JP5049495B2 - 木材の人工乾燥方法及びシステム - Google Patents

木材の人工乾燥方法及びシステム Download PDF

Info

Publication number
JP5049495B2
JP5049495B2 JP2006011014A JP2006011014A JP5049495B2 JP 5049495 B2 JP5049495 B2 JP 5049495B2 JP 2006011014 A JP2006011014 A JP 2006011014A JP 2006011014 A JP2006011014 A JP 2006011014A JP 5049495 B2 JP5049495 B2 JP 5049495B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
air
drying
heat
drying chamber
refrigerant
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2006011014A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2007192464A (ja
Inventor
耕作 西田
克己 藤間
周逸 齋藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Forestry and Forest Products Research Institute
Mayekawa Manufacturing Co
Original Assignee
Forestry and Forest Products Research Institute
Mayekawa Manufacturing Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Forestry and Forest Products Research Institute, Mayekawa Manufacturing Co filed Critical Forestry and Forest Products Research Institute
Priority to JP2006011014A priority Critical patent/JP5049495B2/ja
Publication of JP2007192464A publication Critical patent/JP2007192464A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5049495B2 publication Critical patent/JP5049495B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Chemical And Physical Treatments For Wood And The Like (AREA)
  • Drying Of Solid Materials (AREA)

Description

本発明は、ヒートポンプを利用して乾燥室内空気の冷却除湿を行う木材の人工乾燥システムにおいて、乾燥室に高熱源を供給可能にして乾燥時間を短縮でき、かつ熱効率を向上し得た人工乾燥方法及びシステムに関する。
木材の人工乾燥は乾燥室内に木材を浅積みし、加熱源を用いて乾燥室内の温度を上げて乾燥させている。また乾燥工程における木材の割れや反りを防止するために乾燥室の湿度調整が重要である。
図10にスギ材の人工乾燥における木材の含水率、乾燥室内の温度と相対湿度の一例を示す。乾燥運転の初期段階では数時間で室温を70℃程度まで昇温させる。このとき、木材の割れ防止のため、湿球温度が乾球温度と等しくなる(相対湿度100%)ように昇温させる必要があり、加熱と同時に加湿機器を用いて室内の加湿を行う。
その後、室内の相対湿度をゆっくりと低下させて木材から水分を蒸発させていく。乾燥工程では木材の含水率の低下に伴い水分の蒸発量が減少することから、次第に乾燥室内温度を上昇させ、相対湿度を減少させることにより、乾燥日数が多くかからないようにしている。特に含水率が30%以下となった工程では木材中の結合水の蒸発過程となるため、高温かつ低湿度を保持しないと多くの乾燥日数が必要となる。
従来の木材人工乾燥システムは、蒸気加熱式、除湿式、減圧式などがある。2002年のデータでは蒸気加熱式が74%、除湿式が18%となっている。
蒸気加熱式はボイラにより発生させた蒸気を乾燥室内の放熱管に送り、加熱した空気により乾燥させる方式である。この方式は室内を高温に昇温することが容易であり、乾燥時間が短いことから多く用いられている。乾燥室の湿度の調整は主として室外から室内への給気および排気で行っており、運転初期および運転中の湿度低下時にはボイラの蒸気により加湿を行っている。
しかしながらかかる方式では排気による熱ロスが多く、加熱源の投入エネルギーが多くなる欠点を持っている。
またヒートポンプを木材などの乾燥に適用した装置が、例えば特許文献1(特開2001−353398号公報)で提案されている。この装置は、被乾燥物を収納する乾燥庫に吸気口と排気口とを設け、ヒートポンプの凝縮器を吸気口に設けるとともに、蒸発器を排気口に設け、乾燥庫の外から導入する空気を凝縮器で加熱して吸気口から乾燥庫内に取り入れるとともに、被乾燥物から出た水分で高湿となった空気を排気口から乾燥庫の外に排気する時に、蒸発器で熱を回収して凝縮器に回すことにより、エネルギーの消費を少なくし、かつ乾燥時間を短縮することを目的としている。
しかしながら特許文献1の方式は、乾燥庫内の高温となった空気を外部に放出し、再循環して使用しないため、依然として排気による熱ロスが多く、加熱源の投入エネルギーが多くなる欠点を持っている。
次に従来の除湿式乾燥システムの一例を図11に示す。図11おいて、装置は気密性の良い乾燥室01、ヒートポンプ02、加熱用ヒータ(電気ヒータまたは蒸気放熱管)03、加湿器04、送風機05から構成されている。
図11ではヒートポンプ02が室内に置かれているが、室外に設置されているものもある。ヒートポンプ02の冷媒はフロン冷媒が用いられており、乾燥室01内に載置された木材間を通過して湿った空気aは、ヒートポンプ02の蒸発器(図示略)により冷却除湿され、凝縮器(図示略)の排熱とヒータ03により加熱されて木材に供給される。
特開2001−353398号公報
しかるに図11の装置では、フロンを冷媒としているためヒートポンプ02では70℃の昇温が限界であり、通常は40℃程度で用いられていることが多い。本方式は低温乾燥のため狂いや材色変化が少ないという長所を有しているが、乾燥時間が蒸気加熱式の1.5〜2倍と長くなり(特に乾燥後期は長い)、除湿能力が小さいと材にカビが発生するという問題がある。
また乾燥後期では、高温かつ低湿度を保持する必要から、ヒートポンプの圧縮機の圧縮比を高める必要があり、このため蒸発温度が低下して、ヒートポンプの消費電力が多くなることや、ヒータ03のエネルギー消費が多くなる(ヒートポンプ消費電力の3〜4倍程度)問題がある。
本発明は、かかる従来技術の課題に鑑み、従来の除湿式乾燥システムの欠点である室内温度が低く乾燥時間が多くかかること、乾燥後期においてヒータ等の補助熱源のエネルギー消費が多いという問題を解決するために、エネルギー消費を低減して熱効率を向上できる木材の除湿式乾燥システムを実現することを目的とする。
かかる目的を達成するため、本発明の木材乾燥方法は、
木材を乾燥させるための気密性の乾燥室と、該乾燥室内の空気を該乾燥室外に設置した冷却除湿器に導き、該冷却除湿器で冷却除湿して前記乾燥室に戻すヒートポンプと、前記乾燥室内の上部に設置され、ファンで乾燥室内を循環させた空気を、温水によって加熱するエアヒータと、該乾燥室内を加湿する加湿器とを備え、該乾燥室内の温度及び相対湿度を調整しながら該乾燥室内に収容した木材の乾燥を行なう木材の人工乾燥方法において、
前記ヒートポンプがCOを冷媒とするヒートポンプであって、前記エアヒータの温水の加熱と、前記加湿器の温水の加熱および、除湿後の空気の再加熱の加熱源に、前記ヒートポンプの高温側のCO 冷媒を用い、該ヒートポンプの低温側CO 冷媒を前記冷却除湿器の冷熱源とすることを特徴とする。
また本発明の乾燥システムは、前記本発明方法を実施するための乾燥システムとして、
木材を乾燥させるための気密性の乾燥室と、該乾燥室内の空気を導入し冷却除湿して前記乾燥室に戻すヒートポンプと、該乾燥室内の空気を加熱するエアヒータと、該乾燥室内を加湿する加湿器とを備えた木材の人工乾燥システムにおいて、
前記ヒートポンプが、COを冷媒とし、前記乾燥室内の空気と熱交換して冷却除湿する蒸発器と、CO冷媒を圧縮して超臨界圧以上に加圧する圧縮機と、CO冷媒を膨張減圧して蒸発器に導入する膨張器と、臨界圧まで圧縮して高温としたCO冷媒の保有熱を前記エアヒータの熱源として供給する手段と、前記冷却除湿された空気を超臨界圧まで圧縮して高温とした前記CO 冷媒の保有熱で再加熱して前記乾燥室に戻す手段とを備えたことを特徴とする。
本発明では、高温度の加熱が行えるCOを冷媒とした超臨界サイクルのヒートポンプを用いるため、100℃付近の熱源を取り出すことができる。
超臨界COヒートポンプサイクルのP−h線図を図1に示す。超臨界サイクルでは高圧側は臨界圧力以上の超臨界ガスとなる。よって冷媒は放熱に伴って相変化せずに温度が低下していく。この熱交換器を一般的にガスクーラと呼んでいる。このサイクルを効率良く運転するにはガスクーラの出口温度をできるだけ低下させることが重要であり、図1に示したガスクーラ出口温度が高い点Aを低い点Bまで冷却した場合には、加熱量はQhaからQhbに、冷却熱量はQcaからQcbに増加させることができる。
このため本発明では、蒸発工程後のCO冷媒を超臨界圧まで圧縮して高温としたCO冷媒の保有熱をエアヒータの熱源として供給し、さらに冷却除湿された空気を再加熱するための熱源としてCO冷媒の保有熱を供することにより、超臨界ガス冷却工程での出口温度を低減するようにしている。また冷却除湿された空気を再加熱して乾燥室に戻すため、乾燥室内を高温かつ低湿度に保つことができる。
乾燥室内の循環空気を除湿しようとすると、大量の空気を冷却する必要があるため、冷却熱量が非常に大きくなる。そこで、循環させている一部の空気を除湿用としてファンを用いて取出し、それをヒートポンプに導入して冷却除湿するようにするとよい。
また乾燥室内で木材から蒸発した水分をヒートポンプですべて除湿しようとすると、ヒートポンプの冷凍能力を大きくする必要があり、そのため圧縮機を大容量とし、あるいは蒸発温度(蒸発圧力)を下げて圧縮比を高くする必要があるが、そうすると、イニシャルコストが高くなったり、あるいは熱効率が低下するという不具合が生じる。
そこで本発明では、好ましくは、蒸発工程で冷却除湿した空気の一部を排気し、該排気量の分だけ外気を導入するように構成することにより、蒸発器の負荷を軽減させている。
またこうすると、冷却除湿された空気の温度をさらに下げることになり、その後超臨界圧以上に圧縮されたCO冷媒との熱交換に際して熱交換後のCO冷媒温度を下げることになるため、ヒートポンプの冷凍能力の向上につながる。この外気の給排気は、好ましくは、乾燥室内に設けた湿度センサによって給気部に設けた給気ファンを制御し、排気は給気量に応じてダンパにて排気量を制御するとよい。
給・排気部を通過した空気は、高圧のCO冷媒と熱交換させる空気加熱器によって昇温させた後に、乾燥室に戻す。
本発明において、乾燥室内で木材の水分を蒸発させるのに必要となる加熱量の主要なものは、乾燥室に設けたエアヒータによって行う。本発明システムにおいて、超臨界圧まで圧縮して高温としたCO冷媒の保有熱をエアヒータの熱源として供給する手段として、超臨界圧まで圧縮して高温としたCO冷媒とエアヒータに熱源を供給する2次側熱媒体(例えば温水)とを熱交換する加熱器を設けてもよく、あるいは超臨界圧まで圧縮して高温としたCO冷媒をエアヒータの前記乾燥室内の空気と熱交換する領域に導入して乾燥室内の空気と熱交換した後、空気を再加熱する空気加熱器に戻す管路を設けるようにしてもよい。
本発明システムにおいて、好ましくは、乾燥室内に設けられた温度センサ及び湿度センサと、前記給気部に設けられた給気ファンと、乾燥室内の空気をヒートポンプの蒸発器に導入する除湿ファンと、前記温度センサで検知された温度に基づいて前記除湿ファンとヒートポンプの圧縮機の駆動装置とを制御するとともに、前記湿度センサで検知された湿度に基づいて前記給気ファン及び前記除湿ファンを制御するコントローラとを備えるようにする。
木材の乾燥工程は、図10のように乾燥時間(含水率)に適した温度・湿度があり、乾燥室内の温度センサによって除湿ファンの回転数と圧縮機の回転数を制御するとともに、湿度センサによって外気の給気ファンと除湿ファンの回転数を制御することよって、乾燥室内を図10にように設定された温度及び湿度に正確に制御することができる。
本発明システムの初期運転時の一実施形態として、蒸発器と並列に外気から蒸発潜熱を吸収する空気採熱器を設け、乾燥初期運転時にCO冷媒が該空気採熱器に導入されるように構成するとともに、超臨界圧まで圧縮して高温としたCO冷媒と前記加湿器で噴霧される温水とを熱交換する加湿用加熱器を設け、乾燥初期運転時に前記加湿器から該温水を噴霧するように構成する。
運転初期では、外気温度・湿度に近い状態から、70℃程度の乾燥温度まで、相対湿度100%で昇温させる必要がある。通常運転では、前述のように、ヒートポンプの採熱源として乾燥室内の空気を用いていたが、数時間で室内を昇温させる必要があるため、外気から採熱してヒートポンプで乾燥室内空気を加熱させる。
本発明システムの初期運転時の他の実施形態として、蒸発器上流側の空気流路に排気部を設け、初期運転時に前記給気部から前記蒸発器を通って前記排気部に抜ける外気流路を形成させるようにしてもよい。このようにすれば、前記実施形態のように、空気採熱器を別に設ける必要がなく、空気除湿用の蒸発器を初期運転時に兼用することができる。
また本発明システムでは、冷却水を貯留した冷却水槽と、該冷却水槽と前記蒸発器との間で冷却水を循環させる管路とを備え、前記蒸発器で冷却され前記冷却水槽内に貯留した冷却水中に前記乾燥室内の空気を導入して冷却除湿するように構成してもよい。
このように乾燥室内の空気を冷却水と直接接触させれば、湿度コントロールが容易になり、また冷却水と空気との熱伝達率が向上するため、圧縮機の大型化を図ったり、圧縮機の圧縮比をそれほど高める必要がなくなる。
本発明方法によれば、ヒートポンプがCOを冷媒とした超臨界域に達する冷凍サイクルで構成したことにより、乾燥室に高温の熱源を供給することができるとともに、超臨界圧まで圧縮して高温としたCO冷媒の保有熱を乾燥室を加熱するエアヒータの熱源として、また蒸発器で冷却除湿された乾燥室空気の再加熱の熱源として少なくとも2段階に亘って放熱することにより、木材の乾燥に十分な熱を供給できるため、木材を短時間で乾燥することができる。またヒートポンプのCOPを向上させることができるため、ヒートポンプの熱量も少なくて済み、イニシャルコストも低減することができる。
また本発明システムによれば、ヒートポンプが、COを冷媒とし、乾燥室内の空気と熱交換して冷却除湿する蒸発器と、CO冷媒を圧縮して超臨界圧以上に加圧する圧縮機と、CO冷媒を膨張減圧して前記蒸気器に導入する膨張器と、超臨界圧まで圧縮して高温としたCO冷媒の保有熱をエアヒータの熱源として供給する手段と、冷却除湿された空気を再加熱して乾燥室に戻す手段とを備え、COを冷媒とした超臨界域に達する冷凍サイクルで構成したことにより、乾燥室に高温の熱源を供給することができるとともに、超臨界圧まで圧縮して高温としたCO冷媒の保有熱を乾燥室を加熱するエアヒータの熱源として、また蒸発器で冷却除湿された乾燥室空気の再加熱の熱源として少なくとも2段階に亘って放熱することにより、木材の乾燥に十分な熱を供給できるため、木材を短時間で乾燥することができる。また同時にヒートポンプのCOPを向上させることができるため、ヒートポンプの熱量も少なくて済み、イニシャルコストも低減することができる。
また好ましくは、蒸発器で冷却除湿された後の空気の一部を排気する排気部と、該排気量の分だけ給気する給気部とを備え、該排気部から蒸発器で冷却除湿した空気の一部を排気し、該給気部から該排気量の分だけ外気を導入するように構成することにより、蒸発器の負荷を軽減させ、圧縮機の容量又は圧縮比を低減できて、イニシャルコストを低減できるとともに、冷却除湿された空気の温度をさらに下げ、その後超臨界圧とされたCO冷媒との熱交換に際して熱交換後のCO冷媒温度を下げることになるため、ヒートポンプの冷凍能力の向上につながる。
また本発明システムにおいて、好ましくは、乾燥室内に設けられた温度センサ及び湿度センサと、前記給気部に設けられた給気ファンと、乾燥室内の空気をヒートポンプの蒸発器に導入する除湿ファンと、前記温度センサで検知された温度に基づいて前記除湿ファンとヒートポンプの圧縮機の駆動装置とを制御するとともに、前記湿度センサで検知された湿度に基づいて前記給気ファン及び前記除湿ファンを制御するコントローラとを備えることにより、乾燥室内を図1にように設定された温度及び湿度に正確に制御することができる。
また本発明システムにおいて、好ましくは、蒸発器と並列に外気から蒸発潜熱を吸収する空気採熱器を設け、乾燥初期運転時にCO冷媒が該空気採熱器に導入されるように構成するとともに、超臨界圧まで圧縮して高温としたCO冷媒と前記加湿器で噴霧される温水とを熱交換する加湿用加熱器を設け、乾燥初期運転時に前記加湿器から該温水を噴霧するように構成すれば、初期運転時に必要な急速な温度上昇と相対湿度100%への到達を短時間で行なうことができる。
あるいは、初期運転時の別な実施態様として、蒸発器上流側の空気流路に排気部を設け、初期運転時に蒸発器可撓性下流側の給気部から蒸発器を通って前記排気部に抜ける外気流路を形成させるようにすれば、空気採熱器を別に設ける必要がなく、空気除湿用の蒸発器を初期運転時に兼用することができるため、設備費を低減することができる。
以下、本発明を図に示した実施例を用いて詳細に説明する。但し、この実施例に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、その相対配置などは特に特定的な記載がない限り、この発明をそれのみに限定する趣旨ではない。
図2は本発明の第1実施例を示すブロック線図、図3は、第1実施例の制御系を示すブロック線図、図4は、排気ライン19に設けられたエアーダンパ19aの構成図、図5は、第1実施例の初期運転時の作動を示すブロック線図、図6は、本発明の第2実施例を示すブロック線図、図7は、本発明の第3実施例を示すブロック線図、図8は、本発明の第4実施例を示すブロック線図、図9は第4実施例の制御系を示すブロック線図である。
本発明の第1実施例を示す図1において、密閉機能を有する乾燥室1には被乾燥物である木材Wが間を空気aが流通するように互いに間隔を設けて載置されている。乾燥室1内には、空気の循環流bを形成するための仕切り6が設けられ、該循環流路bに面してエアヒータ3、ファン5、加湿器4、温度センサ8及び湿度センサ7が配置されている。
一方ヒートポンプ2は、COを冷媒とし、CO冷媒が循環する冷媒ライン21に、冷却除湿器(蒸発器)22と、圧縮機23と、加湿用加熱器(凝縮器)24と、温水加熱器(凝縮器)25と、空気加熱器(凝縮器)26と、膨張弁27が介設されている。
冷却除湿器22には、空気ライン9を介して除湿ファン10によって乾燥室1内の空気が供給され、冷却除湿器22でCO冷媒と熱交換されて冷却除湿され、その後ライン11を経て空気加熱器26に送られ、そこでCO冷媒と熱交換してCO冷媒の凝縮熱を得て、乾燥室内空位温度と同じ温度に加熱され、戻りライン12を経て乾燥室1内に戻るように構成されている。
またエアヒータ3には、乾燥室1内の空気循環流bに面した領域に位置するとともに、温水加熱器25との間をポンプ15によって矢印方向に温水を循環する温水循環ライン13が設けられている。温水循環ライン13に介装されたバッファタンク14は、給水部14bを有するとともに、内部に気相空間14aを有して温水循環ライン13内部で急激な高圧が発生したときに緩衝作用を有する。また温水循環ライン13から分岐した分岐ライン16は、加湿用加熱器24に接続されている。通常運転時分岐ライン16に介装された開閉弁35は閉となっているが、初期運転時開となり、初期運転時分岐ライン16から加湿用加熱器24に導入された温水は、CO冷媒の凝縮熱を得て高温となり、温水ライン17を経て乾燥室1内の加湿器4で空気循環流bに噴霧される。
空気ライン11には、給気ファン18aが介設された給気ライン18と、エアーダンパ19aが介設された排気ライン19が接続されている。またヒートポンプ2には、冷却除湿器22と並列に空気採熱器(蒸発器)28が設けられ、開閉弁29及び30の開閉により、本乾燥システムの初期運転時に、冷却除湿器22の代わりに空気採熱器28にCO冷媒が導入されて、外気cから蒸発潜熱を得るように構成されている。
図3は第1実施例の制御系であり、図3において、コントローラ31は、温度センサ7で検知された乾燥室1内の温度に基づいて除湿ファン10とヒートポンプの圧縮機の駆動モータ23aとを制御するとともに、湿度センサ8で検知された湿度に基づいて給気ライン18に設けられた給気ファン18a及び除湿ファン10を制御する。
木材の乾燥工程は、図10のように乾燥時間(含水率)に適した温度及び湿度があり、上記制御を行うことによって、乾燥室1内を図10にように設定された温度及び湿度に正確に制御することができる。
また図4は、排気ライン19に介装されたエアーダンパ19aを示し、排気ライン19は、軸32によって回動可能に設けられた開閉板33によって開閉される。開閉板33は、軸32に設けられた錘34によって排気ライン19の開口19bを予め設定された付勢力により閉鎖する方向に付勢されている。かかる構成のため、給気ライン18からライン11に給気されることによって、排気ライン19内の空気圧dが設定された圧力以上になると、開閉板33が開口19bを開放する。
なお図2において、各部に記された温度表示は、そのラインを流れる空気、CO冷媒又は温水の温度を示す。
かかる構成の第1実施例において、図5にその初期運転時の作動状況を示す。図5において、運転初期では、乾燥室1内の空気を外気の温度及び湿度に近い状態から70℃態度の乾燥温度及び相対湿度100%まで数時間で急速上昇させる必要がある。このため開閉弁29を閉、開閉弁30を開として、空気採熱器28にCO冷媒を導入して外気cから蒸発潜熱を採熱する。
また同時に開閉弁35を開として、エアヒータ3と温水加熱器25の間を循環する温水の一部を温水循環ライン13から分岐ライン16に取り出し、加湿用加熱器24において圧縮機23により超臨界圧に達した高温のCO冷媒と熱交換させて加熱し、その後加熱した温水を乾燥室1内の加湿器4に噴霧して加湿を行なう。
加湿用加熱器24で温水と熱交換した後、CO冷媒は温水加熱器25で温水循環ライン13を流れる温水と熱交換して温水をその凝縮熱で加熱し、加熱された温水は、エアヒータ3に供給されて、エアヒータ3の熱源に供される。
かかる操作によって初期運転を行ない、乾燥室1内を急速昇温及び急速加湿し、70℃及び相対湿度100%の雰囲気とした後、図2に示す通常運転に移行する。
通常運転においては、図2に示すように、開閉弁29を開、開閉弁30を閉として、CO冷媒を冷却除湿器22に流すようにする。同時に開閉弁35を閉として、加湿用加熱器24へ温水を流すことを止める。これによって圧縮機23によって超臨界圧まで圧縮され高温となったCO冷媒は、加湿用加熱器24での熱交換をせず、温水加熱器25でエアヒータ3の熱源となる温水をその凝縮熱で加熱し、その後空気加熱器26で冷却除湿器22で冷却除湿された空気を加熱する。
通常運転時になって除湿ファン10によって乾燥室1内から冷却除湿器22に送られた空気は、ここでCO冷媒によって蒸発潜熱を奪われ、冷却除湿してライン11を経て空気加熱器26に至り、ここでCO冷媒の凝縮熱で加熱され、70℃の温度に再加熱されて乾燥室1内に戻される。
なお冷却除湿器22で乾燥室1から送られた全ての空気を冷却除湿すると、ヒートポンプ2の冷凍能力に負担がかかり、圧縮機の容量を大きくするか、あるいは圧縮比を上げる必要があるが、圧縮比を上げると、COPが低下するので、冷却除湿後の空気の一部を排気ライン19から排気し、低湿度及び常温の外気を給気ライン18から給気ファン18aによって導入する。
なお排気ライン19に設けられたエアーダンパ19aは、図5に示す構成を有することにより、ライン11内の空気圧を設定値に保持するように排気することができる。これによって給気ライン18から導入された外気量の分だけ排気ライン19から排気することができる。
かかる第1実施例によれば、ヒートポンプ2がCOを冷媒とする超臨界圧冷凍サイクルを構成することにより、高温の熱源を乾燥室1に供給することができる。従って乾燥室1に十分な熱源を供給できて嵌挿時間を短縮でき、特に急速な昇温及び高湿度化を必要とする初期運転時に超臨界圧の高温の保有熱を放出して加湿器8に高温水を供給できるとともに、温水加熱器25でその凝縮熱を放出してエアヒータ3の熱源用温水を供給でき、さらにその後残った凝縮熱で乾燥室1に戻る空気を再加熱することができる。
またこのように2段階(初期運転時は3段階)に亘って凝縮熱を放出することにより、図1に示すように、冷凍能力を高め、COPを向上させることができる。
また冷却除湿器22で冷却除湿した空気の一部をライン11で外気と入れ替えることにより、ヒートポンプの負荷軽減を図ることができ、これによってCOPを向上させることができるとともに、イニシャルコストを低減することができる。
また初期運転時に外気の保有熱を利用することができるため、急速昇温が可能になる。
また図3に示す制御系を具備することにより、乾燥室1内の温度及び湿度を所望の状態に正確に制御することができる。
次に本発明の第2実施例を図6により説明する。図6において、本実施例は、第1実施例の空気採熱器28を廃し、代わりに冷却除湿器22に接続する空気ライン9に排気ライン41を設け、排気ライン41に排気弁42を設けた構成としている。なおその他の構成は図2の第1実施例と同一であり、第1実施例と同一の部位については同一の符号を付し、それら部位の説明を省略する。
かかる構成の第2実施例においては、初期運転時には排気弁42を開とし、給気ライン18から外気を導入し、冷却除湿器22で外気の保有熱を蒸発潜熱として採熱し、その後外気を排気ライン41から外部に排出する。
その他の初期運転時の操作は、第1実施例と同一である。また通常運転時の操作は、排気弁42を閉とした後、第1実施例と同一の操作を行う。
かかる第2実施例によれば、第1実施例において初期運転時に作動する空気採熱器28と通常運転時に作動する冷却除湿器22とを兼用できるので、設備費を軽減することができる。
次に本発明の第3実施例を図7により説明する。図7において、本実施例は、第1実施例と比べて、温水加熱器25と乾燥室1内のエアヒータ3との間で温水を循環する温水循環ライン13及び分岐ライン16を廃し、代わりに加湿用加熱器24から出る高温・高圧のCO冷媒をエアヒータ3に供給する供給ライン51を設け、またCO冷媒をエアヒータ3から空気加熱器26に戻す、ポンプ53が介設された戻りライン52を設けたものである。
また分岐ライン16を廃した代わりに、加湿用加熱器24に給水部24aを設け、初期運転時に給水部24aから供給する水をCO冷媒によって加湿用加熱器24で加熱し、加熱された温水をライン17から加湿器4に供給するようにしている。その他の構成は第1実施例と同一であるので、同一符号を付してそれら同一部位の説明を省略する。
かかる構成の第3実施例によれば、CO冷媒と温水とを熱交換する温水加熱器25及び温水循環ライン13に介設されるバッファタンク15等が不要になり、設備が低減するとともに、CO冷媒を直接乾燥室内の空位と熱交換するので、熱効率が向上するという利点がある。
次に本発明の第4実施例を図8により説明する。図8において、本実施例は、第1実施例と比べて、ヒートポンプ2を構成する蒸発器61とは別に直接接触式除湿器62を設け、外気の給気ライン18及び排気ライン19を廃した点が異なっている。
該除湿器62は、容器形状をなし、内部に冷却水が貯留され、該冷却水は循環ライン63に設けられたポンプ64で蒸発器61との間を循環され、蒸発器61で吸熱され冷却される。乾燥室1内の空気は、除湿器62内に貯留する冷却水中のヘッダ67から放出され、冷却水と直接接触して冷却除湿される。
図9は本実施例の制御系を示す。図9において、コントローラ31は、温度センサ7で検知された乾燥室1内の温度に基づいて除湿ファン10とヒートポンプの圧縮機の駆動モータ23aとを制御するとともに、湿度センサ8で検知された湿度に基づいて冷却水ポンプ64及び除湿ファン10の回転数を制御する。冷却水ポンプ64を制御することによって冷却水の循環量を制御し、これによって冷却水の温度を調整できるため、除湿器62の除湿量を制御することができる。
冷却除湿された空気は、空気加熱器26に送られて空気加熱器26でCO冷媒と熱交換し、CO冷媒の凝縮熱で加熱されるのは第1実施例と同一である。空気から除湿された水分は、除湿器62内に溜まるが、冷却水の水位が高くなれば、水位センサ67で検知し、排水弁66を自動的に開にして、排水ライン65から排水されることにより、冷却水の水位が一定に保持される。
かかる第4実施例によれば、空気を冷却水と直接接触により冷却除湿するため、湿度コントロールが容易となり、また空気と冷却水との熱伝達率が良いため、乾燥室1から送られる全部の空気を冷却除湿してもヒートポンプ2の圧縮機23の容量を増大させたり、あるいは圧縮比を大きくする必要がない。従って第1実施例にように空気の一部を外気と入れ替える給気ライン81や排気ライン19を廃することができるとともに、イニシャルコストを低減し、ヒートポンプ2のCOPを向上させることができる。
本発明によれば、木材の乾燥時間を短縮できて、乾燥システムに使用されるヒートポンプのCOPを格段に向上させ、エネルギ消費を低減して熱効率を向上できる木材の除湿式乾燥システムを実現することができる。
超臨界COヒートポンプサイクルのP−h線図である。 本発明の第1実施例を示すブロック線図である。 前記第1実施例の制御系を示すブロック線図である。 前記第1実施例の排気ライン19に設けられたエアーダンパ19aの構成図である。 前記第1実施例の初期運転時の作動を示すブロック線図である。 本発明の第2実施例を示すブロック線図である。 本発明の第3実施例を示すブロック線図である。 本発明の第4実施例を示すブロック線図である。 前記第4実施例の制御系を示すブロック線図である。 木材人工乾燥における乾燥条件の一例を示す線図である。 従来の除湿式木材人工乾燥システムを示す構成図である。
符号の説明
1 乾燥室
2 ヒートポンプ
3 エアヒータ
4 加湿器
7 温度センサ
8 加湿センサ
9 空気ライン
10 除湿ファン
12 戻りライン
13 温水循環ライン
18 給気ライン
18a 給気ファン
19 排気ライン
19a エアーダンパ
21 CO冷媒循環ライン
22 冷却除湿器
23 圧縮機
23a 圧縮機駆動モータ
24 加湿用加熱器
25 温水加熱器
26 空気加熱器
28 空気採熱器
31 コントローラ
41 排気ライン
51 CO冷媒供給ライン
52 CO冷媒戻りライン
62 直接接触式除湿器
63 冷却水循環ライン
W 木材

Claims (11)

  1. 木材を乾燥させるための気密性の乾燥室と、該乾燥室内の空気を該乾燥室外に設置した冷却除湿器に導き、該冷却除湿器で冷却除湿して前記乾燥室に戻すヒートポンプと、前記乾燥室内の上部に設置され、ファンで乾燥室内を循環させた空気を、温水によって加熱するエアヒータと、該乾燥室内を加湿する加湿器とを備え、該乾燥室内の温度及び相対湿度を調整しながら該乾燥室内に収容した木材の乾燥を行なう木材の人工乾燥方法において、
    前記ヒートポンプがCOを冷媒とするヒートポンプであって、前記エアヒータの温水の加熱と、前記加湿器の温水の加熱および、除湿後の空気の再加熱の加熱源に、前記ヒートポンプの高温側のCO冷媒を用い、該ヒートポンプの低温側CO冷媒を前記冷却除湿器の冷熱源とすることを特徴とする木材の人工乾燥方法。
  2. 前記蒸発工程で冷却除湿した空気の一部を排気し、該排気量の分だけ外気を導入することを特徴とする請求項1記載の木材の人工乾燥方法。
  3. 乾燥運転初期の前記ヒートポンプの蒸発工程において前記乾燥室内の空気の代わりに外気と熱交換して外気の保有熱を吸収するとともに、
    前記加湿器で噴霧する水に超臨界圧まで圧縮したCO冷媒の保有熱を供するようにしたことを特徴とする請求項1記載の木材の人工乾燥方法。
  4. 木材を乾燥させるための気密性の乾燥室と、該乾燥室内の空気を導入し冷却除湿して前記乾燥室に戻すヒートポンプと、該乾燥室内の空気を加熱するエアヒータと、該乾燥室内を加湿する加湿器とを備えた木材の人工乾燥システムにおいて、
    前記ヒートポンプが、COを冷媒とし、前記乾燥室内の空気と熱交換して冷却除湿する蒸発器と、CO冷媒を圧縮して超臨界圧以上に加圧する圧縮機と、CO冷媒を膨張減圧して蒸発器に導入する膨張器と、臨界圧まで圧縮して高温としたCO冷媒の保有熱を前記エアヒータの熱源として供給する手段と、前記冷却除湿された空気を超臨界圧まで圧縮して高温とした前記CO 冷媒の保有熱で再加熱して前記乾燥室に戻す手段とを備えたことを特徴とする木材の人工乾燥システム。
  5. 前記蒸発器で冷却除湿された後の空気の一部を排気する排気部と、該排気量の分だけ給気する給気部とを備えたことを特徴とする請求項4記載の木材の人工乾燥システム。
  6. 超臨界圧まで圧縮して高温としたCO冷媒と前記エアヒータに熱源を供給する2次側熱媒体とを熱交換する加熱器と、該加熱器で熱交換した後のCO冷媒と冷却除湿された空気とを熱交換して該空気を再加熱する空気加熱器を備えたことを特徴とする請求項4記載の木材の人工乾燥システム。
  7. 超臨界圧まで圧縮して高温としたCO冷媒を前記エアヒータの前記乾燥室内の空気と接触する領域に導入した後、空気を再加熱する空気加熱器に戻す管路を設けたことを特徴とする請求項4記載の木材の人工乾燥システム。
  8. 前記乾燥室内に設けられた温度センサ及び湿度センサと、
    前記給気部に設けられた給気ファンと、
    前記乾燥室内の空気を前記ヒートポンプの蒸発器に導入する除湿ファンと、
    前記温度センサで検知された温度に基づいて前記ヒートポンプの圧縮機の駆動装置を制御するとともに、前記湿度センサで検知された湿度に基づいて前記給気ファン及び前記除湿ファンを制御するコントローラとを備えたことを特徴とする請求項5記載の木材の人工乾燥システム。
  9. 冷却水を貯留した冷却水槽と、該冷却水槽と前記蒸発器との間で冷却水を循環させる管路とを備え、前記蒸発器で冷却され前記冷却水槽内に貯留した冷却水中に前記乾燥室内の空気を導入して冷却除湿するように構成したことを特徴とする請求項4記載の木材の人工乾燥システム。
  10. 前記蒸発器と並列に外気から蒸発潜熱を吸収する空気採熱器を設け、乾燥初期運転時にCO冷媒が該空気採熱器に導入されるように構成するとともに、
    超臨界圧まで圧縮して高温としたCO冷媒と前記加湿器で噴霧される温水とを熱交換する加湿用加熱器を設け、乾燥初期運転時に前記加湿器から該温水を噴霧するように構成したことを特徴とする請求項4記載の木材の人工乾燥システム。
  11. 前記蒸発器上流側の空気流路に排気部を設け、初期運転時に前記給気部から前記蒸発器を通って前記排気部に抜ける外気流路を形成させることを特徴とする請求項5記載の木材の人工乾燥システム。
JP2006011014A 2006-01-19 2006-01-19 木材の人工乾燥方法及びシステム Active JP5049495B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006011014A JP5049495B2 (ja) 2006-01-19 2006-01-19 木材の人工乾燥方法及びシステム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006011014A JP5049495B2 (ja) 2006-01-19 2006-01-19 木材の人工乾燥方法及びシステム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007192464A JP2007192464A (ja) 2007-08-02
JP5049495B2 true JP5049495B2 (ja) 2012-10-17

Family

ID=38448311

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006011014A Active JP5049495B2 (ja) 2006-01-19 2006-01-19 木材の人工乾燥方法及びシステム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5049495B2 (ja)

Families Citing this family (29)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5060791B2 (ja) * 2007-01-26 2012-10-31 独立行政法人森林総合研究所 木材の乾燥方法、木材への薬剤浸透方法及び乾燥装置
JP5568838B2 (ja) * 2008-03-25 2014-08-13 東京電力株式会社 産業用乾燥システム
JP5514480B2 (ja) * 2009-07-14 2014-06-04 株式会社大川原製作所 ヒートポンプユニットと昇温装置とを具えた乾燥システム
JP5760303B2 (ja) * 2009-09-29 2015-08-05 東京電力株式会社 熱供給システム
JP5556153B2 (ja) * 2009-12-03 2014-07-23 東京電力株式会社 産業用加熱システム
JP5616052B2 (ja) * 2009-12-04 2014-10-29 キヤノン電子株式会社 処理装置
JP5451473B2 (ja) * 2010-03-18 2014-03-26 大阪瓦斯株式会社 温室栽培システム
JP5785447B2 (ja) * 2011-06-20 2015-09-30 株式会社前川製作所 木材乾燥装置の制御装置
JP2013124844A (ja) * 2011-12-16 2013-06-24 Kansai Electric Power Co Inc:The ヒートポンプ式加熱システム
JP6068826B2 (ja) * 2012-05-07 2017-01-25 株式会社大川原製作所 乾燥空気の除湿機構が具えられた乾燥システム
CN103512319A (zh) * 2012-06-18 2014-01-15 海口同方阳光科技有限公司 太阳能加热泵棕榈藤原藤烘干技术
FR2994254B1 (fr) * 2012-08-02 2018-08-10 Electricite De France Pompe a chaleur pour realiser un chauffage a fort ecart de temperatures d'un fluide exterieur, et installation comprenant une telle pompe a chaleur
JP5673651B2 (ja) * 2012-10-26 2015-02-18 三菱電機株式会社 オープンショーケース
JP2014088974A (ja) * 2012-10-29 2014-05-15 Mitsubishi Electric Corp 冷凍機及び冷凍装置
JP5796588B2 (ja) * 2013-02-27 2015-10-21 三菱電機株式会社 オープンショーケース
CN104290161B (zh) * 2014-08-23 2016-01-06 苏义燕 一种红木的干燥工艺
CN104493938A (zh) * 2015-01-10 2015-04-08 陈霞 一种红木的干燥工艺
CN104552518B (zh) * 2015-01-10 2016-08-24 陈霞 一种红木的除湿工艺
KR101764134B1 (ko) * 2016-10-17 2017-08-14 주식회사 에이치티 보조 가열과 폐열 회수를 이용한 에너지 절감형 고효율 하이브리드 목재 건조 및 고열처리 장치
MX2019005956A (es) * 2016-12-08 2019-07-10 Scherer Technologies Llc R P Un metodo para reducir la tension en la cubierta de la capsula para disminuir la propension a romperse.
CN107560339A (zh) * 2017-09-19 2018-01-09 长兴谐达能源科技有限公司 一种环保效果好的生物质造粒烘干设备
CN109708087A (zh) * 2018-12-18 2019-05-03 东莞市风火轮热能科技有限公司 超低温生鲜食品co2热泵保质干燥装置控制***
CN109708088A (zh) * 2018-12-18 2019-05-03 东莞市风火轮热能科技有限公司 一种节能型co2热泵保质干燥装置控制***及控制方法
KR102129289B1 (ko) * 2019-07-15 2020-07-02 문중묵 국산 참나무 건조 장치
KR102222941B1 (ko) * 2019-07-15 2021-03-04 문중묵 국산 참나무 데크재 제조 방법 및 이에 의해 제조된 국산 참나무 데크재
KR102270608B1 (ko) * 2019-10-24 2021-06-30 문중묵 국산 참나무를 이용한 복합가로등주 제조 방법
KR102297609B1 (ko) * 2019-12-27 2021-09-03 문중묵 국산 참나무를 이용한 체육관 및 교실용 바닥재 제조 방법
CN114659342A (zh) * 2022-03-24 2022-06-24 中国农业大学 一种基于温湿度精准控制的褐变类中药材干燥装置及方法
CN117139104A (zh) * 2023-11-01 2023-12-01 江苏时代新能源科技有限公司 烘干***、电池生产设备和极片涂布烘干方法

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0325280A (ja) * 1989-06-22 1991-02-04 Shikoku Electric Power Co Inc 木材乾燥装置
JPH10325677A (ja) * 1997-05-22 1998-12-08 Izuha Sangyo Kk 木材乾燥装置
JP2004116899A (ja) * 2002-09-26 2004-04-15 Matsushita Electric Ind Co Ltd ヒートポンプ式乾燥機

Also Published As

Publication number Publication date
JP2007192464A (ja) 2007-08-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5049495B2 (ja) 木材の人工乾燥方法及びシステム
EP1664647B1 (en) Heat pump type drying apparatus drying apparatus and drying method
US9885486B2 (en) Heat pump humidifier and dehumidifier system and method
US6311511B1 (en) Dehumidifying air-conditioning system and method of operating the same
KR101481706B1 (ko) 에너지회복이 강화된 냉각기가 재가동된 건조냉동제습기
JP2968232B2 (ja) 空調システム及びその運転方法
US4430864A (en) Hybrid vapor compression and desiccant air conditioning system
JP2001227869A (ja) 乾燥装置
JP2994303B2 (ja) 空調システム及びその運転方法
KR20170105660A (ko) 건조기 내의 노점온도 조절에 의한 직렬연결식 응축기의 스위치기능을 갖는 공기열원 히트펌프 건조기의 제어방법
CN107305042A (zh) 高温恒温恒湿机组
JP2012137201A (ja) 乾燥設備用ヒートポンプシステム、及びこれを備えた乾燥設備、並びに、乾燥設備用ヒートポンプシステムの制御方法
JP5325185B2 (ja) 含水体の乾燥装置及びその運転方法
WO2010044392A1 (ja) 塗装設備
JP6626424B2 (ja) 環境試験装置及び空調装置
JP3197988B2 (ja) ヒートポンプ利用の塗型乾燥方法及び装置
JP4848211B2 (ja) 除湿空調システム
CN114341560B (zh) 带有除湿功能的热交换型换气装置
JP5360893B2 (ja) デシカント空調機
JP5118629B2 (ja) 復熱式環境調整システム
JP2010255970A (ja) 外調機および外調システム
KR102125938B1 (ko) 선박건조중 내부 습도조절을 위한 다목적 제습장치
JP2010243003A (ja) 除湿システム
KR102597628B1 (ko) 재생배기 없는 하이브리드 데시칸트 제습기 및 제습방법
JP2004340476A (ja) 顕熱比が可変な空気除湿装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090109

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110331

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110506

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110705

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20111221

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120217

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120710

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120723

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150727

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5049495

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313117

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250