JP5057454B2 - 長尺材の切断装置 - Google Patents

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Description

本発明は、長尺材の押出成形装置などにおいて、連続的に送り出されてくる長尺材を、次々と切断して所定長さの長尺品を次々と成形する長尺材の切断装置に関するものである。
上記長尺材の切断装置には、従来、下記特許文献1に示されるものがある。この公報のものによれば、長尺材である樹脂製チューブを成形するための押出成形装置が設けられている。また、この押出成形装置から押し出され、連続的に送り出される長尺材を次々と切断して所定長さの長尺品を次々と成形するカッター刃が設けられている。このカッター刃は上記長手方向に平行な軸心回りに所定タイミングで回転駆動して、上記長尺材をその長手方向への直交方向で次々と切断するものとされている。
上記長尺材が医療用のカテーテルである場合には、一般的に、この長尺材の直径は0.4〜10mmである。また、上記長尺材の移動速度はほぼ一定であって、5〜20m/minの範囲にあり、この長尺材に対し上記直交方向にカッター刃が0.003〜0.05sec/回の回転速度で横切ることにより、上記切断が行われる。
特開平8−118290号公報
ところで、上記したように長尺材の切断時には、この長尺材がその長手方向に移動している状態で、カッター刃が上記長尺材を上記直交方向に横切ることにより、切断が行われる。このため、第1に、この切断の瞬間において、上記カッター刃は極めて短時間ではあるが、上記長尺材の長手方向への移動を阻止する。そして、この際には、上記カッター刃から長尺材の切断面に対しこの長尺材の長手方向に向かう圧縮力が与えられ、この長尺材はその径寸法が大きくなるよう変形しがちとなる。そして、これは上記長尺材の寸法精度を低下させるものであって好ましくない。
また、第2に、上記切断の瞬間においても、長尺材はその長手方向に移動している。このため、上記直交方向に回転するカッター刃による長尺材の切断面は、上記直交方向に対しわずかではあるが、傾斜することとなり、これも長尺品の寸法精度を低下させるものであって、好ましくない。
本発明は、上記のような事情に注目してなされたもので、本発明の目的は、連続的に送り出されてくる長尺材を次々と切断して所定寸法の長尺品を次々と成形する場合に、この長尺品の寸法精度を向上させるようにすることである。
請求項1の発明は、長尺材2をその長手方向の前方に向かって連続的に送り出す送出装置7を備え、上記送り出される長尺材2を次々と切断して所定長さの長尺品5を成形する長尺材の切断装置において、
前方に向かい往、復移動A,B可能に設けられる可動台18と、この可動台18に支持され、上記長尺材2の長手方向の一部19を挟持C、挟持解除可能とするチャック装置20と、上記可動台18に支持されると共に上記チャック装置20の後方近傍に配置され、上記長尺材2を切断する切断機21と、上記可動台18を前方に向かって付勢可能とする空気圧シリンダ23とを備え、
上記長尺材2の長手方向の一部19を上記チャック装置20が挟持Cした状態で、上記送出装置7から上記長尺材2の一部19に至るまでの長尺材2の部分29にたるみが生じないよう上記空気圧シリンダ23が上記可動台18を前方に向かって付勢してこの可動台18を上記長尺材2と同じ速度で往移動Aさせ、この可動台18の往移動A中に、上記長尺材2の部分29を上記切断機21により切断するようにしたことを特徴とする長尺材の切断装置である。
請求項2の発明は、上記切断機21を、上記長尺材2をその長手方向の直交方向から挟圧Dして切断するニッパー構造としたことを特徴とする請求項1に記載の長尺材の切断装置である。
請求項3の発明は、上記送出装置7が、樹脂8を熱溶融させて押し出す押出機9と、この押出機9から押し出された樹脂8を通過させて上記長尺材2を連続的に成形し、この長尺材2を前方に送り出すダイ10と、このダイ10から送り出された長尺材2を上記ダイ10側から引き取る引取機11と、上記ダイ10と引取機11との間に介設されて上記長尺材2を冷却させて固化させる冷却装置12とを備えたことを特徴とする請求項1、もしくは2に記載の長尺材の切断装置である。
請求項4の発明は、上記長尺材2が、上記長手方向に延びてこの長尺材2に埋入される金属線材4を備えたことを特徴とする請求項2に記載の長尺材の切断装置である。
なお、この項において、上記各用語に付記した符号や図面番号は、本発明の技術的範囲を後述の「実施例」の項や図面の内容に限定解釈するものではない。
本発明による効果は、次の如くである。
請求項1の発明は、長尺材をその長手方向の前方に向かって連続的に送り出す送出装置を備え、上記送り出される長尺材を次々と切断して所定長さの長尺品を成形する長尺材の切断装置において、
前方に向かい往、復移動可能に設けられる可動台と、この可動台に支持され、上記長尺材の長手方向の一部を挟持、挟持解除可能とするチャック装置と、上記可動台に支持されると共に上記チャック装置の後方近傍に配置され、上記長尺材を切断する切断機と、上記可動台を前方に向かって付勢可能とする空気圧シリンダとを備え、
上記長尺材の長手方向の一部を上記チャック装置が挟持した状態で、上記送出装置から上記長尺材の一部に至るまでの長尺材の部分にたるみが生じないよう上記空気圧シリンダが上記可動台を前方に向かって付勢してこの可動台を上記長尺材と同じ速度で往移動させ、この可動台の往移動中に、上記長尺材の部分を上記切断機により切断するようにしている。
つまり、前方に向かって連続的に送り出される長尺材の切断時には、上記可動台に支持されたチャック装置は上記長尺材の一部を挟持していて、上記可動台は長尺材と同じ移動速度で往移動する。よって、上記可動台に支持された切断機も上記長尺材と同じ移動速度で往移動するため、上記長尺材の部分と切断機とは相対速度が零となる。そして、この状態で、上記長尺材の部分が切断機により切断され、長尺品が成形される。
この結果、第1に、上記切断時において、従来の技術にて説明の上記相対速度の存在により、上記切断機から長尺材の切断面に対しこの長尺材の長手方向に向かう圧縮力が与えられる、ということが防止され、このため、この圧縮力により長尺材の径寸法が大きくなるよう変形することも防止される。よって、上記長尺品の寸法精度が向上する。
また、第2に、上記したように長尺材の部分と切断機とは相対速度が零であるため、この切断機による長尺材の切断面は、上記直交方向に対し傾斜する、ということが防止される。よって、この点でも、上記長尺品の寸法精度が向上する。
しかも、上記した長尺材の部分と切断機との相対速度を零にするという構成は、電動機を不要として達成されることから、切断装置の構成や制御がより簡単となって好ましい。
請求項2の発明は、上記切断機を、上記長尺材をその長手方向の直交方向から挟圧して切断するニッパー構造としている。
このため、上記長尺材の切断時に、この長尺材が切断機から上記直交方向の外力を与えられてこの直交方向に撓むことにより、その長手方向に引張力が生じて、この長尺材の径寸法が小さくなるよう変形する、ということは、上記した直交方向から挟圧して切断するというニッパー構造により防止される。よって、上記長尺品の寸法精度がより向上する。
請求項3の発明は、上記送出装置が、樹脂を熱溶融させて押し出す押出機と、この押出機から押し出された樹脂を通過させて上記長尺材を連続的に成形し、この長尺材を前方に送り出すダイと、このダイから送り出された長尺材を上記ダイ側から引き取る引取機と、上記ダイと引取機との間に介設されて上記長尺材を冷却させて固化させる冷却装置とを備えている。
ここで、上記のように成形される樹脂製の長尺材は、切断機による切断時の外力により変形し易いものであるが、この長尺材を前記切断装置により切断することとしたため、長尺品に良好な寸法精度が確保される。
請求項4の発明は、上記長尺材が、上記長手方向に延びてこの長尺材に埋入される金属線材を備えている。
ここで、上記金属線材は、長尺材の切断時に大きな抵抗となり易く、このため、この切断により長尺材は上記直交方向に大きく撓むおそれがある。しかし、上記切断機をニッパー構造としたことから、前記のように、長尺品の寸法精度が向上する。
本発明の長尺材の切断装置に関し、連続的に送り出されてくる長尺材を次々と切断して所定寸法の長尺品を次々と成形する場合に、この長尺品の寸法精度を向上させるようにする、という目的を実現するため、本発明を実施するための最良の形態は、次の如くである。
即ち、長尺材の切断装置は、長尺材をその長手方向の前方に向かって連続的に送り出す送出装置を備え、上記送り出される長尺材を次々と切断して所定長さの長尺品を成形する。
上記切断装置は、前方に向かい往、復移動可能に設けられる可動台と、この可動台に支持され、上記長尺材の長手方向の一部を挟持、挟持解除可能とするチャック装置と、上記可動台に支持されると共に上記チャック装置の後方近傍に配置され、上記長尺材を切断する切断機と、上記可動台を前方に向かって付勢可能とする空気圧シリンダとを備える。
上記長尺材の長手方向の一部を上記チャック装置が挟持した状態で、上記送出装置から上記長尺材の一部に至るまでの長尺材の部分にたるみが生じないよう上記空気圧シリンダが上記可動台を前方に向かって付勢してこの可動台を上記長尺材と同じ速度で往移動させ、この可動台の往移動中に、上記長尺材の部分を上記切断機により切断するようにしている。
本発明をより詳細に説明するために、その実施例を添付の図に従って説明する。
図において、符号1は長尺材2の切断装置である。また、矢印Frは、長尺材2の移動方向の前方を示している。この長尺材2は、医療用のカテーテル材であって、樹脂製の多重円形管3と、上記長尺材2の長手方向に延びて上記円形管3の軸心上に埋入される可撓性の金属線材4とを備えている。例えば、上記円形管3の直径は0.4〜10mmであり、金属線材4の直径は0.2〜3mmである。
上記切断装置1は、上記長尺材2を切断して所定長さの長尺品5を次々と成形するものである。そして、この長尺品5から上記金属線材4を抜き出して、所定の加工を施せば、カテーテルが得られることとなる。
上記切断装置1は、長尺材2をその長手方向の前方に向かってほぼ一定速度で送り出す送出装置7を備えている。この送出装置7は、具体的には上記長尺材2の連続成形用の押出成形装置であり、送り出された後の長尺材2の移動速度は5〜20m/minの範囲にある。
上記送出装置7は、互いに異種の熱可塑性樹脂8をそれぞれ導入する一方、この樹脂8を熱溶融させて押し出す複数台のスクリュー式押出機9と、これら押出機9からそれぞれ押し出された樹脂8を同時に通過させると共に、この樹脂8に上記金属線材4を順次埋入させて上記長尺材2を形成し、この長尺材2を前方に送り出すダイ10と、このダイ10から送り出された長尺材2を上記ダイ10側から引き取る引取機11と、上記ダイ10と引取機11との間に介設されて上記長尺材2を水により冷却させて固化させる冷却装置12と、上記各機器9〜12を支持する基台13とを備えている。
上記切断装置1は、上記送出装置7の引取機11の前方近傍で、上記基台13の前端部に突設される支持台16と、この支持台16から前方に向かって平行に突設される上下一対のガイド軸17,17と、上記長尺材2の長手方向における所定ストロークSの範囲内で、前方に向かい往、復移動A,B可能となるよう上記ガイド軸17,17に支持される可動台18と、この可動台18に支持され、上記長尺材2の長手方向の一部19を挟持C、挟持解除(挟持Cと逆方向)可能とする空気圧作動式のチャック装置20とを備えている。
また、上記切断装置1は、上記可動台18に支持されると共に上記チャック装置20の後方近傍に配置され、上記長尺材2を切断する空気圧作動式の切断機21と、上記可動台18に支持されると共に上記切断機21の後方近傍に配置され、上記長尺材2が径方向に変位しないよう案内するガイド体22とを備え、上記切断機21は、上記長尺材2をその長手方向への直交方向から挟圧Dして切断するニッパー構造とされている。
また、上記切断装置1は、上記可動台18を往、復移動A,Bさせるようそれぞれ付勢可能とする空気圧シリンダ23を備えている。この空気圧シリンダ23は、上記各ガイド軸17をピストンロッドとし、上記可動台18をシリンダチューブとし、上記各ガイド軸17に支持されたピストン24を備え、上記各ガイド軸17の軸方向の中途部とピストン24とに上記可動台18が前後移動可能となるよう外嵌されている。上記可動台18内は、上記ピストン24により、2つの空気圧室25,26に仕切られている。
そして、上記送出装置7の運転により、この送出装置7から前方に向かって長尺材2がその長手方向の前方に向かって連続的に送り出される。この場合、各図で示すように、上記チャック装置20は挟持Cの解除状態であって、開いた状態とされている。また、上記切断機21も挟圧Dの解除状態であって、ニッパーを開いた状態とされている。このため、これらチャック装置20や切断機21に関係なく長尺材2は前方に送り出される。また、上記可動台18は、その往移動Aの出発点である上記所定ストロークSの後端部に位置させられ、待機状態とされる。
上記長尺材2を切断する時には、所定のタイミングで上記長尺材2の長手方向の一部19を上記チャック装置20が挟持Cする。この際、上記空気圧シリンダ23の可動台18内の両空気圧室25,26のうち、一方の空気圧室25に加圧空気Eが導入され、他方の空気圧室26は外部に開放される。すると、上記加圧空気Eにより、上記可動台18が付勢されて、往移動Aする。
この際、上記可動台18に支持されたチャック装置20は上記長尺材2の一部19を挟持Cしていて、上記可動台18は上記長尺材2と同じ移動速度で往移動Aする。また、この可動台18の往移動Aにより、この可動台18に支持された上記チャック装置20が上記長尺材2の一部19を前方に引張する。すると、上記送出装置7の引取機11の出口部から上記長尺材2の一部19に至るまでのこの長尺材2の部分29にわずかな引張力が与えられて、この部分29にたるみの生じることが防止される。
上記のように可動台18に支持されたチャック装置20が上記長尺材2の一部19を挟持Cしている状態では、上記長尺材2、可動台18、およびチャック装置20と共に上記切断機21も往移動Aし、この際、上記長尺材2の部分29と切断機21とは相対速度が零となる。そして、これら2,18,20,21の往移動A中に、上記長尺材2の部分29を上記切断機21で挟圧Dして切断し、上記長尺品5を成形する。
上記切断機21による長尺材2の切断後、上記可動台18が所定ストロークSの前端部に達すると、各図で示すように上記チャック装置20と切断機21とは共に開いた状態とされる。また、上記空気圧シリンダ23の可動台18内の他方の空気圧室26に加圧空気Fが導入され、一方の空気圧室25は外部に開放される。これにより、上記可動台18は所定ストロークSの後端部にまで戻され、前記待機状態に戻される。
以下、上記動作が繰り返されることにより、上記長尺品5が次々と成形される。
上記構成によれば、前方に向かい往、復移動A,B可能に設けられる可動台18と、この可動台18に支持され、上記長尺材2の長手方向の一部19を挟持C、挟持解除可能とするチャック装置20と、上記可動台18に支持されると共に上記チャック装置20の後方近傍に配置され、上記長尺材2を切断する切断機21と、上記可動台18を前方に向かって付勢可能とする空気圧シリンダ23とを備え、
上記長尺材2の長手方向の一部19を上記チャック装置20が挟持Cした状態で、上記送出装置7から上記長尺材2の一部19に至るまでの長尺材2の部分29にたるみが生じないよう上記空気圧シリンダ23が上記可動台18を前方に向かって付勢してこの可動台18を上記長尺材2と同じ速度で往移動Aさせ、この可動台18の往移動A中に、上記長尺材2の部分29を上記切断機21により切断するようにしている。
つまり、前方に向かって連続的に送り出される長尺材2の切断時には、上記可動台18に支持されたチャック装置20は上記長尺材2の一部19を挟持Cしていて、上記可動台18は長尺材2と同じ移動速度で往移動Aする。よって、上記可動台18に支持された切断機21も上記長尺材2と同じ移動速度で往移動Aするため、上記長尺材2の部分29と切断機21とは相対速度が零となる。そして、この状態で、上記長尺材2の部分29が切断機21により切断され、長尺品5が成形される。
この結果、第1に、上記切断時において、従来の技術にて説明の上記相対速度の存在により、上記切断機21から長尺材2の切断面に対しこの長尺材2の長手方向に向かう圧縮力が与えられる、ということが防止され、このため、この圧縮力により長尺材2の径寸法が大きくなるよう変形することも防止される。よって、上記長尺品5の寸法精度が向上する。
また、第2に、上記したように長尺材2の部分29と切断機21とは相対速度が零であるため、この切断機21による長尺材2の切断面は、上記直交方向に対し傾斜する、ということが防止される。よって、この点でも、上記長尺品5の寸法精度が向上する。
しかも、上記した長尺材2の部分29と切断機21との相対速度を零にするという構成は、電動機を不要として達成されることから、切断装置1の構成や制御がより簡単となって好ましい。
また、前記したように、切断機21を、上記長尺材2をその長手方向の直交方向から挟圧Dして切断するニッパー構造としている。
このため、上記長尺材2の切断時に、この長尺材2が切断機から上記直交方向の外力を与えられてこの直交方向に撓むことにより、その長手方向に引張力が生じて、この長尺材2の径寸法が小さくなるよう変形する、ということは、上記した直交方向から挟圧Dして切断するというニッパー構造により防止される。よって、上記長尺品5の寸法精度がより向上する。
また、前記したように、送出装置7が、樹脂8を熱溶融させて押し出す押出機9と、この押出機9から押し出された樹脂8を通過させて上記長尺材2を連続的に成形し、この長尺材2を前方に送り出すダイ10と、このダイ10から送り出された長尺材2を上記ダイ10側から引き取る引取機11と、上記ダイ10と引取機11との間に介設されて上記長尺材2を冷却させて固化させる冷却装置12とを備えている。
ここで、上記のように成形される樹脂製の長尺材2は、切断機21による切断時の外力により変形し易いものであるが、この長尺材2を前記切断装置1により切断することとしたため、長尺品5に良好な寸法精度が確保される。
また、前記したように、上記長尺材2が、上記長手方向に延びてこの長尺材2に埋入される金属線材4を備えたことを特徴とする請求項2に記載の長尺材の切断装置ている。
ここで、上記金属線材4は、長尺材2の切断時に大きな抵抗となり易く、このため、この切断により長尺材2は上記直交方向に大きく撓むおそれがある。しかし、上記切断機21をニッパー構造としたことから、前記のように、長尺品5の寸法精度が向上する。
なお、以上は図示の例によるが、長尺材2は、カテーテルに限定されるものではなく、他の用途のものであってもよい。また、金属線材4はなくてもよい。また、切断機21は、回転式のカッター刃であってもよい。
図3で示したものの側面図である。 切断装置の全体平面図である。 図2の部分拡大詳細図である。 チャック装置と切断機との部分斜視図である。
1 切断装置
2 長尺材
3 円形管
4 金属線材
5 長尺品
7 送出装置
8 樹脂
9 押出機
10 ダイ
11 引取機
12 冷却装置
16 支持台
17 ガイド軸
18 可動台
19 一部
20 チャック装置
21 切断機
22 ガイド体
23 空気圧シリンダ
29 部分
A 往移動
B 復移動
C 挟持
D 挟圧
E 加圧空気
F 加圧空気
S 所定ストローク

Claims (4)

  1. 長尺材をその長手方向の前方に向かって連続的に送り出す送出装置を備え、上記送り出される長尺材を次々と切断して所定長さの長尺品を成形する長尺材の切断装置において、
    前方に向かい往、復移動可能に設けられる可動台と、この可動台に支持され、上記長尺材の長手方向の一部を挟持、挟持解除可能とするチャック装置と、上記可動台に支持されると共に上記チャック装置の後方近傍に配置され、上記長尺材を切断する切断機と、上記可動台を前方に向かって付勢可能とする空気圧シリンダとを備え、
    上記長尺材の長手方向の一部を上記チャック装置が挟持した状態で、上記送出装置から上記長尺材の一部に至るまでの長尺材の部分にたるみが生じないよう上記空気圧シリンダが上記可動台を前方に向かって付勢してこの可動台を上記長尺材と同じ速度で往移動させ、この可動台の往移動中に、上記長尺材の部分を上記切断機により切断するようにしたことを特徴とする長尺材の切断装置。
  2. 上記切断機を、上記長尺材をその長手方向の直交方向から挟圧して切断するニッパー構造としたことを特徴とする請求項1に記載の長尺材の切断装置。
  3. 上記送出装置が、樹脂を熱溶融させて押し出す押出機と、この押出機から押し出された樹脂を通過させて上記長尺材を連続的に成形し、この長尺材を前方に送り出すダイと、このダイから送り出された長尺材を上記ダイ側から引き取る引取機と、上記ダイと引取機との間に介設されて上記長尺材を冷却させて固化させる冷却装置とを備えたことを特徴とする請求項1、もしくは2に記載の長尺材の切断装置。
  4. 上記長尺材が、上記長手方向に延びてこの長尺材に埋入される金属線材を備えたことを特徴とする請求項2に記載の長尺材の切断装置。
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