JP5059875B2 - 穿刺用バルーン付きガイドチューブ - Google Patents

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Description

本発明は、経皮的に体内にアプローチするためのルートを安全、確実に確保するための用具であって、穿刺針等で穿刺しても直ちに破裂しないバルーンを的として使用しており、当該バルーンを保持したチューブに内視鏡を挿入して使用できるように内バルーンを形成した穿刺用バルーン付きガイドチューブに関する。
従来、特に経腸栄養投与の方法として、内視鏡を用いて胃の内腔と腹壁の皮膚表面に瘻孔を形成する内視鏡的手術の1つである経皮的内視鏡的胃瘻造設術(PEG)が1979年小児外科医のGaudertと内視鏡外科医のPonskyにより開発され(例えば、特許文献1参照)、更にこれを応用した手技がいくつか開発され、それぞれ広く普及されつつある。
しかし、胃壁・腹壁を穿刺するため「大量の腹水貯留がある症例」「肝臓や横行結腸が胃と腹壁との間にある症例」「胃手術既往症例」などの症例では使用できないか、使用が困難である。
また、経鼻的にチューブを胃内に留置する方法では、長期間にわたる留置では鼻孔、鼻腔、咽頭の疼痛が強くなり、鼻孔に潰瘍を形成し持続留置が困難となる場合があり、更には、喀痰排出の困難さから肺炎を併発する場合さえある。これらQOLの点からも好ましくない。
一方、1993年、中野らによってX線透視下で頸部食道瘻を形成する方法が開発された。この方法における留置方法は、経鼻的に食道内にバルーン付きチューブを挿入し、頸部食道でバルーン内に造影剤を注入して頸部食道の内腔を拡張させる。ついで、X線透視下に経皮的に頸部食道を穿刺し、頸部食道瘻を作製し栄養チューブを留置する。この留置法は簡便で、患者に与える侵襲、および苦痛が少なく、長期栄養管理に有用である。
しかし、この方法はX線透視下のみで穿刺しており、頸部の解剖学的構造からすれば危険を伴う可能性があった。また、この方法では、バルーン付きチューブは膀胱留置用のフォーリーカテーテルを流用しているが、穿刺の際、穿刺針が食道内腔に達したかどうかはバルーンが破裂することで見分けている。このためバルーン破裂後の針先端による食道壁の損傷や針刺しが浅く食道壁から穿刺針が離脱することが懸念された。
そこで、1997年、本願の発明者でもある大石らは、中野らのX線透視下で頸部食道瘻を形成する方法を改良し、バルーンカテーテルのバルーンを穿刺する方法として、体外より超音波プローブを用いてバルーン位置を確認しながら安全、確実に穿刺針でバルーンを穿刺する方法を考案した(例えば、非特許文献1,非特許文献2参照)。
また、本願の発明者らは、頸部食道瘻を形成する上記方法を更に改良し、穿刺されるバルーンカテーテルのバルーンを穿刺しても直ちには破裂しないバルーンとすること、及び、専用の導入用具を組み合わせること(例えば、特許文献2参照)により、レントゲン装置を使用しないベッドサイドでの実施を目指した。
特表平6−503243号公報 国際公開第99/36120号パンフレット 大石,「経皮経頸部食道的胃瘻造設術、その適応と有用性に関して」日本外科学会誌、1997年。 大石,「経皮経頸部食道的胃瘻造設術、そのこつと副損傷に関して」日本消化器外科学会誌、1997年。
本発明は前述した穿刺用バルーン付きガイドチューブの現状に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、経皮的に体内にアプローチするためのルートを安全、確実に確保するため、穿刺針でバルーンを穿刺するとき、より深い穿刺量を確保することができるように工夫した穿刺用バルーン付きガイドチューブを提供することにある。
すなわち、本願の発明は、
(1)先端側表面にバルーンを備えた本体チューブであって、該チューブは後端から先端まで貫通する内視鏡挿入用のメインルーメンと前記バルーン内と気液流通するサブルーメンとを有し、前記メインルーメンの後端には内視鏡挿入部を、前記サブルーメンの後端には前記バルーンの膨張および収縮の操作用コネクターを各々に備えた穿刺用バルーン付きガイドチューブにおいて、前記先端側表面のバルーンを外バルーンとすると共に当該外バルーンの内部に位置した本体チューブの壁面に、穿刺針が悠に通る針挿通穴を形成し、該穴を膨張性を有するシート材によって気密に塞ぎ当該シート材を内バルーンとして設け、前記外バルーンを膨張させたとき内バルーンが外バルーンの内圧で前記針挿通穴からメインルーメンの内部側に膨出し、穿刺針の先端を当該膨出部内まで刺込むことができるように内バルーンを形成したことを特徴とする穿刺用バルーン付きガイドチューブである。
(2)本発明穿刺用バルーン付きガイドチューブでは、上記構成において、外バルーンと内バルーンを同素材で形成することが望ましいが、必ずしも同素材である必要はない。
(3)穿刺針挿通用の長穴のサイズとしては、10mm×20mm程度が望ましい。
(4)上記挿通穴に関しては、その穴を含む本体チューブの長さ方向に沿った線上に、前記穴の本体チューブの外周壁上での位置を識別するためのマーキングを設けることが好ましい。マーキングは本体チューブの手元側、又は、手元側から穴付近までのいずれのパターンで設けてもよい。
(5)さらに、前記本体チューブにおける長穴が設けられているメインルーメンの内面には、補強用パイプを設置する。補強用パイプは、前記外バルーンを膨張させたとき針挿通用の長穴が設けられた前記ルーメンの変形,潰れを防止するためである。
(6)外バルーンは、肉厚0.01〜1mm、引張強度8〜25MPa、100%モジュラス3〜6MPa、伸び300〜460%、バルーン内圧2.8〜75psiであり、内バルーンは前記外バルーンと同じ材料特性乃至当該外バルーンより膨張し易い材料特性である上記(1)〜(4)のいずれかに記載の穿刺用バルーンであり、
(7)上記本体チューブは、内視鏡からバルーン内を視認することが可能な透明性を備えている上記(1)〜(5)のいずれかに記載のガイドチューブであり、
(8)上記本体チューブにおける少なくとも先端側のバルーン取付部は、外バルーンの長手方向に対して当該バルーンの内側に配置するよう設置されている上記(1)〜(6)のいずれかに記載のガイドチューブであり、
(9)上記内視鏡挿入用ルーメンの後端部は、スリットもしくは穴を設けた膜状シール部材を付設している上記(1)〜(7)のいずれかに記載のガイドチューブである。
本発明穿刺用バルーン付きガイドチューブを用いることにより、穿刺針でバルーンを穿刺するときより深くその穿刺針を刺込むことができるので、様々な目的のための経皮的なルートを安全・確実に全ての管腔臓器(食道、胃、胆管、膵管、腸、尿管、膀胱等)へ作製する上で、きわめて好都合である。
次に、図面により本発明を具体的に説明する。
図1は従来の穿刺用バルーン付きガイドチューブ(以下、単に「ガイドチューブ」という)の側断面図、図2は図1のガイドチューブの使用方法を示す模式図、図3は本発明の一実施例とガイドチューブの側断面図、図4は本発明の一実施例となるガイドチューブの先端を拡大した側断面図、図5は図4の右側断面図、図6は図4の平断面図、図7は本発明の一実施例となるガイドチューブの膨張時に穿刺針を穿刺した状態を示す先端部を拡大した側断面図、図8は図7の右側断面図である。
まず、内視鏡挿入型の従来の穿刺用バルーン付きガイドチューブの一例について図1,図2により説明する。従来のガイドチューブは、図1に示すように、本体チューブ1、バルーン2、コネクター3、内視鏡挿入用の膜状シール部4、内視鏡挿入用のメインルーメン5、サブルーメン6、バルーン取付部7より構成されている。
図1の本体チューブ1は、薄肉チューブであって1つ以上の内腔を有し、内腔の1つはバルーン膨張用のサブルーメン6で、その内腔先端は閉塞されてバルーン内腔に開口する側孔6aを持つ。また、内視鏡挿入用のメインルーメン5は、患者の体格及び挿入箇所などを考慮し、使用する内視鏡20とほぼ同等の太さで適宜の長さに形成されている。更に、本体チューブ1は、通常の室温と体温で適度の柔軟性と弾性を有しており、その形成材料としては、通常、合成樹脂を用い、例えば軟質塩化ビニル樹脂やポリウレタン樹脂やシリコーンゴム等が使用されている。要は、内視鏡によりバルーン内が視認できる程度の透明性を有する材料であれば足りる。
次に、図1により説明した従来のガイドチューブの使用方法の一例として、経皮的に頸部から食道までの挿入ルートを確保する方法を図2により説明する。図2に示すように上部消化器用、気管支用、或いはその他の用途に用いる内視鏡20をガイドチューブの内視鏡挿入用のメインルーメン5に挿入し、ガイドチューブの先端から内視鏡20を出した状態で経口的に食道入口部を越した部位まで挿入する。次いで内視鏡20に沿わしてガイドチューブを挿入し、バルーン2が食道入口部23を越えた位置で予めシリンジ21等を接続したコネクター3より生理食塩水等を注入してバルーン2を膨張させ、更に穿刺部位を広く確保するために内視鏡20を後方に牽引し、体表より頸部に当てた超音波プローブでバルーン2の位置を確認する。
超音波プローブを強く押し当ててバルーン2に対して甲状腺、気管、動脈、静脈等が左右にずれる状態にし、その状態でバルーン2を目指して穿刺針22を刺入する。穿刺針22を刺した瞬間にもバルーン2は破裂、収縮せず、穿刺針22の先端が確実にバルーン2の内部にあることを内視鏡画像および超音波像で確認する。
上記の操作のあと、穿刺針22の末端からガイドワイヤー(図示せず)を必要量挿入し、穿刺針22を抜き去る。内視鏡20および穿刺用バルーン2を押し込みながらガイドワイヤーを胃側に方向付けながらバルーン2内から離脱させる。そしてシリンジ21によりバルーン2内の生理食塩水等を吸引してこのバルーン2を収縮させ、内視鏡20を食道上部まで引き戻し、内視鏡20によっても視認確認しながらガイドワイヤー末端からシース付きダイレーター(図示せず)を挿入して穿刺部位を拡張し、ダイレーターのみ抜き去ることによって食道内へのルートを確保する。このルート確保によって、この後、適宜のカテーテルを挿入している。
図1,図2により説明した従来のガイドチューブでは、穿刺針22によりバルーン2を穿刺したとき、当該針22の先端がバルーン2内のサブルーメン6や内視鏡挿入用ルーメン5の表面に当接すると、それ以上刺込めないため、穿刺深さが浅く、また限度があり、穿刺針22がバルーン2から外れることもないとはいえない。
そこで本発明では、内視鏡挿入用のメインルーメン5のバルーン2を外バルーンとし、当該外バルーン2の内部に位置する部位に、穿刺針22が悠に通る針挿通穴として、10×20mm程度の長穴10を形成し、この長穴10を気密に塞ぐことができる、膨張性のあるシート材を内バルーン9として設けた。この構成により、外バルーン2にサブルーメン6から液体が注入されて当該バルーン2が膨張すると、当該バルーン内の内圧により内バルーン9が長穴10からメインルーメン5の内側に膨出する(図7,図8参照)。この結果、前記外バルーン2を穿刺針22で穿刺したとき、当該穿刺針22の先端22aを、長穴10を通ってその穴10の内部側に膨出した内バルーン9の中まで刺込むことができる。ここで、前記外バルーン2は直ちに破裂することはなく、そのバルーン2内の液体を吸引することによって初めて外バルーン2が収縮するから、穿刺針22の先端22aが膨出した内バルーン9の内部にあることを内視鏡及び超音波で確認することができる。また、穿刺針22をより深く刺込むことができるので、針22が外バルーン2から抜けることが抑止され、また、外バルーン2が収縮するまで内腔を確保できる。
なお、本体チューブ1の先端は体内への挿入性を向上させるために面取り加工等が施されていることは言うまでもなく、また、チューブ先端は、図示しないが直角に切断したものではなく斜めに切断した形状とすることが挿入性向上のために望ましい。
次に、本発明の内視鏡挿入用のメインルーメン5を有するガイドチューブの具体例について、図3〜図7を参照して説明する。図3に例示するように、本発明のガイドチューブは、本体チューブ1、バルーン2、コネクター3、膜状シール部4、内視鏡挿入用のメインルーメン5、サブルーメン6、バルーン取付部7を備えている。この点は、図1に示した従来のガイドチューブと同様であるが、本発明では前記バルーン2を外バルーンと呼ぶ。
図3の本体チューブ1は、薄肉チューブにより形成され、その先端から後端まで貫通する内視鏡20を出し入れすることが可能な内径等の形態,性状をもって形成された内視鏡挿入用のメインルーメン5と、先端が閉塞され外バルーン2の内腔に開口した側孔6aを持ち、本体チューブ1の後端は前記コネクター3に連通してバルーン膨張用流体を前記バルーン2内腔に出し入れするサブルーメン6とを具備している。
なお、図3の本体チューブ1の先端に施す挿入性向上のための面取り加工や斜め切断加工などによる形状についても、先に説明した例と同様である。
上記の本体チューブ1は、使用する内視鏡が挿入可能な内径を確保しつつ極力外径を少なくする、つまり薄肉であることが望ましいが、折れ曲がりによる内腔が閉塞してしまわない程度に適度な寸法が設定される。このため本体チューブ1を複合チューブとし樹脂や金属のメッシュ等を埋設することも望ましい実施例の一つである。本体チューブ1の長さは、目的の部位に合わせて任意に設定される。また、本体チューブ1は通常の室温と体温で適度の柔軟性と弾性を有しており、その形成材料としては通常、合成樹脂の例えば軟質塩化ビニル樹脂やポリウレタン樹脂やシリコーンゴム等が好適に使用されるが、本発明ではこれらに限定されるものではない。
次に、本発明における本体チューブ1は、その外周、或は、内腔に潤滑性処理を施すことも望ましく、その処理の例としてはフッ素樹脂のコーティングやシリコーンオイルの材料への混練等のほかに様々なハイドロゲルのコーティングが実用的であり、ハイドロゲルは人体に対する毒性を考慮するとコラーゲン、ポリビニルピロリドン、ポリアクリルアミド等が好ましい。これらの本体チューブ1への固定は予め溶液にしたこれらのハイドロゲルをカテーテルにコーティングした後、グルタールアルデヒドにて架橋させる方法やこれらのハイドロゲルのモノマーをコーティング後重合開始剤によって架橋させる方法、光反応性架橋剤で変性したハイドロゲルの溶液を本体チューブ1にコーティングし光照射によって固定する方法等が利用できる。更に、本体チューブ1は内視鏡下にバルーン2の内部が視認可能な程度の透明性を有する材料であることが望ましい。
外バルーン2は、その挿入箇所によって長さ1〜20cm、膨張径5〜200mm、肉厚0.01〜1mmに形成される。例えば、経鼻的に挿入する場合、バルーン肉厚はできるだけ嵩張らないように、例えば、0.1〜0.3mm程度とし、食道用では長さ3〜10cm、膨張経30mm程度、胃用では長さ5〜20cm、膨張径200mm程度とする。
また、外バルーン2の形成材料としては、通常、合成樹脂で硬度JISA20〜80度、引張強度8〜25MPa、引裂強度20〜60kg/cm、100%モジュラス3〜6MPa、伸び300〜460%、バルーン内圧2.8〜75psiの物が選択され、例えば軟質塩化ビニル樹脂やポリウレタン樹脂やシリコーンゴム等が好適に使用されるが、これらに限定されるものではなく、ポリエチレン、ポリエステル、及び天然ゴムラテックス等でも良い。
なお、外バルーン2をシリコーンゴムや天然ゴム等を使用して形成する場合は、その弾性により穿刺針を刺した瞬間にその外バルーン2が破裂する可能性があるため、外バルーン2にナイロンメッシュ等を含浸や積層により形成したり、当該バルーン2の表面又は裏面或は多層に合成樹脂をコーティングし、穿刺針を刺した瞬間に破裂しないように工夫することもある。
一例として、経口的に食道へ挿入する場合の外バルーン2を軟質塩化ビニル樹脂で作製する場合は、硬度60度、引張強度16MPa、引裂強度45kg/cm、100%モジュラス4.5MPa、伸び400%程度の材料を選定し、バルーン肉厚0.1〜0.3mm程度で希望膨張径の2/3程度の外径に作製する。これにより、外バルーン2を希望膨張径まで膨張させた後、穿刺針を刺して内針を抜いたとき、瞬時に破裂することなく外バルーン2の内圧によってバルーン膨張用液体が針基から徐々に流れ出てくるような適度な内圧になる。外バルーン2の成形はブロー成形、ディップ成形、押出成形、圧縮成形等の成形手段により所望の形状に成形される。
また、外バルーン2の取付方法に関しては前述のごとく内視鏡先端からの突出長さを極力短くすることが望ましく、少なくとも本体チューブ1に対する先端側のバルーン取付部7はこの外バルーン2の内側に配置されるように折り返して取り付けることが望ましく、その取り付けには、接着,溶着等の手段が選択される。こうすることにより挿入周辺組織の損傷を低減することができる。
内視鏡挿入部位は、本体チューブ1の選択する材質により内視鏡20との挿入操作性を満足すれものであればよく、例えば本体チューブ1は穿刺針22の貫通防止として軟質塩化ビニル樹脂を選択し、内視鏡挿入部位は柔軟性のためにシリコーンゴムを選択するというように、異材質とすることも望ましい。
サブルーメン6は、外バルーン2とコネクター3とを気液流通的に結び、該バルーン2を膨張、収縮させるための液体を流通させるものであり、柔軟性と十分な強度があれば使用材料は特に限定されず、軟質塩化ビニル樹脂やポリウレタン樹脂やシリコーンゴム等が好適に使用される。
本発明では、本体チューブ1の先端側において、外バルーン2が取付けられている部位、具体的には外バルーン2に包まれた範囲内に、内視鏡挿入用のメインルーメン5に貫通するスリット状の長穴10を設け、この長穴10を膨張性のシート材で気密に塞ぐことにより、このシート材を内バルーン9とした。図示したシート材は、長穴10より大きい長方形状のものである。
本発明では、内バルーン9となるシート材に、本体チューブ1の全周を覆う円筒状シート材を用いることもできる。円筒状シート材を用いるときは、サブルーメン6の先端の側孔6aに通じる連通孔を設ける。内バルーン9となるシート材の材質,材料特性は、外バルーン2と同様であることが望ましいが、外バルーン2に比べ膨張し易い材料特性を持つ材質の内バルーン9でもよい。内バルーン9の材質は前記の例に限定されるものではない。
さらに本発明では、内バルーン9を設けた長穴10の位置が、本体チューブ1の円周方向で、どの位置(この位置は内視鏡挿入用のメインルーメン5の外周上での位置と同義である)にあるかを識別するため、本体チューブ1(又は、ルーメン5)の長さ方向における前記穴10を含む直線上に、マーキング11を施す。このマーキング11は本体チューブ1の手元側、又は、その手元側から長穴10の近傍までのいずれであってもよい(図6参照)。
上記の内バルーン9を設けた状態で、本体チューブ1の後端にコネクタ3を介して接続したシリンダ21により、外バルーン2を膨張させるための液体を当該バルーン2に注入すると、外バルーン2は外側に膨張する。このとき膨張する外バルーン2の内部の圧力が加わる内バルーン9は、長穴10から内視鏡挿入用のメインルーメン5の内部側に膨出する(図7参照)。
本発明では、前記ルーメン5の内バルーン9による内部側膨出部、つまり長穴10が本体チューブ1(又は、前記ルーメン5)の内周上のどこに位置しているかを識別するため、前記長穴10の本体チューブ1の長さ方向に沿った延長線上にマーキング11を施している。このマーキング11は本体チューブ1の手元側、又は、手元側から長穴10の付近までのいずれでもよい。
上記の操作によって、外バルーン2と内バルーン9が対面している外バルーン2の内部には、図7,図8に例示する態様で、穿刺針22の先端22aが内視鏡挿入用のメインルーメン5の内側にまで進入できる空間、つまり内バルーン9によるルーメン5内部側膨出部が形成される。
本発明では、外バルーン2の内部に位置している本体チューブ1に長穴10を形成し、その穴10を内バルーン9で塞いだ構成としたので、当該本体チューブ1の「円筒状断面」には長穴10による「切欠」が形成されたことになる。この「切欠」は、外バルーン2に液体が注入されてバルーン2が膨らみ、そのバルーン2の内圧が前記ルーメン5の全周に加わると、当該「切欠」による「切欠き効果」で本体チューブ1の断面が変形したり潰れたりするおそれがないとはえいない。
そこで本発明では、長穴10が形成された内視鏡挿入用のメインルーメン5の内面に、その面にぴったり嵌まる薄い金属製又は硬質の合成樹脂製の補強パイプ8を配設した構成を採り、上記の変形や潰れが生じないようにすることがある。ここで、前記パイプ8の内面は、メインルーメン5の内面と同面となるように配置したり、穿刺針22が貫通できないメッシュ地製のパイプ8であってもよい。
ここで、コネクター3は、外バルーン2の膨張用の液体注入が行えるようにシリンジと接続するため、ルアーテーパーである必要があるが、場合によっては栓部材(一方弁、二方活栓、三方活栓等)を使用したり、更に、コネクター末端がロック式になっているものを使用しても良い。コネクター3及び栓部材の材質は特に限定されないが、硬質塩化ビニル樹脂やポリカーボネート樹脂、ABS樹脂等の合成樹脂を使用すると良い。
次に、図3〜図8により説明した本発明のガイドチューブの使用方法の一例として、経皮的に頸部から食道までの挿入ルートを確保する方法を例にとって説明する。この方法は、図2によって先に説明した従来のガイドチューブ(図1)の場合と基本的に同じである。
図2に示すように、上部消化器用、気管支用、或いはその他の用途に用いる内視鏡20をガイドチューブの内視鏡挿入用のメインルーメン5に挿入し、ガイドチューブの先端から内視鏡20を出した状態で経口的に食道入口部を越した部位まで挿入する。次いで内視鏡20に沿わしてガイドチューブを挿入し、外バルーン2が食道入口部23を越えた位置で予めシリンジ21等を接続したコネクター3より生理食塩水等を注入して前記外バルーン2を膨張させる。ここで穿刺部位を広く確保するために内視鏡20を後方へ牽引し、体表より頸部に当てた超音波プローブで外バルーン2の位置を確認する。
さらに超音波プローブを強く押し当てて外バルーン2に対して甲状腺、気管、動脈、静脈等が左右にずれる状態にし、その状態で外バルーン2を目指して穿刺針22を刺入する。穿刺針22の刺入では、マーキング11を指標にして長穴10から針先22aが外れないように穿刺することができる。穿刺針22を刺した瞬間にもこの外バルーン2は破裂,収縮せず、穿刺針22の先端22aが確実に外バルーン2の内部にあることを内視鏡画像および超音波像で確認する。
このとき、本発明のガイドチューブでは、外バルーン2の外側への膨張と当該バルーン2内の長穴10に設けた内バルーン9の内側への膨出によって、穿刺針22が進入できる空間が、前記長穴10を通してメインルーメン5の内部にまで形成されているから、穿刺用針22を従来より深く刺し込んだ操作が可能である。そして、仮に内バルーン9に穿刺針22が刺さることがあっても当該バルーン9が一気には破れることはないから、内視鏡画像及び超音波画像がすぐに撮れなくなるおそれもない。
次いで、穿刺針22の末端からガイドワイヤー(図示せず)を必要量挿入し、穿刺針22を抜き去る。内視鏡20および外バルーン2を押し込みつつガイドワイヤーを胃側に方向付けながら外バルーン2内から離脱させる。そしてシリンジ21により外バルーン2内の生理食塩水等を吸引してこの外バルーン2を収縮させ、内視鏡20を食道上部まで引き戻し、内視鏡20によっても視認確認しながらガイドワイヤー末端からシース付きダイレーター(図示せず)を挿入して穿刺部位を拡張し、ダイレーターのみ抜き去ることによって食道内へのルートを確保する。これによって、この後、適宜カテーテルの挿入が可能となる。
本発明ガイドチューブが使用される部位及び方法は、経皮的に頸部から食道内へのアプローチのルートを作製する上記に説明した方法のほか、使用する内視鏡20、外バルーン2、内バルーン9、穿刺針22、その他ガイドワイヤー、ダイレーター、シースのサイズや材質を適宜変更,選択することにより、経皮的に全ての管腔臓器(食道、胃、胆管、膵管、腸、尿管、膀胱等)内にアプローチするための安全、確実なルート確保が可能である。
なお、本発明ガイドチューブの構成部材である本体チューブ1は前述したように内視鏡を出し入れするため、内視鏡挿入用のメインルーメン5がその先端から後端まで貫通しているが、処置の際に吸引等の内視鏡操作が必要な場合には先端側の陰圧度を確保するため、前記メインルーメン5の後端にスリットもしくは穴を設けた膜状シール部4を設置することがある。設置される穴又はスリットは内視鏡10よりも一回り小さな寸法に設定されており、その材質は例えば軟質塩化ビニル樹脂やポリウレタン樹脂やシリコーンゴム等の合成樹脂が好適に使用されるが、これらに限定されるものではない。
本発明は以上の通りであって、本発明ガイドチューブを用いることにより、様々な目的のための経皮的なルートを安全・確実に全ての管腔臓器(食道、胃、胆管、膵管、腸、尿管、膀胱等)へ作製することが可能となり、また、従来レントゲン装置を使用するため手術室等で多くの人手で行わなければならなかった手技が内視鏡と超音波プローブの組合わせにより2人でかつベッドサイドで行うことが可能となる。
特に本発明では、内バルーンを設けて従来の穿刺用バルーンに比べ大きな穿刺スペース(穿刺針の進入深さ)を確保できるようにしたので、上記のベッドサイドでの手枝を首尾よく行う上できわめて有用である。
従来のガイドチューブの側断面図。 図1のガイドチューブの使用方法を示す模式図。 本発明の一実施例となる穿刺用バルーン付きガイドチューブの側断面図。 本発明の一実施例となるガイドチューブの先端を拡大した側断面図。 図4の右側断面図。 図4の平断面図。 本発明の一実施例となるガイドチューブの膨張時に穿刺針を穿刺した状態を示す先端部を拡大した側断面図。 図7の右側断面図。
符号の説明
1 本体チューブ
2 外バルーン
3 コネクタ
4 膜状シール部
5 内視鏡挿入用のメインルーメン
6 サブルーメン
7 外バルーン2の取付部
8 補強パイプ
9 内バルーン
10 長穴
11 マーキング

Claims (9)

  1. 先端側表面にバルーンを備えた本体チューブであって、該チューブは後端から先端まで貫通する内視鏡挿入用のメインルーメンと前記バルーン内と気液流通するサブルーメンとを有し、前記メインルーメンの後端には内視鏡挿入部を、前記サブルーメンの後端には前記バルーンの膨張および収縮の操作用コネクターを各々に備えた穿刺用バルーン付きガイドチューブにおいて、前記先端側表面のバルーンを外バルーンとすると共に当該外バルーンの内部に位置した本体チューブの壁面に、穿刺針が悠に通る針挿通穴を形成し、該穴を膨張性を有するシート材によって気密に塞ぎ当該シート材を内バルーンとして設け、前記外バルーンを膨張させたとき内バルーンが外バルーンの内圧で前記針挿通穴からメインルーメンの内部側に膨出し、穿刺針の先端を当該膨出部内まで刺込むことができるように内バルーンを形成したことを特徴とする穿刺用バルーン付きガイドチューブ。
  2. 外バルーンと内バルーンを同素材で形成した請求項1に記載の穿刺用バルーン付きガイドチューブ。
  3. 針挿通穴は10mm×20mm程度の長穴に形成した請求項1又は2に記載の穿刺用バルーン付きガイドチューブ。
  4. 針挿通穴が設けられている部位のメインルーメンの内面には、補強用パイプを設置した請求項1〜3のいずれかに記載の穿刺用バルーン付きガイドチューブ。
  5. 本体チューブのメインルーメンの壁に設けた針挿通穴を含んで本体チューブの長さ方向に沿った線上に、前記穴のルーメン外周上での位置を識別するためのマーキングを設けた請求項1〜4のいずれかに記載の穿刺用バルーン付きガイドチューブ。
  6. 外バルーンの材料特性は、肉厚0.01〜1mm、引張強度8〜25MPa、100%モジュラス3〜6MPa、伸び300〜460%、バルーン内圧2.8〜75psiであり、内バルーンは前記外バルーンと同じ材料特性乃至当該外バルーンより膨張し易い材料特性である請求項1〜5のいずれかに記載の穿刺用バルーン付きガイドチューブ。
  7. 本体チューブは、内視鏡から外バルーン内を視認することが可能な透明性を備えている請求項1〜6のいずれかに記載の穿刺用バルーン付きガイドチューブ。
  8. 本体チューブにおける少なくとも先端側の外バルーン取付部は、外バルーンの長手方向に対して当該バルーンの内側に配置するよう設置されている請求項1〜7のいずれかに記載の穿刺用バルーン付きガイドチューブ。
  9. メインルーメンにおける後端の内視鏡挿入部は、スリットもしくは穴を設けた膜状シール部材を付設している請求項1〜8のいずれかに記載の穿刺用バルーン付きガイドチューブ。
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