JP5051711B2 - 遊技機 - Google Patents

遊技機 Download PDF

Info

Publication number
JP5051711B2
JP5051711B2 JP2007285510A JP2007285510A JP5051711B2 JP 5051711 B2 JP5051711 B2 JP 5051711B2 JP 2007285510 A JP2007285510 A JP 2007285510A JP 2007285510 A JP2007285510 A JP 2007285510A JP 5051711 B2 JP5051711 B2 JP 5051711B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
control device
initialization
ram
game
power
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2007285510A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2009112349A (ja
Inventor
保博 浅井
Original Assignee
株式会社ソフイア
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社ソフイア filed Critical 株式会社ソフイア
Priority to JP2007285510A priority Critical patent/JP5051711B2/ja
Publication of JP2009112349A publication Critical patent/JP2009112349A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5051711B2 publication Critical patent/JP5051711B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Pinball Game Machines (AREA)

Description

本発明は、出荷時の最終工程等で主制御装置のRAM初期化が効率良く行えるパチンコ機などの遊技機に関する。
従来、電源投入時に主基板(主制御装置を構成する基板)のRAM内の内容を消去、すなわちRAMの初期化処理を行う場合には、RAMクリアスイッチ(RAM初期化スイッチとも呼ばれる)を操作しながら電源スイッチを操作して電源を投入して主基板のRAMの初期化を行い、電源投入コマンドを主基板からサブ基板(従制御装置を構成する基板)へ送信して、サブ基板側の種々の初期化処理も行っている。
また、わざわざRAM初期化スイッチを操作しながら電源スイッチを操作して電源を投入することは作業性が悪く、面倒であるとの課題や、前記RAMの初期化後に主基板から送信されるコマンドをサブ基板側で確実に受信させたいという課題から、主基板が起動後(リセット信号解除後)にRAM初期化スイッチが操作されたことを検出すると、一旦その情報(RAMクリアスイッチ操作検出情報)を記憶領域へ待避させた後、所定の遅延時間が経過してから(即ち、サブ基板側の初期化が終了してコマンド受信完了状態となってから)待避していた前記情報を読み込んで、スイッチオンを検出していたと判定されるとこのタイミングでRAM初期化処理を行うようにしている。こうすることで、RAM初期化スイッチを操作していなければならない期間を短縮し、電源スイッチの操作(電源投入操作)の時点からRAM初期化スイッチを長期間操作し続ける必要性を無くすことができる。即ち、初期化の作業をする者は、RAM初期化スイッチのオン操作を伴って電源スイッチをオン操作させる場合、電源スイッチのオン操作をした後、主基板が起動後にRAM初期化スイッチが操作されたことを検出するタイミングまでにRAM初期化スイッチをオン操作すればよく、初期化操作が簡単になる(例えば、特許文献1)。
さらに、こういった遊技機において、工場における出荷時最終工程では必ずRAMの初期化を行っている。また、この最終工程においては、サブ基板により制御されるモータ等は検査工程を経て初期位置で停止している。
特開2005−125001号公報
しかし、上記特許文献1のような遊技機では、主基板のRAMの初期化が行われるのはサブ基板側の初期化が終了した後であり、このような機能で上記した出荷時の最終工程でのRAM初期化を行おうとすると、従制御装置に制御される可動部材や表示部等の初期化が先に行われてしまう。しかも、この出荷時の最終工程における可動部材の駆動源や表示部の表示内容はその検査工程で初期化されており、改めて初期化動作を行う必要はないにもかかわらず、従制御装置が制御する可動部材等を含めたすべての初期化処理を再度行うことになり、非常に無駄な工程を経ることになるという問題が生じる。とくに、近年大型化、複雑化が進む可動部材や表示内容を考慮すると、初期化を行うまでにかなりの時間を要するため、それを待ってのRAM初期化処理までは非常に無駄な時間と言え、作業時間、作業性が悪くなり、作業効率が低下するという問題をも生じる。
そこで本発明は、上記のような問題点を解決するためになされたもので、出荷時の最終工程等で主制御装置のRAM初期化が効率良く行える遊技機を提供することを目的とする。
本願請求項1に記載の遊技機は、
遊技を統括的に制御する主制御装置と、該主制御装置からの制御指令に基づいて各種装置を制御する従制御装置と、少なくとも前記主制御装置に電源を供給する電源供給装置と、を備えた遊技機において、
源投入に基づき、前記主制御装置によって初期化処理を行うように構成され、
前記初期化処理は、前記主制御装置のRAMの初期化のみを実行するRAM初期化処理と、該RAM初期化処理を含めた制御状態の初期化を実行する通常初期化処理と、を含み、
当該主制御装置からの制御指令には、前記従制御装置並びに該従制御装置が制御する各種装置の初期化を実行する初期化実行制御指令を含み、
前記RAMの初期化を実行するための操作を行う操作手段を備え、
前記主制御装置は、
前記操作手段が操作されている期間は、前記RAM初期化処理のみを実行し、電源投入時に前記操作手段が操作されていることを検出した場合に、前記RAM初期化処理を行い、前記操作手段の操作が解除されたことを検出した場合に、前記通常初期化処理を実行すべく前記従制御装置に前記初期化実行制御指令を送信し、
前記従制御装置は、
前記初期化実行制御指令の受信に基づいて、前記従制御装置並びに該従制御装置が制御する各種装置の制御状態の初期化を実行するように構成されことを特徴とする。
なお、例えば請求項2に記載のように、前記操作手段は、前記電源供給装置に設けられた構成としてもよい。
また、例えば請求項3に記載のように、前記操作手段は、前記主制御装置に設けられた構成としてもよい。
また、請求項4に記載の遊技機は、
遊技を統括的に制御する遊技制御装置と、
該遊技制御装置からの制御指令に基づいて遊技の演出制御を行う演出制御装置と、
少なくとも前記遊技制御装置及び前記演出制御装置に電源を供給する電源供給装置と、を備えた遊技機において、
電源投入に基づき、前記遊技制御装置によって初期化処理を行うように構成され、
前記初期化処理は、前記遊技制御装置のRAMの初期化のみを実行するRAM初期化処理と、該RAM初期化処理を含めた制御状態の初期化を実行する通常初期化処理と、を含み、
前記電源供給装置は、
前記遊技制御装置に電源を投入するための操作を行う電源スイッチと、
前記遊技制御装置のRAMを初期化するための操作を行うRAM初期化スイッチと、を具備し、
前記遊技制御装置は、
前記RAM初期化スイッチが操作されている期間は、前記RAM初期化処理のみを実行し、前記電源スイッチの操作による電源投入時に、前記RAM初期化スイッチが操作されていることを検出した場合に前記RAMの初期化処理を実行し、
前記RAM初期化スイッチの操作が解除されたことを検出した場合に、前記通常初期化処理を実行すべく前記演出制御装置へ初期化を実行する初期化実行制御指令を送信し、
前記演出制御装置は、前記初期化実行制御指令の受信に基づき、初期化処理を開始することを特徴とする。
本発明の遊技機によれば、工場出荷の最終工程等で必要なRAM初期化のみを選択して行うことができるため、検査確認時間の短縮につながり、作業効率が向上する。しかも、操作手段(例えばRAM初期化スイッチ)の簡単な操作で所望の作業(主制御装置のRAMのみの初期化、或いはこのRAMの初期化を含む通常の初期化)が行える。
具体的には、請求項1,4の場合、電源投入時に操作手段(請求項4ではRAM初期化スイッチ)を操作し、その後も操作手段を操作したまま、前記RAM初期化処理が終了する時間を見計らって電源オフ操作を行えば、前記RAM初期化処理(主制御装置のRAMの初期化のみ)を実行することができる。
また請求項1,4の場合には、電源投入時に操作手段を操作し、電源投入後に操作手段の操作を解除すれば、前記初期化実行制御指令が従制御装置(請求項4では演出制御装置)に送信されるため、前記RAM初期化処理(主制御装置のRAMの初期化)を含めた通常初期化処理(従制御装置並びに該従制御装置が制御する各種装置の制御状態の初期化も含むもの)を実行することができる。
以下、本発明の実施の形態として、パチンコ機に適用した場合の形態例を、図面を参照して説明する。
(第1形態例)
まず第1形態例を説明する。
A.パチンコ機の全体構成
最初に、図1及び図2によって本例のパチンコ機の全体構成について説明する。図1は本例のパチンコ機1の正面図であり、図2はパチンコ機1の裏面図である。
パチンコ機1は、当該パチンコ機1が設置される島に対して固定される本体枠12(いわゆる機枠であり、図2に示す)と、この本体枠12にヒンジ部3において回動可能に軸支されることによって、本体枠12に対して開閉自在とされた前面枠11とを備える。
そして、前面枠11の裏面側には、遊技盤(遊技盤全体を示す符号は省略)を収納可能な遊技盤収納部材9(いわゆる裏機構盤であり、図2に示す)を備える。遊技盤は、この遊技盤収納部材9に収納されて、前面枠11の上側に取り付けられる。
前面枠11には、その前面上側を覆うようにガラス枠13が開閉自在に取付けられている。なお、このガラス枠13により保持されるガラス板(透明のプラスチックボードでもよい、符号は省略)を介して、遊技盤の後述する遊技領域33が前面から視認可能となっている。
またガラス枠13は、ヒンジ部3において前面枠11に開閉可能に軸支されている。
また、このガラス枠13の下側には、開閉パネル15が配置され、前面枠11に対して開閉自在に取付けられている。さらに、この開閉パネル15の下側には、操作パネル16が前面枠11に対して通常は固定状態に設けられている。
遊技盤は、板状の基材(いわゆるベニア)の前面に遊技釘を植設したもので、その前面の略円形領域がガイドレール32で囲まれることにより遊技領域33が形成されたものである。遊技領域33は、打ち込まれた遊技球を上方から落下させつつアウトあるいはセーフの判定(入賞したか否かの判定)を行う領域であり、入賞口に遊技球が入って有効にセーフとなる場合は、所定数の遊技球が開閉パネル15に設けられた上皿17に排出される(即ち、賞球として排出される)構成となっている。
また、前面枠11の開閉側(図1において右側)の縁部には、前面枠11及びガラス枠13の施錠装置(図示省略)の鍵挿入部21が形成されている。
また、開閉パネル15に設けられた上皿17は、賞球として又は貸球として排出された発射前の遊技球を一時保持するものである。この上皿17には、上皿17の遊技球を後述の下皿26に移す玉通路開閉用の上皿球抜きレバー24が設けられている。
また、操作パネル16には、灰皿25と、下皿26と、下皿26に貯留された球を外部下方に抜くための下皿球抜きレバー27と、遊技球の発射操作を行う発射操作ハンドル28とが設けられている。
また、図1において符号29で示すものは、ガラス枠13の左右両側や上皿17の前面に設けられ、効果音を出力するスピーカである。また、図2において符号19で示すものは、前面枠11の上部裏側に設けられた球貯留タンクである。パチンコ機1を設置する島設備側から適宜供給される遊技球がこの球貯留タンク19に貯留され、この球貯留タンク19内の遊技球が、パチンコ機1における賞球又は貸球として排出される。
次に、パチンコ機2の裏側には、演出制御ユニット(図示省略)、遊技制御ユニット(図示省略)、払出制御ユニット150a(図2に示す)、電源ユニット151a(図2に示す)などが設けられている。
演出制御ユニットは、遊技盤の裏面側に設けられ、内部に演出制御装置110(図3に示す)を備える。演出制御装置110は、遊技領域33の略中央に表示部54(画面)が配置される液晶表示器53(図3に示す)などを制御する制御装置である。液晶表示器53に代えて、他の表示器(例えばCRT)を設けてもよい。
遊技制御ユニットは、後述する遊技制御装置100(図3に示す)が内部に設けられたユニットであり、遊技盤の裏面側であって演出制御ユニットの下方に組み付けられるユニットである。
次に払出制御ユニット150aは、前面枠11の裏側であって遊技盤の下方位置左側に設けられ、内部に払出制御装置(図示省略)を備える。払出制御装置は、貸球又は賞球として遊技球を排出する動作を制御する装置である。
また電源ユニット151aは、前面枠11の裏側であって遊技盤の下方位置右側に設けられ、内部に電源供給装置151(図3に示す)を備える。
B.遊技盤の前面構成
図1において、符号32は遊技盤のガイドレールであり、既述したように、遊技盤前面の略円形領域がガイドレール32で囲まれることにより遊技領域33が形成されている。
遊技領域33には、図1に示すように、アウト球流入口34、センターケース40、普通電動役物(いわゆる普電)としての始動入賞口41、変動入賞装置42、一般入賞口43〜46、普図始動ゲート49、特図表示器50、多数の遊技釘(図示省略)などが設けられている。なお特図表示器50は、図1に示す如くセンターケース40の右上に設けられている。また図10に拡大して示すように、この特図表示器50の左側には、特図記憶表示器50a、普図表示器35、普図記憶表示器35a、ラウンド表示器36、遊技状態表示器37が設けられている。ここで図10は、特図表示器50等の拡大図である。また遊技釘は、遊技領域33の上部に飛入した遊技球がこれに当たりながら流下するものであり、センターケース40等の取付部分を除いた遊技領域内に複数本植設されている。
センターケース40は、遊技盤の裏側に取り付けられる液晶表示器53(図3に示す)の表示部54の前面周囲を囲む部材である。
液晶表示器53は、数字や文字などの識別情報(場合により特図という)を表示可能な表示部54(画面)を有し、複数列の特図を表示可能である。例えば、左側と中央と右側に特図を縦3列に表示し、各列において数字や文字等よりなる特図を停止状態で表示(停止表示)したり、あるいは変動状態(例えば、縦方向にスクロールする状態)で表示(即ち、変動表示)したりすることが可能である。また表示部54には、上記特図とは別個に背景画像やキャラクタ画像などの演出用又は情報報知用の画像が表示可能である。
また、始動入賞口41は、後述するように特図の始動入賞口として機能する入賞口であり、入賞口としての開口部分の開度を変化させる開閉部材41aを左右両側に有する。この始動入賞口41は、センターケース40の中央部下方に配置されている。
また、変動入賞装置42は、後述する大当りになったことを条件として開放される大入賞口42a(下大入賞口)を有する装置(いわゆるアタッカー)である。
次に、普図表示器35は、いわゆる普図の表示を行う表示器(この場合、1個の小さなランプよりなる表示器)である。
また、普図記憶表示器35aは、普図表示器35の近傍に複数設けられた小さなランプよりなり、そのランプの点灯状態によって、普図始動ゲート49を遊技球が通過することにより発生した普図の始動記憶の数(例えば、上限数が4個)を表示するものである。
次に、特図表示器50は、本特図としての数字等を表示可能な7セグメントの表示器であり、始動入賞口11への入賞により発生した特図の始動記憶に基づいて本特図の変動表示を実行するためのものである。なお、この特図表示器50によって表示されるものが本特図であるのに対して、前述の液晶表示器53の表示部54で行われる特図の表示は、演出用のダミー表示である。
また、特図記憶表示器50aは、特図表示器50の近傍に複数設けられた小さなランプよりなり、そのランプの点灯状態によって、始動入賞口41への入賞により発生した始動記憶の数(例えば、上限数が4個)を表示するものである。
また、ラウンド表示器36は、普図表示器35の近傍に複数設けられた小さなランプよりなり、そのランプの点灯状態によって、後述する大当たりのラウンド数を表示するものである。
また、遊技状態表示器37は、やはり普図表示器35の近傍に複数設けられた小さなランプよりなり、そのランプの点灯状態によって、遊技状態を表示するものである。
C.制御系の構成
次に、本例のパチンコ機の制御系統について、図3を参照して説明する。図3は制御系統全体のブロック図である。なお図において、「SW」はスイッチを意味する。
図3において、遊技制御装置100は、遊技の総括的制御(遊技進行の制御やそのための各被制御機器の直接的又は間接的な制御含む)を行う主制御装置であり、パチンコ遊技等に必要な役物制御を行うワンチップマイコンからなる遊技用マイコン101(遊技用マイクロコンピュータ)を含んで構成されている。なお、遊技制御装置100は、動作プログラムなどの固定データを記憶しておく不揮発性のROMなどを備えるとともに、ワークエリアを提供するRAMを備える。このRAMは通常マイコン101内に内蔵されているが、マイコン101の外部に設けられていてもよい。
ここで、遊技制御装置100の図示省略した入力インターフェースには、始動口スイッチ51、カウントスイッチ52、ゲートスイッチ53、及び一般入賞口スイッチ54からの検出信号が入力される。
ここで、始動口スイッチ51は、遊技領域33に設けられた特図の始動入賞口41に入賞した遊技球を1個ずつ検出するセンサであり、カウントスイッチ52は、遊技領域33に設けられた変動入賞装置42の大入賞口42aに入賞した遊技球を1個ずつ検出するセンサである。また、ゲートスイッチ53は、遊技領域33に設けられた普図始動ゲート49を通過する遊技球を1個ずつ検出するセンサである。また、一般入賞口スイッチ54は、遊技領域33に設けられた一般入賞口43〜46に対して設けられたセンサである。例えば、一般入賞口43〜46のそれぞれに対して一般入賞口スイッチ54が1個ずつ設けられ、各一般入賞口に入賞した遊技球がそれぞれ検出される構成となっている。
また、遊技制御装置100の入力インターフェースには、電源供給装置151からの停電検出信号やリセット信号やRAM初期化信号が入力される。リセット信号は、遊技制御装置100をリセットするための信号である。ここで遊技制御装置100をリセットするとは、マイコン101を新たに起動させることを意味し、必ずしも遊技制御装置100のRAMのデータを初期化することを意味しない。なお周知のように、通常マイコンは電源投入時にリセット(パワーオンクリア)する必要がある。そのために電源供給装置151からは、電源投入時(停電からの復旧時含む)にリセット信号が遊技制御装置100に出力される。またRAM初期化信号は、後述するRAM初期化スイッチ155が操作されているときに、出力される信号である。
電源供給装置151は、電源スイッチ152、バックアップ電源153、停電検出回路154、RAM初期化スイッチ155を備える。この電源供給装置151は、停電検出回路154によって停電と判定される電源電圧の低下(電源スイッチ152のオフ操作による電源オフ含む)を検出すると、遊技制御装置100や演出制御装置110に停電検出信号を出力する機能を有する。遊技制御装置100等は、この停電検出信号を受信すると、電源電圧が動作電圧未満に低下する前に、例えば後述する停電フラグの設定などの処理を行う。また電源供給装置151は、バックアップ電源153によって、停電時(通常の電源遮断時含む)にも例えば遊技制御装置100のRAMのデータをある程度の時間保持するバックアップ機能を有する。
RAM初期化スイッチ155は、遊技制御装置100のRAMのみの初期化、或いはこのRAMの初期化に加え、従制御装置(少なくとも演出制御装置110)の初期化を操作するためのスイッチであり、このスイッチ155がオン操作されていると、電源供給装置151から遊技制御装置100に出力されるRAM初期化信号がオン(アクティブ)となる。なお、本例ではRAM初期化スイッチ155が電源供給装置151に設けられた態様を例示しているが、このRAM初期化スイッチ155は遊技制御装置100に設けられていてもよい。
また通常は、不用意に上記RAMの初期化が実行されないように、このRAM初期化スイッチ155は、オン操作(例えば、操作部であるボタンを押す操作)をし続けないと、オンされた状態が保持されない構成(例えば、ボタンを押している手を離すと、オン操作が解除されてオフする構成)となっている。ちなみに、電源スイッチ152は、一旦オン操作(例えば、操作部であるボタンを押す操作)をすれば、電源投入された状態が保持される構成(例えば、ボタンを押している手を離しても電源供給が維持され、もう一度ボタンを押すといったオフ操作をしない限り電源オフしない構成)となっていることはいうまでもない。
一方、遊技制御装置100の図示省略した出力インターフェースからは、前述の特図表示器50や、前述の始動入賞口41の開閉部材41aを駆動する普電ソレノイド(普電SOL)71や、前述の変動入賞装置42の大入賞口42aの開閉扉を駆動する大入賞口ソレノイド(大入賞口SOL)72や、遊技店の管理装置200に対して盤用外部情報(例えば、大当り信号等)を送信するための盤用外部情報端子73に信号が出力される。
また、遊技制御装置100の出力インターフェースからは、演出制御装置110に対して、制御情報(制御コマンド)が送信される。
演出制御装置110は、液晶表示器53の画像表示制御等を実行する制御装置であり、やはりCPUを含むマイクロコンピュータよりなり、遊技制御装置100から送信される制御情報に基づき液晶表示器53などを制御する。例えば、変動表示ゲームを実行する際には、遊技制御装置100から停止図柄の組み合わせ(結果態様)のデータと、変動時間のデータとを含む表示制御情報が、この場合送信される構成となっており、演出制御装置110では、この停止態様と変動時間を満足する変動態様を選択して、液晶表示器53に特図(識別情報)を変動表示させて最終的に特定の図柄の組み合わせ(結果態様)を導出表示する変動表示ゲームを行う構成となっている。
また、演出制御装置110は、図3に示すように、スピーカ29や装飾LED30やモータ31の制御も行う構成となっている。装飾LED30は、パチンコ機1の前面に向けて設けられた装飾用の発光源である(図1では図示省略)。またモータ31は、遊技盤の前面に設けられた演出用の可動部材(図示省略)を駆動するためのモータである。
なお演出制御装置110は、遊技制御装置100から送信される制御情報の一つである初期化報知コマンドを受信すると、遊技制御装置100が初期化されたことを報知するための特定の音声をスピーカ29から出力する制御を行う。また演出制御装置110は、前記制御情報の一つである電源投入コマンド(初期化実行制御指令)を遊技制御装置100から受信すると、当該演出制御装置110の初期化(当該演出制御装置110自体の初期化や、当該演出制御装置110が制御するモータ31などの初期化を含む)を実行する。なお、モータ31の初期化とは、モータ31の動作位置を初期位置に設定する動作を意味する。
D.遊技の概要
次に、本形態例のパチンコ機で行われる遊技の概要や遊技の流れについて説明する。
まず、遊技が行われていない客待ち状態では、表示部54に客待ち状態用の静止画や動画が表示される。
そして、ガイドレール32を介して遊技領域33に打込まれた遊技球が、特図の始動入賞口41に入賞すると(即ち、特図の始動入賞があると)、特図表示器50での変動表示に加えて、表示部54において特図の変動表示が行われて、特図の変動表示ゲームが実行される。
そして、見かけ上、この変動表示ゲームの表示部54における特図の停止表示態様(変動表示により導出された特図の組合せ)が特別表示態様(例えば、「3、3、3」などのゾロ目)であれば、大当りと呼ばれる特典が遊技者に付与される。なお制御上は、例えば始動入賞があったことを条件として、大当り乱数の値が抽出記憶されて、この抽出記憶された乱数値と予め設定された判定値とが判定時に比較判定され、この比較判定結果に基づいて、予め大当りとするか否かが決定され、この決定に応じて上記変動表示ゲームが開始される。
次に、上記大当り状態になると、変動入賞装置42の大入賞口が、規定時間(例えば、30秒)を越えない範囲内において、例えば10個入賞までの期間だけ一時的に開放される開放動作が行われる。そしてこの開放動作は、例えば、15ラウンドまで行われる。
また、上記特図の変動表示ゲーム中又は大当り中に、始動入賞口41にさらに遊技球が入賞したときには、前記特図記憶表示器50aにより特図始動記憶表示が行われて例えば4個まで記憶され、変動表示ゲーム又は大当りが終了した後に、その記憶(即ち、始動記憶)に基づいて上記特図の変動表示ゲームが繰り返されたり、客待ち状態に戻ったりする。
即ち、変動表示ゲームが大当たりで終了すれば大当たり状態に移行し、変動表示ゲームがはずれで終了し始動記憶があれば再度変動表示ゲームが実行され、変動表示ゲームがはずれで終了し始動記憶がなければ客待ち状態に戻り、大当たりが終了して始動記憶があれば再度変動表示ゲームが実行され、大当たりが終了して始動記憶がなければ客待ち状態に戻る流れとなっている。
一方、遊技中に、遊技球が普図始動ゲート49を通過したときは、普図表示器35での普図の変動表示による普図の変動表示ゲームが行われる。そして、この変動表示ゲーム結果(停止した普図)が所定の態様であれば、普図当りと呼ばれる特典が付与される。
この普図当りになると、始動入賞口41の一対の開閉部材41aが逆ハの字に開いた開放状態に、例えば0.5秒程度保持される遊技が行われる。これにより、始動入賞口41に遊技球が入る可能性が生じて始動入賞し易くなり、その分、特図の変動表示ゲームの実施回数が増えて大当りになる可能性が増す。
また、上記普図の変動表示ゲーム中に、普図始動ゲート49にさらに遊技球が入賞したときには、前記普図記憶表示器35aで普図始動記憶表示が実行されて例えば4個まで記憶され、普図の変動表示ゲームの終了後に、その記憶に基づいて上記普図の変動表示ゲームが繰り返される。
E.制御系の動作
次に、前述した制御系により行われる制御内容について説明する。
(a)メイン処理(遊技制御装置)
まず、図4により、遊技制御装置100(マイコン101)のメイン処理の概略を説明する。
このメイン処理は、マイコン101に強制的にリセットがかけられたことに基づいて開始する。即ち、電源供給装置151の電源スイッチ152がオン操作されると、所定のタイミングに(マイコン101の電源投入時の所定のリセット期間に)電源供給装置151からリセット信号が遊技制御装置100に入力されてマイコン101のリセット端子がオンし、その後このリセット信号が解除されると、マイコン101が起動する。なお、停電からの電源復旧時にも、同様にリセット信号がオンした後に解除されてマイコン101が起動することはいうまでもない。また、作業者が遊技制御装置100のRAMの初期化をしようとする場合には、RAM初期化スイッチ155をオン操作しながら電源スイッチ152をオン操作する必要がある。
そしてマイコン101が起動すると、まず通常割込を禁止し、RAMアクセスを許可した後、全出力ポートにオフ信号(2値信号の「0」に相当する信号)を出力する(ステップS1〜S3)。なお、リセット信号によってマイコン101の各ドライバICはオフ設定(リセット)されているので、ソフト的に各ポートにオフ信号を出力する必要は必ずしもないが、ここでは念のためにステップS3が設けられている。
次に、RAM初期化信号の状態によってRAM初期化スイッチ155(RAMクリアスイッチ)がオンしているか否か判断し(ステップS4)、オンしていればステップS5に進んでRAM初期化処理を実行し、オンしていなければステップS6に進む。ステップS5を経るとステップS10に進む。
なお、ステップS5に進むのは、RAM初期化スイッチ102がオン操作されてマイコン101が起動した場合、後述するステップS6で通常の電源投入時と判定された場合、或いは後述するステップS7でチェックサムが正常でないと判定された場合である。このため、上記ステップS5のRAM初期化処理では、遊技制御装置100のRAM内のデータを全てクリアする(即ち初期化する)。また、このRAM初期化処理では、前記RAMのデータの初期化を実行した後、前述した初期化報知コマンドを演出制御装置110に送信する処理を行う。
次にステップS6では、停電フラグが前記RAMに正常に設定(記憶)されているか否か判断し、正常であれば停電復帰時であるとしてステップS7に進み、異常であれば(正常に記憶されてなければ)通常の電源投入時であるとしてステップS5に進む。なお、停電フラグは、後述する停電情報設定処理(ステップS20)で設定されるものである。
なお、停電フラグが一旦設定されたものの、電源遮断状態(停電状態含む)が長期にわたり、前述のバックアップ電源153のバックアップ保証期間を越えてしまい、そのために停電フラグのデータが特定の値以外となったとき(データが正常に記憶されていないとき)にも、通常の電源投入時と判定される(ステップS5に進む)。
そして、ステップS6で停電復帰時であると判定された場合には、ステップS7に進み、前記RAMのデータのチェックサムが正常か否かを判定する。そして、このチェックサムが正常でない場合(即ち前記RAMのデータが壊れているとき)にはステップS5に進み、前記チェックサムが正常である場合にはステップS8に進む。
ステップS8では、停電復旧処理を実行する。停電復旧処理は、後述するステップS20の処理でRAMに記憶保持していたスタックポインタのデータを読み込んでスタックポインタのデータとして設定した後(即ち、スタックポインタのデータを復帰させた後)、記憶保持していた情報に基づいて初期化すべき特定のRAM領域のみを初期化したり、処理を再開すべく中断時の情報を設定したりする。そしてステップS8を経ると、次にステップS9で停電復旧コマンド送信処理を実行した後、ステップS13に進む。停電復旧コマンド送信処理は、他の制御装置(演出制御装置110など)に停電復帰を通知するための処理である。
またステップS10では、RAM初期化スイッチ155のオン操作が解除されたか否か判定し、解除されていなければこのステップS10を繰り返し実行し、解除されていればステップS11に進む。
このため、このステップS10を繰り返し実行中に電源スイッチ152がオフ操作されてマイコン101がシャットダウンされると、ステップS5までは実行され、ステップS11以降は実行されなくなる。即ち、RAM初期化スイッチ155をオン操作しながら電源スイッチ152をオン操作して遊技機1の電源投入を行った後、RAM初期化スイッチ155をオン操作し続けたまま、ステップS5までの処理が実行される僅かな時間の経過を待って電源スイッチ152のオフ操作を行えば、ステップS5の初期化(即ち、遊技制御装置100のRAMの初期化)のみが実行され、後述するステップS11の実行による他の制御装置の初期化は実行されなくなる。
次いでステップS10を経ると、ステップS11で電源投入コマンド送信処理を実行した後、ステップS13に進む。電源投入コマンド送信処理は、他の制御装置(演出制御装置110などの従制御装置)に電源投入コマンド(初期化実行制御指令)を送信するための処理である。他の制御装置は、この電源投入コマンドを受けて、例えば演出制御装置110であればモータ31の動作位置を初期位置にするなどの初期化を行う。
そしてステップS13では、通常割込処理を起動すべく割込タイマ(例えば0.5msec)を設定し、次のステップS14では、後述する初期値乱数更新処理のために、割込を一次禁止する。
次いでステップS14を経ると、ステップS15で初期値乱数更新処理を実行する。初期値乱数更新処理は、大当たりを決定する大当たり乱数などの乱数の初期値を更新する処理である。
そしてステップS15を経ると、ステップS16で通常割込を許可し、ステップS17に進む。
ステップS17では、停電発生か否か判定し、停電発生であればステップS18に進み、停電発生でなければステップS14に戻って、ステップS14〜S16の処理を繰り返す。なお、停電発生か否かは、停電検出回路154が停電を検出することによって電源供給装置151から出力される停電検出信号が、入力されたか否かによって判定する。なお停電が発生すると、上記停電検出信号をNMI割込信号として、実行中の処理を中断してステップS18以降を強制的に実行する態様でもよい。
そしてステップS18に進むと、割込を禁止した後、次のステップS19で全ての出力をオフし(全出力ポートにオフデータを出力し)、次のステップS20で停電情報設定処理を実行する。停電情報設定処理では、前述の停電フラグを設定する他、全レジスタ(スタックポインタ含む)のデータを、バックアップ電源153によってバックアップされている前記RAMの所定エリアに全て保存する。
ステップS20を経ると、次のステップS21で前記RAMへのアクセスを禁止した後、待機する(電源断待ち状態となる)。
なお、以上のステップS18〜S21の処理は、停電によって電源電圧がマイコン101の動作電圧未満に低下する前に行われる。
(b)遊技制御装置の通常割込処理
次に、遊技制御装置100(マイコン101)の通常割込処理を説明する。フローチャートの図示は省略している。
この通常割込処理は、前述したステップS13の処理によって起動され、例えば0.5msec毎に実行される。
割込処理が開始されると、必要に応じてレジスタのデータを前記RAMの所定エリアに退避させるなどの処理、或いはさらに必要な入力処理やセンサ監視処理を行った後、まずステップS31で乱数更新処理1を行う。乱数更新処理1は、大当たり乱数(大当たりとするか否かを決定する乱数)や普図当り乱数(普図当りとするか否かを決定する乱数)を更新する処理であり、このステップS31に処理が進む度に、各乱数値を「1」だけ増加させて各乱数値を更新する。
なお入力処理では、各センサ類(前述の始動口スイッチ51など)の検出信号の読み取り処理などを実行する。またセンサ監視処理では、入力処理において始動口スイッチ51がオンしたことが判定されると、大当たり乱数を抽出記憶するなどの処理を行う。
次にステップS32では、ステップS15と同様に初期値乱数更新処理を実行する。
次にステップS33では、乱数更新処理2を行う。乱数更新処理2は、特図の変動パターンを決定する乱数などを更新する処理であり、このステップS33に処理が進む度に、各乱数値を「1」だけ増加させて各乱数値を更新する。
次いで、ステップS34〜S35では、特図ゲーム処理、普図ゲーム処理、外部情報編集処理を順次実行した後、メイン処理を再開すべく、レジスタを復帰し、その後、割込時に中断した処理に復帰(リターン)する。
なお特図ゲーム処理では、特図の変動表示ゲームのための処理を行う。即ち、変動開始条件(変動表示ゲームの開始条件)の成立時において、大当たり乱数の判定(前記センサ監視処理で抽出記憶した大当たり乱数が大当たりか否か判定する処理)や、大当たりの場合に大当たりフラグをセットする処理や、特図の停止図柄の組み合わせ(結果態様)を設定する処理や、特図の変動態様を設定する処理が行われる。
ここで、変動開始条件の成立時とは、客待ち状態で始動口入賞があって変動表示ゲームが開始される時、変動表示ゲームがはずれで終了し始動記憶があって再度変動表示ゲームが実行される時、大当たりが終了して始動記憶があって再度変動表示ゲームが実行される時の3種類がある。
また、この特図ゲーム処理では、特図の変動表示ゲームに関する各種出力データを設定する処理も行われる。即ち、特図の変動表示ゲームの遊技状態に合わせて、例えば、演出制御装置110などへ送信する制御情報(コマンド)の内容(コマンドデータ)を設定する。
また普図ゲーム処理では、普図の変動表示ゲームのための処理を行う。即ち、普図の変動表示遊技の状態に合わせて普図表示器などへ送信する制御情報の内容を設定する処理などを行う。
また外部情報編集処理では、特図の変動表示ゲームや普図の変動表示ゲームの状態に基づいて、各ソレノイド71,72に対するオンデータ又はオフデータを送信領域に設定する。またこの外部情報編集処理では、特図の変動表示ゲームの遊技状態に基づいて、大当たり信号等のデータを、管理装置に通知すべく、これらのデータを送信領域に設定する。
なお、上記ステップS34〜S35で設定されたデータは、図示省略したコマンド送信処理や出力処理によって出力される。
(c)初期化報知処理
次に、従制御装置である演出制御装置110の初期化報知処理を、図5(a)により説明する。
この処理は前述の電源投入コマンドが受信されることによって開始される。即ち、まずステップS41で、電源投入コマンドを受信すると、ステップS42に進み、初期化報知表示処理を行う。初期化報知処理は、液晶表示器53の表示部54に電源投入時の表示図柄及び客待ちデモ画面を表示させる制御処理である。
ステップS42を経ると、ステップS43に進み、モータ初期化処理を実行した後、メイン処理にリターンする。なお、演出制御装置110のメイン処理については説明を省略する。ここで、モータ初期化処理とは、演出用の可動物を駆動するモータ31の初期化動作を行い、可動物を初期位置に待機させるための制御処理である。
なお、ステップS42とS43の順番は図5(b)に示すように逆になっていてもよい。
以上説明した本例の遊技機によれば、初期化操作を行う作業者は、主制御装置(遊技制御装置100)のRAMの初期化のみを実行するRAM初期化処理と、該RAM初期化処理を含めた制御状態の初期化を実行する通常初期化処理のいずれの初期化処理を実行するかを選択可能であり、出荷時の最終工程でRAM初期化のみを行うことが容易に可能である。即ち、RAM初期化スイッチ155をオン操作しながら電源スイッチ152をオン操作して遊技機1の電源投入を行った後、RAM初期化スイッチ155をオン操作し続けたまま、前述のステップS5までの処理が実行される僅かな時間の経過を待って電源スイッチ152のオフ操作を行えば、ステップS5の初期化(即ち、遊技制御装置100のRAMの初期化)のみが実行され、前述したステップS11の実行による従制御装置の初期化は実行されなくなる。また、RAM初期化スイッチ155をオン操作しないで電源スイッチ152のみをオン操作するか、RAM初期化スイッチ155をオン操作しながら電源スイッチ152をオン操作した後、RAM初期化スイッチ155のオン操作を解除すれば、ステップS5が実行された後、ステップS10を経てステップS11が実行されるため、通常初期化処理(従制御装置も含めた初期化)が行われる。
このようにして、工場出荷の最終工程等で必要なRAM初期化のみを選択して行うことができるため、検査確認時間の短縮につながり、作業効率が向上する。特に本例の場合には、操作手段(RAM初期化スイッチ155)の簡単な操作で所望の作業(主制御装置のRAMのみの初期化、或いはこのRAMの初期化を含む通常初期化処理)が行える。
(第2形態例)
次に第2形態例を説明する。なお、以下の形態例は、第1形態例に対して制御処理内容の一部が異なるものであり、他の構成は第1形態例と同じでよい。
本例は、遊技制御装置100のメイン処理が図6に示す内容となっており、また演出制御装置110の初期化報知処理が図7に示す内容となっている。
図6において特徴的なのでは、第1形態例におけるステップS11(電源投入コマンド送信処理)がステップS5の次でステップS10の前に実行され、さらにステップS10の次にステップS12が実行される構成である。
即ち、ステップS5(RAM初期化処理)を経るとステップS11に進む。ステップS11に進むと、電源投入コマンド送信処理を実行した後、ステップS10に進む。ステップS10では、RAM初期化スイッチ155のオン操作が解除されたか否か判定し、解除されていなければこのステップS10を繰り返し実行し、解除されていればステップS12に進む。
そしてステップS12に進むと、初期化開始コマンド送信処理を行い、その後ステップS13に進む。初期化開始コマンド送信処理は、遊技制御装置100から他の制御装置(少なくとも演出制御装置110)に初期化開始コマンドを送信する処理である。
そして図7に示すように、演出制御装置110の初期化報知処理においては、まずステップS41で、電源投入コマンドを受信すると、ステップS41aに進む。ステップS41aでは、初期化開始コマンドを受信したか否か判定し、受信していればステップS43,S42を実行してリターンし、受信していなければこのステップS41aの判定を繰り返し実行する。
このため、前述のステップS10や上記ステップS41aを繰り返し実行中に電源スイッチ152がオフ操作されてマイコン101がシャットダウンされると、遊技制御装置100のメイン処理ではステップS12以降が実行されなくなり、演出制御装置110の初期化報知処理ではステップS43,S42が実行されなくなる。即ち、RAM初期化スイッチ155をオン操作しながら電源スイッチ152をオン操作して遊技機1の電源投入を行った後、RAM初期化スイッチ155をオン操作し続けたまま、ステップS5までの処理が実行される僅かな時間の経過を待って電源スイッチ152のオフ操作を行えば、ステップS5の初期化(即ち、遊技制御装置100のRAMの初期化)のみが実行され、ステップS12の実行による他の制御装置の初期化(この例の場合には、ステップS43)は実行されなくなる。
したがって、本第2形態例でも第1形態例と同様の効果が得られる。
(第3形態例)
次に第3形態例を説明する。
本例では、遊技制御装置100のメイン処理が図8に示す内容となっている。なお、従制御装置(少なくとも演出制御装置110)における初期化報知処理は、第1形態例(図5)と同じでよい。
また本例では、図示省略しているが、RAM初期化スイッチ(操作手段)として、通常初期化処理の実行を選択するための第1RAM初期化スイッチ(第1操作手段)と、前記RAM初期化処理の実行を選択するための第2RAM初期化スイッチ(第2操作手段)と、が設けられている。なお、これら操作手段は両方とも電源供給装置151に設けられてもよいし、両方とも遊技制御装置100に設けられてもよいし、或いは、これら操作手段の一方が遊技制御装置100(主制御装置)に設けられて、他方が電源供給装置151に設けられていてもよい。
図8のフローチャートにおいて特徴的なのでは、ステップS51〜S54である。
即ち、ステップS4でRAM初期化スイッチ(この場合、上記第1操作手段と第2操作手段のうちの何れか)がオン操作されていると判定されると、ステップS51に進む。ステップS51では、ステップS4でオン操作されていると判定されたものが第1RAM初期化スイッチ(第1操作手段)か否か判定し、第1RAM初期化スイッチであればステップS53に進み、第1RAM初期化スイッチでなければ(即ち、オン操作されていると判定されたのが第2RAM初期化スイッチであれば)ステップS52に進む。
そしてステップS52に進むと、第1形態例のステップS5と同様に、遊技制御装置100のRAM内のデータを全て初期化するRAM初期化処理を実行し、その後リセット信号待ちで待機する。
一方、ステップS53に進むと、やはりRAM内のデータを全て初期化するRAM初期化処理を実行するが、その後ステップS54に進む。ステップS54に進むと、第1形態例のステップS11と同様に、電源投入コマンド送信処理を実行した後、ステップS13に進む。
なお、ステップS6やステップS7の判定が否定的になったとき(停電復旧時でないと判定されたときや、停電復旧時であるがチェックサムが異常と判定されたとき)には、ステップS53に進む。
本例であると、電源投入時に第1RAM初期化スイッチがオン操作されたときには、ステップS53以降が実行され、通常初期化処理が実行されて、ステップS54のコマンド送信に応じて従制御装置の初期化も実行される。そして、電源導入時に第2RAM初期化スイッチがオン操作されたときには、ステップS52の初期化のみ(即ち、遊技制御装置100のRAMの初期化のみ)が実行される。
したがって、やはり第1形態例と同様の効果が得られる。しかも本例であると、次のような点で第1形態例や第2形態例よりも有利となる。即ち、第1形態例や第2形態例の場合には、遊技制御装置100のRAM初期化のみを選択しようとすると、既述したように、作業者はRAM初期化スイッチ155をオン操作しながら電源スイッチ152をオン操作し、さらにその後電源スイッチ152をオフ操作するまで、RAM初期化スイッチ155をオン操作し続ける必要がある。これは、RAM初期化スイッチ155のオン操作を解除すると、ステップS10の判定が肯定的になってその後の処理が実行されて通常初期化処理となってしまうからである。ところが本例であると、二つあるRAM初期化スイッチの何れかを電源投入時にオン操作することによってRAM初期化処理と通常初期化処理のうちの何れかが選択でき、この何れかのRAM初期化スイッチのオン操作は電源投入後(即ち、電源スイッチ152をオン操作しステップS4が実行された後)にはすぐに解除してもかまわない。図8に示す処理であれば、第1形態例のステップS10のような処理がないため、電源投入後にRAM初期化スイッチのオン操作が解除されても、電源投入時に操作されていたRAM初期化スイッチの種類に応じて、前述したようにRAM初期化処理か通常初期化処理の何れかが実行され、RAM初期化処理の際にはステップS52を経てリセット待ちとなる。このため作業者は、RAM初期化処理を実行しようとする場合、単に第2RAM初期化スイッチをオン操作しながら電源スイッチ152をオン操作すればよく、その後第2RAM初期化スイッチのオン操作をすぐに解除してもよい。またこの操作により、RAM初期化処理が実行された後は、ステップS52を経てリセット待ちになっているので、その後に電源スイッチ152をオフ操作して電源オフするタイミングはいつでもよいという自由度もある(第1形態例の場合には、RAM初期化スイッチのオン操作を解除する前に必ず電源オフする必要があった)。したがって、RAM初期化処理の操作がより簡単になる利点がある。
(第4形態例)
次に第4形態例を説明する。
本例では、遊技制御装置100のメイン処理が図9に示す内容となっている。なお、従制御装置(少なくとも演出制御装置110)における初期化報知処理は、第1形態例(図5)と同じでよい。
なお本例では、第1形態例と同様に、RAM初期化スイッチは1個でよい。本例では、RAM初期化スイッチのオン操作回数によって、RAM初期化処理か通常初期化処理を選択する構成となっている。
図8のフローチャートにおいて特徴的なのでは、ステップS61〜S64である。
即ち、ステップS4でRAM初期化スイッチ155がオン操作されていると判定されると、ステップS61に進む。ステップS61では、予め設定された所定時間が経過したか否か判定し、経過していればステップS62に進み、経過していなければステップS63に進む。
そしてステップS62に進むと、第1形態例のステップS5と同様に、遊技制御装置100のRAM内のデータを全て初期化するRAM初期化処理を実行し、その後リセット信号待ちで待機する。
一方、ステップS63に進むと、RAM初期化スイッチ155が再度オン操作されたか(即ち、いったんオフ操作された後にオン操作されたか)否か判定し、再度オン操作された場合にはステップS64に進み、そうでない場合にはステップS61に戻る。
そしてステップS64に進むと、やはりRAM内のデータを全て初期化するRAM初期化処理を実行するが、その後ステップS65に進む。ステップS65に進むと、第1形態例のステップS11と同様に、電源投入コマンド送信処理を実行した後、ステップS13に進む。
なお、ステップS6やステップS7の判定が否定的になったとき(停電復旧時でないと判定されたときや、停電復旧時であるがチェックサムが異常と判定されたとき)には、ステップS64に進む。
上記処理内容であると、電源投入時にRAM初期化スイッチ155がオン操作され、その後にRAM初期化スイッチ155のオン操作が解除され、前記所定時間が経過する前に再度RAM初期化スイッチ155がオン操作されることで、ステップS64以降が実行され、通常初期化処理が実行されて、ステップS65のコマンド送信に応じて従制御装置の初期化も実行される。そして、電源導入時にRAM初期化スイッチ155がオン操作され、その後、再度RAM初期化スイッチ155がオン操作されることなく前記所定時間が経過すると、ステップS61を経てステップS62に進み、ステップS62の初期化のみ(即ち、遊技制御装置100のRAMの初期化のみ)が実行される。
このため本例であると、RAM初期化スイッチ155(操作手段)の操作回数により、通常初期化処理とRAM初期化処理とのいずれの初期化処理を実行するかを選択可能な構成となる。したがって、本第4形態例でも第3形態例と同様の効果が得られる。なお本例でも、電源投入後に電源オフまでRAM初期化スイッチ155を押し続ける必要はないので、第1形態例に比較すると第3形態例と同様に操作が簡単である。しかも本例であると、操作が簡単であるにもかかわらず、RAM初期化スイッチが一つでよいという固有の利点がある。
なお、本発明は上述した形態例に限られず、各種の変形や応用があり得る。
例えば、第1形態例では、RAM初期化スイッチを電源供給装置に設けたが、遊技制御装置に設けてもよい。また、従制御装置として演出制御装置を例示したがこれに限られない。例えば、遊技球の払い出しを制御する排出制御装置や、遊技球の発射装置を制御する発射制御装置なども、本発明の従制御装置となり得る。
なお、今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
パチンコ機の正面図である。 パチンコ機の裏面図である。 パチンコ機の制御系統を示すブロック図である。 遊技制御装置のメイン処理を示すフローチャートである。 (a)及び(b)は従制御装置の初期化報知処理を示すフローチャートである。 遊技制御装置のメイン処理(第2形態例)を示すフローチャートである。 従制御装置の初期化報知処理(第2形態例)を示すフローチャートである。 遊技制御装置のメイン処理(第3形態例)を示すフローチャートである。 遊技制御装置のメイン処理(第4形態例)を示すフローチャートである。 特図表示器等の拡大図である。
符号の説明
1 遊技機
53 液晶表示器(変動表示装置)
100 遊技制御装置(主制御装置)
110 演出制御装置(従制御装置)
151 電源供給装置
152 電源スイッチ
155 RAM初期化スイッチ(操作手段)
200 管理装置

Claims (4)

  1. 遊技を統括的に制御する主制御装置と、該主制御装置からの制御指令に基づいて各種装置を制御する従制御装置と、少なくとも前記主制御装置に電源を供給する電源供給装置と、備えた遊技機において、
    源投入に基づき、前記主制御装置によって初期化処理を行うように構成され、
    前記初期化処理は、前記主制御装置のRAMの初期化のみを実行するRAM初期化処理と、該RAM初期化処理を含めた制御状態の初期化を実行する通常初期化処理と、を含み、
    当該主制御装置からの制御指令には、前記従制御装置並びに該従制御装置が制御する各種装置の初期化を実行する初期化実行制御指令を含み、
    前記RAMの初期化を実行するための操作を行う操作手段を備え、
    前記主制御装置は、
    前記操作手段が操作されている期間は、前記RAM初期化処理のみを実行し、電源投入時に前記操作手段が操作されていることを検出した場合に、前記RAM初期化処理を行い、前記操作手段の操作が解除されたことを検出した場合に、前記通常初期化処理を実行すべく前記従制御装置に前記初期化実行制御指令を送信し、
    前記従制御装置は、
    前記初期化実行制御指令の受信に基づいて、前記従制御装置並びに該従制御装置が制御する各種装置の制御状態の初期化を実行するように構成されことを特徴とする遊技機。
  2. 前記操作手段は、前記電源供給装置に設けられたことを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
  3. 前記操作手段は、前記主制御装置に設けられたことを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
  4. 遊技を統括的に制御する遊技制御装置と、
    該遊技制御装置からの制御指令に基づいて遊技の演出制御を行う演出制御装置と、
    少なくとも前記遊技制御装置及び前記演出制御装置に電源を供給する電源供給装置と、を備えた遊技機において、
    電源投入に基づき、前記遊技制御装置によって初期化処理を行うように構成され、
    前記初期化処理は、前記遊技制御装置のRAMの初期化のみを実行するRAM初期化処理と、該RAM初期化処理を含めた制御状態の初期化を実行する通常初期化処理と、を含み、
    前記電源供給装置は、
    前記遊技制御装置に電源を投入するための操作を行う電源スイッチと、
    前記遊技制御装置のRAMを初期化するための操作を行うRAM初期化スイッチと、を具備し、
    前記遊技制御装置は、
    前記RAM初期化スイッチが操作されている期間は、前記RAM初期化処理のみを実行し、前記電源スイッチの操作による電源投入時に、前記RAM初期化スイッチが操作されていることを検出した場合に前記RAM初期化処理を実行し、
    前記RAM初期化スイッチの操作が解除されたことを検出した場合に、前記通常初期化処理を実行すべく前記演出制御装置へ初期化を実行する初期化実行制御指令を送信し、
    前記演出制御装置は、前記初期化実行制御指令の受信に基づき、初期化処理を開始することを特徴とする遊技機。
JP2007285510A 2007-11-01 2007-11-01 遊技機 Expired - Fee Related JP5051711B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007285510A JP5051711B2 (ja) 2007-11-01 2007-11-01 遊技機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007285510A JP5051711B2 (ja) 2007-11-01 2007-11-01 遊技機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009112349A JP2009112349A (ja) 2009-05-28
JP5051711B2 true JP5051711B2 (ja) 2012-10-17

Family

ID=40780194

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007285510A Expired - Fee Related JP5051711B2 (ja) 2007-11-01 2007-11-01 遊技機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5051711B2 (ja)

Families Citing this family (20)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5015291B2 (ja) * 2010-06-30 2012-08-29 株式会社サンセイアールアンドディ 遊技機
JP5934873B2 (ja) * 2011-07-21 2016-06-15 株式会社高尾 遊技機
JP5795988B2 (ja) * 2012-04-09 2015-10-14 株式会社三共 遊技機
JP5795987B2 (ja) * 2012-04-09 2015-10-14 株式会社三共 遊技機
JP2013248031A (ja) * 2012-05-30 2013-12-12 Sankyo Co Ltd 遊技機
JP5988434B2 (ja) * 2012-12-27 2016-09-07 株式会社三共 遊技機
JP5908432B2 (ja) * 2013-04-15 2016-04-26 株式会社三共 遊技機
JP6257178B2 (ja) * 2013-06-13 2018-01-10 株式会社三共 遊技機
JP5844786B2 (ja) * 2013-09-24 2016-01-20 株式会社三共 遊技機
JP5844785B2 (ja) * 2013-09-24 2016-01-20 株式会社三共 遊技機
JP5805239B2 (ja) * 2014-03-05 2015-11-04 株式会社三共 遊技機
JP2017035246A (ja) * 2015-08-07 2017-02-16 株式会社平和 遊技機
JP6040350B2 (ja) * 2015-09-04 2016-12-07 株式会社高尾 遊技機
JP2016105867A (ja) * 2016-03-14 2016-06-16 株式会社ソフイア 遊技機
JP6236493B2 (ja) * 2016-05-12 2017-11-22 株式会社三共 遊技機
JP6424376B2 (ja) * 2016-08-05 2018-11-21 株式会社三共 遊技機
JP2018130349A (ja) * 2017-02-15 2018-08-23 株式会社三洋物産 遊技機
JP2018130348A (ja) * 2017-02-15 2018-08-23 株式会社三洋物産 遊技機
JP2018130350A (ja) * 2017-02-15 2018-08-23 株式会社三洋物産 遊技機
JP7104672B2 (ja) * 2019-09-03 2022-07-21 株式会社三共 遊技機

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000245942A (ja) * 1999-03-04 2000-09-12 Sophia Co Ltd 遊技機
JP3978521B2 (ja) * 1999-05-25 2007-09-19 タイヨーエレック株式会社 遊技機
JP4200208B2 (ja) * 2001-10-10 2008-12-24 奥村遊機株式會社 遊技機

Also Published As

Publication number Publication date
JP2009112349A (ja) 2009-05-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5051711B2 (ja) 遊技機
JP5109033B2 (ja) 遊技機
JP2005131027A (ja) 遊技機
JP4717868B2 (ja) 遊技機
JP5122221B2 (ja) 遊技機
JP2005124941A (ja) 遊技機
JP2006304893A (ja) 遊技機およびシミュレーションプログラム
JP2008093017A (ja) 遊技機
JP2001321550A (ja) 遊技機
JP2010142301A (ja) 遊技機および遊技機の時刻設定方法
JP5536850B2 (ja) 遊技機
JP4642829B2 (ja) 遊技機
JP2008022905A (ja) 遊技機
JP2007111444A (ja) 遊技機
JP2002066023A (ja) 弾球遊技機
JP2001321541A (ja) 遊技機
JP2007229335A (ja) 遊技機
JP4991945B2 (ja) 遊技機
JP2008079775A (ja) 遊技機
JP2002065965A (ja) 遊技機
JP4919304B2 (ja) パチンコ遊技機
JP3935193B2 (ja) 遊技機
JP3927760B2 (ja) 遊技機
JP2007135634A (ja) 遊技機
JP2006314341A (ja) 遊技機

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110817

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20111014

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20111213

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120619

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120718

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5051711

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150803

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees