JP5076690B2 - 車体閉断面構造部材の製造方法 - Google Patents
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Description
この板金プレスの2部材から成る車体閉断面構造部材を、車体の一部に採用する場合、高い強度が要求されない部位と、充分な高強度が要求される部位とがあるが、板金プレスの2部材共に、必要強度に合わせて形成されていた関係上、重量増加およびコストアップを招く問題点があった。
上記特許文献1に開示された従来方法においては、このような曲げ成形時の技術的課題については何等記載されていない。
この特許文献2には上述のような板取りの技術思想は開示されているものの、先の特許文献1と同様に、曲げ成形時の技術的課題については何等開示されていない。
次のワーク加熱工程で、筒状ワーク形成工程にて成形された筒状ワークが当該ワークの焼入れ温度以上に加熱される。
次の曲げ成形工程で、ワーク加熱工程により焼入れ温度以上に加熱されたワークが曲げ成形される。
次の焼入れ工程で、曲げ成形工程後に上記ワークが冷却され焼入れが行なわれる。
また、加熱されたワークに対して曲げ成形を行なうので、曲げ成形性の向上を図ることができる。
すなわち、従来の材質や板厚が異なる筒状ワーク(テーラードチューブ)の場合には、部位的に強度差があるため、この筒状ワークを曲げ成形すると、曲げ内側に強度が低い部分が位置すると、圧縮応力により座屈が発生するが、この実施態様においては、第1ブランク材と第2ブランク材との強度、板厚を略等しく成したので、筒状ワーク各部の強度差が小さくなって、このような曲げ成形時の曲げ内側部への座屈発生を防止することができる。
上記構成によれば、押出しによる閉断面成形が困難である鉄系材料から成るワークであっても、所望の閉断面構造部材を簡単な方法によって製造することができる。
上記構成によれば、簡単な方法にて第2ブランク材の焼入れ性を、第1ブランク材より高めることができる。
上記構成によれば、車体他部材に対する各接合部の強度(接合強度)を確保することができる。
上記構成によれば、複数の第1ブランク材と複数の第2ブランク材とで車体閉断面構造部材を構成することができるので、車体の衝突変形に対する対応性、凡用性の向上を図ることができる。
図面は車体閉断面構造部材の一例として車体のセンタピラーの製造方法を示し、図1に示す工程図のブランク材溶接工程S1で、図2に示すように、軸方向(次工程S2で筒状ワークに形成される時の筒状ワークの軸方向)における中間部に配置される第1ブランク材1の両側に隣接して第2ブランク材2A,2Bを配置し、軸方向に対して斜めのみで構成される上記両ブランク材1,2A,2B同士の溶接線L1,L2にて、これら両ブランク材1,2A,2B同士をレーザー溶接して、一枚のフラットな溶接ブランク材3を形成する。
また、第1ブランク材1と第2ブランク材2A,2Bとは共に強度および板厚が略等しい鉄系材料から構成されると共に、第2ブランク材2A,2Bは第1ブランク材1に対して焼入れ性が高くなるように構成されている。
この合金元素としては、C(炭素)、Si(ケイ素)、Mn(マンガン)、Ni(ニッケル)、Cr(クロム)、Ti(チタン)、Mo(モリブデン)、B(ホウ素)のうちの少なくとも1種類を含有させるとよいが、特に、Mo(モリブデン)やB(ホウ素)の含有量を多くすることが効果的である。
この場合、図3に示すように溶接ブランク材3に左方、右方、下方の3方向から加圧ローラ7…で加圧力を付加し、溶接ブランク材3の端面部4,5(この実施例では端面)を突き合わせ、レーザビーム(LB)を用いて該端面部4,5をレーザ溶接して、図4に示す筒状ワーク6を形成するものである。なお、端面部4,5の付き合わせ溶接に代えて、端面部4,5を重ね合わせ溶接してもよい。
上述の各工程S3,S4,S5には、図5に示す押し通し曲げ成形機10を用いる。
また、曲げ成形後に筒状ワーク6を急冷して、該ワーク6に焼入れを行なう冷却手段は、図6のaまたは図6のbのように構成することができる。
また、ワーク加熱工程S3における筒状ワーク6の加熱温度は850℃以上、1050℃以下が望ましい。すなわち、加熱温度が850℃未満の場合には、充分な焼入れ効果が得られず、成形品における引張強度の向上が不充分になる。一方、加熱温度が1050℃を超過すると、エネルギ消費量が大となるばかりでなく、高温化に伴って金属結晶が粗大化するので、上述の加熱温度つまり焼入れ温度は850〜1050℃の範囲内が望ましい。
上述の筒状ワーク6の冷却は、A1変態点(残留オーステナイト等を除いて、冷却時にオーステナイトからパーライト変態がほぼ終了する温度)以下に冷却するとよい。
この場合、焼入れ性が高い第2ブランク材2A,2Bの強度が、焼入れ性の低い第1ブランク材1の強度に対して高くなる。換言すれば、第1ブランク材1の強度は、第2ブランク材2A,2Bの強度に対して低くなるので、この第1ブランク材1を脆弱部に設定することができる。
また、加熱された筒状ワーク6に対して曲げ成形を行なうので、曲げ成形性の向上を図ることができる。
加えて、上記曲げ成形工程S4における曲げ成形は、筒状ワーク6の曲げ内側となる部分に圧縮応力を付与するものである。
すなわち、従来の材質や板厚が異なる筒状ワーク(テーラードチューブ)の場合には、部位的に強度差があるため、この筒状ワークを曲げ成形すると、曲げ内側に強度が低い部分が位置すると、圧縮応力により座屈が発生するが、この実施例においては、第1ブランク材1と第2ブランク材2A,2Bとの強度、板厚を略等しく成したので、筒状ワーク6各部の強度差が小さくなって、このような曲げ成形時の曲げ内側部への座屈発生を防止することができる。
また、上記両ブランク材1,2A,2Bは共に鉄系材料から成るものである。
上述の焼入れ性を向上し得る合金元素としては、C(炭素)、Si(ケイ素)、Mn(マンガン)、Ni(ニッケル)、Cr(クロム)、Ti(チタン)、Mo(モリブデン)、B(ホウ素)のうちの少なくとも1つを用いることができる。
しかも、上記第1ブランク材1は上記筒状ワーク6の軸方向における中間部に配置されると共に、上記第2ブランク材2A,2Bは上記筒状ワーク6の軸方向両側のそれぞれの部位に、車体他部材(図7のルーフサイドレール17、サイドシル18参照)との各接合部8,9が設けられたものである。
この構成によれば、車体他部材に対する各接合部8,9の強度(接合強度)を確保することができる。
なお、製造工程については先の実施例1と同様であるが、この実施例2の場合には第1および第2の各ブランク材1A,1B,1C,2A,2B,2Cの配置構造が実施例1とは異なるものである。
しかも、各ブランク材1A,1B,1C,2A,2B,2Cは共に強度および
板厚が略等しい鉄系材料から構成されている。
すなわち、焼入れ性が最も高い第2ブランク材2A,2B,2Cには、焼入れ性を高める合金元素が含まれる。焼入れ性を高める合金元素としては、C,Mn,Mo,Ni,B,Tiなどを用いることができる。
上述の焼入れ工程S5の終了後においては、各ブランク材に対して焼入れ性を異にする焼入れが施されるので、各ブランク材に対して強度差を付与することができ、車体に要求される必要部位の強度を確保した衝突変形対応の閉断面構造部材を容易に製造することができる。
なお、図12において、25はエンジン、26はダッシュロアパネル、27はフロアパネル、28はトンネル部、29はヒンジピラー、30はサイドシルである。
なお、図10、図11において矢印Fは車体閉断面構造部材を車体に組付ける場合の車両前方を示し、矢印INは車両内方を示し、矢印OUTは車両外方を示す。
この発明の車体閉断面構造部材は、実施例のセンタピラー19(図7参照)またはフロントサイドフレーム24(図12参照)に対応し、
以下同様に、
車体他部材は、ルーフサイドレール17、サイドシル18、バンパビーム22、フロアフレーム23に対応するも、
この発明は、上述の実施例の構成のみに限定されるものではない。
S2…筒状ワーク形成工程
S3…ワーク加熱工程
S4…曲げ成形工程
S5…焼入れ工程
L1〜L6…溶接線
1,1A,1B,1C…第1ブランク材
2A,2B,2C…第2ブランク材
3…溶接ブランク材
4,5…端面部
6…筒状ワーク
8,9,20,21…接合部
17…ルーフサイドレール(車体他部材)
18…サイドシル(車体他部材)
19…センタピラー(車体閉断面構造部材)
22…バンパビーム(車体他部材)
23…フロアフレーム(車体他部材)
24…フロントサイドフレーム(車体閉断面構造部材)
Claims (6)
- 次工程で筒状ワークに形成される時の筒状ワークの軸方向における所定部位に配置される第1ブランク材に隣接して、強度および板厚が該第1ブランク材と略等しく、かつ、焼入れ性が上記第1ブランク材より高い第2ブランク材を配置し、上記軸方向に対して斜めのみで構成される上記両ブランク材同士の溶接線にて上記両ブランク材同士を溶接するブランク材溶接工程と、
上記ブランク材溶接工程にて溶接された溶接ブランク材の端面部同士を溶接して、筒状ワークを形成する筒状ワーク形成工程と、
上記筒状ワーク形成工程にて形成された筒状ワークを当該ワークの焼入れ温度以上に加熱するワーク加熱工程と、
上記ワーク加熱工程により焼入れ温度以上に加熱されたワークに曲げ成形を行なう曲げ成形工程と、
上記曲げ成形工程後に上記ワークを冷却して焼入れを行なう焼入れ工程と、
を備えたことを特徴とする
車体閉断面構造部材の製造方法。 - 上記曲げ成形工程における曲げ成形は、ワークの曲げ内側となる部分に圧縮応力を付与することを特徴とする
請求項1記載の車体閉断面構造部材の製造方法。 - 上記両ブランク材は共に鉄系材料から成ることを特徴とする
請求項1または2記載の車体閉断面構造部材の製造方法。 - 上記第2ブランク材には、焼入れ性を向上し得る合金元素が上記第1ブランク材より多く含有されたことを特徴とする
請求項3記載の車体閉断面構造部材の製造方法。 - 上記第1ブランク材は上記筒状ワークの軸方向における中間部に配置されると共に、
上記第2ブランク材は上記筒状ワークの軸方向両側のそれぞれの部位に、車体他部材との各接合部が設けられたことを特徴とする
請求項1〜4の何れか1に記載の車体閉断面構造部材の製造方法。 - 焼入れ性が低い複数の第1ブランク材を、上記筒状ワークの軸方向中間に離間させて配置すると共に、
焼入れ性が高い第2ブランク材は、離間させた第1ブランク材相互間と、筒状ワークの軸方向両側とに配置されたことを特徴とする
請求項1〜4の何れか1に記載の車体閉断面構造部材の製造方法。
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