JP5058065B2 - Dc/dcコンバータ装置、及び該装置搭載車両 - Google Patents

Dc/dcコンバータ装置、及び該装置搭載車両 Download PDF

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Description

この発明は、スイッチング周期に同期してスイッチング素子をオン・オフさせることでリアクトルがエネルギを蓄積・放出し、1次側電源の1次電圧を2次電圧に電圧変換するDC/DCコンバータ装置及び該装置搭載車両に関する。
従来から、車両走行用の電動機を、バッテリにより駆動する電気自動車用のDC/DCコンバータ装置が提案されている(特許文献1)。
この特許文献1に係る技術では、バッテリの電圧をDC/DCコンバータにより昇圧して電動機に印加するように構成されている。
また、バッテリと燃料電池とを併用して駆動するハイブリッド直流電源車両も提案されている(特許文献2)。
この特許文献2に開示されたハイブリッド直流電源車両では、燃料電池がインバータを介して電動機に接続されるとともに、バッテリがDC/DCコンバータを介して前記インバータと前記燃料電池に接続されるように構成されている。この特許文献2に係るDC/DCコンバータは、前記電動機の駆動時にバッテリ電圧を昇圧し前記インバータを通じて前記電動機を駆動するとともに、電動機の回生動作時には、前記インバータからDC/DCコンバータを通じて降圧しバッテリを充電する。
特開平10−127050号公報([0014]) 特開2007−159315号公報
ところで、バッテリの電圧をDC/DCコンバータを通じて昇圧し負荷を駆動するDC/DCコンバータ装置では、バッテリの保護のために、バッテリの入出力電流を許容値に制限する。この入出力電流の許容値の制限処理は、例えばDC/DCコンバータを構成するスイッチング素子のデューティを操作することで行われる。
しかしながら、この出願の発明者等は、DC/DCコンバータでは、1次側と2次側とが直結状態になる場合があり、この場合には、デューティを操作してバッテリ入出力電流を許容値に制限することができないという課題があることが分かった。そして、上記特許文献1、2には、直結状態に関する記載がない。
その上、前記スイッチング素子には、最小オン時間が存在するために、この最小オン時間より短いパルス幅を有する駆動信号により前記スイッチング素子を駆動しようとしている場合には、実際には、1次側と2次側とが直結状態になっているにもかかわらず、直結状態であると同定できない場合があるという課題も見出した。
この発明は、このような課題を考慮してなされたものであって、DC/DCコンバータの直結状態判定を合理的に行えるようにしたDC/DCコンバータ装置及び該装置搭載車両を提供することを目的とする。
この発明に係るDC/DCコンバータ装置は、以下の特徴(1)〜(7)を備える。
(1)スイッチング周期に同期してスイッチング素子をオン・オフさせることでリアクトルがエネルギを蓄積・放出し、1次側電源の1次電圧を2次電圧に電圧変換するDC/DCコンバータと、スイッチング電流を検出する電流センサと、検出された前記スイッチング電流の最大値と最小値との差が閾値以内の値となったとき、前記DC/DCコンバータが前記電圧変換を行わない直結状態であると判定する直結状態判定器と、を備えることを特徴とする。
この発明によれば、検出したスイッチング電流の最大値と最小値との差が閾値以内の値となったとき、直結状態であると判定するようにしているので、スイッチング素子が確実にスイッチングしている状態で直結状態を判定することができる。なお、スイッチング電流の検出は、スイッチング周期毎、複数スイッチング周期毎、あるいは1スイッチング周期を上回る所定時間毎に検出することができる。
(2)上記の特徴(1)を備える発明において、前記電流センサは、前記リアクトルに流れる前記スイッチング電流を検出することを特徴とする。スイッチング時にリアクトルに流れる電流は脈流であるので、スイッチング電流の最大値と最小値を検出することができる。
(3)上記の特徴(1)を備える発明において、前記電流センサは、前記スイッチング素子の前記2次電圧側に流れる前記スイッチング電流を検出することを特徴とする。スイッチング素子の2次電圧側に流れる電流も、三角波の一種であるのこぎり波パルス状であるので、スイッチング電流の最大値、最小値を検出し易い波形である。
(4)上記の特徴(1)〜(3)のいずれかを備える発明において、前記DC/DCコンバータの1次側及び2次側には、それぞれ前記1次電圧及び前記2次電圧を平滑する平滑コンデンサが接続され、前記電流センサは、前記両平滑コンデンサの内側に存在する前記DC/DCコンバータの前記スイッチング電流を検出する位置に挿入配置されることを特徴とする。平滑コンデンサの外側では、スイッチング電流も平滑されるため、スイッチング電流の最大値と最小値を検出することが難しいが、平滑コンデンサの内側では、平滑されていないので、スイッチング電流の最大値と最小値を正確に検出することができる。
(5)上記の特徴(1)〜(4)のいずれかを備える発明において、前記直結状態判定器が前記DC/DCコンバータが前記直結状態であると判定したとき、前記DC/DCコンバータに接続される前記1次側電源の過電力を制限する保護器をさらに備えることを特徴とする。これにより、1次側電源を保護する。
(6)上記の特徴(1)〜(5)のいずれかを備える発明において、前記1次側電源として、蓄電装置を用いることができる。
(7)上記の特徴(1)〜(5)のいずれかを備える発明において、前記1次側電源として、燃料電池を用いることができる。
(8)上記の特徴(6)のDC/DCコンバータ装置の前記2次電圧の発生端子間に駆動回路を介してモータが接続されたことを特徴する電気自動車もこの発明に含まれる。
(9)上記の特徴(6)のDC/DCコンバータ装置の前記2次電圧の発生端子間に燃料電池が接続されるとともに、駆動回路を介してモータが接続された燃料電池車両もこの発明に含まれる。
(10)上記の特徴(6)のDC/DCコンバータ装置の前記2次電圧の発生端子間に、前記燃料電池が直接又は第2のDC/DCコンバータを介して接続されるとともに、インバータ駆動のモータが接続された燃料電池車両もこの発明に含まれる。
なお、上記した各発明は、方法発明としても実施することができる。
この発明によれば、スイッチング電流の最大値と最小値との差が閾値以内の値となったとき、直結状態であると判定するようにしているので、スイッチング素子が確実にスイッチングしている状態で直結状態を判定することができる。よって、直結状態を合理的に判定することができる。
直結状態の判定(同定)結果に応じて、直結状態に対応した適切な電源装置の保護制御を行うことができる。
以下、この発明の一実施形態について図面を参照して説明する。
図1に示すこの実施形態に係る電気自動車120は、基本的には、エネルギストレージである蓄電装置(バッテリという。第1電力装置)24と、この蓄電装置24からの電流(電力)が駆動回路であるインバータ34を通じて供給される負荷としての走行用のモータ26と、バッテリ24が接続される1次側1Sとモータ26(インバータ34)が接続される2次側2Sとの間で昇降圧の電圧変換を行うDC/DCコンバータ装置{VCU(Voltage Control Unit)という。}23とから構成される。
VCU23は、DC/DCコンバータ36と、これを構成するスイッチング素子を駆動制御する制御部(制御装置)としてのコンバータ制御部54とから構成される。
モータ26の回転は、減速機12、シャフト14を通じて車輪16に伝達され、車輪16を回転させる。
インバータ34は、直流/交流変換を行い、モータ電流Imをモータ26に供給する一方、回生動作に伴う交流/直流変換後のモータ電流Imを2次側2SからDC/DCコンバータ36を通じて1次側1Sに供給する。
この場合、回生電圧である2次電圧V2がDC/DCコンバータ36により低電圧に変換された1次電圧V1によりバッテリ24に1次電流I1が充電電流として供給される。
1次側1Sに接続されるバッテリ24は、例えばリチウムイオン2次電池又はキャパシタを利用することができる。この実施形態ではリチウムイオン2次電池を利用している。
バッテリ24は、DC/DCコンバータ36を通じてインバータ34にモータ電流Imを供給するために、放電電流としての1次電流I1を流し出す。
1次側1S及び2次側2Sには、それぞれ平滑用のコンデンサ38、39が設けられている。
インバータ34とモータ26を含むシステムはインバータ駆動部を含むモータ制御部52により制御され、DC/DCコンバータ36を含むシステムはコンバータ駆動部を含むコンバータ制御部54により、それぞれ基本的に制御される。
そして、これらモータ制御部52とコンバータ制御部54は、相互に通信する。
モータ制御部52及びコンバータ制御部54は、それぞれCPU、ROM、RAM、タイマの他、A/D変換器、D/A変換器等の入出力インタフェース、並びに、必要に応じてDSP(Digital Signal Processor)等を有している。
モータ制御部52及びコンバータ制御部54は、各種スイッチ及び各種センサ等からの入出力情報を共有し、これら各種スイッチ及び各種センサからの入出力情報を入力として各CPUが各ROMに格納されたプログラムを実行することにより各種機能を実現する。
ここで、各種スイッチ及び各種センサとしては、1次電圧V1(バッテリ電圧Vbatに等しい。)を検出する電圧センサ61(電圧検出器)、バッテリ電流Ib(放電電流又は充電電流)である1次電流I1を検出する電流センサ62(電流検出器)、2次電圧V2を検出する電圧センサ63(電圧検出器)、及び2次電流I2を検出する電流センサ64(電流検出器)の他、図示しないイグニッションスイッチ、アクセルセンサ(スロットル開度センサ)、ブレーキセンサ、並びに車速センサ等がある。
電流センサ62、64は、両平滑コンデンサ38、39の内側に存在配置されるDC/DCコンバータ36に流れるスイッチング電流である1次電流I1及び2次電流I2の脈流波形のピーク(最大値)とボトム(最小値)を正確に検出するために、両平滑コンデンサ38、39の内側(DC/DCコンバータ36側)にそれぞれ配置される。
DC/DCコンバータ36は、バッテリ24とインバータ34との間に接続される上アーム素子(上アームスイッチング素子81とダイオード83)と下アーム素子(下アームスイッチング素子82とダイオード84)とからなる相アームUA(単相アーム)と、リアクトル90とから構成される。単相アームではなく、2相、3相等、複数の相アームから構成することもできる。
スイッチング素子(上アームスイッチング素子81と下アームスイッチング素子82)は、それぞれ例えばMOSFET又はIGBT等で構成される。
DC/DCコンバータ36により1次電圧V1と2次電圧V2との間で電圧を変換する際に、エネルギを放出及び蓄積する1個の上記リアクトル90が、相アームUAの中点とバッテリ24の正極との間に挿入されている。
上アームスイッチング素子81は、コンバータ制御部54から出力されるゲート駆動信号(駆動電圧)UHのハイレベルによりオンにされ、下アームスイッチング素子82は、ゲート駆動信号(駆動電圧)ULのハイレベルによりそれぞれオンにされる。
DC/DCコンバータ36は、以下に説明するように、昇圧動作又は降圧動作を行う。
図2及び図3は、それぞれ、昇圧動作(力行時、アシスト時、バッテリ24の放電時)及び降圧動作(回生時、バッテリ24の充電時)の説明に供される模式的回路図である。
図4及び図5は、それぞれ、昇圧動作及び降圧動作の説明に供される波形図である。
DC/DCコンバータ36の2次側2Sからインバータ34側へ2次電流I2を流し込む昇圧動作、換言すればバッテリ24側(1次側1S)からモータ26側(2次側2S)にモータ電流Imが通流する昇圧動作では、図2、図4に示すように、コンバータ制御部54は、例えば、時点t13で下アームスイッチング素子82をオンする。時点t13〜t14の間で、バッテリ24から放電される1次電流I1によりリアクトル90にエネルギを蓄積すると同時に、コンデンサ39から2次電流I2をインバータ34へ流す。
次に、時点t14で下アームスイッチング素子82をオフする。そうすると、時点t14からリアクトル90に蓄積されたエネルギが、1次電流I1(放電電流)としてダイオード83を通じて流れコンデンサ39にエネルギを蓄積するとともに、2次電流I2としてインバータ34へ流れ込む。
時点t17から上述した時点t13以降の動作を繰り返す。この図4例では、デッドタイムdtを挟んで下アームスイッチング素子82と上アームスイッチング素子81とが交互に周期2π(例えば、50[μS])の中で1回ずつスイッチング、いわゆる同期スイッチングがされるが、昇圧時には、上アームスイッチング素子81はオンしない。下アームスイッチング素子82の駆動デューティ(オンデューティ)が、出力電圧V2が目標電圧に保持されるように決定される。
このように昇圧動作時には、下アームスイッチング素子82がリアクトル90に流れる電流(リアクトル電流)を制御して2次電圧V2が制御される。
また、DC/DCコンバータ36の2次側2Sから1次側1Sのバッテリ24に電流(充電電流)を流し込む降圧動作では、図3、図5に示すように、時点t1で上アームスイッチング素子81uをオンすると、リアクトル90に、インバータ34の回生電流による2次電流I2やコンデンサ39から出力される電流によりエネルギを蓄積するとともに、コンデンサ38を充電し、かつバッテリ24に充電電流を供給する。
時点t2において上アームスイッチング素子81がオフにされると、リアクトル90に蓄積されたエネルギが、バッテリ24、ダイオード84のループを通じてバッテリ24に充電電流として供給されるとともに、コンデンサ38に充電された電荷がバッテリ24に充電電流の一部として供給される(コンデンサ38は放電する)。
この降圧動作における上アームスイッチング素子81及び下アームスイッチング素子82uのオンデューティも、例えば、出力電圧V2が目標電圧に保持されるように決定される。
このように降圧動作時には、上アームスイッチング素子81がリアクトル90に流れる電流(リアクトル電流)を制御して2次電圧V2が制御される。
図4及び図5において、リアクトル90に流れる1次電流I1の符号は、1次側1Sから2次側2Sへ放電電流として流れる昇圧時電流(DC/DCコンバータ36の2次側2Sからインバータ34へ流れ出す電流)を正(+)、2次側2Sから1次側1Sへ充電電流として流れる降圧時電流(燃料電池22又はインバータ34から2次側2Sへ流れ込む電流)を負(−)に取っている。
また、図4及び図5において、コンバータ制御部54から出力される駆動信号UH、ULの波形中、ハッチングを付けた期間は、駆動信号UH、ULが供給されている上下アームスイッチング素子81、82が実際にオンしている(電流が流れている)期間を示している。
以上が、コンバータ制御部54により駆動制御されるDC/DCコンバータ36の基本動作の説明である。
ここで、DC/DCコンバータ36の直結状態をバッテリ24の保護の観点を交えて説明する。
昇圧動作時の直結状態とは、スイッチング素子81、82及びダイオード83、84中、ダイオード83のみが連続的にオン状態となり、他のスイッチング素子81、82及びダイオード84は、全てOFF状態となっている状態であり、バッテリ24からモータ26側へ電流(I1=I2)が連続的に流れる状態をいう。この状態においては、DC/DCコンバータ36のデューティ制御では、電流値を制御することができない。バッテリ24から流れ出る電流を制限することができない結果、バッテリ24を保護できなくなるおそれがある。
同様に、降圧動作時の直結状態とは、スイッチング素子81、82及びダイオード83、84中、スイッチング素子81のみが連続的にオン状態となり、他のスイッチング素子82及びダイオード83、84は、全てOFF状態となっている状態であり、モータ26側からバッテリ24へ電流(I2=I1)が連続的に流れる状態をいう。この状態においては、DC/DCコンバータ36のデューティ制御では、電流値を制御することができないため、バッテリ24に流れ込む電流を制限することができない。バッテリ24に流れ込む電流を制限することができない結果、バッテリ24を保護できなくなるおそれがある。
この場合、現実に直結状態になる直前に、バッテリ24から、例えばモータ26へ供給する電流を制限する、あるいはモータ26からバッテリ24を充電する電流を制限するような構成とすれば、バッテリ24を保護することができると理解できる。
そこで、現実に直結状態になる直前の状態を検出できることが好ましい。この場合において、スイッチング素子81、82の最小オン時間を考慮する必要がある。スイッチング素子81、82のオン時間が最小オン時間より短い時間になるとスイッチング素子81、82はオン状態にならないので、駆動信号UL、UHのオン時間がスイッチング素子81、82の最小オン時間と一致した時点で現実に直結状態となってしまう。
よって、スイッチング素子81、82の最小オン時間より僅かに長い直前の時間で、実際には直結状態にはなってはいないが、直結状態であると判定(同定)するように構成する。そして、直結状態であると判定(同定)した場合には、バッテリ24の保護制御を開始させる。
以下に説明する直結状態の判定動作では、降圧動作においても、昇圧動作においても同様に考えることができることから重複記載の繁雑さを回避し、かつ直感的な理解が得やすいことから昇圧動作を例として、DC/DCコンバータ装置23の1次電圧V1と2次電圧V2の直結状態(直結直前の状態)の判定方法(同定方法、みなし方法)について説明する。
まず、直結状態の判定方法の原理について説明する。
周知のように、昇圧動作において、デッドタイムdtを無視すれば下アームスイッチング素子82のオンデューティ(オン時間/2π)は、(1−V1/V2)で決定され、降圧動作において、デッドタイムdtを無視すれば上アームスイッチング素子81のオンデューティは、(V1/V2)で決定される。
上述したように、昇圧動作時におけるスイッチング素子81のオンデューティは、(1−V1/V2)であるので、直結状態(V1=V2)に近くなると、オンデューティは、0に近づくことが分かる。
すなわち、図6Aに示すように、スイッチング素子81のゲート駆動信号UHのオン時間(パルス幅)は、図中、右側の直結状態に近づくに従い短くなる。
これに応じて、図6Cに示すように、右端の直結状態に近づくに従い2次電圧V2は、1次電圧V1に徐々に近づいていく。
ここで、リアクトル90に流れる電流である1次電流I1は、図6Bに示すように、ゲート駆動信号ULのオン時間にエネルギを蓄積し、ゲート駆動信号ULのオフ時間にエネルギを放出するので、三角波状の波形となる。すなわち、直結状態(ダイオード83連続オン状態)ではなく、スイッチング時には、スイッチング周期2πの中で、リアクトル90に流れる脈流の1次電流I1には、例えば時点104に示すスイッチング電流最大値I1smaxと時点t103に示すスイッチング電流最小値I1sminとが存在する。
そこで、ゲート駆動信号ULのオン時間が、スイッチング素子82の最小オン時間より長い時間で、なるべく最小オン時間近傍の時間であるときのスイッチング電流最大値I1smaxとスイッチング電流最小値I1sminとの差が、(1)式に示すように、予め定めた閾値Ith以下の値となったときに直結状態であると判定する(同定する、みなす)こととすれば、スイッチング素子82が必ずスイッチングしている状態において、直結状態であると判定することができる。
直結状態; I1smax−I1smin≦Ith (1)
図6A〜図6C例では、時点t102以降で実際の直結状態となるが、例えば時点t101で直結状態と判定している。
直結状態と判定した時点t101の次の周期では、例えば、DC/DCコンバータ装置23の目標電圧を2次電圧V2とする制御から、目標電流を1次電流I1とするフィードバック制御に変更することにより、コンバータ制御部54は、保護器として動作し、バッテリ24からの過大な電流の流れ出し(取り出し)を防止することができる。
なお、直結状態の判定は、1次電流I1ではなく、図6Dに示すように、2次電流I2のスイッチング電流最大値I2smax(例えば、時点t104)とスイッチング電流最小値I2smin(時点t103)との差が、(2)式に示すように、予め定めた閾値Ith以下の値となったときに、直結状態であると判定する(同定する、みなす)こともできる。
直結状態; I2smax−I2smin≦Ith …(2)
以上の説明が直結状態判定方法の説明である。
次に、直結状態判定方法の実際の適用例について図7、図のフローチャートを利用して説明する。
ステップS1において、コンバータ制御部54は、所定時間、例えば5[μs]毎にタイマ割込をかける。
タイマ割込毎のステップS2において、電流センサ62により1次電流I1を読み込み、メモリに格納する。
ステップS3において、タイマ割込回数、換言すれば1次電流I1の読込回数Nが所定回数、例えば10回になったかどうかが判定され、10回(N=10)になったとき(上記5[μs]の10倍の50[μs]になったとき)、ステップS4にて、メモリに格納されている連続10回の1次電流I1の値からスイッチング電流最大値I1maxとスイッチング電流最小値I1minとを検索し、ステップS5において、(3)式によりその差ΔI1を求める。
ΔI1=I1smax−I1smin …(3)
なお、所定回数N=10は、タイマ割込の所定時間(サンプリング時間)と、1スイッチング周期2πに対応する時間(この実施形態では、上述したように約50[μs])との関係で設定される。スイッチング電流最大値I1maxとスイッチング電流最小値I1minが少なくとも1回ずつ含まれる時間以上となるように所定回数Nが設定される。タイマ割込の所定時間が5[μs]である場合、スイッチング周期2πの50[μs]に対応する10回以上から20回程度までの回数が好ましい。
次いで、ステップS6において、図8のフローチャートに従う直結判定を行う。
まず、ステップS6aにおいて、直結状態フラグFdがゼロ(Fd=0:直結状態ではない。)であるかどうかが判定され、直結状態フラグFdがゼロとなっている非直結状態(通常状態)である場合には、ステップS6bにおいて、(4)式により差ΔI1が閾値Ithlow以下であるかどうかが判定される。
ΔI1=I1smax−I1smin≦Ithlow …(4)
この閾値Ithlowは、例えばIthlow=0.5[A]に設定される。なお、(4)式は、(1)式と等価な式である。
ステップS6bの判定が成立したときには、ステップS6cにおいて、直結状態であると判定し、直結状態フラグFdを1(Fd=1:直結状態)にする。
一方、ステップS6bの判定が成立しないときには、ステップS1にもどる。
ステップ6aにおいて、直結状態フラグFdが1(Fd=1)であった場合、ステップS6dにおいて、(5)式により差ΔI1が閾値Ithhigh以上であるかどうかにより直結状態が解消したかどうかを判定する。
ΔI1=I1smax−I1smin≧Ithhigh …(5)
この閾値Ithhighは、例えばIthhigh=2[A]に設定される。
(5)式が成立して直結状態が解消している場合、ステップS6eにおいて、直結状態フラグFdを0とする(Fd←0)。ステップS6Dの判定において、直結状態が解消していない場合には、ステップS1にもどる。このように、直結状態を判定する閾値Ithlowと、直結状態の解消を判定する閾値Ithhighとにヒステリシスを持たせることで制御を安定化させている。
以上説明したように上述した実施形態によれば、直結状態判定器として機能するコンバータ制御部54は、スイッチング周期2πに同期してスイッチング素子81、82をオン・オフさせることでリアクトル90がエネルギを蓄積・放出し1次側電源の1次電圧V1を2次電圧V2に電圧変換するDC/DCコンバータ36と、所定時間毎にスイッチング電流である1次電流I1(又はI2)を検出する電流センサ62(又は64)と、検出された1次電流I1(又はI2)の最大値であるスイッチング電流最大値I1smax(又はI2smax)とスイッチング電流最小値I1smin(又はI2smin)との差ΔI1(又はΔI2)が閾値Ith以内の値となったとき、DC/DCコンバータ36が電圧変換を行わない直結状態であると判定する。
すなわち、スイッチング周期2π以上の所定時間毎に検出した1次電流I1(又はI2)のスイッチング電流最大値I1smax(又はI2smax)とスイッチング電流最小値I1smin(又はI2smin)との差がΔI1(又はΔI2)が閾値I1th(又はI2th)以内の値となったとき、現実には(実際には)直結状態となっていない直前の状態において、DC/DCコンバータ36の1次電圧V1側と2次電圧V2側とが直結状態であると判定(同定)するようにしているので、スイッチング素子81(又は82)が確実にスイッチングしているデューティ制御が可能な状態を直結状態と判定することができる。このようにして、DC/DCコンバータ36の1次側1Sと2次側2Sとの直結状態判定を合理的に行うことができる。
しかも、同一の電流センサ(電流センサ62又は電流センサ64のいずれか)で検出した電流値差(振幅)ΔI1(又はΔI2)により判定しているので、電流センサ62(又は64)の絶対的な検出精度をキャンセル(相殺)することができ(誤差分が同一なので相殺される。)、より正確に直結状態と判定することができる。
ここで、1次側1Sの電流センサ62は、リアクトル90に流れるスイッチング電流である1次電流I1を検出するように構成している。スイッチング時にリアクトル90に流れる電流は脈流であるので、1次電流I1のスイッチング電流最大値I1maxとスイッチング電流最小値I1minを高感度に検出することができる。
直結状態を判定する電流センサとして1次側1Sの電流センサ62に代替して、スイッチング素子81の2次電圧V2側に流れるスイッチング電流である2次電流I2を検出する2次側2Sの電流センサ64を使用することができる。両方使用してもよい。
電流センサ62、64は、両平滑コンデンサ38、39の内側に存在するDC/DCコンバータ36のスイッチング電流である1次電流I1又は2次電流I2を検出する位置に挿入配置する。平滑コンデンサ38、39の外側では、スイッチング電流である1次電流I1及び2次電流I2も平滑されるため、1次電流I1(又は2次電流I2)のスイッチング電流最大値I1smax(I2smax)とスイッチング電流最小値I1smin(I2smin)を検出することが難しいが(振幅が小さくなるが)、平滑コンデンサ38、39の内側では、平滑されていないので、大きな振幅で測定でき1次電流I1(又は2次電流I2)のスイッチング電流最大値I1max(又はI2max)とスイッチング電流最小値I1smin(又はI2smin)を正確に検出することができる。
なお、この実施形態において、コンバータ制御部54は、直結状態と判定したとき、DC/DCコンバータ36に接続されるバッテリ24の過電流出力(過電力)を制限するように機能する保護器として動作するので、バッテリ24を過充電又は過放電から保護することができる。
この場合、保護器の機能としては、例えば、モータ制御部52を通じてモータ26の負荷を小さくし、モータ26に供給されるモータ電流Imを制限する。あるいは、コンバータ制御部54により1次電流I1をフィードバック制御して、1次電流I1を所定電流以内に抑制する等の処置を採用することができる。
なお、上述した実施形態では、電気自動車120に適用された昇降圧可能なDC/DCコンバータ装置23についての直結状態の判定を例として説明しているが、これに限らず、図9に示す昇圧型単機能のDC/DCコンバータ装置23A、又は図10に示す降圧型単機能のDC/DCコンバータ装置23Bにも同様に適用することができる。
なお、図9以降に示す他の実施形態において、上記図1〜図8に示したものと同一のものあるいは対応するものには同一の符号又は同一の符号にアルファベットを付け、その詳細な説明は省略する。
また、この発明は、図11に示すハイブリッド直流電源システム10が適用された燃料電池車両20にも適用することもできる。
図11の燃料電池車両20において、ハイブリッド直流電源システム10は、蓄電装置24と、蓄電装置24(第1直流電源装置)のバッテリ電圧Vbatより高い電圧である発電電圧Vfを発生する発電装置としての燃料電池22(第2直流電源装置)と、バッテリ24と燃料電池22との間に配置され電圧変換するDC/DCコンバータ36と、バッテリ24と燃料電池22との間での前記電圧変換を制御するコンバータ制御部54とから構成される。ここで、コンバータ制御部54とDC/DCコンバータ36は、DC/DCコンバータ装置(VCU)23を構成する。
一方、燃料電池車両20は、前記のハイブリッド直流電源システム10と、このハイブリッド直流電源システム10からモータ電流Im(電力)がインバータ34を通じて供給される負荷としての走行用のモータ26(電動機)と、から構成される。
この場合、回生電圧又は発電電圧Vfである2次電圧V2がDC/DCコンバータ36により低電圧に変換された1次電圧V1は、バッテリ24を充電する。
燃料電池22を含むシステムはFC制御部50により制御され、インバータ34とモータ26を含むシステムはインバータ駆動部を含むモータ制御部52により制御され、DC/DCコンバータ36を含むシステムはコンバータ駆動部を含むコンバータ制御部54により、それぞれ基本的に制御される。そして、通信線70により相互に接続される。
このように構成される燃料電池車両20Aにおいても、現実に(実際に)直結状態になる前に直結状態と判定することができる。
さらに、この発明は、図12に示す燃料電池22のみによりモータ26を駆動する燃料電池車両20Aにも適用することができる。
図12において、燃料電池車両20Aは、昇圧型のDC/DCコンバータ36Aを通じてモータ26を駆動する。このように構成される燃料電池単一電源型の燃料電池車両20Aにおいても、現実に直結状態になる前に直結状態と判定することができる。
この発明の一実施形態に係る電気自動車の回路図である。 DC/DCコンバータの昇圧動作の説明図である。 DC/DCコンバータの降圧動作の説明図である。 昇圧動作の説明に供される波形図である。 降圧動作の説明に供される波形図である。 図6Aは、ゲート駆動信号の波形図、図6Bは、リアクトルに流れるスイッチング電流の波形図、図6Cは、1次電圧と2次電圧の波形図、図6Dは、スイッチング素子に流れるスイッチング電流の波形図である。 直結判定における電流最大値と電流最小値の検出動作に供されるフローチャートである。 直結状態の判定方法の説明に供されるフローチャートである。 昇圧型DC/DCコンバータ装置の回路図である。 降圧型DC/DCコンバータ装置の回路図である。 ハイブリッド直流電源システムが適用された燃料電池車両の回路図である。 燃料電池単一電源型の燃料電池車両の回路図である。
符号の説明
10…ハイブリッド直流電源システム 20、20A…燃料電池車両
22…燃料電池
23、23A、23B…DC/DCコンバータ装置(VCU)
24…蓄電装置(バッテリ) 26…モータ
36、36A…DC/DCコンバータ 54…コンバータ制御部
120…電気自動車

Claims (10)

  1. スイッチング周期に同期してスイッチング素子をオン・オフさせることでリアクトルがエネルギを蓄積・放出し、1次側電源の1次電圧を2次電圧に電圧変換するDC/DCコンバータと、
    スイッチング電流を検出する電流センサと、
    検出された前記スイッチング電流の最大値と最小値との差が閾値以内の値となったとき、前記DC/DCコンバータが前記電圧変換を行わない直結状態であると判定する直結状態判定器と、
    を備えることを特徴とするDC/DCコンバータ装置。
  2. 請求項1記載のDC/DCコンバータ装置において、
    前記電流センサは、前記リアクトルに流れる前記スイッチング電流を検出する
    ことを特徴とするDC/DCコンバータ装置。
  3. 請求項1記載のDC/DCコンバータ装置において、
    前記電流センサは、前記スイッチング素子の2次電圧側に流れる前記スイッチング電流を検出することを特徴とするDC/DCコンバータ装置。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載のDC/DCコンバータ装置において、
    前記DC/DCコンバータの1次側及び2次側には、それぞれ前記1次電圧及び前記2次電圧を平滑する平滑コンデンサが接続され、
    前記電流センサは、前記両平滑コンデンサの内側に存在する前記DC/DCコンバータの前記スイッチング電流を検出する位置に挿入配置される
    ことを特徴とするDC/DCコンバータ装置。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載のDC/DCコンバータ装置において、
    前記直結状態判定器が前記DC/DCコンバータが前記直結状態であると判定したとき、前記DC/DCコンバータに接続される前記1次側電源の過電力を制限する保護器をさらに備える
    ことを特徴とするDC/DCコンバータ装置。
  6. 請求項1〜5のいずれか1項に記載のDC/DCコンバータ装置において、
    前記1次側電源が蓄電装置とされた
    ことを特徴とするDC/DCコンバータ装置。
  7. 請求項1〜5のいずれか1項に記載のDC/DCコンバータ装置において、
    前記1次側電源が燃料電池とされた
    ことを特徴とするDC/DCコンバータ装置。
  8. 請求項6記載のDC/DCコンバータ装置の前記2次電圧の発生端子間に駆動回路を介してモータが接続された
    ことを特徴とする電気自動車。
  9. 請求項6記載のDC/DCコンバータ装置の前記2次電圧の発生端子間に燃料電池が接続されるとともに、駆動回路を介してモータが接続された
    ことを特徴とする燃料電池車両。
  10. 請求項6記載のDC/DCコンバータ装置の前記2次電圧の発生端子間に、前記燃料電池が直接又は第2のDC/DCコンバータを介して接続されるとともに、駆動回路を介してモータが接続された
    ことを特徴とする燃料電池車両。
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