JP5070073B2 - インターホンシステム - Google Patents

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Description

本発明は、有線の伝送路又は無線の伝送路を経由して接続される玄関子機及び居室親機間で音声信号を送受信して通話を成立させるインターホンシステムに係り、特に、通話品質を高めたインターホンシステムに関する。
従来から、住宅、事務所、工場等で用いられる拡声通話装置(インターホン、電話機、PHS等)において、背景雑音レベルが大きい状況下においても参照信号に音声信号が含まれているか否かを精度良く検出することができる音声検出器が開示されている(例えば、特許文献1を参照。)。
この音声検出器によれば、マイクロホンが集音する音響信号における近端側話者の発する音声成分とそれ以外の背景雑音成分との比が小さくなることに起因して参照信号中に音声信号が含まれていても当該音声信号が検出できなくなるような状況を低減することができ、背景雑音レベルが大きい状況下においても参照信号が音声信号であるか否かを精度良く検出することができる。
また、前述の音声検出器のように、参照信号が音声信号であるか否かを精度良く検出することができる別途の背景技術として、データ信号(参照信号と同意。)の特定の周波数のパワースペクトラムの本数に応じて、データ信号の種類が無音信号又は(有音の)音声信号であるかを判定することができる特願2007−223687号のインターホンシステムが出願されている。
特開2000―305579号公報
背景技術に記載した特開2000―305579号公報の音声検出器及び特願2007−223687号のインターホンシステムによれば、参照信号/データ信号の種類が無音信号又は(有音の)音声信号であることを検出/判定できるものの、特定の周波数帯域に強弱がつけられた例えば、摩擦音のような周波数成分が高く出力レベルの低い当該参照信号/データ信号を有音の音声信号として検出/判定できず、これが通話音声の頭切れの原因となり通話品質が低下していた。
本発明は、この難点を解消するためになされたもので、有音信号として判別可能な音声信号に周波数帯域の特性を付加し、通話音声の頭切れの原因となる音声信号の誤った判別を防止して通話品質を高めたインターホンシステムを提供することを目的としている。
前述の目的を達成するため、本発明の第1の態様であるインターホンシステムは、子機マイク及び子機スピーカを有する玄関子機と、有線の伝送路又は無線の伝送路を経由して接続される玄関子機の子機マイク及び子機スピーカとの間で通話を成立させるための音声信号を入出力する親機マイク及び親機スピーカを有する居室親機とを設けたものである。居室親機には、親機マイクに入力された送話アナログ音声信号を送話デジタル音声信号にアナログ/デジタル変換するとともに、玄関子機の子機マイクに入力され伝送路を経由して伝送されてくる受話デジタル音声信号を受話アナログ音声信号にデジタル/アナログ変換して親機スピーカから出力させるための親機音声コーデックと、親機音声コーデックから伝送路への送話ラインを伝送される送話デジタル音声信号の信号電圧、及び伝送路から親機音声コーデックへの受話ラインを伝送される受話アナログ音声信号の信号電圧をそれぞれ可変させるための音声処理部とを備えている。居室親機の音声処理部には、送話デジタル音声信号の信号電圧を減衰させるための送話側アッテネータと、受話デジタル音声信号の信号電圧を減衰させるための受話側アッテネータと、送話デジタル音声信号を複数の周波数帯域に分割するための送話側帯域分割処理回路と、受話デジタル音声信号を複数の周波数帯域に分割するための受話側帯域分割処理回路と、送話側帯域分割処理回路にて複数の周波数帯域に分割された送話デジタル音声信号のノイズレベルを当該複数の周波数帯域に対応した所定の送話側閾値をもとに演算するための送話側ノイズレベル演算回路と、受話側帯域分割処理回路にて複数の周波数帯域に分割された受話デジタル音声信号のノイズレベルを当該複数の周波数帯域に対応した所定の受話側閾値をもとに演算するための受話側ノイズレベル演算回路と、送話側ノイズレベル演算回路の演算結果をもとに送話デジタル音声信号が無音信号又は有音信号であるかを判別するための送話側信号判別回路と、受話側ノイズレベル演算回路の演算結果をもとに受話デジタル音声信号が無音信号又は有音信号であるかを判別するための受話側信号判別回路と、送話側信号判別回路及び受話側信号判別回路の判別結果をもとに、送話側アッテネータの減衰レベル及び受話側アッテネータの減衰レベルをそれぞれ制御するための減衰レベル制御回路とを備えている。
また、本発明の第2の態様であるインターホンシステムは、本発明の第1の態様において、居室親機の音声処理部には、送話側帯域分割処理回路にて分割された複数の周波数帯域の振幅・周波数特性を調整するための送話側イコライザと、受話側帯域分割処理回路にて分割された複数の周波数帯域の振幅・周波数特性を調整するための受話側イコライザとを備えている。
本発明のインターホンシステムによれば、玄関子機の子機マイクに入力され、この玄関子機に有線の伝送路又は無線の伝送路を経由して接続される居室親機の親機スピーカから受話音声として出力させる受話側デジタル音声信号と、居室親機の親機マイクに入力され、この居室親機に有線の伝送路又は無線の伝送路を経由して接続される玄関子機の子機スピーカから受話音声として出力させる送話側デジタル音声信号とをそれぞれ、居室親機の音声処理部を構成する帯域分割処理回路にて複数の周波数帯域に分割し、複数の周波数帯域に分割された当該デジタル音声信号について、周波数帯域毎に予め設定された閾値をもとに信号判別回路にて無音信号又は有音信号の判別を行うことができる。これにより、例えば、摩擦音のような周波数成分が高く出力レベルの低い信号であっても有音信号として高精度で判別することができ、子機スピーカ及び親機スピーカからそれぞれ出力される通話音声の頭切れの発生が防止され、通話品質が高められる。
また、本発明のインターホンシステムによれば、複数の周波数帯域に分割された受話側デジタル音声信号及び送話側デジタル音声信号の振幅・周波数特性が、それぞれのイコライザを経由して調整されるため、信号判別回路における無音信号又は有音信号の判別動作を安定かつ高精度で行うことができる。
以下、本発明のインターホンシステムを適用した最良の実施の形態例について、図面を参照して説明する。
図1は、本発明の実施例によるインターホンシステムの構成を示すブロック図である。このインターホンシステムには、住戸外に設置され来訪者が住戸内に在室中の居住者を呼び出して通話を成立させるための玄関子機1と、住戸内に設置され、有線の伝送路L1a又は無線の伝送路L1bを経由して接続される玄関子機1からの呼び出しに応答した居住者が来訪者との間で通話を成立させるための居室親機2とが設けられている。
また、玄関子機1には、子機操作部100、カメラ101、子機映像処理部102、子機マイク103、子機スピーカ104、子機音声コーデック105及び子機I/F(インターフェース)106が備えられている。
この玄関子機1において、子機操作部100は、来訪者が居住者を呼び出すために操作するものであり、例えば、呼出ボタンにて構成されている。
カメラ101は、呼出操作を行った来訪者の映像や住戸外の周囲近傍の映像(監視映像を含む。)を撮像するためのものであり、例えば、CCD、CMOS等の各種の撮像媒体にて構成されている。また、子機映像処理部102は、カメラ101にて撮像された映像である映像信号について、例えば、FM変調、増幅等の所定の信号処理を行うためのものである。
子機マイク103及び子機スピーカ104は、来訪者が居住者との間で通話を成立させるためのアナログ音声(送話音声、受話音声)を入出力するものである。また、子機音声コーデック105は、子機マイク103に入力された送話音声であるアナログ音声信号をデジタル音声信号にアナログ/デジタル変換するとともに、居室親機2の後述する親機マイク202に入力され有線の伝送路L1a又は無線の伝送路L1bを経由して伝送されてくる受話音声であるデジタル音声信号をアナログ音声信号にデジタル/アナログ変換して子機スピーカ104から出力させるためのものである。
子機I/F106は、子機操作部100から有線の伝送路L1a又は無線の伝送路L1bへの信号伝送ラインと、子機映像処理部102から有線の伝送路L1a又は無線の伝送路L1bへの信号伝送ラインと、子機音声コーデック105及び有線の伝送路L1a間の信号伝送ライン、或いは子機音声コーデック105及び無線の伝送路L1b間の信号伝送ラインとをそれぞれ形成するためのものである。
さらに、居室親機2には、モニタ200、親機映像処理部201、親機マイク202、親機スピーカ203、親機音声コーデック204、音声処理部205、親機操作部206、CPU207及び親機I/F208が備えられている。
この居室親機2において、モニタ200は、CPU207により出画状態に制御され、来訪者による玄関子機1からの呼び出しがあることを示す呼出表示と、玄関子機1のカメラ101にて撮像された映像を出画するための映像出画とをそれぞれ行うものであり、例えば、LCD、PDP、有機ELディスプレイ等の各種の出画表示媒体にて構成されている。また、親機映像処理部201は、CPU207により制御され、有線の伝送路L1a又は無線の伝送路L1bを経由して玄関子機1から伝送されてくる映像信号について、例えば、FM復調、増幅等の所定の信号処理を行い、玄関子機1のカメラ101にて撮像された映像をモニタ200に出画させるためのものである。
親機マイク202及び親機スピーカ203は、居住者が来訪者との間で通話を成立させるためのアナログ音声(送話音声、受話音声)を入出力するものであり、この親機スピーカ203は、前述の通話機能のみならず来訪者による玄関子機1からの呼び出しがあることを示す呼出報知を行うことができる。また、親機音声コーデック204は、CPU207により制御され、親機マイク202に入力された送話音声であるアナログ音声信号をデジタル音声信号にアナログ/デジタル変換するとともに、玄関子機1の子機マイク103に入力され有線の伝送路L1a又は無線の伝送路L1bを経由して伝送されてくる受話音声であるデジタル音声信号をアナログ音声信号にデジタル/アナログ変換して親機スピーカ203から出力させるためのものである。
音声処理部205は、CPU207により制御され、親機音声コーデック204から親機I/F208を経由して有線の伝送路L1a又は無線の伝送路L1bへの送話ラインL2aを伝送される送話デジタル音声信号の信号電圧と、有線の伝送路L1a又は無線の伝送路L1bから親機I/F208を経由して親機音声コーデック204への受話ラインL2bを伝送される受話アナログ音声信号の信号電圧とをそれぞれ可変させるためのものである。
親機操作部206は、CPU207により操作検出され、来訪者による玄関子機1からの呼び出しがあることを確認した居住者が応答し、親機マイク202及び親機スピーカ203の使用による通話を成立させるための応答操作、又は成立中の通話を終了するための終話操作等を行うものであり、例えば、通話ボタンにて構成されている。この親機操作部206としては、居室親機2の筐体面(図示せず。)に設けられる押圧ボタンやモニタ200の前面に設けられるタッチパネル(図示せず。)等が好適とされる。
CPU207は、居室親機2の構成各部を制御するためのものである。また、親機I/F208は、有線の伝送路L1a又は無線の伝送路L1bから親機映像処理部201への信号伝送ラインと、有線の伝送路L1a及び(送話ラインL2a又は受話ラインL2bを経由して)親機音声スイッチ205間の信号伝送ライン、或いは無線の伝送路L1b及び(送話ラインL2a又は受話ラインL2bを経由して)親機音声スイッチ205間の信号伝送ラインと、有線の伝送路L1a及びCPU207間の信号伝送ライン、或いは無線の伝送路L1b及びCPU207間の信号伝送ラインとをそれぞれ形成するためのものである。
次に、居室親機2の音声処理部205の具体的な構成について、図2のブロック図を参照して説明する。この音声処理部205には、送話側アンプ250a、送話側アッテネータ251a、送話側帯域分割処理回路252a、送話側イコライザ253a、送話側ノイズレベル演算回路254a及び送話側信号判別回路255aと、受話側アンプ250b、受話側アッテネータ251b、受話側帯域分割処理回路252b、受話側イコライザ253b、受話側ノイズレベル演算回路254b及び受話側信号判別回路255bと、減衰レベル制御回路256とが備えられている。
この音声処理部205において、送話側アンプ250aは、親機音声コーデック204から親機I/F208への送話ラインL2a上に設けられ、送話音声であるデジタル音声信号(送話デジタル音声信号)を増幅するためのものである。また、受話側アンプ250bは、親機I/F208から親機音声コーデック204への受話ラインL2b上に設けられ、受話音声であるデジタル音声信号(受話デジタル音声信号)を増幅するためのものである。
送話側アッテネータ251aは、送話側アンプ250aから親機I/F208への送話ラインL2a上に設けられ、送話音声であるデジタル音声信号(送話デジタル音声信号)の信号電圧を減衰させるにあたり、この減衰レベルが減衰レベル制御回路256により制御されるものである。また、受話側アッテネータ251bは、受話側アンプ250bから親機音声コーデック204への受話ラインL2b上に設けられ、受話音声であるデジタル音声信号(受話デジタル音声信号)の信号電圧を減衰させるにあたり、この減衰レベルが減衰レベル制御回路256により制御されるものである。
送話側帯域分割処理回路252aは、送話側アンプ250aを経由して増幅された送話デジタル音声信号を複数の周波数帯域、例えば、低周波数帯域F1aの「300Hz<F1a≦500Hz」、中周波数帯域F2aの「500Hz<F2a≦2kHz」、高周波数帯域F3aの「2kHz<F3a≦5kHz」のような3種の周波数帯域に分割するためのものであり、高周波数帯域F3aの「5kHz」は、サンプリング周波数の1/2の値を示している。また、受話側帯域分割処理回路252bは、受話側アンプ250bを経由して増幅された受話デジタル音声信号を複数の周波数帯域、例えば、低周波数帯域F1bの「300Hz<F1b≦500Hz」、中周波数帯域F2bの「500Hz<F2b≦2kHz」、高周波数帯域F3bの「2kHz<F3b≦5kHz」のような3種の周波数帯域に分割するためのものであり、高周波数帯域F3bの「5kHz」は、サンプリング周波数の1/2の値を示している。なお、送話側帯域分割処理回路252a及び受話側帯域分割処理回路252bにて行われる複数の周波数帯域への分割処理は、前述のような3種の周波数帯域への分割の態様に限定されるものではなく、2つ以上の周波数帯域であれば、より複数の周波数帯域に任意で分割することができる。
送話側イコライザ253aは、送話側帯域分割処理回路252aにて分割された3種の周波数帯域の振幅・周波数特性を調整するためのものであり、当該送話側帯域分割処理回路と一体で設けることができる。また、受話側イコライザ253bは、受話側帯域分割処理回路252bにて分割された3種の周波数帯域の振幅・周波数特性を調整するためのものであり、当該受話側帯域分割処理回路と一体で設けることができる。
送話側ノイズレベル演算回路254aは、送話側帯域分割処理回路252aにて3種の周波数帯域に分割され、送話側イコライザ253aを経由して振幅・周波数特性が調整された送話デジタル音声信号のノイズレベルを演算するためのである。また、受話側ノイズレベル演算回路254bは、受話側帯域分割処理回路252bにて3種の周波数帯域に分割され、受話側イコライザ253bを経由して振幅・周波数特性が調整された受話デジタル音声信号のノイズレベルを演算するためのである。
送話側信号判別回路255aは、送話側ノイズレベル演算回路254aの演算結果をもとに、送話側イコライザ253aを経由して振幅・周波数特性が調整された送話デジタル音声信号が無音信号又は有音信号であるかを判別するためのである。また、受話側信号判別回路255bは、受話側ノイズレベル演算回路254bの演算結果をもとに、受話側イコライザ253bを経由して振幅・周波数特性が調整された受話デジタル音声信号が無音信号又は有音信号であるかを判別するためのである。
減衰レベル制御回路256は、送話側信号判別回路255a及び受話側信号判別回路255bの判別結果をもとに、送話側アッテネータ251aの減衰レベル及び受話側アッテネータ251bの減衰レベルをそれぞれ制御するためのである。
このように構成された本発明の実施例によるインターホンシステムにおいて、以下、具体的な動作について説明する。
図1に示す居室親機2が設置された住戸内に在室中の居住者を呼び出すために、住戸外に居る来訪者が玄関子機1の子機操作部100を使用して所定の呼出操作を行うと、この子機操作部100にて生成された呼出信号が、子機I/F106、有線の伝送路L1a又は無線の伝送路L1b、居室親機2の親機I/F208を経由してCPU207に伝送されるとともに、カメラ101及び子機映像処理部102がそれぞれ能動となる。また、カメラ101は、呼出操作を行った来訪者の映像(住戸外の周囲近傍の映像を含む。)の撮像を開始して映像信号を生成する。この映像信号は、子機映像処理部102にて例えば、FM変調、増幅等の所定の信号処理が行われた後、子機I/F106、有線の伝送路L1a又は無線の伝送路L1b、居室親機2の親機I/F208を経由して親機映像処理部201に伝送される。
図1に示す居室親機2のCPU207は、有線の伝送路L1a又は無線の伝送路L1bを経由して接続される玄関子機1から伝送されてきた呼出信号を受信すると、来訪者による玄関子機1からの呼び出しがある旨の呼出音や音声メッセージ等を親機スピーカ203から出力させて呼出報知を行うとともに、モニタ200及び親機映像処理部201がそれぞれ能動となるように制御する。この制御により、モニタ200には、親機映像処理部201にて例えば、FM復調、増幅等の所定の信号処理が行われた映像信号、すなわち、玄関子機1のカメラ101にて撮像された来訪者の映像(住戸外の周囲近傍の映像を含む。)が出画されることになる。なお、モニタ200には、玄関子機1のカメラ101にて撮像された来訪者の映像(住戸外の周囲近傍の映像を含む。)の出画のみならず、来訪者による玄関子機1からの呼び出しがある旨の呼出メッセージや絵データ等を、CPU207の制御により表示させることもできる。
この後、図1において、来訪者による玄関子機1からの呼び出しがあることを、来訪者の判別と併せて確認できた居住者が居室親機2の親機操作部206を使用して所定の応答操作を行うと、この操作を検出したCPU207は、親機音声コーデック204及び音声処理部205と玄関子機1の子機音声コーデック105とがそれぞれ能動となるように制御する。
ここで、図2に示す居室親機2の音声処理部205において、送話側アンプ250aは、居住者により図1に示す親機マイク202へ入力された送話音声のアナログ音声信号であり親機音声コーデック204を経由してアナログ/デジタル変換された送話デジタル音声信号を増幅した後、送話ラインL2a上の送話側アッテネータ251a及び送話側帯域分割処理回路252aにそれぞれ送出する。ここで、送話側帯域分割処理回路252aは、送話側アンプ250aを経由して増幅された送話デジタル音声信号を複数の周波数帯域、例えば、低周波数帯域F1aの「300Hz<F1a≦500Hz」、中周波数帯域F2aの「500Hz<F2a≦2kHz」、高周波数帯域F3aの「2kHz<F3a≦5kHz」のような3種の周波数帯域に分割し、送話側イコライザ253aを経由して振幅・周波数特性を調整させた3種の送話デジタル音声信号を、送話側ノイズレベル演算回路254a及び送話側信号判別回路255aにそれぞれ送出する。
また、図2に示す居室親機2の音声処理部205を構成する送話側ノイズレベル演算回路254aは、送話側イコライザ253aを経由して送話側帯域分割処理回路252aから伝送されてくる振幅・周波数特性が調整された3種の周波数帯域の送話デジタル音声信号をもとに、3種の周波数帯域の送話デジタル音声信号について、それぞれのノイズレベルを演算する。具体的には、居住者による通常の送話音声のように中周波数帯域又は低周波数帯域の送話デジタル音声信号については所定の閾値(以下、第1の送話側閾値という。)A1をもとにノイズレベルを演算し、この演算結果を送話側信号判別回路255aに送出する。一方、摩擦音のように周波数成分が高い高周波数帯域でパワーの小さい送話デジタル音声信号については前述の第1の送話側閾値A1とは異なる所定の閾値(以下、第2の送話側閾値という。)A2をもとにノイズレベルを演算し、この演算結果を送話側信号判別回路255aに送出する。
さらに、図2に示す居室親機2の音声処理部205を構成する送話側信号判別回路255aは、送話側ノイズレベル演算回路254aの演算結果をもとに、送話側イコライザ253aを経由して送話側帯域分割処理回路252aから伝送されてくる振幅・周波数特性が調整された3種の周波数帯域の送話デジタル音声信号がそれぞれ、無音信号又は有音信号であるかを判別する。ここで、送話側信号判別回路255aには、前述の第1及び第2の各送話側閾値A1、A2が「A1>A2」の関係を有するように予め設定されているため、送話側イコライザ253aを経由して送話側帯域分割処理回路252aから伝送されてくる振幅・周波数特性が調整された3種の周波数帯域の送話デジタル音声信号をもとに、有音の判別感度を変化させることなく、居住者による通常の送話音声のみならず摩擦音についても有音信号として高精度で判別することができ、この判別結果は減衰レベル制御回路256に送出される。
一方、来訪者により図1に示す玄関子機1の子機マイク103へ入力された送話音声のアナログ音声信号であり子機音声コーデック105を経由してアナログ/デジタル変換された送話デジタル音声信号は、子機I/F106、有線の伝送路L1a又は無線の伝送路L1b、居室親機2の親機I/F208を経由して図2に示す音声処理部205の受話側アンプ250bに伝送される。この受話側アンプ250bは、受信した送話デジタル音声信号を受話デジタル音声信号として増幅した後、受話ラインL2b上の受話側アッテネータ251b及び受話側帯域分割処理回路252bにそれぞれ送出する。ここで、受話側帯域分割処理回路252bは、受話側アンプ250bを経由して増幅された受話デジタル音声信号を複数の周波数帯域、例えば、低周波数帯域F1bの「300Hz<F1b≦500Hz」、中周波数帯域F2bの「500Hz<F2b≦2kHz」、高周波数帯域F3bの「2kHz<F3b≦5kHz」のような3種の周波数帯域に分割し、受話側イコライザ253bを経由して振幅・周波数特性を調整させた3種の受話デジタル音声信号を、受話側ノイズレベル演算回路254b及び受話側信号判別回路255bにそれぞれ送出する。
また、図2に示す居室親機2の音声処理部205を構成する受話側ノイズレベル演算回路254bは、受話側イコライザ253bを経由して受話側帯域分割処理回路252bから伝送されてくる振幅・周波数特性が調整された3種の周波数帯域の受話デジタル音声信号をもとに、3種の周波数帯域の受話デジタル音声信号について、それぞれのノイズレベルを演算する。具体的には、来訪者による通常の受話音声のように中周波数帯域又は低周波数帯域の受話デジタル音声信号については所定の閾値(以下、第1の受話側閾値という。)B1をもとにノイズレベルを演算し、この演算結果を受話側信号判別回路255bに送出する。一方、摩擦音のように周波数成分が高い高周波数帯域でパワーの小さい受話デジタル音声信号については前述の第1の受話側閾値B1とは異なる所定の閾値(以下、第2の受話側閾値という。)B2をもとにノイズレベルを演算し、この演算結果を受話側信号判別回路255bに送出する。
さらに、図2に示す居室親機2の音声処理部205を構成する受話側信号判別回路255bは、受話側イコライザ253bを経由して送話側帯域分割処理回路252bから伝送されてくる振幅・周波数特性が調整された3種の周波数帯域の受話デジタル音声信号がそれぞれ、無音信号又は有音信号であるかを判別する。ここで、受話側信号判別回路255bには、前述の第1及び第2の各受話側閾値B1、B2が「B1>B2」の関係を有するように予め設定されているため、受話側イコライザ253bを経由して受話側帯域分割処理回路252bから伝送されてくる振幅・周波数特性が調整された3種の周波数帯域の受話デジタル音声信号をもとに、有音の判別感度を変化させることなく、来訪者による通常の受話音声のみならず摩擦音についても有音信号として高精度で判別することができ、この判別結果は減衰レベル制御回路256に送出される。
次に、図2に示す居室親機2の音声処理部205を構成する減衰レベル制御回路256は、その制御の一例として、送話側信号判別回路255aの判別結果が有音であり受話側信号判別回路255bの判別結果が無音である場合には、送話側アッテネータ251aの減衰レベルを低く抑える一方、受話側アッテネータ251bの減衰レベルが高くなるように制御する。この制御により、送話側信号判別回路255aにて有音と判別され、送話ラインL2a上の送話側アンプ250aを経由して増幅された送話デジタル音声信号の信号電圧は、送話側アッテネータ251aにて減衰が低く抑えられた後、図1に示す親機I/F208、有線の伝送路L1a又は無線の伝送路L1b、玄関子機1の子機I/F106を経由して子機音声コーデック105に伝送される。ここで、子機音声コーデック104は、受信した有音の送話デジタル音声信号をデジタル/アナログ変換し、居住者による通常の音声のみならず前述のように有音信号として正確に判別された摩擦音についても、有音信号の受話音声として子機スピーカ104から出力させることができる。これにより、子機スピーカ104から出力される通話音声の頭切れの発生が防止され、通話品質が高められる。
また、図2に示す居室親機2の音声処理部205を構成する減衰レベル制御回路256は、その制御の別例として、送話側信号判別回路255aの判別結果が無音であり受話側信号判別回路255bの判別結果が有音である場合には、送話側アッテネータ251aの減衰レベルを高くする一方、受話側アッテネータ251bの減衰レベルが低くなるように制御する。この制御により、受話側信号判別回路255bにて有音と判別され、受話ラインL2b上の受話側アンプ250bを経由して増幅された受話デジタル音声信号の信号電圧は、受話側アッテネータ251bにて減衰レベルが低く抑えられた後、図1に示す親機音声コーデック204に伝送される。ここで、親機音声コーデック204は、受信した有音の受話デジタル音声信号をデジタル/アナログ変換し、来訪者の通常の音声のみならず前述のように有音信号として正確に判別された摩擦音についても、有音信号の受話音声として親機スピーカ203から出力させることができる。これにより、親機スピーカ203から出力される通話音声の頭切れの発生が防止され、通話品質が高められる。
なお、本発明のインターホンシステムにおいては、特定の実施の形態をもって説明してきたが、この形態に限定されるものでなく、本発明の効果を奏する限り、これまで知られた如何なる構成のインターホンシステム、例えば、映像の撮像/処理機能(101、102)が不備とされる当該玄関子機及び映像の出画/処理機能(200、201)が不備とされる当該居室親機を有するインターホンシステムであっても採用できるということはいうまでもないことである。
本発明の実施例によるインターホンシステムの構成を示すブロック図。 本発明の実施例によるインターホンシステムにおいて、居室親機の音声処理部の具体的な構成を示すブロック図。
1……玄関子機
103……子機マイク
104……子機スピーカ
2……居室親機
202……親機マイク
203……親機スピーカ
204……親機音声コーデック
205……音声処理部
251a……送話側アッテネータ
251b……受話側アッテネータ
252a……送話側帯域分割処理回路
252b……受話側帯域分割処理回路
253a……送話側イコライザ
253b……受話側イコライザ
254a……送話側ノイズレベル演算回路
254b……受話側ノイズレベル演算回路
255a……送話側信号判別回路
255b……受話側信号判別回路
256……減衰レベル制御回路
L1a……有線の伝送路
L1b……無線の伝送路
L2a……送話ライン
L2b……受話ライン

Claims (2)

  1. 子機マイク(103)及び子機スピーカ(104)を有する玄関子機(1)と、有線の伝送路(L1a)又は無線の伝送路(L1b)を経由して接続される前記玄関子機の前記子機マイク及び前記子機スピーカとの間で通話を成立させるための音声信号を入出力する親機マイク(202)及び親機スピーカ(203)を有する居室親機(2)とを設け、
    前記居室親機には、前記親機マイクに入力された送話アナログ音声信号を送話デジタル音声信号にアナログ/デジタル変換するとともに、前記玄関子機の前記子機マイクに入力され前記伝送路を経由して伝送されてくる受話デジタル音声信号を受話アナログ音声信号にデジタル/アナログ変換して前記親機スピーカから出力させるための親機音声コーデック(204)と、前記親機音声コーデックから前記伝送路への送話ライン(L2a)を伝送される前記送話デジタル音声信号の信号電圧、及び前記伝送路から前記親機音声コーデックへの受話ライン(L2b)を伝送される前記受話アナログ音声信号の信号電圧をそれぞれ可変させるための音声処理部(205)とを備え、
    前記居室親機の前記音声処理部には、前記送話デジタル音声信号の信号電圧を減衰させるための送話側アッテネータ(251a)と、前記受話デジタル音声信号の信号電圧を減衰させるための受話側アッテネータ(251b)と、前記送話デジタル音声信号を複数の周波数帯域に分割するための送話側帯域分割処理回路(252a)と、前記受話デジタル音声信号を複数の周波数帯域に分割するための受話側帯域分割処理回路(252b)と、前記送話側帯域分割処理回路にて前記複数の周波数帯域に分割された前記送話デジタル音声信号のノイズレベルを当該複数の周波数帯域に対応した所定の送話側閾値をもとに演算するための送話側ノイズレベル演算回路(254a)と、前記受話側帯域分割処理回路にて前記複数の周波数帯域に分割された前記受話デジタル音声信号のノイズレベルを当該複数の周波数帯域に対応した所定の受話側閾値をもとに演算するための受話側ノイズレベル演算回路(254b)と、前記送話側ノイズレベル演算回路の演算結果をもとに前記送話デジタル音声信号が無音信号又は有音信号であるかを判別するための送話側信号判別回路(255a)と、前記受話側ノイズレベル演算回路の演算結果をもとに前記受話デジタル音声信号が無音信号又は有音信号であるかを判別するための受話側信号判別回路(255b)と、前記送話側信号判別回路及び前記受話側信号判別回路の判別結果をもとに、前記送話側アッテネータの減衰レベル及び前記受話側アッテネータの減衰レベルをそれぞれ制御するための減衰レベル制御回路(256)とを備えることを特徴とするインターホンシステム。
  2. 前記居室親機の前記音声処理部には、前記送話側帯域分割処理回路にて分割された前記複数の周波数帯域の振幅・周波数特性を調整するための送話側イコライザ(253a)と、前記受話側帯域分割処理回路にて分割された前記複数の周波数帯域の振幅・周波数特性を調整するための受話側イコライザ(253b)とを備えることを特徴とする請求項1記載のインターホンシステム。
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