JP5062315B2 - 画像処理プログラム - Google Patents

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Description

本発明は、選択領域の画像データを生成するための画像形成処理プログラムに関する。
特許文献1には、パーソナルコンピュータのモニタに表示されているウェブページから、ユーザが所望の範囲を選択(クリップ)し、選択された範囲の画像を印刷する技術が記載されている。
特開2002−351636号公報
しかし、ウェブページの所望の範囲をクリップした場合に、ウェブページの画像を生成するためのウェブページデータの一部が取得できない場合がある。例えば、ワープロソフト、表計算ソフトなどのプラグインによって画像が表示されている場合や、スクリプト(ブラウザで様々な機能を利用するための簡易的なプログラム)を用いて画像が表示されている場合などには、これらの画像のデータが取得できない場合がある。この場合には、一部が空白状態となったクリップ画像が取得されてしまうことになる。そして特許文献1の技術では、ウェブページデータの一部が取得できない場合に対応することができない。
また、モニタに表示されている画面イメージを画像データとして保存するスクリーンショットを用いれば、ウェブページデータの一部が取得できない場合においても、一部が空白状態となったクリップ画像が取得されてしまうことはない。しかしスクリーンショットでは、取得されるクリップ画像の解像度が、モニタの解像度によって定まってしまうため、高解像度のクリップ画像を取得できるとは限らない。本明細書では、このような不便性を解消することができる技術を提供する。
請求項1に記載の画像形成処理プログラムは、ウェブページデータの提供元から提供されるウェブページデータに基づき、当該ウェブページデータが表すウェブページ画像を、表示装置の表示画面に表示可能なウェブページ表示手段が機能するコンピュータを、表示画面上の任意の領域を選択領域として選択する利用者操作を受け付ける選択受付手段と、選択領域に含まれるウェブページデータである選択領域ウェブページデータを抽出して記憶手段に記憶させる第1取得手段と、表示画面上の選択領域内のウェブページ画像をビットマップ形式の第2画像データとして記憶手段に記憶させる第2取得手段と、選択領域ウェブページデータを用いて第1画像データを生成し、該第1画像データと第2画像データとを比較し、第2画像データに対して第1画像データで表示内容が相違している画像相違領域を検出する検出手段と、画像相違領域に対応する対応画像データを生成する生成手段と、生成手段で生成した対応画像データを第1画像データ中の画像相違領域に合成する合成手段と、合成手段で合成された合成画像データを選択領域の画像データとして出力する出力手段と、して機能させることを特徴とする。
このように構成された画像処理プログラムによって、コンピュータを上記各手段として機能させれば、利用者が選択領域を選択した場合に、画像相違領域の画像データが取得できない場合においても、生成手段によって画像相違領域に対応する対応画像データを生成することができる。そして合成手段によって、対応画像データを第1画像データ中の画像相違領域に合成することができる。これにより、選択領域の画像データにおいて、一部が空白状態となってしまう事態を防止することが可能となる。
また、本願に記載の画像形成処理プログラムは、ウェブページ表示手段は、ウェブページデータに含まれている第1参照データに対応する参照画像データを記憶手段へダウンロードし、ダウンロードした参照画像データを用いてウェブページ画像を表示しており、生成手段は、ダウンロードされた参照画像データを記憶手段から読み出し、読み出された参照画像データの中から画像相違領域に対応するデータを検出し、検出された参照画像データを対応画像データとすることを特徴とする。
これにより、ウェブページ表示手段では参照できるが、画像形成制御プログラムでは参照できないような参照画像データが存在する場合においても、生成手段によって、画像相違領域に対応する参照画像データを見つけ出すことができる。そして合成手段によって、見つけ出した参照画像データを、第1画像データ中の画像相違領域に合成することができる。よって、選択領域の画像データにおいて、一部が空白状態となってしまう事態を防止することが可能となる。
また、本願に記載の画像形成処理プログラムは、生成手段は、ビットマップ形式の第2画像データから、画像相違領域に対応する領域の画像データをトリミングした第1トリミング画像データを、対応画像データとすることを特徴とする。
これにより、ウェブページデータが取得できずに画像相違領域が形成されてしまう場合においても、ビットマップ形式の第2画像データから、画像相違領域に対応する部分をトリミングし、画像相違領域に合成することができる。よって、ウェブページデータを取得できる領域については高解像度の画像を形成できると共に、ウェブページデータを取得できない部分については空白領域が形成されてしまう事態を防止することが可能となる。
また、本願に記載の画像形成処理プログラムは、ウェブページ表示手段は、ウェブページデータに含まれている第2参照データに対応する背景画像データを記憶手段へダウンロードし、ダウンロードした背景画像データを用いてウェブページ画像の背景を表示しており、生成手段は、第1取得手段が選択領域に含まれるウェブページデータのうちから第2参照データを抽出しない設定とされている場合には、ビットマップ形式の第2画像データから、背景画像データに対応する領域の画像データをトリミングした第2トリミング画像データを生成し、ダウンロードされた背景画像データと第2トリミング画像データとを比較して両データに相違がない場合には、背景画像データを対応画像データとすることを特徴とする。
第1取得手段において、背景画像データを取得しない設定とされていると、背景画像データとして設定されている画像データが取得されなくなる。また、ウェブページ上で実際には背景として使用されていない画像データが、背景画像データとして設定されている場合がある。この場合、背景として使用されていないにも関わらず、第1取得手段で取得されない画像データが存在することになる。本願の画像形成処理プログラムでは、背景画像データに設定されている画像データと第2トリミング画像データとを比較することで、背景画像データに設定されている画像データの上に、他の画像や文字列が重ねて表示されているか否かを検出することができる。そして、両データに相違がない場合には、背景画像データに設定されている画像データが、ウェブページ上で背景としては使用されていないため、対応画像データとして使用可能であると判断することができる。これにより、背景画像データとして設定されている画像データを第1取得手段で取得できない、という事態に対応できるため、出力手段から出力される画像データの一部が空白状態となってしまうことを防止できる。
また、本願に記載の画像形成処理プログラムは、コンピュータは、各種のデータを表示画面に表示する情報表示手段としてさらに機能し、出力手段は、ウェブページ画像の少なくとも一部が情報表示手段によって表示されている場合には、第2画像データを選択領域の画像データとして出力することを特徴とする。
これにより、ワープロソフト、表計算ソフトなどの情報表示手段によってウェブページの少なくとも一部が表示されている場合に、当該部分のウェブページデータを取得できない事態が発生した場合においても、ビットマップ形式の第2画像データを用いて、選択領域に対応する画像を形成することができる。よって、選択領域の画像データにおいて、一部が空白状態となってしまう事態を防止することが可能となる。
また、本願に記載の画像形成処理プログラムは、検出手段は、第1画像データおよび第2画像データに対して、一様な画素特徴をもつ複数の分割領域に分ける領域分割処理を行い、第2画像データの分割領域に対して第1画像データの分割領域で相違している領域を画像相違領域とすることを特徴とする。
これにより、第2画像データに対して第1画像データで表示内容が相違している画像相違領域を見つけ出すことが可能となる。
通信システムの構成を示すブロック図である。 印刷アプリケーションの動作フローチャート(その1)である。 印刷アプリケーションの動作フローチャート(その2)である。 印刷アプリケーションの動作フローチャート(その3)である。 印刷アプリケーションの動作フローチャート(その4)である。 印刷アプリケーションの動作フローチャート(その5)である。 印刷アプリケーションの動作フローチャート(その6)である。 ウェブページ画像データによって生成される画像の表示例である。 デフォルトクリップ画像データによって生成される画像の表示例である。 デフォルトクリップ画像データによって生成される画像の表示例である。 ユーザ設定クリップ画像データによって生成される画像の表示例である。 画像相違領域テーブルの一例である。
図1に、本願に係る実施形態として例示される通信システム1のブロック図を示す。通信システム1は、PC(Personal Computer)10、MFP(Multifunction Peripheral)51、アクセスポイント62、ウェブサーバ71、を備える。MFP51は、プリンタ機能、スキャナ機能、コピー機能、ファクシミリ機能などを備える多機能周辺装置である。アクセスポイント62は、既知の中継装置である。
PC10とアクセスポイント62とは、無線LAN方式により、無線通信を行うことが可能とされている。また、MFP51とアクセスポイント62とは、無線LAN方式により、無線通信を行うことが可能とされている。また、PC10とウェブサーバ71とは、インターネット70を介して通信可能に接続されている。
PC10の構成について説明する。PC10は、CPU11、記憶部12、無線LAN送受信部15、無線LANアンテナ部16、キーボード17、モニタ18、マウス19、ネットワークインターフェース22、を主に備えている。
CPU11は、記憶部12に記憶されるプログラムや、無線LAN送受信部15を介して送受信される各種信号などに従って、各機能の制御を行う。なお、記憶部12は、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、フラッシュメモリ、HDD(ハードディスク)などが組み合わされて構成されているとしてもよい。
無線LAN送受信部15は、無線LANアンテナ部16を介して無線通信を行う。そして、無線LAN送受信部15により、各種のデータを構成するデジタル信号が送受信される。また、ネットワークインターフェース22は、インターネット70を介して、ウェブサーバ71との間で各種の通信を行う。キーボード17は、PC10の各機能を実行するためのキーである。モニタ18は、PC10の各種機能情報を表示する。マウス19は、ユーザ操作を入力するための既知のデバイスである。
記憶部12は、印刷アプリケーション記憶領域23a、ブラウザアプリケーション記憶領域23b、保存領域24、設定記憶領域25、画像相違領域テーブルTB1を備える。印刷アプリケーション記憶領域23aは、後述するデフォルトクリップ画像データCI1 、ユーザ設定クリップ画像データCI2、ウインドウショット画像データSI1、クリップアウトライン画像データOCI1、ショットアウトライン画像OSI1などを記憶する領域である。ブラウザアプリケーション記憶領域23bは、ブラウザアプリケーション21b用のインターネットの情報(一時ファイル)を記憶する領域である。ウェブページのデータが、ブラウザアプリケーション記憶領域23bにキャッシュデータとして記憶される。これにより、最近訪ねたウェブページをもう一度開く場合には、ウェブサーバ71から再度ダウンロードするのではなく、キャッシュデータを表示する。これによりウェブページの表示速度を高めることや、インターネット70の渋滞を防止することができる。
保存領域24は、加工が完了した画像データを、最終データとして記憶する領域である。保存領域24に記憶された最終データは、MFP51に送信されて印刷が行なわれるなど、各種の処理が行われる。
設定記憶領域25は、各種の設定を記憶する領域である。設定記憶領域25には、クリップ条件、背景データ取得無効設定などが記憶される。クリップ条件は、ウェブページ画像の指定領域内の画像データを取得する際に適用される条件である。クリップ条件の一例としては、クリップ画像データとして、カラー画像データまたはモノクロ画像データの何れの画像データを取得するか、などの条件が挙げられる。また、クリップ条件は、ユーザによって予め定められてもよい。また、背景データ取得無効設定について説明する。ウェブページ画像には、後述するように、各種の表示パーツが表示される。また、表示パーツの各々に対して、背景として使用される表示パーツであるか否かを指定することができる。そして、背景データ取得無効設定を有効にする場合には、クリップ処理の実行時に、背景として指定されている表示パーツを取得しないとすることができる。
また、図12に、画像相違領域テーブルTB1の一例を示す。画像相違領域テーブルTB1は、後述する画像相違領域に位置する表示パーツの情報を記憶するテーブルである。画像相違領域テーブルTB1は、表示パーツ名301、基準座標302、表示パーツ幅303、表示パーツ高さ304を記憶する。表示パーツ名301は、画像相違領域に位置する表示パーツを識別するためのIDである。基準座標302は、表示パーツの選択領域102上での位置を表すための基準点である。表示パーツ幅303は、表示パーツの幅である。表示パーツ高さ304は、表示パーツの高さである。
記憶部12は、プログラム21を記憶する。CPU11は、記憶部12内のプログラム21に従って処理を実行する。プログラム21は、印刷アプリケーション21a、ブラウザアプリケーション21b、文章編集アプリケーション21c、表計算アプリケーション21d、オペレーティングシステム21eを備えている。
印刷アプリケーション21aは、PC10からMFP51に印刷処理などを実行させるためのアプリケーションである。ブラウザアプリケーション21bは、ウェブページ画像をモニタ18に表示させるためのアプリケーションである。CPU11は、ブラウザアプリケーション21bに従って処理を実行する。この処理では、ウェブサーバ(例えばウェブサーバ71)からHTML(HyperText Markup Language)データをダウンロードし、HTMLデータ内のデータ参照タグで参照されている参照画像データを参照先からダウンロードする。そしてCPU11は、ダウンロードしたHTMLデータや参照画像データ等を、ブラウザアプリケーション記憶領域23bへ記憶させる。またCPU11は、HTMLデータや参照画像データ等を用いてウェブページ画像データを作成し、作成したウェブページ画像データを元にしてウェブページ画像をモニタ18に表示させる。文章編集アプリケーション21cは、文章データや画像データを含んだデータファイルを作成、編集、保存するためのアプリケーションである。
オペレーティングシステム21eは、印刷アプリケーション21aないし表計算アプリケーション21dに共通して利用される基本的な機能を提供するプログラムである。CPU11は、オペレーティングシステム21eに従って、印刷アプリケーション21aないし表計算アプリケーション21dの各々の間での、画像データ等の受け渡しを管理する。これにより、ブラウザアプリケーション21bと、文章編集アプリケーション21cおよび表計算アプリケーション21dとが協働することによって、ウェブページ画像101を表示することができる。
ウェブサーバ71の構成について説明する。ウェブサーバ71は、CPU72、記憶部73、通信部74、を主に備えている。ウェブサーバ71は、ネットワークにおいて、クライアント装置に対し、自身の保持しているウェブページデータ(HTMLデータや参照画像データ)や各種機能を提供する装置である。CPU72は、各機能の制御を行う。記憶部73は、各種のHTMLデータや参照画像データ等を記憶する。通信部74は、様々な情報をPC10との間で通信する。
本実施形態に係る通信システム1の動作を説明する。図8は、モニタ18に表示されたウェブページ画像101の一例を示した図である。図8のウェブページ画像101内には、表示パーツ111ないし115が含まれている。表示パーツ111、113、115は文章の表示パーツである。表示パーツ112、114は図形の表示パーツである。なお、図8に示す状態のウェブページ画像101は、ブラウザアプリケーション21bにより機能するCPU11が、ウェブサーバ71から受信したHTMLデータを画像データ化し、モニタ18に表示したものである。
印刷アプリケーション21aが起動されると、図2のフローが開始される。S9において、CPU11は、モニタ18に表示されているウェブページ画像101から、ユーザが選択領域102を選択したか否かを判断する。選択領域102の選択は、マウス19などの入力装置を介して行なわれる。例として、図8に示す選択領域102を選択する方法を説明する。ユーザがウェブページ画像101上で始点P1にカーソルを移動させ、マウス19のボタンを押下し、そのままの状態でカーソルをモニタ18の右下方向へ移動させる。そして、ユーザが終点P2でマウス19のボタンを離すことによって、選択領域102を指定することができる。選択領域102が選択されていない場合(S9:NO)にはS9へ戻って待機し、選択された場合(S9:YES)にはS11へ進む。
S11において、CPU11は、選択領域102内のウェブページ画像に対して、クリップ処理およびショット処理を行う。ここで、クリップ処理とは、従来の方法でクリップ画像データを取得する方法である。従来の方法としては、選択領域102に含まれている表示パーツの元であるHTMLデータを特定して、特定したHTMLデータを元にクリップ画像データを作成する方法や、API(Application Program Interface)などを用いて、ブラウザアプリケーション21bに従う処理に選択領域102内のクリップ画像データを作成させ、作成させたクリップ画像データを取得する方法などが考えられる。なお、取得したクリップ画像データは、印刷アプリケーション記憶領域23aに記憶される。選択領域102を用いて、クリップされる表示パーツを特定する方法は、各種の方法が存在する。例えば、選択領域102の境界線が表示パーツの一部に重なっていれば、当該表示パーツをクリップ対象として特定してもよい。また、選択領域102によって完全に囲まれた表示パーツのみを、クリップ対象として特定してもよい。
S11のクリップ処理により、デフォルトクリップ画像データCI1およびユーザ設定クリップ画像データCI2が作成される。デフォルトクリップ画像データCI1は、モニタ18に写っているウェブページ画像101を、背景画像の有無の設定やカラー/モノクロ設定などを変更せずに、そのままクリップして生成した画像データである。すなわち、後述するショット処理と同等の条件で作成したクリップ画像である。また、ユーザ設定クリップ画像データCI2は、ユーザによって設定されたクリップ条件に基づいてクリップして生成した画像データである。
また、ショット処理により、ウインドウショット画像データSI1が作成される。ショット処理とは、モニタ18に表示されているウェブページ画像101の元となる画像データ(ビットマップデータ)を取得する、従来からある処理である。ショット処理の例としては、オペレーティングシステム21eのAPIに従って、CPU11がモニタ18に表示されているウェブページ画像101の元となる画像データを取得する処理(モニタ18に表示されている画像全体の元となる画像データを取得し、ウェブページ画像101に該当する画像データだけを抽出してもよい)、もしくは、モニタ18に画像を表示させるための画像メモリにアクセスし、画像メモリが記憶する画像データのうち、選択領域102で囲まれている領域内の画像の元である画像データを読み出して取得する処理が考えられる。なお、取得したウインドウショット画像データSI1は、印刷アプリケーション記憶領域23aに記憶される。
本実施例の説明例において、図8に示す選択領域102が選択された場合のウインドウショット画像データSI1により生成される画像を図9(A)に、デフォルトクリップ画像データCI1により生成される画像を図10(A)に示す。ウインドウショット画像データSI1により生成される画像(図9(A))では、表示パーツ112が表示されている。一方、デフォルトクリップ画像データCI1により生成される画像(図10(A))では、表示パーツ112が表示されていない。ウインドウショット画像データSI1は、ショット処理により、ウェブページ画像101の画像をビットマップ形式の画像データとして抽出するため、ウェブページ画像101で表示されている表示パーツが、ウインドウショット画像データSI1により生成される画像で表示されないという事態は発生しない。一方、デフォルトクリップ画像データCI1は、クリップ処理により、選択領域102に含まれている表示パーツのHTMLデータや参照画像データを抽出するため、参照画像データなどが取得出来ない場合には、表示パーツが欠けたクリップ画像が作成されてしまうことがある。その原因として、例として、以下の4つのパターンを説明する。
第1パターンは、ブラウザアプリケーション21bに従ってCPU11が画像を表示する際に、インラインアプリケーション(ウェブページを表示するために動作する、文章編集アプリケーション21cや表計算アプリケーション21dなどのこと)等のプラグインに従った処理によって、画像データから画像を生成している場合である。ブラウザアプリケーション21b自身による表示ではないため、印刷アプリケーション21aに従った処理からブラウザアプリケーション21bに従った処理にアクセスしても、表示パーツの画像データが取得できない場合がある。
第2パターンは、サーバサイドスクリプトやジャバスクリプトなど、スクリプト参照形式で図表や画像が提供されている場合である。この場合には、参照タグに参照画像データのパス名やファイル名が記述されていないため、参照先(例えば、参照画像データを記憶しているサーバ装置)にアクセスしたり、ブラウザアプリケーション記憶領域23bに記憶されているキャッシュデータにアクセスして、該当する画像データを取得することができるとは限らない。
第3パターンは、参照タグに参照画像データのパス名が相対パス名で記述されている場合である。この場合には、参照先の絶対パス名を特定することができないため図、表示パーツの画像データを取得できるとは限らない。
第4パターンは、背景(バックグラウンド)に指定して表示パーツが配置されている場合である。クリップ処理を行う際の背景データ取得無効設定では、背景画像に指定されている表示パーツをクリップしない、という設定にすることができる。これにより、背景画像に重なって表示されている表示パーツが見にくくなることや、クリップデータのデータ量が大きくなりすぎることなどを防止できる。しかし、表示される必要がある表示パーツが背景画像に指定されている場合には、表示すべき表示パーツがクリップされずに表示されない、という事態が発生する。
以下、表示されない表示パーツが存在する場合の対応を説明する。S13において、CPU11は、インラインアプリケーションが起動しているか否かを判断する。インラインアプリケーションが起動している場合(S13:YES)には、第1パターンによって、表示パーツ抜けが発生する可能性がある場合であると判断され、S15へ進む。S15において、CPU11は、ユーザ設定クリップ画像データCI2により生成される画像に、ブランク領域(空白の表示領域)が存在するか否かを判断する。具体的には、印刷アプリケーション21aに従った処理からブラウザアプリケーション21bに従った処理にアクセスしても画像データを取得できない場合には、印刷アプリケーション21aに従った処理にてブランク領域を発生させていると判断される。ブランク領域が存在しない場合(S15:NO)にはS23へ進む。一方、ブランク領域が存在する場合(S15:YES)には、画像データ取得に失敗していると判断され、S17へ進む。
S17において、CPU11は、ウインドウショット画像データSI1をユーザ設定条件にて加工する。S19において、CPU11は、加工画像データを最終データとして保存領域24へ保存する。そしてS51(図3)へ進む。
またS13において、インラインアプリケーションが起動していない場合(S13:NO)には、S23へ進む。S23において、CPU11は、選択領域102のデフォルトクリップ画像データCI1とウインドウショット画像データSI1を比較する。S23の処理を、図4のフローを用いて説明する。S111において、CPU11は、選択領域102のデフォルトクリップ画像データCI1およびウインドウショット画像データSI1に対してアウトライン加工を行い、クリップアウトライン画像データOCI1およびショットアウトライン画像データOSI1を生成する。アウトライン加工とは、ウェブページ画像101に表示されている各表示パーツの輪郭など特徴部分を強調した画像データを取得する処理である。なお、アウトライン加工は従来技術であるため、詳細な説明を省略する。アウトライン加工により、特徴部分が強調されるとともにデータ量が少なくなった画像データを用いて処理することができるため、画像の一致・不一致を検出しやすくなる。
S113において、CPU11は、両画像内において、ある一定サイズ以上のアウトラインを有する表示パーツを矩形抽出する。これにより、ウインドウショット画像データSI1により生成される画像では、図9(B)に示すように、表示パーツ111aないし113aが矩形抽出される。また、デフォルトクリップ画像データCI1により生成される画像では、図10(B)に示すように、表示パーツ111bおよび113bが矩形抽出される。矩形抽出処理を行うことにより、ウインドウショット画像データSI1およびデフォルトクリップ画像データCI1により生成される画像を、一様な画素特徴をもつ複数の分割領域に分けることができる。
S115において、CPU11は、矩形抽出処理を行ったウインドウショット画像データSI1に対して、矩形抽出処理を行ったデフォルトクリップ画像データCI1で相違している領域があるか否かを判断する。そして、広範囲に渡って相違する領域を、画像相違領域として検出する。本実施例では、図10(B)に示すように、デフォルトクリップ画像データCI1により生成される画像において、画像相違領域121が検出される。そしてS27(図2)へ進む。
S27において、CPU11は、画像相違領域が検出されたか否かを判断する。検出されない場合(S27:NO)には、S29へ進む。S29において、CPU11は、ユーザ設定クリップ画像データCI2を、最終データとして保存領域24へ保存する。そして、S51(図3)へ進む。一方、S27において、画像相違領域が検出された場合(S27:YES)には、S30へ進む。S30において、CPU11は、検出された画像相違領域に位置する表示パーツの情報(表示パーツ名301、基準座標302、表示パーツ幅303、304表示パーツ高さ304)を、画像相違領域テーブルTB1に記憶する。本実施例では、図12に示すように、表示パーツ112の情報が、画像相違領域テーブルTB1に記憶される。そしてS31へ進む。
S31において、CPU11は、表示パーツの補填処理を行う。S31の処理は、第2パターン及び第3パターンによって表示パーツ抜けが発生している場合に、当該抜けている表示パーツをキャッシュデータを用いて補填する処理である。S31の処理を、図6を用いて説明する。S213において、CPU11は、画像相違領域に該当するHTMLデータの範囲を特定する。画像相違領域のHTMLデータの検出は、例えば、前後のHTMLタグの推測検出などによって行うとしてもよい。
S215において、CPU11は、画像相違領域に対応するHTMLデータの範囲が特定できたか否かを判断する。特定できた場合(S215:YES)には、S219に進み、CPU11は、画像相違領域に対応する範囲を、検索範囲に設定する。これにより、検索するHTMLデータの範囲を絞り込むことができるため、検索速度を高めることができる。一方、特定できなかった場合(S215:NO)には、S217に進み、CPU11は、検索範囲をHTMLデータ全体に設定する。
S221において、CPU11は、検索範囲内でのデータ参照タグの検索が終了したか否かを判断する。検索範囲内の検索が終了した場合(S221:YES)にはフローを終了し、検索範囲内の検索が終了していない場合(S221:NO)にはS223へ進む。S223において、CPU11は、データ参照タグ内のパスから、ファイル名を抽出する。ファイル名を抽出する、具体的な方法を説明する。まず、HTMLデータ内から、<img src=“○”>のタグを検出する。<img src=“○”>とは、<img>タグにsrc属性を指定したものである。src属性は、ブラウザアプリケーション21bに従ってCPU11が画像を表示するために必須の属性である。カッコ内の“○”部分には、データファイルの絶対URLまたは相対URLが記述されている。そして検出した絶対URLまたは相対URLについて、一番最後に登場する”スラッシュ以降を抽出する。これにより、ファイル名が抽出される。具体例として、検出したデータ参照タグが“http://aaa.com/bbb/ccc/ddd”の場合には、“ddd”をファイル名として抽出する。
S225において、CPU11は、抽出したファイル名を有する参照画像データを、ブラウザアプリケーション記憶領域23b内で検索する。S227において、CPU11は、参照画像データが検出されたか否かを判断する。検出されない場合(S227:NO)にはS221へ戻り、検出された場合(S227:YES)にはS229へ進む。S229において、CPU11は、検出された参照画像データのファイルヘッダ情報から、ファイル形式を判別する。これにより、ファイル名に拡張子が付いていない場合など、ファイル名からファイル形式を判別できない場合においても、ファイル形式を判別することが可能となる。S231において、CPU11は、データ参照タグによって画像の拡縮やトリミングなどの処理が指定されている場合には、検出された参照画像データに対して各種の処理を行う。
S233において、CPU11は、処理後の参照画像データが、画像相違領域に適合するか否かを判断する。当該判断は、例えば、処理後の参照画像データによって表示される表示パーツの表示パーツ幅および表示パーツ高さが、画像相違領域の幅および高さに適合するか否かによっておこなわれるとしてもよい。適合しない場合(S233:NO)にはS221へ戻る。一方、適合する場合(S233:YES)には、S235へ進む。本実施例の説明例では、処理後の参照画像データによって表示される表示パーツが、画像相違領域121(図10(B))に一致する場合を説明しているため、S235へ進む。
S235において、CPU11は、参照画像データをデフォルトクリップ画像データCI1へ合成する。本実施例では、図10(C)に示すように、参照画像データによって表示される表示パーツ112cが、デフォルトクリップ画像データCI1によって表示される画像内の画像相違領域121の位置に合成される。
また、S237において、CPU11は、参照画像データをユーザによって設定されたクリップ条件に基づいて加工した上で、ユーザ設定クリップ画像データCI2へ合成する。そしてS37(図3)へ進む。
S37(図3)において、CPU11は、S31の処理の実行後において、デフォルトクリップ画像データCI1に画像相違領域が検出されるか否かを再度判断する。検出されない場合(S37:NO)にはS39へ進み、CPU11は、ユーザ設定クリップ画像データCI2を、クリップ処理が完了した最終データとして、保存領域24へ保存する。一方、画像相違領域が検出された場合(S37:YES)には、第3パターンによりデフォルトクリップ画像データCI1に表示パーツ抜けが発生している場合であると判断され、S41へ進む。
S41において、CPU11は、画像相違領域をウインドウショット画像データSI1より抽出する処理を行う。S41の処理を、図5を用いて説明する。S311において、CPU11は、ビットマップ形式のウインドウショット画像データSI1から、画像相違領域に対応する領域の画像データをトリミングしたトリミング画像データを抽出する。当該トリミング処理は、画像相違領域テーブルTB1のデータ(表示パーツ名301、基準座標302、表示パーツ幅303、表示パーツ高さ304)を用いて行われる。S313において、CPU11は、抽出したトリミング画像データが複数の領域に渡るトリミング画像データから構成されている場合には、個々の領域についてのトリミング画像データとしてパーツ化する。これにより、デフォルトクリップ画像データCI1により生成される画像内に、複数の画像相違領域が互いに離れて存在する場合にも、各々の画像相違領域に対応したトリミング画像データを抽出することができる。そしてS43(図3)へ戻る。
S43において、CPU11は、トリミング画像データを、ユーザによって設定されたクリップ条件に基づいて加工する。S45において、CPU11は、加工後のトリミング画像データを、ユーザ設定クリップ画像データCI2へ合成する。S46において、CPU11は、合成後のユーザ設定クリップ画像データCI2を、クリップ処理が完了した最終データとして、保存領域24へ保存する。
S51において、CPU11は、ユーザ設定クリップ画像データCI2のユーザ設定において、背景データ取得無効設定が有効とされているか否かを判断する。当該判断は、設定記憶領域25を参照して行われる。背景データ取得無効設定が有効とされていない場合(S51:NO)には、S53をスキップしてS55へ進む。一方、背景データ取得無効設定が有効とされている場合(S51:YES)には、デフォルトクリップ画像データCI1には表示パーツ抜けが発生していないが、ユーザ設定クリップ画像データCI2に表示パーツ抜けが発生することがある場合(第4パターン)と判断され、S53へ進む。
本実施例では、例として、表示パーツ112の画像データに対して、背景データ取得無効設定が有効とされている場合を説明する。この場合、図11(A)に示すように、ユーザ設定クリップ画像データCI2により生成される画像では、表示パーツ112が表示されなくなる。
S53において、CPU11は、背景に指定されている表示パーツの表示復帰処理を行う。S53の処理を、図7を用いて説明する。S411において、CPU11は、選択領域102に該当するHTMLデータの範囲を特定する。S413において、CPU11は、選択領域102に対応するHTMLデータの範囲が特定できたか否かを判断する。特定できた場合(S413:YES)には、S417に進み、CPU11は、選択領域102に対応する範囲を、検索範囲に設定する。これにより、検索するHTMLデータの範囲を絞り込むことができるため、検索速度を高めることができる。一方、特定できなかった場合(S413:NO)には、S415に進み、CPU11は、検索範囲をHTMLデータ全体に設定する。
S419において、CPU11は、設定範囲より背景指定のデータ参照タグの検出が終了したか否かを判断する。設定範囲の検索が終了した場合(S419:YES)にはフローを終了し、設定範囲の検索が終了していない場合(S419:NO)にはS421へ進む。
S421において、CPU11は、データ参照タグ内のパスから、ファイル名を抽出する。ファイル名を抽出する具体的な方法は、前述したS223の方法と同様であるため、ここでは詳細な説明は省略する。S423において、CPU11は、抽出したファイル名を有する参照画像データを、ブラウザアプリケーション記憶領域23b内で検索する。
S425において、CPU11は、参照画像データが検出されたか否かを判断する。検出されない場合(S425:NO)にはS419へ戻り、検出された場合(S425:YES)にはS427へ進む。S427において、CPU11は、データ参照タグによって画像の拡縮やトリミングなどの処理が指定されている場合には、検出された参照画像データに対して各種の処理を行う。
S429において、CPU11は、処理後の参照画像データによって表示される表示パーツが、実際に背景として使用されているか否かを判断する。具体的には、参照画像データによって表示パーツがウェブページ画像101上に表示される際に、参照画像データによって表示される表示パーツ上に文字や他の画像などが重ねて表示されている場合には、背景として使用されていると判断される。一方、参照画像データによって表示される表示パーツ上に文字等が重ねて表示されていない場合には、単独の画像として使用されており、背景として使用されていないと判断される。
表示パーツが背景として使用されているか否かについての、具体的な判断方法を説明する。まず、ビットマップ形式のウインドウショット画像データSI1(表示パーツ抜けが発生していない画像データ)と、ユーザ設定クリップ画像データCI2(表示パーツ抜けが発生している画像データ)との差分領域を、ウインドウショット画像データSI1からトリミングする。なお、ウインドウショット画像データSI1にトリミング処理を行う具体的な方法は、前述したS41の方法と同様であるため、ここでは詳細な説明は省略する。そして、ウインドウショット画像データSI1からトリミングした画像と、S427で得られた参照画像データとを比較し、両画像に差分があるか否かを判断する。差分がある場合には、参照画像データによって表示される表示パーツ上に文字などが重ねて表示されている場合であるため、背景として使用されている場合であると判断される(S429:NO)。よって、S419へ戻る。一方、差分がない場合には、参照画像データによって表示される表示パーツ上に文字などが重ねて表示されていない場合であると判断される(S429:YES)。よって、背景として使用されていない場合であるため、参照画像データによって表示される表示パーツをデフォルトクリップ画像データCI1内に合成させる必要があると判断される。よってS431へ進む。
本実施例の説明例では、図8のウェブページ画像101に示すように、表示パーツ112上には文字等の他の表示パーツは重なっていない。よって、S429において、表示パーツ112は背景として使用されていないと判断される(S429:YES)。
S431において、CPU11は、参照画像データをユーザによって設定されたクリップ条件に基づいて加工した上で、ユーザ設定クリップ画像データCI2へ合成する。そしてS55(図3)へ戻る。本実施形態の例では、図11(B)に示すように、参照画像データによって表示される表示パーツ112cが、ユーザ設定クリップ画像データCI2に合成される。
S55において、CPU11は、保存領域24に保存されている最終データを、無線通信にてMFP51に送信する。MFP51は、PC10から受信した最終データを、印刷用紙に印刷する。そしてフローを終了する。
以上説明したように、本実施形態に係る印刷アプリケーション21aによれば、画像相違領域が検出された場合においても、S31、S41、S53などの各処理によって、画像相違領域に対応する画像データを生成することができる。そして、生成した画像データを、ユーザ設定クリップ画像データCI2によって生成される画像中の画像相違領域に合成することができる。これにより、選択領域102のクリップ画像データにおいて、一部が空白状態となってしまう事態を防止することが可能となる。
以上、本発明の具体例を詳細に説明したが、これらは例示にすぎず、特許請求の範囲を限定するものではない。特許請求の範囲に記載の技術には、以上に例示した具体例を様々に変形、変更したものが含まれる。
なお、選択領域102の入力は、マウス19などの入力装置を用いる形態に限られない。例えば、モニタ18をタッチパネルとすることによって、指やペンなどで選択領域102を指定してもよい。また、選択領域102の形状は、矩形形状に限られず、例えば平行四辺形や円形であってもよい。
また、S113において、ある一定サイズ以上のアウトラインを有する表示パーツを矩形抽出するとしたが、この形態に限られない。ある一定サイズ以上の空白部分を矩形抽出してもよい。
S431において、参照画像データをユーザ設定クリップ画像データCI2へ合成するとしたが、この形態に限られない。選択領域102に対応する参照画像データを検出し、背景画像の指定を解除するとしてもよい。これにより、第4パターンによってユーザ設定クリップ画像データCI2に表示されなかった表示パーツを、表示させることが可能となる。印刷アプリケーション21aに従った処理において、ブラウザアプリケーション21bに従った処理にアクセスしても画像データを取得できない場合にブランク領域を発生させていたが、これにだけでなく、印刷アプリケーション21aに従った処理からインラインアプリケーションに従った処理にアクセスできない場合にブランク領域を発生させてもよい。印刷アプリケーション21aに従った処理において、ブランク領域に代えて「表示できません」などの文字列が入るエラー領域を発生させるようにしてもよい。この場合、S15ではエラー領域の存在を判断するようにしてもよい。
また、本明細書または図面に説明した技術要素は、単独であるいは各種の組合せによって技術的有用性を発揮するものであり、出願時請求項記載の組合せに限定されるものではない。また、本明細書または図面に例示した技術は複数目的を同時に達成するものであり、そのうちの一つの目的を達成すること自体で技術的有用性を持つものである。
なお、PC10はコンピュータの一例である。ウェブサーバ71はウェブページデータの提供元の一例である。HTMLデータはウェブページデータの一例である。ブラウザアプリケーション21bはウェブページ表示手段の一例である。印刷アプリケーション記憶領域23a、ブラウザアプリケーション記憶領域23bは記憶手段の一例である。デフォルトクリップ画像データCI1は第1画像データの一例である。ウインドウショット画像データSI1は第2画像データの一例である。文章編集アプリケーション21c、計算アプリケーション21dは情報表示手段の一例である。
また、S9を実行する制御部は選択受付手段の一例である。S11を実行する制御部は第1取得手段、第2取得手段の一例である。S23を実行する制御部は検出手段の一例である。S31、S41、S17、S233、S311を実行する制御部は生成手段の一例である。S45、S237を実行する制御部は合成手段の一例である。S55、S19を実行する制御部は出力手段の一例である。
1:通信システム、10:PC、11:CPU、12:記憶部、18:パネル、21a:印刷アプリケーション、21b:ブラウザアプリケーション、21c:文章編集アプリケーション、21d:計算アプリケーション、51:MFP、71:ウェブサーバ、CI1:デフォルトクリップ画像、SI1:ウインドウショット画像

Claims (6)

  1. ウェブページデータの提供元から提供されるウェブページデータに基づき、当該ウェブページデータが表すウェブページ画像を、表示装置の表示画面に表示可能なウェブページ表示手段が機能するコンピュータを、
    前記表示画面上の任意の領域を選択領域として選択する利用者操作を受け付ける選択受付手段と、
    前記選択領域に含まれる前記ウェブページデータである選択領域ウェブページデータを抽出して記憶手段に記憶させる第1取得手段と、
    前記表示画面上の前記選択領域内の前記ウェブページ画像をビットマップ形式の第2画像データとして前記記憶手段に記憶させる第2取得手段と、
    前記選択領域ウェブページデータを用いて第1画像データを生成し、該第1画像データと前記第2画像データとを比較し、前記第2画像データに対して前記第1画像データで表示内容が相違している画像相違領域を検出する検出手段と、
    前記画像相違領域に対応する対応画像データを生成する生成手段と、
    前記生成手段で生成した前記対応画像データを前記第1画像データ中の前記画像相違領域に合成する合成手段と、
    前記合成手段で合成された合成画像データを前記選択領域の画像データとして出力する出力手段と、
    して機能させることを特徴とする画像処理プログラム。
  2. 前記ウェブページ表示手段は、前記ウェブページデータに含まれている第1参照データに対応する参照画像データを前記記憶手段へダウンロードし、ダウンロードした前記参照画像データを用いて前記ウェブページ画像を表示しており、
    前記生成手段は、ダウンロードされた前記参照画像データを前記記憶手段から読み出し、
    読み出された前記参照画像データの中から前記画像相違領域に対応するデータを検出し、検出された前記参照画像データを前記対応画像データとすることを特徴とする請求項1に記載の画像処理プログラム。
  3. 前記生成手段は、ビットマップ形式の前記第2画像データから、前記画像相違領域に対応する領域の画像データをトリミングした第1トリミング画像データを、前記対応画像データとすることを特徴とする請求項1に記載の画像処理プログラム。
  4. 前記ウェブページ表示手段は、前記ウェブページデータに含まれている第2参照データに対応する背景画像データを前記記憶手段へダウンロードし、ダウンロードした前記背景画像データを用いて前記ウェブページ画像の背景を表示しており、
    前記生成手段は、前記第1取得手段が前記選択領域に含まれる前記ウェブページデータのうちから前記第2参照データを抽出しない設定とされている場合には、ビットマップ形式の前記第2画像データから、前記背景画像データに対応する領域の画像データをトリミングした第2トリミング画像データを生成し、ダウンロードされた前記背景画像データと前記第2トリミング画像データとを比較して両データに相違がない場合には、前記背景画像データを前記対応画像データとすることを特徴とする請求項3に記載の画像処理プログラム。
  5. 前記コンピュータは、各種のデータを前記表示画面に表示する情報表示手段としてさらに機能し、
    前記出力手段は、前記ウェブページ画像の少なくとも一部が前記情報表示手段によって表示されている場合には、前記第2画像データを前記選択領域の画像データとして出力することを特徴とする請求項1ないし4の何れか1項に記載の画像処理プログラム。
  6. 前記検出手段は、
    前記第1画像データおよび前記第2画像データに対して、一様な画素特徴をもつ複数の分割領域に分ける領域分割処理を行い、前記第2画像データの前記分割領域に対して前記第1画像データの前記分割領域で相違している領域を前記画像相違領域とすることを特徴とする請求項1ないし5の何れか1項に記載の画像処理プログラム。
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