JP5063466B2 - 車両用成形品の取り付け構造 - Google Patents

車両用成形品の取り付け構造 Download PDF

Info

Publication number
JP5063466B2
JP5063466B2 JP2008115799A JP2008115799A JP5063466B2 JP 5063466 B2 JP5063466 B2 JP 5063466B2 JP 2008115799 A JP2008115799 A JP 2008115799A JP 2008115799 A JP2008115799 A JP 2008115799A JP 5063466 B2 JP5063466 B2 JP 5063466B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
welding
instrument panel
state
molded product
molded article
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2008115799A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2009262814A (ja
Inventor
貴史 榎園
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nihon Plast Co Ltd
Original Assignee
Nihon Plast Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nihon Plast Co Ltd filed Critical Nihon Plast Co Ltd
Priority to JP2008115799A priority Critical patent/JP5063466B2/ja
Publication of JP2009262814A publication Critical patent/JP2009262814A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5063466B2 publication Critical patent/JP5063466B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Air Bags (AREA)
  • Air-Conditioning For Vehicles (AREA)

Description

本発明は、自動車等のインストルメントパネルの樹脂コア材裏面に、樹脂製の成形品を重ねて振動溶着することにより取り付ける車両用成形品の取り付け構造に関する。
従来、自動車等の車両には、樹脂により成形された成形品が多く使用されており、例えば車室内の前部に設置されたインストルメントパネルは、ポリプロピレン(PP)等の樹脂をインジェクション成形することにより成形されている。
またインストルメントパネルの内側には、エアコンデショナ(エアコン)により調和された空気を車室内へ吹き出すダクトや、小物類を収納するグローブボックス等の成形品が設けられており、これら成形品は、インストルメントパネルと同様な樹脂によりインジェクション成形やブロー成形により成形されたものが使用されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2006−298155号公報
そして、成形品をインストルメントパネルへ取付ける工程では、成形品に設けられたブラケットの溶着面をインストルメントパネルの樹脂コア材表面に当接させた状態で両者を振動させ、溶着面に発生した摩擦熱により当該溶着面を溶融させて溶着する振動溶着により、インストルメントパネルの樹脂コア材表面に成形品を取り付けている。
かかる樹脂成形品を、振動溶着によりインストルメントパネルの樹脂コア材表面に取り付ける成形品の取り付け構造は、リベット等の止着手段を使用せずに大型の成形品を取り付けることが可能なことから、部品コストの低減が図れる上、インストルメントパネルと同材質の樹脂により成形品を成形することにより、異なる種類の樹脂が含まれることがないため、リサイクルも容易となる等の効果が得られる。
しかし、ダクトのような成形品を、樹脂製ブラケットによりインストルメントパネルの樹脂コア材表面に振動溶着により取り付ける場合、次のような問題がある。
すなわち成形品より突設したブラケットをインストルメントパネルの樹脂コア材表面に当接した状態で両者を振動溶着した場合、溶着後溶着部の溶着状態が外側から目視により検査することができないため、溶着不良が発生した場合にその特定が困難である。
このため従来では、インストルメントパネルへ成形品を振動溶着した後、抜き取り検査で溶着部の溶着状態を検査しているが、検査方法が溶着部を切断して検査する破壊検査となるため、検査した成形品はスクラップとして処理しなければならず、製品が無駄になる上、スクラップ化した成形品を処理するのに費用がかかることから、製品コストを低減できない等の問題があった。
本発明はかかる問題を改善するためになされたもので、振動溶着した個所の溶着状態が目視により確実に検査することができる車両用成形品の取り付け構造を提供することを目的とするものである。
本発明の車両用成形品の取り付け構造は、インストルメントパネルの樹脂コア材裏面に、樹脂製の成形品を重ねて振動溶着することにより取り付ける成形品の取り付け構造であって、前記インストルメントパネルに対向する溶着面の裏面に、溶着により状態変化して溶着状態を表示可能な溶着状態検知手段を設けたものである。
前記構成により、溶着部に設けられた溶着状態検知手段を目視するだけで、振動溶着が確実に行われたかを表示可能にできるため、振動溶着部を破壊せずに溶着状態の検査が行えるようになり、これによって成形品が検査後スクラップになることがないため、製品コストの低減が図れると共に、検査によりスクラップ化した成形品を処理する費用も不要となるため経済的である。
本発明の車両用成形品の取り付け構造における成形品は、空気通路と、空気通路の外周面から突設された複数のブラケットを有するダクトであって、インストルメントパネルの樹脂コア材表面とブラケットに形成された取り付け座における溶着面とを振動溶着ことにより取り付けると共に、インストルメントパネルに対向する前記溶着面の裏面に、溶着により状態変化して溶着状態を表示可能な溶着状態検知手段を設けるようにしてもよい。
前記構成により、溶着部に設けられた溶着状態検知手段を目視するだけで、振動溶着が確実に行われたかを表示可能にできるため、振動溶着部を破壊せずに溶着状態の検査が行えるようになり、特にダクトのような大型の成形品が検査後スクラップになることがないため、製品コストの低減が図れると共に、検査によりスクラップ化した成形品を処理する費用も不要となるため経済的である。
また破壊検査による溶着状態を検査する必要がなくなり、製造工程内において目視による検査が可能となるために、製造工程内での品質保証を全うすることができる。
本発明の車両用成形品の取り付け構造は、溶着状態検知手段を、インストルメントパネルの樹脂コア材表面に突設された突起と、取り付け座に形成された薄肉部とから形成し、かつ取り付け座の溶着面に突設された溶着リブの高さが振動溶着により減少するのを利用して突起が前記薄肉部を突き破り、薄肉部より突出する前記突起の突出量により溶着状態を表示可能にするようにしてもよい。
前記構成により、取り付け座の下側から薄肉部より突出した突起の突出高さを目視により確認するか、これを更に確実にするためにノギス等の計測手段を使用して測定することにより、溶着状態の検査が可能となるため、製造工程内での品質保証を全うすることができる上、溶着部の検査作業が短時間で能率よく行えるようになる。
本発明の車両用成形品の取り付け構造は、溶着状態検知手段を、インストルメントパネルの樹脂コア材表面に突設された突起と、取り付け座に形成された薄肉部とから形成し、かつ取り付け座の溶着面に突設された溶着リブの高さが振動溶着により減少するのを利用して突起により薄肉部を擦ることにより薄肉部を白化させ、薄肉部の白化状態により溶着状態を表示可能にするようにしてもよい。
前記構成により、取り付け座の下側から薄肉部の白化状態を目視により確認することにより、溶着が確実に行えたかが表示可能にすることができるため、製造工程内での品質保証を全うすることができる上、溶着部の検査作業が短時間で能率よく行えるようになる。
本発明の車両用成形品の取り付け構造は、成形品をブロー成形により成形したものである。
前記構成により、高価で精度の高い金型を使用せずに成形品が得られるため、製品のコスト低減が図れるようになる。
本発明の車両用成形品の取り付け構造によれば、溶着部に設けられた溶着状態検知手段を目視するだけで、振動溶着が確実に行われたかを表示可能にできるため、振動溶着部を破壊せずに溶着状態の検査が行えるようになり、これによって成形品が検査後スクラップになることがないため、製品コストの低減が図れると共に、検査によりスクラップ化した成形品を処理する費用も不要となるため経済的である。
本発明の実施の形態を、図面を参照して詳述する。
図1はダクトからなる成形品の斜視図、図2は図1のA円内の拡大図、図3は図2のB−B線に沿う断面図、図4は振動溶着の工程を示す説明図、図5は同拡大図、図6は溶着状態検知手段の断面図である。
図1は、仮想線で示すインストルメントパネル1の樹脂コア材表面にダクトからなる成形品2を、振動溶着により取り付けた状態示すもので、インストルメントパネル1は、図示しない車両の車室前部に設置されている。
インストルメントパネル1は、全体が例えばポリプロピレン(PP)等の樹脂により一体成形されており、成形方法としてはインジェクション成形や、ブロー成形が採用されている。
インストルメントパネル1の内側に取り付けられた成形品2は、図示しないエアコンにより調和された空気を車室内へ吹き出すもので、車室側の中央に例えば2個所、両側に各1個所の計4個所に空気吹き出し口2a,2bが開口されており、各空気吹き出し口2a,2bには、吹き出される空気の風向や風量を調整するルーバ(図示せず)が取り付けられている。
各空気吹き出し口2a,2bには、角筒状の空気通路2cがそれぞれ接続されていて、これら空気通路2cを介してエアコンより空気が空気吹き出し口2a,2bへ送風されるようになっている。
成形品2は、3次元に屈折する複雑な形状の空気通路2cを有しており、インストルメントパネル1と同様な樹脂によりブロー成形されている。
また成形品2の空気通路2cの途中には、成形品2をインストルメントパネル1の樹脂コア材表面に取り付けるためのブラケット3が一体成形されている。
ブラケット3は図2に示すように、空気通路2cの外周面に複数個所突設された腕部3aと、腕部3aの先端に設けられた取り付け座3bとからなり、取り付け座3bの角度は、インストルメントパネル1樹脂コア材表面の取り付け位置とほぼ同じ角度に設定されている。
一方成形品2は、空気通路2cが中空形状となっているため、ブロー成形により空気通路2c部分の一体成形は比較的容易だが、空気通路2cの外周面に突設された複数のブラケット3は、通常のブロー成形では欠肉が発生しやすい。
そこでブラケット3部分は、部分的にブローしながら成形する、所謂潰し工程により成形しているが、通常のブロー成形でも成形が可能な形状の場合は、潰し工程を省略しても勿論よい。
成形品2をインストルメントパネル1の樹脂コア材表面に取り付けるブラケット3は、溶着面を構成する取り付け座3b面に複数の溶着リブ3cが突設されている。
これら溶着リブ3cは、振動溶着する際の振動方向または振動方向と直交する方向へ間隔を存して突設されていて、断面がほぼ台形となっており、振動溶着時に上面がインストルメントパネル1とも摩擦熱により溶融するようになっている。
また複数の溶着リブ3cのうち中央に位置する溶着リブ3cは、中央部に切り欠き3dが形成されていて、この切り欠き3dが位置する取り付け座3bの裏面には、例えば角形の凹部3eが形成されており、溶着リブ3cが形成された取り付け座3bの肉厚が2mm〜4mm程度であるのに対し、切り欠き3dが設けられた部分は、凹部3eを設けることによって肉厚が0.2mm程度の薄肉部4aとなっている。
そしてブラケット3の取り付け座3bが当接するインストルメントパネル1の樹脂コア材表面には、溶着リブ3cの切り欠き3dと合致する位置に円錐または角錐状の突起4bが突設されている。
突起4bは、インストルメントパネル1樹脂コア材表面から先端までの高さがH1となっており、取り付け座3bの上面から溶着リブ3cの先端までの高さH2とほぼ同じ高さとなっていて、この突起4bと取り付け座3bに形成された薄肉部4aとにより溶着状態検知手段4が形成されている。
次に前記構成された車両用成形品の取り付け構造の作用を説明すると、インストルメントパネル1は、インジェクション成形等で成形し、ダクト等の成形品2は、ブロー成形により成形する。
次にインストルメントパネル1の樹脂コア材表面に成形品2を取り付けるため、インストルメントパネル1樹脂コア材表面の所定位置に成形品2を位置決めした状態で、両者を振動溶着機(図示せず)に図4に示すようにセットする。
このとき図5に示すように、インストルメントパネル1樹脂コア材表面の所定位置に取り付け座3bの上面に突設された溶着リブ3cの上面が密着するが、同時に溶着リブ3cの高さH2とほぼ同じ高さH1に形成された溶着状態検知手段4の突起4b先端が、取り付け座3b側の薄肉部4a上面に当接された状態となる。
この状態から振動溶着機によりインストルメントパネル1と成形品2を相対方向へ振動させて両者の振動溶着を開始すると、溶着リブ3cの上面及びインストルメントパネル1の樹脂コア材表面が摩擦熱により溶融されて、溶着リブ3cの高さH2が除々に減少するのに伴い、インストルメントパネル1の樹脂コア材表面に突設された突起4bは、高さH1を維持したまま取り付け座3b側の薄肉部4aを図6に示すように突き破って、取り付け座3bの下面側へ突出する。
すなわち溶着リブ3cが溶融して高さH2が減少した分、突起4bの先端が薄肉部4aの下面側へ突出することになり、溶着により状態変化したことになる。
以上のようにしてインストルメントパネル1と、成形品2の複数個所に突設したブラケット3を同時に振動溶着したら、溶着部の硬化を待ってインストルメントパネル1と成形品2が一体化された製品を振動溶着機より取り外し、振動溶着を終了する。
その後振動溶着が確実に行われたかを検査するため、製品を反転した状態で取り付け座3bの下側から薄肉部4aより突出した突起4bの突出高さH3を目視により確認するか、これを更に確実にするためにノギス等の計測手段を使用して突起4bの突出高さH3を測定するようにしてもよい。
薄肉部の下面より突出した突起4bの高さH3は、溶着リブ3cの溶融により減少した高さとほぼ一致するので、予め閾値を設定して、この閾値を突起4bの突出高さH3が超えた場合は、振動溶着が確実に表示可能にすることにより、振動溶着部を破壊せずに溶着状態の検査が行えるため、検査後製品がスクラップになることがない。
また破壊検査による溶着状態を検査する必要がなくなり、製造工程内において目視による検査が可能となるために、製造工程内での品質保証を全うすることができる。
なお前記実施の形態では、溶着状態検知手段4をインストルメントパネル1の樹脂コア材表面に突設した突起4bにより取り付け座3b側の薄肉部4aを突き破り、薄肉部4aより突出した突起4bの突出量により溶着状態を表示するようにしたが、図7に示す変形例のようにして溶着状態を表示可能にするようにしてもよい。
図7に示す変形例では、取り付け座3b側に形成した薄肉部4aの肉厚を、突起4bでは突き破れない程度の厚さに設定し、インストルメントパネル1の樹脂コア材表面に突設した突起4bは、前記実施の形態とほぼ同様なものにしてある。
これによって振動溶着を開始すると、振動により突起4bが薄肉部4aの表面を擦り始めるため、溶着により状態変化して、薄肉部4aが白化を始める。
そして振動溶着が進行し、溶着リブ3cの高さH2が減少するのに伴い突起4bと薄肉部4aの接触面圧が上昇するため、薄肉部4aの白化がさらに進む。
以上のようにしてインストルメントパネル1と、成形品2の複数個所に突設したブラケット3を同時に振動溶着したら、溶着部の硬化を待ってインストルメントパネル1と成形品2が一体化された製品を振動溶着機より取り外し、振動溶着を終了する。
その後振動溶着が確実に行われたかを検査するため、製品を反転した状態で取り付け座3bの下側から薄肉部4aを目視により確認し、薄肉部4aの白化状態、例えば白化面積等により溶着状態を表示可能にしている。
すなわち薄肉部4aの白化面積が少なければ溶着状態が不十分であり、薄肉部4aの白化が進んで白化面積が大きくなっていれば溶着状態は十分であると判定することができ、前記実施の形態と同様に、振動溶着部を破壊せずに溶着状態の検査が行えるため、検査後製品がスクラップになることがないと共に、破壊検査による溶着状態を検査する必要がなくなり、製造工程内において目視による検査が可能となるために、製造工程内での品質保証を全うすることができる。
なお前記実施の形態では、成形品2をブロー成形したダクトの場合について説明したが、インストルメントパネル1の内側に取り付けるグローブボックスのような成形品でもよく、インジェクション成形した成形品にも適用できるものである。
本発明の車両用成形品の取り付け構造は、溶着部に設けられた溶着状態検知手段を目視するだけで、振動溶着が確実に表示可能とすることができるため、自動車等のインストルメントパネルに、ダクトのような樹脂成形品を振動溶着により取り付ける車両用成形品の取り付け構造等に好適である。
本発明の実施の形態になる車両用成形品の取り付け構造を示す斜視図である。 図1のA円内の拡大図である。 図2のB−B線に沿う断面図である。 本発明の実施の形態になる車両用成形品の取り付け構造の振動溶着工程を示す説明図である。 本発明の実施の形態になる車両用成形品の取り付け構造の振動溶着工程を示す拡大図である。 本発明の実施の形態になる車両用成形品の取り付け構造に採用した溶着状態検知手段を示す断面図である。 本発明の実施の形態になる車両用成形品の取り付け構造に採用した溶着状態検知手段の変形例を示す断面図である。
符号の説明
1 インストルメントパネル
2 成形品
2c 空気通路
3 ブラケット
3b 取り付け座
3c 溶着リブ
4 溶着状態検知手段
4a 薄肉部
4b 突起



Claims (5)

  1. インストルメントパネルの樹脂コア材裏面に、樹脂製の成形品を重ねて振動溶着することにより取り付ける成形品の取り付け構造であって、前記インストルメントパネルに対向する溶着面の裏面に、溶着により状態変化して溶着状態を表示可能な溶着状態検知手段を設けたことを特徴とする車両用成形品の取り付け構造。
  2. 前記成形品は、空気通路と、前記空気通路の外周面から突設された複数のブラケットを有するダクトであって、前記インストルメントパネルの樹脂コア材表面と前記ブラケットに形成された取り付け座における溶着面とを振動溶着ことにより取り付けると共に、前記インストルメントパネルに対向する前記溶着面の裏面に、溶着により状態変化して溶着状態を表示可能な溶着状態検知手段を設けてなる請求項1に記載の車両用成形品の取り付け構造。
  3. 前記溶着状態検知手段を、前記インストルメントパネルの樹脂コア材表面に突設された突起と、前記取り付け座に形成された薄肉部とから形成し、かつ前記取り付け座の前記溶着面に突設された溶着リブの高さが振動溶着により減少するのを利用して前記突起が前記薄肉部を突き破り、前記薄肉部より突出する前記突起の突出量により溶着状態を表示可能にしたことを特徴とする請求項2に記載の車両用成形品の取り付け構造。
  4. 前記溶着状態検知手段を、前記インストルメントパネルの樹脂コア材表面に突設された突起と、前記取り付け座に形成された薄肉部とから形成し、かつ前記取り付け座の溶着面に突設された溶着リブの高さが振動溶着により減少するのを利用して前記突起により前記薄肉部を擦ることにより前記薄肉部を白化させ、前記薄肉部の白化状態により溶着状態を表示可能にしたことを特徴とする請求項2に記載の車両用成形品の取り付け構造。
  5. 前記成形品をブロー成形により成形してなる請求項1ないし4の何れかに記載の車両用成形品の取り付け構造。





JP2008115799A 2008-04-25 2008-04-25 車両用成形品の取り付け構造 Expired - Fee Related JP5063466B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008115799A JP5063466B2 (ja) 2008-04-25 2008-04-25 車両用成形品の取り付け構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008115799A JP5063466B2 (ja) 2008-04-25 2008-04-25 車両用成形品の取り付け構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009262814A JP2009262814A (ja) 2009-11-12
JP5063466B2 true JP5063466B2 (ja) 2012-10-31

Family

ID=41389221

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008115799A Expired - Fee Related JP5063466B2 (ja) 2008-04-25 2008-04-25 車両用成形品の取り付け構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5063466B2 (ja)

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3211712B2 (ja) * 1997-03-27 2001-09-25 トヨタ自動車株式会社 樹脂成形体の振動溶着方法
JP2000238136A (ja) * 1999-02-18 2000-09-05 Honda Motor Co Ltd 樹脂製品における溶着状態検査方法
JP2001116182A (ja) * 1999-10-20 2001-04-27 Tsutomu Takahashi 電熱融解接合部を有する樹脂パイプ継手
JP4252259B2 (ja) * 2002-05-28 2009-04-08 ダイキョーニシカワ株式会社 車両用空調ダクト構造
JP4231745B2 (ja) * 2003-08-08 2009-03-04 本田技研工業株式会社 振動溶着確認方法
JP2006273096A (ja) * 2005-03-29 2006-10-12 Nishikawa Kasei Co Ltd エアバッグドア部付き内装品
JP2006298155A (ja) * 2005-04-20 2006-11-02 Nippon Plast Co Ltd 車両用デフロスタダクトの製造方法
JP2007091026A (ja) * 2005-09-28 2007-04-12 Daikyoo Nishikawa Kk エアバッグドア部付き車両用内装品
JP4746409B2 (ja) * 2005-11-17 2011-08-10 三光合成株式会社 車両用エアーバッグ装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2009262814A (ja) 2009-11-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7168731B2 (en) Airbag apparatus for automobile
US20020079675A1 (en) Airbag apparatus for automobile
EP1918162A2 (en) Airbag cover, instrument panel, and airbag apparatus
US5567375A (en) Method for casting a thermoplastic automotive air bag cover skin with a lesser strength thermoplastic tear seam strip insert
JP5063466B2 (ja) 車両用成形品の取り付け構造
JP5852543B2 (ja) 車両用衝突検知装置のチャンバの製造方法
JP2010179667A (ja) 車両用衝突検知装置
JP4593757B2 (ja) エアバッグドア一体型インストルメントパネル及びその製造方法
JP2003181928A (ja) 振動溶着の良否確認構造
JP4136169B2 (ja) エアバッグカバーの製造方法
US9599457B2 (en) Tear line 3D measurement apparatus and method
JP2005231478A (ja) エアバッグカバーの製造方法
JP3754590B2 (ja) 振動溶着方法における被振動溶着部の溶着確認方法
JP7288578B2 (ja) 成形体の検査方法
JPS6345284B2 (ja)
JP2006130936A (ja) 衝撃吸収体
JPH11321287A (ja) 空調用ダクト及び空調用ダクトの製造・取付方法
JP2006273275A (ja) 筒状体組付構造
JP2010159062A (ja) ラベル貼付け構造
JP3984461B2 (ja) 車両用バンパの材質表示構造
JP5748265B2 (ja) ダイレクト成形方法
EP1719668A1 (en) Apparatus, method and computer program product for quality inspection of an automative interior design part having a weakening line
JP2006205837A (ja) エアバッグドア部付車両用内装品及びその製造方法
Mainkar et al. Annoying Car Body Squeak & Creak-A Systematic Detection and Prevention Approach
JP4051250B2 (ja) 自動車用エアーバッグ装置における破断開放部の改良構造

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20110310

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120719

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120731

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120807

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5063466

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150817

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees