JP5046428B1 - 取付ブラケット - Google Patents

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Abstract

【課題】周囲の無線携帯端末と無線通信を行う通信ユニットを自動販売機の上面に簡単に取り付けることができる取付ブラケットを提供する。
【解決手段】取付ブラケット20は、自動販売機8の上面82に配置される平面部21と、ボルト穴812が形成された背面81に配置される側面部26、27とを備える。平面部21は、通信ユニット10の底部に設けられた4つの脚部19のうちの2つが載置される第1辺部22と、残り2つが載置される第2辺部24と、第1辺部22、第2辺部24間を接続する第3辺部23とから構成される。第1辺部22、第2辺部24の各端部には脚部19をネジ固定するためのネジ挿入穴251〜254が形成されている。第1辺部22の端部には自動販売機8の上下方向に長い長穴261が形成された有穴板部26が設けられる。有穴板部26がボルト穴812にて自動販売機8にボルト固定される。
【選択図】図7

Description

本発明は、周囲の無線携帯端末と無線通信を行う通信ユニットを自動販売機の上面に取り付けるための取付ブラケットに関する。
従来、自動販売機の上面に無線LANアクセスポイントを搭載する技術の提案がある(例えば特許文献1参照)。
特開2005−165679号公報
ところで、無線LANアクセスポイント等、周囲の無線携帯端末と無線通信を行う通信ユニットを自動販売機の上面に取り付ける場合には、その取り付けを簡単にできるようにするのが望ましい。この点、特許文献1では、通信ユニットとしての無線LANアクセスポイントの取り付け方法に関する提案はなされていない。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、周囲の無線携帯端末と無線通信を行う通信ユニットを自動販売機の上面に簡単に取り付けることができる取付ブラケットを提供することを課題とする。
上記課題を解決するために、本発明は、周囲の無線携帯端末と無線通信を行う通信ユニットを自動販売機の上面に取り付けるための取付ブラケットであって、
自動販売機の上面に配置されて前記通信ユニットを自身に固定する通信ユニット固定部と、
その通信ユニット固定部と接続するとともに自動販売機の背面上部又は側面上部に形成されたボルト穴の位置に配置され、貫通穴が形成され、前記貫通穴を通って前記ボルト穴に挿入されるボルトによって自動販売機に固定される自販機固定部と、を備え
前記通信ユニットは、その底部に、ネジが通るネジ挿通穴が形成された脚部を有し、
前記通信ユニット固定部は、前記ネジ挿通穴を通ったネジと嵌合するネジ嵌合部を有することを特徴とする。
自動販売機の背面上部又は側面上部には、自動販売機の転倒防止用のワイヤー等を自動販売機に取り付けるためのボルト穴が予め形成されている場合があるので、そのボルト穴を利用して本発明の取付ブラケット(自販機固定部)を自動販売機に固定できる。このように既存のボルト穴を利用することで、取付ブラケットの取り付けのためにわざわざ自動販売機にボルト穴を形成する必要がない。よって、取付ブラケットを簡単に自動販売機に取り付けることができる。また、通信ユニットを、取付ブラケット(通信ユニット固定部)を介して自動販売機の上面に固定できる。これによって、自動販売機の上面に通信ユニットを固定するためのボルト穴等を形成する必要がなく、通信ユニットを自動販売機の上面に簡単に取り付けることができる。
公衆無線LANシステム100の概念図である。 通信ユニット10の概略構成の図である。 樹脂製ボックス11の側面図である。 図3のA部の拡大図である。 取付ブラケット20の平面図である。 図5のB矢視方向から取付ブラケット20を見た図である。 自動販売機8、取付ブラケット20及び通信ユニット10の分解斜視図である。 自動販売機8に取付ブラケット20を設置した状態の図である。 通信ユニット10を、取付ブラケット20を介して自動販売機8に取り付けた状態の図である。 第1の変形例に係る取付ブラケット20の図である。 第2の変形例に係る取付ブラケット20の図である。 第3の変形例に係る取付ブラケット20の図である。 第4の変形例に係る取付ブラケット20の図である。 第5の変形例に係る取付ブラケット20の図である。
以下、本発明の取付ブラケットの実施形態を図面を参照しながら説明する。図1は、本実施形態の取付ブラケット20が適用された公衆無線LANシステム100の概念図である。公衆無線LANシステム100の概要を説明すると、無線LANアクセスポイントとしての通信ユニット10が取付ブラケット20を介して飲料水等の直方体状の自動販売機8の上面82に取り付けられている。通信ユニット10は、インターネット5に接続されている。通信ユニット10周囲の無線携帯端末1(携帯電話やノートパソコン等)は、通信ユニット10と無線LAN接続(WiFi接続)することで、インターネット5への接続が可能となっている。なお、公衆無線LANシステム100は、無線LAN通信機能を有する無線携帯端末1であれば無料でインターネット接続を可能とするフリースポットのシステムとされている。また、通信ユニット10は、インターネット5を介して、通信ユニット10を管理するサーバー6に接続されている。本発明の取付ブラケット20の詳細を説明する前に、先ず通信ユニット10について説明する。
図2は、通信ユニット10の概略構成を示している。通信ユニット10は、樹脂製ボックス11と、その樹脂製ボックス11に格納された通信装置12とを備えている。通信装置12は、無線LANルータ13と、その無線LANルータ13に接続されたUSBメモリ等のストレージ15と、管理装置17とを備えている。無線LANルータ13は、第1アンテナ14を含み、その第1アンテナ14を用いて、無線LAN通信機能を有した周囲の無線携帯端末1と無線LANの通信規格(IEEE802.11等)に則って無線通信を行う(無線LAN機能)。なお、第1アンテナ14は、複数のアンテナ(図2では2つのアンテナ141、142)から構成され、それら複数のアンテナのうち通信品質が良いアンテナで通信が行われるダイバーシティアンテナとされている。無線LANルータ13による無線LANの通信範囲は、例えば無線LANルータ13を中心に半径50m程度となっている。また、無線LANルータ13は、第2アンテナ16を含み、その第2アンテナ16を用いて無線で携帯電話回線(例えば3G回線網)に接続し、その携帯電話回線を介してインターネット5と接続されている。そして、無線LANルータ13は、無線接続された無線携帯端末1からの通信データをインターネット5に送信したり、インターネット5からの通信データを無線携帯端末1に送信したりする(ルーティング機能)。なお、無線LANルータ13とインターネット5とを有線で接続しても良い。
さらに、無線LANルータ13は、インターネット5からのデータに代えて、ストレージ15に格納されたデータ(画像データ等)を無線携帯端末1に送信する場合もある。詳細には、無線LANルータ13は、無線携帯端末1からのアクセスがあったときには、ストレージ15に格納された初期画面を無線携帯端末1に送信して、その初期画面を無線携帯端末1に表示させる。そして、無線LANルータ13は、初期画面内に設けられたインターネット接続ボタンが無線携帯端末1のユーザに操作されたことに基づいて、無線携帯端末1をインターネット5に接続している。別の言い方をすると、無線LANルータ13は、インターネット接続ボタンが操作されるまでは、ストレージ15内のデータを無線携帯端末1に送信している。
また、無線LANルータ13は、第2アンテナ16を介してサーバー6(図1参照)と無線通信可能となっている。そして、それらルータ13、サーバー6間の通信によって、ストレージ15内のデータの書き換え等が可能となっている。また、無線LANルータ13は、無線携帯端末1からのアクセスがあった場合には、その無線携帯端末1のアクセスデータ(アクセス日時、無線携帯端末1のMACアドレス等)をサーバー6に送信している。そして、サーバー6は、そのアクセスデータを蓄積している。
管理装置17は、通信線181で無線LANルータ13と接続されており、その通信線181を介して無線LANルータ13が正常に動作しているか否かを確認する(死活監視)。また、管理装置17と無線LANルータ13の間には電源線182が接続されている。そして、管理装置17は、その電源線182によって、無線LANルータ13の電源供給を制御している。具体的には、管理装置17は、無線LANルータ13がフリーズしている場合には、無線LANルータ13への電源供給を一旦停止し、その後電源供給を再開して、無線LANルータ13を再起動させる(再起動制御)。なお、上記死活監視や再起動制御は管理装置17自らの判断で行われているが、サーバー6(図1参照)による管理装置17の遠隔制御で行われることも可能となっている。
上記通信装置12の各構成13〜19は、外部に露出しないように樹脂製ボックス11に格納されている。図3は、樹脂製ボックス11の側面図である。樹脂製ボックス11は、直方体状とされ、電波を通すために樹脂で形成されている。その樹脂製ボックス11の長方形状の底部111の4隅には脚部191〜194が設けられている。脚部191〜194は互いに同一形状となっている。なお、以下では脚部191〜194を符号「19」で指示する場合もある。図4は、脚部19の詳細を説明する図であり、具体的には図3のA部の拡大図である。図4に示すように、脚部19は、底部111に固定される固定部195と、接地面に接する接地面部196と、それら固定部195、接地面部196間を接続する接続部198とから構成される。接地面部196には、所定の大きさのネジ(例えばM6のネジ)を通すための貫通穴(ネジ挿通穴)197が形成されている。また、脚部19(接地面部196)は固定部195の固定軸71(図4参照)回りに回転可能となっている。つまり、接地面部196の向きを調整可能となっている。
次に、通信ユニット10を自動販売機の上面に取り付けるための取付ブラケット20の詳細を説明する。図5は、取付ブラケット20の平面図である。図6は、図5のB矢視方向から取付ブラケット20を見た、取付ブラケット20の側面図である。なお、後述する図7には、取付ブラケット20の斜視図を示している。取付ブラケット20の各部は、アルミ、鉄等の平板状の金属で形成されている。取付ブラケット20は、平面視コの字状の平面部21と、その平面部21の縁部223(図5の紙面方向で下側縁部)から直角に下方に折れ曲がるように設けられたL字状の側面部28とから構成される。平面部21は、自動販売機の上面に配置され、その上面にて通信ユニット10(厳密には樹脂製ボックス11)を固定する部分とされる。その平面部21は、図5に示すように、細長長方形状の第1辺部22、第2辺部24及び第3辺部23から構成されている。なお、平面部21が本発明の「通信ユニット固定部」に相当する。また、第1辺部22が本発明の「境界配置部」に相当する。
第1辺部22及び第2辺部24は、間を空けて互いに対向する位置に設けられている。それら第1辺部22、第2辺部24の長さ(長手方向の長さ)は、樹脂製ボックス11の横幅(図3の紙面方向で奥行き方向における樹脂製ボックス11の幅)と同程度になっている。第1辺部22は、同一辺側に設けられた2つの脚部191、192(図3参照)が載置される部分とされる。第2辺部24は、脚部191、192と対向する辺側に設けられた2つの脚部193、194が載置される部分とされる。第1辺部22、第2辺部24の各端部221、222、241、242には、各脚部191〜194をネジで固定するためのネジ挿入穴25(ネジ嵌合部)が形成されている。ネジ挿入穴25の内壁にはネジ溝が形成されている。ネジ挿入穴25として、例えば第1辺部22、第2辺部24に溶接等で固定されたナットが採用される。
ネジ挿入穴25として、第1辺部22の一方の端部221(図5の紙面方向で左側端部)に形成された第1ネジ挿入穴251と、第1辺部22の他方の端部222(図5の紙面方向で右側端部)に形成された第2ネジ挿入穴252と、第2辺部24の一方の端部241(図5の紙面方向で左側端部)に形成された第3ネジ挿入穴253と、第2辺部24の他方の端部242(図5の紙面方向で右側端部)に形成された第4ネジ挿入穴254とを含む。それら4つのネジ挿入穴251〜254の位置関係は、4つの脚部191〜194の位置関係と同じとなっている。
第3辺部23は、第1辺部22と第2辺部24の間を接続する部分とされる。その第3辺部23の一方の端部が第1辺部22の左側端部221に接続され、他方の端部が第2辺部24の左側端部241に接続されている。よって、第1辺部22、第2辺部24及び第3辺部23でコの字を構成している。第3辺部23の長さ(長手方向の長さ)は、樹脂製ボックス11の横幅(図3の紙面方向で左右方向における樹脂製ボックス11の幅)と同程度となっている。つまり、3つの辺部22〜24から構成された平面部21の大きさは、樹脂製ボックス11の底部111の大きさと同程度となっている。
図6に示す側面部28は、第1辺部22の外側縁部223に接続されている。その側面部28は、第1辺部22の一方の端部221の外側縁部223に接続された有穴板部26と、外側縁部223のうち有穴板部26が接続された部分以外の部分に接続された無穴板部27とから構成されている。なお、有穴板部26が本発明の「自販機固定部」に相当し、無穴板部27が本発明の「接触板」に相当する。有穴板部26には、自動販売機の上下方向に対応した方向(図6の紙面方向で上下方向)に長い長穴261(貫通穴)が形成されている。その長穴261の長さは例えば5cm程度となっている。また、長穴261の幅は、所定の大きさのボルト径と同程度となっている。有穴板部26は、長穴261方向に伸びた長方形状となっている。なお、有穴板部26は、長穴261が形成されている関係で、無穴板部27よりも下方(図6の紙面方向で下方向)に長い板となっている。換言すると、無穴板部27は、有穴板部26よりも幅が狭い板となっている。これによって、無穴板部27が有穴板部26と同一幅の場合よりも重量を低減できる。なお、無穴板部27は、有穴板部26と同一幅の板であっても良い。この場合には、側面部をL字状にする必要がないので、その分だけ側面部の製造工程を簡略化できる。無穴板部27は、図6に示すように、第1辺部22の外側縁部223に沿って細長長方形状となっている。
図5、図6の取付ブラケット20は、例えば、1枚の金属平板を打ち抜き加工や折り曲げ加工することで製造される。なお、取付ブラケット20の各部分(例えば平面部21、側面部28)を別々に形成し、その後、各部分を溶接、ネジ等で接続しても良い。
次に、取付ブラケット20による、通信ユニット10の自動販売機の上面への取り付け方を説明する。図7は、自動販売機8、取付ブラケット20及び通信ユニット10の分解斜視図を示している。また、図8は、自動販売機8に取付ブラケット20を設置した状態を示している。また、図9は、通信ユニット10を、取付ブラケット20を介して自動販売機8に取り付けた状態を示している。なお、図7〜図9では、自動販売機8の背面81側から見たときの斜視図を示している。図7に示すように、自動販売機8の背面81上部には、自動販売機8の転倒防止用のワイヤー等を取り付けるためのボルト穴812が形成されていることを前提としている。その既存のボルト穴812を利用して通信ユニット10及び取付ブラケット20を自動販売機8に取り付ける。本実施形態では、ボルト穴812は、背面81の左上部811に形成されているものとする。なお、ボルト穴812の内壁にはネジ溝が形成されている。
図7、図8に示すように、取付ブラケット20の平面部21が自動販売機8の上面82に配置され、側面部28が自動販売機8の背面81に配置されるように、取付ブラケット20を自動販売機8に設置する。このとき、平面部21の第1辺部22は、上面82と背面81の境界83に沿う位置に配置される。また、側面部28の有穴板部26及び無穴板部27は、背面81上部と面接触するように配置される。また、有穴板部26の長穴261がボルト穴812の位置にくるように、取付ブラケット20の位置を調整する。具体的には、図8に示すように、取付ブラケット20を、自動販売機8の左右方向72に移動させて、有穴板部26の長穴261が、ボルト穴812の位置にくるようにする。なお、長穴261は、自動販売機8の上下方向73(図8参照)に長くなっているので、自動販売機8の機種やメーカによって上下方向73におけるボルト穴812の位置が異なっていたとしても、長穴261とボルト穴812とを合わせることができる。
そして、ブラケット取付ボルト31(図7参照)を長穴261を介してボルト穴812に挿入して(締結して)、取付ブラケット20を自動販売機8の上面82に固定する。その後、第1辺部22の両端に形成されたネジ挿入穴251、252の位置に脚部191、192が載置され、第2辺部24の両端に形成されたネジ挿入穴253、254の位置に脚部193、194が載置されるように、通信ユニット10を自動販売機8の上面82に載置する。そして、ユニット固定ネジ32(図7参照)を、各脚部191〜194に形成された貫通穴197(図4参照)を介してネジ挿入穴251〜254に挿入して(締結して)、各脚部191〜194を取付ブラケット20に固定する。以上で、通信ユニット10の、自動販売機8の上面82への取り付けが完了する(図9参照)。なお、最初に通信ユニット10を取付ブラケット20に固定し、その後、通信ユニット10が固定された取付ブラケット20を自動販売機8に固定するようにしても良い。
以上説明したように、本実施形態によれば、自動販売機8の背面81に形成されたボルト穴812を利用して通信ユニット10を自動販売機8の上面82に取り付けることができる。よって、通信ユニット10を取り付けるためのボルト穴等を自動販売機8の上面82にわざわざ形成する必要がない。つまり、通信ユニット10を簡単に自動販売機8の上面82に取り付けることができる。また、取付ブラケット20の平面部21は平面視コの字状となっているので、平面部を四角形状にする場合に比べて重量、コストを低減できる。取付ブラケット20は、コの字状の平面部21、L字状の側面部28から構成されているので、1枚の平板を打ち抜き加工、曲げ加工することで簡単に取付ブラケット20を製造できる。また、側面部28は、有穴板部26の他に、無穴板部27を有しているので、取付ブラケット20を上面82に設置するときに、上面82と背面81の境界83の位置に第1辺部22がくるように無穴板部27で位置決めできる。また、無穴板部27と背面81が接触することで、取付ブラケット20のがたつきを防止できる。
また、第1辺部22のみに側面部28が設けられているので(第2辺部24、第3辺部23には側面部が設けられていないので)、取付ブラケット20の、自動販売機8の左右方向の設置位置を自由に調整できる(図8参照)。また、有穴板部26は、第1辺部22の端部221に設けられているので、自動販売機の背面上部の左右端部に形成されることが多いボルト穴812の位置に、有穴板部26(長穴261)を合わせやすくできる。なお、取付ブラケット20を自動販売機に固定するためのボルト穴が、自動販売機8の左右側面84、85(図7参照)の上部に形成されていたとしても、取付ブラケット20を自動販売機8に取り付けることができる。
なお、本発明に係る取付ブラケットは上記実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲の記載を逸脱しない限度で種々の変更が可能である。例えば、取付ブラケットの形状を図10〜図14のように変更しても良い。図10〜図14は、変形例に係る取付ブラケット20を模式的に示した図である。なお、図10〜図14において、上記実施形態と同一又は類似の構成には同一符号を付している。図10に示すように、側面部28における有穴板部26を、第1辺部22の右側端部222(図10の紙面方向で右側端部)に設けても良い。これによって、自動販売機8の背面81の右上部813(図7参照)にボルト穴が形成されていたとしても通信ユニット10を自動販売機8に取り付けることができる。
また、図11に示すように、第1辺部22の両方の端部221、222それぞれに有穴板部26L、26Rを設けても良い。これによって、自動販売機のボルト穴が背面左上部に形成されている自動販売機と、背面右上部に形成されている自動販売機のどちらにも通信ユニットを取り付けることができる。つまり、ボルト穴が背面左上部に形成されている場合には左側の有穴板部26Lを用い、ボルト穴が背面右上部に形成されている場合には右側の有穴板部26Rを用いることで、通信ユニットを自動販売機に取り付けることができる。
また、図12に示すように、第1辺部22の右側端部222と第2辺部24の右側端部242の間に細長長方形状の第4辺部29を設けて、第1辺部22、第2辺部24、第3辺部23、第4辺部29で額縁状の平面部21を構成するようにしても良い。これによれば、コの字状の平面部に比べて、平面部の強度を向上できる。また、図13に示すように、平面部21を、樹脂製ボックスの底部の形状と同等の四角形状にしても良い。この場合、平面部21の4隅に、樹脂製ボックスの底部の4隅に設けられた脚部を固定するためのネジ挿入穴25が設けられる。これによって、コの字状の平面部、図12の額縁状の平面部に比べて、平面部の強度を向上できる。また、平面部をコの字状や額縁状にする必要がないので、平面部の製造を容易にできる。また、図14に示すように、側面部28を第3辺部23に設けても良い。この場合、側面部28は、第3辺部23の外側縁部231に接続される。これによっても、上記実施形態と同じ効果が得られる。
1 無線携帯端末
8 自動販売機
81 自動販売機の背面
812 ボルト穴
82 自動販売機の上面
10 通信ユニット
19、191〜194 脚部
197 貫通穴(ネジ挿通穴)
20 取付ブラケット
21 平面部(通信ユニット固定部)
22 第1辺部
23 第3辺部
24 第2辺部
25、251〜254 ネジ挿入穴(ネジ嵌合部)
26 有穴板部(自販機固定部)
261 長穴(貫通穴)
27 無穴板部(接触板)

Claims (8)

  1. 周囲の無線携帯端末と無線通信を行う通信ユニットを自動販売機の上面に取り付けるための取付ブラケットであって、
    自動販売機の上面に配置されて前記通信ユニットを自身に固定する通信ユニット固定部と、
    その通信ユニット固定部と接続するとともに自動販売機の背面上部又は側面上部に形成されたボルト穴の位置に配置され、貫通穴が形成され、前記貫通穴を通って前記ボルト穴に挿入されるボルトによって自動販売機に固定される自販機固定部と、を備え
    前記通信ユニットは、その底部に、ネジが通るネジ挿通穴が形成された脚部を有し、
    前記通信ユニット固定部は、前記ネジ挿通穴を通ったネジと嵌合するネジ嵌合部を有することを特徴とする取付ブラケット。
  2. 前記通信ユニットは直方体状とされ、
    前記脚部は、前記通信ユニットの底部の4隅それぞれに設けられ、
    前記通信ユニット固定部は、4つの前記脚部間の位置関係と同じ位置関係に配置された4つの前記ネジ嵌合部を有することを特徴とする請求項1に記載の取付ブラケット。
  3. 前記通信ユニットの底部の対向する2辺のうち一方を第1辺、他方を第2辺として、
    前記通信ユニット固定部は、
    前記底部の前記第1辺側に設けられた2つの前記脚部が載置される第1辺部と、
    その第1辺部と間を挟んで対向する位置に設けられ、前記底部の前記第2辺側に設けられた2つの前記脚部が載置される第2辺部と、
    前記第1辺部と前記第2辺部の間を接続する第3辺部とを有することを特徴とする請求項2に記載の取付ブラケット。
  4. 前記第3辺部は、前記第1辺部の一方の端部とその端部と同じ側の前記第2辺部の端部の間を接続し、
    前記第1辺部、前記第2辺部及び前記第3辺部で平面視コの字状となっていることを特徴とする請求項3に記載の取付ブラケット。
  5. 前記第1辺部、前記第2辺部又は前記第3辺部のうち予め定められた一つは、前記ボルト穴が形成された自動販売機の背面又は側面と、その自動販売機の上面との境界に沿う位置に配置される境界配置部とされ、
    前記自販機固定部は、前記境界配置部の外側縁部から直角に下方に折れ曲がるように設けられた、前記貫通穴を有した有穴板部であることを特徴とする請求項3又は4に記載の取付ブラケット。
  6. 前記自販機固定部としての前記有穴板部は、前記境界配置部の長手方向の一方の端部のみ又は両方の端部それぞれに設けられていることを特徴とする請求項に記載の取付ブラケット。
  7. 前記境界配置部の前記外側縁部のうち、前記有穴板部が接続された部分以外の部分から直角に下方に折れ曲がるように設けられ、前記ボルト穴が形成された自動販売機の背面又は側面と接触する接触板を備えることを特徴とする請求項5又は6に記載の取付ブラケット。
  8. 前記貫通穴は、自動販売機の上下方向に対応する方向に長い長穴であることを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の取付ブラケット。
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