JP5060085B2 - 開口部を有し、重量バランスが改善されたボールグラブ - Google Patents

開口部を有し、重量バランスが改善されたボールグラブ Download PDF

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Description

本発明は、野球、ソフトボール及びその他のスポーツに用いる一般的なボールグラブに関するものである。特に、本発明は、複数の開口部を有し、さらに軽量化に対応したボールグラブに関するものである。
野球やソフトボール及びその他のスポーツに使用するボールグラブは良く知られている。典型的に、ボールグラブは、手用の空洞を形成するために、背面パネルに対応し結合された前面パネルを具える。典型的に、前面パネル及び背面パネルは、概略的に利用者の手の形状に似ていて、それらを組み合わせることにより、利用者の手の親指と指とを収納するための五つの区画を形成する。また、前面パネル及び背面パネルは、グラブの下端部に手を挿入するための開口部を形成する。ウエブは、典型的にボールグラブの親指の区画と人差し指の区画との間に配置され、互いに接合されている。さらに、利用者が、ボールグラブの手用の空洞部分に自分の手を挿入できるよう開口部を具え、しばしば、使用中に利用者が、人差し指の区画の背部に、人差し指を置くための人差し指用の穴を具える。既存する多くのボールグラブは、天然皮革、合成皮革及びこれらの組み合わせからなるような品質の高い、比較的高価な材料で形成されている。
一般的に、ボールグラブは、プレイ中の繰り返される捕球の衝撃や球場グランド及び他の物体との擦りや接触に耐え得ように、耐久性を有する材料で構成される。また、一般的に、ボールグラブは、ボールプレイヤーの手と比較して非常に大きめである。サイズを大きくすることは、プレイ中にボールを受けるためのポケット又は捕球エリアを広域化し、プレイヤーは、自分の手と同等の大きさを有するグラブを使用する場合よりも、さらに多くのボールに届くことができるので望ましい。また、ボールグラブのサイズは守備位置により変えるのが典型的である。外野手のボールグラブは、典型的に内野手のボールグラブよりも大きく、また一塁手のボールグラブは、典型的に外野手のボールグラブよりも大きい。
しかしながら、既存のボールグラブではいくつかの問題点がある。既存のボールグラブのサイズと構造からボールグラブの重量は、0.23〜0.85kg(8〜30ounces)の範囲に収まる。さらに、既存のグラブの重量の大部分を、長い指及び親指の区画の重量で占め、そのボールグラブの重量は、ボールプレイヤーの手からボールグラブの外側の領域に向けて分布する傾向にある。ボールグラブの外側の領域に向けて増加する重量の重量分布は、ボールグラブの慣性モーメントを増加させ、プレイ中にボールグラブを素早く操作するのを困難にする。さらに、ボールグラブの重量及び重量分布は、特に若年プレイヤー、延長ゲーム、もしくはダブルヘッダーに関わるプレイヤーに疲労を生じさせる。さらに、ボールグラブの増加した重量は、首や背中に痛みを与える。
さらに、そのような拡大及び、指と親指との区画を延存されたボールグラブは、特にフライボールやポップアップボールを捕球する場合に、ボールプレイヤーの視界を妨害又は遮蔽する。フライボールやポップアップボールを捕球する場合は、大抵ボールプレイヤーは、プレイヤーの上半身(頭部を含む)とボールとの間にボールグラブを構える。このように構えている間、ボールプレイヤーは、プレイヤーの視界に在るボールを、大きいボールグラブで遮蔽しないように注意して構えなければならない。しかし、残念なことにプレイヤーのボールグラブが、プレイヤーの視界に在るボールを遮蔽し、ミスボール引き起こし、又は少なからず捕球を困難にすることは珍しいことではない。
それゆえ過度の重量を有さず、また不安定な重量バランスを生じさせない、プレイヤーの守備位置に適したサイズのボールグラブが必要とされている。適切なサイズのボールグラブに必要なことは、プレイヤーに不必要な疲労を生じさせない、もしくはボールグラブの操作性を抑制しないことである。プレイ中にプレイヤーの視界に在るボールを不必要に遮蔽しない適切なサイズのボールグラブを提供することは有益である。さらに、大幅にコスト増加させることなく、もしくはグラブを複雑化することなく、そのようなボールグラブを提供することが有益である。
本発明は、グラブ前面部分と、グラブ背面部分と、ウエブとを具えるボールグラブを提供する。グラブ背面部分は、手用の空洞を画成するとともに、第一、第二、第三及び第四の指区画と親指の区画とを形成するためにグラブ前面部分に結合されている。各々の指区画は、先端部及び基部を有し、少なくとも一つの指区画貫通孔は、前記グラブ前面部分及び前記グラブ背面部分の双方を貫通するとともに、少なくとも一つの指区画の先端領域に形成されている。また指区画貫通孔は、少なくとも1.61平方センチメートル(0.25平方インチ)の大きさを有している。ウエブは、第一の指区画と親指区画との間に配置されるとともに、第一の指区画と親指区画とに連結されている。
本発明の好適な形態の主な態様によると、ボールプレイヤーがボールを捕球するのに用いるボールグラブは、グラブ前面部分と、グラブ背面部分とウエブとを具える。グラブ背面部分は、手用の空洞を画成するとともに、第一、第二、第三及び第四の指区画と親指の区画とを形成するためにグラブ前面部分に結合されている。各々の指区画は、先端部及び基部を有し、少なくとも一つの指区画貫通孔は、前記グラブ前面部分及び前記グラブ背面部分の双方を貫通するとともに、少なくとも一つの指区画に形成されている。また、指区画貫通孔は、指区画貫通孔を介して、ボールプレイヤーがボールを見得るのに十分な大きさである。ウエブは、第一の指区画と親指区画との間に配置されるとともに、第一の指区画と親指区画とに連結されている。
本発明の好適な形態の他の主な態様によると、ボールグラブは、グラブ前面部分、グラブ背面部分とウエブとを具える。グラブ背面部は、手用の空洞を画成するとともに、第一、第二、第三及び第四の指区画と親指の区画とを形成するためにグラブ前面部分に結合されている。各々の指区画と親指区画は、細長い貫通孔を画成している。少なくとも一つの指区画に、前記グラブ前面部分及び前記グラブ背面部分の双方を貫通する、少なくとも一つの指区画貫通孔が形成されている。一つもしくはそれ以上の指区画貫通孔は、編み上げされていない。ウエブは、第一の指区画と親指区画との間に配置されるとともに、第一の指区画と親指区画とに連結されている。
この発明は、以下の添付図面と図中の部品に対応した参照数字とを有する詳細な説明により、さらに十分に理解することができる。ここで、同様の部分は、同様の符号で示す。
図1〜3において、符号10はボールグラブの全体を示している。ボールグラブ10は、野球、ソフトボール、ホッケー及びその他のボールグラブを必要とするスポーツに用いるために作られている。また、ボールグラブ10は、ミットとも呼ばれることがある。この発明は、例えば、一塁手用のミット及びキャッチャー用のミットを含む、如何なるボールグラブ、もしくはボールミットに直接適用することができる。ここで、ボールグラブ10は、グラブ前面部分12と、グラブ背面部分14と、ウエブ16とを具える。
グラブ前面部分12及びグラブ背面部分14は、シート状の構造で、一般的には、それぞれ手の形に合わせて形成されている。グラブ前面部分12及びグラブ背面部分14は、手用の空洞を画成するとともに第一、第二、第三及び第四の指区画20,22,24,26と親指区画28とを形成するために互いに結合されている。また、各指及び親指の区画20〜28は、利用者のそれぞれの指もしくは親指を収容するための細長い空洞が画成されている。グラブ前面部分12及びグラブ背面部分14は、互いに縫合されるのが好ましい。好適な実施例において、グラブ前面部分12及びグラブ背面部分14は、玉ハミを利用して互いに結合されている。あるいは、グラブ前面部分12とグラブ背面部分14との接合に、他の方法、例えば、革紐、ボンド、モールド成形または接着剤及び、これらの組み合わせからなる方法等を用いることができる。また、グラブ前面部分12は、利用者の手のひらを覆い、ボールの衝撃から手のひらを保護している。グラブ背面部分14は、グラブ前面部分12を支持し、さらに利用者の手の甲を保護している。グラブ前面部分12及びグラブ背面部分14は、柔軟で、耐久性を有し、且つ比較的に柔らかい材料、好ましくは皮革で形成されている。また、別の好適な実施例として、グラブ前面部分12及びグラブ背面部分14に、他の材料を用いることができ、例えば、人工皮革、合成皮革、ゴム、プラスチック、その他の高分子化合物及びこれらの組み合わせからなる材料等がある。
ウエブ16は、全体的に平坦構造で、第一の指区画20と親指区画28との間にてグラブ前面部分12及びグラブ背面部分14に、好ましくは、縫付け及び/又は編上げにより結合されている。また、ウエブ16は、プレイ中に捕球を容易するため及び/又はボールを保持するための領域を提供している。
指区画20〜26及び親指区画28は、利用者の指及び親指を収容するための細長い空洞である。各指区画20〜26及び親指区画28は、グラブ前面部分12の前面区画部分34と、グラブ背面部分14の背面区画部分36とを具える。さらに、各指区画20〜26及び親指区画28は、先端部38と基部40とを具える。前面区画部分34及び背面区画部分36は、好ましくは、複数個の玉ハミ部44と、編上げ部と、縫付け部とを介して、互いに結合されている。あるいは、前面区画部分34と背面区画部分36とを、例えば縫付けのみ、接着、留め具又は、モールド成形のような、他の方法で接合することもできる。典型的には、ボールグラブ10は、プレイ中にボールの捕球を容易にするために、利用者の手に比べて大きいものが用いられる。特に、指及び親指の区画20〜28は、利用者の各指及び親指を収納するのに必要な長さに比べ、典型的に極めて長い。
指及び親指の区画20〜28の少なくとも一つには、少なくとも一つの指区画貫通孔46が形成されている。図1〜3に示す一実施例では、各指区画貫通孔46は、光及び/又は物体が通過できるような指区画貫通孔である。あるいは、指区画貫通孔は、指区画の一部だけに延在するように形成することもできる。さらに、少なくとも一つの指区画貫通孔46を、各指及び親指の区画20〜28の先端部38に形成するのが好ましい。別の好適な実施例として、指区画貫通孔は、指区画及び親指区画のうち、二つ、三つ又は四つに形成でき、さらに指区画一つにつき、二つもしくはそれ以上の指区画貫通孔を具えることもでき、また指区画貫通孔は、指区画及び親指区画に関する、または指区画及び親指区画に沿った如何なる場所にも形成することができる。
図1に示すように、指区画貫通孔46は、ボールグラブ10を装着した状態で、ボールプレイヤーが指区画貫通孔46を見通すことができる十分な大きさを有している。例えば、プレイ中に、プレイヤーは、一つもしくはそれ以上の区画貫通孔46からボールを見通すことができるので、プレイヤーのボールを捕球する能力が促進される。さらに、指区画貫通孔46は、従来の指区画貫通孔を有しない指区画及び/又は親指区画による視界の遮蔽を、減少もしくは除去できる。さらに指区画貫通孔46により、審判の、ボールグラブ10内に捕球されたボールを確認する能力が促進される。審判は、ベースランナーのタッチアウト、もしくはフライボールの捕球に関するプレーの判定を下すために、ランナーがタッチアウトされる間及び/又はボールが捕球される間、捕球者がボールを捕球し、保持し続けていることを確認しなければならない。しかしながら、多くの場合、ボールグラブの前面又は手のひら側の面で審判の視界が遮蔽されるので、審判は、そのような決断を下すのが困難である。しかし、指区画貫通孔を設けることにより、審判は、プレイヤーのボールグラブ内に在るボールを容易に確認できるので、迅速且つ正確に判定を下すことができる。
図2〜4に示す、好適な一実施例では、各指区画貫通孔46は、少なくとも1.61cm(0.25in)の大きさを有する。また、別の好適な実施例では、指区画貫通孔46は少なくとも3.23cm(0.5in)の大きさを有する。さらに別の好適な実施例では、指区画貫通孔46は、少なくとも4.84cm(0.75in)、6.45cm(1.0in)、8.06cm(1.25in)及び9.68cm(1.5in)の大きさを有する。さらに別の実施例では、ボールグラブのある場所とその次の場所とで指区画貫通孔のサイズを異ならせることができる。また別の好適な実施例では、一つもしくはそれ以上の指区画貫通孔46が、少なくとも1.61cm(0.25in)に満たない大きさでも使用できる。例えば、ボールグラブに特殊な模様又は外観の一部又は全体を形成するように、三つもしくはそれ以上の小さな指区画貫通孔を、一つの区画に配置して形成できる。それにより、複数の小さな指区画貫通孔の総面積を少なくとも1.61cm(0.25in)の大きさにすることができる。指区画貫通孔46は、編上げ又は編上げ部分が指区画もしくは親指区画の一方側から他方側に貫通孔を通って延在することのない、編上げしない方法が好ましい。
図3に示すように、指区画貫通孔を画成するために、指区画及び親指区画20〜28から取り除かれた材料は、グラブの全重量を減少させる。さらに重要なことは、取り除かれた材料は、ボールグラブの外側の領域の重量を減少させ、ボールグラブの慣性モーメントを有利に低くし、ボールグラブの重心を、利用者の手のひら及び手首のより近くに再配置する。ボールグラブの外側領域の重量を減少させることにより、ボールグラブの操作性が著しく増し、プレイ中にボールプレイヤーが、素早い動きが要求される鋭いヒットを含む、より多くのボールに潜在的に届くことができ、又は捕球することができる。高い慣性モーメントを有し、重心が高いボールグラブは、比較的上部が重いことが考えられ、ボールグラブの素早い方向転換、再配置又は移動が困難となる。その結果、プレイヤーは鋭いヒットボールを正確に捕球できない。
一般的に言えば、内野手は外野手に比べて、小さいサイズのボールグラブを選ぶ。そのような小さいグラブは、軽くて、慣性モーメントが低く、その上操作が容易であるため、内野手は小さいグラブを好む。外野手は、打席から遠いため、捕球をする場合に自分の体とグラブとを調節する時間がより多くあるので、外野手は、より大きいボールグラブを用いることで、小さいグラブを用いるよりも、さらに多くのボールに届くことできる。この発明を用いることで、この発明を取り入れた大きいグラブは、指区画貫通孔を有しない小さいボールグラブと同程度又は同等の慣性モーメントを有するので、内野手もまた、大きいボールグラブを選ぶことができる。それ故に、この発明を取り入れた大きいボールグラブは、それよりも小さいボールグラブと同等もしくは同程度の操作性を具える。従って、本発明によれば、内野手は、より大きいサイズで、より多くのボールに届くことができる高い操作性を有したボールグラブを持つことができる。
ポイントA及びBは、ボールグラブ10に区画貫通孔46を形成しない場合とした場合のボールグラブの重心又はバランスポイントに相当するものである。ポイントAは、ボールグラブに区画貫通孔を形成しない場合のボールグラブの重心位置を示し、ポイントBは、区画貫通孔46を具えるボールグラブの重心位置を示している。ボールグラブの重心又はバランスポイントの移動は、利用者がボールグラブを方向転換するのに必要なモーメント又はレバーアームを、本質的に減少させる。ポイントBでは、重心は、プレイヤーの手首に近づくので、さらにボールグラブを軽く感じることができ、ポイントAのように、重心の高いボールグラブと比べて、容易に操作することができる。このようにして、本発明のボールグラブは、ボールグラブの重心を利用者の手首のより近くへ有利に移動させるので、ボールグラブの重量分布又はバランスを向上させる結果となる。
さらに、本発明によれば、プレイヤーは、重量の増加及び/又は操作性の減少といったマイナス影響を有することなく、少し大きめのボールグラブでプレイすることができる。そのため、本発明によれば、内野手は、プレイ中に自身の機敏性にマイナスの影響を及ぼすことなく、少し大きめのボールグラブを選ぶことができる。さらに、重量バランスの向上した大きいボールグラブにより、プレイヤーは、従来の小さいボールグラブに比べて、より多くのボールに届くことができる。
図4〜6に、指区画貫通孔46の形状の三つの異なった好適な実施例を示す。図4に示す、好適な一実施例では、指区画貫通孔の孔部は、概ね台形の形状である。さらに、別の好適な実施例では、指区画貫通孔は円形(図5参照)、三角形、長方形、多角形、閉曲線形状、不規則な閉鎖形状及びこれらの組み合わせからなる形に形成されている。さらに、ボールグラブの区画貫通孔に、一つ以上の形状を使用することもできる。また、別の好適な実施例として、図6に示すように、指区画貫通孔を商標48(例えば、ウィルソンスポーツグッツ社のW(登録商標)等)の形状に形成できる。あるいは、区画貫通孔を、英数字の表示、シンボル、ロゴ及びこれらの組み合わせからなる形状に形成できる。また、図5に示すように、一つ又は複数の区画貫通孔46を一つの指区画20に用いることができる。
図4,7,8に、指区画20の一つの指区画貫通孔46をより詳細に示す。前面区画部分34と背面区画部分36とは、指区画及び親指区画(例として指区画20を示す)を形成するために、好ましくは、玉ハミ部44及び縫付け部を介して互いに結合されている。さらに、玉ハミ部44は、指区画20の強化、及びボールグラブの外観の向上という役割も具えることができる。各玉ハミ部44は、耐久性を有する材料、好ましくは皮革の細長い棒であって、前面区画部分34及び背面区画部分36のような、ボールグラブの一つまたはそれ以上の部品に編み上げされている。あるいは、玉ハミ部は、縫付けできれば如何なる材料でも良く、例えば合成皮革、高分子化合物、ゴム及びこれらの組み合わせからなる材料等がある。他の実施例では、玉ハミ部44は、接着剤を介して指ライナーと結合することもできる。さらに、玉ハミ部は、一つもしくはそれ以上の色彩又は生地で形成でき、それによりボールグラブ10は、多様な色彩又は生地の玉ハミ部を具えることができる。各玉ハミ部は、指区画及び親指区画20〜28に比べて、高い剛性と好ましくは硬度とを具えている。
また、指区画22は、一つもしくはそれ以上のパッド50の層と、一つもしくはそれ以上の裏当て部材52とを具える。パッド50は、ボールの衝撃からプレイヤーの手を保護するために、指区画20の内部に配置されている。指区画20の先端部38において、パッド50は、指区画20を所望の概略的なチューブ状に形成するのに寄与する。裏当て部材52は、指区画20の内部に亘って縦方向に延在し、指区画を硬化させ及び/又は強化するために用いられる。これにより、使用中のボールの衝撃による、後方への曲げに対する指区画の抵抗力をさらに高めるのに寄与する。玉ハミ部44と、パッド50と、裏当て部材52とは、全て、指区画貫通孔46を具える指区画20の硬化又は構造的完全性の維持に寄与する。
指区画貫通孔を形成するために、前面区画部分34及び背面区画部分36は、指区画20の先端領域38で各々引き付けられ、開口縁部54(図9に示す)で、好ましくは互いに縫い付けされる。前面区画部分34及び背面区画部分36を各々引き付けることは、指区画20の貫通孔46付近に、独特の先細形状を提供する。また、指区画貫通孔46を形成するために、指区画貫通孔の所望のサイズに概ね適合した大きさの材料(前面区画部分34と、背面区画部分36と、パッド50とを含み得る)が、指区画20の先端領域38から取り除かれる。指区画貫通孔46を形成するために、上記材料は穴開け、打抜き、切取り又は別の方法で指区画20から除去できる。他の好適な実施例では、指区画貫通孔は、モールド成形、フォーム成形もしくは他の従来の方法により指区画に形成することができる。
好適な実施例では、さらに指区画20は、開口縁部54の周囲に延在する結合部材56を具える。結合部材56は、一般的に前面区画部分34及び背面区画部分36の上記指定区画の位置で開口縁部54を包み込んで覆っている。結合部材56は、前面区画部分34及び背面区画部分36のような、ボールグラブの一つもしくはそれ以上の部品に縫い付けられている。あるいは、結合部材は、接着部材、止め金部材又は他の従来の固定方法を介して、前面区画部分及び背面区画部分に結合されていても良い。結合部材56は、一般に皮革のような柔軟性、及び耐久性を有する材料で形成するのが好ましい。あるいは、結合部材56は、他の材料で形成することができ、例えば、合成皮革、プラスチック、その他の高分子化合物、複合材料、ゴム及びこれらの組み合わせからなる材料等がある。結合部材56は、前面区画部分34及び区画背面部分36の色彩及び生地と同一または異なった、一つ又はそれ以上の色彩もしくは生地で形成することもできる。また結合部材56は、指区画20の先端領域38にさらに強度もしくは硬度を与えるために、前面区画部分及び背面区画部分よりも、硬度もしくは強度の高い材料で形成することができる。また、結合部材は、一つもしくはそれ以上の部品もしくは層で形成することができる。さらに、区画貫通孔46により、ボールグラブ10に独特で美的な外観を提供できる。
図9に示す、別の好適な実施例では、指区画20の区画貫通孔46は、開口縁部54に開口縁部54の周囲を包み込む結合部材56を用いずに形成できる。この好適な実施例では、前面区画部分34及び背面区画部分36の開口縁部54は、可視の縫付け部58を具え、また指区画20の貫通孔46付近に独自の先細形状を提供する。
図10に、指区画(指区画20)の指区画貫通孔46の別の実施例を示す。指区画46は、区画挿入部材60により形成し、または成形することができる。区画挿入部材60は、指区画の先端領域38を貫いて延在し、区画貫通孔46の形状を画成している。また、図7〜9の実施例とは異なり、前面区画部分34及び背面区画部分36は、互いに所定距離を離間した状態で維持されている。特に図10に示す好適で実施例では、前面区画部分34及び背面区画部分36は、指区画貫通孔46において、互いに接近することのない従来のボールグラブの指区画の外形と同じである。あるいは、区画挿入部材60は、前面区画部分及び背面区画部分の一部分又は全体を引き付けることができ、それにより指区画貫通孔付近でボールグラブに、多種の異なった外形を提供することができる。好適な一実施例では、区画挿入部材は、前面区画部分と背面区画部分とを、0.64〜5.08cm(0.25〜2.0inches)の範囲の距離に離間させている。また、別の好適な実施例では、前面区画部分と背面区画部分とを、1.27〜3.81cm(0.5〜1.5inches)の範囲の距離に離間させている。
区画挿入部材60は、プラスチックのように、軽量且つ耐久性を有する材料で形成するのが好ましい。あるいは、区画挿入部材60は、他の材料で形成することができ、例えば、複合材料、木材、金属、皮革、合成皮革、他の高分子化合物、ゴム及びこれらの組み合わせからなる材料等がある。区画挿入部材60は、前面区画部分34及び背面区画部分36に貼り付けるのが好ましい。あるいは、区画挿入部材60は、他の従来の締結方法を用いて、前面区画部分34及び背面区画部分36に接合でき、例えば、縫付け、熱間接着、接着剤、止め金及びこれらの組み合わせからなる方法等がある。区画挿入部材60は、前面区画部分34及び背面区画部分36の色彩及び生地と同一もしくは異なる一つ又はそれ以上の色彩もしくは生地で形成できる。さらに、区画挿入部材60は、前面区画部分及び背面区画部分よりも、硬度もしくは強度の高い材料で形成することができるので、指区画20の先端領域38に、さらに強度もしくは硬度を与えることができる。また、区画挿入部材60は、一つもしくはそれ以上の部品又は層の集合体で形成することができる。また、区画挿入部材60は、指区画貫通孔46に所望の形状を画成するために予備成形することができる。
区画挿入部材60は、前面区画部分34及び背面区画部分36を部分的に覆うことができる。あるいは、区画挿入部材は、前面区画部分及び/または背面区画部分の少なくとも一部分が区画挿入部材に重なるように、もしくは区画部分と区画挿入部材との間に重複箇所が存在しないように、前面区画部分及び背面区画部分に結合することができる。また、区画挿入部材60は、一般的に指区画又はボールグラブの他の場所に設置することができる。
図10で、パッド50は、一般的に指区画20の先端領域38に充填されている。図11に示す、別の実施例では、パッド50は、利用者の指の長さを超えて、実質的に指区画20の全長に亘って延在し、指ライナー62とともに指区画20の前面側34のみに亘って延在する。図11で示すように、指区画及び/又は親指区画20〜28は、その長さの大部分又は実質上全てに亘って延在する細長い空洞を具える。その細長い空洞は、プレイヤーの指又は親指を収納するのと同一の空洞を拡張したものである。図10の実施例では、指区画20の先端部分38の細長い空洞には、パッド50が充填されている。
図12は、指区画は指区画貫通孔を具える他の実施例を示し、指区画20は、少なくとも区画挿入部材60の露出した表面部分上に延在する挿入部材カバー層64を具える。挿入部材カバー層64は、区画挿入部材60の露出した表面を実質的に全体に亘って覆うのが好ましい。挿入部材カバー層64は、皮革のような、区画挿入部材60の材料と異なる材料で形成するのが好ましい。あるいは、挿入部材カバー層64は、その他の材料で形成でき、例えば、合成皮革、布地、プラスチック、複合材料、ゴム、他の高分子化合物及びこれらの組み合わせからなる材料等がある。特に好適な実施例では、区画挿入部材60は、プラスチックまたは複合材料のような比較的硬い材質で形成され、また挿入部材カバー層64は、皮革で形成されることにより、指区画の外側表面の皮革を保持することができる。あるいは、区画挿入部材及び挿入部材カバー層は、同一の材料でも形成することができる。挿入部材カバー層64は、前面区画部分34及び背面区画部分36の色彩及び生地と同一もしくは異なった一つ又はそれ以上の色彩もしくは生地で形成することができる。
図13,14に示すように、本発明の別の好適な実施例では、カバー66を、指区画貫通孔46の内部もしくは上面に配置することができる。カバー66は、一般的には平面もしくは、わずかに湾曲した要素で、指区画貫通孔46のサイズ及び/又は輪郭に対応した形状に形成されている。従って、カバー66は、指区画貫通孔46に対応した如何なる形状も持つことができる。あるいは、カバーは、指区画貫通孔の形状と異なった形状を具えることもできる。カバー66は、指区画貫通孔46を画成している開口縁部54に固定もしくは取り外し可能に設置されている。あるいは、一つもしくはそれ以上のカバー66を、単独の結合部材56、区画挿入部材60、もしくはカバー層64に、固定もしくは取り外し可能に設置することができる。カバー66を固定する場合は、接着剤とスナップ式連結部材とを併用し、前面区画部分34及び背面区画部分36に結合するのが好ましい。先細領域の端部は、カバー66を指区画20に、容易にスナップ連結するための***状の、又は平坦な構造を具える。また別の好適な実施例では、カバー66は、指区画20に従来の他の方法を用いて設置することができ、例えば熱間接着又は留め具等がある。
カバー66は、軽量で耐久性を有する材料で形成され、熱可塑性の材料が好ましい。あるいは、カバーは、他の材料で形成することもでき、例えば、他のプラスチック、他の高分子化合物、強化ガラス、セラミック、複合材料もしくはこれらの組み合わせからなる材料等がある。カバー46は、透明材料、半透明材料、透明に近い材料、もしくは半透明に近い材質で形成することができ、それによって光が指区画20を通過することができる。また、カバー66は、英数文の表示、模様、ロゴ、商標、移し絵、シンボル、商品説明及び/又は他の標章の一種を具えることもできる。カバー66は、前面区画部分34及び背面区画部分36の色彩又は生地とは異なった一つもしくはそれ以上色彩、又は生地で形成することができる。
図13は、本発明の他の好適な発明を示したもので、指区画貫通孔46は、楕円形状を有し、対応した楕円形状のカバー66が、指区画貫通孔46の位置で指区画20に結合されている。図14では、区画貫通孔46は、商標(例えば、ウィルソンスポーツグッツ社のW(登録商標))に対応した形状に形成され、さらにカバー66は、その区画貫通孔46の形状に適合するように形成されている。また、カバー66は、ウィルソンスポーツグッツ社の商標であるW(登録商標)を示す表示68を具える。
図15及び16は、本発明に従うボールグラブの別の実施例を説明したものである。この実施例では、各指区画20〜26は、複数の異なった形状の区画貫通孔46を具える。区画貫通孔46は、指区画全体に亘って様々な位置に画成されている。また、複数の本体開口部72がボールグラブ10の背面部分14に画成されている。指区画貫通孔46は、美感を奏でる模様に形成されている。また、その模様は、ボールグラブ10のウエブに形成された貫通孔及び本体開口部72によって、さらに継続もしくは延在されても良い。図15に示す開口部の模様は、指区画及びボールグラブの他の場所の部分に貫通した開口部の模様の一例であり、独特且つ魅力的な外観を提供する。他の実施例では、一つもしくはそれ以上の開口部を指区画及び/又はボールグラブの背面部分に画成することにより他の模様を形成できる。
図15,16の指区画貫通孔46は、主に区画挿入部材60を用いることにより形成される。区画挿入部材60は、指区画20〜26に貫通した、少なくとも一つの壁貫通孔46を画成する。図16に示す好適な一実施例では、区画挿入部材60は、一組の指区画貫通孔46を画成している。
図17に、本発明の別の実施例を説明する。この実施例では、指区画貫通孔は、指区画20〜26に亘って延在し、本体開口部72は、ボールグラブ10の基部40付近の背面部分14に形成されている。また、図17は、指区画貫通孔及び本体開口部によって形成された模様の別例を示している。本発明では、他の模様も十分考慮されている。
図18に、本発明の別の実施例を説明する。指区画20の先端領域38は、指区画の基部領域40から分離されて形成され、二つの領域38及び40は、指区画を形成するために、互いに結合することができ。このような実施例では、一つもしくはそれ以上の指区画20〜28の先端領域38は、ボールグラブ10の残り部分と切り離して製造でき、また異なった製造工程で製造できる。例えば、一つもしくはそれ以上の指区画の先端領域に、モールド成形(射出成形、ブロー成形等)で、予備成形された指区画貫通孔46を形成する一方、ボールグラブ10の基部領域及び他の部分は、引き続き従来の方法で生産できる。さらに、一つもしくはそれ以上の指及び親指の区画20〜28の先端領域38は、ボールグラブ10の残りの部分とは違った材料で製造できる。例えば、先端領域は、ボールグラブ10の残りの部分を形成するのに用いる材料とは異なった軽量の材料で形成することができる。分離さらた領域同士は、結合領域70で、縫付け、編上げ、接着、ボンド、留め具又は他の従来の方法により結合することができる。この別の好適な実施例では、従来のボールグラブと同様の方法でボールグラブ10は、利用者の手と指との接触を維持され、ボールグラブの外側領域(使用中に利用者の手と接触しない)は、ボールグラブと別個に形成されて、ボールグラブに結合される。
本発明の好適な実施例について記述及び説明してきたが、当業者によって、そこから多数に逸脱することが考えられる。それ故、本発明は、前述の形態に限定されるものではなく、添付の請求の範囲の範囲と精神に基づくものである。
かくして本発明によれば、過度の重量を有さず、また不安定な重量バランスを生じさせない、プレイヤーの守備位置に適したサイズのボールグラブを提供できる。また、本発明によれば、プレイヤーに不必要な疲労を生じさせず、ボールグラブの操作性を抑制しないボールグラブを提供できる。さらに、プレイ中にプレイヤーの視界に在るボールを不必要に遮蔽しない適切なサイズのボールグラブを提供できる。そして、大幅にコスト増加させることなく、もしくはグラブを複雑化することなく、上記のようなボールグラブを提供することができる。
本発明の好適な実施例に係るボールグラブの側面を示す図である。 図1のボールグラブの背面を示す図である。 図1のボールグラブの手のひら側の正面を示す図である。 図1のボールグラブの指区画の一つの背面を示す図である。 本発明の別の好適な実施例に係るボールグラブの指区画の背面を示す図である。 本発明のさらに別の好適な実施例に係るボールグラブの指区画の背面を示す図である。 図4の7−7線に沿った指区画の横断面を示す図である。 図4の8−8線に沿った指区画の縦断面を示す図である。 本発明の別の好適な実施例に係るボールグラブの指区画の横断面を示す図である。 本発明の別の好適な実施例に係るボールグラブの指区画の横断面を示す図である。 本発明の別の好適な実施例に係るボールグラブの指区画の横断面を示す図である。 本発明の別の好適な実施例に係るボールグラブの指区画の横断面を示す図である。 本発明の別の好適な実施例に係るボールグラブの指区画の背面を示す図である。 本発明の別の好適な実施例に係るボールグラブの指区画の背面を示す図である。 本発明の別の好適な実施例に係るボールグラブの背面を示す図である。 図15の16−16線に沿った指区画の断面を示す図である。 本発明の別の好適な実施例に係るボールグラブの横側背面を示す図である。 本発明の別の好適な実施例に係るボールグラブの指区画の背面を示す図である。
符号の説明
10 ボールグラブ
12 グラブ前面部分
14 グラブ背面部分
20 第一指区画
22 第二指区画
24 第三指区画
26 第四指区画
28 親指区画
34 前面区画部分
36 背面区画部分
38 先端部(先端領域)
40 基部(基部領域)
44 玉ハミ部
46 指区画貫通孔
50 パッド
52 裏当て部材
54 開口縁部
56 結合部材
58 縫付け部
60 区画挿入部材
62 指ライナー
64 カバー層
66 カバー
68 表示
70 結合領域
72 本体開口部

Claims (52)

  1. グラブ前面部分と、
    手用の空洞を画成するとともに第一、第二、第三及び第四の指区画と親指区画とを形成するために前記グラブ前面部分に結合されたグラブ背面部分と、
    少なくとも一つの前記指区画に形成された、前記グラブ前面部分及び前記グラブ背面部分の双方を貫通する、少なくとも1.61cmの大きさを有する少なくとも一つの指区画貫通孔と、
    前記第一の指区画と前記親指区画との間に配置されるとともに前記第一の指区画と前記親指区画とに連結されたウエブと、
    を具えてなる、ボールグラブ。
  2. 前記指区画及び前記親指区画は各々、先端部と基部とを有し、
    前記指区画貫通孔の少なくとも一つは、前記指区画又は前記親指区画の前記先端部に形成されている、請求項1記載のボールグラブ。
  3. 前記各指区画貫通孔は、少なくとも3.23cmの大きさを有する、請求項1記載のボールグラブ。
  4. 前記各指区画貫通孔は、少なくとも6.45cmの大きさを有する、請求項1記載のボールグラブ。
  5. 前記指区画貫通孔は、商標と、シンボルと、英数字の表示と、これらの組み合わせとからなるグループから選択された形状に形成されている、請求項1記載のボールグラブ。
  6. 前記指区画貫通孔は、円形と、楕円形と、四角形と、三角形と、その他の多角形と、その他の閉鎖曲線形状と、不規則な閉鎖形状とからなるグループから選択された形状に形成されている、請求項1記載のボールグラブ。
  7. 前記指区画の少なくとも一つは、前記指区画貫通孔の全体的形状を定めるための少なくとも一つの縫い縁部を具えることを特徴とする、請求項1記載のボールグラブ。
  8. 前記縫い縁部の少なくとも一部に亘って延在する少なくとも一つの結合部材をさらに具えることを特徴とする、請求項7記載のボールグラブ。
  9. 前記指区画貫通孔の少なくとも一つの形状を少なくとも部分的に画成するために、少なくとも一つの前記指区画と結合した区画挿入部材をさらに具えることを特徴とする、請求項1記載のボールグラブ。
  10. 前記指区画は、前面及び背面の区画部分で形成され、
    前記区画挿入部材は、前記前面及び背面の区画部分を互いに0.64cmから5.08cmまでの範囲の距離で離間させるのに寄与することを特徴とする、請求項9記載のボールグラブ。
  11. 前記区画挿入部材は、皮革と、合成皮革と、プラスチックと、複合材料と、高分子化合物と、木材と、アルミニウムと、これらの組み合わせとからなるグループから選択された材料から形成されていることを特徴とする、請求項9記載のボールグラブ。
  12. 前記指区画貫通孔内に位置するかまたはその指区画貫通孔を覆って位置する少なくとも一つのカバーをさらに具えることを特徴とする、請求項1記載のボールグラブ。
  13. 前記少なくとも一つのカバーは、半透明材料と、半透明に近い材料と、透明材料と、透明に近い材料と、これらの組み合わせとからなるグループから選択された材料から形成されていることを特徴とする、請求項12記載のボールグラブ。
  14. 前記少なくとも一つのカバーは、前記指区画の先端部に固定結合されていることを特徴とする、請求項12記載のボールグラブ。
  15. 前記少なくとも一つのカバーは、前記指区画の先端部に取り外し可能に結合されていることを特徴とする、請求項12記載のボールグラブ。
  16. 前記少なくとも一つのカバーは、プラスチックと、ポリウレタンと、その他の重合性材料とからなるグループから選択された材料から形成されていることを特徴とする、請求項12記載のボールグラブ。
  17. 前記少なくとも一つのカバーはさらに、商標と、シンボルと、英数字の表示と、これらの組み合わせとからなるグループから選択された少なくとも一つの標章を具えることを特徴とする、請求項12記載のボールグラブ。
  18. 少なくとも一つの前記指区画の先端部は、その指区画の基部と別個に形成されるとともに、その基部に結合されていることを特徴とする、請求項12記載のボールグラブ。
  19. 前記少なくとも一つの指区画の前記先端部は、第1の材料又は複数種類の材料の第1のグループから形成され、
    前記少なくとも一つの指区画の前記基部は、第2の材料又は複数種類の材料の第2のグループから形成され、
    前記第1の材料又は複数種類の材料の第1のグループは、前記第2の材料又は複数種類の材料の第2のグループとは異なることを特徴とする、請求項18記載のボールグラブ。
  20. ボールを捕捉する際にボールプレイヤーにより使用されるボールグラブであって、
    グラブ前面部分と、
    手用の空洞を画成するとともに、各々先端部と基部とを有する第一、第二、第三及び第四の指区画と、親指区画とを形成するために前記グラブ前面部分に結合されたグラブ背面部分と、
    少なくとも一つの前記指区画に形成された、前記グラブ前面部分及び前記グラブ背面部分の双方を貫通する、少なくとも一つの指区画貫通孔であって、その指区画貫通孔を介して前記ボールプレイヤーがボールを見得るのに十分な大きさの指区画貫通孔と、
    前記第一の指区画と前記親指区画との間に配置されるとともに前記第一の指区画と前記親指区画とに連結されたウエブと、
    を具えてなる、ボールグラブ。
  21. 前記第一、第二、第三及び第四の指区画のうち少なくとも三つは各々、少なくとも一つの前記指区画貫通孔を具え、
    前記指区画貫通孔は一つの構図を形成している、請求項20記載のボールグラブ。
  22. 前記グラブ前面部分と前記グラブ背面部分との少なくとも一方に画成された少なくとも一つの本体開口部をさらに具える、請求項21記載のボールグラブ。
  23. 前記少なくとも一つの指区画貫通孔と、前記少なくとも一つの本体開口部とは、前記構図を形成するために組み合わされている、請求項22記載のボールグラブ。
  24. 前記各指区画貫通孔は、少なくとも3.23cmの大きさを有する、請求項20記載のボールグラブ。
  25. 前記各指区画貫通孔は、少なくとも6.45cmの大きさを有する、請求項20記載のボールグラブ。
  26. 前記指区画貫通孔は、商標と、シンボルと、英数字の表示と、これらの組み合わせとからなるグループから選択された形状に形成されている、請求項20記載のボールグラブ。
  27. 前記指区画貫通孔は、円形と、楕円形と、四角形と、三角形と、その他の多角形と、その他の閉鎖曲線形状と、不規則な閉鎖形状とからなるグループから選択された形状に形成されている、請求項20記載のボールグラブ。
  28. 前記指区画の少なくとも一つは、前記指区画貫通孔の全体的形状を定めるための少なくとも一つの縫い縁部を具えることを特徴とする、請求項20記載のボールグラブ。
  29. 前記指区画貫通孔の形状を少なくとも部分的に画成するために前記少なくとも一つの指区画に結合されたフレーム要素をさらに具える、請求項20記載のボールグラブ。
  30. 前記フレーム要素は、皮革と、合成皮革と、プラスチックと、複合材料と、高分子化合物と、木材と、アルミニウムと、これらの組み合わせとからなるグループから選択された材料から形成されていることを特徴とする、請求項29記載のボールグラブ。
  31. 前記指区画貫通孔内に位置するかまたはその指区画貫通孔を覆って位置する少なくとも一つのカバーをさらに具えることを特徴とする、請求項20記載のボールグラブ。
  32. 前記少なくとも一つのカバーは、半透明材料と、半透明に近い材料と、透明材料と、透明に近い材料と、これらの組み合わせとからなるグループから選択された材料から形成されていることを特徴とする、請求項31記載のボールグラブ。
  33. 前記少なくとも一つのカバーはさらに、商標と、シンボルと、英数字の表示と、これらの組み合わせとからなるグループから選択された少なくとも一つの標章を具えることを特徴とする、請求項31記載のボールグラブ。
  34. 前記指区画貫通孔の少なくとも一つの形状を少なくとも部分的に画成するために、少なくとも一つの指区画と結合した区画挿入部材をさらに具えることを特徴とする、請求項20記載のボールグラブ。
  35. 前記指区画は、前面及び背面の区画部分で形成され、
    前記区画挿入部材は、前記前面及び背面の区画部分を互いに0.64cmから5.08cmまでの範囲の距離で離間させるのに寄与することを特徴とする、請求項34記載のボールグラブ。
  36. グラブ前面部分と、
    手用の空洞を画成するとともに第一、第二、第三及び第四の指区画と親指区画とを形成するために前記グラブ前面部分に結合されたグラブ背面部分であって、前記指区画と前記親指区画との各々が細長い開口部を画成するグラブ背面部分と、
    少なくとも一つの前記指区画に形成された、前記グラブ前面部分及び前記グラブ背面部分の双方を貫通する、少なくとも一つの指区画貫通孔であって、その指区画貫通孔の少なくとも一つは編み上げがされていない指区画貫通孔と、
    前記第一の指区画と前記親指区画との間に配置されるとともに前記第一の指区画と前記親指区画とに連結されたウエブと、
    を具えてなる、ボールグラブ。
  37. 前記指区画貫通孔は全て、編み上げがされていない、請求項36記載のボールグラブ。
  38. 前記指区画と前記親指区画との各々が先端部と基部とを有し、
    前記少なくとも一つの指区画貫通孔は、前記指区画又は前記親指区画の前記先端部に形成されている、請求項36記載のボールグラブ。
  39. 前記各指区画貫通孔は、少なくとも1.61cmの大きさを有する、請求項36記載のボールグラブ。
  40. 前記各指区画貫通孔は、少なくとも3.23cmの大きさを有する、請求項36記載のボールグラブ。
  41. 前記各指区画貫通孔は、少なくとも6.45cmの大きさを有する、請求項36記載のボールグラブ。
  42. 前記指区画貫通孔は、商標と、シンボルと、英数字の表示と、これらの組み合わせとからなるグループから選択された形状に形成されている、請求項36記載のボールグラブ。
  43. 前記指区画貫通孔は、円形と、楕円形と、四角形と、三角形と、その他の多角形と、その他の閉鎖曲線形状と、不規則な閉鎖形状とからなるグループから選択された形状に形成されている、請求項36記載のボールグラブ。
  44. 前記指区画の少なくとも一つは、前記指区画貫通孔の全体的形状を定めるための少なくとも一つの縫い縁部を具えることを特徴とする、請求項36記載のボールグラブ。
  45. 前記縫い縁部の少なくとも一部に亘って延在する少なくとも一つの結合部材をさらに具えることを特徴とする、請求項44記載のボールグラブ。
  46. 前記少なくとも一つの指区画貫通孔は、二つもしくはそれ以上の数の指区画貫通孔であり、
    それらの指区画貫通孔により画成された組み合わせ面積は、少なくとも1.61cmである、請求項36記載のボールグラブ。
  47. 前記指区画貫通孔の少なくとも一つの形状を少なくとも部分的に画成するために、少なくとも一つの前記指区画と結合した区画挿入部材をさらに具えることを特徴とする、請求項36記載のボールグラブ。
  48. 前記指区画貫通孔内に位置するかまたはその指区画貫通孔を覆って位置する少なくとも一つのカバーをさらに具えることを特徴とする、請求項36記載のボールグラブ。
  49. 前記少なくとも一つのカバーは、半透明材料と、半透明に近い材料と、透明材料と、透明に近い材料と、これらの組み合わせとからなるグループから選択された材料から形成されていることを特徴とする、請求項48記載のボールグラブ。
  50. 前記少なくとも一つのカバーは、前記指区画の先端部に固定結合されていることを特徴とする、請求項48記載のボールグラブ。
  51. 前記少なくとも一つのカバーは、前記指区画の先端部に取り外し可能に結合されていることを特徴とする、請求項48記載のボールグラブ。
  52. 前記少なくとも一つのカバーはさらに、商標と、シンボルと、英数字の表示と、これらの組み合わせとからなるグループから選択された少なくとも一つの標章を具えることを特徴とする、請求項48記載のボールグラブ。
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