JP5069428B2 - 摩擦攪拌溶接装置 - Google Patents

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Description

本発明は、ピンと第1の摩擦面セグメントとを備えた摩擦攪拌溶接装置であって、前記ピンと第1の摩擦面セグメントは回転軸を中心に回転駆動され、前記第1の摩擦面セグメントは加工物上に載る第1の摩擦面を有する摩擦攪拌溶接装置に関する。
摩擦溶接の原理は長年、従来技術から知られており、2つの加工物同士を接触線に沿って互いに押し付けながら、これらの加工物間の相対運動を行うことである。摩擦は、可塑化された区域を接触線に沿って発生させるので、相対運動が停止すると、可塑化領域は固化でき、加工物同士は互いに接合される。この手法は、特にアルミニウムやその合金を溶接する際に有利である。従来の溶接手法では、これらの材料は大気中の酸素と結合して、充分な強度の溶接シーム(溶接接合部)の形成を妨げる酸化物を形成する恐れがある。対照的に、この酸化物形成の破壊的作用は摩擦溶接時には起こらない。
しかしながら、摩擦溶接の1つの欠点として、接合対象である加工物同士の間に相対運動が必要とされる。このため特に、大きな加工物同士を接合する場合に問題が起こる。すなわち、加工物同士全体を保持し、互いに対し移動させなければならない装置と取付具が要求される、という問題である。この問題を回避するため、摩擦攪拌溶接(FSW)への動きがあった。互いに隣接し、互いに溶接されるべき加工物同士の間の継ぎ目にピンを導入し、次にこのピンを回転させることは、特許文献1から知られており、このピンは加工物の材料より高い硬度と高い融点を持つものである。ピンの回転中に、加工物同士が互いに押し付けられので、ピンと加工物同士との摩擦が両加工物の縁部を可塑化させる。ピンを継ぎ目に沿って前方へ移動させると、可塑化された材料は再び固化する。このようにして、溶接シームを作ることが可能である。
継ぎ目の表面に近い領域においても充分な摩擦を達成するには、ピンの上方および/または下方に肩部を設けることが有利であることが証明されている。この肩部は、接合対象の加工物同士の表面に載せられ、ピンと共に材料に対し擦りつけられるものである。そのためには、肩部が加工物同士の上側と下側に別個に押し付けられる力を制御して、継ぎ目の断面部に熱を最適に分布させることが、特許文献2から知られている。
本発明の基礎である特許文献3は、上肩部および下肩部が加工物の表面に押し付けられる圧力と、加工物に対する肩部の位置を制御することを開示している。さらに、下肩部は離脱可能にピンに接続されているので、下肩部は容易に離脱でき、そのため、加工物同士が基部に載っている状況でも本装置は使用できる。
しかしながら、ピンと肩部の摩擦は加工物に色々な力を及ぼし、これらの力は加工物取付具で吸収されなければならない。摩擦攪拌溶接装置を従来のロボットに用いる場合、そのデザインのためロボットは、ピンと肩部により生成されて溶接シーム面に働く力を吸収するのに必要な安定性を持たない、という問題が起こることが多い。
もう一つの問題は、溶接シームの特性が温度分布と、ピン、肩部および加工物の間の摩擦により引き起こされる物質移動により決定されるということである。したがって、溶接シームの特性は、ピンと肩部の回転速度、およびピンが継ぎ目に沿って直線移動される速度を変えることによってのみ影響を受ける可能性があるので、この特性に影響を及ぼすという目標を達成するには困難が伴わざるを得ない。
最後に、従来技術から知られている摩擦攪拌溶接装置は、互いに接合する対象である加工物の特定の配置用に考えられており、他の形状に対しては使用できない。したがって、加工物の種類を変える場合には、摩擦攪拌溶接装置を変える事も必要であり、変更時間と関連費用がかかる。このため、摩擦攪拌溶接用の汎用できる装置を提供することが望まれる。
国際公開第93/10935号パンフレット 米国特許第6199745号明細書 米国特許第6758382号明細書
したがって、本発明は、ピン/摩擦面と加工物との摩擦により加工物に導入されるエネルギーをより良く設定するのに使用できる摩擦攪拌溶接装置を提供するという目的に基づいている。
この目的は、加工物上に載る第1の内摩擦面を持つ第1の内セグメントが設けられ、第1の内セグメントはピンを囲み、第1の摩擦面セグメントは第1の内セグメントを囲み、第1の摩擦面セグメントは第1の内セグメントと独立に回転駆動される、という事実により達成される。
溶接中、第1の摩擦面は一般的に、駆動装置を持つ装置ホルダと加工物との間に配置されるので、“上”摩擦面と考えることができる。しかしながら、加工物がホルダと第1の摩擦面との間に配置されることも考えられ、この場合には、第1の摩擦面が加工物に“下から”当たっている。
第1の摩擦面を持つ第1の摩擦面セグメントとピンとは互いに独立して回転でき、その結果、摩擦により接合されるべき加工物同士の材料に導入されるエネルギーは、異なる回転速度を用いることにより表面と継ぎ目とで異なるように設定できる。特に、溶接シーム微細構造のより大きな均質性に関連する、その後の溶接シームの領域における均一な温度分布を達成することが可能となる。本発明に係る装置では特に、加工物の表面を介して導入されるエネルギーが接触表面を介して導入されるエネルギーと独立に設定されることが可能となる。さらに、溶接シームの領域における物質移動は、第1の摩擦面とピンの回転速度を別個に設定することにより制御できる。
ピンと第1の摩擦面とを互いに逆の方向に回転させると、溶接シームの特性に影響を与えることができるということとは別に、溶接シームが延びる方向面における、加工物に作用し摩擦から生じる力を低下させること、または消失させることができる。何故なら、ピンと第1の摩擦面により引き起こされた力が次に互いに逆方向に働くからである。その結果生じるモーメントは実質的に中和できる。この種の装置は、特に高い剛性を自身は持たない搬送システムと共に使用することもでき、そうでない場合に生じる比較的高いモーメントを吸収できる。そのため、従来のロボットが使用できる。
ピンを囲み、ピンより大きい外径を持つ第1の内セグメントは以下の効果を示す:一方ではピンと第1の内セグメント、他方では第1の摩擦面により加工物に及ぼされる力は、第1の摩擦面を持つ第1の摩擦セグメントがピンおよび第1の内セグメントと逆方向に回転すると、実質的に互いに相殺できる。ピンと共に回転し、直径がより大きく、加工物に当たる内摩擦面を持つ第1の内セグメントは特に、第1の摩擦面セグメントのはるかに大きい直径、およびこれに関連するより大きなトルクから生ずる効果を補償する。
第1の内セグメントがピンを収容するように、好ましくは、ピンは第1の内セグメントに接合されていてよく、この場合、特に好ましい実施形態においては、ピンと第1の内セグメントは一体に形成されており、その結果、それらの構造はいっそう単純になる。
さらに好ましい実施形態においては、回転可能であることに加え、ピンはピンが延びる方向に直線状に変位可能でもあり、この場合、定期的変位も起こると思われるので、ピンは、溶接シームが延びる方向に垂直の運動で接触面に沿って擦り付けることもできる。その結果、第1の摩擦面の平面における物質移動だけでなく、ピンが延びる方向における物質移動にも影響を与えることができる。
好ましい実施形態において、第1の摩擦面セグメントは第1の外セグメントにより囲まれていてもよい。第1の外セグメントが第1の摩擦面セグメントに対し回転自在であることも好ましい。これにより、第1の摩擦面の回転の結果、材料が溶接シームから投げ出されること、およびバリが形成されること、が防げる。材料が投げ出されると、溶接シームの厚さが隣接材料の厚さより少なくなり、その結果、溶接シームが時期尚早に駄目になり、破断点となる可能性がある。第1の外セグメントは、材料が投げ出されるのを止めるので、この性質の溶接シームの“形態”が弱化するのを防止するのに使用できる。
外セグメントを持つこの種の構造は、摩擦による熱で影響を受ける接合対象の加工物同士の間の継ぎ目周辺の領域を制限することができるので、この点でも利点がある。特に、第1の外セグメントが回転に関して固定的に配置されるので、加工物に対して回転せず、かつ好ましくは冷却される場合には、第1の摩擦面の外周内部で延びる加工物の領域だけが実質的に熱の影響を受ける。溶融される区域と影響を受けない区域との間の遷移区域の幅は特に、冷却された外セグメントによりできるだけ狭く保たれる。特に、この遷移領域が以降の破壊を受けやすいことが証明されているので、これは有益である。
さらに、本発明に係る装置は、国際公開第01/36144号パンフレットにより詳細に記載されているスポット溶接として知られているものを実行するのに用いることもできるように、ピンが延びる方向に第1の摩擦面セグメントが変位可能であることが好ましい。この場合、ピンが延びる方向に回転軸を中心に同様に変位可能であるピンは、重ねられた二つの加工物内に下げられ、この際、ピンは回転中であり、まず第1の加工物内に入り、次に第2の加工物内に入る。ピンの回転は、ピンを囲む加工物の区域を可塑化させ、可塑化材料はピンの下降運動により上昇される。もしも加工物からの摩擦面セグメントの離間運動がピンの加工物への進入運動と平行して起こると、排出された材料は摩擦面セグメントと外セグメントとの間に形成された環状空間に受容されることができる。次にピンが加工物から出されて後退されると、摩擦面セグメントは加工物に向かって下降できるので、可塑化材料はピンにより残された穴に押し戻される。この材料が次にピンにより形成された穴の中で固化すると、重ねられた加工物同士の間にスポット様の連結部ができる。このようにして、様々な接合形態に、したがって汎用的に使用できる摩擦攪拌溶接装置が提供される。
第1の摩擦面セグメントおよびピンが第1の駆動装置により駆動されるのが好ましく、この場合、第1の摩擦面とピンの回転速度と回転方向を互いに独立して設定する手段が設けられる。1つの駆動装置のみを用いることにより、装置の全体的大きさを小さく保つことができ、扱いやすさが保持される。好ましい実施形態では、ピンと第1の摩擦面の異なった回転方向が逆転機構により簡単に達成でき、この場合、全体的大きさをさらに減少させるには、かさ歯車機構を用いることがさらに好ましい。
本発明のさらに好ましい実施形態においては、第1の摩擦面を持つ第1の肩部に加え、装置は第2の摩擦面を持つ第2の肩部を持ち、第2の摩擦面は第1の摩擦面とは離れて配置され、第2の摩擦面は第1の摩擦面に向いている。さらに、第2の摩擦面は、ピンとは独立に回転可能である。第2の肩部も、加工物の位置を固定する担持面を、第1の摩擦面と反対の方向を向いている加工物の面上に設けている。第2の肩部も、装置が二重肩部FSW法として知られている方法を行うことができるようにする。同様にピンと独立して回転する第2の摩擦面も、下側から溶接シームの特性に影響を与えるのに使用できる。
好ましくは、下肩部は同様に、ピンの回転方向と反対の回転方向で回転できるので、加工物に作用するモーメントを最小にできる。
また好ましくは、第1の摩擦面と第2の摩擦面との距離は可変でよいので、加工物は第1の肩部と第2の肩部との間に保持でき、摩擦面と加工物との間に作用する圧力は制御できる。
第1の肩部に類似した仕方で、第2の肩部も摩擦面セグメント、内セグメントおよび外セグメントを備えることができ、この場合、第1の肩部について既に説明した利点が達成できる。
第1の別法では、第2の摩擦面セグメントが同様に第1の駆動装置により回転でき、できるだけ小さな全体的サイズを持つ装置となる。しかしながら、第2の別法では、第2の摩擦面セグメントを駆動するのに用いられる第2の駆動装置を設けることも可能である。このように、第2の摩擦面は第1の摩擦面と独立に制御できるので、溶接シームの特性はより良好に設定できる。
さらに別の好ましい実施形態において、溶接シームに溶加材を導入するための出口開口を持つ通路がある。溶加材、特にスカンジウム粉末、は溶接シームの領域において攪拌区域の特性を故意に向上させるのに使用できる。さらに、溶加材を添加すると、溶接シームの領域において特殊合金が形成でき、溶接シームの品質が改善できる。この目的のため、金属粉末がピン内の通路を通して、および/または特に第1の摩擦面セグメントと第1の内セグメントとの隙間により形成されると思われる通路を通して、溶接シームに導入でき、それにより、加工物の材料と溶加材とが特に充分混合されるので、均質な溶接シームが得られる。
アルミニウムまたはその合金から作られた加工物同士の摩擦攪拌溶接の場合、溶加材は特に、銅、マンガン、ケイ素、マグネシウム、亜鉛または酸化アルミニウムでよい。この場合、銅は、溶接シームの領域における引張強度を増大させるという利点がある。マンガンは、延性の喪失を招かずに強度を増大させる。ケイ素を溶接シームの領域に導入すると、溶接シームを形成する材料の融点を低下させる。溶加材としてのマグネシウムは、接合される加工物同士のアルミニウムに比べ、溶接シームの材料の強度と耐食性を増大させる利点と関連する。亜鉛とマグネシウムも引張強さを向上させる。最後に、溶加材としての酸化アルミニウムは、表面硬さと耐磨耗性の向上と、強度の増大をもたらす。
以下に、本発明を図面に基づき説明するが、この図面は好ましい実施形態を図示しただけである。
図1は、本発明の第1の実施形態を示す。摩擦攪拌溶接用の装置1Aは、例えば継ぎ目に沿って案内可能であり、二つの加工物2、2’は継ぎ目に沿って互いに当たっている。装置1Aはピン3と第1の摩擦面セグメント4からなり、第1の摩擦面セグメント4は円形リングの形状で構成されている。ピン3と第1の摩擦面セグメント4とは、共通の回転軸6を中心に回転駆動される。この状況で、一方では、ピン3と第1の摩擦面セグメント4とに別個の駆動装置を設けることが考えられる。しかしながら、ピン3と第1の摩擦面セグメント4との両方に共同の第1の駆動装置を用いることも可能である。
第1の摩擦面セグメント4は、加工物2、2’上に載る第1の摩擦面5を持つ。さらに、第1の内セグメント7があり、この第1の内セグメント7はピン3に接合され、第1の摩擦面セグメント4に囲まれており、第1の摩擦面セグメント4は第1の内セグメント7とは独立に、したがってピン3とは独立に、回転駆動される。さらにこの好ましい例示的実施形態において、第1の内セグメント7はピン3と一体に形成されている。第1の内セグメント7はピン3より直径が大きく、第1の内摩擦面8を持ち、第1の内摩擦面8は加工物2、2’上に載ることができる。第1の内セグメント7を持つピン3と第1の摩擦面セグメント4とは、互いに異なる回転速度で駆動可能である。特に、ピン3と第1の摩擦面セグメント4とは互いに反対の回転方向で回転駆動可能である。
ピン3と第1の摩擦面セグメント4とが互いに反対の回転方向で駆動されると、第1の内摩擦面8と共同してピン3により加工物2、2’に及ぼされるトルクは、第1の摩擦面5により加工物2、2’に及ぼされるトルクにより補償される。この補償は、加工物2、2’用のホルダがそのような高い力を吸収する必要がないことを意味する。この作用は、ピン3の周面に加え、ピン3より大きな周辺部を持つ第1の内摩擦面8も加工物2に摩擦力を及ぼすという事実により達成される。
さらに、装置1Aは第1の外セグメント9を持ち、第1の外セグメント9は第1の摩擦面セグメント4を囲んでいる。第1の摩擦面セグメント4は第1の外セグメント9に対して回転自在であり、第1の外セグメント9は加工物2に対する回転については固定的に配置されているのが好ましい。この場合、第1の外セグメント9も冷却可能であるのが好ましく、それにより、導入される摩擦エネルギーの熱で影響を受ける加工物2の区域が限定される。
さらに、この点で好ましい実施形態においては、装置1Aは第2の肩部を持ち、第2の肩部は第2の摩擦面11を持つ第2の摩擦面セグメント10からなる。第2の摩擦面11は第1の摩擦面5から離れて配置されており、第1の摩擦面5に向いている。さらに、第2の摩擦面セグメント10とピン3は、互いに独立に回転駆動される。特に、第2の摩擦面セグメント10はピン3の回転方向と反対の回転方向に駆動可能であり、これは、加工物2、2’に及ぼされるトルクが互いに補償し合うことを保証するためである。加工物2、2’が摩擦面5および16で締め付けられるよう、第1の摩擦面5と第2の摩擦面11との距離は可変である。
さらに、この好ましい例示的実施形態においては、第2の肩部は第2の内セグメント12を有し、第2の内セグメント12は第2の摩擦面セグメント10により囲まれ、加工物2、2’上に載る第2の内摩擦面13を備えている。この場合、第2の内セグメント12は同様に回転軸6を中心に回転駆動され、第1の内セグメント7と同様にトルクを補償するのに貢献する。
さらに、第2の肩部は第2の外セグメント14を持ち、第2の外セグメント14は加工物2に対する回転については固定的に配置されているのが好ましい。第2の外セグメント14も冷却可能であるように構成され、それにより、熱で影響を受ける加工物2の区域が限定される。
第2の摩擦面セグメント10、第2の内セグメント12、第2の外セグメント14を持つ、随意に設けられる第2の肩部は、以下を意味する:本発明に係る装置は、肩部が加工物2、2’の一面だけに載る従来のFSWを実施するのに使用できるだけでなく、二重肩部FSW溶接方法として知られている方法を実施するのにも使用できる。
本発明に係る装置1Aは、接合面に隣接して配置された第1の加工物2および/または第2の加工物2’の区域が回転軸6を中心に回転するピン3により可塑化されるように、二つの加工物2、2’を接合面に沿って互いに接合するのに用いることができる。この状況において、図1に示すように、一方では、接合面が二つの加工物が互いに接触している継ぎ目に沿って延びていることが考えられる。この場合、回転軸6を中心に回転しているピン3と摩擦面セグメント4を持つ装置1Aが接合面に沿って移動されるので、二つの加工物2、2’の一方または両方における接合面に隣接する区域が可塑化される。装置1Aが接合面に沿って移動し続けるので、前に可塑化された区域は固化し、二つの加工物2、2’は互いとの連結部を形成する。既に述べたように、本発明に係る構造は、加工物2、2’のホルダに及ぼされる力を最小にする。
図2に図示した本発明に係る第2の実施形態は、第1の内セグメント7がピン3に固定的に接合されておらず、ピン3はピンが延びる方向に回転軸6に沿って直線状に変位可能である、という点で図1に示した実施形態と異なる。さらに、第1の摩擦面セグメント4はピン3が延びる方向に変位可能であり、特に加工物2、2’から離れて移動可能であるので、本発明に係る装置は“スポット溶接”として知られている溶接を行うのに使用できる。この場合、初めは第1の摩擦面5を越えて突出していないピン3は、重なっている2つの加工物のうち上方の加工物内に回転しながら下降し、同時に第1の摩擦面セグメント4は加工物2、2’から離れて移動されるので、ピン3により変位される材料は、第1の摩擦面セグメント4により残された、内セグメント7と外セグメント9との間の容積に入り込むことができる。次に、ピン3が加工物から引き抜かれると、第1の摩擦面セグメント4は加工物の方に戻されるので、材料はピン3により残された容積に押し戻される。このスポット溶接中、第2の摩擦面セグメント10、第2の内セグメント12、第2の外セグメント14からなる第2の肩部は必要とされず、加工物は第1の外セグメント9により固定台上に保持される。
図3に示した、本発明に係る装置1Cの第3の実施形態は、図1に示した第1の例示的実施形態とは以下の点で異なる:溶加材がピン3、内セグメント13、摩擦面セグメント4との摩擦により可塑化された区域に導入されるために、摩擦面通路15が第1の摩擦面セグメント4に設けられている。
あるいは、図4に示す装置1Dの第4の例示的実施形態におけるように、溶接シームの内部に溶加材が同様に導入される中央通路をピン3内に設けることができる。装置1Dもピン3と第1の摩擦面セグメント4からなる。第1の摩擦面セグメント4は円形リングの形状で構成されており、ピン3を囲んでいる。この点で好ましい、この実施形態においては、送り装置はピン3の内部に通った中央通路として構成され、中央通路は、ピン3が延びている方向において回転軸6と平行に延設された第1の部分16と、第1の部分16の末端からピン3の周面まで延びた端部17、17’とを備えている。
アルミニウムまたはその合金から作られた加工物2の摩擦攪拌溶接の場合には、溶加材は特に銅、マンガン、ケイ素、マグネシウム、亜鉛または酸化アルミニウムでよい。
図5は、本発明に係る装置のための駆動装置の実施形態を図示している。この駆動装置は、第1のかさ歯車18、第2のかさ歯車19、第3のかさ歯車20からなる逆転機構を持つ。第1のかさ歯車18は第1の中空軸21に接続され、第1の中空軸21は第1の摩擦面セグメント4に接続されている。第2のかさ歯車19は第2の中空軸22上に配置され、第2の中空軸22は内側に歯が切られている。外歯部24を持つ領域を介して第2の中空軸22と回転について固定的に接続されている軸23は、中空軸21および22の内部に案内される。同時に、軸23は中空軸21、22に対して軸方向に変位可能であるので、軸23の末端に配置されたピン3は、第1の摩擦面セグメント4に対して軸方向に変位可能である。したがって、ピン3は、ピン3が延びる方向に直線的に変位でき、工程中回転駆動できる。さらに、軸23は第1の接続片23’を持っており、この第1の接続片23’により逆転機構はモータと接続できる。
第3のかさ歯車20は第1のかさ歯車18と第2のかさ歯車19との間に配置されており、第2の接続片26を持つ接続軸25に取り付けられている。かさ歯車18、19、20は、接続片23’、26が回転されると、軸23が第1の中空軸21と反対の回転方向に回転するように、図示の様に互いに噛合う。駆動モータ(図示せず)は、摩擦攪拌溶接装置での空間条件によって、第1の接続片23’または第2の接続片26に設けられていてよい。
図に示した本発明に係る摩擦攪拌溶接装置は、様々な摩擦攪拌溶接方法に汎用的に使用できる。一方、第2の肩部に回転運動がなければ従来の摩擦攪拌溶接方法も可能である。さらに、第2の肩部を加えることにより、二重肩部摩擦攪拌溶接として知られているものを実施することができる。最後に、第2の実施形態によると、ピン3と第1の摩擦面セグメント4が回転軸6の方向に直線状に変位可能であるので、溶接スポットを作ることも可能である。したがって、長い変更時間と関連費用をかけずに様々な摩擦攪拌溶接方法の間で変更することが可能であり、溶接装置が高度に融通の利くものとなる。
は本発明に係る摩擦攪拌溶接装置の第1の実施形態を示し、 は摩擦攪拌溶接装置の第2の実施形態を示し、 は摩擦攪拌溶接装置の第3の実施形態を示し、 は本発明に係る摩擦攪拌溶接装置の第4の実施形態を示し は本発明に係る装置の駆動装置を示す。

Claims (24)

  1. ピン(3)と第1の摩擦面セグメント(4)とを持ち、ピン(3)と第1の摩擦面セグメント(4)は回転軸(6)を中心に回転駆動され、第1の摩擦面セグメント(4)は加工物(2、2’)に載る第1の摩擦面(5)を持つ、摩擦攪拌溶接装置であって、加工物(2、2’)に当たる第1の内摩擦面(8)を持つ第1の内セグメント(7)が設けられ、第1の内セグメント(7)はピン(3)を囲み、第1の摩擦面セグメント(4)は第1の内セグメント(7)を囲み、第1の摩擦面セグメント(4)は第1の内セグメント(7)と独立に回転駆動される摩擦攪拌溶接装置において、
    第1の摩擦面セグメント(4)を持つ第1の肩部に加え、第2の肩部を持ち、第2の肩部は第1の摩擦面(5)と離れた第2の摩擦面(11)を持つ第2の摩擦面セグメント(10)を持ち、第2の摩擦面(11)は第1の摩擦面(5)に向いており、第2の摩擦面セグメント(10)とピン(3)とは互いに独立に回転駆動され、
    さらに、第2の肩部は第2の内セグメント(12)を持ち、第2の摩擦面セグメント(10)は第2の内セグメント(12)を囲んでおり、
    さらに加えて、第2の肩部は第2の外セグメント(14)を持ち、第2の外セグメント(14)は第2の摩擦面セグメント(10)を囲んでおり、第2の摩擦面セグメント(10)は第2の外セグメント(14)に対して回転できる
    ことを特徴とする摩擦攪拌溶接装置。
  2. 第1の内セグメント(7)はピン(3)と接合されていることを特徴とする請求項1の摩擦攪拌溶接装置。
  3. 第1の内セグメント(7)はピン(3)と一体に形成されていることを特徴とする請求項2の摩擦攪拌溶接装置。
  4. ピン(3)はピン(3)が延びる方向に直線状に変位可能であることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかの摩擦攪拌溶接装置。
  5. ピン(3)と第1の摩擦面セグメント(4)とは互いに異なった回転速度で駆動可能であることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかの摩擦攪拌溶接装置。
  6. ピン(3)と第1の摩擦面セグメント(4)とは互いに反対の回転方向に回転駆動可能であることを特徴とする請求項1乃至5のいずれかの摩擦攪拌溶接装置。
  7. 第1の外セグメント(9)があり、第1の外セグメント(9)は第1の摩擦面セグメント(4)を囲んでいることを特徴とする請求項1乃至6のいずれかの摩擦攪拌溶接装置。
  8. 第1の摩擦面セグメント(4)は第1の外セグメント(9)に対し自由に回転できることを特徴とする請求項7の摩擦攪拌溶接装置。
  9. 第1の外セグメント(9)は回転については固定的に配置されていることを特徴とする請求項7の摩擦攪拌溶接装置。
  10. 第1の外セグメント(9)は冷却可能であることを特徴とする請求項7乃至9のいずれかの摩擦攪拌溶接装置。
  11. 第1の摩擦面セグメント(4)はピン(3)が延びている方向に変位可能であることを特徴とする請求項7乃至10のいずれかの摩擦攪拌溶接装置。
  12. ピン(3)および第1の摩擦面セグメント(4)用の第1の駆動装置があることを特徴とする請求項1乃至11のいずれかの摩擦攪拌溶接装置。
  13. 第1の駆動装置は逆転機構を有していることを特徴とする請求項12の摩擦攪拌溶接装置。
  14. 逆転機構はかさ歯車機構として構成されていることを特徴とする請求項13の摩擦攪拌溶接装置。
  15. ピン(3)と第2の摩擦面セグメント(10)とは互いに反対の回転方向に回転駆動されることを特徴とする請求項1乃至14のいずれかの摩擦攪拌溶接装置。
  16. 第1の摩擦面(5)と第2の摩擦面(11)との距離は可変であることを特徴とする請求項1乃至15のいずれかの摩擦攪拌溶接装置。
  17. 第2の外セグメント(14)は回転については固定的に配置されていることを特徴とする請求項1乃至16のいずれかの摩擦攪拌溶接装置。
  18. 第2の外セグメント(14)は冷却可能であることを特徴とする請求項1乃至17のいずれかの摩擦攪拌溶接装置。
  19. 溶加材を溶接シームに導入する送り装置があることを特徴とする請求項1乃至18のいずれかの摩擦攪拌溶接装置。
  20. 送り装置はピン(3)内の中央通路として形成され、中央通路は出口開口を持ち、出口開口は第1の摩擦面(5)を越えて突出しているピン(3)の部分に配置されていることを特徴とする請求項19の摩擦攪拌溶接装置。
  21. 中央通路は、ピン(3)が延びている方向において回転軸(6)に平行に延在する第1の部分を有していることを特徴とする請求項20の摩擦攪拌溶接装置。
  22. 中央通路は、第1の部分の末端からピン(3)の周面まで延びている端部を有していることを特徴とする請求項21の摩擦攪拌溶接装置。
  23. 送り装置は、第1の摩擦面セグメント(4)における、出口開口を持つ摩擦面通路(15)として設けられ、出口開口は第1の摩擦面(5)に配置されていることを特徴とする請求項19乃至22のいずれかの摩擦攪拌溶接装置。
  24. 送り装置は、第1の摩擦面セグメント(4)とピン(3)との間に形成された内隙間により形成されていることを特徴とする請求項19乃至23のいずれかの摩擦攪拌溶接装置。
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