JP5076454B2 - シリアルデータ受信回路、シリアルデータ受信装置、およびシリアルデータ受信方法 - Google Patents

シリアルデータ受信回路、シリアルデータ受信装置、およびシリアルデータ受信方法 Download PDF

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Description

本発明はシリアルデータ受信回路、シリアルデータ受信装置、およびシリアルデータ受信方法に関し、特に、データビット群ごとに連続してシリアル転送されるシリアルデータの、データビット群のビット順列を、LSBファーストとMSBファーストとで相互変換を行うことが可能なシリアルデータ受信回路、シリアルデータ受信装置、およびシリアルデータ受信方法に関するものである。
図10は特許文献1の実施例のブロック図である。図10では、同期パターン長が24ビットであり、動作速度をビットレートの1/8に低減させる場合について示す。図10において、PCMビットシリアルデータはシフトレジスタ101とシフトレジスタ及びラッチ回路102へ夫々入力される。シフトレジスタ101は8ビット(1ワード)構成とされており、ビットシリアルデータを1ワード8ビットのワードシリアルデータに変換するものである。
変換されたワードシリアルデータは4段の縦続構成のワードラッチ回路L101〜L104へワードシフトが行われて各ワード毎に順次ラッチされることになる。尚、最終段ラッチ回路L104は7ビット構成とされているものとする。各ワードラッチ回路L101〜L104にラッチされた各ビットを図11に示す如くラッチ回路L104の先頭ビットから順にb1、b2、b3、・・・とすると、最終段ラッチ回路L101の最終ビットはb31となる。
これ等全てのラッチ回路L101〜L104のパラレルビットb1〜b31において、定期的にフレーム同期パターンが現れるパターン(ビットの組合せ)は、b1〜b24、b2〜b25、b3〜b26、b4〜b27、b5〜b28、b6〜b29、b7〜b30、b8〜b31の8組である。そこで、特許文献1では、この不確定性(8通りの不確定性)を考慮して、これ等8組の各パターンに夫々対応して8個のフレーム同期部F101〜F108を設けている。
これ等各フレーム同期部F101〜F108の各種タイミング信号(ラッチタイミング信号、ワードタイミング信号、フレームタイミング信号)はセレクタ107にて択一的に導出されてシフトレジスタ及びラッチ回路102等の次段回路へ供給される。セレクタ107では、フレーム同期判定部105によりフレーム同期パターンが検出されたフレーム同期部(F101〜F108)のタイミング信号を選択するものである。
また特許文献2ないし特許文献6には、その他のシリアルデータ受信回路およびシリアルデータ受信方法の一例が開示されている。
特開平8−307405号公報 特開平7−221749号公報 特開平11−145944号公報 特開2001−36514号公報 特開平9−55728号公報 特開2001−308719号公報
シリアルデータ受信装置に入力されるシリアルデータのビット順列がLSB(Least Significant Bit)ファーストである一方、シリアルデータ受信装置から出力されるワードシリアルデータのビット順列にはMSB(Most Significant Bit)ファーストが要求される場合がある。また逆に、シリアルデータ受信装置への入力はMSBファーストで行われる一方、シリアルデータ受信装置からの出力はLSBファーストが要求される場合がある。これらは、通信方式の規格や、ワードシリアルデータの供給先の回路の仕様や規格等によって各種の組合せが存在する。よって、シリアルデータ受信装置への入力時と出力時との間において、シリアルデータのビット順列をLSBファーストとMSBファーストとで相互変換を行う必要がある場合がある。しかし特許文献1のシリアルデータ受信装置においては、シリアルデータのLSBファーストとMSBファーストとの相互変換については開示されていない。するとシリアルデータ受信装置への入力時と出力時とで、ビット順列が異なる場合に対応できないため問題である。
また特許文献1の回路においては、フレーム同期判定部によりフレーム同期パターンが検出されたフレーム同期部のタイミング信号を、セレクタ107で選択する動作を行う。しかしセレクタ107の具体的な構成については開示がされていないため実施することができず、問題である。
本発明は前記従来技術の課題の少なくとも1つを解消するためになされたものであり、データビット群ごとに連続してシリアル転送されるシリアルデータのデータビット群のビット順列を、LSBファーストとMSBファーストとで相互変換を行うことが可能なシリアルデータ受信回路、シリアルデータ受信装置、およびシリアルデータ受信方法を提供することを目的とする。
前記目的を達成するために本発明に係るシリアルデータ受信回路では、シリアルデータから、kビット(kは自然数)の同期パターンを検出し、正しくmビット(mは自然数)に区切られたデータビット群を出力するシリアルデータ受信回路において、少なくとも(m+k−1)ビット分のシリアルデータを取り込み、mビット分の前記シリアルデータが入力されるたびに、1ビット目からmビットまでの各々を始点として、kビットからなるm通りのビット列を出力するシフトレジスタ回路と、m通りのビット列の各々について、同期パターンと一するか否かを検出する比較回路と、m通りのビット列のうちの、比較回路で一致検出された一つのビット列の上位mビットを選択して出力するセレクタ回路と、シフトレジスタ回路と比較回路との接続経路間、またはセレクタ回路の出力経路に備えられ、セレクタから出力される上位mビットのビット配列を、mビットのデータビット群のビット順列とは逆転させる変換回路とを備えることを特徴とする。
また本発明に係るシリアルデータ受信装置では、LSBファーストまたはMSBファーストのビット順列のmビット(mは自然数)のデータビット群連続するシリアルデータから、kビット(kは自然数)の同期パターンを検出し、正しくmビットに区切られたデータビット群を出力するシリアルデータ受信装置において、少なくとも(m+k−1)ビット分のシリアルデータを取り込み、mビット分の前記シリアルデータが入力されるたびに、1ビット目からmビットまでの各々を始点として、kビットからなるm通りのビット列を出力するシフトレジスタ回路と、m通りのビット列の各々について、同期パターンと一するか否かを検出する比較回路と、m通りのビット列のうちの、比較回路で一致検出された一つのビット列の上位mビットを選択して出力するセレクタ回路と、シフトレジスタ回路と比較回路との接続経路間、またはセレクタ回路の出力経路に備えられ、セレクタから出力される上位mビットのビット配列を、mビットのデータビット群のビット順列とは逆転させる変換回路とを備えることを特徴とする。
また本発明に係るシリアルデータ受信方法では、LSBファーストまたはMSBファーストのビット順列のmビット(mは自然数)のデータビット群連続するシリアルデータから、kビット(kは自然数)の同期パターンを検出し、正しくmビットに区切られたデータビット群を出力するシリアルデータ受信方法において、少なくとも(m+k−1)ビット分のシリアルデータを取り込み、mビット分のシリアルデータが入力されるたびに、1ビット目からmビットまでの各々を始点として、kビットからなるm通りのビット列を出力するステップと、m通りのビット列の各々について、同期パターンと一するか否かを検出するステップと、m通りのビット列のうちの、一致するか否かを検出するステップで一致検出された一つのビット列の上位mビットを選択して出力するステップと、選択して出力するステップから出力される上位mビットのビット配列を、mビットのデータビット群のビット順列とは逆転させるステップとを備えることを特徴とする。
シリアルデータ受信回路(またはシリアルデータ受信方法)は、シリアルデータを受信し、mビットに区切られたデータビット群を出力する回路である。シリアルデータは、LSBファーストまたはMSBファーストのビット順列のmビット(mは自然数)のデータビット群連続してシリアル転送される。シリアルデータ受信回路に入力される時点においては、同期が取れていないため、mビットに区切られたデータビット群の区切り位置は認識されていない状態である。シフトレジスタ回路(またはシリアルデータを取り込むステップ)は、少なくとも(m+k−1)ビット分のシリアルデータを取り込み、mビット分のシリアルデータが入力されるたびに、1ビット目からmビットまでの各々を始点として、kビットからなるm通りのビット列を出力する。
シフトレジスタ回路(またはビット列を出力するステップ)は、mビット分のシリアルデータが入力されるたびに出力動作を行うことから、シリアルデータからmビットのパラレルデータへの変換が行われていることになる。シリアルデータの入力形式は、mビットごとに区切られたデータビット群が連続して入力される形式である。そしてシフトレジスタ回路(またはビット列を出力するステップ)で行われるシリアル/パラレル変換は、mビットごとに区切られたデータビット群の先頭ビット開始位置が、パラレルデータのどの位置にあるか不明な状態で行われる。すなわち、シリアルデータを無作為にmビットのパラレルデータへ変換して出力する。
そしてシフトレジスタ回路は、シフトレジスタ回路の1ビット目からmビット目までの各々を始点として、kビットからなるm通りのビット列を出力する。またビット列を出力するステップは、シリアルデータを取り込むステップにおいて取り込まれたシリアルデータの1ビット目からmビット目までの各々を始点として、kビットからなるm通りのビット列を出力する。すなわち、シフトレジスタ回路(またはビット列を出力するステップ)は、先頭ビット開始位置を1ビットずつずらしながら、kビットのビット長を有する、m通りのビット列を出力する。そしてこれらm通りのビット列の何れか1つの先頭ビット開始位置が、データビット群の先頭ビット開始位置と一致することになる。
比較回路(または一致検出動作を行うステップ)は、m通りのビット列の各々に対応してm個備えられる。そして比較回路(または一致検出動作を行うステップ)は、m通りのビット列の各々について、同期パターンとビット列との一致検出動作を行う。すなわち、パラレル変換後のデータから、正確にデータビット群の先頭ビット開始位置を認識している可能性のあるm個分のビット列候補を出力するシフトレジスタ回路(またはビット列を出力するステップ)と、m個分の比較回路(または一致検出動作を行うステップ)とを備えるようにする。よって、m個の比較回路(または一致検出動作を行うステップ)のいずれかにおいて、一致検出動作が行われる。これにより、無作為に変換したmビットのパラレルデータから、同期パターンを検出することができる。
セレクタ回路(またはビット列を選択して出力するステップ)は、m通りのビット列のうちの、比較回路(または一致するか否かを検出するステップ)で一致検出された一つのビット列の上位mビットを選択して出力する。これにより、検出すべきデータビット群の先頭ビット開始位置を正しく認識したビット列を選択することができる。よって、正しく区切られたデータビット群を得ることができる。
変換回路(またはビット順列を逆転させるステップ)は、セレクタから出力される前記上位mビットのビット配列を、mビットのデータビット群のビット順列とは逆転させる。変換回路が、シフトレジスタ回路と比較回路との接続経路間に備えられる場合には、正確にデータビット群の先頭ビット開始位置を認識している可能性のあるm個分のビット列候補の各々に対して、データビット群ごとに、データビット群のビット順列をMSBファーストとLSBファーストとで相互変換が行われる。また変換回路が、セレクタ回路の出力経路に備えられる場合には、データビット群の先頭ビット開始位置を正しく認識したビット列に対して、データビット群ごとに、データビット群のビット順列をMSBファーストとLSBファーストとで相互変換が行われる。
以上より、mビット(mは自然数)のデータビット群ごとに連続してシリアル転送されるシリアルデータから、正確にmビットに区切られたデータビット群を認識することができる。そして、シリアルデータ受信回路への入力時と、シリアルデータ受信回路からの出力時との間において、データビット群のビット順列をLSBファーストとMSBファーストとで相互変換を行うことができる。よって、シリアルデータ受信回路への入力時と出力時とで、ビット順列が異なる場合に対応することが可能となる。
本発明のシリアルデータ受信回路およびシリアルデータ受信方法によれば、LSBファーストのビット順列のデータビット群ごとに連続してシリアル転送されるシリアルデータからフレーム同期パターンを検出すること、および、データビット群ごとに連続してシリアル転送されるシリアルデータのデータビット群のビット順列を、LSBファーストとMSBファーストとで相互変換を行うことが可能なシリアルデータ受信回路、シリアルデータ受信装置、およびシリアルデータ受信方法を提供することが可能となる。
シリアルデータ受信回路についての一般的な説明をする。各ビットの役割を識別するために時系列のビット群の区切りを判別するフレーム同期検出等の信号同期検出を行うシリアルデータ受信回路が知られている。シリアルデータ受信回路としては、例えば通信系のシリアル伝送の分野でシリアルデータを受信し、データビット群ごとに区切られたワードシリアルデータへ変換を行う機能を有するものがある。シリアルデータは、所定のビット数を有するデータビット群ごとに、連続してシリアル転送される。シリアルデータには、同期パターン信号が含まれている。受信側では同期パターン信号を目安に同期を行う。これにより、送られたビットシリアル信号からデータビット群の先頭ビットを正確に認識し、ビットの位置ずれなく区切り位置を認識することができる。
本発明のシリアルデータ受信回路1に係る第1実施形態を図1乃至図6を用いて説明する。本実施形態のシリアルデータは、開始コード⇒有効データ⇒終了コードといったフォーマットで送られるものとする。また有効データは固定長であるとする。またデータビット群のmビットが8ビット、同期パターン信号のkビットが32ビットの場合を説明する。また、シリアルデータ受信回路1に入力されるシリアルデータSEDATAのビット順列がLSBファーストであり、出力するシリアルデータSEDATA2のビット順列はMSBファーストが必要とされている場合を説明する。なおシリアルデータSEDATAは、LVDS方式(Low Voltage Differential Signaling)のシリアル転送であるとする。
まず、シリアルデータ受信回路1の構成を説明する。図1に、第1実施形態に係るシリアルデータ受信回路1の回路構成図を示す。シリアルデータ受信回路1は、シリアルパラレル変換回路3、同期コード検出回路4、パラレルシリアル変換回路5を備える。シリアルパラレル変換回路3は、クロック生成回路11、クロック分周回路12、フリップフロップ13、シフトレジスタ14を備える。クロック生成回路11には、シリアルデータSEDATAおよびストローブ信号STRBが入力され、クロック信号DSCLKが出力される。シリアルデータSEDATAは、8ビットのデータビット群ごとにLSBファースト入力される。しかしシリアルデータ受信回路1に入力される時点においては、同期が取れていないため、8ビットに区切られたデータビット群の区切り位置は認識されていない状態である。シフトレジスタ14は、直列接続されるフリップフロップFF1ないしFF8を備える。フリップフロップFF1には、シリアルデータSEDATAが入力される。またフリップフロップFF1ないしFF8にはクロック信号DSCLKが入力される。またフリップフロップ13にはフリップフロップFF1ないしFF8の各々の出力、およびクロック分周回路12から出力されるクロック信号DSCLK4が入力される。
同期コード検出回路4の回路構成を、図2を用いて説明する。同期コード検出回路4は、40ビットのシフトレジスタ10、ビット順列変換回路20、信号分岐回路25、開始コード検出回路30、第1フリップフロップ40、オア回路50、セレクタ回路60、第2フリップフロップ80、同期パターンレジスタ回路90を備える。ビット順列変換回路20は、変換部C1ないしC8、およびビット列レジスタ回路R1ないしR8を備える。また開始コード検出回路30は、一致検出回路D1ないしD8を備える。
シフトレジスタ10は、8ビットのラッチ回路L1〜L5を備える。ラッチ回路L1ないしL5は、5段の縦続構成となっており、全体で40ビットのシフトレジスタを構成している。ラッチ回路L1にはパラレルデータPADATAが入力される。またラッチ回路L1ないしL5の各々には、クロック信号DSCLK4が入力される。シフトレジスタ10からは、32ビットのビット列BS1ないしBS8が出力され、ビット順列変換回路20に入力される。
ビット順列変換回路20は、変換部C1ないしC8およびビット列レジスタ回路R1ないしR8を備える。変換部C1ないしC8は、シフトレジスタ10とビット列レジスタ回路R1ないしR8との接続経路間の各々に備えられる。変換部C1ないしC8には、ビット列BS1ないしBS8が入力される。変換部C1ないしC8からは変換後ビット列CBS1ないしCBS8が出力され、各々ビット列レジスタ回路R1ないしR8に入力される。
ビット列レジスタ回路R1ないしR8から出力される変換後ビット列CBS1ないしCBS8は、信号分岐回路25に入力される。信号分岐回路25からは、変換後ビット列CBS1ないしCBS8の上位8ビットのビット列である上位ビット列HCBS1ないしHCBS8が出力され、セレクタ回路60に入力される。また信号分岐回路25からは変換後ビット列CBS1ないしCBS8が出力され、開始コード検出回路30の一致検出回路D1ないしD8にそれぞれ入力される。
同期パターンレジスタ回路90は、32ビットのレジスタである。そして、同期パターンレジスタ回路90の(1)ビット目に同期パターンRSのLSBが保持され、(32)ビット目に同期パターンRSのMSBが保持されている。そして同期パターンレジスタ回路90から出力される同期パターンRSが、開始コード検出回路30の一致検出回路D1ないしD8の各々に入力される。一致検出回路D1ないしD8からは、検出信号DS1ないしDS8が出力される。オア回路50には検出信号DS1ないしDS8が入力され、検出信号DDSが出力される。第1フリップフロップ40には検出信号DS1ないしDS8、クロック信号DSCLK4および検出信号DDSが入力され、ロック信号LS1ないしLS8が出力される。セレクタ回路60には、上位ビット列HCBS1ないしHCBS8、検出信号DS1ないしDS8、ロック信号LS1ないしLS8がそれぞれ入力される。
図3に、セレクタ回路60の回路図を示す。セレクタ回路60は、第1セレクタ61、第2セレクタ62、第3セレクタ63、オア回路64を備える。第1セレクタ61は、アンド回路A11ないしA18、オア回路O10を備える。アンド回路A11ないしA18には、上位ビット列HCBS1ないしHCBS8、およびロック信号LS1ないしLS8がそれぞれ入力される。アンド回路A11ないしA18の出力は全てオア回路O10に入力され、オア回路O10からは出力データSS10が出力される。第2セレクタ62は、アンド回路A21ないしA28、オア回路O20を備える。アンド回路A21ないしA28には、上位ビット列HCBS1ないしHCBS8、および検出信号DS1ないしDS8がそれぞれ入力される。アンド回路A21ないしA28の出力は全てオア回路O20に入力され、オア回路O20からは出力データSS20が出力される。
オア回路64には、検出信号DS1ないしDS8が入力され、出力信号JS1が出力される。第3セレクタ63は、アンド回路A30およびA31、オア回路O30を備える。アンド回路A30には出力データSS10および出力信号JS1の反転信号が入力され、出力データSS30が出力される。またアンド回路A31には出力データSS20および出力信号JS1が入力され、出力データSS31が出力される。オア回路O30には出力データSS30およびSS31が入力され、検出データFDが出力される。なお上位ビット列HCBS1ないしHCBS8、出力データSS10ないしSS30およびSS31、検出データFDはそれぞれ8ビットのデータである。またアンド回路A11ないしA18、アンド回路A21ないしA28、アンド回路A30およびA31、オア回路O10ないしO30は、入力される8ビットのデータに対応して、それぞれ8個構成になっている。
セレクタ回路60から出力された検出データFDは、第2フリップフロップ80(図2)に入力される。また第2フリップフロップ80にはクロック信号DSCLK4が入力される。そして第2フリップフロップ80からは、パラレルデータPADATA2が出力される。
パラレルデータPADATA2は、パラレルシリアル変換回路5(図1)に入力される。またパラレルシリアル変換回路5には、クロック信号DSCLK4およびクロック信号DSCLKが入力される。そしてクロック信号DSCLKに応じて、パラレルデータPADATA2の上位ビットから順に、シリアルデータSEDATA2が出力される。シリアルデータSEDATA2は、クロック信号DSCLK4と共に、シリアルデータ受信回路1から出力される。
次に、シリアルデータ受信回路1の動作を説明する。まず、シリアルパラレル変換回路3(図1)の動作を説明する。シフトレジスタ14は、入力されるシリアルデータSEDATAを、クロック信号DSCLK(325(MHz))の立ち上がりエッジおよび立ち下がりエッジによって1ビットずつシフトする。クロック分周回路12は、クロック信号DSCLKを4分周したクロック信号DSCLK4(81.25(MHz))をフリップフロップ13および同期コード検出回路4に供給すると共に、シリアルデータ受信回路1の外部へ出力する。フリップフロップ13は、クロック分周回路12から送られたクロック信号DSCLK4をもとに、1:8のシリアル/パラレル変換を行う。つまりシフトレジスタ14及びフリップフロップ13によって、8ビットのデータビット群ごとに、シリアルデータSEDATAが順次シリアル/パラレル変換される。このシリアルデータSEDATAからパラレルデータPADATAへの変換は、同期パターンの検出が行われていない状態で行われる。よってシフトレジスタ14によって、シリアルデータSEDATAが、無作為に8ビットのデータビット群ごとに区切られる。そして区切られたシリアルデータSEDATAのうち、フリップフロップFF8に保持されるビットがLSB、フリップフロップFF1に保持されるビットがMSBとして取り扱われる。シリアルパラレル変換回路3からは、8ビットのパラレルデータPADATAおよびクロック信号DSCLK4が出力され、同期コード検出回路4に入力される。
図2を用いて、同期コード検出回路4の動作を説明する。シフトレジスタ10は、40ビット分のデータを取り込むレジスタである。ラッチ回路L1によってシフトレジスタ10の(1)ビット目から(8)ビット目が構成される。以下同様にして、ラッチ回路L5によってシフトレジスタ10の(33)ビット目から(40)ビット目までが構成される。シフトレジスタ10は、クロック信号DSCLK4の立ち上がりエッジに応じて、ラッチ回路L1ないしL4のデータのそれぞれをラッチ回路L2ないしL5へシフトさせると共に、パラレルデータPADATAをラッチ回路L1に取り込む。よってシフトレジスタ10では、8ビットずつデータが更新される、8ビットシフト動作が行われる。このとき、無作為に8ビットのデータビット群ごとに区切られたシリアルデータSEDATAのLSBである第1ビットが、ラッチ回路L1の(8)ビット目に取り込まれる。またシリアルデータSEDATAのMSBである第8ビットが、ラッチ回路L1の(1)ビット目に取り込まれる。
シフトレジスタ10からは、クロック信号DSCLK4に応じて、ビット列BS1ないしBS8が出力される。ビット列BS1ないしBS8は、シフトレジスタ10において、先頭ビット開始位置が1ビットずつずらすことで得られた、32ビットのビット長を有する8通りのビット列である。具体的には図4に示すように、シフトレジスタ10の(1)ビット目から(8)ビットまでの各々を始点とし、(32)ビット目から(39)ビット目を終点とする、32ビットからなる8通りのビット列BS1ないしBS8である。そしてシフトレジスタ10から出力されるビット列BS1ないしBS8は、それぞれ、ビット順列変換回路20の変換部C1ないしC8に入力される。
変換部C1ないしC8の動作を説明する。変換部C1ないしC8は、シフトレジスタ10とビット列レジスタ回路R1ないしR8とを接続する配線により構成される。
例として変換部C3の動作について、図5を用いて説明する。変換部C3には、ビット列BS3が入力される。ビット列BS3は、シフトレジスタ10の(3)ビット目から(34)ビット目に対応するビット列であり、第1データビット群DB1ないし第4データビット群DB4によって構成される。第1データビット群DB1のLSBである第1ビットはシフトレジスタ10の(10)ビット目に対応し、MSBである第8ビットはシフトレジスタ10の(3)ビット目に対応する。また第2データビット群DB2のLSBである第1ビットはシフトレジスタ10の(18)ビット目に対応し、MSBである第8ビットはシフトレジスタ10の(11)ビット目に対応する。また第3データビット群DB3のLSBである第1ビットはシフトレジスタ10の(26)ビット目に対応し、MSBである第8ビットはシフトレジスタ10の(19)ビット目に対応する。また第4データビット群DB4のLSBである第1ビットはシフトレジスタ10の(34)ビット目に対応し、MSBである第8ビットはシフトレジスタ10の(27)ビット目に対応する。よって、ビット列BS3内に存在する第1データビット群DB1ないし第4データビット群DB4は、シフトレジスタ10の(34)ビット目から(3)ビット目までのデータに対応し、8ビットごとにLSBファーストのビット順列を有する。
そして変換部C3によって、シフトレジスタ10の(3)ビット目に対応する第1データビット群DB1のMSBである第8ビットが、ビット列レジスタ回路R3の(8)ビット目へ入力される。以下同様にして変換部C3により、シフトレジスタ10の(4)(5)(6)(7)(8)(9)(10)ビット目に対応する第7ビットないし第1ビットが、それぞれビット列レジスタ回路R3の(7)(6)(5)(4)(3)(2)(1)ビット目へ入力される。これにより変換部C3によって、第1データビット群DB1が変換後第1データビット群RDB1へ変換される。変換後第1データビット群RDB1のMSBである第8ビットはビット列レジスタ回路R3の(8)ビット目に対応し、LSBである第1ビットはビット列レジスタ回路R3の(1)ビット目に対応する。以下同様にして、第2データビット群DB2ないし第4データビット群DB4においても、ビット順列がそれぞれ逆転するように変換が行われる。そして変換後第2データビット群RDB2ないし変換後第4データビット群RDB4が得られる。これにより、変換後ビット列CBS3内に存在する変換後第1データビット群RDB1ないし変換後第4データビット群RDB4は、ビット列レジスタ回路R3の(32)ビット目から(1)ビット目までのデータに対応し、8ビットごとにMSBファーストのビット順列を有する。そして変換後ビット列CBS3は、変換後第1データビット群RDB1ないし変換後第4データビット群RDB4によって構成されることから、変換後第1データビット群RDB1のLSB(ビット列レジスタ回路R3の(1)ビット目)が変換後ビット列CBS3のLSBとなり、変換後第4データビット群RDB4のMSB(ビット列レジスタ回路R3の(32)ビット目)が変換後ビット列CBS3のMSBとなる。
以下同様にして、変換部C3以外の他の全ての変換部においても、データビット群のビット順列を変換する変換動作が行われ、変換後ビット列CBS1ないしCBS8が得られる。そして図2に示すように、変換部C1ないしC8からは変換後ビット列CBS1ないしCBS8が出力され、ビット列レジスタ回路R1ないしR8に保持される。ビット列レジスタ回路R1ないしR8から出力される変換後ビット列CBS1ないしCBS8は、信号分岐回路25を介して開始コード検出回路30へ入力される。
開始コード検出回路30の動作を、図2ないし図6を用いて説明する。一致検出回路D1ないしD8では、同期パターンレジスタ回路90に保持される同期パターンRSと、ビット列レジスタ回路R1ないしR8に保持される変換後ビット列CBS1ないしCBS8とについて、一致するか否かが判断される。一致の判断は、同期パターンレジスタ回路90とビット列レジスタ回路R1ないしR8との(1)ビット目同士、(2)ビット目同士・・・(32)ビット目同士までを比較して行われる。よって、同期パターンRSと変換後ビット列CBS1ないしCBS8との、LSB同士からMSB同士までが順次比較されるため、両者のビット順列が同一の状態で比較されることになる。これにより、同期パターンRSと、変換後ビット列CBS1ないしCBS8との一致比較を行うことが可能とされる。
また、8個の一致検出回路D1ないしD8を設け、一致検出回路D1ないしD8のそれぞれにおいて同期パターンRSの検出が行われるため、一致検出回路D1ないしD8で同時に一致検出が行われることになる。すると、分周後のクロック信号DSCLK4(81.25(MHz))を用いて一致検出が可能となるため、クロック信号DSCLK(325(MHz))に応じて逐次一致検出を行う場合に比して、動作速度を低減させることができる。
例として一致検出回路D3において一致検出が行われる場合を、図6のタイミングチャートを用いて説明する。時間t1において、一致検出回路D3で、変換後ビット列CBS3と同期パターンRSとが一致することが検出されたとする。この時に、開始コード検出回路30(図2)に備えられる一致検出回路D3から、ハイレベルのパルス信号である検出信号DS3が出力される(領域AR1)。ハイレベルの検出信号DS3は、セレクタ回路60の第2セレクタ62のアンド回路A23(図3)に入力され、アンド回路A23の出力は上位ビット列HCBS3によって決定されるため、また他の検出信号DS1、DS2、DS4ないしDS8はローレベルであるため、他のアンド回路A21、A22、A24ないしA28の出力はローレベルに固定される。そしてオア回路O20からは、上位ビット列HCBS3が出力データSS20として出力される。これにより第2セレクタ62では、ハイレベルの検出信号DS3に応じて上位ビット列HCBS3が選択される。ここで上位ビット列HCBS3は、図5に示すように、変換後ビット列CBS3のMSBである(32)ビット目のビットから、(25)ビット目のビットまでの上位8ビットである。
またハイレベルの検出信号DS3がオア回路64に入力されることにより、ハイレベルの出力信号JS1が出力され、アンド回路A30およびA31に入力される。よって時刻t1からt2aまでの間においては、アンド回路A31の出力は出力データSS20によって決定され、アンド回路A30の出力はローレベルに固定されるため、第3セレクタ63において、出力データSS20が選択され、出力データSS10がマスクされる。そして第3セレクタ63からは、出力データSS20が検出データFDとして出力され、検出データFDは第2フリップフロップ80(図2)に入力される。このとき第2フリップフロップ80の(1)ビット目に上位ビット列HCBS3のMSBである第8ビットが入力され、(8)ビット目にLSBである第1ビットが入力される。第2フリップフロップ80からは、クロック信号DSCLK4に応じて、検出データFDが8ビットのパラレルデータPADATA2として出力される。
また時刻t1において、ハイレベルの検出信号DS3はオア回路50(図2)に入力され、オア回路50からはハイレベルの検出信号DDSが出力される(図6、矢印Y1)。ハイレベルの検出信号DDSが第1フリップフロップ40のイネーブル端子ENに入力されることで、ハイレベルの検出信号DS3が第1フリップフロップ40に取り込まれる。よって時刻t2以降においては、第1フリップフロップ40から出力されるロック信号LS3がハイレベルで固定される(矢印Y2)。そしてロック信号LS3のハイレベル状態は、次の一致検出が行われる時刻t4まで固定される。
ハイレベルのロック信号LS3は、第1セレクタ61のアンド回路A13(図3)に入力され、アンド回路A13の出力は上位ビット列HCBS3によって決定される。また他の検出信号LS1、LS2、LS4ないしLS8はローレベルであるため、他のアンド回路A11、A12、A14ないしA18の出力はローレベルに固定される。そしてオア回路O10からは、上位ビット列HCBS3が出力データSS10として出力される。これにより第1セレクタ61では、ハイレベルの検出信号LS3に応じて上位ビット列HCBS3が選択される。
また時刻t2a以降は、ローレベルの検出信号DS1ないしDS8がオア回路64に入力されることにより、オア回路64の出力信号JS1はローレベルとされる。よって時刻t2aからt3までの間においては、アンド回路A30の出力は出力データSS10によって決定され、アンド回路A31の出力はローレベルに固定されるため、オア回路O30において出力データSS10が選択され、出力データSS20がマスクされる。そして第3セレクタ63からは、出力データSS10が検出データFDとして出力される。
これにより時刻t1から時刻t3までの期間において、第1フリップフロップ40およびセレクタ回路60により、変換後ビット列CBS3が同期パターンRSと一致していることを検出した状態が保持される。そしてセレクタ回路60は、時刻t1から時刻t3までの期間において、第4データビット群DB4の先頭ビットを正確に認識し、ビットの位置ずれなく正しく上位ビット列HCBS3を抽出した上で、上位ビット列HCBS3を検出データFDとして出力することができる。そして次の一致検出が行われるまで、上位ビット列HCBS3の抽出動作が継続される。
また時刻t3において、次の一致検出動作が一致検出回路D2において行われる場合を説明する。このとき一致検出回路D2から、ハイレベルのパルス信号である検出信号DS2が出力される(領域AR2)。ハイレベルの検出信号DS2が、第2セレクタ62のアンド回路A22に入力されることで、第2セレクタ62からは、上位ビット列HCBS2が出力データSS20として出力される。また時刻t3において、ハイレベルの検出信号DS2はオア回路50(図2)に入力され、オア回路50からはハイレベルの検出信号DDSが出力される(図6、矢印Y3)。そして時刻t4以降においては、第1フリップフロップ40から出力されるロック信号LS2がハイレベルで固定される(矢印Y4)。よって前述したように、時刻t3からt4aまでの間においては、第3セレクタ63からは、出力データSS20(上位ビット列HCBS2)が検出データFDとして出力される。
また時刻t4a以降は、ローレベルの検出信号DS1ないしDS8がオア回路64に入力されることにより、オア回路64の出力信号JS1はローレベルとされる。よって前述したように、時刻t4a以降においては、第3セレクタ63からは、出力データSS10(上位ビット列HCBS2)が検出データFDとして出力される。
これにより時刻t3以降の期間において、第1フリップフロップ40およびセレクタ回路60により、変換後ビット列CBS2が同期パターンRSと一致していることを検出した状態が保持される。そしてセレクタ回路60は、時刻t3以降の期間において、ビットの位置ずれなく正しく上位ビット列HCBS2を抽出した上で、上位ビット列HCBS2を検出データFDとして出力する。そして第2フリップフロップ80からは、クロック信号DSCLK4に応じて、検出データFDが8ビットのパラレルデータPADATA2として出力される。
パラレルシリアル変換回路5の動作を説明する。同期コード検出回路4から出力されるパラレルデータPADATA2は、パラレルシリアル変換回路5に入力される。パラレルシリアル変換回路5は、不図示のバッファ回路とパラレルシリアル変換部とを備える。バッファ回路は、クロック信号DSCLK4に同期して8ビットのパラレルデータPADATA2を受信し、次のクロック信号DSCLK4のパルスが入力されるまでそれを保持するとともに、パラレルデータPADATA2をパラレルシリアル変換部に出力する。パラレルシリアル変換部は、クロック信号DSCLK4に同期してバッファ回路からのパラレルデータPADATA2を受信し、クロック信号DSCLKに同期してシリアルデータSEDATA2として出力する。このときパラレルシリアル変換部は、クロック信号DSCLKに応じて、上位ビット列HCBS3のMSBである第8ビットからLSBである第1ビットまでを順番に出力する。よってシリアルデータSEDATA2は、MSBファーストのビット順列となる。
これによりシリアルデータ受信回路1は、シリアルデータ受信回路1に入力されるシリアルデータSEDATAを構成するデータビット群のLSBファーストのビット順列を、MSBファーストのビット順列を有するシリアルデータSEDATA2に変換して出力することができる。そしてシリアルデータ受信回路1からは、シリアルデータSEDATA2とクロック信号DSCLK4とが出力される。よってシリアルデータ受信回路1の後段の回路においては、クロック信号DSCLK4を用いることによって、シリアルデータSEDATA2から正確に8ビットに区切られたデータビット群を認識することができる。
以上、第1実施形態で説明したシリアルデータ受信回路1では、8ビットのデータビット群ごとに連続してシリアル転送されるシリアルデータSEDATAから、正確に8ビットに区切られたデータビット群を認識することができる。そして、シリアルデータ受信回路1への入力時と、シリアルデータ受信回路1からの出力時との間において、データビット群のビット順列をLSBファーストからMSBファーストへ変換することができる。よって、シリアルデータ受信回路1に入力されるシリアルデータSEDATAのデータビット群のビット順列がLSBファーストである一方、シリアルデータ受信回路1から出力されるシリアルデータSEDATA2のデータビット群のビット順列にMSBファーストが要求される場合においても、対応する事が可能となる。
またシリアルデータ受信回路1では、シリアルデータSEDATAを一度パラレルデータPADATAに変換し、再度シリアルデータSEDATA2へ変換する動作を行っている。このように一度パラレル変換を経由することで、第1に、シリアルデータSEDATAを構成するデータビット群のビット順列をLSBファーストからMSBファーストへ変換する際の動作速度を低減させることが可能となる。よって、高速な素子や回路を使用する必要をなくすことができる。
またパラレル変換を経由することで、第2に、シリアルデータを8ビットのパラレルデータPADATAに変換し、8個の一致検出回路D1ないしD8を設けて、一致検出回路D1ないしD8において同期パターンの検出を同時に行うことで、検出に係る動作速度を低減させることができる。よって高速のビットレートを有するシリアルデータSEDATAから同期パターンRSと変換後ビット列との一致を検出する場合にも、セットアップ時間、ホールドアップ時間等を確保することができる。これにより、高速な素子や回路を使用する必要がなくなるため、開発コストの削減、消費電力の削減、回路規模の縮小化等を図ることができる。
本発明の第2実施形態を図7を用いて説明する。第2実施形態に係る同期コード検出回路4aは、第1実施形態に係る同期コード検出回路4(図2)に比して、ビット順列変換回路20を備えない構成である。また同期パターンレジスタ回路90には、同期パターンRSに代えて第2同期パターンCRSが保持される。第2同期パターンCRSのMSBである第32ビットは同期パターンレジスタ回路90の(1)ビット目に保持され、LSBである第1ビットは同期パターンレジスタ回路90の(32)ビット目に保持される。そして同期パターンレジスタ回路90から出力される第2同期パターンCRSは、一致検出回路D1ないしD8の各々に入力される。またセレクタ回路60と第2フリップフロップ80との接続経路間に、出力データビット順列変換回路21が備えられる。出力データビット順列変換回路21には検出データFDが入力され、変換後検出データCFDが出力される。また信号分岐回路25からは、上位ビット列HCBS1ないしHCBS8に代えて、ビット列BS1ないしBS8の上位8ビットのビット列である上位ビット列HBS1ないしHBS8が出力される。その他の構成については、第1実施形態に係る同期コード検出回路4と同様であるため、ここでは詳細な説明は省略する。
例として、一致検出回路D3での動作を説明する。図5に示すように、ビット列BS3は、シフトレジスタ10の(3)ビット目から(34)ビット目までに対応するビット列であり、第1データビット群DB1ないし第4データビット群DB4によって構成される。そして第1データビット群DB1ないし第4データビット群DB4は、シフトレジスタ10の(34)ビット目から(3)ビット目までのデータに対応し、8ビットごとにLSBファーストのビット順列を有する。よって、第1データビット群DB1のMSB(シフトレジスタ10の(3)ビット目)がビット列BS3のMSBとなり、第4データビット群DB4のLSB(シフトレジスタ10の(34)ビット目)がビット列BS3のLSBとなる。一方、第2同期パターンCRSは、同期パターンレジスタ回路90の(1)ビット目にMSBである第32ビットが保持され、(32)ビット目にLSBである第1ビットが保持されている。
そして一致検出回路D3は、同期パターンレジスタ回路90の(1)ビット目とシフトレジスタ10の(3)ビット目とを比較するため、第2同期パターンCRSとビット列BS3とのMSB同士が比較される。以下同様にして、同期パターンレジスタ回路90の(2)ビット目とシフトレジスタ10の(4)ビット目の比較、・・・、同期パターンレジスタ回路90の(32)ビット目(第2同期パターンCRSのLSB)とシフトレジスタ10の(34)ビット目(ビット列BS3のLSB)との比較、が各々行われる。これにより、第2同期パターンCRSとビット列BS3とが同一のビット順列で比較されるため、両者の一致比較が可能とされる。
そして一致検出回路D3において、ビット列BS3と第2同期パターンCRSとの一致が検出されると、セレクタ回路60は上位ビット列HBS3を選択して、検出データFDとして出力する。
ここで検出データFDとして出力される上位ビット列HBS3は、ビット順列の変換動作が行われていない。よって出力データビット順列変換回路21を介さずに、検出データFDを第2フリップフロップ80に直接入力すると、第2フリップフロップ80の(1)ビット目に上位ビット列HBS3のLSBである第1ビットが入力され、(8)ビット目にMSBである第8ビットが入力されることになる。すると第1実施形態の場合に比べて、第2フリップフロップ80に入力される検出データFDのビット順列が逆転することになる。よって出力データビット順列変換回路21によって、検出データFDのビット順列を逆転させる変換動作を行い、変換後に得られる変換後検出データCFDを第2フリップフロップ80に入力することが行われる。そして第2フリップフロップ80からは、クロック信号DSCLK4に応じて、変換後検出データCFDが8ビットのパラレルデータPADATA2として出力される。
これにより、第1実施形態で説明したビット列BS1ないしBS8のビット順列を変換する方式に比して、本実施形態では、第2同期パターンCRSおよび検出データFDのビット順列を変換するだけで済むため、変換を行うデータ量が少なくてすむ。よって同期コード検出回路4aの回路規模のさらなる縮小化を図ることや、省電力化を図ることができる。
本発明の第3実施形態を図8を用いて説明する。第3実施形態に係る同期コード検出回路は、第1実施形態のビット順列変換回路20に代えて、ビット順列変換回路20bおよびデータ形式レジスタ95を備える。ビット順列変換回路20bは、変換部C1ないしC8とビット列レジスタ回路R1ないしR8との接続経路間に、バイパスセレクタ回路B1ないしB8を備える。バイパスセレクタ回路B1ないしB8には、シフトレジスタ10から出力されるビット列BS1ないしBS8、および変換部C1から出力される変換後ビット列CBS1ないしCBS8の各々が入力される。またデータ形式レジスタ95には、CPU等の外部制御装置から報知信号ASが入力され保持される。報知信号ASは、シリアルデータSEDATAのデータビット群のビット配列が、LSBファーストであるかMSBファーストであるかを報知する信号である。データ形式レジスタ95から出力される報知信号ASは、バイパスセレクタ回路B1ないしB8の各々に入力される。バイパスセレクタ回路B1ないしB8は、報知信号ASに応じて、ビット列BS1ないしBS8または変換後ビット列CBS1ないしCBS8の何れか一方を選択して、ビット列レジスタ回路R1ないしR8へ出力する。
シリアルデータSEDATAのデータビット群のビット順列が、LSBファーストである場合には、CPU等からLSBファースト入力である旨の報知信号ASが、データ形式レジスタ95を介してバイパスセレクタ回路B1ないしB8に入力される。そしてバイパスセレクタ回路B1ないしB8は、報知信号ASに応じて、変換後ビット列CBS1ないしCBS8を選択してビット列レジスタ回路R1ないしR8に出力する。これにより第1実施形態で説明したように、シリアルデータ受信回路1は、シリアルデータSEDATAを構成するデータビット群のビット順列を、LSBファーストからMSBファーストへ変換した上で、シリアルデータSEDATA2として出力することができる。
一方、シリアルデータSEDATAのデータビット群のビット順列が、MSBファーストである場合には、バイパスセレクタ回路B1ないしB8は、報知信号ASに応じてビット列BS1ないしBS8を選択してビット列レジスタ回路R1ないしR8に出力する。これによりシリアルデータ受信回路1は、シリアルデータSEDATAを構成するデータビット群のビット順列をMSBファーストに維持したまま、シリアルデータSEDATA2として出力することができる。
以上より第3実施形態に係る同期コード検出回路では、シリアルデータSEDATAのデータビット群のビット順列が、LSBファーストおよびMSBファーストのいずれであっても、シリアルデータSEDATA2のデータビット群のビット順列をMSBファーストとすることができる。
なおバイパスセレクタ回路は、第2実施形態に係る同期コード検出回路4a(図7)において、出力データビット順列変換回路21をバイパスするように備えられるとしてもよい。そしてバイパスセレクタ回路が、報知信号ASに応じて、シリアルデータSEDATAのデータビット群のビット順列がLSBファーストである場合には変換後検出データCFDを選択して第2フリップフロップ80へ出力し、MSBファーストである場合には検出データFDを選択して第2フリップフロップ80へ出力する形態としてもよい。これにより、シリアルデータSEDATAのデータビット群のビット順列がLSBファーストである場合およびMSBファーストである場合の何れの場合においても、シリアルデータSEDATA2のデータビット群のビット順列をMSBファーストとすることができることは言うまでもない。
本発明の第4実施形態に係る同期コード検出回路4cを、図9を用いて説明する。同期コード検出回路4cは、シリアルデータSEDATAのデータビット群のビット順列が、LSBファーストである場合の経路とMSBファーストである場合の経路との2系統の経路を有する回路である。シフトレジスタ10から出力されるビット列BS1ないしBS8は、ビット順列変換回路20で変換後ビット列CBS1ないしCBS8に変換された上で信号分岐回路25に入力されると共に、ビット順列変換回路20を介さずに未変換のままで信号分岐回路25に入力される。また信号分岐回路25からは、変換後ビット列CBS1ないしCBS8の上位8ビットのビット列である上位ビット列HCBS1ないしHCBS8に加え、ビット列BS1ないしBS8の上位8ビットのビット列である上位ビット列HBS1ないしHBS8が出力される。開始コード検出回路30は、一致検出回路D1ないしD8に加えて、D1mないしD8mを備える。一致検出回路D1ないしD8からは検出信号DS1ないしDS8が出力され、一致検出回路D1mないしD8mからは検出信号DS1mないしDS8mが出力される。また同期パターンレジスタ回路90から出力される同期パターンRSが、開始コード検出回路30の一致検出回路D1ないしD8、および一致検出回路D1mないしD8mの各々に入力される。ここで同期パターンRSのLSBがレジスタ回路90の(1)ビット目に保持され、同期パターンRSのMSBがレジスタ回路90の(32)ビット目に保持される。第1フリップフロップ40からは、ロック信号LS1ないしLS8、およびLS1mないしLS8mが出力される。なおその他の構成については、第1実施形態に係る同期コード検出回路4と同様であるため、ここでは詳細な説明は省略する。
例として、一致検出回路D3またはD3mで一致検出される場合の動作を説明する。一致検出回路D3には、変換後ビット列CBS3と同期パターンRSとが入力される。そして一致検出回路D3において一致検出が行われるためには、変換後ビット列CBS3と同期パターンRSとのビット順列が同一である必要がある。同様に、一致検出回路D3mには、ビット列BS3と同期パターンRSとが入力される。そして一致検出回路D3mにおいて一致検出が行われるためには、ビット列BS3と同期パターンRSとのビット順列が同一である必要がある。
入力されるシリアルデータSEDATAのデータビット群のビット順列が、LSBファーストである場合を説明する。この場合、第1実施形態において説明したように、変換後ビット列CBS3のLSBがビット列レジスタ回路R3の(1)ビット目に対応し、変換後ビット列CBS3のMSBがビット列レジスタ回路R3の(32)ビット目に対応する。一方、ビット列BS3のLSBはシフトレジスタ10の(34)ビット目に対応し、ビット列BS3のMSBはシフトレジスタ10の(3)ビット目に対応する。すると、変換後ビット列CBS3と同期パターンRSとのビット順列が同一となる。よって一致検出回路D3において一致検出が行われ、ハイレベルの検出信号DS3が出力される。そしてセレクタ回路60は、検出信号DS3に応じて、上位ビット列HCBS3を選択して、検出データFDとして出力する。
一方、入力されるシリアルデータSEDATAのデータビット群のビット順列が、MSBファーストである場合を説明する。この場合、第2実施形態において説明したように、ビット列BS3のLSBがシフトレジスタ10の(3)ビット目に対応し、ビット列BS3のMSBがシフトレジスタ10の(34)ビット目に対応する。一方、変換後ビット列CBS3のLSBはビット列レジスタ回路R3の(32)ビット目に対応し、変換後ビット列CBS3のMSBはビット列レジスタ回路R3の(1)ビット目に対応する。するとビット列BS3と同期パターンRSとのビット順列が同一となる。よって一致検出回路D3mにおいて一致検出が行われ、ハイレベルの検出信号DS3mが出力される。そしてセレクタ回路60は、検出信号DS3mに応じて、上位ビット列HBS3を選択して、検出データFDとして出力する。
これにより同期コード検出回路4cによって、入力されるシリアルデータSEDATAのデータビット群のビット順列が、LSBファーストおよびMSBファーストのいずれの場合であっても、シリアルデータSEDATA2のデータビット群のビット順列を必ずMSBファーストとすることが可能となる。
尚、本発明は前記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内で種々の改良、変形が可能であることは言うまでもない。本実施形態においては、シリアルデータ受信回路1の出力データは、パラレルシリアル変換回路5で変換されたシリアルデータSEDATA2であるとしたが、この形態に限られない。パラレルデータPADATA2を、シリアルデータ受信回路1の出力データとしてもよいことは言うまでもない。
また第1実施形態では、変換部C1ないしC8は、シフトレジスタ10とビット列レジスタ回路R1ないしR8との接続経路間の各々に備えられるとしたが、この形態に限られない。変換部C1ないしC8は、ビット列レジスタ回路R1ないしR8と信号分岐回路25との接続経路間に備えられるとしてもよいことは言うまでもない。
なお本実施形態では、シリアルデータSEDATAはLVDS方式であるとしたが、この方式に限られず、開始コード⇒有効データ⇒終了コードといったフォーマットで送られるシリアルデータであれば何れの形式のシリアルデータであっても本発明を適用できることは言うまでもない。
また本実施形態では、シリアルデータSEDATAは8ビットのデータビット群ごとに連続してシリアル転送されるとしたが、この形態に限られない。8ビットのバイト単位についてのみでなく、16ビットのワード単位や、32ビットのロングワード単位のデータビット群についても本発明を適用できることは言うまでもない。
また本実施形態では、シフトレジスタ10は40ビットのシフトレジスタであるとしたが、この形態に限られない。シフトレジスタ10の(1)ビット目から(8)ビットまでの各々を始点とし、(32)ビット目から(39)ビット目を終点とする、32ビットからなる8通りのビット列BS1ないしBS8を得ることが出来ればよいことから、シフトレジスタ10は少なくとも39ビットのシフトレジスタであればよい。
なお、開始コード検出回路30は比較回路の一例、変換部C1ないしC8は変換回路の一例、バイパスセレクタ回路B1ないしB8はスイッチ回路のそれぞれ一例である。
ここで、本発明の技術思想により、背景技術における課題を解決するための手段を以下に列記する。
(付記1)LSBファーストまたはMSBファーストのビット順列のmビット(mは自然数)のデータビット群ごとに連続してシリアル転送されるシリアルデータから、kビット(kは自然数)の同期パターンを検出し、正しくmビットに区切られた前記データビット群を出力するシリアルデータ受信回路において、
少なくとも(m+k−1)ビット分の前記シリアルデータを取り込み、mビット分の前記シリアルデータが入力されるたびに、1ビット目からmビットまでの各々を始点として、kビットからなるm通りのビット列を出力するシフトレジスタ回路と、
前記ビット列の各々について、前記同期パターンとの一致検出動作を行う比較回路と、
前記比較回路で前記一致検出動作が行われた前記ビット列を選択して出力するセレクタ回路と、
前記シフトレジスタ回路と前記比較回路との接続経路間、または前記セレクタ回路の出力経路に備えられ、前記ビット列のビット順列を、先頭ビットからmビットごとに逆転させる変換動作を行う変換回路と
を備えることを特徴とするシリアルデータ受信回路。
(付記2)前記セレクタ回路から入力される前記ビット列に対して、前記シリアルデータのビットレートに基づいてパラレル/シリアル変換を行うパラレル/シリアル変換回路を備えることを特徴とする付記1に記載のシリアルデータ受信回路。
(付記3)前記シリアルデータ受信回路に入力される前記シリアルデータのビット順列と、前記パラレル/シリアル変換回路から出力される出力シリアルデータのビット順列とが同一の際に、前記変換回路をバイパスするスイッチ回路を備えることを特徴とする付記1に記載のシリアルデータ受信回路。
(付記4)
前記変換回路は前記シフトレジスタ回路と前記比較回路との接続経路間に備えられ、
前記同期パターンは前記変換回路によって変換された変換後ビット列に対応し、
前記比較回路は前記変換後ビット列の各々について前記同期パターンとの一致検出動作を行うことを特徴とする付記1に記載のシリアルデータ受信回路。
(付記5)前記変換回路は、前記シフトレジスタ回路と前記比較回路とを接続する配線であることを特徴とする付記4に記載のシリアルデータ受信回路。
(付記6)前記変換回路と前記比較回路との接続経路間に、前記変換回路から出力される変換後ビット列を取り込むビット列レジスタ回路を備えることを特徴とする付記4に記載のシリアルデータ受信回路。
(付記7)前記変換回路は前記セレクタ回路の出力経路に備えられ、
前記同期パターンは前記ビット列に対応し、
前記比較回路は、前記ビット列の各々について前記同期パターンとの一致検出動作を行うことを特徴とする付記1に記載のシリアルデータ受信回路。
(付記8)前記比較回路には、前記ビット列の各々と、前記変換回路によって変換動作が行われた変換後ビット列の各々とが入力され、
前記比較回路は、前記ビット列または前記変換後ビット列のうちの予め定められた何れか一方について、前記同期パターンとの一致検出動作を行うことを特徴とする付記1に記載のシリアルデータ受信回路。
(付記9)前記比較回路と前記セレクタ回路との接続経路間に備えられ、前記一致検出動作が行われた前記ビット列を記憶した上で前記セレクタ回路へ報知する記憶部を備えることを特徴とする付記1に記載のシリアルデータ受信回路。
(付記10)前記シリアルデータ受信回路に入力される前記シリアルデータがLSBファーストの前記ビット順列である場合には、前記シリアルデータ受信回路から出力される前記データビット群はMSBファーストの前記ビット順列を有してシリアル出力され、
前記シリアルデータ受信回路に入力される前記シリアルデータがMSBファーストの前記ビット順列である場合には、前記シリアルデータ受信回路から出力される前記データビット群はLSBファーストの前記ビット順列を有してシリアル出力されることを特徴とする付記1に記載のシリアルデータ受信回路。
(付記11)LSBファーストまたはMSBファーストのビット順列のmビット(mは自然数)のデータビット群ごとに連続してシリアル転送されるシリアルデータから、kビット(kは自然数)の同期パターンを検出し、正しくmビットに区切られた前記データビット群を出力するシリアルデータ受信装置において、
少なくとも(m+k−1)ビット分の前記シリアルデータを取り込み、mビット分の前記シリアルデータが入力されるたびに、1ビット目からmビットまでの各々を始点として、kビットからなるm通りのビット列を出力するシフトレジスタ回路と、
前記ビット列の各々について、前記同期パターンとの一致検出動作を行う比較回路と、
前記比較回路で前記一致検出動作が行われた前記ビット列を選択して出力するセレクタ回路と、
前記シフトレジスタ回路と前記比較回路との接続経路間、または前記セレクタ回路の出力経路に備えられ、前記ビット列のビット順列を、先頭ビットからmビットごとに逆転させる変換動作を行う変換回路と
を備えることを特徴とするシリアルデータ受信装置。
(付記12)LSBファーストまたはMSBファーストのビット順列のmビット(mは自然数)のデータビット群ごとに連続してシリアル転送されるシリアルデータから、kビット(kは自然数)の同期パターンを検出し、正しくmビットに区切られた前記データビット群を出力するシリアルデータ受信方法において、
少なくとも(m+k−1)ビット分の前記シリアルデータを取り込み、mビット分の前記シリアルデータが入力されるたびに、1ビット目からmビットまでの各々を始点として、kビットからなるm通りのビット列を出力するステップと、 前記ビット列の各々について、前記同期パターンとの一致検出動作を行うステップと、
前記一致検出動作を行うステップで前記一致検出動作が行われた前記ビット列を選択して出力するステップと、
前記ビット列のビット順列を、先頭ビットからmビットごとに逆転させる変換動作を行うステップと
を備えることを特徴とするシリアルデータ受信方法。
シリアルデータ受信回路1の回路構成図である。 同期コード検出回路4の回路構成図である。 セレクタ回路60の回路構成図である。 ビット列BS1ないしBS8の模式図である。 変換部C3の模式図である。 シリアルデータ受信回路1のタイミングチャートである。 同期コード検出回路4aの回路構成図である。 ビット順列変換回路20bの回路構成図である。 同期コード検出回路4cの回路構成図である。 特許文献1のシリアルデータ受信装置の回路図である。 特許文献1のラッチ回路およびフレーム同期部の回路図である。
1 シリアルデータ受信回路
4、4a、4c 同期コード検出回路
10 シフトレジスタ
20、20a、20b ビット順列変換回路
30 比較回路
40 第1フリップフロップ
50 オア回路
60 セレクタ回路
80 第2フリップフロップ
90 同期パターンレジスタ回路
BS1ないしBS8 ビット列
C1ないしC8 変換部
CBS1ないしCBS8 変換後ビット列
D1ないしD8 一致検出回路
DS1ないしDS8 検出信号
DSCLK、DSCLK4 クロック信号
FD 検出データ
HCBS1ないしHCBS8 上位ビット列
PADATA、PADATA2 パラレルデータ
R1ないしR8 ビット列レジスタ回路
RS 同期パターン
SEDATA、SEDATA2 シリアルデータ

Claims (10)

  1. LSBファーストまたはMSBファーストのビット順列のmビット(mは自然数)のデータビット群連続するシリアルデータから、kビット(kは自然数)の同期パターンを検出し、正しくmビットに区切られた前記データビット群を出力するシリアルデータ受信回路において、
    少なくとも(m+k−1)ビット分の前記シリアルデータを取り込み、mビット分の前記シリアルデータが入力されるたびに、1ビット目からmビットまでの各々を始点として、kビットからなるm通りのビット列を出力するシフトレジスタ回路と、
    前記m通りのビット列の各々について、前記同期パターンと一するか否かを検出する比較回路と、
    前記m通りのビット列のうちの、前記比較回路で前記一致検出された一つのビット列の上位mビットを選択して出力するセレクタ回路と、
    前記シフトレジスタ回路と前記比較回路との接続経路間、または前記セレクタ回路の出力経路に備えられ、前記セレクタから出力される前記上位mビットのビット配列を、前記mビットのデータビット群のビット順列とは逆転させる変換回路と
    を備えることを特徴とするシリアルデータ受信回路。
  2. 前記セレクタ回路から入力される前記上位mビットに対して、前記シリアルデータのビットレートに基づいてパラレル/シリアル変換を行うパラレル/シリアル変換回路を備えることを特徴とする請求項1に記載のシリアルデータ受信回路。
  3. 記シリアルデータのビット順列が前記LSBファーストであるか前記MSBファーストであるかを報知する信号に応じて前記変換回路をバイパスするスイッチ回路を備えることを特徴とする請求項1に記載のシリアルデータ受信回路。
  4. 前記変換回路は前記シフトレジスタ回路と前記比較回路との接続経路間に備えられ、
    前記同期パターンは前記変換回路によって変換された変換後ビット列に対応し、
    前記比較回路は前記変換後ビット列の各々について前記同期パターンと一するか否かを検出することを特徴とする請求項1に記載のシリアルデータ受信回路。
  5. 前記変換回路は、前記シフトレジスタ回路と前記比較回路とを接続する配線であることを特徴とする請求項4に記載のシリアルデータ受信回路。
  6. 前記変換回路と前記比較回路との接続経路間に、前記変換回路から出力される変換後ビット列を取り込むビット列レジスタ回路を備えることを特徴とする請求項4に記載のシリアルデータ受信回路。
  7. 前記変換回路は前記セレクタ回路の出力経路に備えられ、
    前記同期パターンは前記m通りのビット列に対応し、
    前記比較回路は、前記m通りのビット列の各々について前記同期パターンとの一致検出動作を行うことを特徴とする請求項1に記載のシリアルデータ受信回路。
  8. 前記変換回路は前記シフトレジスタ回路と前記比較回路との接続経路間に備えられ、
    前記比較回路には、前記m通りのビット列の各々と、前記変換回路によって変換動作が行われた変換後ビット列の各々とが入力され、
    前記比較回路は、前記m通りのビット列または前記変換後ビット列のうちの予め定められた何れか一方について、前記同期パターンとの一致検出動作を行うことを特徴とする請求項1に記載のシリアルデータ受信回路。
  9. LSBファーストまたはMSBファーストのビット順列のmビット(mは自然数)のデータビット群連続するシリアルデータから、kビット(kは自然数)の同期パターンを検出し、正しくmビットに区切られた前記データビット群を出力するシリアルデータ受信装置において、
    少なくとも(m+k−1)ビット分の前記シリアルデータを取り込み、mビット分の前記シリアルデータが入力されるたびに、1ビット目からmビットまでの各々を始点として、kビットからなるm通りのビット列を出力するシフトレジスタ回路と、
    前記m通りのビット列の各々について、前記同期パターンと一するか否かを検出する比較回路と、
    前記m通りのビット列のうちの、前記比較回路で前記一致検出された一つのビット列の上位mビットを選択して出力するセレクタ回路と、
    前記シフトレジスタ回路と前記比較回路との接続経路間、または前記セレクタ回路の出力経路に備えられ、前記セレクタから出力される前記上位mビットのビット配列を、前記mビットのデータビット群のビット順列とは逆転させる変換回路と
    を備えることを特徴とするシリアルデータ受信装置。
  10. LSBファーストまたはMSBファーストのビット順列のmビット(mは自然数)のデータビット群連続するシリアルデータから、kビット(kは自然数)の同期パターンを検出し、正しくmビットに区切られた前記データビット群を出力するシリアルデータ受信方法において、
    少なくとも(m+k−1)ビット分の前記シリアルデータを取り込み、mビット分の前記シリアルデータが入力されるたびに、1ビット目からmビットまでの各々を始点として、kビットからなるm通りのビット列を出力するステップと、
    前記m通りのビット列の各々について、前記同期パターンと一するか否かを検出するステップと、
    前記m通りのビット列のうちの、前記一致するか否かを検出するステップで前記一致検出された一つのビット列の上位mビットを選択して出力するステップと、
    前記選択して出力するステップから出力される前記上位mビットのビット配列を、前記mビットのデータビット群のビット順列とは逆転させるステップと
    を備えることを特徴とするシリアルデータ受信方法。
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