冷却し結晶をろ過操作にて固液分離した。結晶を固液分離し、冷イオン交換水 500gで洗浄した。得られた湿体を40℃で12時間減圧乾燥した。得られた乾燥体はsyn-5-(3-ベンジルオキシシクロブタン)ヒダントインおよびanti-5-(3-ベンジルオキシシクロブタン)ヒダントインの混合体 1865g(収率60%)であり、高速液体クロマトグラフィーの分析により5-(3-ベンジルオキシシクロブタン)ヒダントイン以外の不純物量は5%、シン体/アンチ体=77/23であった。
比較例6
syn-5-(3-ベンジルオキシシクロブタン)ヒダントインおよびanti-5-(3-ベンジルオキシシクロブタン)ヒダントインの合成
10Lの四つ口フラスコに、温度計、コンデンサー、攪拌羽根を装着させた。炭酸アンモニウム 1110g(11.6モル)と塩化アンモニウム 1583g(29.6モル)、イオン交換水 3kgをフラスコに加え溶解させた。次にメタノール 1600gに溶解した3−ベンジルオキシシクロブタノン 2kg(11.4モル)をフラスコに加え、さらにシアン化カリウム 766g(11.8モル)をフラスコに加えた。その後、45分間で55℃に昇温し、12時間攪拌した。反応中、コンデンサーの閉塞は全く生じなかった。
反応終了後、メタノールを常圧で留去した後、8℃に冷却し結晶をろ過操作にて固液分離した。結晶を固液分離し、冷イオン交換水 500gで洗浄した。得られた湿体を40℃で12時間減圧乾燥した。得られた乾燥体はsyn-5-(3-ベンジルオキシシクロブタン)ヒダントインおよびanti-5-(3-ベンジルオキシシクロブタン)ヒダントインの混合体 1544g(収率55%)であり、高速液体クロマトグラフィーの分析により5-(3-ベンジルオキシシクロブタン)ヒダントイン以外の不純物量は10%、シン体/アンチ体=77/23であった。
比較例7
syn-5-(3-ベンジルオキシシクロブタン)ヒダントインおよびanti-5-(3-ベンジルオキシシクロブタン)ヒダントインの合成
10Lの四つ口フラスコに、温度計、コンデンサー、攪拌羽根を装着させた。炭酸アンモニウム 1110g(11.6モル)と塩化アンモニウム 251g(4.7モル)、イオン交換水 3kgをフラスコに加え溶解させた。次にメタノール 1600gに溶解した3−ベンジルオキシシクロブタノン 2kg(11.4モル)をフラスコに加え、さらにシアン化カリウム 1635g(35.1モル)をフラスコに加えた。その後、45分間で55℃に昇温し、12時間攪拌した。反応中、コンデンサーの閉塞は全く生じなかった。
反応終了後、メタノールを常圧で留去した後、8℃に冷却し結晶をろ過操作にて固液分離した。結晶を固液分離し、冷イオン交換水 500gで洗浄した。得られた湿体を40℃で12時間減圧乾燥した。得られた乾燥体はsyn-5-(3-ベンジルオキシシクロブタン)ヒダントインおよびanti-5-(3-ベンジルオキシシクロブタン)ヒダントインの混合体 1460g(収率55%)であり、高速液体クロマトグラフィーの分析により5-(3-ベンジルオキシシクロブタン)ヒダントイン以外の不純物量は9%、シン体/アンチ体=77/23であった。

Claims (4)

  1. 3−ベンジルオキシシクロブタノンと、炭酸アンモニウムと、シアン化カリウムと、塩化アンモニウムとを、水およびアルコールの存在下に反応させる5−(3−ベンジルオキシシクロブタン)ヒダントインの製造方法において、
    3−ベンジルオキシシクロブタノン1.0モルに対して炭酸アンモニウム及びシアン化カリウムをそれぞれ1.0〜2.0モル反応させると共に、炭酸アンモニウム1.0モルに対して塩化アンモニウムを0.2〜1.0モル使用し、反応温度を50〜58℃の温度範囲に制御して該反応を行うことを特徴とする5−(3−ベンジルオキシシクロブタン)ヒダントインの製造方法。
  2. 前記反応温度を反応開始後1時間以内に50〜58℃に上昇させ、以後該温度範囲に制御して反応を行うことを特徴とする請求項1に記載の5−(3−ベンジルオキシシクロブタン)ヒダントインの製造方法。
  3. アルコールとしてメタノールを使用する請求項1または2に記載の5−(3−ベンジルオキシシクロブタン)ヒダントインの製造方法。
  4. 反応終了後に得られる反応混合液から常圧下でアルコールを留去する工程を含む請求項1乃至3の何れかに記載の5−(3−ベンジルオキシシクロブタン)ヒダントインの製造方法。
JP2007192037A 2007-07-24 2007-07-24 5−(3−ベンジルオキシシクロブタン)ヒダントインの製造方法 Active JP5079416B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007192037A JP5079416B2 (ja) 2007-07-24 2007-07-24 5−(3−ベンジルオキシシクロブタン)ヒダントインの製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007192037A JP5079416B2 (ja) 2007-07-24 2007-07-24 5−(3−ベンジルオキシシクロブタン)ヒダントインの製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009029709A JP2009029709A (ja) 2009-02-12
JP5079416B2 true JP5079416B2 (ja) 2012-11-21

Family

ID=40400623

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007192037A Active JP5079416B2 (ja) 2007-07-24 2007-07-24 5−(3−ベンジルオキシシクロブタン)ヒダントインの製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5079416B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JP2009029709A (ja) 2009-02-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP3044212B1 (en) Process for the large scale production of 1h- [1,2,3]triazole and its intermediate 1-benzyl-1h-[1,2,3]triazole
EP2462098B1 (en) Process for the preparation of derivatives of 1-(2-halobiphenyl-4-yl)-cyclopropanecarboxylic acid
JP4843232B2 (ja) 2−クロロ−5−クロロメチル−1,3−チアゾールの精製方法
JPH07110827B2 (ja) テトラブロムビスフエノ−ルaの製造方法
JP5079416B2 (ja) 5−(3−ベンジルオキシシクロブタン)ヒダントインの製造方法
EP2937331B1 (en) A process for preparing an intermediate of vitamin b1
JP2002528528A (ja) ケチミン類の製造方法
JP2006257026A (ja) 高純度の4,4’−ビスフェノールfと汎用純度のビスフェノールfの併産方法
US4686301A (en) Process for the preparation of 2,4-dinitrophenol alkoxyalkyl ethers
JP2006036710A (ja) 光学活性な3−ヒドロキシテトラヒドロフランの製造法
JP3823385B2 (ja) 2,4,5−トリフルオロ−3−ヨ−ド安息香酸およびそのエステル類の製造方法
US7041853B2 (en) Process for producing 4-bromothioanisole
RU2665713C2 (ru) Способ очистки 2-метилимидазола
JP2006290753A (ja) 2−(10、11−ジヒドロ−10−オキシジベンゾ〔b、f〕チエピン−2−イル)プロピオン酸の製造方法
JP3738470B2 (ja) 光学活性 1−(ジクロロ置換フェニル) エチルアミン類の製造方法
JP3694923B2 (ja) 光学活性 1−(2,4−ジクロロフェニル) エチルアミンの製造方法
EP3898598A1 (en) Method for producing (5s)-4-[5-(3,5-dichlorophenyl)-5-(trifluoromethyl)-4h-isoxazol-3-yl]-2-methyl-benzoic acid
JP2010077070A (ja) イミダゾール誘導体の精製方法
JPS62240638A (ja) 2−ヒドロキシ−ベンジルアルコ−ルの製造法
EP3704116A1 (en) Process for the synthesis of 2-benzhydryl-3 quinuclidinone
JPH0789891A (ja) ヒドロキシベンズアルデヒド誘導体の製造方法
WO2011150950A1 (en) 2-methyl-5-vinylpyridinium salts
JP2001072664A (ja) trans−4−置換−2−ピペリジンカルボニトリル類の製造方法
JPS60224672A (ja) β−ラクタム誘導体の製造法
JPS6281341A (ja) 2,5−ジ−tert−ブチルヒドロキノンの製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20100105

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120821

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120829

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150907

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5079416

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150