JP5054173B2 - マスク - Google Patents

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本発明は、マスク、特に携帯用のマスクに関する。
花粉、粉塵、細菌等の微小物の吸い込みを防止する観点からマスクと顔面の密着性を高めることは重要である。特許文献1には、シート材料を折りたたんで襞をもうけることでマスクの密着性を向上させる技術が開示されている。
また、一方でマスクの携帯性を向上させるため、コンパクト、衛生的、かつ形状を損なわずに持ち運びができることが望まれる。
特開2007−97904号公報
もっとも、マスクと顔面の密着性を高め、かつ、コンパクト、衛生的、かつ形状を損なわずに持ち運びができるマスクは必ずしも実現されていない。
本発明は、上記事情を考慮してなされたものであり、その目的とするところは、マスクと顔面の密着性を高め、かつ、コンパクト、衛生的、かつ形状を損なわずに持ち運びができるマスクを提供することにある。
本発明の一態様のマスクは、複数の台形の襞が折りたたまれたシートで形成され、前記台形の長さが異なる平行な辺のうちの短い方である上底および長さが異なる平行な辺のうちの長い方である下底以外の2辺で前記襞が接合される本体部と、前記本体部の、前記台形の下底の端点の角部に取り付けられる1対の耳掛け紐と、を有し、マスクを折りたたんだ状態で前記上底に相当する側がマスクの装着状態で肌に対向する側、マスクを折りたたんだ状態で前記下底に相当する側が肌に対向しない側となることを特徴とする。

上記態様のマスクにおいて、前記複数の台形の襞において、前記台形の高さがすべて等しいことが望ましい。
本発明によれば、マスクと顔面の密着性を高め、かつ、コンパクト、衛生的、かつ形状を損なわずに持ち運びができるマスクを提供することが可能となる。
実施の形態のマスクの模式図である。 実施の形態のマスクの本体部のシートの展開図である。 実施の形態のマスクの一例の収納時の上面写真である。 図3のマスクを装着時の状態にした外側からの写真である。 実施の形態のマスクの一例の装着時の写真である。 実施の形態のマスクの一例の装着時の写真である。 実施の形態のマスクの一例の作用を示す写真である。 実施の形態のマスクの一例の作用を示す写真である。 実施の形態のマスクの一例の作用を示す写真である。 実施の形態のマスクの一例の作用を示す写真である。
以下、図面を参照しつつ本発明の実施の形態を詳細に説明する。
なお、本明細書中、マスクの装着状態で肌に対向する側、すなわち、鼻や口に接する側をマスクの内側と称し、肌に対向しない側をマスクの外側と称するものとする。また、マスクの装着状態で鼻側に来る方向をマスクの上側、顎側に来る方向をマスクの下側と称するものとする。
実施の形態のマスクは、複数の台形の襞が折りたたまれたシートで形成され、台形の上底(平行な辺のうちの短い方)および下底(平行な辺のうちの長い方)以外の2辺で襞が接合される本体部と、本体部の、台形の下底の端点の角部に取り付けられる1対の耳掛け紐と、を有する。
図1は、実施の形態のマスクの模式図である。図1(a)が上側から見た上面図、図1(b)が下側から見た下面図、図1(c)が図1(a)のA−A断面図である。なお、図1(c)においては、シートの厚みは示していない。また、図2は実施の形態のマスクの本体部のシートの展開図である。
実施の形態のマスク10は、図2に示すように、10個の台形の襞22a〜22jが折り目で折りたたまれたシートで形成される本体部20を有している。この本体部20は、図1(a)、図1(b)に示すように、台形の上底および下底以外の2辺に位置する二つの接合部24a、24bですべての襞22a〜22jが接合される。なお、図2は、本体部20の接合部24a、24bでのシートの接合を外して展開した展開図である。
シートの材料は、通気性を有するものであれば、特に限定されるものではない。マスクに用いられる公知の材料はいずれも適用可能である。もっとも、加工のしやすさや経済性の観点からは不織布を用いることが望ましい。また、シートは単層であっても、複数の種類のシートを積層させたものであってもかまわない。
接合部24a、24bにおける襞の接合は、例えば、ヒートシールによる融着、接着剤を用いた接着、縫合などが適宜用いられる。
また、マスク10は、図1(a)、図1(b)に示すように、本体部20の、台形の下底の端点の角部に取り付けられる1対の耳掛け紐30を有している。すなわち、マスク10の左右両側にそれぞれ耳掛け紐が取り付けられる。耳掛け紐30は、ゴム等の伸縮性のある素材であることが望ましい。耳掛け紐30の本体部20への取り付けは、縫合、接着や、本体部20に設けられた穴に通すなどの方法で行われる。
さらに、10個の襞の内、最も上側の襞22aの外側近傍には、マスク本体部20の左右方向に伸びるノーズクランプ26が設けられることが好ましい。ノーズクランプ26は、例えば、金属性である。ノーズクランプ26は、例えば、細線形状を呈し、マスク10を装着した際に、マスク本体部20の上側が鼻の凹凸形状に沿うようにするために用いられる。したがって、ノーズクランプ26は塑性変形可能な材料であることが望ましい。
ノーズクランプ26は襞22aの外側、内側のいずれに取り付けてもかまわない。また、本体部20のシートが複数のシートの積層されたものであれば、シート間に挿入されて取り付けられるものであってもかまわない。
図3は、実施の形態のマスクの一例の使用前の上面写真である。図4は、図3のマスクを装着時の状態にした外側からの写真である。図5は、図3のマスクを装着時の状態にした内側からの写真である。
図3から明らかなように、実施の形態のマスク10は、すべての台形形状の襞22a〜22jを左右2箇所で接合する構成により、使用前には棒状の極めてコンパクトな形状である。したがって、携帯性に優れている。例えば、マスク10の棒状の外形に合わせた携帯用のバッグに収納することで容易に持ち運ぶことが可能となる。
また、棒状にたたまれていることから、マスクの形状が崩れにくいという利点もある。さらに、マスク10内側の肌、特に口や鼻孔に接することになる部分は、たたまれた状態では、ほとんど外部に露出していないため、汚れが付きにくく、極めて衛生的である。
マスク10を装着する場合には、上側の襞22aと下側の襞22jのそれぞれを両手でつまみ、上下に引っ張ることで、容易に接合部24a、24b以外の襞が折り目で開き、図4、図5に示すように展開される。図4、図5に示すように、接合部24a、24bですべての襞の台形の上底および下底以外の2辺を接合していることで、マスク10の装着時に、着用者の口元に形成されるカップ形状の空間を十分に大きくすることができる。
同時に、襞22a〜22jが台形形状であり、耳掛け紐30が、本体部20の接合部24a、24bの、台形の下底の端点の角部に取り付けられることで、鼻、頬、顎にかけてのマスク10との隙間が極めて小さくなり、十分な密着性が確保される。
図6は実施の形態のマスクの一例の装着時の写真である。着用者の口元に形成されるカップ形状の空間を十分に大きくすることができるとともに、鼻、頬、顎にかけての密着性も確保されることがわかる。
図7〜図10は、実施の形態のマスクの一例の作用を示す写真である。装着した後例えば、マスク10を廃棄するために、マスクをたたむ際のたたみ方を連続的に示している。
装着が終わったマスク10は、図8に示すように、両手で接合部24a、24bをつまみ、左右に引っ張ることで、容易に図10に示すようなたたんだ状態にすることが可能となる。これは、襞22a〜22jを台形にし、接合部24a、24bですべての襞の台形の上底および下底以外の2辺を接合していることによって生ずる作用である。
また、マスクをたたむ際、マスク10内側の肌、特に口や鼻孔に接した部分には手を触れることなくたたむことができるため、極めて衛生的である。さらに、マスクの折りたたまれた収納時の状態では、マスク10内側の肌、特に口や鼻孔に接した部分が、折り目以外は外にふれることがない。したがって、マスク10からの汚れの付着も抑制されるため、極めて衛生的である。
一度使用したマスクを携帯して、再利用するような場合にも、コンパクト、衛生的、かつ形状を損なわずに持ち運びができる点は有用である。
以上のように、本実施の形態によれば、マスクと顔面の密着性を高め、かつ、コンパクト、衛生的、かつ形状を損なわずに持ち運びができるマスクを実現できる。
以上、具体例を参照しつつ本発明の実施の形態について説明した。上記、実施の形態はあくまで、例として挙げられているだけであり、本発明を限定するものではない。また、実施の形態の説明においては、マスク等の説明に直接必要としない部分等については記載を省略したが、必要とされるマスク等に関わる要素を適宜選択して用いることができる。
例えば、実施の形態においては、襞の数を10個としたが、必ずしも10個に限定されるわけではない。
また、例えば、実施の形態においては、複数の台形の襞において、台形の高さ、すなわち襞の深さがすべて等しい場合を例に説明した。収納時のマスクサイズをコンパクトにする観点からは、高さが等しいことが望ましいが、高さが異なっていてもかまわない。
その他、本発明の要素を具備し、当業者が適宜設計変更しうる全てのマスクが、本発明の範囲に包含される。本発明の範囲は、特許請求の範囲およびその均等物の範囲によって定義されるものである。
10 マスク
20 本体部
22a〜22j 襞
24a、24b 接合部
26 ノーズクランプ
30 耳掛け紐

Claims (3)

  1. 複数の台形の襞が折りたたまれたシートで形成され、前記台形の長さが異なる平行な辺のうちの短い方である上底および長さが異なる平行な辺のうちの長い方である下底以外の2辺で前記襞が接合される本体部と、
    前記本体部の、前記台形の下底の端点の角部に取り付けられる1対の耳掛け紐と、を有し、
    マスクを折りたたんだ状態で前記上底に相当する側がマスクの装着状態で肌に対向する側、マスクを折りたたんだ状態で前記下底に相当する側が肌に対向しない側となることを特徴とするマスク。
  2. 前記複数の台形の襞において、前記台形の高さがすべて等しいことを特徴とする請求項1記載のマスク。
  3. 複数の台形の襞が折りたたまれたシートで形成され、前記台形の長さが異なる平行な辺のうちの短い方である上底および長さが異なる平行な辺のうちの長い方である下底以外の2辺で前記襞が接合される本体部と、
    前記本体部の、前記台形の下底の端点の角部に取り付けられる1対の耳掛け紐と、を有するマスクを、
    マスクを折りたたんだ状態で前記上底に相当する側がマスクの装着状態で肌に対向する側、マスクを折りたたんだ状態で前記下底に相当する側が肌に対向しない側となるよう装着することを特徴とするマスクの使用方法。
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