JP5073889B2 - 粉粒体受入サーバー - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、粉粒体が封入された袋が開封されて排出される粉粒体を受け入れて、粉粒体処理セクションに排出する粉粒体受入サーバーに関する。
【0002】
【従来の技術】
粉粒体が封入された袋を開封し粉粒体を受け入れてから次の粉粒体処理セクションに排出する粉粒体受入サーバー等に関しては様々な発明がなされている。
例えば、特開平4−285473、特開平8−301249、特開2000−264318等に示す通り、粉粒体の封入された袋を開封し排出された粉粒体を受け入れる各種の装置が開発されている。
袋の開封に際して粉粒体が人体に吸引されないようにするため、開封装置の内部を負圧としたものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の一般的な発想は、人体に害が及ばないように負圧に設定するだけであって、1袋毎に開封しては単に受け入れ下流側に排出し、或いは1袋毎に開封しては気力輸送する構造であって粉粒体貯留機能がなく作業効率が極めて低い。仮に粉粒体貯留機能を設けたとしても、粉粒体の物性から安息角が形成され粉粒体が山形になって、有効容量は実容量の6割程度となり、開封装置内にデッドスペースができる不都合が生じ、装置が大型化する不都合がある。
また、種類の違う各種粉粒体を下流で混合或いは混練したい場合、例えば、製粉工場、麺類工場等において、メーカーAの粉とメーカーBの粉とを水で混練したい場合、袋を開封した後、その粉の開封装置に一挙に投入し、次に、他のメーカーBの粉を一挙に開封装置に投入し、これらを下流側の混合容器に一旦受け入れて、混合容器内で水を加えて前記各種粉粒体を混合したい場合(例えば、生地作り)、各種の粉同士は水を入れると混合効率が低下し、生地の品質が不安定となり、品質を安定化させる必要がある。
【0004】
本発明は、従来の技術の有するこのような種々の問題点に鑑みなされたものであり、その目的とするところは、上述の問題を解決できるものを提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明は、容積効率の高い粉粒体の貯留と、各種の粉体同士をベースとして予備混合を可能としたものである。即ち、請求項1の装置は、種類の違う各種粉粒体と水を混合或いは混練し生地作りを行う生地作り装置に粉体を供給し当該生地の品質の安定を確保する粉粒体受入サーバーであって、開閉装置と該開閉装置の下部に設けられた台とを有し粉粒体を受け入れる粉粒体受入部と、粉粒体を貯留するドラム型の本体部と、前記粉粒体受入部を経て本体部に受け入れられた粉粒体を排出する粉粒体排出部と、該粉粒体受入部及び前記本体部と連通し内部を負圧にできる負圧形成装置と、を一体的に備え、前記本体部の粉粒体攪拌室内に回転可能に配置された回転軸と、前記回転軸に固定され粉粒体を均すパドルと、前記粉粒体排出部に設置され、前記パドルによって均された後の粉粒体を排出する排出口と、を備え、前記台の上に載置される粉粒体封入袋を手作業で開封して粉粒体を取り出し、粉粒体を前記粉粒体攪拌室に受け入れ、前記パドルにより前記生地作りの予備混合作業を行うことを特徴とする粉粒体受入サーバーである。
【0006】
上記請求項1記載の装置によれば、前記課題が好適に解決できるほか、負圧形成装置が一体化されるので、開封時に粉塵が飛散せず、歩留まりが向上し、内部に粉粒体の貯蔵が可能となり、パドルにより粉体原料の予備混合が可能となり、パドルの均し機能によって容積効率が高まる。前記負圧形成装置には集塵機、特にフィルタ装置が好適である。装置の容積は、複数の粉粒体封入袋から排出される粉粒体を収容可能なものに設定されることが好ましい。
【0007】
前記パドルは、粉粒体の攪拌を行なう内側攪拌ブレードと、粉粒体の前記粉粒体排出部へ粉粒体を寄せる外側寄せブレードを同軸に備えたことが好ましい。これにより前記課題が好適に解決できる上、異なる機能を備えた多種類のブレードを同軸に備えることによって、粉粒体排出口の大きさを小型化できるので、設置スペースが増大でき内部に粉粒体処理機器(ロータリーバルブ、スクリューフィーダ等)が設置できる効果がある。さらに、複数のパドルを備え、回転軸の内側のパドルが粉粒体を外側に寄せるように移動させ、回転軸の外側にパドルが粉粒体を内側に寄せるように移動させることで、攪拌効率を高めることが好ましい。
【0008】
手作業で袋を開封して粉粒体を取り出す手切り込み装置に適用できる。
粉粒体が封入された袋を手作業で切り開くことで前記粉粒体が排出される構造である。これにより前記課題が好適に解決できる上、手作業での開封効率が高められる効果が生じる。
【0009】
前記排出装置が粉粒体を気力輸送する気力輸送装置を備え、粉粒体の気力輸送の供給源を構成することが好ましい。これにより前記課題が好適に解決できる上、気力輸送装置を内蔵することで小型化の効果が高められる。
【0010】
基本的な使用方法としては、圧送式気力輸送、又は吸引式気力輸送のいずれでも適応可能である。圧送式気力輸送の場合には、高圧気体室内は正圧となり、その場合は、エアロック機能付きの供給装置(ロータリバルブ、ダブルダンパ等)が必要となる。吸引式気力輸送の場合には、レシーバタンク内は負圧となり、エアロック機能のない供給装置でも使用が可能となり、ロータリーバルブ又はスクリューフィーダ等が適用できる。吸引式気力輸送で使用した場合は、特殊な混合気体を使用した場合の混合比の安定化、または、温度・湿度などの安定した測定(計測)が挙げられる。もちろんこの点は、圧送式気力輸送にも適用できる。
【0011】
また、高濃度輸送、中濃度輸送、低濃度輸送に限らず適用されるが、濃度は、輸送配管内における粉粒体量と気体量との混合比によるもので、その設定により気体圧、輸送速度等が変化するのである。それらの設定は概念的なものであり、公の標準的な設定基準があるわけではない。但し、輸送気体圧を安定させるという意味では、濃度(粉粒体の混合比)が高いほど利用価値は上がると考えられる。
なお、自由落下で粉粒体を排出させる場合には、ロータリーバルブ、スクリューフィーダ、又はゲートバルブいずれでも良い。
【0012】
前記気力輸送装置がロータリーバルブ等の定量排出装置であることが好ましい。これにより前記課題が好適に解決できる上、空気輸送用ロータリーバルブ一体型の低型タイプが実現できる。
【0013】
前記粉粒体受入部に開閉装置を備えているので、パドルによる粉粒体の予備混合時に粉粒体の飛散が防止できる。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の粉粒体受入サーバーが空気輸送装置を備えて構成された第1実施形態であるドラム型粉粒体空気輸送サーバー1について図1〜図4を参照して説明する。第1実施形態のドラム型粉粒体空気輸送サーバー1は、図に示した通り、本体部2、本体部2の上部に取り付けられているフィルタ部3、このフィルタ部3の横に並設されて開閉可能な蓋4を備えた粉粒体受入部5と、本体部2の下部に取り付けられている粉粒体排出部6とを備えている。前記の本体部2、フィルタ部3、粉粒体受入部5及び粉粒体排出部6は、それぞれハウジングを備えて、一体的に構成されている。粉粒体排出部6は、気力輸送装置7を備えている。また、フィルタ部3にコントロールパネル8が備えられている。さらに本体部2と粉粒体受入部5とで貯留容器9を形成している。
【0015】
本体部2は、図1及び図2に示した通り、外装上面の一部(図では略半分)が取り除かれて開口した側面視で円筒形状のドラム20を備え、この開口面にフィルタ部3の内部領域と連通するように構成されている。また、ドラム20の左右の外面中心部に備えられている駆動側ベアリングユニット22と従動側ベアリングユニット23により支持された回転軸24が回転自在に水平方向に軸着されている。この回転軸24の外径面には、所定角度(例えば180度)の間隔で所定本数(図では二本)のパドル25が、回転軸24の長さ方向に互い違いに間隔を置いて、回転軸24の半径方向に取り付けられている。回転軸24の駆動側ベアリングユニット22側の外部には、駆動用モータ26が連結されており、パドル25を回転駆動するように構成している。さらに、フィルタ3の吸着室33(含塵側空間)、ドラム20の内部の粉粒体攪拌室21、及び粉粒体受入部5の内部の受入空間54はそれぞれ連通されて一体的な貯留空間28を形成している。
【0016】
パドル25は、図1に示した通り、回転軸24から外周方向に突設されたパドルアーム25aと、パドルアーム25aの先端に取り付けられている攪拌ブレード25bとを備えたものである。その他、図3に示した変更形態の通り、回転軸124から外周方向に突設されたパドルアーム125aと、パドルアーム125aの先端に取り付けられている外側寄せブレード125bと、外側寄せブレード125bより大型で、パドルアーム125aより軸方向に内側に取り付けられている内側攪拌ブレード125cとから構成された同軸ダブルパドル構造も採用ができる。外側寄せブレード125bは底に近い位置に配置され、粉粒体が粉粒体排出口62へ寄せられるように方向づけされている。内側攪拌ブレード125cは攪拌効率を高めるために、表面があちこちに方向づけされている。パドル25の本数は適宜変更可能である。このように2種類にブレードを取り付けることが特徴であって、その枚数は適宜の枚数でもいい。これにより、粉粒体攪拌室21の内部に供給された粉粒体は、外側寄せブレード125bで払い出し処理されるとともに内側攪拌ブレード125cで攪拌処理される。これにより2つの処理が同時に実現できる。
【0017】
フィルタ部3は、フィルタ部3の外部側面には、図2に示した通り、集塵運転及び逆洗運転が可能なフィルターユニット30を備えている。このフィルターユニット30は、ハウジングを備え、セルプレート31を介して清浄エアー側空間となるフィルターヘッド32と含塵エアー側空間となる吸着室33とに区画している。フィルターヘッド32の側面の外装パネルは、着脱式の点検パネル34を成し、この点検パネル34を取り外して、セルプレート31に設けられた複数の通孔に、濾布35が装着されたリテーナ36が挿入可能となっており、長円状ないし小判形状等の扁平な形状に形成された複数の濾布35とリテーナ36とが固定具で脱着可能にセルプレート31に配列されて固定されている。セルプレート31の清浄エアー側空間には、濾布35にセルプレート31側から高圧パルスエアーを噴射して濾布に付着した粉塵や異物を逆洗運転によって吹き飛ばす逆洗用ノズルパイプ37が備えられており、逆洗用ノズルパイプ37に電磁バルブ付ダイアフラムバルブ38から高圧パルスエアーが供給されるようになっている。フィルタ部3の点検パネル34の中央部には、清浄エアー側空間と含塵側空間の差圧を計測するマノメータGが備えられ、濾布35の目詰まりを防止できる。フィルターヘッド32の下部には、セルプレート31で区画されたフィルターヘッド32の内部を負圧に保つための吸引ファン39が取り付けられている。
【0018】
粉粒体受入部5は、フィルタ部3の横に並設されたものであり、その側面部が、図2に示した通り、中点方向に迫り出した略三角断面のハウジング50を備え、上部に開口51を設けている。開口51付近には、安全網(図示略)等が設置されている。また、前記中点付近には水平な台52が形成され、袋を置くことができる。本体部2の側面への迫り出し面の上側には、横長角型の広口開口部が形成されヒンジ部53で蓋4が図2の2点鎖線で示す通り開閉可能に取り付けられ、開口51を開閉可能としている。この粉粒体受入部5は、粉粒体が充填されている袋を手作業で開封して本体部2の内部に投入するために使用されるものであり、粉粒体は受入空間54を経て粉粒体攪拌室21に投下されるようになっている。蓋4が開閉する粉粒体受入部5の開口部近傍には、蓋4の開閉動作に応じてON・OFF動作を行う近接スイッチS1が備えられている。
【0019】
粉粒体排出部6は、本体部2の底部に排出ダクト60を介装させて連結されるベース61と、排出ダクト60の出口に設けられ、粉粒体攪拌室21に貯蔵された粉粒体を外部に排出する粉粒体排出口62と、を備えている。この粉粒体排出口62は、ベース61に固定された気力輸送装置7の上流側に連通するようになっている。この気力輸送装置7は、空気輸送用貫流型タイプのロータリーバルブ70を備え、粉粒体空気輸送装置などの空気輸送用供給源からの輸送配管をロータリーバルブ70のエアー供給口71に直接接続するようになっている。ロータリーバルブ70は駆動モータ72とチェーン73を介してロータ74の回転軸75と連結されている。これにより上流側から下流側に搬送された粉粒体は、エアー供給口71から導入された高圧エアーにより順次、排出管76に送り出されるようになっている。ベース61とフィルタ部3とは支柱77で連結されている。
【0020】
フィルタ部3の側面部には、図1に示した通り、コントロールパネル8が備えられている。このコントロールパネル8の内部には、電子制御回路、電源回路、各種スイッチ類などの電気系統を備えたシーケンスコントローラー80が内蔵されている。コントロールパネル8は、マノメータG、近接スイッチS1からの検出信号を受信し処理するほか、図4に示した通り、フィルターユニット8の吸引ファン39を始動させて集塵運転を開始及び停止するON/OFF用のフィルタースイッチS2、本体部2の駆動用モータ26を始動させて攪拌運転を開始及び停止するON/OFF用のパドルスイッチS3、ロータリーバルブ70の駆動モータを始動させて搬送運転を開始及び停止するON/OFF用のサーバースイッチS4、ロータリーバルブ70に接続されている粉粒体空気輸送装置の運転を開始及び停止を指令するON/OFF用のブロースイッチS5、緊急時に全ての駆動系を停止させる非常停止スイッチS6等を備え、これらからの入力信号も処理するものである。
【0021】
ロータリーバルブ70のほかに、スクリューフィーダーにニューマシュー等をつけたものでも適用できる。混合比を一定にしないとバランスが崩れてチョークするおそれがあるから、空気輸送であるので、定量空気輸送装置が必要とされる。要は、ロータリーバルブ70又はスクリューフィーダー等で空気輸送する構成が好適である。スクリューフィーダについては第2実施形態で詳述する。
【0022】
粉粒体受入サーバーを2階に設置し、1階に次の工程の機械を設置し、自由落下で粉粒体を排出する場合、前記ロータリーバルブ70又はスクリューフィーダーのほかに、粉粒体排出口62にゲートバルブ(図示略)等も設置できる。
【0023】
次に、第1実施形態のドラム型粉粒体空気輸送サーバー1の動作について説明する。このドラム型粉粒体空気輸送サーバー1は、パン製造工場あるいは製麺工場等の食品用原料粉体を工場内の空気輸送ラインに供給する供給源となる粉粒体供給排出装置の一種で、原料粉が充填されている袋を作業員が手作業で開封して袋内の原料を手切り込みで供給するようにしたものである。第1実施形態のドラム型粉粒体空気輸送サーバー1が工場内に設置されると、最初にロータリーバルブ70のエアー供給口71に空気輸送ラインのエアー供給源を接続する。さらに、排出管76に粉粒体の空気輸送用パイプラインを接続する。
【0024】
まず、コントロールパネル8に内蔵されているシーケンスコントローラー80を商用電源に接続する。次に、フィルタ部3の粉粒体受入部5の蓋4を開放すると、開口51近傍に備えられた近接スイッチS1が作動してOFFとなる。この状態で、フィルタースイッチS2をONにしてフィルタ部3の集塵運転を開始させ、原料粉が充填されている袋を開封具を用いて手作業で開封し、内部の原料粉を手切り込みで粉粒体受入部5に投入する。
【0025】
粉粒体受入部5内に原料粉が投入されると、原料粉は粉粒体攪拌室21へ落下する。この際、原料粒の投入により発生する粉体の舞いあがりや開口51からの粉体の噴き出しは、フィルタ部3の集塵運転により吸引されて抑制される。
【0026】
ここで、複数袋の粉粒体を投入する場合、そのままでは、粉粒体が山形に堆積して安息角を形成し、粉粒体空気輸送サーバー1の容積が有効利用できないおそれがある。そこで、1袋又は複数袋に相当する粉粒体を投入する毎に、パドル25を1回転又は数回転させると、山が崩れて粉粒体を均すことができる。この作業を適宜繰り返す。そうするとこの容積率が一杯まで使えるわけであり、装置の小型化が実現できる。例えば、1袋の粉粒体を投入する毎にパドルスイッチS3を押して、次々と粉粒体を投入しても良いし、パドルスイッチS3をONさせ、ON状態を維持させ続けても良い。
パドルスイッチS3を押すと、シーケンスコントローラー80が、駆動用モータ26に駆動信号を出力し、駆動用モータ26が始動し、駆動側ベアリングユニット22を介して連結されている回転軸24が回転を始め、これにより、粉粒体攪拌室21の内部のパドル25が回転して粉粒体の攪拌運転が開始される。この際、粉粒体攪拌室21の内部に供給されて山状に堆積された原料粉は、回転するパドル25で攪拌され、均されて、高さが低くなる。また、投入する粉粒体が同一種類であれば、原則的には、予備混合が不要である。
【0027】
しかし、異なる種類(銘柄やグレード等が違うもの)の原料粉をブレンドする場合は、フィルタースイッチS2とパドルスイッチS3とをONにして、異なる種類の原料粉を一度に投入し、すべての原料粉が粉粒体空気輸送サーバー1内部に投入され、パドル25を連続的に回転させ、粉粒体を均しつつ充分に各種粉粒体が混合するまで回転を継続する。適宜、蓋4で開口51を遮蔽できる。
蓋4をしなくても、フィルタ部3の作用によって、均し状態或いは予備混合状態では外部に粉粒体が飛散しない。
なお、粉粒体を貯留するときは、サーバースイッチS4はOFFであり、ロータリーバルブ70は止められている。
【0028】
均し作業或いは予備混合作業が終了した後、サーバースイッチS4とブロースイッチS5をONにする。サーバースイッチS4がONになると、シーケンスコントローラー80が、ロータリーバルブ70に駆動信号を出力して搬送運転を開始する。さらに、ブロースイッチS5がONになったことで、シーケンスコントローラー80は、エアー供給口71に接続されている空気供給源(図示略)に駆動信号を出力して、空気輸送運転を開始する。これにより、粉粒体攪拌室21の底部にある粉粒体は、排出ダクト60、粉粒体排出口62、ロータリーバルブ70、排出管76を経て、下流の粉粒体処理セクションに空気輸送される。この際、粉粒体攪拌室21の内部に供給されている原料粉は、パドルアーム25aの先端に取り付けられている小型の攪拌ブレード25bで円筒形状の粉粒体攪拌室21の内壁面を払い出すように粉粒体排出口62に押し出される。
【0029】
図3の変更形態においては、パドル125は攪拌動作と排出動作とを兼用できる。即ち、粉粒体攪拌室21の内部をパドル125が回動すると、パドルアーム125aの中間部付近に取り付けられている大型の内側攪拌ブレード125cが、粉粒体攪拌室21の内部に山状に堆積されている原料粉の嵩を崩すように攪拌して、粉粒体攪拌室21の内部に均等に粉粒体が堆積される。この攪拌運転を繰り返しながら粉粒体攪拌室21の内部に原料粉を供給すると、原料粉は、粉粒体攪拌室21の隅々まで流動されて有効空間を増加させた状態に堆積されることになる。これにより、粉粒体攪拌室21の内部には、デッドスペースが生ずることなく、粉粒体攪拌室21の容量をほぼ充足させるように原料粉の供給ができるため、第1実施形態のドラム型粉粒体空気輸送サーバー1を原料粉の貯蔵に使用する場合は、小型にもかかわらず充填率の高い効率的な貯蔵ができるようになる。さらに、外側寄せブレード125bが粉粒体排出口62へ粉粒体を寄せるように動作するので、排出効率が向上する。
【0030】
このように、本第1実施形態のドラム型粉粒体空気輸送サーバー1によれば、以下の効果を奏する。
(1)本体部2の上面にフィルタ部3を設けたことで、食料品原料等の手切り込み投入作業の際に、粉体の噴き出しを抑制して外部に粉体が飛散するトラブルがなくなる。これにより、作業員や装置が粉体で汚れることがなく職場環境がクリーンで極めて衛生的になる。
(2)本体部2の粉粒体攪拌室21の形状をドラム型の円筒形状にしたことで、粉粒体攪拌室21を原料粉の貯蔵庫として使用できるようになる。複数袋毎、例えば3袋〜6袋等、一気に開封し受け入れておいて、そのあとで空気輸送することができ、非常に稼動効率がよい。
(3)粉粒体攪拌室21の内部に回転軸24で回動するパドル25を設けたことで、粉粒体攪拌室21の内部に供給された原料粉は、投入時の山状の嵩になった状態から、パドル25により崩されて均されるため、デッドスペースが少なく充填効率の高い貯蔵ができるようになる。また、そうすることによって装置の小型化ができる。さらに、パドル25によって、本混合処理の前に各種粉粒体の予備混合処理ができるようになる。例えば、あるメーカーAの粉が封入された袋を2袋、他のメーカーの粉が封入された袋を3袋混合する場合等に好適である。これにより、麺類等の生地の品質が向上する。
(4)パドル125は、パドルアーム125aに小型の外側寄せブレード125bと大型の内側攪拌ブレード125cとのダブルパドルとしたことで、内側のブレードで原料粉の攪拌処理し、外側のブレードで原料粉の払い出し処理の二つの処理が同時に行えるようになる。これにより粉粒体排出口の大きさを小型化できるので、設置スペースが増大でき内部に粉粒体処理機器(ロータリーバルブ、スクリューフィーダ等)が設置できる効果がある。
(5)ロータリーバルブ70に空気輸送用の貫流型タイプを用い、本体ハウジングの下部に一体に備えたことで、装置の高さを低くでき、且つ、効率的で省エネルギーな空気輸送装置が可能となる。
(6)装置全体をコンパクトにしたことで、工場等への設置面積を従来の装置に比較して極めて少ないスペースで設置可能になったため、小規模なパン工場、ケーキ工場、製麺工場などへの導入や据えつけが可能になり、あらゆる面で大幅なコストダウンが実現する。
【0031】
次に第2実施形態のドラム型粉粒体受入サーバー201は、図5ないし図7に示す通り、概ね第1実施形態と同様の構造であり、要素の番号を200番台とし共通要素については単に図示するにとどめて説明を援用し、異なる要素を説明する。ドラム型粉粒体受入サーバー1は、気力輸送装置7に代えてスクリューフィーダ207を設け、これに伴い、サーバースイッチS4及びブロースイッチS5に代えて、スクリュースイッチS204を設けたものである。スクリューフィーダ207は、受入口と排出口を備えた円筒形のハウジング、ハウジングの両端に備えた軸受けに回転可能に支持される回転軸、回転軸の外周の設けた螺旋羽根、回転軸を駆動するモータ等を備え、螺旋羽根の回転駆動によって粉粒体を横方向へ搬送するものである。このスクリューフィーダ207は周知の構造であるので、詳細な説明は省略する。
【0032】
次に第3実施形態の粉粒体受入サーバー1は、図8及び図9に示す通り、概ね第1実施形態及び第2実施形態と同様の構造であり、要素の番号を300番台とし共通要素については図示及び説明を援用し、異なる要素であるドラム320内の機械構造だけを図示及び説明する。このドラム320内の中心において、回転軸324は、駆動側ベアリングユニット322と従動側ベアリングユニット323によって水平に回転可能に支持されている。回転軸324の外側領域に外側パドル325,425が複数本(ここでは2本)、内側領域に内側パドル525,625が複数本(ここでは2本)を適宜間隔又は所定間隔で備えたものである。内側パドルと外側パドルの本数は適宜変更可能である。
【0033】
外側パドル325は、回転軸324の左端を貫通して固定されて半径方向に突設されたパドルアーム325aと、パドルアーム325aの基部から先端にわたって軸線方向に対して広がるように所定角度で取り付けられている攪拌ブレード325bとを備えている。同様に、外側パドル425は、回転軸324の右端を貫通して固定されて半径方向に突設されたパドルアーム425aと、パドルアーム425aの基部から先端にわたって軸線方向に対して広がるように所定角度で取り付けられている攪拌ブレード425bとを備えている。攪拌ブレード325b,425bは攪拌効率を高めるために、その表面方向は粉粒体が内側に掻き出されるように方向づけされている。即ち、外側パドル325及び425は、回転軸324の軸線方向に対してそれぞれ所定角度(ここでは概略45°)傾斜して取り付けられ、相互に90°の角度をなしている。
【0034】
一方、内側パドル525は、攪拌ブレードが上下に分割され、表面積も外側パドル325,425よりも若干大きく設定されたものである。即ち、内側パドル525は、回転軸324の中央部よりも左側を貫通して固定されて半径方向に突設されたパドルアーム525aと、パドルアーム525aの先端から内側に向かって軸線方向に対して広がるように所定角度で取り付けられている外側寄せブレード525bと、外側寄せブレード525bの近くの位置から基部にわたって外側寄せブレード525bと所定角度(ここでは90°)で交差するように軸線方向に対して広がるように所定角度で取り付けられている内側攪拌ブレード525cと、を備えた同軸ダブルパドル構造である。内側攪拌ブレード525cの表面積は、外側寄せブレード525bの表面積よりも大きく軸線方向に占める長さも長くなるように設定されている。
【0035】
同様に、内側パドル625は、攪拌ブレードが上下に分割され、表面積も外側パドル325,425よりも若干大きく設定されたものである。即ち、内側パドル625は、回転軸324の中央部よりも右側を貫通して固定されて半径方向に突設されたパドルアーム625aと、パドルアーム625aの先端から内側に向かって取り付けられている外側寄せブレード625bと、外側寄せブレード625bの近くの位置から基部にわたって外側寄せブレード625bと所定角度(ここでは90°)で交差するように取り付けられている内側攪拌ブレード625cと、を備えた同軸ダブルパドル構造である。内側攪拌ブレード625cの表面積は、外側寄せブレード625bの表面積よりも大きく且つ軸線方向に占める長さも長くなるように設定されている。
【0036】
外側寄せブレード525b及び625bの表面方向が二重矢印で示す通り粉粒体が粉粒体排出口362へ寄せられるように方向づけされ、相互に所定角度(ここでは90°)の角度をなしている。また、内側攪拌ブレード525b,625bは攪拌効率を高めるために、その表面方向は粉粒体が外側に掻き出されるように方向づけされている。即ち、内側パドル525及び625は、回転軸324の軸線方向に対してそれぞれ所定角度(ここでは概略45°)傾斜して取り付けられ、相互に所定角度(ここでは90°)の角度をなしている。
【0037】
さらに、前記の攪拌ブレード325b,425b、外側寄せブレード525b,625bの夫々の先端部はドラム320の側面側の内壁に近い位置に配置されて隙間が少なくされ粉粒体の掻き上げ効率を高めている。
【0038】
このように2種類にパドルを取り付けることが特徴であって、その枚数は適宜の枚数でもいい。これにより、混合中は、攪拌ブレード325b,425bは粉粒体が内側に流動するように回転し、一方、内側攪拌ブレード525c,625cは粉粒体が外側に流動するように回転し、互いに相対する方向に粉粒体が攪拌処理される。また、粉粒体が排出されて徐々にレベルが低下してくると、粉粒体攪拌室321の内部に供給された粉粒体は、外側寄せブレード525b,625bで内側に寄せるように払い出し処理され、排出効率が格段に高まるのである。これにより2つの処理が効率的に実現できる。これにより粉粒体排出口の大きさを小型化できるので、設置スペースが増大でき内部に粉粒体処理機器(ロータリーバルブ、スクリューフィーダ等)が設置できる効果がある。その他、第1実施形態、第2実施形態と同様の効果がある。
【0039】
なお、本発明は、上述の実施の形態又は実施形態に限定されるものではなく、本発明の技術的思想を逸脱しない範囲に於て、改変等を加えることが出来るものであり、それらの改変、均等物等も本発明の技術的範囲に含まれることとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明第1実施形態の粉粒体空気輸送サーバーの正面図である。
【図2】 同粉粒体空気輸送サーバーの右側面図である。
【図3】 同サーバーのパドルについての変更形態の部分正面図である。
【図4】 コントロールパネルの拡大正面図である。
【図5】 本発明第2実施形態の粉粒体受入サーバーの正面図である。
【図6】 同粉粒体受入サーバーの右側面図である。
【図7】 同コントロールパネルの拡大正面図である。
【図8】 第3実施形態の粉粒体受入サーバーのドラム内の構造図である。
【図9】 (a)は外側パドルの正面図、(b)は内側パドルの正面図である。
【符号の説明】
1・・・粉粒体空気輸送サーバー 2・・・本体部 3・・・フィルタ部
4・・・蓋 5・・・粉粒体受入部 6・・・粉粒体排出部
7・・・気力輸送装置 8・・・コントロールパネル
21・・・粉粒体攪拌室 22・・・駆動側ベアリングユニット
23・・・従動側ベアリングユニット 24・・・回転軸
25・・・パドル 26・・・駆動用モータ
28・・・貯留空間 25a・・・パドルアーム
25b・・・攪拌ブレード 50・・・ハウジング
51・・・開口 52・・・台
53・・・ヒンジ部 54・・・受入空間
60・・・排出ダクト 61・・・ベース
62・・・粉粒体排出口 70・・・ロータリーバルブ
71・・・エアー供給口 62・・・粉粒体排出口
Claims (1)
- 種類の違う各種粉粒体と水を混合或いは混練し生地作りを行う生地作り装置に粉体を供給し当該生地の品質の安定を確保する粉粒体受入サーバーであって、
開閉装置と該開閉装置の下部に設けられた台とを有し粉粒体を受け入れる粉粒体受入部と、粉粒体を貯留するドラム型の本体部と、前記粉粒体受入部を経て本体部に受け入れられた粉粒体を排出する粉粒体排出部と、該粉粒体受入部及び前記本体部と連通し内部を負圧にできる負圧形成装置と、を一体的に備え、
前記本体部の粉粒体攪拌室内に回転可能に配置された回転軸と、
前記回転軸に固定され粉粒体を均すパドルと、
前記粉粒体排出部に設置され、前記パドルによって均された後の粉粒体を排出する排出口と、を備え、
前記台の上に載置される粉粒体封入袋を手作業で開封して粉粒体を取り出し、粉粒体を前記粉粒体攪拌室に受け入れ、前記パドルにより前記生地作りの予備混合作業を行うことを特徴とする粉粒体受入サーバー。
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Applications Claiming Priority (1)
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Family Applications (1)
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-
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- 2001-05-11 JP JP2001142478A patent/JP5073889B2/ja not_active Expired - Lifetime
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