JP5064621B2 - 情報化電池 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、携帯機器等に電源を供給するための電池に関するものであり、特に、電池内部に電子回路素子を内蔵する情報化電池に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
携帯電話、携帯端末(PDA)等の携帯機器に用いられる電池パックは、正極と負極を備え充放電可能な電池本体に加え、この電池本体に対する充放電状態を規制するための制御回路や温度ヒューズを備え、これら電池本体、制御回路及び温度ヒューズを保護カバーによって一体に覆っているものがある。しかしながら、これら制御部等の電子回路素子は、電池本体の外側に設けられたものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
このように、従来の電池は、保護カバー内に電子回路素子を備えるものはあったが、電池本体の外側に設けられているため、容易に電池パックより取り出すことができる。そのため、電子回路素子に記憶された情報を不正取得されたり、他の素子に取り替えられる恐れがあった。
【0004】
本発明は、このような問題点を解決するためになされたもので、電池に電子回路素子を備えることにより情報化し、さらにこの電子回路素子が電池より取り出されることを防止することができる情報化電池を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明にかかる情報化電池は、
正極端子に電気的に接続された正極と、
負極端子に電気的に接続された負極と、
前記正極と前記負極を分離するセパレータと、
電解液と、
更に、情報の記憶が可能な電子回路素子と、が前記正極及び負極間に接続された状態で封入された情報化電池であって、
少なくとも前記正極端子を介して当該電池外へ前記情報を送信可能に構成されている
ことを特徴とする。
【0006】
前記電子回路素子は、
少なくともROM(Read Only Memory)を含む
ことが好ましい。
【0007】
前記情報化電池であって、
前記電子回路素子は、少なくともROM(Read Only Memory)を含み、
外部から入力される要求に応じて、前記正極端子を介して当該電池外へ前記情報を出力可能に構成されている
ことが好ましい。
【0008】
前記電子回路素子は、
前記正極及び前記負極から規定される電池セルに対して並列接続されている
ことが好ましい。
【0009】
前記電子回路素子は、電解液によって浸食されるのを防止する保護カバーまたは塗料によって覆われた状態で、前記電解液中に配置されている
ことが好ましい。
【0010】
前記電子回路素子は、当該情報化電池固有の識別情報を記憶する
ことが好ましい。
【0011】
このような構成により、情報化電池より当該電子回路素子が取り出されることを防止でき、電子回路素子に記憶された情報を不正取得されたり、他の素子に取り替えられることを防止することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】
最初に、本発明にかかる情報化電池の構成について、図1及び図2を用いて説明する。
図1は、第1実施形態として、リチウム二次電池を情報化し、情報化電池とした例である。
また、図2は、第2実施形態として、アルカリボタン電池を情報化し、情報化電池とした例である。
【0013】
(第1実施形態)
まず、第1実施形態として、図1に示す情報化電池の構成について説明する。
図において、11は正極、12は負極である。
ただし、この図では、煩雑化を避けるため、正極11や負極12の製造にあたり使用した導電性基体としての金属箔等は図示していない。
13はセパレータで、14は電解液である。
【0014】
15はステンレス鋼製の電池ケースであり、この電池ケース15は負極端子を兼ねている。
電池ケース15の底部にはポリテトラフルオロエチレンシートからなる絶縁体16が配置され、電池ケース15の内周部にもポリテトラフルオロエチレンシートからなる絶縁体17が配置されていて、正極11、負極12及びセパレータ13からなる渦巻状電極体や電解液14等は、この電池ケース15内に収容されている。
【0015】
18はステンレス鋼製の封口板であり、この封口板18の中央部にはガス通気孔18aが設けられている。
19はポリプロピレン製の環状パッキング、110はチタン製の可撓性薄板で、111は環状でポリプロピレン製の熱変形部材である。
この熱変形部材111は温度によって変形することにより、可撓性薄板110の破壊圧力を変える作用をする。
【0016】
112はニッケルメッキを施した圧延鋼製の端子板であり、この端子板112には切刃112aとガス排出孔112bとが設けられていて、電池内部にガスが発生して電池の内部圧力が上昇し、その内部上昇によって可撓性薄板110が変形したときに、上記切刃112aによって可撓性薄板110を破壊し、電池内部のガスを上記ガス排出孔112bから電池外部に排出して、電池の高圧下での破壊が防止できるように設計されている。
【0017】
113は絶縁体で、114はアルミニウム製のリード体であり、このリード体114は正極11と封口板18とを電気的に接続しており、端子板112は封口板18との接触により正極端子として作用する。115は負極12と電池ケース15とを電気的に接続するリード体である。
【0018】
20は、メモリやIC等の電子回路素子であり、電池缶封口内部空間の電解液14中に設けられている。そのため、電子回路素子20は、電解液14が侵食しないよう合成樹脂等によって製造された保護カバーによって覆われている。若しくは、侵食防止のための塗料を塗布してもよい。電子回路素子20は、リード体116aによりリード体114に接続され、リード体116bによりリード体115に接続されている。即ち、電子回路素子20は、正極11と負極12に並列に接続されている。
【0019】
電子回路素子20は、その種類によって機能が異なるが、基本的に、正極11及び負極12を介して、その制御が可能である。電子回路素子20の具体例については、後に詳述する。
【0020】
このように、図1に示す情報化電池は、電解液14が封じ込められた電池の内部、即ち、電力発生のための化学反応が生じる領域内に電子回路素子20を封入している。従って、この電子回路素子20を他の素子と取り替えたり、不正なデータに書き換える等の不正行為を行なう目的で電子回路素子を電池から取り出すためには、必ず、電池缶等を開封しなければならない。しかしながら、開封された電池は、電解液で汚れて使用できなくなったり、また、開封により発火爆発する恐れがあるため、事実上、電子回路素子を電池から取り出すことができない。結果として、本発明の実施の形態にかかる情報化電池は、電子回路素子に記憶された情報を不正取得されたり、他の素子に取り替えられることを効果的に防止できる。
【0021】
(第2実施形態)
次に、第2実施形態として、図2に示す情報化電池の構成について説明する。
図において、20は、図1において説明した電子回路素子である。この電子回路素子20は、リード体116aを介して負極キャップ21と、また、リード体116bを介して正極缶23と電気的に接続されている。
【0022】
21は、負極キャップである。この負極キャップ21は、通常、ニッケル板とステンレス板と銅板とをクラッド化したクラッド材をプレス成形して作られる。負極キャップ21の内面に水素過電圧の高い金属からなる金属層を設けるようにしてもよい。22は、ガスケットであり負極キャップ21が嵌合される。
【0023】
23は、正極缶である。24は、正極であり、酸化銀、二酸化マンガン、水酸化ニッケル等の正極活物質と、黒鉛、グラファイト、カーボンブラック、カーボニルニッケル等の導電助剤の混合粉末を円盤状に加圧成形して作られる。正極24は、正極缶23の底部に装填される。
【0024】
25は、負極である。負極25は、負極キャップ21内に、水酸化ナトリウム水溶液、水酸化カリウム水溶液等のアルカリ電解液を注入し、さらに無水銀の亜鉛粉末を、必要な場合、ポリアクリル酸塩やポリカルボキシメチレン等のゲル化剤とともに入れて形成され、負極キャップ21内に充填される。
【0025】
26は、吸液紙である。吸液紙26としては、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリアミドからなる不織布を界面活性剤で親液処理したもの、完全ケン化したポリビニルアルコールからなる不織布、完全ケン化したポリビニル繊維とビスコースレーヨン繊維の混抄紙等が使用される。吸液紙26には、水酸化ナトリウム水溶液、水酸化カリウム水溶液等のアルカリ電解液が含浸される。
【0026】
27は、セパレータである。セパレータ27としては、グラフト膜−セロファン−グラフト膜、ポリエチレンフィルム、ポリプロピレンフィルム、ポリビニルアルコールフィルム等のプラスチックフィルムが、正極25の種類によって使い分けられる。
【0027】
このように、図2に示す情報化電池は、電池の内部に電子回路素子20を封入している。従って、開封により発火爆発する恐れがあるため、事実上、電子回路素子を電池から取り出すことができない。結果として、本発明の実施の形態にかかる情報化電池は、電子回路素子に記憶された情報を不正取得されたり、他の素子に取り替えられることを効果的に防止できる。
【0028】
続いて、図1や図2に示す情報化電池を使用した携帯機器の構成を説明する。ここで、携帯機器は、携帯電話、携帯端末、携帯型コンピュータ、時計、ゲーム機器、録音機等あらゆる携帯可能な機器が含まれる。
【0029】
(第3実施形態)
本発明の第3実施形態を説明する。
第3実施形態において、情報化電池を組み込んだ携帯機器は、主に、貸し出しのために用いられる。
そのため、当該携帯機器は、使用度数や使用時間を管理することができるものである。
具体的には、予め決められた使用度数や使用時間に到達したところで、電源が切断される。
特に、本実施形態では、このような電源制御を携帯機器の装置本体ではなく、電池によって行い、さらにその制御回路部を電池内部に封入している。
【0030】
図3に、第3実施形態として、情報化電池を組み込んだ携帯機器の構成を示す。
【0031】
図において、1は電池パック、3は装置本体である。電池パック1は、電池パック1は、リチウムイオン2次電池セル1aを備え、この電池パック1単体又は装置本体3のコネクタ30a、30bに装着された状態で充電され、装置本体3の主電源として使用される。
【0032】
そして、電池パック1には、制御回路部20a及びトランジスタ20bがさらに設けられている。これらの制御回路部20a及びトランジスタ20bは、図1で示されるように電池内部の電解液に設けられている。制御回路部20aは、電池セル1aに対して並列に接続されている。また、制御回路部20aは、電池の使用時間を検知して、ある一定以上使用したと検知された場合には、電源を切断する処理を行う制御回路として機能するものである。使用時間の検知は、例えば、電池の使用状況を電気的に検知し、使用されている時間の累積情報を記憶することによって行なう。後に、図4に示すフローチャートを用いてその処理につき説明する。トランジスタ20bは、スイッチング素子であり、制御回路部20aからの制御信号に応じて電源のオン/オフを実行するものであり、電池セル1aと直列に接続されている。
【0033】
装置本体3には、電源回路部32、A/D変換部33、温度検出回路部34、制御回路部35、無線回路部36、通話回路部37、表示部38等、電話装置を実現するための各種の回路が構成されている。
【0034】
電源回路部32は、電池パック1を電源として本装置に必要な駆動電圧を生成し、これを無線回路部36に供給する。A/D変換部32は、電池パック1の電池電圧のレベルをデジタル信号に変えて制御回路部35に出力すると共に、温度検出回路部34によって検出される温度のレベルをデジタル信号に変えて制御回路部35に出力する。
【0035】
制御回路部35は、本装置全体の制御を行うものであり、MPU35a、メモリ(ROM、RAM)35bの他、図示しないTDMA部(又はCDMA部)、MODEM部、DSP部、EEPROM部等を備えている。
【0036】
無線回路部36は、送信パワーアンプ等を有し、アンテナ36aを介して電波の送信あるいは受信を行う。通話回路部37は、PCMコーデックとアンプ回路等からなり、通話時の音声の入出力制御を行う。この場合、通話相手の音声はスピーカ37aを通じて出力され、利用者の音声はマイク37bを通じて入力される。
【0037】
表示部38は、LCD、LEDなどからなり、電話番号やメッセージの表示、警告時の点灯表示などを行う。温度検出回路部34は、サーミスタなどで構成され、本装置の温度を検出するためのものである。
【0038】
次に図4に示すフローチャートを用いて、本実施形態にかかる情報化電池における制御フローにつき説明する。制御回路部20aは、内蔵したタイマーによって使用時間を検出する(S101)。そして、タイマーによって検出された使用時間が予め設定した時間t1を超えるか否かが判定される(S102)。当該使用時間が時間t1を超えないと判断された場合には、再度使用時間を検出するフローに移行する。当該使用時間が時間t1を超えたと判断された場合には、電源切断処理を実行する(S103)。電源切断処理は、トランジスタ20bのゲート端子に対する電圧印加を停止する。これにより、電池セル1aからの装置本体3への電力供給は停止する。
【0039】
尚、上述の例では、電池パック1の制御回路部20aは、使用時間を検知することとしたが、制御回路部20a内にリアルタイムクロックを設けるようにすれば、事前にいつまで使用可能かを示す日時を設定することによってその日時に電源を切断することができる。
【0040】
また、電源を切断する手段は、電池パック1でなくとも本体機器3側に設けてもよい。
【0041】
また、電池パック1の制御回路部20aにRAM(Random Access Memory)を設け、このRAM内に使用可能な時間、使用度数情報や、使用可能期限情報を記憶させるようにしてもよい。これにより、電池をいわゆるプリペイド機器として用いることができる。
【0042】
(第4実施形態)
本発明の第4実施形態を説明する。
第4実施形態において、情報化電池を組み込んだ携帯機器は、当該情報化電池中に、メモリ等の記憶手段を備え、この記憶手段には、所定のウェブサイトにアクセスするためのアクセス情報が記憶されている。装置本体は、このアクセス情報を読み出し、所定のウェブサイトにアクセスする。
【0043】
次に、図5を用いて第4実施形態の構成について説明する。
【0044】
情報化電池の電池パック1には、アクセス情報記憶部20cが内蔵されている。
アクセス情報記憶部20cは、例えば、アクセス情報を記憶するROM(Read Only Memory)と、当該ROMからアクセス情報を読み出し、読み出したアクセス情報より信号を生成し、電池パックの出力電圧信号に重畳し、コネクタ30aを介して装置本体3に出力する。
アクセス情報記憶部20cは、図1で示されるように電池内部の電解液に設けられている。
そして、アクセス情報記憶部20cは、電池セル1aに対して並列に接続されている。
アクセス情報は、例えば、URL(Uniform Resource Locater)情報である。好ましい実施の形態によれば、このアクセス情報は、当該ウェブサイトにアクセスするためのID情報やパスワードを含む。
【0045】
装置本体3には、信号分離部31、電源回路部32、A/D変換部33、温度検出回路部34、制御回路部35、無線回路部36、通話回路部37、表示部38等、電話装置を実現するための各種の回路が構成されている。
これらの構成のうち、電源回路部32、A/D変換部33、温度検出回路部34、無線回路部36、通話回路部37、表示部38は、図3を用いて説明した本実施の形態1において、同一の符号を付した構成と同一又は相当部を示しており、同様の機能を有するため、説明を省略する。
【0046】
信号分離部31は、アクセス情報記憶部20cに記憶され、出力電圧信号に重畳されたアクセス情報信号を、当該出力電圧信号より分離し制御回路部35に出力する。このとき、信号分離部31は、重畳されたアクセス情報信号を、A/D変換、デコード処理等、所定の処理を行なう。
【0047】
制御回路部35は、本装置全体の制御を行うものであり、MPU35a、メモリ(ROM、RAM)35bの他、図示しないTDMA部(又はCDMA部)、MODEM部、DSP部、EEPROM部等を備えている。メモリ35bには、通信制御用の各種プログラムの他、アクセス用プログラム及びブラウザプログラムが記憶されている。当該制御回路部35は、信号分離部31より出力されたアクセス情報を入力し、所定のウェブサイトにアクセスする処理を実行する。
【0048】
図6に示すフローチャートを用いて、第4実施形態の制御フローについて説明する。
【0049】
まず、装置本体3の制御回路部35は、アクセス情報記憶部20cに記憶されたアクセス情報を信号分離部31を介して読み取る(S201)。そして、制御回路部35は、メモリ35bに格納されたアクセス用のプログラムを起動する(S202)。さらに、制御回路部35は、メモリ35bに格納されたブラウザプログラムを起動する(S203)。
【0050】
そして、アクセス用プログラムによってアクセス情報からURL情報を抽出し、ブラウザプログラムによって当該URL情報に基づきこのURL情報により特定されるサーバに対してウェブデータの送信を要求する(S204)。
【0051】
要求したウェブデータがサーバから通信網を介して送信されてきた場合には、これを受信する(S205)。そして、このウェブデータに相当するウェブページを表示部38に表示させる(S206)。
【0052】
さらに、アクセス情報中にパスワード情報を含む場合には、パスワード情報もサーバに対して送信する。この場合、サーバにおいて、パスワードによって認証されたときにのみ、所定のウェブページを表示することができる。
【0053】
尚、このウェブページへのアクセスに関しても時間的な制限が加わるようにしてもよい。即ち、ある一定期間内にのみそのウェブページにアクセスすることができるように情報化電池内の記憶手段にその制限情報を記憶させる。
【0054】
(第5実施形態)
本発明の第5実施形態を説明する。
第5実施形態において、情報化電池を組み込んだ携帯機器は、当該情報化電池中に、メモリ等の記憶手段を備え、この記憶手段には、個々の情報化電池に固有の識別情報が記憶されている。
装置本体は、この識別情報を読み出し、所定の管理サーバに当該識別情報及び電池状態情報を出力する。
この管理サーバは、電池の状態を管理する。
【0055】
まず、第5実施形態において、携帯機器を含むシステムの構成について図7を用いて説明する。
当該システムは、管理サーバ4、携帯機器A51、携帯機器B52、携帯機器C53及び通信網6を備えている。
但し、携帯機器の数は、これに限定されず、1つであってもよく、4以上の多数であってもよい。
【0056】
管理サーバ4は、上述の通り、各携帯機器A51等の電池の状態を管理するコンピュータである。
【0057】
携帯機器A51等は、通信網6を介して管理サーバ4と通信可能な状態で接続されており、所定の時間間隔毎に、又は管理サーバ4から指定された任意の時間毎に、電池状態情報を識別情報と共に管理サーバ4に送信する。
【0058】
通信網6は、インターネット、公衆回線網、無線通信網等の通信網である。
【0059】
第5実施形態において、情報化電池を組み込んだ携帯機器の構成を図8に示す。
第5実施形態における情報化電池及び携帯機器の構成は、第4実施形態で説明した図5の構成と同様であり、アクセス情報記憶部20bの代わりに識別情報記憶部20dが設けられている点及び制御回路部35の制御動作が異なる点において、両者は相違する。
【0060】
識別情報記憶部20dは、例えば、識別情報を記憶するROM(Read Only Memory)と、当該ROMから識別情報を読み出し、読み出した識別情報より信号を生成し、電池パックの出力電圧信号に重畳し、コネクタ30aを介して装置本体3に出力する。
識別情報記憶部20dは、図1で示されるように電池内部の電解液に設けられている。
そして、識別情報記憶部20dは、電池セル1aに対して並列に接続されている。
識別情報は、個々の情報化電池に固有の識別情報である。
但し、当該識別情報に関しては、同一の識別情報を備えた情報化電池が全くないことを意味するものではなく、同一の識別情報を備えた情報化電池が存在していても、実際上問題の起こらない範囲内であればよい。
【0061】
制御回路部35は、本装置全体の制御を行うものであり、MPU35a、メモリ(ROM、RAM)35bの他、図示しないTDMA部(又はCDMA部)、MODEM部、DSP部、EEPROM部等を備えている。メモリ35bには、通信制御用の各種プログラムの他、サーバへの識別情報及び電池状態情報を送信するためのプログラムが記憶されている。
【0062】
図9に示すフローチャートを用いて、第5実施形態の制御フローについて説明する。
【0063】
まず、管理サーバ4から、携帯機器A51に対して通信網6を介して電池情報取得要求を送信する(S301)。
【0064】
携帯機器A51は、この電池情報取得要求を受信する(S302)。そして、携帯機器A51は、制御回路部35によって電池A1に対して電池の識別情報(電池ID)を読み出すための要求を出力する(S303)。
【0065】
電池A1は、この要求を入力し(S304)、識別情報記憶部20dに記憶された電池IDを読み出し、携帯機器A51に出力する(S305)。
【0066】
携帯機器A51は、制御回路部35によって、当該電池IDを入力し、メモリ35bに一時的に格納する(S306)。次に、制御回路部35は、電池状態情報を取得する(S307)。この例では、電池パック1の出力電圧をA/D変換部33によって出力された残量情報を取得する。そして、制御回路部35は、電池IDと電池状態情報とを通信網6を介して管理サーバ4に対して送信する(S308)。
【0067】
管理サーバ4は、これらの電池IDと電池状態情報とを受信し、所定の記憶手段に格納する(S309)。そして、オペレータの入力等に応じて、当該記憶手段に記憶された電池IDと電池状態情報に関する情報をディスプレイに表示する(S310)。このとき、電池IDそのものを表示するようにしてもよいが、予め電池IDと所定の識別情報とを関連付けて記憶しておき、当該識別情報を表示するようにしてもよい。
【0068】
尚、この実施の形態では、情報化電池の識別情報と電池状態情報を管理サーバに対して送信するようにしたが、これに限られない。例えば、情報化電池の識別情報のみ管理サーバに対して送信するようにしてもよい。また、情報化電池の識別情報と携帯機器の識別情報を管理サーバに対して送信するようにすれば、どの携帯機器にどの情報化電池が用いられたかを管理することができる。
【0069】
さらに、情報化電池の識別情報と、携帯機器の使用情報を管理サーバに送信するようにしてもよい。このようにすることで、携帯機器の使用状態を管理することができる。
【0070】
(第6実施形態)
本発明の第6実施形態を説明する。
第6実施形態において、情報化電池は、サーミスタ等の温度検出素子を電池内部に封入したことを特徴としている。そして、当該温度検出素子が検出した温度が、予め定めた一定温度以上となった場合には、電源を遮断するように制御する制御回路を備えている。
【0071】
図10に、第6実施形態の構成を示す。
【0072】
情報化電池の電池パック1には、制御回路部20e、サーミスタ20f、トランジスタ20gが内蔵されている。これらの制御回路部20e、サーミスタ20f、トランジスタ20gは、図1で示されるように電池内部の電解液に設けられている。
【0073】
制御回路部20eは、電池セル1aに対して並列に接続されている。この制御回路部20eは、サーミスタ20fによって検出された温度情報に基づき、電源を切断すべきか否かを判断する機能を有している。
【0074】
サーミスタ20fは、温度検出素子として機能し、検出した温度情報を制御回路部20eに出力する。
【0075】
トランジスタ20gは、スイッチング素子であり、制御回路部20eからの制御信号に応じて電源のオン/オフを実行するものであり、電池セル1aと直列に接続されている。
【0076】
装置本体3には、電源回路部32、A/D変換部33、温度検出回路部34、制御回路部35、無線回路部36、通話回路部37、表示部38等、電話装置を実現するための各種の回路が構成されている。これらの構成のうち、電源回路部32、A/D変換部33、温度検出回路部34、制御回路部35、無線回路部36、通話回路部37、表示部38は、図1を用いて説明した本実施の形態1において、同一の符号を付した構成と同一又は相当部を示しており、同様の機能を有するため、説明を省略する。
【0077】
図11に示すフローチャートを用いて、第6実施形態の制御フローについて説明する。
【0078】
サーミスタ20fによって温度を測定し、測定された温度情報を制御回路部20eが取得する(S401)。
そして、その測定された温度が、予め定められた温度t1よりも高いどうかが判定される(S402)。高くないと判定された場合には、再度温度測定が繰り返される。他方、高いと判定された場合には、電源切断処理を行なう(S403)。即ち、制御回路部20eは、トランジスタ20gに対して、オフ信号を出力する。このオフ信号は、トランジスタ20gのゲート電極に印加され、トランジスタ20gは、オフ状態になり、電源が切断される。
【0079】
その他の実施の形態.
尚、上述の例では、正極・負極を利用して供給する電力に送受信データを重畳して情報の送受信を実行することとしたが、これに限られない。即ち、正極及び負極とは別にデータの送受信専用の端子を電池に設けるようにしてもよい。この場合、当該専用端子を介してシリアル通信でデータの授受を行なってもよい。
【0080】
電池内に設けられる電子回路素子は、メモリ等の記憶素子のみならず、クロック回路やカウンタ回路であってもよい。
【0081】
また、情報化電池の電子回路素子をメモリ等の記憶手段とし、この記憶手段に当該電池に関する種々の情報を記憶させてもよい。例えば、この情報には、電池の種類情報、製造年月日情報、製造者情報、使用推奨期限情報、性能情報等が含まれる。
【0082】
情報化電池の電子回路素子をメモリ等の記憶手段とし、この記憶手段に、真正機器証明用情報、即ち、模造品、偽造品でないことを証明するための情報を格納するようにしてもよい。この場合、当該情報化電池を携帯機器に組み込んだ場合には、真正な機器であればこの真正機器証明用情報にアクセスする。そして、この真正機器証明用情報が予め定められた情報と一致する場合には、この機器は正常動作するよう機器内の制御機構を設定する。従って、携帯機器にこの情報化電池を組み込み動作させたときに、正常動作すれば、この機器は真正な機器であることが確かめられる。
【0083】
本発明にかかる情報化電池を携帯電話の電源として用いてもよい。このとき、情報化電池の記憶手段に当該加入者の情報を記憶させておく。即ち、SIMカードと同様の機能をこの情報化電池に持たせ、電源として組み込んだ情報化電池に記憶された加入者情報により特定される加入者に対して通話分の請求が実行されるようにする。このようにすることで、ユーザは、情報化電池のみ保有し、この情報化電池をどのような携帯電話に組み込み使用したとしても、このユーザ自信に課金される。
【0084】
尚、この情報化電池の電子回路素子への情報の書込み及び読取りは、情報書込装置、情報読取装置、リーダライタにより実行できる。このとき、これら情報書込装置、情報読取装置、リーダライタへの電源供給は、書込み又は読取りの対象となる電子回路素子を含む情報化電池が実行する。これにより、これらの機器は、電源が不要となり、簡単なロジック回路により構成できる。そのため、機器を小型化でき、安価に製造できる。
【0085】
また、情報化電池自体を電子マネーを記憶した電子財布として利用することも可能である。特にセキュリティの確保が要請される電子財布において、電子回路素子の取り出しを防止できる情報化電池を用いることは好ましい。さらに、電子財布用のリーダライタが小型化でき、安価にできることから、リーダライタの普及にも良い影響を与える。
【0086】
【発明の効果】
本発明によれば、電池に電子回路素子を備えることにより情報化し、さらにこの電子回路素子が電池より取り出されることを防止することができる高セキュリティな情報化電池を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態において、情報化電池の断面図。
【図2】第2実施形態において、情報化電池の断面図。
【図3】第3実施形態において、情報化電池を組み込んだ携帯機器の構成図。
【図4】第3実施形態において、情報化電池の制御フローを示すフローチャート。
【図5】第4実施形態において、情報化電池を組み込んだ及び携帯機器の構成図。
【図6】第4実施形態において、制御フローを示すフローチャート。
【図7】第5実施形態において、システムの構成図。
【図8】第5実施形態において、情報化電池を組み込んだ携帯機器の構成図。
【図9】第5実施形態において、システムの制御フローを示すフローチャート。
【図10】第6実施形態の構成図。
【図11】第6実施形態において、制御フローを示すフローチャート。
【符号の説明】
1・・・情報化電池、3・・・装置本体、11・・・正極、12・・・負極、20・・・電子回路素子、35・・・制御回路部。
Claims (6)
- 正極端子に電気的に接続された正極と、
負極端子に電気的に接続された負極と、
前記正極と前記負極を分離するセパレータと、
電解液と、
更に、情報の記憶が可能な電子回路素子と、が前記正極及び負極間に接続された状態で封入された情報化電池であって、
少なくとも前記正極端子を介して当該電池外へ前記情報を送信可能に構成されている
ことを特徴とする情報化電池。 - 前記電子回路素子は、
少なくともROM(Read Only Memory)を含む
ことを特徴とする請求項1に記載の情報化電池。 - 前記電子回路素子は、少なくともROM(Read Only Memory)を含む、請求項1又は2に記載の情報化電池であって、
外部から入力される要求に応じて、前記正極端子を介して当該電池外へ前記情報を出力可能に構成されている
ことを特徴とする。 - 前記電子回路素子は、
前記正極及び前記負極から規定される電池セルに対して並列接続されている
ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の情報化電池。 - 前記電子回路素子は、電解液によって浸食されるのを防止する保護カバーまたは塗料によって覆われた状態で、前記電解液中に配置されている
ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載の情報化電池。 - 前記電子回路素子は、当該情報化電池固有の識別情報を記憶する
ことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項に記載の情報化電池。
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