JP5078310B2 - 安否確認システム、携帯端末、安否確認方法、および安否確認プログラム - Google Patents

安否確認システム、携帯端末、安否確認方法、および安否確認プログラム Download PDF

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Description

この発明は安否確認システム、携帯端末、安否確認方法、および安否確認プログラムに関し、特に、携帯端末を利用してその携帯端末のユーザの安否を確認するための安否確認システム、携帯端末、安否確認方法、および安否確認プログラムに関する。
携帯電話は、その使用者が常に身近に持っている場合が多い。そのため、携帯電話自身が通信機能を有しているという特徴を利用して、携帯電話からその使用者の安否情報を、予め決めた装置へ通知するシステムが開示されている。
たとえば、特開2004−282165号公報(以下、特許文献1)では、一定時間、携帯電話のキー操作がない場合に異常発生通知メールを監視者の携帯電話へ送信するシステムが開示されている。このような従来のシステムでは、異常の発生を検出してその旨を通知することがなされている。
特開2004−282165号公報
しかしながら、特許文献1に開示されているような従来のシステムでは、異常発生通知メールを送信しようとした時点に、携帯電話が基地局電波の圏外にある場合や、電池が切れている場合や、電源スイッチが切れている場合や、ネットワークの障害や輻輳が発生した場合など、このような様々な要因により、送信ができない場合があるという問題がある。
また、携帯電話の使用者に異常が発生するような状況においては、上述のような要因が発生する確率は平常時よりも高いと考えられる。異常発生時にこのような要因が発生すると、安否確認システムとして本来の機能が満足に果たせず、重大な結果になってしまう場合もあり得る。
本発明はこのような問題に鑑みてなされたものであって、異常の発生の可能性を検出して報知することのできる安否確認システム、携帯端末、安否確認方法、および安否確認プログラムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明のある局面に従うと、安否確認システムは、第1携帯端末と第2携帯端末とを備え、第1携帯端末は、当該第1携帯端末に対して所定操作がなされたことを検出する検出手段と、予め設定されている所定時間間隔で、当該所定時間内に検出手段において上記所定操作がなされたことが検出されたか否かを確認し、当該所定時間内に所定操作がなされたことが検出されていると、上記所定時間経過後に、第2携帯端末に対して、その旨を通知するメールである異常なし通知メールを送信するメール送信制御手段と、異常なし通知メールを、所定期間、第2携帯端末に対して送信しないように設定する手段とを含み、メール送信制御手段は、第2携帯端末に対して、上記設定がなされたことを通知するメールを生成し、送信する。第2携帯端末は、第1携帯端末から送信されたメールを受信する受信手段と、受信手段でメールを受信したことを報知する報知手段と、受信手段において、第1携帯端末から異常なし通知メールを受信した受信時点から次に異常なし通知メールを受信するまでの経過時間を計時する計時手段と、異常なし通知メールを受信した受信時点から次に異常なし通知メールを受信するまでの経過時間が、所定時間よりも長い、予め規定されたしきい値以上である場合に、第1携帯端末の操作者に異常が発生した可能性がある旨を通知する通知手段とを含む。
好ましくは、第1携帯端末は、上記所定時間を変更する変更手段をさらに含む
ましくは、第1携帯端末は検出手段および/またはメール送信制御手段における設定の変更を受付ける手段をさらに含み、第1携帯端末のメール送信制御手段は、設定の変更がなされた場合に、その旨を通知するメールを生成し、第2携帯端末に対して送信する
ましくは、第2携帯端末は、受信手段で受信したメールの種別を判定する判断手段と、断手段において、受信手段で受信したメールが、第1携帯端末より送信された異常なし通知メールであることが判断されると、報知手段においてメールが受信されたことの報知を行なわないように制御する制御手段とをさらに含み、第2携帯端末の受信手段において、所定期間、第1携帯端末に対して異常なし通知メールを送信しないように設定されていることを通知するメールを受信すると、第2携帯端末の制御手段は、通知手段において異常の発生の可能性を通知しないように制御する
発明の他の局面に従うと、携帯端末は上記の安否確認システムに含まれる第1携帯端末に相当する携帯端末であって、当該携帯端末に対して所定操作がなされたことを検出する検出手段と、予め設定されている所定時間間隔で、当該所定時間内に所定操作がなされたことを通知するメールである異常なし通知メールを、所定期間、第2携帯端末に対して送信しないように設定されていない場合には、所定時間間隔で、当該所定時間内に検出手段において所定操作がなされたことが検出されたか否かを確認し、当該所定時間内に所定操作がなされたことが検出されていると、当該所定時間経過後に、予め記憶されている第2携帯端末に相当する他の装置に対して、その旨を通知するメールである異常なし通知メールを送信するメール送信制御手段とを備える。
本発明のさらに他の局面に従うと、携帯端末は上記の安否確認システムに含まれる第2携帯端末に相当する携帯端末であって、他の装置から送信されたメールを受信する受信手段と、受信手段でメールを受信したことを報知する報知手段と、受信手段で受信したメールの種別を判定する判断手段と、判断手段において、受信手段で受信したメールが、予め記憶している第1携帯端末に相当する装置より送信された、異常なし通知メールであることが判断されると、報知手段においてメールが受信されたことの報知を行なわないように制御する制御手段と、受信手段において、他の装置から異常なし通知メールを受信した受信時点から次に当該他の装置より異常なし通知メールを受信するまでの経過時間を計時する計時手段と、異常なし通知メールを受信した受信時点から次に異常なし通知メールを受信するまでの経過時間が予め規定されたしきい値以上である場合に、当該他の装置の操作者に異常が発生した可能性がある旨を通知する通知手段とを備え、他の装置は所定操作がなされたこと検知し、所定時間ごとに当該他の装置において当該所定時間内に所定操作がなされたことを通知する異常なし通知メールを当該端末装置に対して送信し、しきい値は、所定時間よりも長い、予め設定された時間である。
本発明のさらに他の局面に従うと、安否確認方法は第1携帯端末と第2携帯端末とを含む安否確認システムにおける安否確認方法であって、第1携帯端末において、所定操作がなされたことを検出するステップと、第1携帯端末において、予め設定されている所定時間間隔で、当該所定時間内に所定操作がなされたことを通知するメールである異常なし通知メールを、所定期間、第2携帯端末に対して送信しないように設定されていない場合には、所定時間間隔で、当該所定時間内に所定操作がなされたことが検出されている場合に当該所定時間経過後に、第2携帯端末に対して、その旨を通知するメールである異常なし通知メールを送信するステップと、上記設定がなされている場合には、上記設定がなされたことを通知するメールを生成し、第2携帯端末に対して送信するステップと、第2携帯端末において、第1携帯端末からメールを受信すると、当該メールが第1携帯端末より送信された異常なし通知メールであるか否かを判断するステップと、判断するステップにおいて受信したメールが異常なし通知メールでないと判断された場合にはメールが受信されたことを報知し、異常なし通知メールであると判断された場合には報知を行なわないように制御するステップと、第1携帯端末から異常なし通知メールを受信した受信時点から次に異常なし通知メールを受信するまでの経過時間を計時するステップと、計時するステップで計時された経過時間が、所定時間よりも長い、予め規定されたしきい値以上である場合に、第1携帯端末の操作者に異常が発生した可能性がある旨を通知するステップとを備える。
本発明のさらに他の局面に従うと、安否確認プログラムは複数の携帯端末を含む安否確認システムにおける安否確認処理を携帯端末に実行させるためのプログラムであって、所定操作がなされたことを検出するステップと、予め設定されている所定時間間隔で、当該所定時間内に所定操作がなされたことを通知するメールである異常なし通知メールを、所定期間、第2携帯端末に対して送信しないように設定されていない場合には、所定時間間隔で、当該所定時間内に所定操作がなされたことが検出されている場合に当該所定時間経過後に、複数の携帯端末のうちの自身とは異なる、予め記憶されている他の携帯端末に対してその旨を通知するメールである異常なし通知メールを送信するステップと、上記設定がなされている場合には、上記設定がなされたことを通知するメールを生成し、第2携帯端末に対して送信するステップと、複数の携帯端末のうちの自身とは異なる、他の携帯端末からメールを受信すると、当該メールが、他の携帯端末から送信された、当該他の携帯端末において上記検出するステップおよび上記送信するステップが実行されたことによって送信された異常なし通知メールであるか否かを判断するステップと、判断するステップにおいて受信したメールが異常なし通知メールでないと判断された場合にはメールが受信されたことを報知し、異常なし通知メールであると判断された場合には報知を行なわないように制御するステップと、他の携帯端末から異常なし通知メールを受信した受信時点から次に異常なし通知メールを受信するまでの経過時間を計時するステップと、計時するステップで計時された経過時間が、上記所定時間よりも長い、予め規定されたしきい値以上である場合に、上記他の携帯端末の操作者に異常が発生した可能性がある旨を通知するステップとを携帯端末に実行させる。
本発明にかかる安否確認システムでは、保護者側の携帯電話において、被保護者の異常発生の可能性を検出することができる。
以下に、図面を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明する。以下の説明では、同一の部品および構成要素には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同じである。
図1は、本実施の形態にかかる安否確認システム(以下、システムと略する)の装置構成の具体例を示す図である。
図1を参照して、本システムは、被保護者101の持つ携帯端末として携帯電話102と、保護者103の持つ携帯端末としての携帯電話104とを含み、これらの携帯電話102,104は、基地局等を含む通信網105を介して通信を行なう。
なお、本実施の形態においては、携帯端末が携帯電話であるものとするが、携帯端末は携帯電話に限定されず、パーソナルコンピュータやノート型コンピュータやPDAなどであってもよいし、時計やデジタルカメラや冷蔵庫や電灯など、通信機能を搭載し得る装置であればいかなる装置であってもよい。
図18は、本システムを構成する被保護者101の携帯電話102および保護者103の携帯電話104のハードウェア構成として、一般的な携帯電話のハードウェア構成の具体例を示すブロック図である。ここでは、本システムを構成する携帯電話102,104が同一のハードウェア構成の携帯電話であるものとする。
図18を参照して、携帯電話102,104は、ユーザとのインタフェースである入出力部140と、CPU(Central Processing Unit)等から構成されて、当該携帯電話102,104全体を制御する制御部120と、他の装置と通信するための通信部110と、ROM(Read Only Memory)やRAM(Random Access Memory)などから構成されて、制御部120において実行されるプログラムや、そのプログラムの中間データおよび他のコンピュータから受信したデータ等を記憶する記憶部130と、当該携帯電話102,104の加速度を検出する加速度センサ150と、GPS(Global Positioning System)や図示されない基地局との交信などを利用して現在位置を測定または取得する現在位置測定装置160とを含んで構成される。
通信部110は、通信網105を介して通信を行ない、他の携帯電話などの装置にデータの送受信を行なう。
さらに上述の入出力部140は、「1」、「2」などの数字ボタンおよび「R」、「L」などの方向ボタンなどを含むキーコード入力デバイス(キー)142と、ユーザに情報を表示するLCD(Liquid Crystal Display)などのディスプレイ144と、音声を入力するマイクロフォン146と、音声を出力するスピーカ148と、画像を撮影して入力するカメラ149とを含む。
また、制御部120は、その内部にタイマを含む。
後述する安否確認に関する処理は、携帯電話102,104のハードウェア、記憶部130に記憶され制御部120により実行されるソフトウェアにより実現される。なお、図18に示した携帯電話102,104の携帯電話機としての通常の動作は周知である。
図2は、本システムを構成する被保護者101の携帯電話102において、安否確認に関する処理を行なうための機能構成の具体例を示すブロック図である。
図2を参照して、携帯電話102の上記機能は、キー制御部202、充電制御部203、異常なし検出部204、全体制御部205、時間計測部206、メール送受信制御部207、通知メール検出部214、および認証処理部215を含んで構成される。さらに、記憶部130には、記憶領域として、異常なし通知メール送信間隔格納部208、送信先アドレス格納部209、異常なし検出有無格納部210、一時停止設定格納部211、メール格納部212、および異常あり判定時間格納部213が含まれる。
キー制御部202はキー142が操作されたことによる操作信号をキー142から受取り、異常なし検出部204に操作信号を入力する。充電制御部203は、図示しない充電池の充電具合を監視し、携帯電話102が充電台にセットされ充電が開始されたことや、充電台から取り外されたことを検出すると、異常なし検出部204に検出信号を入力する。また、電池の残量がしきい値以下であることを検出すると、全体制御部205に検出信号を入力する。加速度センサ150は当該携帯電話102の加速度が検出されると、異常なし検出部204に検出信号を入力する。
異常なし検出有無格納部210には、異常なしが検出された否かを示す情報が格納されている。一例としては、異常なしが検出された否かを示す情報としての安否確認済みフラグが格納されており、異常なしが検出された場合には上記フラグがONに、異常なしが検出されていない場合には上記フラグがOFFにされている。
異常なし検出部204は、キー制御部202からの操作信号、充電制御部203からの検出信号、および/または加速度センサ150からの検出信号に基づいて異常なしを検出し、検出結果を全体制御部205に入力する。全体制御部205は、異常なし検出有無格納部210に異常なしが検出されたことを格納するため、上述の安否確認済みフラグをOFFからONにする。
異常なし通知メール送信間隔格納部208には、予め被保護者101や保護者103等によって設定されている、後述する異常なし通知メールを携帯電話104に送信する時間間隔が格納されている。時間計測部206は、異常なし通知メール送信間隔格納部208に格納されている時間間隔を読出し、後述する全体制御部205からの制御信号に従って先の異常なし通知メールの送信から上記時間間隔の経過を測定して、上記時間間隔の経過を全体制御部205に通知する。
送信先アドレス格納部209には、予め被保護者101や保護者103等によって設定されている、後述する異常なし通知メールの送信先アドレス(ここでは携帯電話104のメールアドレス)が格納されている。全体制御部205は、時間計測部206からの上記通知に基づいて所定のタイミングで送信先アドレス格納部209から格納されている携帯電話104のメールアドレスを読出し、メール送受信制御部207に対して異常なし通知メールを送信するよう制御信号を入力する。また、時間計測部206に対して新たに時間間隔を計測するよう制御信号を入力する。また、全体制御部205は異常なし検出有無格納部210に格納されている上記の安否確認済みフラグをONからOFFにし、異常なしの検出結果をリセットする。また、全体制御部205は、現在位置測定装置160から現在位置を取得し、充電制御部203から現在の電池の残り量を取得し、これらの情報をメール送受信制御部207に入力する。
メール格納部212には、送信済みのメールや、未送信のメールや、定型メールのデータなどが格納されている。また、メール送受信制御部207が後述する異常なし通知メールの送信を管理するための情報が格納されている。一例としては、異常なし通知メールが送信された否かを示す情報としての異常なし通知メール未送信フラグが格納されており、異常なし通知メールが送信された場合には上記フラグがONに、送信されていない場合には上記フラグがOFFにされている。また、その他のメールについても、送信を管理するための未送信フラグ等の情報が格納されていてもよい。
一時停止設定格納部211には異常なし通知メールの送信を行なうか否かを管理するための情報が格納されている。一例としては、異常なし通知メールの送信を一時的に停止するか否かを示す情報としての異常なし通知メール一時停止フラグが格納されており、異常なし通知メールの送信を一時的に停止することが設定されている場合には上記フラグがONに、停止することが設定されていない場合には上記フラグがOFFにされている。また、停止する期間が設定されている場合には、その情報も格納されている。
メール送受信制御部207は、全体制御部205からの上記制御信号に従い、異常なし検出有無格納部210に格納されている安否確認済みフラグに応じて、メール格納部212に格納されている異常なし通知メールの定型データを読出して、入力された現在位置等の情報を用いて異常なし通知メールを作成し、上述の格納部に格納されているフラグ等を参照して異常なし通知メールの送信のタイミングを判断して、作成された異常なし通知メールを送信する。
異常あり判定時間格納部213は、予め被保護者101や保護者103等によって設定されている、保護者103の携帯電話104において被保護者101に異常が発生したと判断される時間である異常あり判定時間を格納する。全体制御部205は、時間計測部206で計測される、前回の異常なし通知メールを送信したときからの時間経過と、上記異常あり判定時間とに基づいて、必要に応じてディスプレイ144に警告を表示させたり、図示されないロック機構に制御信号を出力したりする。また、充電制御部203からの検出信号に基づいて、電池残量がしきい値以下となった場合には、その旨を通知するメールを送信するよう、メール送受信制御部207に制御信号を入力する。
メール送受信制御部207は、通信部110でのデータの送受信を制御し、メールが受信されたことが検出されるとメールの内容を通知メール検出部214に入力する。通知メール検出部214において、そのメールが携帯電話104からの、後述する異常なし通知メールを受信したことを通知するメールであるか否かが判定されて、その結果が全体制御部205に入力される。全体制御部205は、時間計測部206で計測される、前回の上記メールを送信したときからの時間経過と、上記判定とに基づいて、必要に応じてディスプレイ144に警告を表示させたり、スピーカ148から警告音を出力させたりする。
図3は、本システムを構成する保護者103の携帯電話104において、安否確認に関する処理を行なうための機能構成の具体例を示すブロック図である。
図3を参照して、携帯電話104の上記機能は、メール送受信制御部302、時間計測部303、全体制御部305、メール種別判断部309、および異常検出部310を含んで構成される。さらに、記憶部130には、記憶領域として、一般メール格納部306、異常なし通知メール格納部307、異常あり判定時間格納部308、および一時停止設定格納部312が含まれる。
メール送受信制御部302は、通信部110でのデータの送受信を制御し、メールが受信されたことが検出されるとメールの内容を全体制御部305に入力する。全体制御部305はメール種別判定部309へその内容を転送し、メール種別判定部309においてそのメールが異常なし通知メールであるか否かが判定され、その判定結果が全体制御部305に入力される。全体制御部305は、メール種別判定部309での判定結果に応じて、メール送受信制御部302から入力されたメールを一般メール格納部306または異常なし通知メール格納部307に格納する。また、判定結果に応じて、時間計測部303に対して新たに時間経過を計測するよう制御信号を入力する。また、判定結果に応じて、携帯電話102に対して異常なし通知メールを受信したことを通知するメールを送信するよう、メール送受信制御部302に制御信号を入力する。
異常あり判定時間格納部308には、予め保護者103等によって設定されている、異常の発生を検出するための時間間隔である異常あり判定時間が格納されている。異常検出部310は、時間計測部303より、直前に異常なし通知メールを受取った時から次の異常なし通知メールを受取った時までの経過時間を取得し、異常あり判定時間格納部308に格納されている異常あり判定時間を読出して、異常の発生を検出し、検出信号を全体制御部305に入力する。全体制御部305は検出結果に応じて、スピーカ148に対して警報音を鳴らすように制御信号を入力する。
一時停止設定格納部312には、保護者103等によって異常なし通知メールの送信を一時的に停止することが設定されているか否かを示す情報が格納されている。一例としては、異常なし通知メールの送信を一時的に停止することが設定されているか否かを示す情報としての異常なし通知メール一時停止フラグが格納されており、異常なし通知メールの送信を一時的に停止することが設定されている場合には上記フラグがONに、停止することが設定されていない場合には上記フラグがOFFにされている。また、停止する期間が設定されている場合には、その情報も格納されている。メール種別判定部309において、受信メールが、携帯電話102において異常なし通知メールの送信を一時的に停止していることを通知するメールであると判定された場合には、全体制御部305は、その内容に応じて上記フラグを設定する。異常検出部310は、異常の発生を検出する際、上記フラグの設定も参照する。
図4は、本システムでの安否確認に関する主な処理の流れを時系列で説明するための図である。図4において横軸は経過時間を表わし、本システムの作動を開始させた時点を経過時点が0の時点とする。
またこの例において、保護者103は、予め、被保護者101の携帯電話102に対して異常なし通知メール送信間隔格納部208に異常なし通知メールを送信する間隔を6時間と設定しておくものとする。また、予め、異常あり判定時間格納部308に、異常を検出するための時間として適切な時間を設定しておくものとする。この例では、異常なし通知メールを送信する間隔が6時間なので、異常なし通知メールが2回連続で受信できなかった場合に警報を発生させるようにするために、6時間×2+1時間で13時間と設定されることが好ましい。1時間を加えたのは、通信回線の混雑等でメールの配信の遅延があることを考慮に入れたものである。また、予め、送信先アドレス格納部209に、異常なし通知メールの送信先として携帯電話104のメールアドレスを設定しておくものとする。
図4を参照して、本システムの作動を開始すると、始めに、被保護者101のもつ携帯電話102より、異常なし通知メールが保護者103の携帯電話104のメールアドレスに宛てて送信される(ステップS1)。それと同時に、携帯電話102の時間計測部206は時間の計測を開始し、異常なし通知メールの送信後からの経過時間を計測する。
その後、携帯電話102のキー制御部202が、被保護者101のキー142の操作を検出すると異常なし検出部204において異常なしが検出される(ステップS2−1)。また、携帯電話102を充電台に置いて充電を開始すると、充電制御部203から異常なし検出部204へ通知され、異常なし検出部204において異常なしが検出される(ステップS2−2)。異常なし検出部204において異常なしが検出されると全体制御部205は、異常なし検出有無格納部210に異常なし検出が発生したことを格納する。
時間計測部206が、異常なし通知メールを送信する間隔として設定されている時間、すなわち6時間が経過したことを全体制御部205に通知すると、全体制御部205は送信先アドレス格納部209に格納されている保護者103の携帯電話104のメールアドレス宛てに異常なし通知メールを送信するよう、メール送受信制御部207に命令を出す。メール送受信制御部207はその命令に従い、異常なし通知メールを送信する(ステップS3)それと同時に時間計測部206はその時点から新たに時間計測を開始する。また、同時に全体制御部205は、異常なし検出有無格納部210の内容をリセットする。
なお、時間計測部206が異常なし通知メール送信間隔格納部208に設定されている時間、すなわち6時間が経過したことを全体制御部205に通知した時点で、異常なし検出有無格納部210の上記フラグの内容が検出なしであれば、異常なし通知メールの送信は行なわない。これは図4の12時間経過時点の挙動に相当する。この場合でも、時間計測部206はその時点から新たに時間計測を開始する。また、同時に全体制御部205は、異常なし検出有無格納部210の内容をリセットする。
保護者103の携帯電話104では、異常なし通知メールが届くと、メール種別判定部309においてそのメールが異常なし通知メールなのか、一般のメールであるのかが判定される。異常なし通知メールであると判定されたら、全体制御部305は、そのメールを異常なし通知メール格納部307に格納する。それと同時に時間計測部303の計測時間をリセットし、0に戻して計測を再び開始させる。
図4のような状況では、システム作動開始から31時間経過時点で、時間計測部303での計測時間が異常あり判定時間に達する。これにより、全体制御部305はスピーカ304へ警報音を鳴らすように指示する(ステップS4)。これにより、保護者103は、被保護者101に何か異常が発生した可能性があることを知ることができる。
図5は、異常なし通知メールの内容の具体例を示す図である。
図5に示されるように、異常なし通知メールには、異常なし通知メールを送信する間隔として設定されている時間内に異常なしが検出されたことと、送信時の携帯電話102の位置情報と、送信時の携帯電話102の電池残量とが含まれる。これにより、保護者103は、被保護者101について異常なしが検出されたことを知ることができる。なお、異常なし通知メールの内容は図5に示されるものに限定されず、少なくとも異常なしが検出されたことが含まれていればよく、送信時の携帯電話102の位置情報や、送信時の携帯電話102の電池残量は含まれていなくてもよい。または、いずれか一方が含まれていてもよい。
また、図6は、携帯電話102から受信した異常なし通知メールの、一覧表示の具体例を示す図である。図6では、保護者の情報通信端末で過去に受信した異常なし通知メールの受信時刻や、これらのメールに含まれる位置情報や、これらのメールに含まれる電池残量の情報が一覧表示される。または、これらのうちのいずれかの情報が一覧表示されてもよい。このように、保護者103の携帯電話104において、携帯電話102から受信した異常なし通知メールを一覧表示させることで、所定時間ごとの被保護者101の携帯電話102の状況が提示され、被保護者101の異常を精度よく発見することができる。
図7は、被保護者101の携帯電話102における、安否確認に関する処理の流れを示すフローチャートである。図7のフローチャートに示される処理は、携帯電話102の制御部120が記憶部130に記憶されているプログラムを実行し、図2に示される各部を制御することによって実現される。
図7を参照して、本処理を開始すると、始めに、各種設定値および条件判断フラグが初期化される(ステップS701)。次に、携帯電話102の状態が確認されて、各状態における処理が実行される(ステップS702)。続いて、全体制御部205において一時停止設定格納部211が参照されて、異常なし通知メールの送信を一時停止することが設定されているか否かを確認し、設定されている場合には(ステップS703でYes)、異常なし通知メールの送信を一時停止するための処理を実行する(ステップS704)。上記設定がされていない場合(ステップS703でNo)、または一時停止処理が終了した場合には(ステップS705でYes)、異常なしを検出する処理が実行される(ステップS706)。そして、異常なし通知メール送信間隔格納部208に格納されている異常なし通知メールを送信する間隔分の時間が経過したことが時間計測部206において計測されると、メール送受信制御部207において、図5に示されるような異常なし通知メールを送信するための処理が実行され(ステップS708)、処理が終了する。
図8は、上記ステップS702における携帯電話102の状態を確認する処理の詳細を示したフローチャートである。
図8を参照して、始めに、充電制御部203は電池残量を確認し、電池残量が設定されたしきい値より少ない場合には(ステップS801でYes)、全体制御部205は、「電池残量がなくなる」旨を表わし、電池残量が少なくなっていることを警告するメールを保護者103の携帯電話104へ送信するようメール送受信制御部207に制御信号を入力する(ステップS803)。ただし、メール送受信制御部207において上記警告メールが送信済みであることが検出された場合には(ステップS802でNo)、メール送受信制御部207は、充電制御部203で再び電池残量がしきい値を超えたことが検出されるまで上記警告メールを送信しないものとする。次に、メール送受信制御部207においてメール格納部212の異常なし通知メール未送信フラグを参照して、携帯電話102が圏外であったり電池切れであったり等の理由により未送信となっている異常なし通知メールの有無を確認する。そして、未送信の異常なし通知メールが存在することが検出されると(ステップS804でYes)、現在の携帯電話102の状態がメールの送信を行なうことのできる状態であるならば(ステップS805でYes)、メール送受信制御部207は直ちに未送信の異常なし通知メールを送信する(ステップS806)。
次に、全体制御部205は、保護者103の携帯電話104から、後述の異常なし通知メールを受信した旨を通知するメールを所定時間受信していないか否かを判断する(ステップS807)。上記所定時間の間上記メールを受信していないことが検出されると(ステップS807でYes)、保護者103の携帯電話104が正常動作していないと判断し、当該携帯電話102のディスプレイ144に表示したりスピーカ148から音声出力したりし、その旨を警告する(ステップS809)。
同様に、全体制御部205は、通信事業者が提供しているメール配信確認機能を用いて、これまでに送信した異常なし通知メールが保護者103の携帯電話104に配信されていない状態が所定時間継続していないか否かを確認する(ステップS808)。続いていることが検出されると(ステップS808でYes)、保護者103の携帯電話104が正常動作していないと判断し、当該携帯電話102のディスプレイ144に表示したりスピーカ148から音声出力したりし、その旨を警告して(ステップS809)、処理を終了する。なお、上記ステップS807の処理とステップS808の処理とは、いずれか一方のみ行なわれてもよい。
図9は、上記ステップS704の異常なし通知メールの送信を一時停止する処理の詳細を示したフローチャートである。
図9を参照して、メール送受信制御部207は、メール格納部212を参照して、キー制御部202においてキー142で異常なし通知メールの送信を一時停止する設定がなされたことが検出されてから、異常なし通知メールの送信を一時停止する設定がなされたことを連絡するメールがすでに保護者103の携帯電話104に送信されているか否かを確認する。上記メールが未送信であることが検出されると(ステップS901でYes)、メール送受信制御部207は上記メールを作成して(ステップS902)、携帯電話104に送信し(ステップS905)、処理を終了する。なお、キー制御部202においてキー142で、上記設定に加えて、一時停止される期間や一時停止を解除する時期を表わしたスケジュールが設定されたことが検出されると(ステップS903でYes)、ステップS905では、上記設定がなされていることに加えて上記スケジュールが当該メールに追加される(ステップS904)。
このように、携帯電話102において異常なし通知メールの送信を一時停止する設定がなされたことを携帯電話104に通知することで、被保護者101に異常が発生していないにも関わらず、携帯電話104において異常が発生していると検出されることを防ぐことができる。
図10は、上記ステップS706における異常なしを検出する処理の詳細を示したフローチャートである。
図10を参照して、始めに、全体制御部205は異常なし検出有無格納部210の安否確認済みフラグの状態を確認し(ステップS1001)、すでに異常なしであることが検出されているかどうかを確認する。その結果、検出済みの場合、つまりフラグがONされていることが検出された場合には(ステップS1002でNo)、以降の処理はスキップし、本処理を終了する。
未検出の場合、つまりフラグがOFFであることが検出された場合には(ステップS1002でYes)、異常なし検出部204は加速度センサ150からの検出信号により異常なしであるか否かを判定する(ステップS1003)。その結果、異常なしであることが検出されなかった場合、つまり加速度センサ150において加速度が検出されなかった場合には(ステップS1003でYes)、続いて、異常なし検出部204はキー制御部202からのキー操作の有無の検出信号により異常なしであるか否かを判定する(ステップS1004)。その結果、異常なしであることが検出されなかった場合、つまりキー操作がなされたことが検出されなった場合には(ステップS1004でYes)、続いて、キー142以外の可動部分の動作の有無により判定を行なってもよい(ステップS1005)。その結果、異常なしであることが検出されなかった場合、つまりキー142以外の可動部分の操作がなされたことが検出されなった場合には(ステップS1005でYes)、異常なし検出部204は充電制御部203からの充電動作(充電器の接続あるいは取外し)の有無の検出信号により異常なしであるか否かを判定する(ステップS1006)。その結果、異常なしであることが検出されなかった場合、つまり充電動作がなされたことが検出されなった場合(ステップS1006でYes)、したがって、いずれの検出方法でも、異常なしであることが検出されなかった場合には、全体制御部205は時間計測部206で計測されている時間より前回の異常なし通知メール送信からの経過時間を確認する(ステップS1007)。なお、検出の順は上述の順には限定されず、いずれの順であってもよい。
上記経過時間と、異常あり判定時間格納部213に格納されている異常あり判定時間との差が所定時間以下になったことが検出されると(ステップS1008でYes)、全体制御部205は、当該携帯電話102のディスプレイ144に、「このまま携帯電話の操作等をしない状態を続けると、保護者103の携帯電話104において異常が発生したことが通知される」ことを示す警告を表示させるなどしてその旨を通知する(ステップS1009)。このように通知することで、(実際に異常が発生していないにも関わらず)携帯電話102において異常を検出する動作がなかっただけの状況で、保護者103の携帯電話104において異常発生が検出されることを防ぐことができる。
あわせて、全体制御部205は、図示されない当該携帯電話102のユーザロック機能等に対して制御信号を出力してユーザロック機能を有効にし(ステップS1010)、本人確認等の所定の解除操作がなされることで異常なし通知メールの送信を抑制する(ステップS1011)。
一方、上記ステップS1003〜S1006のうちのいずれかの検出処理において異常なしが検出できた場合には(ステップS1003〜S1006でNo)、全体制御部205は、異常なし検出有無格納部210の安否確認済みフラグをONにし(ステップS1012)、処理を終了する。
図11は、上記ステップS708における異常なし通知メールを送信するための処理の詳細を示したフローチャートである。
図11を参照して、始めに、全体制御部205によって、前回異常なし通知メールを受取ったことを示す前回安否確認済みフラグがOFFであり、かつ今回異常なし通知メールを受取ったことを示す安否確認済みフラグがONであるか否かが確認され(ステップS1100)、そうであれば(ステップS1100でYes)、以下のステップS1101〜S1104をスキップして、ステップS1105へ進む。
そうでない場合(ステップS1100でNo)、時間計測部206は、異常なし通知メール送信間隔格納部208に格納されている所定の時間間隔を参照して、前回の異常なし通知メールの送信予定時刻からの経過時間を確認し(ステップS1101)、経過時間が上記所定の時間に達しているか否かを判断する(ステップS1102)。所定の時間に達していることが検出された場合には(ステップS1102でYes)、計測している経過時間を初期化し(ステップS1103)、全体制御部205において異常なし検出有無格納部210の安否確認済みフラグが確認される(ステップS1104)。
安否確認済みフラグがONである場合、つまり先の異常なし通知メールの送信予定時刻から上記所定の時間が経過するまでの間に異常なしが検出されている場合には(ステップS1104でYes)、全体制御部205は今回異常なし通知メールを受取ったことを示す安否確認済みフラグをOFFに戻し、前回異常なし通知メールを受取ったことを示す前回安否確認済みフラグをONとする(ステップS1105)。
そうでない場合、つまり安否確認済みフラグがOFFであり、先の異常なし通知メールの送信予定時刻から上記所定の時間が経過するまでの間に異常なしが検出されていない場合には(ステップS1104でNo)、全体制御部205は前回異常なし通知メールを受取ったことを示す前回安否確認済みフラグをOFFにし(ステップS1110)、以下のステップS1105〜S1109をスキップして処理を終了する。
さらに全体制御部205は、現在位置測定装置160で測定された現在地に関する情報を取得し、充電制御部203から電池残量の情報を取得し、これらの情報を記載した、図5に示されるような異常なし通知メールを作成するようメール送受信制御部207に制御信号を入力する(ステップS1106)。
メール送受信制御部207において当該携帯電話102がメールの送信ができない状態であることが検出されると(ステップS1107でNo)、当該異常なし通知メールを未送信のままでメール格納部212に格納し、未送信メールが存在することを示す「異常なし通知メール未送信フラグ」をONにして本処理を終了する(ステップS1108)。メールの送信が可能な状態であることが検出された場合にはSステップS1107でYes)、作成した異常なし通知メールを保護者103の携帯電話104に対して送信し(ステップS1109)、処理を終了する。
なお、被保護者101の携帯電話102においてメールを受信したときには、図17に示されるような処理が割込んで実行される。図17は、携帯電話102でメール受信イベントが発生したときに開始される処理を示したフローチャートである。
図17を参照して、メール送受信制御部207は、通信網105を介して通信部110でメールを受信したことを検出すると、メールを受信したことを示す信号を各部に出力し、以降の処理を実行中の処理に割り込んで実行させる(ステップS1701)。通知メール検出部214は、そのメールが携帯電話104からの、異常なし通知メールを受信したことを通知するメールであるか否かを判定する(ステップS1702)。
通知メール検出部214において上記メールに該当しないと判定されると(ステップS1702でNo)、受信されたメールは通常のメールなので、全体制御部205は、メール着信音、バイブレータの振動、ディスプレイ表示など、メール受信を通知するための処理を実行するように、各部に制御信号を出力し(ステップS1703)、当該メールをメール格納部212の所定領域に格納して(ステップS1704)、処理を終了する。
通知メール検出部214において受信メールが携帯電話104からの通知メールに該当すると判定されると(ステップS1702でYes)、上述の通知するための処理は実行させずに当該メールをメール格納部212の所定領域に格納し(ステップS1704)、処理を終了する。
図12は、保護者103の携帯電話104における、安否確認に関する処理の流れを示すフローチャートである。図12のフローチャートに示される処理は、携帯電話104の制御部120が記憶部130に記憶されているプログラムを実行し、図3に示される各部を制御することによって実現される。
図12を参照して、本処理を開始すると、始めに、各種設定値および条件判断フラグが初期化される(ステップS1201)。次に、受信したメールに対してメールの種類に応じた処理を行なうために受信メールを振り分ける処理が実行される(ステップS1202)。
次に、一時停止設定格納部312が参照されて、被保護者101の携帯電話102から異常なし通知メールの送信を一時停止する旨の通知があったことを示す異常なし通知メール一時停止フラグが確認され、フラグがOFFであることが検出されると、つまり一時停止されていないことが検出されると(ステップS1203でYes)、被保護者101に異常発生しているかどうかを判定する異常発生判定処理が実行される(ステップS1204)。一方、フラグがONであることが検出されると、つまり異常なし通知メールの送信が一時停止することが設定されていることが検出されると(ステップS1203でNo)、一時停止設定格納部312が参照されて、異常なし通知メールの送信の一時停止を終了する時刻となっていないかを確認する、異常なし通知メール一時停止終了判定処理が実行される(ステップS1205)。そして、本システムの停止が指示されると(ステップS1206でYes)、本処理を終了する。
図13は、上記ステップS1202における、受信したメールを振り分ける処理の詳細を示したフローチャートである。
図13を参照して、始めに、全体制御部305においてメール送受信制御部302で受信したメールがあるか否かが確認され(ステップS1301)、受信メールがある場合には(ステップS1301でYes)、メール種別判定部309においてメールの種類が確認される。
メール種別判定部309において受信メールが異常なし通知メールであると判定されると(ステップS1302でYes)、全体制御部305は、メール着信音の鳴動や、バイブレーションの振動や、ディスプレイ144へのメッセージの表示などの通常のメール着信時の処理を行なわないように各部に制御信号を出力してこれらの処理を制限し(ステップS1303)、異常なし通知メール格納部307に受信したメールを保存する(ステップS1304)。または、上記ステップS1303で全体制御部305は、異常なし通知メールの一部のみを表示させ、他の部分を表示しないように制限してもよい。そして、メール送受信制御部302において、異常なし通知メールを受信したことを通知するメールが、当該異常なし通知メールの送信元である携帯電話102に対して送信され(ステップS1305)、時間計測部303で計測されている、前回の異常なし通知メールを受信した時刻からの経過時間が初期化され(ステップS1306)、処理が終了する。
異常なし通知メールは、被保護者101に異常がないことを保護者103に通知するためのメールであり、一般のメールのように使用者にメールを受信したことをその都度通知する必要がない。そこで、上述のような処理がなされて、異常なし通知メールを受信したときには受信を通知しないようにすることで保護者103の煩わしさを軽減することができる。
メール種別判定部309において受信メールが異常なし通知メールの送信を一時的に停止することを通知するメールであると判定されると(ステップS1307でYes)、全体制御部305は、一時停止設定格納部312の異常なし通知メール一時停止フラグをONにし(ステップS1308)、当該メールに含まれている一時停止を終了する時刻を一時停止設定格納部312に格納する(ステップS1309)。なお、メール種別判定部309において受信メールが異常なし通知メール以外のメールであると判定された場合には(ステップS1302でNo)、当該メールは一般メール格納部306に格納され(ステップS1310)、処理が終了する。このように、異常なし通知メールと一般のメールとが分けて保存されることにより、それぞれのメールが効率的に確認され得る。
図14は、上記ステップS1204における異常発生判定処理の詳細を示したフローチャートである。
図14を参照して、始めに、異常検出部310は、前回の異常なし通知メールを受信した時刻からの経過時間を確認し(ステップS1401)、経過時間が、異常あり判定時間格納部308に格納されている判定時間よりも大きいと判断された場合、つまり異常が発生した可能性があると判断された場合には(ステップS1402でYes)、全体制御部305がアラーム音の鳴動、バイブレータの振動、ディスプレイ144の表示等を行なわせるための制御信号を各部に入力し、これらの動作により異常が発生した可能性がある旨の警報を通知する(ステップS1403)。
このように通知されることで、定期的に異常なし通知メールが受信されたか否かを確認する手間が不要になる。また、確認を怠った場合であっても、保護者103は異常発生の可能性を認識することができる。
続いて、メール送受信制御部302より、携帯電話102に対して安否を問合せるメールが自動的に送信される(ステップS1404)。同時に、設定している連絡先に対し、被保護者101に異常が発生している可能性があることを示したメールが送信される(ステップS1405)。
また、過去に受信した異常なし通知メールの一覧を表示する要求のキー操作があったことが検出されると(ステップS1406でYes)、全体制御部305は異常なし通知メール格納部307を参照して、図6に示される、異常なし通知メールの受信時刻、メールに記載されていた位置情報、電池残量の情報の一覧を表示させ(ステップS1407)、処理を終了する。
図15は、上記ステップS1205における、異常なし通知メールの一時的な停止の終了を判定する処理の詳細を示したフローチャートである。
図15を参照して、始めに、全体制御部305は、現在時刻が一時停止設定格納部312に格納されている終了時刻であるか否かを確認する。そして、現在時刻が終了時刻であることが検出されると(ステップS1501でYes)、一時停止設定格納部312の異常なし通知メール一時停止フラグをOFF、つまり携帯電話102で一時停止が解除されたことを設定し(ステップS1502)、一時停止設定格納部312の上記終了時刻を初期化する(ステップS1503)。また、異常あり判定時間のスタートを現在時刻とするために、時間計測部303での上記判定時間の計測値も初期化し(ステップS1504)、処理を終了する。
なお、被保護者101の携帯電話102において本システムの動作に関わる設定値の確認や変更を行なう際には本人確認等がなされることが好ましい。
図16は、本システムの動作に関わる設定値の確認や変更を行なう際の携帯電話102での処理を示したフローチャートである。図16のフローチャートに示される処理は、図示しないメニュー画面において確認/閲覧が選択されるなどして、本システムの動作に関わる設定値の確認や変更を行なう操作がなされたときに実行される処理であって、この処理もまた、携帯電話102の制御部120が記憶部130に記憶されているプログラムを実行し、図2に示される各部を制御することによって実現される。
図16を参照して、始めに、パスワードの入力、携帯電話に搭載されている生体情報認識装置などによって、認証処理部215で本人確認が実行される(ステップS1601)。ここでの生体情報は、指紋や掌紋や声紋やアイリス等、個人を識別できるあらゆる生体情報が該当し得る。
ステップS1601にて予め登録されている使用者であることが確認されると(ステップS1602でYes)、全体制御部205は、設定の内容をディスプレイ144に表示させる(ステップS1603)。設定内容の変更を指示する操作がなされたことが検出されると(ステップS1604でYes)、全体制御部205は設定値を新しい設定値に更新して該当する格納部に格納する(ステップS1605)。その後、メール送信制御部207において、変更内容を保護者103の携帯電話104に通知するメールが送信されて(ステップS1606)、一連の処理が終了する。
このように、ユーザ操作によって異常なし通知メールの送信間隔を変更可能とすることで、送信間隔を短くして異常の発生の可能性の検出精度を高めたり、送信間隔を長くしてメール通信料金を安く抑えたりすることが可能となる。
本実施の形態にかかる安否確認システムにおいて上述の処理が実行されることで、携帯電話104を利用する保護者103は、携帯電話102を携帯している被保護者101に異常が発生していないということを、異常なし通知メールを受信して知ることができる。そのため、上記メールを所定時間受信しないことで異常が発生している可能性を知ることができる。この方法では、従来の、異常の発生を検出してその旨を通知する方法に比べて異常の発生の可能性が報知されるため、保護者103の携帯電話104において高い精度で被保護者101の異常の発生を知ることができる。また、ネットワークの不都合や、被保護者101の携帯電話102の充電不足などの影響を受け難いため、保護者103の携帯電話104において高い精度で被保護者101の異常の発生を知ることができる。
また、本実施の形態にかかるシステムでは通信手段として通常の電子メールを利用するので、既存の設備を利用して本システムを実現することができる。そのため、システム構築のための費用、期間を抑えることができ、利用しやすい。
また、本実施の形態にかかる安否確認システムでは、キー操作や充電操作など、既存の携帯電話に搭載されている機能を利用して被保護者101の異常なしを検出することとしているため、新たな機能を搭載する必要がなく、システム構築のための費用、期間を抑えることができる。
さらに、上述の被保護者101の携帯電話102における安否確認に関する処理、および保護者103の携帯電話104における安否確認に関する処理を実行させるプログラムを提供することもできる。このようなプログラムは、コンピュータに付属するフレキシブルディスク、CD−ROM(Compact Disk-Read Only Memory)、ROM、RAMおよびメモリカードなどのコンピュータ読取り可能な格納媒体にて格納させて、プログラム製品として提供することもできる。あるいは、コンピュータに内蔵するハードディスクなどの格納媒体にて格納させて、プログラムを提供することもできる。また、ネットワークを介したダウンロードによって、プログラムを提供することもできる。
なお、本発明にかかるプログラムは、コンピュータのオペレーションシステム(OS)の一部として提供されるプログラムモジュールのうち、必要なモジュールを所定の配列で所定のタイミングで呼出して処理を実行させるものであってもよい。その場合、プログラム自体には上記モジュールが含まれずOSと協働して処理が実行される。このようなモジュールを含まないプログラムも、本発明にかかるプログラムに含まれ得る。
また、本発明にかかるプログラムは他のプログラムの一部に組込まれて提供されるものであってもよい。その場合にも、プログラム自体には上記他のプログラムに含まれるモジュールが含まれず、他のプログラムと協働して処理が実行される。このような他のプログラムに組込まれたプログラムも、本発明にかかるプログラムに含まれ得る。
提供されるプログラム製品は、ハードディスクなどのプログラム格納部にインストールされて実行される。なお、プログラム製品は、プログラム自体と、プログラムが格納された格納媒体とを含む。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
実施の形態にかかる安否確認システムの装置構成の具体例を示す図である。 携帯電話102において、安否確認に関する処理を行なうための機能構成の具体例を示すブロック図である。 携帯電話104において、安否確認に関する処理を行なうための機能構成の具体例を示すブロック図である。 安否確認に関する主な処理の流れを時系列で説明するための図である。 異常なし通知メールの内容の具体例を示す図である。 異常なし通知メールの一覧表示の具体例を示す図である。 携帯電話102における、安否確認に関する処理の流れを示すフローチャートである。 ステップS702における携帯電話102の状態を確認する処理の詳細を示したフローチャートである。 ステップS704の異常なし通知メールの送信を一時停止する処理の詳細を示したフローチャートである。 ステップS706における異常なしを検出する処理の詳細を示したフローチャートである。 ステップS708における異常なし通知メールを送信するための処理の詳細を示したフローチャートである。 携帯電話104における、安否確認に関する処理の流れを示すフローチャートである。 ステップS1202における、受信したメールを振り分ける処理の詳細を示したフローチャートである。 ステップS1204における異常発生判定処理の詳細を示したフローチャートである。 ステップS1205における、異常なし通知メールの一時的な停止の終了を判定する処理の詳細を示したフローチャートである。 設定値の確認や変更を行なう際の携帯電話102での処理を示したフローチャートである。 携帯電話102でメール受信イベントが発生したときに開始される処理を示したフローチャートである。 被保護者101の携帯電話102および保護者103の携帯電話104のハードウェア構成として、一般的な携帯電話のハードウェア構成の具体例を示すブロック図である。
符号の説明
101 被保護者、102,104 携帯電話、103 保護者、105 通信網、110 通信部、120 制御部、130 記憶部、140 入出力部、142 キーコード入力デバイス、144 ディスプレイ、146 マイクロフォン、148 スピーカ、149 カメラ、150 加速度センサ、160 現在位置測定装置、202 キー制御部、203 充電制御部、204 異常なし検出部、205,305 全体制御部、206,303 時間計測部、207,302 メール送受信制御部、208 異常なし通知メール送信間隔格納部、209 送信先アドレス格納部、210 異常なし検出有無格納部、211,312 一時停止設定格納部、212 メール格納部、213,308 異常あり判定時間格納部、214 通知メール検出部、215 認証処理部、306 一般メール格納部、307 異常なし通知メール格納部、309 メール種別判定部、310 異常検出部。

Claims (8)

  1. 第1携帯端末と第2携帯端末とを備え、
    前記第1携帯端末は、
    当該第1携帯端末に対して所定操作がなされたことを検出する検出手段と、
    予め設定されている所定時間間隔で、当該所定時間内に前記検出手段において前記所定操作がなされたことが検出されたか否かを確認し、当該所定時間内に前記所定操作がなされたことが検出されていると、当該所定時間経過後に、前記第2携帯端末に対して、その旨を通知するメールである異常なし通知メールを送信するメール送信制御手段と
    前記異常なし通知メールを、所定期間、前記第2携帯端末に対して送信しないように設定する手段とを含み、
    前記メール送信制御手段は、前記第2携帯端末に対して、前記設定がなされたことを通知するメールを生成し、送信し、
    前記第2携帯端末は、
    前記第1携帯端末から送信されたメールを受信する受信手段と、
    前記受信手段でメールを受信したことを報知する報知手段と
    記受信手段において、前記第1携帯端末から前記異常なし通知メールを受信した受信時点から次に異常なし通知メールを受信するまでの経過時間を計時する計時手段と、
    前記異常なし通知メールを受信した受信時点から次に異常なし通知メールを受信するまでの前記経過時間が、前記所定時間よりも長い、予め規定されたしきい値以上である場合に、前記第1携帯端末の操作者に異常が発生した可能性がある旨を通知する通知手段とを含む、安否確認システム。
  2. 前記第1携帯端末は、前記所定時間を変更する変更手段をさらに含む、請求項1に記載の安否確認システム。
  3. 前記第1携帯端末は前記検出手段および/または前記メール送信制御手段における設定の変更を受付ける手段をさらに含み、
    前記第1携帯端末の前記メール送信制御手段は、前記設定の変更がなされた場合に、その旨を通知するメールを生成し、前記第2携帯端末に対して送信する、請求項1に記載の安否確認システム。
  4. 前記第2携帯端末は、
    前記受信手段で受信した前記メールの種別を判定する判断手段と、
    前記判断手段において、前記受信手段で受信した前記メールが、前記第1携帯端末より送信された前記異常なし通知メールであることが判断されると、前記報知手段において前記メールが受信されたことの報知を行なわないように制御する制御手段とをさらに含み、
    前記第2携帯端末の前記受信手段において、所定期間、前記第1携帯端末に対して前記異常なし通知メールを送信しないように設定されていることを通知するメールを受信すると、前記第2携帯端末の前記制御手段は、前記通知手段において前記異常の発生の可能性を通知しないように制御する、請求項1に記載の安否確認システム。
  5. 請求項1に記載の安否確認システムに含まれる第1携帯端末に相当する携帯端末であって、
    当該携帯端末に対して所定操作がなされたことを検出する検出手段と、
    予め設定されている所定時間間隔で、当該所定時間内に前記検出手段において前記所定操作がなされたことが検出されたか否かを確認し、当該所定時間内に前記所定操作がなされたことが検出されていると、当該所定時間経過後に、予め記憶されている前記第2携帯端末に相当する他の装置に対して、その旨を通知するメールである異常なし通知メールを送信するメール送信制御手段とを備える、携帯端末。
  6. 請求項1に記載の安否確認システムに含まれる第2携帯端末に相当する携帯端末であって、
    他の装置から送信されたメールを受信する受信手段と、
    前記受信手段でメールを受信したことを報知する報知手段と、
    前記受信手段で受信した前記メールの種別を判定する判断手段と、
    前記判断手段において、前記受信手段で受信した前記メールが、予め記憶している前記第1携帯端末に相当する装置より送信された、異常なし通知メールであることが判断されると、前記報知手段において前記メールが受信されたことの報知を行なわないように制御する制御手段と、
    前記受信手段において、前記他の装置から前記異常なし通知メールを受信した受信時点から次に前記他の装置より異常なし通知メールを受信するまでの経過時間を計時する計時手段と、
    前記異常なし通知メールを受信した受信時点から次に異常なし通知メールを受信するまでの前記経過時間が予め規定されたしきい値以上である場合に、前記他の装置の操作者に異常が発生した可能性がある旨を通知する通知手段とを備え、
    前記他の装置は所定操作がなされたこと検知し、所定時間ごとに当該他の装置において当該所定時間内に前記所定操作がなされたことを通知する前記異常なし通知メールを当該端末装置に対して送信し、
    前記しきい値は、前記所定時間よりも長い、予め設定された時間である、携帯端末。
  7. 第1携帯端末と第2携帯端末とを含む安否確認システムにおける安否確認方法であって、
    前記第1携帯端末において、所定操作がなされたことを検出するステップと、
    前記第1携帯端末において、予め設定されている所定時間間隔で、当該所定時間内に前記所定操作がなされたことを通知するメールである異常なし通知メールを、所定期間、前記第2携帯端末に対して送信しないように設定されていない場合には、前記所定時間間隔で、当該所定時間内に前記所定操作がなされたことが検出されている場合に当該所定時間経過後に、前記第2携帯端末に対して、その旨を通知するメールである異常なし通知メールを送信するステップと、
    前記設定がなされている場合には、前記設定がなされたことを通知するメールを生成し、前記第2携帯端末に対して送信するステップと、
    前記第2携帯端末において、前記第1携帯端末からメールを受信すると、当該メールが前記第1携帯端末より送信された前記異常なし通知メールであるか否かを判断するステップと、
    前記判断するステップにおいて前記受信したメールが前記異常なし通知メールでないと判断された場合にはメールが受信されたことを報知し、前記異常なし通知メールであると判断された場合には前記報知を行なわないように制御するステップと、
    前記第1携帯端末から前記異常なし通知メールを受信した受信時点から次に異常なし通知メールを受信するまでの経過時間を計時するステップと、
    前記計時するステップで計時された前記経過時間が、前記所定時間よりも長い、予め規定されたしきい値以上である場合に、前記第1携帯端末の操作者に異常が発生した可能性がある旨を通知するステップとを備える、安否確認方法。
  8. 複数の携帯端末を含む安否確認システムにおける安否確認処理を前記携帯端末に実行させるためのプログラムであって、
    所定操作がなされたことを検出するステップと、
    予め設定されている所定時間間隔で、当該所定時間内に前記所定操作がなされたことを通知するメールである異常なし通知メールを、所定期間、前記第2携帯端末に対して送信しないように設定されていない場合には、前記所定時間間隔で、当該所定時間内に前記所定操作がなされたことが検出されている場合に当該所定時間経過後に、前記複数の携帯端末のうちの自身とは異なる、予め記憶されている他の携帯端末に対してその旨を通知するメールである異常なし通知メールを送信するステップと、
    前記設定がなされている場合には、前記設定がなされたことを通知するメールを生成し、前記第2携帯端末に対して送信するステップと、
    前記複数の携帯端末のうちの自身とは異なる、他の携帯端末からメールを受信すると、当該メールが、前記他の携帯端末から送信された、前記他の携帯端末において前記検出するステップおよび前記送信するステップが実行されたことによって送信された前記異常なし通知メールであるか否かを判断するステップと、
    前記判断するステップにおいて前記受信したメールが前記異常なし通知メールでないと判断された場合にはメールが受信されたことを報知し、前記異常なし通知メールであると判断された場合には前記報知を行なわないように制御するステップと、
    前記他の携帯端末から前記異常なし通知メールを受信した受信時点から次に異常なし通知メールを受信するまでの経過時間を計時するステップと、
    前記計時するステップで計時された前記経過時間が、前記所定時間よりも長い、予め規定されたしきい値以上である場合に、前記他の携帯端末の操作者に異常が発生した可能性がある旨を通知するステップとを前記携帯端末に実行させる、安否確認プログラム。
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