JP5043459B2 - 印刷装置及びその制御方法 - Google Patents

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Description

本発明は、画像データに基づいて用紙に画像を印刷する印刷装置及びその制御方法に関するものである。
近年、簡単な操作で画像を撮影し、その撮影した画像をデジタル画像データに変換できるデジタルカメラ(撮像装置)が広く使用されるようになってきている。このようなカメラで撮影した画像を印刷して写真として使用する場合は、通常、一旦その撮影したデジタル画像データをデジタルカメラからPC(パーソナルコンピュータ)に取り込む。そして、そのPCでそのデジタル画像データを処理した後、そのPCからカラープリンタに出力して印刷していた。
これに対して最近はPCを介することなく、直接、デジタルカメラからカラープリンタにデジタル画像データを伝送して印刷できるカラープリントシステム(以降、ダイレクト印刷)が開発されている。またデジタルカメラに搭載され、その撮像した画像を記憶しているメモリカードを直接カラープリンタに装着し、そのメモリカードに記憶された撮影画像を印刷できる写真専用プリンタも開発されている。
このようなダイレクト印刷は、元々同一メーカのカメラとプリンタとの間でのみ実現できる機種限定の印刷機能であった。近年、これら業界での標準化が進み、互いに異なるメーカのカメラとプリンタとを接続してダイレクト印刷が行える環境が整ってきた。例えば、CIPAから正式に公開されているPictBridgeと呼ばれる規格は、互いに異なるメーカのデジタルカメラとプリンタ(印刷装置)同士の接続の場合でも、ダイレクト印刷が行える代表的なものである。
またダイレクト印刷で実現できる印刷機能も多岐に亘ってきている。このような印刷機能としては、単にデジタルカメラで撮影した1枚の画像を1枚の記録シートに印刷する、旧来の銀塩写真のような印刷機能に加えて、複数枚の画像を1枚の記録シートに印刷する印刷機能(レイアウト印刷)等も実現できている。
また、デジタルカメラから得られる画像情報はデジタルデータであるので、そのデジタルデータの特徴を活かした様々な印刷機能も提案されている。例えば、上述したレイアウト印刷だけでなく、複数の画像データをオーバーレイして印刷する機能(オーバレイ印刷)等は、今後ますます使用頻度が高まる機能の一つとして考えられている。このようなオーバレイ印刷の内、例えば1枚の画像を背景画像とし、他の画像を、その背景画像の上に重ねて、恰も2枚の画像が1枚の画像として印刷されるような印刷機能(フレーム印刷)がダイレクト印刷でも実現できるようになると云われている。
この場合、背景画像は自然画像であっても良いが、例えば結婚式の挨拶状であれば、その背景画像として挨拶文や新居の住所等といった、文字情報も含んだ画像(以降、背景に置かれる画像をInfo画像と称す)も使用できるのが望ましい。そして、このInfo画像の上に、例えば新郎新婦の写真(以降、Target画像と称す)を重ねて印刷したフレーム印刷がダイレクト印刷でも実現できるように望まれている。ここで、Info画像の文字情報は、例えばASCII等の文字コードで保存されていても良いが、文字も画像情報として扱うことにより、例えばInfo画像はJPEG画像等の画像ファイルとすることも提案されている(特許文献1)。
またカメラからプリンタに対して記録モードを容易に指定でき、かつプリンタにおいても、そのプリンタが有している機能に応じた印刷を行う印刷システムが特許文献2に記載されている。
このような印刷を行うカラープリンタの印刷方式として熱転写記録方法が知られている。特に昇華転写染料を記録剤とし、これをポリエステルフィルム等の基材シートに担持させた熱転写シートから、昇華染料で染着可能な被転写材、例えば、紙やプラスチックフィルム等に、昇華転写染料を熱転写する感熱記録装置が知られている。この感熱記録装置では、加熱手段としてサーマルヘッドを使用し、極めて短時間の加熱によって、通常プロセスカラーと呼ぶ、C,M,Y3色、又はC,M,Y,Bk4色の加熱量が調整された色ドットを形成している。
特許文献3は、写真プリント用印刷装置において、特殊な見栄え効果を生む印刷を行なう印刷装置を記載している。この特許文献3に記載の印刷装置は、第1の印字ヘッドにより、昇華転写染料を記録剤とした、C,M,Y3色又はC,M,Y,Bk4色のプロセスカラーインクを印刷している。また第2の印字ヘッドにより、熱溶融性顔料を記録剤とした、半透明もしくは下地隠蔽性が十分でない特色インクを上塗り印刷している。
また特許文献4は、少なくとも1色の昇華転写染料層と、少なくとも1色の熱溶融性インキ層を面順次に配し、昇華転写記録と熱溶融転写記録を同一の印字モードで行う熱転写シートを開示している。これにより従来は、昇華転写記録と熱溶融転写記録で個別に必要だったサーマルヘッドを一本で行えるようにし、プリンタ装置の制御を簡略化して低コスト化を実現していた。
特開2003−061034号公報 特願2004−093159号公報 特開2004−153379号公報 特開平11−115331号公報
上述の熱転写印刷において、フルカラー画像の上に特色画像を重ねて印刷する場合、下地にプロセスカラーが印刷されていると、下地の色に影響されて特色の色が正確に印刷できないという問題があった。
また、従来のダイレクト印刷の標準規格は特色に対応していないため、印刷装置への実装が難しいという問題があった。
本発明の目的は、上記従来技術の問題点を解決することにある。
また本願発明の特徴は、特色の画像を正確に印刷することにある。
上記目的を達成するために本発明の一態様に係る印刷装置は以下のような構成を備える。即ち、
画像供給装置からのデータに基づいて、用紙に画像を印刷する印刷装置であって、
特色インク及び複数色のプロセスカラーインクによる印刷が可能な印刷手段であって、前記複数色のプロセスカラーインクを単色ずつ順に前記用紙に印刷することにより画像を印刷し、前記複数色のプロセスカラーインクによる印刷を行った後に、前記特色インクによる印刷を実行する印刷手段と、
前記印刷手段の仕様に合わせた形式で生成された印刷データを前記画像供給装置から受信する受信手段であって、前記複数色のプロセスカラーインクによる印刷を行うために前記複数色ごとに生成されたプロセスカラー用印刷データと、前記特色インクによる印刷を行うための特色用印刷データとを受信する受信手段と
前記特色用印刷データに応じて前記特色インクにより印刷される画素位置に対応する前記プロセスカラー用印刷データの画素データを、印刷されない画素データに変換する変換手段と、を有し、
前記受信手段は、前記プロセスカラー用印刷データを受信する前に、前記特色用印刷データを受信することを特徴とする。
上記目的を達成するために本発明の一態様に係る印刷装置の制御方法は以下のような工程を備える。即ち、
画像供給装置からのデータに基づいて、用紙に画像を印刷する印刷装置を制御する印刷装置の制御方法であって、
複数色のプロセスカラーインクを単色ずつ順に用紙に印刷することにより画像を印刷し、前記複数色のプロセスカラーインクによる印刷を行った後に、特色インクによる印刷を実行する印刷工程と、
前記複数色のプロセスカラーインクによる印刷を行うために前記複数色ごとに生成されたプロセスカラー用印刷データと、前記特色インクによる印刷を行うための特色用印刷データとを受信する受信工程と
前記特色用印刷データに応じて前記特色インクにより印刷される画素位置に対応する前記プロセスカラー用印刷データの画素データを、印刷されない画素データに変換する変換工程と、を有し、
前記受信工程は、前記プロセスカラー用印刷データを受信する前に、前記特色用印刷データを受信することを特徴とする。
本発明によれば、画像に特色画像を重ねて印刷する際、他の色の影響を除去して正確な色で印刷できる。
以下、添付図面を参照して本発明の好適な実施の形態を詳しく説明する。尚、以下の実施の形態は特許請求の範囲に係る本発明を限定するものでなく、また本実施の形態で説明されている特徴の組み合わせの全てが本発明の解決手段に必須のものとは限らない。
図1は、本発明の実施の形態に係る印刷システムの構成を説明する模式図である。
撮像装置(デジタルカメラ)2と印刷装置(カラープリンタ)1はインターフェースケーブル301経由で、それぞれのインターフェース216及び101を互いに接続している。以下では、ケーブル301はUSBケーブルであり、プリンタ1がホスト、撮像装置2がスレーブとして説明する。従って、プリンタ1が画像データを取得する場合には、プリンタ1が撮像装置2に対して画像データ送信を要求命令を出し、この命令に応じた撮像装置2がプリンタにデータを送ることで実現される。
撮像装置2のメモリカードスロット4は、撮影した画像を保存するメモリカード(不図示)を装着する。また印刷装置1のメモリカードスロット5は、画像データが格納されているメモリカード(不図示)を装着するためのスロットである。このスロット5に装着されたメモリカードに記憶されている画像データは、印刷装置1が読み込んで印刷することができる。
操作部105は各種ボタンやスイッチ等を有し、印刷装置1に対する操作指示を入力するためのユーザインターフェースを提供している。表示部106は、操作部105との協働により、このユーザインターフェースを実現している。LED108は、この印刷装置1におけるエラーステータス等を表示するためのLEDである。プリント実行ボタン123は操作部105に設けられ、印刷の開始を指示するのに使用される。いまメモリカードスロット5にメモリカードが装着されている場合、操作部105からの指示によりそのメモリカードに記憶されている画像データを読み出して表示部106に表示することができる。そしてユーザは、操作部105の操作ボタンを操作することにより、メモリカードに記憶されている複数の画像のそれぞれを順次表示して、印刷したい画像を選択することができる。こうして印刷したい画像を選択した後、プリント実行ボタン123を押すことにより、その選択されている画像を印刷装置1で印刷することができる。
電源スイッチ124は、印刷装置1のメイン電源スイッチである。給紙カセット120は、未印刷の記録シートを収容して印刷装置1本体に装着され、印刷時に記録シートを装置本体内に給紙する。排紙口121は、印刷が完了した記録シートを排紙するための排紙口である。
次に撮像装置2について説明する。尚、この撮像装置2は、前述したデジタルカメラ或はデジタルビデオカメラ、或はカメラ付携帯電話等であっても良い。
レンズユニット201は、被写体の光学画像を取り込むために使用するレンズユニットである。電源スイッチ223は、撮像装置2の電源をオン/オフするためのスイッチである。表示部206は、撮影対象の画像、或は撮影済みの画像をプレビュー表示したり、ユーザインターフェースを表示する、例えばLCDである。LED208は、撮像装置2のエラーステータス等を表示する。
図2(A)は、本実施の形態に係る印刷装置1の構成を示すブロック図である。図2(B)は、この印刷装置の制御部104の構成を示すブロック図である。
この印刷装置1は、インターフェース101を介して、PC3、メモリカードスロット5に挿入されたメモリカード、或は撮像装置2と接続されている。このインターフェース101を介して受信した画像データは、通常、JPEGフォーマットで符号化されており、受信バッファ102に格納される。この受信バッファ102に格納された画像データは信号処理部103でリサイズや回転などの前処理が施された後、制御部104のCPU113の制御の下にRAM114に格納される。このCPU113は、ROM115に格納されたプログラムに従って制御動作を実行している。尚、このプログラムは、グラフィックユーザインターフェース(GUI)により、表示部106へのプレビュー表示や、操作部105から指示される各種指示に応じた設定を可能にしている。またこの操作部105からの指示には、印刷部数の指定、N−UPやトリミング等の画像処理関連の指定も含まれる。フレームメモリ107は、各フレーム単位の画像データを記憶している。
いまユーザが、操作部105から印刷指示を行うと信号処理部109より、画像データを、プリンタエンジン部100が直接解釈できるフォーマット(3色プリンタなら、シアン面、マゼンダ面、イエロー面に分版)に画像変換する。こうして変換された画像データは、紙送りのタイミングに合わせて送信される。尚、この印刷装置1にエラーが発生した場合は、LED108を点滅させる等してユーザに注意を促す。
また印刷装置1の中に保持して再利用したい画像データや、ダウンロード可能なテンプレートデータは、記録媒体制御部110を経由して、ハードディスクなどの記録媒体111或はリムーバブルディスク(拡張記録媒体)112に格納される。
図3(A)は、本発明の実施の形態に係る撮像装置2の構成を示すブロック図である。図3(B)は、制御部104の構成を示すブロック図である。
撮像装置2は、レンズユニット201から入力された画像をCCD202で受光し、デジタル変換されたデジタル画像データが得られる。この画像データは、フレームメモリ207或は制御部204のRAM214に格納される。この画像データは、信号処理部203でリサイズや回転などの前処理が施された後、制御部204により赤目補正処理が実行される。そして記録媒体制御部210を経由して、記録媒体211或は拡張記録媒体212に格納される。CPU213は、ROM215に格納されプログラムに従って、この撮像装置2の制御を実行している、このプログラムは、グラフィック・ユーザ・インターフェース(GUI)を含み、表示部206へプレビュー表示を行うことが出来る。ユーザがGUIにより操作部205から印刷指示を行うと、信号処理部209により印刷装置1が解釈できるフォーマットの画像データに変換し、インターフェース216を介して印刷装置1に送信する。カメラの動作にエラーが発生したり、プリンタからエラー通知を受けた場合はLED208を点滅させる等して、ユーザに注意を促す。尚、拡張記録媒体212に格納された画像データは、拡張記録媒体212を印刷装置1のメモリカードスロット5に装着することにより、直接印刷装置1に読み込まれて印刷できる。尚、インターフェース216は、前述の印刷装置1,PC3、メモリカードスロット4とを接続している。
図4、図5、図6は、本実施の形態に係る印刷装置1での印刷を説明する図である。ここでは印刷装置1は、インクシートを用いて記録シートにカラー画像を転写して印刷する熱転写プリンタとする。
まず始めに、記録シートが給紙カセット120から給紙ローラ128(図5)の回転によって印刷装置1の機内に給紙される。そして記録シートとインクシートを重ねたまま、サーマルヘッド125とプラテンローラ126との間(ニップ)に挟み込まれる。次に送り側のボビン131から供給されるインクシートを、巻き取り側のボビン132で巻き取りながら記録シートをピンチローラ127の回転により記録シートと同じ方向に搬送する。ここでこの搬送に同期して、サーマルヘッド125の各発熱素子を画像データに応じて通電して加熱することで画像を記録シートに転写することができる。
プリントの際には、デジタルカメラなどの外部機器から取得する画像データは、シアン面、マゼンダ面、イエロー面の色毎に面順次で送られてくる。これら各色の画像データ(面順次データ)を用いて、それぞれ単色の画像を面順次で印刷する。各色の画像の印刷時、記録シートの一部は機体の外に出ているが、ピンチローラ127は記録シートを挟んだまま記録シートの位置を固定している。こうして1色分の画像1枚分の転写が完了すると、記録シートを転写前の位置に戻し、次のインクシートの色に応じた単色画像の転写を開始する。こうして色毎に面順次で送られてくるデータを用いて色毎にプリントを行う。こうして3色或は4色の単色画像が重ねて印刷される(重畳合成)ことによりフルカラーの画像が印刷される。その後、その印刷済の記録シートを排紙口121を通して、印刷装置外に排出する(図6)。
図7は、本実施の形態に係る印刷装置1で使用されるサーマルヘッド125の説明図である。
印刷時は、サーマルヘッド125に対して、入力階調数に応じた熱エネルギー量をパルス数に変換して印加している。こうして印加された熱エネルギー量は発熱抵抗体130により熱に変換される。剥離板129は、記録シートとインクシートとをスムーズに剥離させるための突起部で、最適な大きさと角度に設計されている。
図8は、インクシートを格納するメディアカセットの外観図である。
このインクシートカセットは、転写前のインクシートを供給するボビン131と、転写後のインクシートを巻き取るボビン132とを有している。
図9は、特色を設けていない従来のインクシートを説明する図である。
Ye(イエロー)面を先頭に、Mg(マゼンダ)面,Cy(シアン)面,OC(オーバーコート)面が面順次に配置されている。各面は、それぞれリボンマーカ(黒い線)で区切られている。そしてYe面では、カラー画像印刷時の先頭を示す2本のリボンマーカが設けられている。ここで特色とは、例えば金、銀などの光沢色や、蛍光ピンクや蛍光オレンジなどの蛍光色など、イエロー、マゼンダ、シアンの3色の組合せでは再現できないような色を指す。
図10は、特色を設けている本発明の実施の形態で使用されるインクシートの一例を示す図である。
図10では、図9と比較すると、OC面の後ろに特色インクのインクシート面が追加されている以外、基本構成は変わらない。
図11は、特色に対応した本実施の形態の印刷装置1で印刷した記録シート(熱転写用シート)の断面図である。
この記録シートは、表面(印刷面側)に染料受容層があり、ここにインクシートを加熱することにより溶融した昇華転写染料が転写されて受容される。この染料受容層を覆うように、印刷面全体にOC層(オーバーコート)がコートされている。更にその上に、必要な部分に限定して、特色インク(特色層)が転写されている。図11では、特色層が転写された下地にあたる部分の染料受容層が白抜きで表されている。即ち、特色層が転写された画素位置には、Ye,Mg,Cyのいずれの染料(インク)も転写されていない。
図12は、特色層が転写された位置に重複する位置に、Ye,Mg,Cyのいずれかの染料が転写された場合を示す図である。
この場合、特色とYe,Mg,Cyのいずれかの染料が重なった部分では、特色の色が下地の染料の影響を受けて色が変化している。
図13は、特色層が転写された位置に重複する位置に、Ye,Mg,Cyのいずれの染料も転写されていない場合を示す図である。
ここでは特色と染料とが重ならないため、特色の色が下地の影響を受けていないことがわかる。
図14は、本発明の実施の形態に係る撮像装置2が特色画像を送信する場合の処理を説明するフローチャートである。尚、この処理を実行するプログラムはROM215に記憶されており、このプログラムはCPU213の制御の下に実行される。
まずステップS1で、インターフェース216を介して、特色の単色画像データを印刷装置1に送信する。次にステップS2に進み、カラー画像データを、Ye(イエロー)→Mg(マゼンダ)→Cy(シアン)の順に、それぞれ面順次の画像データで送信する。
図15は、本実施の形態に係る印刷装置1における印刷制御処理を説明するフローチャートである。尚、この処理を実行するプログラムはROM115に記憶されており、このプログラムはCPU113の制御の下に実行される。
まずステップS11で、撮像装置2から送信される(図14のステップS1)画像データを受信する。ここでは、特色に対応する単色の画像データを受信する。次にステップS12に進み、受信した特色の画像データから、特色が印刷される画素の座標位置を読み出してRAM114に記憶する。次にステップS13に進み、Ye面の画像データを受信する。次にステップS14に進み、受信したYe面の画像データの内、特色が印刷される画素の座標位置に対応する画素データを検索し、その特色の画素位置に重複する画素データを白(0)に置換する。こうしてYe面の画像データの置換処理(白抜き処理)が完了するとステップS15に進み、その変換されたYe面の画像データを用いてYe面の画像を印刷する。
次にステップS16に進み、撮像装置2からMg面の画像データを受信する。次にステップS17に進み、ステップS14と同様に、受信したMg面の画像データの内、特色が印刷される画素位置に重複するMgの画素データを検索し、その画素データを白(0)に置換する。こうしてMg面の画像データの置換処理(白抜き処理)が完了するとステップS18に進み、その変換したMg面の画像データを用いてMg面の画像を印刷する。
次にステップS19に進み、撮像装置2からCy面の画像データを受信する。次にステップS20に進み、前述のステップS14と同様に、受信したCy面の画像データの内、特色が印刷される画素の座標位置に対応する画素データを検索し、そのCyの画素データを白(0)に置換する。こうしてCy面の画像データの置換処理(白抜き処理)が完了するとステップS21に進み、その変換したCy面の画像データを用いてCy面の画像を印刷する。
次にステップS22に進み、有効画像領域の全体に、印刷物の耐侯性を向上させるためのOC(オーバーコート)を印刷する。そして最後にステップS23で、ステップS11で受信した特色の画像データに基づいて、特色の画像を印刷する。
尚、各色面及びオーバーコート層の転写時には、それに応じてインクシートの搬送が制御されるが、このような熱転写記録時におけるインクシートの搬送制御は周知であるため、その説明を省略する。
また図15のフローチャートでは、各色の1頁分の画像データを受信する度に、特色の画像データに基づく白抜き処理を行なった。しかし本発明はこれに限定されるものでなく、各色の画像データを全て受信した後に、特色の画像データに基づく各色の白抜き処理を行なっても良い。従って、特色の画像データの受信は、ステップS11のように、画像データ受信の最初に限定されるものでなく、印刷開始前であればいつでも良い。これは例えばレーザプリンタやインクジェットプリンタ等のように、YMC3色の画像データが揃ってから印刷を開始するプリンタの場合に有効となる。
ただし、各色の1頁分の画像データを受信する度に、特色の画像データに基づく白抜き処理を行なう場合には、多色データを全て受信してからプリントする場合に比べて、小容量のメモリで済む。更には、1色目の印刷に用いた特色用のデータを、他の色プリントするための白抜き処理にも用いることにより、各色毎に特色用のデータを受信する無駄を防止できる。つまり、1色目のデータの取得前、或は取得後に、特色用データをプリンタが取得し、その後に取得する他の色の画像データの白抜き処理には、1色目の白抜き処理に用いた特色用データを活用するのが効果的である。
また前述の実施の形態では、特色の画像データの取得は、画像データの供給源(画像供給源)であるカメラ(或はPC,メモリなど)から、特色の画像データであることを示す識別情報と共に受信することにより特色の画像であると判断して行なっている。しかし本発明はこれに限定されるものでなく、後述のように、印刷レイアウトが指定されている状態で、特定のファイル形式の画像データを受信すると、その画像データが特色で印刷される画像であると判断して、特色の画像データを取得するようにしても良い。
図16は、PC3から印刷装置1に画像データを送信して特色画像を印刷する際のデータの流れを示す説明図である。このとき、一般的にはPC側が通信のホスト機器になり、プリンタがスレーブ機器となる。
PC3上で動作する画像処理アプリケーション(不図示)は、RGB画像データと特色画像データの両方を含んでいる。PC3では、この画像データの印刷が指定されると、その画像データをCMYデータと特色データとに変換する。そしてPC3は、印刷装置1に対して、図14のフローチャートと同様に、まず始めに特色の画像データを送信する。続いて、Ye面→Mg面→Cy面の順に、面順次で各色の画像データを送信する。これにより前述の撮像装置2の場合と同様に、PC3からの画像データに基づいて印刷装置1により印刷することができる。
図17は、撮像装置2から印刷装置1に画像データを送信して特色画像を印刷する際の撮像装置2におけるデータの流れを示す説明図である。ここでは、撮像装置2は、プリンタエンジン部100が直接解釈できるRAW画像データを作成している。
撮像装置2で印刷を指定すると、撮像装置2内の記録媒体211或は拡張記録媒体212に保持されたJPEG画像及び特色画像に対し、リサイズや回転を含めた各種画像処理を行った画像データを作成する。更に、その画像データをプリンタエンジン部100の仕様に合わせた画像フォーマットに変換し、Ye,Mg,Cyの各色の面順次のRAW画像データと、特色のRAW画像データとを作成する。その後、印刷装置1に対して、図14のフローチャートと同様にして、そのRAW画像データ送信する。即ち、まず始めに特色の画像データを送信し、続いてYe面→Mg面→Cy面の順に、それぞれ面順次で各色の画像データを送信する。これにより前述の撮像装置の場合と同様に、撮像装置2からの画像データに基づいて印刷装置1により印刷することができる。
図18は、撮像装置2から印刷装置1に画像データを送信して特色画像を印刷する際の処理を説明する図である。ここでは、JPEG形式の画像ファイルを、ファイル転送プロトコルを利用して印刷装置1に送る場合で示している。
撮像装置2に保持されたJPEG画像及び特色画像のダイレクト印刷を指定すると、JPEG画像に特色画像を関連付け、印刷用にフォーマットし直したJPEG画像を生成して、そのJPEG画像ファイルを印刷装置1に送信する。尚、ここで定義するダイレクト印刷とは、PCを介さずに、撮像装置2から印刷装置1に直接画像データを送信して印刷する印刷形態である。この場合、印刷装置1は、その画像ファイルを復号して、元のJPEG画像に対応する画像データと、特色画像とを得る。こうして、前述の場合と同様に、撮像装置2からの画像データに基づいて印刷装置1により印刷することができる。
図19は、本実施の形態に係る印刷装置1のカードスロット5に装着されたメモリカードの画像データを読み出してダイレクト印刷する際の処理を説明する図である。
メモリカードに保持されたJPEG画像及び特色画像に対して印刷を指定すると、図18と同様に、そのJPEG画像に特色画像を関連付け、印刷用にフォーマットし直したJPEG画像を印刷装置1の内部で生成する。こうして前述の場合と同様にして、メモリカードの画像データに基づいて印刷装置1により印刷することができる。
以上説明したように本実施の形態1によれば、下地の色の影響を受けずに、特色の画像を印刷することができる。
[実施の形態2]
ファイル転送プロトコルを用いて圧縮画像を印刷装置に転送し、印刷装置で解凍して印刷データを作成して印刷するダイレクト印刷を行う構成において、レイアウト印刷を拡張して特色の印刷を実行する実施の形態2を説明する。尚、この実施の形態2に係る印刷装置1、撮像装置2の構成は前述の実施の形態1の構成と同じであるため、その説明を省略する。
図20は、本発明の実施の形態2に係る印刷装置1が、撮像装置2から受信した印刷ジョブを解析する処理を説明するフローチャートである。尚、この処理を実行するプログラムはROM115に記憶されており、このプログラムはCPU113の制御の下に実行される。
まずステップS31で、撮像装置2から送信される印刷ジョブを受信する。次にステップS32で、その受信した印刷ジョブを解析する。そしてその印刷ジョブに含まれる画像ファイル情報を基に、撮像装置2に対して、その画像ファイルを要求する。次にステップS34で、その画像ファイル要求に応答して撮像装置2から送信される画像データを受信する。次にステップS35で、その印刷ジョブに含まれる全ての画像ファイルを受信したかを判断し、全ての画像ファイルを受信していないときはステップS33に進み、前述の処理を実行する。
こうして全ての画像ファイルを受信するとステップS36に進み、その画像ファイルの画像データを復号して画像処理を施して印刷データに変換する。そしてステップS37で、その印刷データに基づいて印刷を行う。
図21は、本発明の実施の形態2に係る印刷装置1において、撮像装置2から受信した印刷ジョブに含まれるレイアウト情報を解析し、画像データを並び替えるためのフローチャートである。尚、この処理を実行するプログラムはROM115に記憶されており、このプログラムはCPU113の制御の下に実行される。
まずステップS41で、印刷ジョブを受信する。次にステップS42に進み、その印刷ジョブに含まれるメジャーコードを解析する。そしてステップS43で、そのメジャーコードがレイアウト印刷を指示しているかどうかを判定し、レイアウト印刷であればステップS45に進み、レイアウト印刷でなければステップS44に進んで、その指示された印刷処理を実行する。
ステップS45では、マイナーコードが読み取り可能(解析可能)な状態にあるかどうかを判断して、解析不可であればステップS46に進み、通常のレイアウト印刷を行う。一方、ステップS45でマイナーコードが解析可能であればステップS47に進み、取得したマイナーコードをチェックする。そしてステップS47で、マイナーコードが特色での印刷を指定しているかどうかを判定する。特色での印刷を指定していなければステップS48に進み、その指定された印刷処理を実行する。
尚、上述したメジャーコードとは、印刷ジョブがXMLなどのテキスト形式である場合、その印刷形式を指定するコードである。特にメジャーコードは大分類コードで、例えば各メーカの機器で共通に定義されたコードである。一方、マイナーコードは、そのメジャーコードの下層で使用され、各メーカ(機器)特有の印刷コマンドを定義している。従って、本実施の形態に係る特色による印刷指定は一般的でないため、このマイナーコードで定義される。
ステップS47で、特色での印刷が指定されていると判断した場合はステップS49に進み、該当するInfo画像(特色画像)を特定する。次にステップS50に進み、その特定したInfo画像を、印刷に使用する記録シートのサイズに合わせて変倍する。次にステップS51に進み、そのInfo画像に基づく背景画像の上に、ターゲット画像を展開する。この際、Ye,Mg,Cyの各単色の画像データにおいて、特色の画素が存在している位置の画素データを白(0)にすることは前述した通りである。
ここでステップS52では、Info画像(特色)を、プリンタエンジン100が解釈できる単色のRAW画像に変換してプリンタエンジン部100に出力する。またステップS53で、ターゲット画像(プロセスカラー)のプリンタエンジン100が直接解釈できる単色のRAW画像を、Ye面→Mg面→Cy面の順に、面順次でプリンタエンジン部100に出力する。
図22は、前述のファイル転送プロトコルでダイレクト印刷を行う場合の特色での印刷処理を説明する図である。
図22では、2個以上の原画像について、特色として印刷したい画像2200を特色レイヤとして定義し、特色以外の画像2201と組み合わせて印刷装置1に送信する。このとき、Exifタグにメジャーコードとマイナーコードを定義している。ここではメジャーコード「5702」はレイアウト印刷を指定している。マイナーコード「0001」は、特色での印刷指示を指定している。ここではマイナーコード「0001」の場合は、通常の画像を印刷した上に特色の画像を重ねて印刷する印刷指定を示す。一方、マイナーコード「0000」の場合は、特色の画像と背景の画像とを別々のシートに印刷する印刷指定を示す。
このように、メジャーコードとマイナーコードとを用いて、Info画像(特色)とターゲット画像とを重ねて印刷するか、或は別々のシートに印刷するかを指定できる。
また、圧縮画像をそのまま印刷装置1に送信して印刷装置1で解凍して印刷データを作成する印刷システムにおいて、上記のようなレイアウトコマンド(例えば2−in−1)を利用する。こうして多値のJPEG画像と、2値画像のデータ(JPEG画像でもよい)を受信すると、そのレイアウトコマンドに応じて、それら2つの画像を重ね合成して印刷すると判断しても良い。
即ち、印刷ジョブのメジャーコード「5702」でレイアウト印刷が指示され、そのマイナーコードで、例えば2−in−1での印刷が指示されているとする。この場合、多値のJPEG画像と2値画像のデータの様に、異なる種類の画像ファイルの印刷が指示されると、2−in−1での印刷を実行するのではなく、これらJPEG画像と2値画像のデータとを重ね合成して印刷する。この際、2値画像のデータを特色画像として扱って、前述の様に、この特色画像の画素位置に対応するJPEG画像の画素を白抜きにするようにしても良い。また或は、多値のJPEG画像の方を白抜きして2値画像データと合成して印刷しても良い。
一方、JPEG画像同士、或は2値画像データ同士のように、同じ種類の画像ファイルの印刷が指示されると、2−in−1での印刷を実行するようにしても良い。
[実施の形態3]
前述の実施の形態1で示した印刷装置1は、プロセスカラーとしてYe,Mg,Cyの3色で印刷する場合で説明した。しかし本発明はこれに限定されず、プロセスカラーがYe,Mg,Cy,Bk(黒色)の4色で構成されても良く、或はBkの1色だけで構成されていても良い。
[実施の形態4]
前述の実施の形態1の構成において、熱溶融転写顔料は、熱昇華染料とは異なり、熱量を細かく制御しても、特色ピクセルの中間階調を表現することができないという性質がある。即ち、熱溶融転写顔料は、特色ピクセルの階調数に応じた濃度制御(濃度階調)を実施できず、また、階調数に応じてドットサイズを成長させること(面積階調)もできないためである。従って、特色面を構成する特色ピクセルは、「0」或は、取り得る最大値のいずれかであれば良く、実質2階調あれば済むことになる。
以上より撮像装置2から印刷装置1に特色データを送信する際の、特色データの画像フォーマットは、「0」か「1」で構成される2値ビットマップ画像でも良いし、「0」〜「255」の値を取り得る多値ビットマップ画像でも良い。また2値ビットマップ画像は多値ビットマップに比べデータサイズが小さいため、特色データを2値データとすることにより、データの転送時間が短くなるという利点がある。
また特色で印刷する画像ファイルの拡張子を「PNG」とし、ターゲット画像の画像ファイルの拡張子を「JPG」、或は「BMP」とするようにしても良い。
(他の実施形態)
以上、本発明の実施形態について詳述したが、本発明は、複数の機器から構成されるシステムに適用しても良いし、また一つの機器からなる装置に適用しても良い。
なお、本発明は、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムを、システム或いは装置に直接或いは遠隔から供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータが該供給されたプログラムを読み出して実行することによっても達成され得る。その場合、プログラムの機能を有していれば、形態は、プログラムである必要はない。
従って、本発明の機能処理をコンピュータで実現するために、該コンピュータにインストールされるプログラムコード自体も本発明を実現するものである。つまり、本発明のクレームでは、本発明の機能処理を実現するためのコンピュータプログラム自体も含まれる。その場合、プログラムの機能を有していれば、オブジェクトコード、インタプリタにより実行されるプログラム、OSに供給するスクリプトデータ等、プログラムの形態を問わない。
プログラムを供給するための記録媒体としては、様々なものが使用できる。例えば、フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、MO、CD−ROM、CD−R、CD−RW、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM、DVD(DVD−ROM,DVD−R)などである。
その他、プログラムの供給方法としては、クライアントコンピュータのブラウザを用いてインターネットのホームページに接続し、該ホームページからハードディスク等の記録媒体にダウンロードすることによっても供給できる。その場合、ダウンロードされるのは、本発明のコンピュータプログラムそのもの、もしくは圧縮され自動インストール機能を含むファイルであってもよい。また、本発明のプログラムを構成するプログラムコードを複数のファイルに分割し、それぞれのファイルを異なるホームページからダウンロードすることによっても実現可能である。つまり、本発明の機能処理をコンピュータで実現するためのプログラムファイルを複数のユーザに対してダウンロードさせるWWWサーバも、本発明のクレームに含まれるものである。
また、本発明のプログラムを暗号化してCD−ROM等の記憶媒体に格納してユーザに配布する形態としても良い。その場合、所定の条件をクリアしたユーザに対し、インターネットを介してホームページから暗号化を解く鍵情報をダウンロードさせ、その鍵情報を使用することにより暗号化されたプログラムが実行可能な形式でコンピュータにインストールされるようにする。
また、コンピュータが、読み出したプログラムを実行することによって、前述した実施形態の機能が実現される形態以外の形態でも実現可能である。例えば、そのプログラムの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOSなどが、実際の処理の一部または全部を行ない、その処理によっても前述した実施形態の機能が実現され得る。
更に、記録媒体から読み出されたプログラムが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれるようにしてもよい。この場合、その後で、そのプログラムの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行ない、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される。
以上説明した実施の形態では、印刷装置は熱転写方式によりカラー画像を印刷する印刷装置として説明した。しかし本発明はこれに限定されるものでなく、例えば電子写真方式、インクジェット方式、インクリボンを使用したワイヤドット方式のプリンタ(印刷装置)などであっても良い。
本発明の実施の形態に係る印刷システムの構成を説明する模式図である。 本実施の形態に係る印刷装置の構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態に係る撮像装置の構成を示すブロック図である。 本実施の形態に係る印刷装置での印刷を説明する図である。 本実施の形態に係る印刷装置のサーマルヘッドの説明図である。 インクシートを格納するメディアカセットの外観図である。 特色を設けていない従来のインクシートを説明する図である。 特色を設けている本発明の実施の形態で使用されるインクシートの一例を示す図である。 本実施の形態の印刷装置で印刷した記録シート(熱転写用シート)の断面図である。 特色層が転写された位置に重複する位置に、Ye,Mg,Cyのいずれかの染料が転写された場合を示す図である。 特色層が転写された位置に重複する位置に、Ye,Mg,Cyのいずれの染料も転写されていない場合を示す図である。 本発明の実施の形態に係る撮像装置が特色画像を送信する場合の処理を説明するフローチャートである。 本実施の形態に係る印刷装置における印刷処理を説明するフローチャートである。 PCから本実施の形態に係る印刷装置に画像データを送信して特色画像を印刷する際のデータの流れを示す説明図である。 本実施の形態に係る撮像装置から印刷装置に画像データを送信して特色画像を印刷する際の撮像装置におけるデータの流れを示す説明図である。 本実施の形態に係る撮像装置から印刷装置に画像データを送信して特色画像を印刷する際の処理を説明する図である。 本実施の形態に係る印刷装置のカードスロットに装着されたメモリカードの画像データを読み出してダイレクト印刷する際の処理を説明する図である。 本発明の実施の形態2に係る印刷装置が、撮像装置から受信した印刷ジョブを解析する処理を説明するフローチャートである。 本発明の実施の形態2に係る印刷装置において、撮像装置から受信した印刷ジョブに含まれるレイアウト情報を解析し、画像データを並び替えるためのフローチャートである。 ファイル転送プロトコルでダイレクト印刷を行う場合の特色での印刷処理を説明する図である。

Claims (8)

  1. 画像供給装置からのデータに基づいて、用紙に画像を印刷する印刷装置であって、
    特色インク及び複数色のプロセスカラーインクによる印刷が可能な印刷手段であって、前記複数色のプロセスカラーインクを単色ずつ順に前記用紙に印刷することにより画像を印刷し、前記複数色のプロセスカラーインクによる印刷を行った後に、前記特色インクによる印刷を実行する印刷手段と、
    前記印刷手段の仕様に合わせた形式で生成された印刷データを前記画像供給装置から受信する受信手段であって、前記複数色のプロセスカラーインクによる印刷を行うために前記複数色ごとに生成されたプロセスカラー用印刷データと、前記特色インクによる印刷を行うための特色用印刷データとを受信する受信手段と
    前記特色用印刷データに応じて前記特色インクにより印刷される画素位置に対応する前記プロセスカラー用印刷データの画素データを、印刷されない画素データに変換する変換手段と、を有し、
    前記受信手段は、前記プロセスカラー用印刷データを受信する前に、前記特色用印刷データを受信することを特徴とする印刷装置。
  2. 前記複数色のプロセスカラーインクは昇華性インク、前記特色インクは熱溶融性インクであり、前記印刷手段は、前記複数色のプロセスカラーインクと前記特色インクとが面順次に配置されているインクシートを用いて、画像の印刷を行うことを特徴とする請求項に記載の印刷装置。
  3. 前記受信手段は、前記印刷手段により1色の印刷が終了したことに応じて、次に印刷すべき色のプロセスカラー用印刷データを受信することを特徴とする請求項又はに記載の印刷装置。
  4. 前記変換手段は、前記特色用印刷データに応じて前記特色インクにより印刷される画素位置に対応するプロセスカラー用印刷データの画素データを、印刷されない画素データに変換する変換処理を、前記色毎の印刷データそれぞれに対して実行することを特徴とする請求項に記載の印刷装置。
  5. 前記変換手段は、前記受信手段により、次に印刷すべき1色分のプロセスカラー用印刷データを受信したことに応じて、当該1色分のプロセスカラー用印刷データに対して変換処理を実行することを特徴とする請求項又はに記載の印刷装置。
  6. 前記プロセスカラーインクは、少なくともイエロー、マゼンダ、シアンのいずれか1色、或は黒色のインクを含み、前記特色インクは、金色、銀色、蛍光色の少なくともいずれか1色のインクを含むことを特徴とする請求項乃至のいずれか1項に記載の印刷装置。
  7. 前記特色用印刷データは2値データであり、前記プロセスカラー用印刷データは多値データであることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の印刷装置。
  8. 画像供給装置からのデータに基づいて、用紙に画像を印刷する印刷装置を制御する印刷装置の制御方法であって、
    複数色のプロセスカラーインクを単色ずつ順に用紙に印刷することにより画像を印刷し、前記複数色のプロセスカラーインクによる印刷を行った後に、特色インクによる印刷を実行する印刷工程と、
    前記複数色のプロセスカラーインクによる印刷を行うために前記複数色ごとに生成されたプロセスカラー用印刷データと、前記特色インクによる印刷を行うための特色用印刷データとを受信する受信工程と
    前記特色用印刷データに応じて前記特色インクにより印刷される画素位置に対応する前記プロセスカラー用印刷データの画素データを、印刷されない画素データに変換する変換工程と、を有し、
    前記受信工程は、前記プロセスカラー用印刷データを受信する前に、前記特色用印刷データを受信することを特徴とする印刷装置の制御方法。
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