JP5067620B2 - サスペンション制御装置 - Google Patents

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Description

本発明は、自動車等の車両に用いられるサスペンション制御装置に係り、特にスカイフック制御理論、H∞、現代制御理論等の制御理論を用いたサスペンション制御装置に関する。
スカイフック制御理論は、車体を空から吊り下げて固定し、車体と空との間にショックアブソーバを支持するように考えたもので、この理論に従って制御指令値を生成し、これをショックアブソーバに入力することにより、制振性能の向上を図るようにするものであり、近時、自動車等の車両用のサスペンション制御装置に、比較的多く採用されるようになってきている。
スカイフック制御を実現するため、ばね上絶対速度と、ばね上・ばね下相対速度が必要とされている。従来のサスペンション制御装置の一例として、3つのばね上加速度センサと各輪に車高センサ又はばね下加速度センサとを、用いた装置がある。
しかし、この装置ではセンサの数が多く、これに伴い構成が複雑化し、装置コストの増大を招くという問題があった。
この問題に対し、特許文献1に示されるサスペンション制御装置では、ばね上加速度センサから検出したばね上速度と前輪の車輪速をフィルタ処理して求めたピッチレイトから後輪のばね上速度を演算し、このばね上速度から相対速度を算出するとしている。
しかしながら、特許文献1に示されるサスペンション制御装置では、車輪速をフィルタ処理のみ行ってピッチレイトを算出する場合、加減速によって発生する車輪速変化にはフィルタの性能上対応できないため、ピッチレイトの再生精度が悪化し、また周波数によっては位相ずれを生じるという問題がある。さらに、ばね上速度から相対速度を推定する方法に具体性がなく実現できないという問題がある。
特開平8−230433号公報
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、スカイフック制御等に用いる制御指令値の算出を精度高く行えて良好な制御の実現を達成できるサスペンション制御装置を提供することを目的とする。
請求項1記載の発明は、車両の車体と4輪夫々との間に介装され減衰特性を調整可能なショックアブソーバと、該ショックアブソーバの減衰特性を制御する制御手段と、を備えたサスペンション制御装置において、前記車体の2箇所の対角位置におけるばね上上下運動を夫々第1、第2ばね上上下運動として検出する第1、第2ばね上運動検出手段と、前記第1、第2ばね上上下運動から前記車体の、前記第1、第2ばね上上下運動を検出する2箇所の対角とは異なった対角を軸にした回転運動に相当する対角ロール運動を算出する対角ロール算出手段と、前記車体のピッチ運動を検出するピッチ検出手段と、前記対角ロール算出手段が算出した対角ロール運動及び前記ピッチ検出手段が検出したピッチ運動から前記車体のロール運動を算出するロール算出手段と、前記ロール算出手段が算出したロール及び前記第1、第2ばね上上下運動から、前記車体の4輪の位置のばね上上下運動を算出する4輪位置ばね上運動算出手段と、前記制御手段は、前記4輪位置ばね上運動を用いて4輪夫々のショックアブソーバに対する減衰力指令値を求めることを特徴とする。
請求項2記載の発明は、車両の車体と4輪夫々との間に介装され減衰特性を調整可能なショックアブソーバと、該ショックアブソーバの減衰特性を制御する制御手段と、を備えたサスペンション制御装置において、前記車体の2箇所の対角位置におけるばね上上下運動を夫々第1、第2ばね上絶対上下運動として検出する第1、第2ばね上運動検出手段と、前記第1、第2ばね上上下運動から前記車体の、前記第1、第2ばね上上下運動を検出する2箇所の対角とは異なった対角を軸にした回転運動に相当する対角ロール運動を算出する対角ロール算出手段と、前記車体のロール運動を検出するロール検出手段と、前記対角ロール算出手段が算出した対角ロール運動及び前記ロール検出手段が検出したロール運動から前記車体のピッチ運動を算出するピッチ算出手段と、前記ピッチ算出手段が算出したピッチ運動及び前記第1、第2ばね上上下運動から、前記車体の4輪の位置のばね上上下運動を算出する4輪位置ばね上運動算出手段と、前記制御手段は、前記4輪位置ばね上運動を用いて4輪夫々のショックアブソーバに対する減衰力指令値を求めることを特徴とする。
請求項3記載の発明は、請求項1又は2に記載のサスペンション制御装置において、前記第1、第2ばね上運動検出手段のうち少なくとも一方は、ばね上加速度検出器であることを特徴とする。
請求項4記載の発明は、請求項1乃至3のいずれかに記載のサスペンション制御装置において、前記第1、第2ばね上運動検出手段のうちリヤ側の検出手段は、前記車両の光軸自動調整システムに用いる車高センサの検出信号からばね上上下運動を検出することを特徴とする。
請求項5記載の発明は、請求項1乃至4のいずれかに記載のサスペンション制御装置において、前記ロール運動またはピッチ運動の少なくとも一方と前記第1、第2ばね上上下運動とから前記車体と車輪との相対運動を推定する相対運動推定手段を設け、前記制御手段は、該相対運動をも用いて4輪夫々のショックアブソーバに対する減衰力指令値を求めることを特徴とする。
請求項1から5に記載の発明によれば、前記車体の2箇所の対角位置に車体の上下運動を検出する検出手段を設けるだけで、各輪に対応したショックアブソーバの減衰力発生制御を精度高く行うことができる。
以下、本発明の第1実施形態を図1〜図10に基づいて説明する。
図1は、本発明の第1実施形態に係るサスペンション制御装置が採用された自動車1を模式的に示す図である。図1において、自動車1の各車輪2(右前輪2FR、右後輪2RRのみ図示している。)に対応して、減衰力可変式ショックアブソーバ(以下、ショックアブソーバという。)3が設けられている。ショックアブソーバ3については、適宜、各車輪に対応して、便宜的に、右前輪、右後輪、左前輪、左後輪のショックアブソーバ3FR、3RR、3FL、3RLともいう。なお、ばね上速度及びばね上相対速度などの信号や各種部材についても、以下、適宜、各車輪2に対応してショックアブソーバ3の場合と同様の記載をする。
ショックアブソーバ3の外周にはスプリング4が取付けられている。これらショックアブソーバ3及びスプリング4は、車体5と各車輪2の間に介在され、各車輪2の上下動を減衰させる働きを持つ。車体5には、右前輪2FRに対応して車体5に作用する上下方向の加速度(ばね上上下運動)を検出するばね上加速度センサ7(ばね上運動検出手段)が取付けられている。また、車体5には、車体5に作用する前後方向の加速度を検出する前後加速度センサ8が取付けられている。さらに、車体5の左後輪2RL(図示しない)に対応した部分(以下、車体左後輪部という。)には、自動車1の車高レベルを検出する車高センサ10が取付けられている。また、自動車1には、左右前輪2FL、2FR(右前輪2FRのみ図示している。)の回転速度を検出する車輪速センサ11(以下、左右前輪2FL、2FRに対応して車輪速センサ11FR、11FLともいう。)が設けられている。
なお、車高センサ10は、後述のばね上速度推定回路15と組み合わされ本発明のばね上運動検出手段を構成する。
ばね上加速度センサ7、前後加速度センサ8、車高センサ10及び車輪速センサ11には、コントローラ(制御手段)12が接続されている。コントローラ12は、各接続部材からの情報の入力を受けて、後述する演算処理に基づいて、車体5のピッチ運動、対角ロール運動、ロール運動、バウンス運動、各車輪位置での上下速度(以下、本発明のばね上運動に該当し、ばね上速度vといい、適宜、車体右前輪部、車体右後輪部、車体左前輪部、車体左後輪部のばね上速度vFR、vRR、vFL、vRLということもある。)、及び各車輪2と車体5との相対速度vs〔以下、車輪(右前輪、右後輪、左前輪、左後輪)の相対速度vsFR、vsRR、vsFL、vsRLと便宜的にいうこともある。〕を算出し、これらの演算結果に基づいて、スカイフック制御理論に基づく制御指令値(減衰力指令値)を算出し、ショックアブソーバ3を制御する。
コントローラ12は、図2に示すように、積分回路14、オブザーバで構成されるばね上速度推定回路15、対角ロール算出部16、ピッチ推定部17、ロール算出部18、バウンス推定部19、オブザーバで構成される前輪相対速度推定部20、微分回路21、オブザーバで構成される後輪相対速度推定部22、及びスカイフック制御部23を備えている。
積分回路14は、ばね上加速度センサ7が検出する車体右前輪部の加速度(ばね上加速度)αFRを積分して車体右前輪部の上下絶対速度(ばね上速度)vFRを算出し、算出データをバウンス推定部19及び対角ロール算出部16に入力する。なお、ばね上加速度センサ7が検出した車体右前輪部の加速度(ばね上加速度)αFRは前輪相対速度推定部20に入力される。
ばね上速度推定回路15は、車高センサ10が検出した車体左後輪部の車高の入力を受け、予め定めたモデルを用いてシミュレーションを行って、車体左後輪部の上下絶対速度(ばね上速度)vRLを推定し、推定データを対角ロール算出部16及びバウンス推定部19に入力する。なお、車高センサ10には前記微分回路21が接続されており、車高センサ10の検出データを微分して、左後輪の相対速度vsRLを算出し、算出データを後輪相対速度推定部22に入力する。
対角ロール算出部16は、積分回路14からの車体右前輪部のばね上速度vFR及びばね上速度推定回路15からの車体左後輪部のばね上速度vRLの差をとって対角ロールwpを算出し、算出データ(対角ロールwp)をロール算出部18に入力する。
ピッチ推定部17は、車輪速センサ11FR、11FLが検出する左右前輪2FL、2FRの車輪速及び前後加速度センサ8が検出する前後加速度を用いてピッチレイトptを推定し、推定データ(ピッチレイトpt)をロール算出部18及びスカイフック制御部23に入力する。
ロール算出部18は、対角ロール算出部16及びピッチ推定部17の演算結果からこれらの差をとってロールレイトrolを算出し、算出データ(ロールレイトrol)をバウンス推定部19、前輪相対速度推定部20、後輪相対速度推定部22、及びスカイフック制御部23に入力する。
バウンス推定部19は、積分回路14が得た車体右前輪部のばね上速度vFR、ばね上速度推定回路15が得た車体左後輪部のばね上速度vRL、ロール算出部18が得たロールレイトrolから、各車輪位置でのばね上速度(vFR,vRL,vFL,vRR)を求め、求めたデータを前輪相対速度推定部20、後輪相対速度推定部22、及びスカイフック制御部23に入力する。
前輪相対速度推定部20は、ばね上加速度センサ7が検出する車体右前輪部のばね上加速度αFR、バウンス推定部19が得た各車輪位置でのばね上速度(vFR,vRL,vFL,vRR)、前記入力データ(車体右前輪部の加速度、ロール算出部18が算出したロールレイトrol、及びスカイフック制御部23が出力する減衰力指令値の入力を受け、予め定めたモデルを用いてシミュレーションを行うことによって、車体右前輪部のばね上加速度αFRを用いて左右前輪2FL、2FRの夫々と車体5との相対速度(車体左右前輪2FL、2FRの相対速度)vsFL、vsFRを推定し、推定データをスカイフック制御部23に入力する。
後輪相対速度推定部22は、微分回路21が算出した左後輪の相対速度vsRL、ロール算出部18が算出したロールレイトrol、バウンス推定部19が得た各車輪位置でのばね上速度(vFR,vRL,vFL,vRR)、及びスカイフック制御部23が出力する減衰力指令値の入力を受け、予め定めたモデルを用いてシミュレーションを行うことによって、微分回路21からの左後輪の相対速度vsRLを用いて左右後輪2RL、2RRの夫々と車体5との相対速度(車体左右後輪2RL、2RRの相対速度)vsRL、vsRRを推定し、推定データをスカイフック制御部23に入力する。
スカイフック制御部23は、予め定められるスカイフック制御理論に基づいて各輪位置でのばね上速度及び各車輪2と車体5との相対速度を用いて各車輪2に対応したショックアブソーバ3に対する減衰力指令値を発生してショックアブソーバ3を制御する。なお、減衰力指令値は、前輪相対速度推定部20及び後輪相対速度推定部22にフィードバックされ、シミュレーションに用いられる。
次に、コントローラ12の上記構成要素についてさらに説明する。
ばね上速度推定回路15は、図3に示すように、減衰力可変分算出部30及び現代制御理論を適用したカルマンフィルタ31(オブザーバ)を含んで構成され、上述したように車高センサ10が検出した車体左後輪部の車高の入力を受け、予め定めたモデルを用いてシミュレーションを行って、車体左後輪部の上下絶対速度(ばね上の絶対速度)を推定する。減衰力可変分算出部30は、右後輪のショックアブソーバ3RRへの制御指令値及びカルマンフィルタ31の算出データ(左後輪部の相対速度vsRL)の入力を受けて減衰力可変分を算出し、カルマンフィルタ31に入力する。ここで,相対速度としてカルマンフィルタの算出値を用いたが,車高センサ検出値を微分して求めてもよい。
また、カルマンフィルタ31は、以下のように設計されている。
すなわち、まず、図4に示すように、車体5の上下運動をモデル化する。図4には、その一例として、車体5の上下振動を1自由度でモデル化した1/4車体モデルを示す。図4のモデルにおいて、車体5の絶対上下変位をZb、ばね下の絶対上下変位をZ0、ばね定数をk、減衰係数をc、車体5に働く外力をf、車体5の質量をmとしている。
これにより、この系の運動方程式は式(1)に示されるようになる。
ここで、相対変位を可観測出力とするため、状態変数としてばね上とばね下の相対変位z20、ばね上の絶対速度zbとして式(2)とおくと、状態方程式は、式(3)となる。
z20=zb−z0 …(2)
ここで、状態変数は、
とおき、出力を相対変位y=z20、入力を車体5にかかる外力u=f、外乱を路面上下速度
としている。また、ν(t)は観測雑音とし、これらはGauss性白色雑音で、いずれもその平均値、共分散は既知で、式(4)であるとする。
また、式(5)であるとしている。
よって、相対変位が測定可能であると考えると、式(3)よりオブザーバは、式(6)に示すように構成される。
ここで、Lは、オブザーバゲインである。このオブザーバゲインLは、カルマンによって解かれ、式(7)で示されるRiccati方程式
AP+PAT−PCT-1CP+Q=0…(7)
の正定対称な解Pより、式(8)に示されるように決定される。
L=PCT-1 … (8)
また、本第1実施形態のようにショックアブソーバを用いた系に適用する場合、式(5)の減衰定数cが可変となるため、この点を考慮する必要がある。
この第1実施形態では、推定した相対変位を微分して得た相対速度とコントローラ12の制御指令値から、減衰力可変分算出部30を用いて実際にショックアブソーバ3が発生している減衰力を推定し、その推定値を車体5に働く外力をfとしてオブザーバに入力する外乱オブザーバを構成して、この減衰力可変による相対速度の変動を打ち消す構造としている。
なお、この第1実施形態では、ばね上速度推定回路15をカルマンフィルタで構成した場合を例にしたが、他のタイプのオブザーバを用いてもよい。
対角ロール算出部16は、図5に示すように、積分回路14からの車体右前輪部のばね上速度vFR及びばね上速度推定回路15からの車体左後輪部のばね上速度vRLの差(vFR−vRL)をとり、これらの距離〔車体右前輪部・車体左後輪部間の距離〕で割ることにより対角ロールwpを算出する。
ピッチ推定部17は、図6に示すように、車輪速センサ11FR、11FLが検出する左右前輪2FL、2FRの車輪速の平均値を演算し、得られた平均値を微分処理して車輪加速度を算出する。この車輪加速度と前後加速度センサ8が検出する前後加速度の差をとり、得られた信号を積分し、フィルタ処理及び増幅処理を行なってピッチレイトptを推定する。車体左右前輪部の車輪速の平均値を演算することにより、加減速による車速変動をキャンセルするようにしている。
ロール算出部18は、図7に示すように、対角ロール算出部16で算出した対角ロールwpからピッチ推定部17で推定されたピッチ成分ptを引くことでロール成分であるロールレイトrolを算出する。
バウンス推定部19は、図8に示すように、車体右前輪部、車体左後輪部のばね上速度vFR,vRLの入力を受け、さらに、これらデータを用いて、次のように車体左前輪部、車体右後輪部のばね上速度vFL,vRRを算出し、車体右前輪部、車体左後輪部のばね上速度vFR,vRLと合わせて、各車輪位置でのばね上速度vFL,vRR,vFR,vRL、ひいては車体5のバウンス運動を推定する。
車体左前輪部のばね上速度vFLは、積分回路14が得た車体右前輪部のばね上速度vFR、ロール算出部18が得たロールレイトrol、及び左右前輪のショックアブソーバ3FL、3FRの距離を用いて算出する。
車体右後輪部のばね上速度vRRは、ばね上速度推定回路15が得た車体左後輪部のばね上速度vRL、ロール算出部18が得たロールレイトrol、及び左右後輪のショックアブソーバ3RL、3RRの距離を用いて算出する。
前輪相対速度推定部20は、図9に示すように、減衰力可変分算出部(2つ設けられており、以下、適宜、第1、第2減衰力可変分算出部30A、30Bという。)及び現代制御理論を適用したカルマンフィルタ(2つ設けられており、以下、適宜、第1、第2カルマンフィルタ31A、31Bという。)を含んで構成され、ばね上加速度センサ7の検出値(右前輪部のばね上加速度αFR)、ロール算出部18のロールレイトrol、バウンス推定部19のばね上速度vFR、vRR、vFL、vRLの入力を受け、右前輪の相対速度vsFR及び左前輪の相対速度vsFLを推定する。なお、ロール算出部18のロールレイトrolの絶対値が予め定めた閾値より小さい場合は、左右速度が同じ、つまり相対速度FR=相対速度FLとして出力し、また、閾値より大きい場合は、バウンス推定部19の推定したばね上速度(vFR、vRR、vFL、vRL)から第1、第2カルマンフィルタ31A、31Bを用いて相対速度を算出した値(右前輪、左前輪の相対速度vsFR,vsFL)を選択し、出力する。
ここで、前輪相対速度推定部20で用いるカルマンフィルタ(31A、31B)についてさらに説明する。なお、ばね上速度推定回路15で用いるカルマンフィルタと同等部分については、その説明を省略する。
カルマンフィルタ(オブザーバ)は、ばね上速度推定回路15のカルマンフィルタ31と同等のモデル(図4参照)を用いて設計し、状態変数は、
、出力を上下加速度
、入力を車体5に働く外力u=f、外乱をばね下加速度
とした。
ここで、式(9)に示すようにされている。
よって、ばね上の絶対加速度が測定可能であると考えると、式(7)よりカルマンフィルタ(オブザーバ)は、式(10)に示すように構成される。
オブザーバゲインLは、ばね上速度推定回路15のカルマンフィルタ31と同様のもの〔式(8)参照〕を用いる。減衰力可変分を考慮するため、ばね上速度推定回路15と同様に第1,第2減衰力可変分算出部30A,30Bでは、第1、第2カルマンフィルタ31A,31Bが得る相対速度推定値とスカイフック制御部23が演算した制御指令値とを用いて減衰力変化を算出し、第1、第2カルマンフィルタ31A,31Bにフィードバックしている。
次に、後輪相対速度推定部22について説明する。後輪相対速度推定部22は、図10に示すように、左後輪に対応して設けられる車高センサ10の検出値を微分して得られる左後輪の相対速度vsRL、ロール算出部18が算出したロールレイトrol、バウンス推定部19のばね上速度(推定値)〔(vFR,vRL,vFL,vRR〕の入力を受ける。ここで、ロール算出部18の算出値(ロールレイトrol)の絶対値が閾値より小さい場合、左右で相対速度が同じ、つまり相対速度vsFR=相対速度vsFLとして出力し、また、閾値より大きい場合は、バウンス推定部19の推定したばね上速度からカルマンフィルタ31Cを用いて相対速度を算出した値(右前輪部、左前輪部の相対速度FR,FL)を選択し、出力する。
このカルマンフィルタ31Cは前輪の相対速度推定部20で用いたものと同様である。
上述したようにして、車体5のピッチレイトpt、ロールレイトrol、各輪のばね上速度、及び相対速度を算出し、算出された信号を用いて、スカイフック制御部23が制御指令値を生成し、各ショックアブソーバ3に出力する。
本第1実施形態によれば、各車輪2及び車体5の相対速度を算出してこれを用いてスカイフック制御のための制御指令値を算出するようにしている。このため、車輪及び車体の相対速度の算出を、左右前輪を一の前輪、左右後輪を一の後輪としてのみ算出する特許文献1に示される技術に比して、各輪に対応したショックアブソーバ3に対して個別に制御指令値を生成でき、ひいては各輪に対応したショックアブソーバ3の減衰力発生制御を精度高く行うことができる。
また、本実施形態では、車体5の2箇所の対角部のばね上速度から車体5の対角ロールwpを求め、車輪速から得られるピッチレイトptを前記対角ロールwpから減算することによりロールレイトrolを算出し、前記2箇所の対角部のうち一方の箇所のばね上速度及びロールレイトrolから車体5の4輪に対応した部分のばね上速度並びに各車輪2及び車体5の相対速度を得ており、スカイフック制御のための制御指令値の生成に用いることができる。車体5の2箇所の対角部のばね上速度検出のために、加速度センサや車高センサ等の対応するセンサとしては、2個用意すればよいため、ばね上加速度センサを3個以上用いてスカイフック制御を行う従来技術に比して、装置構成を簡素化でき、ひいてはコストダウンを図ることができる。
上記第1実施形態では、ばね上加速度センサ7及び車高センサ10を車体5の対角に設けた場合を例にしたが、2つのばね上加速度センサ7を車体5の対角に設けてもよいし、2つの車高センサ10を車体5の対角に設けてもよい。また、上記第1実施形態では、ばね上加速度センサ7を右前輪に対応した部分、車高センサ10を左後輪に対応した部分に配置しているが、これに代えてばね上加速度センサ7を左後輪に対応した部分、車高センサ10を右前輪に対応した部分に配置してもよい。また、対応した部分とは、車体の重心から左右前後の何れかに方向に偏った位置であればよく、重心からの車輪の距離と、重心からのセンサとの距離の関係から車輪上の運動を求めることが出来る。なお、上述したばね上加速度センサ7及び車高センサ10の配置については、後述する第2実施形態にも同様に言えることである。
また、第1実施形態では、車高センサ10を用いているが、光軸自動調整システム車両のように既にリヤに車高センサを搭載している車両に対しては、その車高センサを第1実施形態の車高センサ10として流用し、追加センサの数を抑えるようにし、構成の複雑化及びコストアップを避けるようにしてもよい。
次に、本発明の第2実施形態を図11〜図14に基づき、第1実施形態(図1〜図10)を参照して説明する。第1実施形態に係る部分と同等の部分については、同等の符号を付し、その説明は、適宜、省略する。
第1実施形態では、対角ロールwpからピッチレイトptを減算してロールレイトrolを算出するようにしたが、第2実施形態では、対角ロールwpからロールレイトrolを減算してピッチレイトptを算出するようにしたことが大きく異なっている。そして、第2実施形態では、第1実施形態で用いた車輪速センサ11及び前後加速度センサ8及びピッチ推定部17を廃止し、これに代えて横加速度を検出する横加速度センサ41、車速を検出する車速センサ42、操舵角センサ43並びにロール推定部45を設けている。
ロール推定部45は、横加速度センサ41、車速センサ42、及び操舵角センサ43の各検出信号を用いてロールレイトrolを推定する。すなわち、ロール推定部45は、図13に示すように、横加速度センサ41の検出値が旋回による成分と車体5のロール運動による成分を含んでいることに着目し、横加速度検出値から旋回による横加速度を減算することでロール運動による成分を抽出する。旋回による横加速度成分は、操舵角センサ43の検出値と車速センサ42の検出値から推定している。車速センサ42、及び操舵角センサ43の各検出信号から横加速度を推定している。
そして、このロール運動による横加速度信号を積分し、フィルタ処理を行い、ゲインを調整することでロールレイトrolを演算するようにしている。
第2実施形態は、第1実施形態のロール算出部18、バウンス推定部19、前輪相対速度推定部20、後輪相対速度推定部22、スカイフック制御部23、コントローラ12に代えてピッチ算出部46、バウンス推定部19A、前輪相対速度推定部20A、後輪相対速度推定部22A、スカイフック制御部23A、コントローラ12Aを設けている。
バウンス推定部19Aは、第1実施形態のバウンス推定部19がピッチ推定部17からのピッチレイトptの入力を受けるのに代えて、ロール推定部45からのロールレイトrolの入力を受けるようにしている。
ピッチ算出部46は、図14に示すように、対角ロール算出部16が算出した対角ロールwpからロール推定部45が得たロールレイトrolを減算してピッチレイトptを算出する。
前輪相対速度推定部20Aは、第1実施形態の前輪相対速度推定部20がロール算出部18の出力であるロールレイトrolの入力を受けるのに代えて、ピッチ算出部46の出力であるピッチレイトptの入力を受けるようにしている。また、同様に、後輪相対速度推定部22Aは、第1実施形態の後輪相対速度推定部22がロール算出部18の出力であるロールレイトrolの入力を受けるのに代えて、ピッチ算出部46の出力であるピッチレイトptの入力を受けるようにしている。
第1実施形態では、上述したように対角ロールwpからピッチレイトptを減算してロールレイトrolを求め、このようにして得たロールレイトrolを用いてバウンスひいては4輪対応部のばね上速度を得ると共に、この検出結果を利用して各車輪・車体の相対速度を得、ひいてはスカイフック制御の制御指令値を得るようにしている。これに対して、第2実施形態では、上述したように対角ロールwpからロールレイトrolを減算してピッチレイトptを求め、このようにして得たピッチレイトptを用いてバウンスひいては4輪のばね上速度を得ると共に、この検出結果を利用して各車輪・車体の相対速度を得、ひいてはスカイフック制御の制御指令値を得るようにしている。
また,第1,第2実施形態では,ピッチレイト,ロールレイトをそれぞれ推定して求めたが,ジャイロセンサを取付けてもよい。勿論,カーナビなどの他システムが有するピッチレイト,ロールレイト信号を車体ネットワーク(CANなど)経由で取得して用いてもよい。
この第1、第2実施形態で明らかなように、車体5の2箇所の対角におけるばね上速度を用いることにより4輪対応部のばね上速度及び各車輪・車体の相対速度を得て、4輪夫々に対応したショックアブソーバ3に対するスカイフック制御の制御指令値を算出するので、制御精度の向上を図ることができる。
なお、上記実施の形態のスカイフック制御では、減衰力反転型(伸び側と縮み側の減衰力の変化が大小が反転している)のショックアブソーバを用いた場合は、相対速度のデータは不要である。
なお、上記各実施の形態では、スカイフック制御をベースに説明したが、四輪のばね上の運動(変位、速度、加速度)のデータから制御理論を用いて、ショックアブソーバの減衰力を決められればよく、例えば、H∞制御や、現代制御理論を用いた制御にもちいてもよい。本発明は、対角2個の上下運動データとロールまたはピッチのデータから4輪各輪のばね上運動を求めて減衰力を制御する発明であれば、センサの種類、運動の種類、制御理論等は、特に、定まったものを用いる必要はない。
本発明の第1実施形態に係るサスペンション制御装置が採用される自動車を模式的に示す斜視図である。 図1のコントローラの構成を示すブロック図である。 図2のばね上速度推定回路を示すブロック図である。 1/4車体上下振動の解析モデルを示す図である。 図2の対角ロール算出部を示すブロック図である。 図2のピッチ推定部を示すブロック図である。 図2のロール算出部を示すブロック図である。 図2のバウンス推定部を示すブロック図である。 図2の前輪相対速度推定部を示すブロック図である。 図2の後輪相対速度推定部を示すブロック図である。 本発明の第2実施形態に係るサスペンション制御装置が採用される自動車を模式的に示す斜視図である。 図11のコントローラの構成を示すブロック図である。 図12のロール推定部を示すブロック図である。 図12のピッチ算出部を示すブロック図である。
符号の説明
7 ばね上加速度センサ,10 車高センサ,12 コントローラ,14 積分回路,15 ばね上速度推定回路,16 対角ロール算出部,17 ピッチ推定部,18 ロール算出部

Claims (5)

  1. 車両の車体と4輪夫々との間に介装され減衰特性を調整可能なショックアブソーバと、該ショックアブソーバの減衰特性を制御する制御手段と、を備えたサスペンション制御装置において、
    前記車体の2箇所の対角位置におけるばね上上下運動を夫々第1、第2ばね上上下運動として検出する第1、第2ばね上運動検出手段と、
    前記第1、第2ばね上上下運動から前記車体の、前記第1、第2ばね上上下運動を検出する2箇所の対角とは異なった対角を軸にした回転運動に相当する対角ロール運動を算出する対角ロール算出手段と、
    前記車体のピッチ運動を検出するピッチ検出手段と、
    前記対角ロール算出手段が算出した対角ロール運動及び前記ピッチ検出手段が検出したピッチ運動から前記車体のロール運動を算出するロール算出手段と、
    前記ロール算出手段が算出したロール及び前記第1、第2ばね上上下運動から、前記車体の4輪の位置のばね上上下運動を算出する4輪位置ばね上運動算出手段と、
    前記制御手段は、前記4輪位置ばね上運動を用いて4輪夫々のショックアブソーバに対する減衰力指令値を求めることを特徴とするサスペンション制御装置。
  2. 車両の車体と4輪夫々との間に介装され減衰特性を調整可能なショックアブソーバと、該ショックアブソーバの減衰特性を制御する制御手段と、を備えたサスペンション制御装置において、
    前記車体の2箇所の対角位置におけるばね上上下運動を夫々第1、第2ばね上絶対上下運動として検出する第1、第2ばね上運動検出手段と、
    前記第1、第2ばね上上下運動から前記車体の、前記第1、第2ばね上上下運動を検出する2箇所の対角とは異なった対角を軸にした回転運動に相当する対角ロール運動を算出する対角ロール算出手段と、
    前記車体のロール運動を検出するロール検出手段と、
    前記対角ロール算出手段が算出した対角ロール運動及び前記ロール検出手段が検出したロール運動から前記車体のピッチ運動を算出するピッチ算出手段と、
    前記ピッチ算出手段が算出したピッチ運動及び前記第1、第2ばね上上下運動から、前記車体の4輪の位置のばね上上下運動を算出する4輪位置ばね上運動算出手段と、
    前記制御手段は、前記4輪位置ばね上運動を用いて4輪夫々のショックアブソーバに対する減衰力指令値を求めることを特徴とするサスペンション制御装置。
  3. 前記第1、第2ばね上運動検出手段のうち少なくとも一方は、ばね上加速度検出器であることを特徴とする請求項1又は2に記載のサスペンション制御装置。
  4. 前記第1、第2ばね上運動検出手段のうちリヤ側の検出手段は、前記車両の光軸自動調整システムに用いる車高センサの検出信号からばね上上下運動を検出することを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載のサスペンション制御装置。
  5. 前記ロール運動またはピッチ運動の少なくとも一方と前記第1、第2ばね上上下運動とから前記車体と車輪との相対運動を推定する相対運動推定手段を設け、前記制御手段は、該相対運動をも用いて4輪夫々のショックアブソーバに対する減衰力指令値を求めることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載のサスペンション制御装置。
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