JP5072884B2 - データ通信装置及び画像形成装置 - Google Patents

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本発明は、確定した宛先に向けてデータ通信を遂行可能なデータ通信装置に係り、特に、操作入力の際に参照したもととなる宛先情報が誤っていた場合であっても、その誤りをただして誤送信を未然に防止し、正しい宛先に向けてデータ通信を遂行可能なデータ通信装置、及びかかるデータ通信装置を搭載した画像形成装置に関する。
従来、コピー、プリンタ、スキャナ、並びにファクシミリ等の諸機能を併せ持つ、いわゆるMFP(Multi Function Peripheral)とも呼ばれる画像形成装置が普及している。かかるMFPのうち、ファクシミリ通信機能、インターネットファクシミリ通信機能、或いはメール通信機能を有するものでは、各種文書データ等が外部のデータ通信装置との間で通信されるが、こうしたデータ通信においては、機密保持等の観点から、誤送信を防止することがきわめて重要な課題となっている。
そうした観点から、操作パネルを介して宛先番号を2回操作入力すると、メインCPUは、操作入力された2回の宛先番号が一致しているか判定し、一致している場合は、その入力された宛先番号を短縮情報記憶部の短縮情報リストに登録する。その後、ジョブに短縮番号が設定されると、通信部は、短縮番号に対応するファクス番号のファクシミリ装置に通信網を介してファクシミリ送信することにより、宛先登録時に誤った宛先の登録を防止するようにした誤送信防止技術が提案されている(特許文献1参照)。
しかしながら、特許文献1に係る従来技術では、同じ宛先情報を2回にわたり繰り返し操作入力させ、これら2回の入力情報が一致したときにはじめて、宛先として正規に登録することとされているが、そもそも操作入力の際に参照したもととなる宛先情報が誤っていた場合には、所期の利益を享受することはできない。
特開2007−036477号公報
解決しようとする問題点は、特許文献1に係る従来技術では、操作入力の際に参照したもととなる宛先情報が誤っていた場合には、そもそも誤送信を防止することはできない点である。
本発明は、操作入力の際に参照したもととなる宛先情報が誤っていた場合であっても、その誤りをただして誤送信を未然に防止し、正しい宛先に向けてデータ通信を遂行可能なデータ通信装置を得ることを目的として、宛先情報を操作入力する際に用いられる操作入力部と、一の宛先を共に意味する複数の観点に基づくバリエーションに係る宛先情報が、当該一の宛先に関連付けて記憶される宛先情報記憶部と、前記操作入力部によって所要の宛先に係る宛先情報が操作入力されたとき、複数の観点に基づく宛先情報が入力されたか否かに係る複数入力判定を行う複数入力判定部と、前記複数入力判定部における複数入力判定の結果、複数の観点に基づく宛先情報が入力された旨の判定が下されたとき、前記宛先情報記憶部の記憶内容に基づいて、当該複数の観点に基づく宛先情報の全てが当該所要の宛先に係る宛先情報に整合するか否かに係る整合性判定を行う整合性判定部と、前記整合性判定部における整合性判定の結果、当該複数の観点に基づく宛先情報の全てが、当該所要の宛先に係る宛先情報に整合する旨の判定が下されたとき、当該所要の宛先に係る宛先情報をもって宛先確定を許可する制御を行う宛先確定制御部とを備え、前記確定された宛先に向けてデータ通信を遂行するデータ通信装置であって、ネットワークを介してダイレクトSMTP方式に従う画像データの通信を外部装置との間で遂行可能なSMTP通信部をさらに備え、前記一の宛先を共に意味する複数の観点に基づくバリエーションに係る宛先情報とは、IPアドレス、又は、ドメイン名若しくはホスト名のうちいずれかの組合せに係るものであり、前記SMTP通信部は、前記確定された宛先に向けて画像データの送信を遂行することを特徴とする。
本発明に係るデータ通信装置では、操作入力部によって所要の宛先に係る宛先情報が操作入力されたとき、複数入力判定部は、複数の観点に基づく宛先情報が入力されたか否かに係る複数入力判定を行う。次いで、前記複数入力判定部における複数入力判定の結果、複数の観点に基づく宛先情報が入力された旨の判定が下されたとき、整合性判定部は、宛先情報記憶部の記憶内容に基づいて、当該複数の観点に基づく宛先情報の全てが当該所要の宛先に係る宛先情報に整合するか否かに係る整合性判定を行う。そして、前記整合性判定部における整合性判定の結果、当該複数の観点に基づく宛先情報の全てが、当該所要の宛先に係る宛先情報に整合する旨の判定が下されたとき、宛先確定制御部は、当該所要の宛先に係る宛先情報をもって宛先確定を許可する制御を行い、これを受けてデータ通信装置は、確定された宛先に向けてデータ通信を遂行する。ネットワークを介してダイレクトSMTP方式に従う画像データの通信を外部装置との間で遂行可能なSMTP通信部をさらに備え、前記一の宛先を共に意味する複数の観点に基づくバリエーションに係る宛先情報とは、IPアドレス、又は、ドメイン名若しくはホスト名のうちいずれかの組合せに係るものであり、前記SMTP通信部は、前記確定された宛先に向けて画像データの送信を遂行する。
従って、一の宛先を共に意味する複数の観点に基づく宛先情報が、一組の照合機構として相互作用して宛先情報の誤りをただすことが可能となる結果として、操作入力の際に参照したもととなる宛先情報が誤っていた場合であっても、その誤りをただして誤送信を未然に防止し、正しい宛先に向けてデータ通信を遂行可能なデータ通信装置を得ることができる。
本発明に係るデータ通信装置が搭載された画像形成装置の概略ブロック図である。 本発明に係る画像形成装置の操作パネル部を表す外観図である。 本発明に係る画像形成装置の、宛先確定乃至送信処理に係る動作フローチャート図である。 所要の宛先情報に係る操作入力を促す表示画面例を示す説明図である。 複数の観点に基づく全ての宛先情報が、所要の宛先に係る宛先情報に整合しないときに表示される警告表示画面例を示す説明図である。 複数の観点に基づく宛先情報のうち、IPアドレスに基づいて宛先の情報を取得した際に表示される画面例を示す説明図である。 複数の観点に基づく宛先情報のうち、ホスト名に基づいて宛先の情報を取得した際に表示される画面例を示す説明図である。
操作入力の際に参照したもととなる宛先情報が誤っていた場合であっても、その誤りをただして誤送信を未然に防止し、正しい宛先に向けてデータ通信を遂行可能なデータ通信装置を得るといった目的を、操作入力部によって所要の宛先に係る宛先情報が操作入力されたとき、複数の観点に基づく宛先情報が入力されたか否かに係る複数入力判定を行う複数入力判定部と、前記複数入力判定部における複数入力判定の結果、複数の観点に基づく宛先情報が入力された旨の判定が下されたとき、前記宛先情報記憶部の記憶内容に基づいて、当該複数の観点に基づく宛先情報の全てが当該所要の宛先に係る宛先情報に整合するか否かに係る整合性判定を行う整合性判定部と、前記整合性判定部における整合性判定の結果、当該複数の観点に基づく宛先情報の全てが当該所要の宛先に係る宛先情報に整合する旨の判定が下されたとき、当該所要の宛先に係る宛先情報をもって宛先確定を許可する制御を行う宛先確定制御部と、の組合せに係る構成によって実現した。
以下、本発明に係るデータ通信装置及び画像形成装置について、図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、以下において、本発明に係るデータ通信装置の一例として、データ通信装置を、デジタル複合機(画像形成装置)に組み込み搭載し、所要の宛先確定許可に適用した例をあげて説明してゆく。
[データ通信装置が搭載されたデジタル複合機(画像形成装置)]
図1は、本発明に係るデータ通信装置が搭載されたデジタル複合機(画像形成装置)の主要部を示す機能ブロック図である。
本発明実施例に係るデジタル複合機(画像形成装置)10は、例えば、コピージョブ、Fax送信ジョブ、印刷ジョブ、又はネットワーク通信(メール通信、データ通信、インターネットファクシミリ通信)ジョブを含む諸機能が利用可能である。
このうち、本発明実施例において主題となるインターネットファクシミリ通信機能は、T.37勧告に準拠したものであり、本機10は、後述するように、例えば会社内等の限定された範囲での情報通信を実現するために構築された、イントラネットなどと呼ばれるローカルエリアネットワーク(LAN)67に接続されている。また、本機10は、マイクロコンピュータ及び専用のハードウェア回路等から構成され、マルチタスク処理を実行可能な主制御部11によって制御される。
この主制御部11に接続され諸機能を担う入出力機器として、本機10は、スキャナ部21、画像処理部31、エンジン部41、操作パネル部51、ファクシミリ通信部61、HDD(ハードディスクドライブ)63、並びに、ネットワークI/F(インタフェース)部65を備える。
主制御部11は、スキャナ機能を実現するための動作制御を行うスキャナコントローラ13と、ファクシミリ機能を実現するための動作制御を行うファクシミリコントローラ15、プリンタ機能を実現するための動作制御を行うプリンタコントローラ17、並びに、コピー機能を実現するための動作制御を行うコピーコントローラ19を内蔵し、本装置全体の動作を統括制御する。
スキャナ部21は、図示しないスキャナを構成する画像照射ランプ23及びCCD(電荷結合素子:Charge Coupled Device)センサ25を含む。スキャナ部21は、画像照射ランプ23により原稿を照射し、その反射光をCCDセンサ25で受光することにより、原稿から画像を読み取り、読み取った画像に対応する画像データを画像処理部31へ出力する。
画像処理部31は、補正部33、画像加工部35及び画像メモリ37を含む。画像処理部31は、スキャナ部21で読み取られた画像データを必要に応じて補正部33及び画像加工部35により処理し、処理された画像データを画像メモリ37に記憶したり、エンジン部41、ファクシミリ通信部61等へ出力する。補正部33は、スキャナ部21で読み取られた画像データに対してレベル補正、ガンマ補正等の所定の補正処理を行う。画像加工部35は、画像データの圧縮又は伸張処理、及び拡大又は縮小処理等の種々の加工処理を行う。
エンジン部41は、図示しない給紙カセットや給紙ローラ等から構成される記録紙搬送部43、図示しない感光体ドラム、露光装置、現像装置等から構成される画像形成部45、図示しない転写ローラ等から構成される転写部47、及び図示しない定着ローラ等から構成される定着部49を含む。エンジン部41は、スキャナ部21で読み取られた画像データ、ネットワークI/F部65を介してLAN(Local Area Network)によりクライアントPC(パーソナルコンピュータ)等から送信されてきた画像データ、或いは、ファクシミリ通信部61によって外部のファクシミリ装置等から受信したファクスデータ等の画像データに基づく画像を記録紙上に印刷する役割を果たす。具体的には、記録紙搬送部43は記録紙を画像形成部45へ搬送し、画像形成部45は上記の画像データに対応するトナー像を形成し、転写部47はトナー像を記録紙に転写し、定着部49はトナー像を記録紙に定着させて画像を形成する。
操作パネル部51は、タッチパネル部53及び操作キー部55を含む。操作パネル部51は、ユーザがスキャナ機能、ファクシミリ機能、プリンタ機能、コピー機能等に関する操作を行うために使用され、ユーザによる操作指令等を主制御部11に与える。
本発明で表示部として機能するタッチパネル部53は、タッチパネルとカラーLCD(Liquid Crystal Display)とを組み合わせたタッチパネルユニット等から構成されている。タッチパネル部53は、種々の設定画面、例えば、インターネットファクシミリ機能の実行時には、応答モードの選択設定や、本発明実施例に係る複数の観点に基づく宛先情報の整合性判定機能を有効にするか否かに係る選択設定などの各種項目に係る情報を表示する一方、種々の入力操作画面、例えば、本発明実施例に係る複数の観点に基づく宛先情報の入力操作時には、例えば、宛先に係るIPアドレス、ドメイン名、ホスト名、又はMACアドレスなどの入力操作を促す画面を表示する役割を果たす。また、タッチパネル部53は、ユーザが該当部分をタッチすることにより種々の操作指令を入力するための操作ボタン類を表示する際、或いは、送信対象となる原稿画像を表示する際にも用いられる。
本発明で操作入力部として機能する操作キー部55は、ユーザの操作入力を受付けるための複数の操作キーを備えており、例えば、コピー機能、プリンタ機能、スキャナ機能、ファクシミリ機能など諸機能のなかから、所要機能のキー入力操作をユーザが選択的に実行する際に、ユーザが複写部数やコピー実行指令などを操作入力する際に、或いは、本発明実施例に係る複数の観点に基づく宛先情報(例えば、IPアドレス、ドメイン名、ホスト名、及びMACアドレスなど)を操作入力する際に用いられる。なお、操作キー部55には、所要のジョブ遂行に係る指示を行う際に用いられるスタートキー57が備えられており、このスタートキー57は、本発明実施例において、宛先確定を遂行しようとする際に入力操作される宛先確定キーとしての役割を果たす。
ファクシミリ通信部61は、符号化/復号化部(図示省略)、変復調部(図示省略)及びNCU(Network Control Unit)(図示省略)を含む。ファクシミリ通信部61は、スキャナ部21によって読み取られた原稿の画像データを電話回線を介してファクシミリ装置等へ送信したり、ファクシミリ装置等から送信された画像データを受信する。
HDD(ハードディスクドライブ)63は、スキャナ部21によって読み取られた画像データ及び同画像データに設定されている出力形式等の種々のデータ等を記憶する。HDDに記憶されている画像データは、画像形成装置、プログラム及び記録媒体内部で使用されるだけでなく、必要に応じて、ネットワークI/F部65を介してクライアントPC等から確認したり、クライアントPCやFTPサーバ等の所定のフォルダへ転送される。
ネットワークI/F部65は、ネットワークインタフェース(10/100Base−TX)等を用い、LAN67を介して接続された外部装置69に対する種々のデータの送受信を制御する。なお、外部装置69は、パーソナルコンピュータであってもよいし、ファクシミリ装置であってもよいし、又は、本機10と同様のデータ通信装置を搭載したデジタル複合機(画像形成装置)であってもよい。
さて、仮に操作入力の際に参照したもととなる宛先情報が誤っていた場合であっても、その誤りをただして誤送信を未然に防止し、正しい宛先に向けてデータ通信を遂行可能とするために、主制御部11は、一の宛先を共に意味する複数の観点に基づくバリエーションに係る宛先情報(例えば、IPアドレス、ドメイン名、及びホスト名など)が、当該一の宛先に関連付けて記憶される宛先情報記憶部71と、操作キー部55によって入力操作されてきた宛先情報を取得する宛先情報取得部73と、操作キー部55によって所要の宛先に係る宛先情報が操作入力されたとき、複数の観点に基づく宛先情報が入力されたか否かに係る複数入力判定を行う複数入力判定部75と、複数入力判定部75における複数入力判定の結果、複数の観点に基づく宛先情報が入力された旨の判定が下されたとき、宛先情報記憶部74の記憶内容に基づいて、当該複数の観点に基づく宛先情報の全てが当該所要の宛先に係る宛先情報に整合するか否かに係る整合性判定を行う整合性判定部77と、整合性判定部77における整合性判定の結果、当該複数の観点に基づく宛先情報の全てが、当該所要の宛先に係る宛先情報に整合する旨の判定が下されたとき、当該所要の宛先に係る宛先情報をもって宛先確定を許可する制御を行う宛先確定制御部79と、ネットワーク67を介してダイレクトSMTP方式に従う画像データの通信を外部装置69との間で遂行可能なSMTP通信部81と、整合性判定部77における整合性判定の結果、前記複数の観点に基づく宛先情報のうちいずれかが、前記所要の宛先に係る宛先情報に整合しない旨の判定が下されたとき、当該宛先情報が不整合である旨を、タッチパネル部53の表示画面上に表示させる制御を行う表示制御部83と、を備えて構成されている。
なお、本発明実施例でいう「ダイレクトSMTP方式」とは、メールサーバを経由することなしに端末装置間でSMTP(Simple Mail Transfer Protocol)プロトコルを用いてファクシミリ通信を実現するための通信方式を意味する。
[データ通信装置が搭載された画像形成装置の動作]
図3は、本発明に係るデータ通信装置が搭載された画像形成装置の、宛先確定乃至送信処理に係る動作フローチャート図、図4は、所要の宛先情報に係る操作入力を促す表示画面例を示す説明図、図5は、複数の観点に基づく全ての宛先情報が、所要の宛先に係る宛先情報に整合しないときに表示される警告表示画面例を示す説明図、図6は、複数の観点に基づく宛先情報のうち、IPアドレスに基づいて宛先の情報を取得した際に表示される画面例を示す説明図、図7は、複数の観点に基づく宛先情報のうち、ホスト名に基づいて宛先の情報を取得した際に表示される画面例を示す説明図である。
図3に示すように、ユーザが操作キー部55を操作入力することによって、所要の宛先に係るダイレクトSMTP方式に従う画像データ送信ジョブを選択すると(ステップS11)、以下において、宛先確定乃至送信処理に係るプログラムが順次実行される。
ステップS12において、主制御部11は、タッチパネル部53における表示画面上に、所要の宛先情報(例えば、IPアドレス、ドメイン名、又はホスト名など)に係る操作入力を促す表示画面(図4参照)を表示させる。この表示画面において、主制御部11は、所要の宛先に係るIPアドレス、又は、ドメイン名若しくはホスト名の、ユーザによる操作入力を待つ。このとき、ユーザによって、所要の宛先に係るIPアドレス、又は、ドメイン名若しくはホスト名のうち、IPアドレス及びドメイン名、又はIPアドレス及びホスト名の組合せに係る宛先情報の操作入力がなされた後に、「OK」ボタンが押下されたとする(ステップS13)。
これを受けて、複数入力判定部75は、ステップS13で操作入力された宛先情報に基づいて、複数の観点に基づく宛先情報が入力されたか否かに係る複数入力判定を行う(ステップS14)。具体的には、例えば、図4に示す宛先情報の入力操作催促画面において、IPアドレス及びドメイン名、又は、IPアドレス及びホスト名のうち、いずれかの組合せパターンに係る宛先情報の操作入力がなされたとき、複数入力判定部75は、複数の観点に基づく宛先情報が入力された旨の判定を下す。なお、この例に代えて、IPアドレス、ドメイン名、及びホスト名の組合せパターンに係る宛先情報の操作入力がなされたとき、複数入力判定部75は、複数の観点に基づく宛先情報が入力された旨の判定を下すように構成してもよい。
ステップS14における複数入力判定の結果、複数の観点に基づく宛先情報が入力されない旨、つまり、IPアドレス、ドメイン名、又は、ホスト名のうち、いずれか一つのみが入力操作された旨の判定が下されたとき、主制御部11は、タッチパネル部53における表示画面上に、「複数の観点に基づく宛先情報が入力されていない」旨のエラーメッセージを表示(ステップS15)させた後、処理の流れをステップS12の宛先情報の入力操作催促画面表示に戻して、以下の処理を繰り返し実行させる。
一方、ステップS14における複数入力判定の結果、複数の観点に基づく宛先情報が入力された旨、つまり、IPアドレス及びドメイン名、又は、IPアドレス及びホスト名、又は、IPアドレス、ドメイン名、及びホスト名のうち、いずれかのパターンに係る宛先情報の操作入力がなされた旨の判定が下されたとき、整合性判定部77は、宛先情報記憶部74の記憶内容に基づいて、当該複数の観点に基づく宛先情報の全てが当該所要の宛先に係る宛先情報に整合するか否かに係る整合性判定を行う(ステップS16)。ステップS16では、整合性判定部77は、ステップS13で操作入力された複数の観点に基づく宛先情報が、一の宛先を共に意味するものか否かを判定することを通じて、宛先情報の誤りを水際でただす役割を果たしている。
さて、ステップS16における整合性判定の結果、当該複数の観点に基づく宛先情報の全てが、当該所要の宛先に係る宛先情報に整合する旨の判定が下されたとき、宛先確定制御部79は、当該所要の宛先に係る宛先情報をもって宛先確定を許可する制御を行う(ステップS17)。ここで、「宛先確定を許可する」とは、ステップS13で操作入力された宛先情報は誤りのない正しいものであるとみなして、事実上の宛先確定をスタートキー57の操作入力を待って行う概念と、事実上の宛先確定をスタートキー57の操作入力を待つことなく行う概念と、の両者を含む趣旨である。
次いで、SMTP通信部81は、ステップS17で確定された宛先に向けて、ネットワーク67を介してダイレクトSMTP方式に従う画像データの送信を外部装置69との間で遂行し(ステップS18)、この送信処理の遂行後に、一連の処理の流れを終了させる。
さて、上述した一連の処理の流れのなかで、ステップS16における整合性判定の結果、前記複数の観点に基づく宛先情報のうちいずれかが、前記所要の宛先に係る宛先情報に整合しない旨の判定が下された場合には、画像データの送信を行うことができなくなってしまう。そこで、かかる最悪の事態を可及的に回避し、ユーザに安心感を与えると共に、ユーザの利便性を損なわないようにするために、いかなる対処を行うべきか、が問題となる。
そうした観点から、ステップS16における整合性判定の結果、前記複数の観点に基づく宛先情報のうちいずれかが、前記所要の宛先に係る宛先情報に整合しない旨の判定が下されたとき、表示制御部83は、当該宛先情報が不整合である旨を、タッチパネル部53の表示画面上に表示させる制御を行うことによって、かかる不整合の旨をユーザに知らせることとした(ステップS15、図5参照)。
すなわち、例えば、図4に示す操作入力催促画面において、ユーザが、複数の観点に基づく宛先情報として、IPアドレス(192.168.1.200)及びホスト名(KM5D4F4B)を操作入力した後に、「OK」ボタンを押下したとする。このとき、例えば図5に示すように、IPアドレス(192.168.1.200)と、ホスト名(KM5D4F4B)が不整合である旨の警告メッセージを、タッチパネル部53の表示画面上に表示させることによって、かかる不整合の旨をユーザに知らせることとした。
これにより、ユーザは、画像データの送信を行うことができない原因を明示的に知ることが可能となる結果として、原因が明確にわからないままただ不安感を募らせざるを得ない場合と比べて、精神的なストレスを除いて、ユーザに安心感を与えることができる。
また、ユーザの利便性向上の観点に鑑みて、表示制御部83は、整合性判定部77における整合性判定の結果、前記複数の観点に基づく宛先情報のうちいずれかが、前記所要の宛先に係る宛先情報に整合しない旨の判定が下されたとき、前記複数の観点に基づく宛先情報に係る各宛先の情報をLAN67を介して取得する際に操作される接続ボタン91(図4参照)を、タッチパネル部53の表示画面上に表示させる制御を行うこととした。
さらに、表示制御部83は、前記複数の観点に基づく宛先情報に係る各宛先のうちいずれかに対応する接続ボタン91が操作されたとき、該当する宛先の情報を、タッチパネル部53の表示画面上に表示させる制御を行うこととした。
すなわち、例えば、前述した図4に示す操作入力催促画面において、ユーザが、IPアドレス(192.168.1.200)に対応する接続ボタン91を押下操作したとする。このとき、例えば図6に示すように、該当するIPアドレス(192.168.1.200)をもつ宛先の情報として、IPアドレス(192.168.1.200)、ホスト名(KM6882C0)、及びMACアドレス(00:C0:EE:68:82:C0)を、タッチパネル部53の表示画面上に表示させることによって、送信不可の原因となっている宛先候補(IPアドレス(192.168.1.200))に係る情報をユーザに知らせることとした。
一方、例えば、前述した図4に示す操作入力催促画面において、ユーザが、ホスト名(KM5D4F4B)に対応する接続ボタン91を押下操作したとする。このとき、例えば図7に示すように、該当するホスト名(KM5D4F4B)をもつ宛先の情報として、IPアドレス(192.168.1.150)、ホスト名(KM5D4F4B)、及びMACアドレス(00:C0:EE:69:81:C0)を、タッチパネル部53の表示画面上に表示させることによって、送信不可の原因となっている宛先候補(ホスト名(KM5D4F4B))に係る情報をユーザに知らせることとした。
これにより、ユーザは、宛先候補に係る情報を参照することを通じて、どちらの宛先候補が所要の宛先であるかを明りょうに知ることが可能となる結果として、誤送信の疑念を一掃した状態で所要の宛先に向けてデータ送信処理を行うことができて、ユーザの利便性向上に寄与することができる。
[実施例の効果]
本発明実施例に係る画像形成装置(データ通信装置)10によれば、所要の宛先に係る宛先情報が操作入力されたとき、複数入力判定部75は、複数の観点に基づく宛先情報が入力されたか否かに係る複数入力判定を行う。複数入力判定部75における複数入力判定の結果、複数の観点に基づく宛先情報が入力された旨の判定が下されたとき、整合性判定部77は、宛先情報記憶部71の記憶内容に基づいて、当該複数の観点に基づく宛先情報の全てが当該所要の宛先に係る宛先情報に整合するか否かに係る整合性判定を行う。そして、整合性判定部77における整合性判定の結果、当該複数の観点に基づく宛先情報の全てが、当該所要の宛先に係る宛先情報に整合する旨の判定が下されたとき、宛先確定制御部79は、当該所要の宛先に係る宛先情報をもって宛先確定を許可する制御を行い、これを受けて画像形成装置(データ通信装置)10は、確定された宛先に向けてデータ通信を遂行する。
従って、一の宛先を共に意味する複数の観点に基づく宛先情報が、一組の照合機構として相互作用して宛先情報の誤りをただすことが可能となる結果として、操作入力の際に参照したもととなる宛先情報が誤っていた場合であっても、その誤りをただして誤送信を未然に防止し、正しい宛先に向けてデータ通信を遂行可能なデータ通信装置を得ることができる。
また、ステップS16における整合性判定の結果、前記複数の観点に基づく宛先情報のうちいずれかが、前記所要の宛先に係る宛先情報に整合しない旨の判定が下されたとき、表示制御部83は、当該宛先情報が不整合である旨を、タッチパネル部53の表示画面上に表示させる制御を行うことによって、かかる不整合の旨をユーザに知らせる構成を採用した場合、ユーザは、画像データの送信を行うことができない原因を明示的に知ることが可能となる結果として、原因が明確にわからないままただ不安感を募らせざるを得ない場合と比べて、精神的なストレスを除いて、ユーザに安心感を与えることができる。
そして、整合性判定部77における整合性判定の結果、前記複数の観点に基づく宛先情報のうちいずれかが、前記所要の宛先に係る宛先情報に整合しない旨の判定が下されたとき、表示制御部83は、前記複数の観点に基づく宛先情報に係る各宛先の情報をLAN67を介して取得する際に操作される接続ボタン91を、タッチパネル部53の表示画面上に表示させる制御を行うことによって、送信不可の原因となっている宛先候補に係る情報をユーザに知らせる構成を採用した場合、ユーザは、宛先候補に係る情報を参照することを通じて、どちらの宛先候補が所要の宛先であるかを明りょうに知ることが可能となる結果として、誤送信の疑念を一掃した状態で所要の宛先に向けてデータ送信処理を行うことができて、ユーザの利便性向上に寄与することができる。
[その他]
本発明は、上述した実施例に限られるものではなく、請求の範囲及び明細書全体から読み取れる発明の要旨、あるいは技術思想に反しない範囲で適宜変更可能であり、そのような変更を伴うデータ通信装置及び画像形成装置もまた、本発明における技術的範囲の射程に包含されるものである。
すなわち、例えば、本発明実施例において、データ通信機能を有するデジタル複合機(画像形成装置)を例示して説明したが、本発明はこの例に限定されることなく、インターネットファクシミリ通信機能(データ通信機能)を有する単独のインターネットファクシミリ装置(データ通信装置)にも、本発明をそのまま適用することができることはいうまでもない。
10 データ通信装置を搭載したデジタル複合機(画像形成装置)
11 主制御部
53 タッチパネル部(表示部)
55 操作キー部(操作入力部)
71 宛先情報記憶部
73 宛先情報取得部
75 複数入力判定部
77 整合性判定部
79 宛先確定制御部
81 SMTP通信部
83 表示制御部
91 接続ボタン

Claims (5)

  1. 宛先情報を操作入力する際に用いられる操作入力部と、
    一の宛先を共に意味する複数の観点に基づくバリエーションに係る宛先情報が、当該一の宛先に関連付けて記憶される宛先情報記憶部と、
    前記操作入力部によって所要の宛先に係る宛先情報が操作入力されたとき、複数の観点に基づく宛先情報が入力されたか否かに係る複数入力判定を行う複数入力判定部と、
    前記複数入力判定部における複数入力判定の結果、複数の観点に基づく宛先情報が入力された旨の判定が下されたとき、前記宛先情報記憶部の記憶内容に基づいて、当該複数の観点に基づく宛先情報の全てが当該所要の宛先に係る宛先情報に整合するか否かに係る整合性判定を行う整合性判定部と、
    前記整合性判定部における整合性判定の結果、当該複数の観点に基づく宛先情報の全てが、当該所要の宛先に係る宛先情報に整合する旨の判定が下されたとき、当該所要の宛先に係る宛先情報をもって宛先確定を許可する制御を行う宛先確定制御部とを備え、
    前記確定された宛先に向けてデータ通信を遂行するデータ通信装置であって、
    ネットワークを介してダイレクトSMTP方式に従う画像データの通信を外部装置との間で遂行可能なSMTP通信部をさらに備え、
    前記一の宛先を共に意味する複数の観点に基づくバリエーションに係る宛先情報とは、IPアドレス、又は、ドメイン名若しくはホスト名のうちいずれかの組合せに係るものであり、
    前記SMTP通信部は、前記確定された宛先に向けて画像データの送信を遂行する、
    ことを特徴とするデータ通信装置。
  2. 請求項1記載のデータ通信装置であって、
    前記整合性判定部における整合性判定の結果、前記複数の観点に基づく宛先情報のうちいずれかが、前記所要の宛先に係る宛先情報に整合しない旨の判定が下されたとき、当該宛先情報が不整合である旨を、表示部の表示画面上に表示させる制御を行う表示制御部をさらに備えた、
    ことを特徴とする画像形成装置。
  3. 請求項2記載のデータ通信装置であって、
    前記表示制御部は、前記整合性判定部における整合性判定の結果、前記複数の観点に基づく宛先情報のうちいずれかが、前記所要の宛先に係る宛先情報に整合しない旨の判定が下されたとき、前記複数の観点に基づく宛先情報に係る各宛先の情報を前記ネットワークを介して取得する際に操作される接続ボタンを、前記表示部の表示画面上に表示させる制御を行う
    ことを特徴とする画像形成装置。
  4. 請求項3記載のデータ通信装置であって、
    前記表示制御部は、前記複数の観点に基づく宛先情報に係る各宛先のうちいずれかに対応する接続ボタンが操作されたとき、該当する宛先の情報を、前記表示部の表示画面上に表示させる制御を行う、
    ことを特徴とする画像形成装置。
  5. 請求項1〜4のうちいずれか一項に記載のデータ通信装置が搭載された画像形成装置であって、
    当該データ通信装置を、所要の宛先確定許可に適用した、
    ことを特徴とする画像形成装置。
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