JP5068878B2 - 画像読取装置および画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、画像読取装置および画像読取装置に関し、例えば、原稿を読取るために原稿に光を照射する発光素子を備えたスキャナ装置等の画像読取装置およびこの画像読取装置を備えたファクシミリ装置、複写機、複合機等の画像形成装置に関する。
一般に、ファクシミリ装置、複写機、複合機等の画像読取装置にあっては、光源から原稿に光を照射し、原稿からの反射光を複数のミラーで折り返してCCDイメージセンサ等の撮像素子に入射するようにしている。
このような画像読取装置にあっては、光源の立ち上がりのスピード、省エネルギー化、長寿命化等の要望があり、近時では、キセノンランプに代えて発光ダイオード等の発光素子をアレイ状に配列した光源を採用する傾向になっている。
また、生産性(複写枚数等)の向上を図るためには、発光ダイオードの照度を高くする必要があり、発光ダイオードの照度を高くするためには、発光ダイオードに大きな電流を流したり、発光ダイオードの集積密度を高くするといった対応が必要となる。
一方、このように発光ダイオードの照度を高くすると、発光ダイオードが発熱してしまうため、耐故障として放熱対策を行うことが必須になるとともに、発熱による発光素子の照度の低下や色度の変化を抑制する必要があるため、発光ダイオードを効率良く放熱して冷却するための工夫がなされている。
従来の光源の放熱方法としては、発光素子である複数のLEDチップを主走査方向に設置して回路基板を支持部材に載置し、この支持部材を走行体に載置して原稿の副走査方向に走行させることにより、LEDチップから熱が伝達された支持部材を空冷するようにしたものがある(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、このような空冷による放熱方法にあっては、空気を効率的に支持部材に与える工夫がなされていないため、LEDチップから熱が伝達された放熱部材の放熱を行うことできず、LEDチップを効率良く冷却することができない。
このような不具合を解消する放熱方法としては、発光素子アレイが配列された放熱基板と、発光素子アレイにおける多数の配列素子の配列方向と略平行に位置決めされて放熱基板内部に埋め込まれたヒートパイプと、このヒートパイプの少なくとも一方の端部に配列された放熱フィンとよりなる発光素子アレイの冷却装置がある(例えば、特許文献2参照)。
また、LED照明を収納するハウジング近傍部に、ハウジング外形より内側に凹部を設けることにより、放熱フィンの役割を持たせ、LED照明光源の発光に伴って発生する熱によるユニットの温度上昇を抑制するものがある(例えば、特許文献3参照)。
しかしながら、特許文献2に示す光源の放熱方法にあっては、ヒートパイプや放熱フィンを設ける必要があるため、発光素子アレイを原稿の副走査方向に走行させる走行体等にヒートパイプや放熱フィンを搭載する場合には、スペースの点で困難であるとともに、走行体の重量が増大して走行時の負荷が大きくなってしまうという問題がある。さらに、部品点数が増加してしまうため、画像読取装置の製造コストが増大してしまう。
また、特許文献3に示すものは、ハウジングに凹部を設けるだけのものであって、放熱のための表面積を増やした程度のものとなり、大きな放熱効果を期待することはできない。
一方、特許文献1に示すものは、LEDチップを備えた回路基板をボルト等によって支持部材に取付けるようにしているが、回路基板とLEDチップの取付け面にはボルトによる締結部分には隙間がなく、ボルトから離隔した締結部分には微小な隙間が形成される。
このため、LEDチップから支持部材に伝達される熱の分布が一定とならずに、高温となるLEDチップと放熱が促進されたLEDチップとによる照度にむらが生じてしまい、読取性能が悪化してしまうという問題があった。
本発明は、従来の問題を解決するためになされたもので、簡単な構成で発光素子を効率良く放熱して、製造コストや重量が増大するのを防止しつつ発光素子の温度上昇を抑制することができ、高精度な読取りを行うことができる画像読取装置および画像形成装置を提供することを目的とする。
また、本発明は、光照射体から支持部材に伝達される熱の分布を均一にして、複数の発光素子の放熱量を均一にし、照度のムラのない高精度な読取りを行うことができる画像読取装置および画像形成装置を提供することを目的とする。
本発明の画像読取装置は、原稿の主走査方向に沿って複数個設けられ、原稿に光を照射する発光素子および前記発光素子を駆動する回路基板を備えた光照射体と、前記光照射体が取付けられた支持部材と、前記支持部材が取付けられ、原稿の副走査方向に走行する走行体とを備えた画像読取装置において、前記支持部材に、前記走行体の走行方向と同方向に開口する貫通孔を形成するとともに、前記支持部材から鉛直方向に延在する放熱フィンを設け、前記光照射体および前記支持部材は、複数の結合部材によって結合され、前記放熱フィンは、前記結合部材の数よりも多く設けられ、前記放熱フィンの設置間隔は、前記結合部材から離隔する部分よりも前記結合部材の近傍の部分で短くなるものから構成されている。
この構成により、支持部材に走行体の走行方向と同方向に開口する貫通孔を形成したので、走行体の走行時に、貫通孔を通して支持部材に空気を流通させることができ、光照射体から支持部材に伝達する熱を簡単な構成によって効率良く放熱することができる。このため、画像読取装置の製造コストや重量が増大するのを防止しつつ発光素子の温度上昇を抑制することができる。
これに加えて、走行体の走行時に貫通孔を通して空気を流通させることができるので、走行体の走行時の抵抗を少なくして走行体を安定して走行させることができる。この結果、安定した走行を行いながら、発光素子の発熱による照度の低下や色度の変化を抑制することができ、画像の読取性能を向上させることができる。
また、支持部材から鉛直方向に延在する放熱フィンを設けたので、走行体の走行時に、光照射体から支持部材に伝達する熱を、放熱フィンを通してより一層効率良く放熱することができ、発光素子の温度上昇をより一層抑制することができる。
また、光照射体および支持部材は、複数の結合部材によって結合され、放熱フィンは、結合部材の数よりも多いので、光照射体および支持部材をボルト等の締結部材によって締結した場合には、締結部材の近傍では光照射体および支持部材が密着し、締結部材から離れた位置では光照射体および支持部材の間に微小な隙間が形成される。
したがって、光照射体から支持部材に伝達する熱が不均一となり、支持部材の熱の分布が不均一となる。このため、結合部材の数よりも放熱フィンの数を多くして熱の分布を考慮して設置することにより、光照射体から支持部材に伝達される熱を放熱フィンからより一層効率良く放熱することができ、発光素子の温度上昇をより一層抑制することができる。
また、放熱フィンの設置間隔は、結合部材から離隔する部分よりも結合部材の近傍の部分で短くなるものから構成されている。
この構成により、締結部材の近傍の位置では、支持部材は光照射体と密着しているため、光照射体から支持部材に熱が伝達し易く、高温となる。
このため、放熱フィンの設置間隔を、結合部材から離隔する部分よりも結合部材の近傍の部分で短くなる、すなわち、多く設置することにより、最も高温となる部分の放熱を積極的に行うことができ、光照射体から支持部材に伝達される熱を放熱フィンからより一層効率良く放熱することができる。このため、発光素子の温度上昇をより一層抑制することができる。
また、本発明の画像読取装置は、原稿の主走査方向に沿って複数個設けられ、原稿に光を照射する発光素子および前記発光素子を駆動する回路基板を備えた光照射体と、前記光照射体が取付けられた支持部材と、前記支持部材が取付けられ、原稿の副走査方向に走行する走行体とを備えた画像読取装置において、前記支持部材に、前記走行体の走行方向と同方向に開口する貫通孔を形成するとともに、前記支持部材から鉛直方向に延在する放熱フィンを設け、前記放熱フィンは、前記支持部材を前記走行体に取付ける取付け面よりも外方に延在するものから構成されている。
この構成により、放熱フィンに伝達された熱を走行体から外方に放熱することにより、放熱面積を大きくすることができ、光照射体から支持部材に伝達される熱をより一層効率良く放熱することができる。このため、発光素子の温度上昇をより一層抑制することができる。
また、本発明の画像読取装置は、原稿の主走査方向に沿って複数個設けられ、原稿に光を照射する発光素子および前記発光素子を駆動する回路基板を備えた光照射体と、前記光照射体が取付けられた支持部材と、前記支持部材が取付けられ、原稿の副走査方向に走行する走行体とを備えた画像読取装置において、前記走行体を副走査方向の一方と他方に走行させるときに走行速度を異ならせる走行手段を有し、前記支持部材に、前記走行体の走行方向と同方向に開口する貫通孔を形成し、前記貫通孔は、前記走行体の走行速度が速い方向に沿って縮径する先細り形状であるものから構成されている。
この構成により、走行速度が速い方向に沿って貫通孔が縮径する先細り形状となっているので、走行体を高速走行させたときに、貫通孔を流通する空気の流速を高めて、常に冷たい空気を支持部材に供給することができる。このため、光照射体から支持部材に伝達する熱を簡単な構成によって効率良く放熱することができ、発光素子の温度上昇をより一層抑制することができる。
また、本発明の画像読取装置は、原稿の主走査方向に沿って複数個設けられ、原稿に光を照射する発光素子および前記発光素子を駆動する回路基板を備えた光照射体と、前記光照射体が取付けられた支持部材と、前記支持部材が取付けられ、原稿の副走査方向に走行する走行体とを備えた画像読取装置において、前記走行体を副走査方向の一方と他方に走行させるときに走行速度を異ならせる走行手段を有し、前記支持部材は、前記走行体に固定された底板と、前記底板から垂直方向に突出するとともに、前記走行体の走行方向と同方向に開口する貫通孔を有する垂直板と、前記垂直板から斜め上方に延在し、前記光照射体が上部に取付けられた傾斜板とを一体的に備え、前記底板、前記垂直板および前記傾斜板によって囲まれる開口部は、前記走行体の走行速度が速い方向に対向するとともに、前記走行体の走行速度が速い方向に沿って縮径する先細り形状の先端が前記貫通孔に対向し、前記傾斜板における前記光照射体の取付け領域と前記底板とが対向しているものから構成されている。
この構成により、底板、垂直板および傾斜位置によって囲まれる開口部を走行速度が速い方向に対向させているので、走行体を高速走行させたときに、開口部に冷たい空気を取り込むことができるとともに、この空気を貫通孔を通して流通させることができる。このため、光照射体から支持部材に伝達する熱を簡単な構成によって効率良く放熱することができる。このため、画像読取装置の製造コストや重量が増大するのを防止しつつ発光素子の温度上昇を抑制することができる。
これに加えて、走行体の走行時に貫通孔を通して空気を流通させることができるので、走行体の走行時の抵抗を少なくして走行体を安定して走行させることができる。この結果、安定した走行を行いながら、発光素子の発熱による照度の低下や色度の変化を抑制することができ、画像の読取性能を向上させることができる。
また、本発明の画像読取装置は、前記底板、前記垂直板および前記傾斜板における主走査方向の両端を塞ぐ側板が設けられ、前記側板は、前記走行体の走行速度が速い方向に沿って縮径する先細り形状であることが好ましい。
また、本発明の画像読取装置は、前記光照射体は、前記支持部材と前記光照射体の接合面から外方に延在する延在部を有し、前記延在部に前記発光素子が設けられていることが好ましい。
また、本発明の画像形成装置は、記録媒体に画像を形成する画像形成手段を有するとともに、上述した画像読取装置を備えたものから構成されている。
この構成により、簡単な構成で発光素子を効率良く放熱して、製造コストや重量が増大するのを防止しつつ発光素子の温度上昇を抑制することができ、高精度な読取りを行うことができる画像形成装置を提供することができる。
また、光照射体から支持部材に伝達される熱の分布を均一にして、複数の発光素子の放熱量を均一にし、照度のムラのない高精度な読取りを行うことができる画像形成装置を提供することができる。
本発明は、簡単な構成で発光素子を効率良く放熱して、製造コストや重量が増大するのを防止しつつ発光素子の温度上昇を抑制することができ、高精度な読取りを行うことができる画像読取装置および画像形成装置を提供することができる。
また、本発明は、光照射体から支持部材に伝達される熱の分布を均一にして、複数の発光素子の放熱量を均一にし、照度のムラのない高精度な読取りを行うことができる画像読取装置および画像形成装置を提供することができる。
本発明の第1の実施の形態に係る画像形成装置の概略構成図 本発明の第1の実施の形態に係る画像読取装置の各部品の位置関係を示す側面図 (a)は本発明の第1の実施の形態に係る画像読取装置の概略正面図、(b)は画像読取装置の概略斜視図 本発明の第1の実施の形態に係る画像読取装置の光照射体および支持部材の斜視図 図4のA−A矢視断面図 図5の比較として用いる光照射体および支持部材の断面図 本発明の第2の実施の形態に係る画像形成装置の支持部材の背面側を示す図 本発明の第3の実施の形態に係る画像形成装置の光照射体および支持部材の背面図 (a)は本発明の第4の実施の形態に係る画像形成装置の光照射体および支持部材の背面図、(b)は光照射体および支持部材の側面断面図 本発明に係る画像読取装置の光照射体および支持部材の他の形状を示す側面断面図 (a)は本発明に係る画像読取装置の光照射体および支持部材の他の形状を示す側面断面図、(b)は同図(a)の貫通孔部分の拡大断面図 (a)は本発明の第5の実施の形態に係る画像形成装置のヒートシンクの一部を示す斜視図、(b)は支持部材の斜視図、(c)は光照射体の一部を示す斜視図 本発明の第5の実施の形態に係る画像形成装置の光照射体および支持部材の正面図 本発明の第5の実施の形態に係る画像形成装置の光照射体および他の形状の支持部材の正面図
以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて説明する。
図1〜図6は本発明に係る画像読取装置および画像読取装置を備えた画像形成装置の第1の実施の形態を示す図であり、画像形成装置を複写機に適用した例を示している。なお、画像形成装置としては、複写機に限らず、ファクシミリ装置、複写機能とファクシミリ機能を備えた複合機等の画像形成装置に適用することができる。
まず、構成を説明する。図1において、複写機10は、自動原稿搬送装置(以下、単にADFという)11、給紙部12、画像読取部(画像読取装置)13および画像形成部(画像形成手段)14を備えている。
ADF11は、原稿トレイ16に載置された原稿を給紙ローラや分離ローラ等の各種ローラからなる分離給紙手段17によってコンタクトガラス15上に搬送し、読取りが終了した原稿を搬送ベルト18によってコンタクトガラス15上から搬出した後、各種排紙ローラからなる排紙手段19によって排紙トレイ20に排紙する。
また、原稿の両面を読取る場合には、排紙手段19に設けられた分岐機構および搬送ベルト19によって原稿をコンタクトガラス15上に返送して未読取面の読取りを行うようになっている。
給紙部12は、異なるサイズの記録紙を収納する給紙カセット21a、21bと、給紙カセット21a、21bに収納された記録紙を画像形成位置まで搬送する各種ローラからなる給紙手段22とを備えている。
また、画像読取部13は、詳しくは後述するが、第1キャリッジ35、第2キャリッジ36を図1中、左右方向(副走査方向)に駆動して光源により原稿面に光を照射して原稿面を読取り、この読取光をミラーで反射した後、レンズユニット37によってCCD等の画像読取センサに取り込むようになっている。
画像形成部14は、レンズユニットに取り込まれた読取信号に基づいて書き込み信号を形成する露光装置23と、露光装置23によって生成された書き込み信号が表面に形成される複数の感光体ドラム24と、異なる色のトナーが充填され、各感光体ドラム24に異なる色のトナーを供給して書き込み信号を可視像化させる現像装置25と、感光体ドラム24上に形成された可視像が重ねられて転写されることによりカラー画像が形成され、このカラー画像を給紙部12から給紙された記録紙に転写する転写ベルト26と、記録紙に定着されたカラー画像を記録紙に定着する定着装置27とを備えている。
図2、図3は画像読取部13の構成を示す図である。なお、図2は画像読取部13の各部品の位置関係を示す側面図である。
また、図3は第2キャリッジ36の駆動用の駆動ワイヤ33と各プーリの関係を説明するための模式図であり、図3(a)は側面図、図3(b)は駆動ワイヤ33の連結状態を上から見た状態で示す図である。
図2、図3において、画像読取装置13は本体フレーム31、駆動軸32、駆動ワイヤ33、ワイヤ駆動プーリ34、第1キャリッジ35、第2キャリッジ36、レンズユニット37、張力スプリング39、キャリッジプーリ40、アイドラプーリ41、42および撮像素子57を備えている。
本体フレーム31の内部には図示しない第1レールと第2レールが設けられており、第1レールには走行体としての第1キャリッジ35が摺動自在に取付けられているとともに、第2レールには第2キャリッジ36が摺動自在に取付けられている。
駆動軸32は図示しないモータに連結されており、この駆動軸の両端部にはワイヤ駆動プーリ34が取付けられている。このワイヤ駆動プーリ34には駆動ワイヤ33が巻回されており、この駆動ワイヤ33は所定方向である図3中、左右方向に延在している。
駆動ワイヤ33は第1キャリッジ35の駆動用と第2キャリッジ36の駆動用の2本が用いられるが、図3では第2キャリッジ36の駆動用の駆動ワイヤ33を図示している。
なお、駆動ワイヤ33およびアイドラプーリ41、42は本体フレーム31の前後に1本ずつ設けられているが、何れも同じ構成および機能を有するので、片側の駆動ワイヤ33、アイドラプーリ41、42について説明をする。すなわち、本実施の形態では、ワイヤ33が2本、アイドラプーリ41、42が本体フレーム31の四隅に4個設けられている。
また、第2キャリッジ36にはキャリッジプーリ40が設けられており、駆動ワイヤ33はキャリッジプーリ40やアイドラプーリ41、42を経由するようになっている。
図4、図5に示すように第1キャリッジ35には発光素子としての複数の発光ダイオード43を備えた平板状の回路基板51が設けられており、この発光ダイオード43および回路基板51は光照射体50を構成している。
この発光ダイオード43は主走査方向に沿って複数個設けられており、回路基板51は発光ダイオード43の発光制御を行うようになっている。この回路基板51はネジ58によって支持部材52に固定されており、支持部材52は図示しないネジによって第1キャリッジ35のベース部35aに取付けられている。
この支持部材52は、第1キャリッジ35のベース部35aに取付けられた底板53と、底板53から垂直方向に突出する垂直板54と、垂直板54から斜め上方に延在し、回路基板51が取付けられた傾斜板55と、底板53、垂直板54および傾斜板55の両端部に設けられた側板56とが一体的に構成されている。
本実施の形態の支持部材52は板金やアルミニウム等の金属から構成されており、この支持部材52は1枚の薄板を略コの字形状に折り曲げるプレス成形、あるいはダイキャスト等によって成形されている。また、回路基板51はガラスエポキシから構成されており、回路基板51よりも支持部材52の熱伝導率が高くなっている。
また、第1キャリッジ35の下ガイド板35bには第1ミラー44aが搭載されており、発光ダイオード43から原稿に照射され、原稿から反射される光はベース部35aに形成された開口部35cを通して第1ミラー44aに入射される。
また、第1キャリッジ35はワイヤ駆動プーリ34と第2キャリッジ36の間に配置され、第1キャリッジ35が駆動ワイヤ33に引かれて所定の速度Vで走行すると、光照射体50がコンタクトガラス15に載置された原稿を副走査する。
発光ダイオード43から原稿に照射されたときに原稿の反射光束は、第1ミラー44aによって第2キャリッジ36に向けて折り返されるようになっており、この反射光束は第2キャリッジ36に搭載された第2ミラー44bおよび第3ミラー44cによってさらに折り返された後、レンズユニット37に入射される。
そして、この反射光束はレンズユニット37に含まれる結像レンズによって焦点面に置かれたCCD等の撮像素子57に集光結像される。これにより、撮像素子57は発光ダイオード43に沿った原稿上のラインを主走査する。
また、第2キャリッジ36は、第2ミラー44bおよび第3ミラー44cによる光束の折り返しに伴う光路の重複分を相殺するため、第1キャリッジ35の半分の速度、すなわちV/2の速度で第1キャリッジ35と同方向に走行するようになっており、第2キャリッジ36は第1キャリッジ35の走行距離Lの半分の走行距離(L/2)で走行する。
この走行速度の関係により、第1キャリッジ35および第2キャリッジ36の走行があっても、原稿面からレンズユニット37までの光束の光路長が変化しないようになっている。
一方、駆動ワイヤ33は、ワイヤ駆動プーリ34に巻き付けられて左方向および右方向に延びる2つの系統がある。左方向に延びる駆動ワイヤの部分33aは、軸が本体フレーム31に固定されたアイドラプーリ41によって折り返されて部分33bとなり、外側キャリッジプーリ40bに至り、再びここで折り返されて部分33cとなって端部がアイドラプーリ41を固定される。
また、右方向に延びる駆動ワイヤ33の部分33dは、本体フレーム31に固定されたアイドラプーリ42によって折り返されて部分33eとなって内側キャリッジプーリ40aに至り、再びここで折り返されて部分33fとなってばね部材としての張力スプリング39を介してアイドラプーリ42に固定される。
また、図2中、左側には図示しないホームポジションセンサが設けられており、第1キャリッジ35が図2中、左側に走行してホームポジションセンサを通過して駆動軸32を駆動するモータが所定パルスだけ駆動されると、モータを停止させるようになっている。
このとき、駆動軸32を介してワイヤ駆動プーリ34を停止させる。この位置が第1キャリッジ35のホームポジション位置となり、原稿の読取りが終了したときには第1キャリッジ35は常にホームポジション位置に走行してこの位置から再び走行が開始されることになる。
本実施の形態では、モータ、駆動軸32、駆動ワイヤ33、ワイヤ駆動プーリ34、キャリッジプーリ40およびアイドラプーリ41、42が走行手段を構成している。
一方、垂直板54には複数の貫通孔59が形成されており、この貫通孔59は第1キャリッジ35の走行方向と同方向に開口している。このように複数個の貫通孔59を設けることにより、支持部材52の強度が低下するのを防止している。なお、複数の貫通孔59ではなく、長尺の貫通孔を1つだけ設けても良い。また、底板53、垂直板54および傾斜板55によって囲まれる開口部60は、第1キャリッジ35の走行速度が速い方向に対向している。
すなわち、本実施の形態の第1キャリッジ35および第2キャリッジ36は、発光ダイオード43から原稿に光を照射して原稿を走査する場合に、図1中、右側の走査方向に走行し、ホームポジション位置に復帰する場合には、図1中、左側のリターン方向に走行する。
そして、リターン方向に走行する場合には、原稿の読取速度の影響を受けないので、原稿の生産性を上げるために、高速度で走行する。本実施の形態では、底板53、垂直板54および傾斜板55によって囲まれる開口部60は、このリターン方向に開口している。
また、開口部60は、第1キャリッジ35および第2キャリッジ36の走行速度が速いリターン方向に対向するとともに、第1キャリッジ35および第2キャリッジ36の走行速度が速いリターン方向に沿って縮径する先細り形状の先端が貫通孔59に対向している。
また、傾斜板55における光照射体50の取付け領域と底板53とは、対向している。
また、図4に示すように、側板56は、底板53、垂直板54および傾斜板55における主走査方向の両端を塞ぐように設けられており、側板56は、第1キャリッジ35および第2キャリッジ36の走行速度が速いリターン方向に沿って縮径する先細り形状をしている。
このような構成を有する複写機10にあっては、第1キャリッジ35および第2キャリッジ36を主走査方向に走行させることにより、発光ダイオード43から原稿面に光を照射する。
原稿の反射光束は第1ミラー44a、第2ミラー44bおよび第3ミラー44cの順に折り返された後、レンズユニット37に入射され、レンズユニット37の結像レンズによって焦点面に置かれた撮像素子57に集光結像される。これにより、撮像素子57は発光ダイオード43に沿った原稿上のラインを主走査方向および副走査方向に走査する。
また、原稿の読取りが終了すると、第1キャリッジ35および第2キャリッジ36をリターン方向に走行させてホームポジション位置に走行させる。原稿の読取り時には、熱源である発光ダイオード43が高温となり、発光ダイオード43の熱が回路基板51を介して支持部材52に伝達してしまうため、支持部材52を放熱することにより、発光ダイオード43を冷却する必要がある。
ここで、図6に示すように、支持部材52に貫通孔が形成されていない場合には、第1キャリッジ35がリターン方向に走行したときに、空気が支持部材52を通り抜けないため、矢印で示すように開口部60内で淀んでしまい、放熱効果が低くなり、第1キャリッジ35の走行時の抵抗になってしまう。
本実施の形態では、支持部材52に貫通孔59を形成したため、第1キャリッジ35の走行時に、先細り形状の開口部60および貫通孔59を通して支持部材52に空気を流通させることができる。このため、発光ダイオード43から支持部材52に伝達する熱を簡単な構成によって効率良く放熱することができ、複写機10の製造コストや重量が増大するのを防止しつつ発光ダイオード43の温度が上昇するのを抑制することができる。
これに加えて、第1キャリッジ35の走行時に貫通孔59を通して空気を流通させることができるので、第1キャリッジ35の走行時の抵抗を少なくして第1キャリッジ35を安定して走行させることができる。この結果、安定した走行を行いながら、発熱による発光ダイオード43の照度の低下や色度の変化を抑制することができ、画像の読取性能を向上させることができる。
また、底板53、垂直板54および傾斜板55によって囲まれる開口部60を、第1キャリッジ35の走行速度が速いリターン方向に対向させたので、第1キャリッジ35を高速走行させたときに、開口部60に冷たい空気を取り込むことができるとともに、この空気を貫通孔59を通して流通させることができる。このため、光照射体50から支持部材52に伝達する熱を簡単な構成によって効率良く放熱することができる。
また、本実施の形態では、回路基板51よりも支持部材52の熱伝導率が高い材料を用いているため、貫通孔59を通して支持部材52に空気を流通させたときに、光照射体50から支持部材52に伝達された大量の熱を効率良く放熱することができる。
また、本実施の形態では、第1ミラー44aを第1キャリッジ35に取付けているため、複写機10の構成をより一層簡素化することができる。
図7は本発明に係る画像読取装置および画像読取装置を備えた画像形成装置の第2の実施の形態を示す図であり、第1の実施の形態と同様の構成には同一番号を付して説明を省略する。
図7において、支持部材52の下部には放熱フィン61が設けられており、この放熱フィン61は支持部材52から鉛直方向に延在している。また、この放熱フィン61の上部は発光ダイオード43の直下に位置している。
なお、放熱フィン61は全ての発光ダイオード43の直下に設けても良いし、2つの発光ダイオード43毎に1個、3個の発光ダイオード43毎に1個という割合で発光ダイオード43の真下に設けても良い。
このように本実施の形態では、発光ダイオード43の真下に位置する支持部材52から鉛直方向に放熱フィン61を設けたので、第1キャリッジ35の走行時に、光照射体50から支持部材52に伝達する熱を、放熱フィン61を通してより一層効率良く放熱することができ、発光ダイオード43の温度上昇をより一層抑制することができる。
図8は本発明に係る画像読取装置および画像読取装置を備えた画像形成装置の第3の実施の形態を示す図であり、第1の実施の形態と同様の構成には同一番号を付して説明を省略する。
図8において、光照射体50の回路基板51および支持部材52は、4本のボルト(結合部材)62によって結合されており、支持部材52の下部には放熱フィン63が設けられている。
この放熱フィン63は支持部材52から鉛直方向に延在しており、この放熱フィン63はボルト62の数よりも多く設けられている。また、放熱フィン63の設置間隔は、ボルト62から離隔する部分よりもボルト62の近傍の部分で短くなっている。
このように回路基板51および支持部材52をボルト62によって締結した場合には、ボルト62の近傍の回路基板51および支持部材52が密着し、ボルト62から離れた回路基板51および支持部材52の接合面には微小な隙間が形成される。このため、光照射体50から支持部材52に伝達する熱が不均一となり、支持部材52の熱の分布が不均一となる。
これに対して、本実施の形態では、ボルト62の数よりも放熱フィン63の数を多くし、熱の分布を考慮して、放熱フィン63の設置間隔をボルト62から離隔する部分よりもボルト62の近傍の部分で短くすることにより、最も高温となる支持部材52の部分の放熱を積極的に行うことができ、光照射体50から支持部材52に伝達される熱を放熱フィン63からより一層効率良く放熱することができる。このため、発光ダイオード43の温度上昇をより一層抑制することができる。
図9は本発明に係る画像読取装置および画像読取装置を備えた画像形成装置の第4の実施の形態を示す図であり、第1の実施の形態と同様の構成には同一番号を付して説明を省略する。
図9において、支持部材52には放熱フィン64が設けられており、この放熱フィン64は傾斜板55から鉛直方向に延在し、この延在方向先端部は底板53から第1キャリッジ35のベース35aの外方に延在している。
なお、この放熱フィン64の設置構造は、第2の実施の形態または第3の実施の形態の何れの設置構造でも良い。
このように本実施の形態では、傾斜板55から放熱フィン64を鉛直方向に延在させ、この放熱フィン64を第1キャリッジ35のベース35aの外方に延在させているので、放熱フィン64に伝達された熱を第1キャリッジ35から外方に放熱することにより、放熱面積を大きくすることができる。このため、光照射体50から支持部材52に伝達される熱をより一層効率良く放熱することができ、発光ダイオード43の温度上昇をより一層抑制することができる。
また、第1キャリッジ35は上述したように第1レールに沿って走行するようになっており、第1キャリッジ35は放熱フィン64を有する分だけ重量が増大してしまい、走行バランスが悪化してしまうことが考えられる。
このため、第1キャリッジ35の発進や停止の加速時に第1キャリッジ35に加速度が加わったときに第1キャリッジ35が傾いてしまい"カタッ"というような異音が発生したり、直後の走行が不安定になってしまうことが考えられる。
本実施の形態では、第1キャリッジ35のベース35aよりも下側に放熱フィン64を延在させているので、第1レールよりも下側に放熱フィン64を延在させることができる。
このため、重心が下側に走行させることができ、第1キャリッジ35の重量バランスを良好にすることができ、放熱効果をより高めつつ、異音等の発生しない安定した走行を行うことができる。
なお、上記各実施の形態では、回路基板51の全面を支持部材52の傾斜板55に取付けているが、図10に示すような取付け方法を用いても良い。すなわち、図10に示すように、回路基板51を、支持部材52の傾斜板55と回路基板51の接合面から外方に延在させ、この延在部51aに発光ダイオード43を設けるようにしても良い。
この場合には、支持部材52を回路基板51よりも熱伝導率の低い樹脂材料から構成する。ここで、第1の実施の形態のようにガラスエポキシ製の回路基板51をアルミ製の支持部材52に取付けた場合には、支持部材52はダイキャストで製造すると、高価なものとなってしまう。
本実施の形態では、回路基板51に、傾斜板55と回路基板51の接合面から外方に延在する延在部51aを設け、この延在部51aに発光ダイオード43を設けたので、熱源である発光ダイオード43の真下に傾斜板55を設けるのを不要にできる。
このため、支持部材52に熱を溜まり難くすることができるとともに、貫通孔59を通して支持部材52に空気を流通させたときに、発光ダイオード43から放熱することができる。したがって、回路基板51よりも熱伝導率の低い安価な樹脂材料から支持部材52を構成することができ、複写機10の製造コストを低減することができる。
また、上記各実施の形態では、貫通孔59の開口面積が第1キャリッジ35の走行方向に沿って均一となっているが、これに限らず、図11に示すように、貫通孔65を第1キャリッジ35の走行速度が速いリターン方向に沿って縮径する先細り形状にしても良い。
このようにすれば、第1キャリッジ35をリターン方向に高速走行させたときに、貫通孔65を流通する空気の流速を高めて、常に冷たい空気を支持部材52に供給することができる。このため、光照射体50から支持部材52に伝達する熱を簡単な構成によって効率良く放熱することができ、発光ダイオード43の温度が上昇するのをより一層抑制することができる。
図12〜図14は本発明に係る画像読取装置および画像読取装置を備えた画像形成装置の第5の実施の形態を示す図である。なお、本実施の形態では、支持部材の構成が第1の実施の形態と異なるのみで、その他の構成は第1の実施の形態と同様であるため、第1の実施の形態と同様の構成には同一番号を付して説明を省略する。
図12、図13において、支持部材71は、第1キャリッジ35のベース部35aに取付けられた底板72と、底板72から垂直方向に突出する垂直板73と、垂直板73から斜め上方に延在し、回路基板51が取付けられた傾斜板74とを備えている。
本実施の形態の支持部材71は板金やアルミニウム等の金属から構成されており、この支持部材71は1枚の薄板を略コの字形状に折り曲げるプレス成形、あるいはダイキャスト等によって成形されている。また、回路基板51はガラスエポキシから構成されており、回路基板51よりも支持部材52の熱伝導率が高くなっている。
支持部材71の傾斜板74には、主走査方向に沿って離隔し、回路基板51が載置される複数の台座74aが設けられており、この台座74aは幾つかの発光ダイオード43の直下に位置している。
また、回路基板51、台座74aおよび傾斜板74によって画成される空間部にはシート部材75(図13ではハッチングで示す)が介装されており、このシート部材75はアルミニウム等のヒートシンクから構成されている。
また、台座74aには内周面にネジ溝が形成されたネジ穴76が設けられているとともに、回路基板51には挿通孔51bが形成されており、挿通孔51bを通してネジ穴76に図示しないネジを螺合することにより、回路基板51が台座74aに取付けられる。
このように本実施の形態では、熱源である発光ダイオード43の下方に台座74aを設け、回路基板51、台座74aおよび支持部材52によって画成される空間にはヒートシンクからなるシート部材75を介装したので、回路基板51を台座74aおよびシート部材75を介して支持部材52に密着させることができる。
このため、台座74aの上方に発光ダイオード43が位置していない場合でも、光照射体50から支持部材52に伝達される熱の分布を均一にして、複数の発光ダイオードの放熱量を均一にすることができる。したがって、照度のムラのない高精度な読取りを行うことができる。
なお、本実施の形態では、全ての発光ダイオード43の直下に台座を設けても良い。具体的には、図14に示すように、全ての発光ダイオード43の直下に台座74bを設け、この台座74bの間にヒートシンクからなるシート部材77を設ける。
このようにすれば、光照射体50から支持部材52に伝達される熱の分布をより一層均一にして、複数の発光ダイオード43の放熱量をより均一にすることができる。
なお、上記各実施の形態では、発光素子として発光ダイオードを用いているが、EL(Electronic Luminescent)を用いても良い。
以上のように、本発明に係る画像読取装置および画像形成装置は、簡単な構成で発光素子を効率良く放熱することができ、発光素子の温度上昇を抑制して製造コストや重量が増大するのを防止することができるという効果を有し、原稿を読取るために原稿に光を照射する発光素子を備えたスキャナ装置等の画像読取装置およびこの画像読取装置を備えたファクシミリ装置、複写機、複合機等の画像形成装置等として有用である。
また、本発明に係る画像読取装置および画像形成装置は、光照射体から支持部材に伝達される熱の分布を均一にして、複数の発光素子の放熱量を均一にし、照度のムラのない高精度な読取りを行うことができるという効果を有し、原稿を読取るために原稿に光を照射する発光素子を備えたスキャナ装置等の画像読取装置およびこの画像読取装置を備えたファクシミリ装置、複写機、複合機等の画像形成装置等として有用である。
10 複写機(画像形成装置)
13 画像読取部(画像読取装置)
14 画像形成部(画像形成手段)
32 駆動軸(走行手段)
33 駆動ワイヤ(走行手段)
34 ワイヤ駆動プーリ(走行手段)
35 第1キャリッジ(走行体)
40 キャリッジプーリ(走行手段)
41、42 アイドラプーリ(走行手段)
43 発光ダイオード(発光素子)
50 光照射体
51 回路基板
52、71 支持部材
53、72 底板
54、73 垂直板
55、74 傾斜板
59、65 貫通孔
60 開口部
61、63、64 放熱フィン
62 ボルト(結合部材)
74a、74b 台座
75、77 シート部材
特開2006−25303号公報 実開平4−135349号公報 特許第3336069号公報

Claims (4)

  1. 原稿の主走査方向に沿って複数個設けられ、原稿に光を照射する発光素子および前記発光素子を駆動する回路基板を備えた光照射体と、前記光照射体が取付けられた支持部材と、前記支持部材が取付けられ、原稿の副走査方向に走行する走行体とを備えた画像読取装置において、
    前記走行体を副走査方向の一方と他方に走行させるときに走行速度を異ならせる走行手段を有し、
    前記支持部材は、前記走行体に固定された底板と、前記底板から垂直方向に突出するとともに、前記走行体の走行方向と同方向に開口する貫通孔を有する垂直板と、前記垂直板から斜め上方に延在し、前記光照射体が上部に取付けられた傾斜板とを一体的に備え、
    前記貫通孔が、前記走行体の走行速度が速い方向に沿って縮径する先細り形状に形成され、
    前記底板、前記垂直板および前記傾斜板によって囲まれる開口部は、前記走行体の走行速度が速い方向に対向するとともに、前記走行体の走行速度が速い方向に沿って縮径する先細り形状の先端が前記貫通孔に対向し、
    前記傾斜板における前記光照射体の取付け領域と前記底板とが対向していることを特徴とする画像読取装置。
  2. 前記底板、前記垂直板および前記傾斜板における主走査方向の両端を塞ぐ側板が設けられ、前記側板は、前記走行体の走行速度が速い方向に沿って縮径する先細り形状であることを特徴とする請求項1に記載の画像読取装置。
  3. 前記光照射体は、前記支持部材と前記光照射体の接合面から外方に延在する延在部を有し、前記延在部に前記発光素子が設けられたことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の画像読取装置。
  4. 記録媒体に画像を形成する画像形成手段を有するとともに、請求項1〜請求項3の何れか1項に記載の画像読取装置を備えたことを特徴とする画像形成装置。
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