JP5050404B2 - 非水電解液二次電池 - Google Patents

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Description

本発明は非水電解液二次電池に関するもので、特に、非水電解液二次電池の非水電解液の改良に関するものである。
近年、非水電解液二次電池は、携帯電話、PHS(簡易携帯電話)、小型コンピューター等の携帯機器類用電源、電力貯蔵用電源、電気自動車用電源として注目されている。
非水電解液二次電池は、一般に、正極と負極と非水電解液とを備えており、正極は正極活物質を含み、負極は負極活物質を含み、非水溶媒とリチウム塩とを含有する非水電解液とから構成される。
非水電解液二次電池を構成する正極活物質としてはリチウム含有遷移金属酸化物が、負極活物質としてはグラファイトに代表される炭素材料が、非水電解液としては、エチレンカーボネートを主構成成分とする非水溶媒に六フッ化リン酸リチウム(LiPF6)等の電解質を溶解したものが広く知られている。これらの非水溶媒は一般に揮発しやすく、引火性を有するため、可燃性物質に分類されるものである。
そこで、特に電力貯蔵用電源や電気自動車用電源等の比較的大型の非水電解液二次電池の用途には、引火の恐れがないような非水電解液の使用が望まれており、難燃性を有する非水電解液を用いる技術が近年注目されている。
難燃性を有する非水電解液を実現するため、高引火点溶媒であり難燃性を有し電気化学的に酸化・還元を受けにくいフッ素化カーボネート化合物を添加する技術が検討され、特許文献1〜3などにおいて提案されている。
また、特許文献4では、非水溶媒中に、酸化および還元に対して安定な、炭素数9以下のフッ素含有芳香族化合物、脂肪族炭化水素及びフッ素含有脂肪族炭化水素化合物からなる群から選ばれる少なくとも1種の化合物を含有することで、これらの化合物が、不飽和結合を有する環状炭酸エステル又は酸無水物並びに含硫黄有機化合物だけでは抑制不十分であった正極および負極表面の活性点に存在することにより、不飽和結合を有する環状炭酸エステル又は酸無水物、含硫黄有機化合物、及び他の電解液成分の副反応を抑制し、全体として、高温保存時の電池内部で生じる副反応を抑制し、大電流放電特性を向上させることができる非水系電解液二次電池が開示されている。
さらに、特許文献5では、非水溶媒中に、ビフェニル、アルキルビフェニルなどの過充電時に電池の最大動作電圧以上の電圧で反応する化合物(過充電抑制剤)を含有することで、過充電時の安全性を確保するとともに、高容量で保存特性、負荷特性及びサイクル特性の優れた電池を作製することができる非水系電解液二次電池が開示されている。
なお、特許文献4および5には、非水系電解液二次電池において、非水溶媒中に、不飽和結合を有する環状炭酸エステルと含硫黄有機化合物とを含有する技術が開示され、非水溶媒中の不飽和結合を有する環状炭酸エステルの含有量は0.01〜5重量%が好ましく、含硫黄有機化合物の含有量は0.01〜5重量%が好ましいこと、さらに、非水溶媒中にフルオロエチレンカーボネート、トリフルオロプロピレンカーボネート等のフッ素化カーボネートを0.1〜5重量%含有していると、含有していない場合と比較して、容量維持特性及びサイクル特性がより良好であることが記載されている。
特開平10−116629号公報 特開平10−116630号公報 特開平11―307120号公報 特開2003−331915号公報 特開2003−338317号公報
しかしながら、特許文献1〜3で提案されている非水電解液が充分な難燃性を発揮するためには、フッ素化カーボネート化合物を多量に(例えば特許文献3によれば35〜70体積%)添加する必要があるため、高率放電特性を始めとした充分な電池特性が得られないという問題点があった。また、フッ素化カーボネート化合物によっては、非水電解液を構成するリチウム塩やその他の有機溶媒との溶解性が低く、多量に添加できないため、非水電解液が充分な難燃性を発揮できないという問題点があった。
また、特許文献4や特許文献5で開示された非水溶媒中にフッ素化カーボネート化合物を0.01〜5重量%含有させる技術は、電解液の難燃化を目的とするものではなく、得られる電解液が難燃性・自己消火性を示さないという問題があった。
本発明は、上記記問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、優れた電解液の難燃性を有し、且つ、良好な高率放電特性を有する非水電解液二次電池を提供することにある。
上記課題を解決するため、本発明者らは、鋭意検討の結果、非水電解液を構成する非水溶媒の構成を特定のものとすることにより、驚くべきことに、優れた電解液の難燃性を有し、且つ、高いエネルギー密度と良好な高率放電特性を有する非水電解液二次電池が得られることを見出し、本発明をなすに至った。
請求項1の発明は、正極と負極と非水電解液とを備えた非水電解液二次電池において、前記非水電解液が、下記一般式(1)で示されるカーボネート基にメチレン基が隣接し、分子鎖末端に−CHFを有するフッ素化鎖状カーボネート化合物と、炭素−炭素π結合を有する環状カーボネート化合物と、S=O結合を有する環状化合物とを含むことを特徴とする。
〔ただし、一般式(1)において、x、yはそれぞれ0〜2の整数であり、m、nはそれぞれ0〜7の整数。〕
請求項1の発明によれば、非水電解液がフッ素化鎖状カーボネート化合物を含むことにより、非水電解液の引火点が上昇もしくは消滅し、非水電解液が難燃性もしくは自己消火性を示すようになる。また、フッ素化鎖状カーボネート化合物の分子鎖末端がCFHであるため、非水電解液を構成するリチウム塩やその他の有機溶媒との溶解性が高く維持できるため、フッ素化鎖状カーボネート化合物を多量に添加することが可能となり、多量に添加した場合でも良好な電池特性を維持することができ、安全性に優れ、かつ、良好な高率放電特性を有する非水電解液二次電池を提供することができる。
さらに、炭素−炭素π結合を有するカーボネート化合物とS=O結合を有する環状化合物とを同時に含有することにより、初充電時にこれらの化合物が負極上で分解し、負極表面にリチウムイオン透過性に優れた緻密な保護被膜が形成されるため、非水電解液を構成するその他の有機溶媒の分解をより効果的に抑制できる。よって、充放電効率が高く、高いエネルギー密度と優れた高率放電特性を有する非水電解液二次電池を得ることができる。
請求項2の発明は、請求項1に記載の非水電解液二次電池において、電解液溶媒に占めるフッ素化鎖状カーボネート化合物の割合が20重量%以上であることを特徴とする。
請求項2の発明によれば、電解液溶媒に占めるフッ素化鎖状カーボネート化合物の割合を20重量%以上とすることにより、電解液の難燃性を高め、初充電時における有機溶媒の分解をほぼ完全に抑制することができる。
請求項3の発明は、請求項1または2に記載の非水電解液二次電池において、電解液溶媒に占める炭素−炭素π結合を有する環状カーボネート化合物とS=O結合を有する環状化合物の合計の割合が1重量%以上、20重量%以下であることを特徴とする。
請求項3の発明によれば、電解液溶媒に占める炭素−炭素π結合を有するカーボネート化合物とS=O結合を有する環状化合物の合計の割合を1重量%以上、20重量%以下とすることにより、負極表面により緻密なリチウムイオン透過性の保護被膜が形成される。
本発明の非水電解液二次電池によれば、安全性に優れ、かつ、高いエネルギー密度と優れた高率放電特性を有する非水電解液二次電池を得ることができる。
以下に、本発明の実施の形態を例示するが、本発明は、これらの記述に限定されるものではない。また、本発明の技術的構成およびその作用効果は以下の通りであるが、作用機構については推定を含んでおり、その正否は、本発明を制限するものではない。
本発明は、正極と負極と非水電解液とを備えた非水電解液二次電池において、前記非水電解液が、カーボネート基にメチレン基が隣接し、分子鎖末端に−CHFを有するフッ素化鎖状カーボネート化合物と、炭素−炭素π結合を有する環状カーボネート化合物と、S=O結合を有する環状化合物とを含むことを特徴とする。
なお、本発明において、フッ素化鎖状カーボネート化合物は例えばつぎの一般式(1)で表される化合物である。
なお、一般式(1)において、x、yはそれぞれ0〜2の整数であり、m、nはそれぞれ0〜7の整数とする。m、nを0〜7の整数とすることにより、電解液の粘度を低く保つことができ、良好な電池性能が得られる。また、(CF2−xおよび(CF2−yは直鎖または分岐のどちらの構造でもよい。
本発明によれば、カーボネート基にメチレン基が隣接し、分子鎖末端に−CHFを有するフッ素化鎖状カーボネート化合物を用いることにより、非水電解液中に多量に添加した場合でも良好な電池特性を維持することができ、安全性に優れた非水電解液電池とすることができる。
さらに、非水電解液中に炭素−炭素π結合を有する環状カーボネート化合物と、S=O結合を有する環状化合物とを共に含有することにより、初充電時に、負極表面にリチウムイオン透過性の保護被膜が形成されるため、非水電解液を構成するフッ素化鎖状カーボネート化合物を始めとするその他の有機溶媒の分解を確実に抑制できるので、2サイクル目以降の充放電を充分に行うことができ、充放電効率を向上させることができる。
本発明に用いるフッ素化鎖状カーボネート化合物としては、例えば、ジ(2,2−ジフルオロエチル)カーボネート、ジ(2,2,3,3−テトラフルオロプルピル)カーボネート、ジ(2,2,3,3,4,4−ヘキサフルオロブチル)カーボネート、ジ(1H,1H,7H−ドデカフルオロへプチル)カーボネート、ジ(1H,1H,3H,7H−パーフルオロへプチル)カーボネート、ジ(1H,1H,9H−ヘキサデカフルオロノニル)カーボネート等の単独またはそれら2種以上の混合物等を挙げることができるが、これらに限定されるものではない。
こられの中も、ジ(2,2−ジフルオロエチル)カーボネート、ジ(2,2,3,3−テトラフルオロプルピル)カーボネート、ジ(2,2,3,3,4,4−ヘキサフルオロブチル)カーボネート、ジ(2,2−ジフルオロエチル)カーボネートから選択される少なくとも1種であることが特に好ましい。その理由は、これらの化合物が比較的低い粘度を有しているという特徴のため、大量に混合した場合に優れた電解質の難燃性と優れた高率放電特性とを確実に兼ね備えた非水電解液二次電池とすることができる。
なお、本発明における電解液溶媒に占めるフッ素化鎖状カーボネート化合物の割合は20重量%以上であることが好ましく、特に優れた電解質の難燃性と高率放電特性とを得るためには、20重量%以上50重量%以下であることがより好ましい。電解液溶媒に占めるフッ素化鎖状カーボネート化合物の割合を20重量%以上とすることによって、電解液の難燃性を確実にすることができる。なお、電解液溶媒に占めるフッ素化鎖状カーボネート化合物の割合が50重量%を越えると、リチウム塩の溶解性が低下し、電池性能が低下する恐れがある。
本発明で用いる炭素−炭素π結合を有する環状カーボネート化合物としては、ビニレンカーボネート、スチレンカーボネート、カテコールカーボネート、ビニルエチレンカーボネート、1−フェニルビニレンカーボネート、1,2−ジフェニルビニレンカーボネートから選ばれる少なくとも1種であることが好ましい。
また、本発明で用いるS=O結合を有する環状化合物が、エチレンサルファイト、プロピレンサルファイト、スルフォラン、スルフォレン、1,3−プロパンスルトン、1,4−ブタンスルトンおよびこれらの誘導体から選ばれる少なくとも1種であることが好ましい。
炭素−炭素π結合を有する環状カーボネート化合物およびS=O結合を有する環状化合物がこれらの化合物から選ばれる少なくとも1種であることにより、初充電時に負極表面に形成されるリチウムイオン透過性の保護被膜が、より緻密で、且つ、リチウムイオン透過性に優れたものとなるため、非水電解液を構成するその他の有機溶媒の分解をより効果的に抑制でき、2サイクル目以降の充放電を充分に行うことができ、充放電効率を向上させ、高いエネルギー密度と優れた高率放電特性を有する非水電解液二次電池とすることができる。
本発明において、電解液溶媒に占める炭素−炭素π結合を有する環状カーボネート化合物とS=O結合を有する環状化合物の合計の割合は、1重量%以上20重量%以下とすることが好ましい。
このことによって、初充電時における非水電解液を構成するその他の有機溶媒の分解をほぼ完全に抑制し、2サイクル目以降の充電をより確実に行うことができる。また、20重量%以下であることによって、過剰に含有された炭素−炭素π結合を有する環状カーボネート化合物やS=O結合を有する環状化合物が正極上で分解することによる電池性能の劣化がほとんど発生せず、高いエネルギー密度と優れた高率放電特性を有する非水電解液電池を得ることができる。
なお、炭素−炭素π結合を有する環状カーボネート化合物とS=O結合を有する環状化合物の含有量の比率は、任意に選択することができるが、重量比で1:1前後であることが好ましい。
非水電解液を構成する有機溶媒は、フッ素化鎖状カーボネート化合物と、炭素−炭素π結合を有する環状カーボネート化合物と、S=O結合を有する環状化合物以外にも、一般に非水電解液二次電池用非水電解液に使用される有機溶媒が使用できる。
例えば、プロピレンカーボネート、エチレンカーボネート、ブチレンカーボネート、クロロエチレンカーボネート等の環状カーボネート、γ−ブチロラクトン、γ−バレロラクトン、プロピオラクトン等の環状エステル、ジメチルカーボネート、ジエチルカーボネート、エチルメチルカーボネート、ジフェニルカーボネート等の鎖状カーボネート、酢酸メチル、酪酸メチル等の鎖状エステル、テトラヒドロフランまたはその誘導体、1,3−ジオキサン、ジメトキシエタン、ジエトキシエタン、メトキシエトキシエタン、メチルジグライム等のエーテル類、アセトニトリル、ベンゾニトリル等のニトリル類、ジオキサランまたはその誘導体等の単独またはそれら2種以上の混合物等を挙げることができるが、これらに限定されるものではない。
非水電解液を構成するリチウム塩としては、一般に非水電解液二次電池に使用される広電位領域において安定であるリチウム塩が使用できる。例えば、LiBF、LiPF、LiClO、LiCFSO、LiN(CFSO、LiN(CSO、LiN(CFSO)(CSO)、LiC(CFSO、LiC(CSOなどが挙げられるが、これらに限定されるものではない。これらは単独で用いてもよく、2種以上混合して用いてもよい。
非水電解液における電解質塩の濃度としては、優れた高率放電特性を有する非水電解液電池を確実に得るために、0.1mol/l〜5mol/lが好ましく、さらに好ましくは、1mol/l〜2.5mol/lである。
本発明の非水電解液二次電池に用いる正極材料としては、リチウムを吸蔵・放出可能なマンガン酸リチウム(LiMn)、コバルト酸リチウム(LiCoO)、ニッケル酸リチウム(LiNiO)などのリチウムを吸蔵放出可能なリチウム複合酸化物や、性能改善のために上記の各種複合酸化物の遷移金属部分を他の遷移金属や軽金属などで部分的に置換したリチウム複合酸化物、などが挙げられる。
また、負極材料としては、リチウムを吸蔵・放出可能な天然グラファイト、人造グラファイト、コークス類、難黒鉛化性炭素、低温焼成易黒鉛化性炭素、フラーレン、カーボンナノチューブ、カーボンブラック、活性炭などの炭素材料が挙げられる。
本発明の非水電解液二次電池に用いるセパレータとしては、ポリエチレンやポリプロピレン等のポリオレフィン樹脂を主成分とする微多孔膜が用いられ、材料、重量平均分子量や空孔率の異なる複数の微多孔膜が積層してなるものや、これらの微多孔膜に各種の可塑剤、酸化防止剤、難燃剤などの添加剤を適量含有しているものであってもよい。
その他の電池の構成要素として、集電体、端子、絶縁板、電池ケース等があるが、これらの部品についても従来用いられてきたものをそのまま用いて差し支えない。
以下、本発明のさらなる詳細を実施例により説明するが、本発明はこれらの記述に限定されるものではない。
[実施例1〜13および比較例1〜5]
[実施例1]
本発明の非水電解液二次電池の断面を図1に示す。図1において、記号1は正極、2は負極、3はセパレータ、4は極群、5は金属樹脂複合フィルム、11は正極合剤、12は正極集電体、21は負極合剤、22は負極集電体である。
本発明の非水電解液二次電池は、正極1、負極2、およびセパレータ3からな極群4と、非水電解液(図示せず)と、金属樹脂複合フィルム5から構成されている。正極1は、正極合剤11が正極集電体12上に塗布されたものである。また、負極2は、負極合剤21が負極集電体22上に塗布されたものである。非水電解液は極群4に含浸されている。金属樹脂複合フィルム5は、極群4を覆い、その四方を熱溶着により封止されている。
次に、非水電解液二次電池の製造方法を説明する。正極1は次のようにして得た。まず、LiCoOと、導電剤であるアセチレンブラックを混合し、さらに結着剤としてポリフッ化ビニリデンのN−メチル−2−ピロリドン(NMP)溶液を混合し、この混合物をアルミ箔からなる正極集電体12の片面に塗布した後、乾燥し、正極合剤11の厚みが0.09mmとなるようにプレスした。
また、負極2は、次のようにして得た。まず、負極活物質であるグラファイトと、結着剤であるカルボキシメチルセルロース(CMC)とスチレンブタジエンゴム(SMR)の水溶液を混合し、この混合物を銅箔からなる負極集電体22の片面に塗布した後、乾燥し、負極合剤21厚みが0.08mmとなるようにプレスした。
一方、セパレータ3にはポリエチレン製微多孔膜(厚さ25μm、開孔率50%)を用いた。そして、極群4は、正極合剤11と負極合剤21とを対向させ、その間にセパレータ3を配し、正極1、セパレータ3、負極2の順に積層することにより構成した。
非水電解液はつぎのようにして作製した。まず、エチレンカーボネート(EC)とジエチルカーボネート(DEC)を体積比1:1で混合した混合溶媒を作製した。つぎに、このECとDECの混合溶媒とジ(2,2,3,3−テトラフルオロプロピル)カーボネート(TFPC)とビニレンカーボネート(VC)と1,3−プロパンスルトン(PS)とを、重量比86:10:2:2となるように混合した。得られたEC、DEC、TFPC、VCおよびPSを含む混合溶媒に、LiPFを1mol/Lとなるように溶解した。
このようにして、非水溶媒としてECとDECとTFPCとVCとPSとを含み、LiPFの濃度が1mol/lで、電解液溶媒に占める割合が、TFPC10重量%、VC2重量%、PS2重量%である非水電解液を得た。これを非水電解液aとする。
次に、この非水電解液a中に極群4を浸漬させ、極群4に非水電解液を含浸させ、さらに、金属樹脂複合フィルム5で極群4を覆い、その四方を熱溶着により封止した。このようにして作製した設計容量30mAhの電池を実施例1の非水電解液二次電池Aとする。
[実施例2]
非水溶媒としてEC、DEC、TFPC、VCおよびPSを含み、LiPFの濃度が1mol/lで、電解液溶媒に占める割合が、TFPC20重量%、VC2重量%、PS2重量%である非水電解液を得た。これを非水電解液bとする。
非水電解液bを用いたこと以外は実施例1と同様にして、実施例2の非水電解液二次電池Bを作製した。
[実施例3]
非水溶媒としてEC、DEC、TFPC、VCおよびPSを含み、LiPFの濃度が1mol/lで、電解液溶媒に占める割合が、TFPC50重量%、VC2重量%、PS2重量%である非水電解液を得た。これを非水電解液cとする。
非水電解液cを用いたこと以外は実施例1と同様にして、実施例3の非水電解液二次電池Cを作製した。
[実施例4]
非水溶媒としてEC、DEC、TFPC、VCおよびPSを含み、LiPFの濃度が1mol/lで、電解液溶媒に占める割合が、TFPC70重量%、VC2重量%、PS2重量%である非水電解液を得た。これを非水電解液dとする。
非水電解液dを用いたこと以外は実施例1と同様にして、実施例4の非水電解液二次電池Dを作製した。
[実施例5]
非水溶媒としてEC、DEC、TFPC、VCおよびPSを含み、LiPFの濃度が1mol/lで、電解液溶媒に占める割合が、TFPC50重量%、VC0.5重量%、PS0.5重量%である非水電解液を得た。これを非水電解液eとする。
非水電解液eを用いたこと以外は実施例1と同様にして、実施例5の非水電解液二次電池Eを作製した。
[実施例6]
非水溶媒としてEC、DEC、TFPC、VCおよびPSを含み、LiPFの濃度が1mol/lで、電解液溶媒に占める割合が、TFPC50重量%、VC10重量%、PS10重量%である非水電解液を得た。これを非水電解液fとする。
非水電解液fを用いたこと以外は実施例1と同様にして、実施例6の非水電解液二次電池Fを作製した。
[実施例7]
TFPCの代わりにジ(2,2−ジフルオロエチル)カーボネート(DFEC)を用い、非水溶媒としてEC、DEC、DFEC、VCおよびPSを含み、LiPFの濃度が1mol/lで、電解液溶媒に占める割合が、DFEC20重量%、VC2重量%、PS2重量%である非水電解液を得た。これを非水電解液gとする。
非水電解液gを用いたこと以外は実施例1と同様にして、実施例7の非水電解液二次電池Gを作製した。
[実施例8]
VCの代わりにスチレンカーボネート(SC)、PSの代わりにスルフォラン(SF)を用い、非水溶媒としてEC、DEC、DFEC、SCおよびSFを含み、LiPFの濃度が1mol/lで、電解液溶媒に占める割合が、DFEC20重量%、SC2重量%、SF2重量%である非水電解液を得た。これを非水電解液hとする。
非水電解液hを用いたこと以外は実施例1と同様にして、実施例8の非水電解液二次電池Hを作製した。
[実施例9]
TFPCの代わりにジ(2,2,3,3,4,4−ヘキサフルオロブチル)カーボネート(HFBC)、VCの代わりにビニルエチレンカーボネート(VEC)、PSの代わりにエチレンサルファイト(ES)を用い、非水溶媒としてEC、DEC、HFBC、VECおよびESを含み、LiPFの濃度が1mol/lで、電解液溶媒に占める割合が、HFBC20重量%、VEC2重量%、ES2重量%である非水電解液を得た。これを非水電解液iとする。
非水電解液iを用いたこと以外は実施例1と同様にして、実施例9の非水電解液二次電池Iを作製した。
[実施例10]
非水溶媒としてEC、DEC、TFPC、VCおよびPSを含み、LiPFの濃度が1mol/lで、電解液溶媒に占める割合が、TFPC20重量%、VC0.5重量%、PS0.3重量%である非水電解液を得た。これを非水電解液jとする。
非水電解液jを用いたこと以外は実施例1と同様にして、実施例10の非水電解液二次電池Jを作製した。
[実施例11]
非水溶媒としてEC、DEC、TFPC、VCおよびPSを含み、LiPFの濃度が1mol/lで、電解液溶媒に占める割合が、TFPC20重量%、VC0.3重量%、PS0.5重量%である非水電解液を得た。これを非水電解液kとする。
非水電解液kを用いたこと以外は実施例1と同様にして、実施例11の非水電解液二次電池Kを作製した。
[実施例12]
非水溶媒としてEC、DEC、TFPC、VCおよびPSを含み、LiPFの濃度が1mol/lで、電解液溶媒に占める割合が、TFPC20重量%、VC15重量%、PS10重量%である非水電解液を得た。これを非水電解液lとする。
非水電解液lを用いたこと以外は実施例1と同様にして、実施例12の非水電解液二次電池Lを作製した。
[実施例13]
非水溶媒としてEC、DEC、TFPC、VCおよびPSを含み、LiPFの濃度が1mol/lで、電解液溶媒に占める割合が、TFPC20重量%、VC10重量%、PS15重量%である非水電解液を得た。これを非水電解液mとする。
非水電解液mを用いたこと以外は実施例1と同様にして、実施例13の非水電解液二次電池Mを作製した。
[比較例1]
非水溶媒としてEC、DECおよびTFPCを含み、LiPFの濃度が1mol/lで、電解液溶媒に占める割合が、TFPC20重量%である非水電解液を得た。これを非水電解液nとする。
非水電解液nを用いたこと以外は実施例1と同様にして、比較例1の非水電解液二次電池Nを作製した。
[比較例2]
非水溶媒としてEC、DEC、TFPCおよびVCを含み、LiPFの濃度が1mol/lで、電解液溶媒に占める割合が、TFPC20重量%、VC2重量%である非水電解液を得た。これを非水電解液oとする。
非水電解液oを用いたこと以外は実施例1と同様にして、比較例2の非水電解液二次電池Oを作製した。
[比較例3]
非水溶媒としてEC、DEC、TFPCおよびPSを含み、LiPFの濃度が1mol/lで、電解液溶媒に占める割合が、TFPC20重量%、PS2重量%である非水電解液を得た。これを非水電解液pとする。
非水電解液pを用いたこと以外は実施例1と同様にして、比較例3の非水電解液二次電池Pを作製した。
[比較例4]
TFPCの代わりにジ(2,2,2−トリフルオロエチル)カーボネート(TFE)を用い、非水溶媒としてEC、DEC、TFE、VCおよびPSを含み、LiPFの濃度が1mol/lで、電解液溶媒に占める割合が、TFE20重量%、VC2重量%、PS2重量%である非水電解液を得た。これを非水電解液qとする。
非水電解液qを用いたこと以外は実施例1と同様にして、比較例4の非水電解液二次電池Qを作製した。
[比較例5]
非水溶媒としてECおよびDECを含み、LiPFの濃度が1mol/lである非水電解液を得た。これを非水電解液rとする。非水電解液rを用いたこと以外は実施例1と同様にして、比較例5の非水電解液二次電池Rを作製した。
なお、実施例1〜13および比較例1〜5において、電解質中のECとDECの混合比は、すべて体積比で1:1であった。
実施例1〜13の非水電解液二次電池A〜Mおよび比較例1〜5の非水電解液二次電池N〜Rの、電解液に含まれるECとDEC以外の溶媒の種類および組成(重量%)表1にまとめた。
なお、表1において、TFPCはジ(2,2,3,3−テトラフルオロプロピル)カーボネートを、DFECはジ(2,2−ジフルオロエチル)カーボネートを、HFBCはジ(2,2,3,3,4,4−ヘキサフルオロブチル)カーボネートを、TFEはにジ(2,2,2−トリフルオロエチル)カーボネートを、VCはビニレンカーボネートを、SCはスチレンカーボネートを、VECはビニルエチレンカーボネートを、PSは1,3−プロパンスルトンを、SFはスルフォランを、ESはエチレンサルファイトを表す。
[電解液燃焼性試験]
まず、実施例1〜13の非水電解液二次電池A〜Mおよび比較例1〜5の非水電解液二次電池N〜Rに用いた非水電解液a〜rについて、電解液燃焼性試験を行った。ガラスフィルターに電解液を染み込ませ、大気中にて10秒間試験炎にさらした後、試験炎を遠ざけ、引火の様子を目視により観察した。
この試験において、10秒後に試験炎を遠ざけた時に、電解液に引火していた炎がすぐに消えた場合は「難燃性を示す」ものと判断し、試験炎を遠ざけて3秒後に引火していた炎が消えた場合は「難燃性が不十分」と判断し、試験炎を遠ざけて5秒後においても炎が消えなかった場合は「燃焼性を有する」と判断した。
[電池性能試験]
次に、実施例1〜13の非水電解液二次電池A〜Mおよび比較例1〜5の非水電解液二次電池N〜Rについて、初期放電容量、高率放電容量の測定を行った。まず、20℃において、30mA定電流で4.2Vまで、さらに4.2V定電圧で、合計2.5時間充電した後、20℃において、6mA定電流で終止電圧3Vまでの放電を行い、この時の放電容量を「初期放電容量」(mAh)とした。つぎに、20℃において、30mA定電流で4.2Vまで、さらに4.2V定電圧で、合計2.5時間充電した後、20℃において、90mA定電流で終止電圧3Vまでの放電を行い、この時の放電容量を「高率放電容量」とした。
電解液燃焼性試験および電池性能試験の結果を表2にまとめた。なお、表2において、「難燃性」欄における、○印は難燃性を示したもの、△印は難燃性が不十分なもの、×印は燃焼性を有するものであることを示す。
表2に示すように、本発明の実施例1の電池Aおよび比較例5の電池Rは、初期放電容量および高率放電容量は良好であった。しかし、比較例5の電池Rに用いた電液解rは燃焼性を有したのに対し、実施例1の電池Aに用いた電解液aは、燃焼性は示さなかったが、難燃性が不十分であった。
また、本発明の実施例2〜13の電池B〜Mでは、初期放電容量および高率放電容量がともに優れているだけでなく、これらの電池に用いた電解液b〜mはすべて難燃性を示し、燃焼性試験結果も良好であり、優れた電解質の難燃性と高率放電特性とを兼ね備える非水電解液電池であることが確認された。
これに対し、比較例1〜4の電池N〜Qに用いた電解液n〜qは難燃性を示したが、初期放電容量は設計容量に対してやや低く、さらに高率放電容量に劣ることがわかった。
なお、実施例1〜13の電池A〜Mにおいて、フッ素化鎖状カーボネート化合物の含有量が20重量%以上である、実施例2〜13の電池B〜Mでは、電解液が難燃性で、高率放電特性に優れた非水電解液二次電池が得られ、これらの中でもフッ素化鎖状カーボネート化合物の含有量が50重量%以下である、実施例2、3、実施例6〜10の電池C、D、F〜Jでは、特に高率放電特性が優れていた。
したがって、電解液中のフッ素化鎖状カーボネート化合物の含有量は、20重量%以上が好ましく、より好ましくは20重量%以上50重量%以下であることが確認された。
また、実施例2、5、6の電池B、E、Fと、実施例10〜13の電池J〜Mを比較した場合、高率放電特性は実施例2、5、6の電池B、E、Fの方が優れていたことから、電解液溶媒に占める炭素−炭素π結合を有する環状化合物とS=O結合を有する環状化合物の合計の割合が、1重量%以上、20重量%以下である場合に、電解質が難燃性で、高率放電特性に優れ、しかも充放電効率が高い非水電解液二次電池が得られることが確認された。
本発明の非水電解液二次電池の断面を示す図。
符号の説明
1 正極
11 正極合剤
12 正極集電体
2 負極合剤
21 負極合剤
22 負極集電体
3 セパレータ
4 極群
5 金属樹脂複合フィルム

Claims (3)

  1. 正極と負極と非水電解液とを備えた非水電解液二次電池において、前記非水電解液は、下記一般式(1)で示されるカーボネート基にメチレン基が隣接し、分子鎖末端に−CHFを有するフッ素化鎖状カーボネート化合物と、炭素−炭素π結合を有する環状カーボネート化合物と、S=O結合を有する環状化合物とを含むことを特徴とする非水電解液二次電池。
    〔ただし、一般式(1)において、x、yはそれぞれ0〜2の整数であり、m、nはそれぞれ0〜7の整数。〕
  2. 電解液溶媒に占めるフッ素化鎖状カーボネート化合物の割合が20重量%以上であることを特徴とする請求項1に記載の非水電解液二次電池。
  3. 電解液溶媒に占める炭素−炭素π結合を有する環状カーボネート化合物とS=O結合を有する環状化合物の合計の割合が1重量%以上、20重量%以下であることを特徴とする請求項1または2に記載の非水電解液二次電池。
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