JP5062528B2 - ディスプレイ機能付きカートン - Google Patents

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Description

本発明は、板紙で作成されるカートンの技術分野に属し、詳しくは、商品を保管・搬送するために用いられ、開封後は中の商品を展示するために用いられるディスプレイ機能付きカートンに関する。
一般に、個包装された複数の商品を収納するカートンは、スーパーやコンビニエンスストアなどの店頭まで商品の運搬に使用されるが、商品が取り出されて棚に並べられた後はそのままゴミとして捨てられている。一方、開封後に商品をカートンに入れたままで陳列することも行われており、この場合、展示効果を発揮させるために、カートンの一部にディスプレーとなる表示部分を設けておき、開封後にこの部分をカートンの後部あるいは前部で組み立てるようにした所謂ディスプレイ機能付きカートンが利用されている。
特開平8−91357号公報 特開2004−51150号公報
上記した従来のディスプレイ機能付きカートンは、POPディスプレイを別途用意しなくてもよく、しかも、開封後にワンタッチで一体的に組み立てることができ、陳列棚の限られたスペースでディスプレイの効果を発揮できるという利点を有している。しかしながら、表示部分はカートンの後部あるいは前部に設けられているので、陳列時に表示部分が見えるようにするためには、例えば、表示部分が後部にあるものは或る程度上方に空間がある場所に限られ、また表示部分が前部にあるものは陳列場所が最前列に限られると言った具合に、陳列場所が限定されるという問題点がある。
本発明は、このような問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、開封後にワンタッチで組み立てられることはもちろん、陳列場所の選択に幅を持たせたディスプレイ機能付きカートンを提供することにある。
上記の目的を達成するため、本発明のディスプレイ機能付きカートンは、板紙を打ち抜いたブランクで形成され、前後方向に長い直方体形状のカートンであって、天面パネルには、前方蓋部分と後方蓋部分を分離する状態で帯状のジッパーが設けられており、前方蓋部分は、両サイドが切れ目線を介して側面パネルと連設されるとともに中程に折り目線が設けられており、切れ目線を破断して折り目線で二つ折りすることで前側表示部分となり、その前側表示部分は斜め下方に向かって突出する状態で係止され、後方蓋部分は、両サイドが切れ目線を介して側面パネルと連設されるとともに中程に折り目線が設けられており、切れ目線を破断して折り目線で二つ折りすることで後側表示部分となり、その後側表示部分は上方に向かって突出する状態で係止されることを特徴とする。
本発明のディスプレイ機能付きカートンは、ジッパーを除去し、前方蓋部分と後方蓋部分を側面パネルから切り離して開封した後、これら前方蓋部分と後方蓋部分をそれぞれ二つ折りして係止することで、カートンの前後にそれぞれ前垂れタイプの前側表示部分と起立タイプの後側表示部分が形成されるため、通常の陳列場所はもちろん、高さの低い陳列棚や幅の狭い陳列棚に並べた場合でも表示部分が見えることから、特定の場所に限定されるということがなく、陳列場所の選択に幅を持たせることができる。
次に、本発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は本発明に係るディスプレイ機能付きカートンの一例を示す斜視図、図2は図1に示すディスプレイ機能付きカートンを組み立てるブランクの展開図である。
図2のブランクは、板紙を打ち抜いて形成されたもので、図示のように、側面パネル1、天面パネル2、側面パネル3、底面パネル4、側面内側パネル5がこの順で横方向に連設されている。また、天面パネル2の前後にそれぞれ前面パネル6、背面パネル7が連設され、底面パネル4の前後にそれぞれ前面内側パネル8、背面内側パネル9が連設されており、側面パネル3の前後にそれぞれ折込みフラップ10,11が連設され、側面内側パネル5の前後にそれぞれ折込みフラップ12,13が連設されている。
そして、天面パネル2には、その中央に前方蓋部分2aと後方蓋部分2bを分離する状態で帯状のジッパー2cが設けられており、前方蓋部分2aは、両サイドが図示の如き切れ目線a,bを介してそれぞれ側面パネル1,3と連設されるとともに中程に押罫からなる折り目線cが設けられており、後方蓋部分2bは、両サイドが図示の如き切れ目線d,eを介して側面パネル1,3と連設されるとともに中程に押罫からなる折り目線fが設けられている。また、前方蓋部分2aの切れ目線a,bは前面パネル6側で内側に傾斜するとともに、後方蓋部分の切れ目線d,eも背面パネル7側で内側に傾斜しており、開封時に天面パネル2の四隅に三角状のコーナー部分を残すようになっている。
前方蓋部分2aには、繋ぎのあるU字状の切込みと押罫とによって、前面パネル6と反対側に係止片14が区画されている。この係止片14は、天面パネル2と前面パネル6の境界に設けた切込αに差し込んで係止するサイズになっており、前方蓋部分2aを折り目線cで二つ折りした状態で係止片14をその切込αに差し込むことで、前側表示部分を斜め下方に向かって突出させた状態とすることができる。
後方蓋部分2bには、ジッパー2cの中程を細くすることで背面パネル7と反対側に凸部15が設けられている。この凸部15は、天面パネル2における背面パネル7寄りの2つのコーナー部分の間に嵌まって係止するサイズになっており、後方蓋部分2bを折り目線fで二つ折りした状態で凸部15をそのコーナー部分の間に嵌めることで、後側表示部分を上方に向かって突出させた状態とすることができる。
この図2に示すブランク板を組み立てて図1に示すディスプレイ機能付きカートンを形成するが、その手順は通常のカートンと同様である。まず、側面パネル1と天面パネル2の間、底面パネル4と側面内側パネル5の間でそれぞれ折り曲げてブランクをサック貼りする。そして、充填工程において、サック貼りしたブランクを角筒状に起こしてから、一方の端部を閉鎖し、この片方の端部を閉じた状態で内容物を入れた後、もう一方の端部を閉じて組立てを完了する。
図1のディスプレイ機能付きカートンは、店頭等において開封し、中の商品が見える状態にするとともに、図3に示すように、前側表示部分Aと後側表示部分Bを組み立ててから陳列棚等の陳列場所に並べる。具体的には、まず、ジッパー2cを除去した後、切れ目線a,bで前方蓋部分2aを側面パネル1,3から切り離すとともに、切れ目線d,eで後方蓋部分2bを側面パネル1,3から切り離して開封する。次いで、前方蓋部分2aを折り目線cで二つ折りし、その状態で係止片14をその切込αに差し込んで、前側表示部分Aを斜め下方に向かって突出させた状態とする。また、後方蓋部分2bを折り目線fで二つ折りし、その状態で凸部15をそのコーナー部分の間に嵌めることで、後側表示部分Bを上方に向かって突出させた状態とする。
これにより、図3に示す如く、カートンの前後にそれぞれ前垂れタイプの前側表示部分Aと起立タイプの後側表示部分Bが形成される。そして、このカートンは、前後方向に長い直方体形状であるので、陳列棚に縦向きに並べることになるが、両方の表示部分A,Bが見える状態になる。また、前後に詰める状態で並べる場合は、前側表示部分Aが隠れても後側表示部分Bが目立つことになり、高さの低い陳列棚に並べる場合には、前側表示部分Aが目立つことになる。このように、陳列場所を特定の場所に限定しなくても表示部分を見える状態にできる範囲が増えることになる。
以上、本発明の実施の形態について詳細に説明してきたが、本発明によるディスプレイ機能付きカートンは、上記実施の形態に何ら限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更が可能であることは当然のことである。
本発明に係るディスプレイ機能付きカートンの一例を示す斜視図である。 図1に示すディスプレイ機能付きカートンを組み立てるブランクの展開図である。 図1に示すディスプレイ機能付きカートンを使用状態で示す斜視図である。
符号の説明
1 側面パネル
2 天面パネル
2a 前方蓋部分
2b 後方蓋部分
2c ジッパー
3 側面パネル
4 底面パネル
5 側面内側パネル
6 前面パネル
7 背面パネル
8 前面内側パネル
9 背面内側パネル
10,11,12,13 折込みフラップ
14 係止片
15 凸部
A 前側表示部分
B 後側表示部分
a,b,d,e 切れ目線
c,f 折り目線
α 切込

Claims (1)

  1. 板紙を打ち抜いたブランクで形成され、前後方向に長い直方体形状のカートンであって、天面パネルには、前方蓋部分と後方蓋部分を分離する状態で帯状のジッパーが設けられており、前方蓋部分は、両サイドが切れ目線を介して側面パネルと連設されるとともに中程に折り目線が設けられており、切れ目線を破断して折り目線で二つ折りすることで前側表示部分となり、その前側表示部分は斜め下方に向かって突出する状態で係止され、後方蓋部分は、両サイドが切れ目線を介して側面パネルと連設されるとともに中程に折り目線が設けられており、切れ目線を破断して折り目線で二つ折りすることで後側表示部分となり、その後側表示部分は上方に向かって突出する状態で係止されることを特徴とするディスプレイ機能付きカートン。
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