JP5042862B2 - 短いエコー時間での磁気共鳴イメージング - Google Patents

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Description

本発明は、磁気共鳴分野に関する。肺組織、アテローム斑、腱といった磁気共鳴減衰時間が短い物質の磁気共鳴イメージング、高濃度の磁気共鳴造影剤が注入された組織のイメージング、水素より重い原子からの核磁気共鳴を用いる物質のイメージング等に特定の用途を見出し、本書ではそれらを参照して特に説明が行われることになる。より一般的には、イメージング用、分光法用といった磁気共鳴システムに適用可能である。
磁気共鳴減衰時間が短いことは、イメージングシーケンスにおけるエコー時間が短いという制限を課す。磁気共鳴の減衰時間(例えば、T2減衰時間又はT2*減衰時間)が、磁気共鳴イメージングスキャナにより達成可能な最小エコー時間に匹敵するとき、イメージング品質は一般的に妥協される。スキャナの最小エコー時間は、無線周波数励起の終わりと使用可能な磁気共鳴サンプリングが開始することができる時間との間の有限レイテンシ時間により制限される。ある磁気共鳴イメージングスキャナにおいては、無線周波数リカバリによるレイテンシ時間が、約100マイクロ秒である。2次元イメージングにおいては、送信又は励起フェーズと受信又は読み出しフェースとの間のレイテンシ時間が、スライス選択的傾斜磁場の除去により課されるランプダウン(ramp-down)又は再フォーカス遅延を含む可能性もある。
短い磁気共鳴減衰時間を用いてイメージングするのに、放射状サンプリング(radial sampling)が有利である。放射状読み出しライン(radial readout line)は、最初に低周波数の再構成画像構造を規定するk-空間の中央領域をサンプリングするのに使用され、続いて、精細な画像詳細に貢献するk-空間の高周波数エッジのサンプリングに使用されることができる。放射状ラインは、k-空間中心に収束するので、放射状サンプリングもまたk-空間の中央領域の適切なサンプリングを進展させる。k-空間の周辺領域でのサンプリングは、比較的まばらである。短いエコー時間を用いるイメージングのために、Paulty等による米国特許第5,025,216号は、磁気共鳴イメージングシーケンスの送信及び受信フェーズ間のレイテンシ時間を減らすため、ショートシェイプト(short shaped)無線周波数パルスを用いることを開示する。短いエコー時間を用いるイメージングにおける更なる追加的な改良は、スライス選択的な傾斜磁場を省略する非選択的RF励起を伴う3次元イメージングを用いて達成されることができる。
斯かる技術と共に放射状サンプリングを用いると、短いエコー時間でのイメージングの際、画像品質が改善される。しかしながら、短いエコー時間での磁気共鳴イメージングにおける更なる改善の必要性が当分野では残されている。
本書は、上述の制限その他を克服する改善された装置及び方法を提供する。
1つの側面によれば、磁気共鳴イメージング方法が提供される。第1の読み出し傾斜磁場プロファイルを用いて、k-空間の内側部分におけるインナー放射状読み出しラインが取得される。第1の読み出し傾斜磁場プロファイルとは異なる第2の読み出し傾斜磁場プロファイルを用いて、k-空間の内側部分より実質的に外側に配置されるk-空間の外側部分におけるアウター放射状読み出しラインが取得される。取得されたインナー及びアウター放射状読み出しラインは、再構成画像を生成するために再構成される。
別の側面によれば、ある磁気共鳴イメージング方法を実行する磁気共鳴イメージングシステムが開示される。その方法では、第1の読み出し傾斜磁場プロファイルを用いて、k-空間の内側部分におけるインナー放射状読み出しラインが取得され、第1の読み出し傾斜磁場プロファイルとは異なる第2の読み出し傾斜磁場プロファイルを用いて、k-空間の内側部分より実質的に外側に配置されるk-空間の外側部分におけるアウター放射状読み出しラインが取得され、及び取得されたインナー及びアウター放射状読み出しラインが、再構成画像を生成するために再構成される。
1つの利点は、短いエコー時間を用いて改善された画像品質を得られる点にある。
別の利点は、放射状サンプリングにおける信号対ノイズ比を改善できる点にある。
別の利点は、放射状読み出しラインを用いてk-空間における一層一様なサンプリングを行える点にある。
別の利点は、画像取得時間を減らせる点にある。
以下の詳細な説明を読めば、様々な追加的な利点及び利益が当業者には明らかとなるであろう。
本発明は、様々な要素及び要素の配置、並びに様々な処理動作及び処理動作の配置の形式を取ることができる。図面は、好ましい実施形態の説明目的であるに過ぎず、本発明を限定するものとして解釈されるべきではない。
図1を参照して、磁気共鳴イメージングスキャナ10は、患者又は他のイメージング対象物16が配置される検査領域14を規定する筐体12を含む。筐体12に配置される主磁石20は、実質的に空間的にも時間的にも一定な主磁場を検査領域14内に生成する。通常、主磁石20は、クライオシュローディング(cryoshrouding)24により囲まれる超半導体磁石である;しかしながら、常伝導主磁石も使用されることができる。選択された傾斜磁場を検査領域14内の主磁場に重畳させるよう、傾斜磁場コイル30は、筐体12内又は上に配置される。通常、傾斜磁場コイル30は、検査領域14内で選択された方向に、かつ選択された傾斜強度で傾斜磁場を生成するための複数のコイルを含む。例えば、傾斜コイル30は、いずれかの選択された方向に選択された傾斜磁場を共働的に生成するx方向、y方向及びz方向の傾斜コイルを含むことができる。無線周波数励起パルスを検査領域14に投入し、かつ、生成された磁気共鳴信号を検出するよう、例えば囲いシールド34を備える絶縁誘電フォーマに配置されるストリップラインコイル、剛体導電ラング及びリングを備えるバードケージコイル等といった全身無線周波数コイル32が、筐体12内又は上に配置される。ボアライナ36は、検査領域からコイルを分離する。「又は」あるいは「更に」、例えば、ヘッドコイル、表面コイル又はコイルアレイ等の1つ又は複数の局所コイル(図示省略)が励起又は受信のために提供されることができる。
短エコー時間磁気共鳴イメージング・シーケンス・データベース48が、短いエコー時間でのイメージングに適した放射状読み出しシーケンスを格納する。磁気共鳴イメージングコントローラ50は、選択された一の短エコー時間磁気共鳴イメージングシーケンスを実行する。コントローラ50は、選択された傾斜磁場を検査領域14における主磁場に重畳させるため、傾斜コイル30に結合される傾斜磁場コントローラ52を動作させ、選択された無線周波数励起パルスをおよそ磁気共鳴周波数で検査領域14に投入するため、図示されるような無線周波数コイル32、又は局所コイル、表面コイル、コイルアレイ等に結合される無線周波数送信機54を動作させる。2次元イメージングのため、無線周波数励起は、傾斜システム30、52により課される同時スライス選択的傾斜磁場も含む。
無線周波数励起パルスは、上記選択された短エコー時間磁気共鳴イメージングシーケンスに基づき、選択された方向に選択された傾斜強度で傾斜磁場を適用することにより空間的に放射状にエンコードされるイメージング対象物16における磁気共鳴信号を励起させる。放射状の読み出し磁気共鳴信号を受信するよう、上記選択された短エコー時間磁気共鳴イメージングシーケンスに基づき、イメージングコントローラ50は、図示されるような無線周波数コイル32、又は局所コイル、表面コイル、コイルアレイ等に接続される無線周波数受信機56を動作させる。受信された放射状の読み出しデータは、放射状読み出しデータメモリ60に格納される。
再構成プロセッサ61は、デカルト格子に補間されるデータを生成するよう、放射状読み出しデータの放射対デカルト座標変換を行うデカルト座標変換プロセッサ62を含む。高速フーリエ変換プロセッサ63は、検査領域14内に存在するイメージング対象物16又はその選択された一部の再構成画像へと、デカルト格子化されたイメージングデータを再構成する。他の再構成アルゴリズムで再構成プロセッサ61が置き換えられることもできる;例えば、画像再構成を行うのに、フィルタ逆投影再構成プロセスが放射状読み出しに対して適用されることができる。
再構成された画像は、画像メモリ64に格納され、ユーザインタフェース66に表示され、ローカルエリアネットワーク又はインターネットを介して送信され、プリンタにより印刷され、又は他の態様で利用されることができる。図示される実施形態においては、放射線科医又は他のユーザが、データベース48から短エコー時間磁気共鳴イメージングシーケンスを選択すること、及びイメージングコントローラ50と対話することもそのユーザインタフェース66が可能にする。他の実施形態においては、スキャナ10を動作させるため、及び再構成された画像を表示又はその他操作するための分離したユーザインタフェースが提供される。
上述された磁気共鳴イメージングシステムは、説明のための例示に過ぎない。一般に、実質上いずれの磁気共鳴イメージングスキャナも、本書で開示される短エコー時間イメージングシーケンス及びその均等の範囲を実行することができる。例えば、スキャナはオープン磁石、垂直ボア磁石、低磁場磁石、高磁場磁石等を含むことができる。
図2A及び図2Bを参照すると、例示的な短エコー時間磁気共鳴イメージングシーケンスが説明される。図2Aは、k-空間における複数の放射状読み出しラインの軌跡を図式的に示す。放射状読み出しラインは、内側k-空間部分102における複数のインナー放射状読み出しライン100と、外側k-空間部分106における複数のアウター放射状読み出しライン104とを含む。各インナー放射状読み出しライン100は、k-空間中心で始まり、内側及び外側k-空間領域102、106を分離する境界108へと選択された半径方向に外側に向かって延び、同じ半径方向に沿ったアウター放射状読み出しライン104の対応する一つとして連続的な態様で続く。
図2Bは、選択された半径方向における連続的なインナー及びアウター放射状読み出しライン100、104のそれぞれ対応するペアを取得するための適切なパルスシーケンスを図式的に示す。図2Bと、戻って図1とを参照すると、無線周波数励起は、無線周波数コイル32上で動作する無線周波数送信機54により生成される無線周波数パルス110と、オプションで1つ又は複数の傾斜磁場コイル30上で動作する傾斜磁場コントローラ52により生成されるスライス選択的な傾斜磁場パルス112とを含む。本書において使用される単数形の「パルス(pulse)」という用語は、パケット、無線周波数パルス110を共働的に規定する複数若しくはシーケンス状のパルス、又は傾斜磁場パルス112を含むものとして広く解釈されるべきである。図2B又は続く図3B、図4B及び図5Bに説明されるような励起パルスは、更に、図示省略されるペアの他の要素に組み合わされることになるデータを生成するよう、励起のペアの1つの要素であってもよい。通常、2次元イメージングに対して、スライス選択的な傾斜磁場パルス112が、その励起されたスライスを選択するのに適用される;他方、3次元イメージングに対しては、3次元ボリュームが励起されるよう、スライス選択的な傾斜磁場パルス112は通常省略される。無線周波数励起は、レイテンシ期間dlatencyにより後続され、そのレイテンシ期間の間、ハードウェアが送信モードから受信モードへ切り替わる。無線周波数パルス110の送信は、通常、無線周波数コイル32上の数百ボルトを生成することを含む。受信無線周波数回路56は、損傷を避けるべく斯かる大電圧から保護されなければならない場合がある。磁気共鳴信号が同じコイル又は異なる無線周波数コイルにより正確に受信されることができる前に、この電圧は、実質的に除去されるべきである。このレイテンシ期間の間、容量を変更する、又はPINダイオード等をバイアス(bias)することにより、通常1つ又は複数の無線周波数デバイスの動作特性を電子的に変更することが必要である。レイテンシ期間dlatencyは、オプションでスライス選択的な傾斜磁場パルス112を除去又は再フォーカスするための遅延も含むことができる。図示される実施形態において、無線周波数パルス110は、例えばPauly等による米国特許第5,025,216号に述べられるような、レイテンシ期間dlatencyの無線周波数成分を減らすショートシェイプト無線周波数パルスである。
レイテンシ期間dlatencyの後、読み出しフェーズが始まる。同じ半径方向を持つインナー放射状読み出しライン100及び対応するアウター放射状読み出しライン104の両方が、同じ無線周波数励起に応じて読み出される。インナー放射状読み出しライン100の読み出しの間、第1の傾斜磁場プロファイル120がゼロから上昇し、サンプリング122が開始される。説明を分かりやすくするため、パルスシーケンスのこれらの特徴は、図2Aにおいてインナー放射状読み出しライン100を説明するのに使用されたのと同じ実線を用いて図示される。放射状読み出しライン100の方向は、第1の傾斜磁場プロファイル120の読み出し傾斜磁場の方向により選択される。対応するアウター放射状読み出しライン104の取得が、インナー放射状読み出しライン100の取得完了のすぐ後に連続して続く。アウター放射状読み出しライン104の取得は、傾斜強度において減衰する第2の読み出し傾斜磁場プロファイル124を用いる。サンプリング126は、アウター放射状読み出しライン104の取得の間継続する。説明を分かりやすくするため、パルスシーケンスのこれらの特徴は、図2Aにおいてアウター放射状読み出しライン104を説明するのに使用されたのと同じ点線を用いて図示される。
第2の放射状読み出し傾斜磁場プロファイル124は、k-空間中で比較的一様なサンプリングを提供し、かつ信号対ノイズ比を増加させるよう選択される非一様形状を持つ。一般に、k-空間軌跡、kread(t)と、読み出し傾斜磁場Gread(t)との間の関係が、
Figure 0005042862
で与えられる。ここで、式(1)において、γは磁気回転比である。k-空間軌跡速度、dk/dtは、
Figure 0005042862
で与えられる。従って、k-空間軌跡速度は、読み出し傾斜磁場の強度に比例する。更に、一定のサンプリングレートに対して、k-空間軌跡速度が速いことは、k-空間においてサンプリングが一層まばらであることに対応し、一方、k-空間軌跡速度が遅いことは、k-空間においてサンプリングが一層密であることに対応する。
出来る限り高速に内側k-空間領域102をサンプリングするために、第1の読み出し傾斜磁場プロファイル120は、急速に上昇する。すべてのインナー放射状読み出しライン100がk-空間中心(図2Aにおいて「k=0」とラベル付けされる)に収束することが原因で、内側k-空間領域102における適切なサンプリングの密度が与えられる。ある実施形態においては、第1の読み出し傾斜磁場プロファイル120が、傾斜磁場システム30、52のスルーレートで線形に上昇する。
外側k-空間領域106において、アウター放射状読み出しライン104によるk-空間サンプリングは、減衰する第2の読み出し傾斜磁場プロファイル124により指定される徐々に減少する読み出し傾斜磁場強度を用いる。これは、アウター放射状読み出しライン104がk-空間中心から離れるにつれ、増加的に密度を増すk-空間サンプリングをもたらす、k-空間軌跡の段階的な低速化を生み出す。減少する傾斜磁場強度は、k-空間における所与の位置での瞬間的な帯域幅に比例するノイズ分散が、2次元スキャンにおける係数1/r又は3次元スキャンにおける係数1/r2に関連付けられた放射状重みを実質的に打ち消すよう選択される。
k-空間における放射状ジオメトリは、サンプルの固有密度を持つ。3次元(球面極)の場合、これは、型(1/r2)を持ち、それは、デカルト座標系と極座標系との間の変換のとき、座標系の変化に関連付けられるヤコビアンとして理解されることができる。サンプルの密度は順に、局所ノイズ平均化又は減少に関連付けられ、そこでは、ノイズ分散がサンプリング密度の逆数におよそ対応する。典型的なノイズマグニチュード従属性(noise magnitude dependence)は、平方根に対応する。つまり「r」は3次元の場合に対するものである。デカルト座標における一様なサンプリングを実現するために、k-空間におけるユニットボリュームあたりのノイズが実質的に一様になるよう放射状軌跡の速度が選択される。3次元イメージングに対して、これは、第2の傾斜磁場プロファイル124を、
Figure 0005042862
にセットすることに対応する。ここで、t0は、第2の傾斜磁場プロファイル124の開始時間である。これを式(1)に代入すると、k-空間軌跡は、
Figure 0005042862
となる。2次元の場合、k-空間における放射状ジオメトリは、(1/r)のサンプルの固有密度を持ち、対応する解析によって、2次元の場合における第2の傾斜磁場プロファイル124が、
Figure 0005042862
であり、2次元の場合におけるk-空間軌跡が、
Figure 0005042862
となることを生み出す。より一般には、第2の傾斜磁場プロファイル124は、
Figure 0005042862
という形状を持つ。ここで、Dは、本書でのいわゆる傾斜減衰指数である。式(3)の3次元の場合、D = -2/3であり、式(5)の2次元の場合、D = -1/2である。減衰する第2の傾斜磁場プロファイル124は、0と-1との間にある傾斜減衰指数Dの値に対して与えられる。信号対ノイズ比の最大量の近傍では、信号対ノイズ比の改善量は、傾斜減衰指数Dの正確な値とは比較的関係がない。更に、画像取得時間の短縮、傾斜スルーレート又はピーク傾斜強度に関するハードウェア制限等の他の考慮要素が、式(3)及び(5)の考慮要素以外の傾斜減衰指数値の選択の動機付けになりうる。例えば、渦電流、振動機械モード、共鳴電気回路又は電磁気回路の放電等の観点から偶然好ましいものとなる傾斜減衰指数を選択することが有利な場合がある。更に、第2の傾斜磁場プロファイル124に対する減衰指数関数形式が説明され議論されるが、読み出しの信号対ノイズ比を実質的に減らす他の単調的に減少するプロファイルも同様に使用されることができる。
図3A及び図3Bを参照すると、他の例示的な短エコー時間磁気共鳴イメージングシーケンスが示される。このシーケンスは、図2A及び図2Bに図示されるものと同様であり、内側k-空間部分202における複数のインナー放射状読み出しライン200と、外側k-空間部分206における複数のアウター放射状読み出しライン204とを含む。各インナー放射状読み出しライン200は、k-空間の中心(k=0)から始まり、外側に延び、その後、同じ半径方向に延びるアウター放射状読み出しライン204の1つが続く。無線周波数パルス210と、オプションでスライス選択的な傾斜磁場パルス212とを含む無線周波数励起の後に、レイテンシ期間dlatencyが続き、レイテンシ期間の間、ハードウェアが送信モードから受信モードへと切り替わる。レイテンシ期間dlatencyの後、インナー放射状読み出しライン200を取得するため、第1の読み出し傾斜磁場プロファイル220がゼロから上昇し、サンプリング222が開始される。オプションで、第1の読み出し傾斜磁場プロファイル220が、傾斜システム30、52の最大スルーレートで上昇することができる。対応するアウター放射状読み出しライン204の取得は、傾斜強度において減衰する第2の読み出し傾斜磁場プロファイル224を用いた後に起こる。サンプリング226が、アウター放射状読み出しライン204の取得の間発生する。
しかしながら、図3A及び図3Bのイメージングシーケンスは、アウター放射状読み出しライン204の取得が対応するインナー読み出し放射状ライン200の取得の直後に続くものではないという点で図2A及び図2Bのとは異なる。これは、上昇する第1の読み出し傾斜磁場プロファイル220が、傾斜システム30、52の限界によりピーク限界にされる(peak-limited)という理由による。従って、ミドル放射状読み出しライン230が、インナー及びアウター放射状読み出しライン200、204のそれぞれ対応するペアの間に挟まれ、同じ選択された半径方向に向けられる。ミドル放射状読み出しライン230は、内側k-空間部分202と外側k-空間部分206との間に配置される環状k-空間部分232においてk-空間サンプルを取得する。図3Bに見られるように、ミドル放射状読み出しライン230の取得は、第1の読み出し傾斜磁場プロファイル220の後連続的に続き、かつ、傾斜磁場システム30、52によりピーク限界にされる一定の傾斜磁場強度を持つ第3の読み出し傾斜磁場プロファイル240を利用する。第3の読み出し傾斜磁場プロファイル240の間、サンプリング242が続行される。説明を分かりやすくするため、パルスシーケンスのこれらの特徴は、図3Aにおいてミドル放射状読み出しライン230を説明するのに使用されたのと同じ二重線を用いて図示される。第2読み出し傾斜磁場プロファイル224が、第3の読み出し傾斜磁場プロファイル240の終点の後、直ちにかつ連続的に続く。
図4A及び図4Bを参照して、別の例示的な短エコー時間磁気共鳴イメージングシーケンスが説明される。このシーケンスは、図3A及び図3Bに説明されるのと似ており、内側k-空間部分302における複数のインナー放射状読み出しライン300と、環状k-空間部分332における複数のミドル放射状読み出しライン330と、外側k-空間部分306における複数のアウター放射状読み出しライン304とを含む。更に、別の複数のミドル放射状読み出しライン330'が、環状k-空間部分332と外側k-空間部分306との間に挟まれる別の環状k-空間部分332'をサンプリングする。各インナー放射状読み出しライン300は、k-空間中心で始まり、外側に向かって延び、同じ半径方向に従う第1のミドル放射状読み出しライン330の対応する1つとして連続的な態様で続き、同じ半径方向に従う第2のミドル放射状読み出しライン330'の対応する1つとして連続的な態様で続き、及び同じ半径方向に従うアウター放射状読み出しライン304の対応する1つとして連続的な態様で続く。
図4Bは、対応するパルスシーケンスを示す。無線周波数パルス310とオプションのスライス選択的な傾斜磁場パルス312とを含む無線周波数励起の後に、その間、ハードウェアが送信モードから受信モードへと切り替わるレイテンシ期間dlatencyが続く。レイテンシ期間dlatencyの後、第1の読み出し傾斜磁場プロファイル320がゼロから上昇し、インナー放射状読み出しライン300を取得するためサンプリング322が開始される。オプションで、第1の読み出し傾斜磁場プロファイル320は、傾斜システム30、52によりスルー限界にされる(slew-limited)ことができる。第1の読み出し傾斜磁場プロファイル320が、生成されることができるピーク傾斜強度に達すると、第1のミドル読み出し傾斜磁場プロファイル340が、サンプリング342と共に後続する。第1のミドル読み出し傾斜磁場プロファイル340は傾斜システム30、52によりピーク限界にされる一定の傾斜磁場強度を持つ。
第1のミドル読み出し傾斜磁場プロファイル340の後には、減衰する傾斜磁場プロファイルが続く。しかしながら、図4A及び図4Bのパルスシーケンスにおいて、信号対ノイズ比の最適化により必要とされる減衰するプロファイル(例えば、式(3)(5)又は(7)で与えられる)が、傾斜磁場システム30、52のスルーレートより大きな傾斜磁場強度における初期減少率を必要とすることになる。従って、第2のミドル放射状読み出しライン330'が、第2のミドル読み出し傾斜磁場プロファイル340'と、第1のミドル読み出し傾斜磁場プロファイル340のすぐ後に連続的に続くサンプリング342'とを用いて得られる。説明を分かりやすくするため、パルスシーケンスのこれらの特徴は、図4Aにおいて第2のミドル放射状読み出しライン330'を説明するのに使用されたのと同じ厚い実線を用いて図示される。第2のミドル読み出し傾斜磁場プロファイル340'は、傾斜磁場システム30、52のスルーレートで強度において減少する傾斜磁場を持つ。第2のミドル読み出し傾斜磁場プロファイル340'は、信号対ノイズ比の最適化により必要とされる傾斜磁場強度の減衰率(例えば、式(3)(5)又は(7)で与えられる)が、傾斜システム30、52のスルーレート以下に減少するまで延びる。そのポイントで、減衰する読み出し傾斜磁場プロファイル324と対応するサンプリング326とを用いたアウター放射状読み出しライン304の取得が始まる。
オプションで、望まない信号コヒーレンシーをディフェイズ(dephase)又はスポイル(spoil)するため、又は定常状態信号を再フォーカスするためのサンプリングの後、追加的な傾斜磁場(図示省略)が適用されることができる。斯かる追加的な傾斜は、同じボリュームにおけるより長いT2物質から派生する望まないアーチファクトを制御するのに役に立つ場合がある。放射状軌跡に対する斯かる均衡FFE(高速フィールドエコー)のような方法が、例えば、斯かる追加的な傾斜を利用することが出来る。
画像に対する磁気共鳴信号は、傾斜強度、Larmor定数及び画像の空間的広がり(spatial extent)の3つの係数の積である帯域幅を横切り延在する。その信号帯域の外側からの周波数は、ノイズのみを含み、最終的な画像に表示されることから除外されるべきである。これは、周波数フィルタリングと再構成とのいくつかの組み合わせによりなされる。所望のイメージング信号帯域幅の約2倍の周波数をカットアウトするアナログフィルタを復調された受信信号に適用することはありふれた手法である。所望のイメージング帯域幅に関連付けられるナイキストサンプリングレートより明らかに高いサンプリングレートでサンプリングし、続いて所望の最終帯域幅の約2倍の周波数をカットアウトするためデジタルフィルタリングを適用することもまたありふれた手法である。
上述される実施形態において、恐らく2よりずっと大きな係数により、傾斜強度は明らかに変化することができることに留意されたい。この方法のため、振幅の範囲を組み込む読み出し傾斜がデータ取得の間適用されるので、信号帯域幅の外側からのノイズが最終的な画像で顕著なエイリアシング(aliasing)を示すことを避けるべく適切なフィルタリングが行われるよう注意する必要がある。オプションで、データをサンプリングするのに時間変化する読み出し傾斜を適用するとき、その方法は時間変化するフィルタリングの処理を含むことができる。斯かるフィルタリングは、再構成処理の初期に適用されるデジタル処理として実行されることができる。ある特定の実施形態において、各読み出しデータラインは、セグメントに分割されることができ、各セグメントは、瞬間的な傾斜強度の範囲に基づき、瞬間信号帯域幅の範囲を含むものとして分類されることができる。ノイズが、瞬間信号帯域幅の3倍を超えるすべての周波数に対して拒絶されるが、瞬間信号帯域幅内からの信号は忠実に通過されるよう、各セグメントがデジタルフィルタでフィルタリングされる。斯かる実施形態において、読み出しラインのセグメントは、セグメント内の瞬間帯域幅が、3より少ない何らかの係数で変化するよう選択されるべきである。その結果、1つの信号デジタルフィルタがセグメント内のすべてのデータに対して適用されることができる。すると、そのフィルタリングに続くフーリエ変換等の再構成ステップは、信号帯域幅の3倍内にある残りのノイズ周波数帯域を拒絶することができる。エイリアスド・ノイズ(aliased noise)による画像劣化を減らす他の技術が容易に生成されることができる。
図5A及び図5Bを参照して、別の例示的な短エコー時間磁気共鳴イメージングシーケンスが説明される。ここで、内側k-空間部分402におけるインナー放射状読み出しライン400は、外側k-空間部分406におけるアウター放射状読み出しライン404とは異なる無線周波数励起に応答して得られる。この構成は、データ取得をデザインする際に一定の自由度を提供する。例えば、内側及び外側k-空間部分402、406は、オプションで重複領域408において重複する。インナー及びアウター放射状読み出しライン400、404は、遷移を平滑化するのに使用されることができる重複領域408における冗長サンプリングを提供する。更に、インナー放射状読み出しライン400の数は、アウター放射状読み出しライン404の数とは異なっていてよい。k-空間中心でのインナー放射状読み出しライン400の収束が原因で、内側k-空間部分402におけるサンプリング密度は本来的に高いので、通常、インナー放射状読み出しライン400の数と比べて実質的に多数のアウター放射状読み出しライン404を持つことが有利である。ある実施形態においては、アウター放射状読み出しライン404の数は、インナー放射状読み出しライン400の数より少なくとも5倍多い。
図5Bを参照して、インナー及びアウター放射状読み出しライン400、404のそれぞれは以下のようにして得られる。無線周波数励起は、無線周波数励起パルス410と、オプションでスライス選択的な傾斜磁場パルス412とを含む。インナー放射状読み出しライン400の1つを取得する場合、無線周波数励起の後に、レイテンシ期間dlatencyが続き、そのレイテンシ期間の間、読み出し傾斜は適用されない。レイテンシ期間dlatencyの後、インナー又は第1の読み出し傾斜磁場プロファイル420が、サンプリング422と共に適用される。インナー読み出し傾斜磁場プロファイル420は、線形ランプ(linear ramp)であり、オプションで、傾斜システム30、52のスルーレートで増加する。傾斜プロファイル420は、オプションで、重複領域408に対応する安定期又は下降(ramp-down)部分(図示省略)を含む。以前に説明されたパルスシーケンスとは異なり、インナー読み出し傾斜磁場プロファイル420の後に、アウター放射状読み出しラインの1つを取得することが行われることはない。
代わりに、各アウター放射状読み出しライン404の取得が、個別の無線周波数励起に応じて行われる。図5Bに示される実施形態において、アウター放射状読み出しライン404の取得のための無線周波数励起の後に、レイテンシ期間dlatencyの間傾斜磁場強度を上昇させ始めるアウター又は第2の読み出し傾斜磁場プロファイル424が続く。使用可能なk-空間サンプリングは、一般に、レイテンシ期間dlatencyの間行われることができないことを理解されたい;しかしながら、レイテンシ期間dlatencyの間傾斜磁場強度を上昇させることにより、サンプリング426は、既に高い値での傾斜磁場強度で始まる。式(1)によれば、レイテンシ期間dlatencyの間の上昇効果は、使用可能なサンプリングが実現可能になればすぐ(つまり、レイテンシ期間dlatencyの直後に)、アウター放射状読み出しライン404の取得が開始することができるよう、使用可能なk-空間軌跡の始点をk-空間中心から離れた位置へ動かすことである。
インナー及びアウター放射状読み出しライン400、404の両方によりサンプリングされるオプションの重複k-空間領域408は、インナー読み出し傾斜磁場プロファイル420の部分450と、アウター読み出し傾斜磁場プロファイル424の部分452とに対応する。部分450、452は、同じk-空間領域408をサンプリングし、従って、遷移を平滑化するのに使用されることができる冗長なデータを提供する。ある他の実施形態では、斯かる重複は何ら提供されない;代わりに、レイテンシ期間dlatencyの間の傾斜磁場の上昇(ramping)が、アウターk-空間軌跡404の使用可能なサンプリングの開始前に、内側k-空間領域402のまさにエッジへk-空間軌跡を移動させるのに十分である。
図5A及び図5Bの例示的なパルスシーケンスのインナー及びアウター放射状読み出しラインの取得が、個別の無線周波数励起を利用するので、取得の順番は変更されることができる。例えば、いくつかの実施形態では、すべてのインナー放射状読み出しライン400が最初に取得され、続いて、すべての放射状読み出しライン404が取得される。また、インナー及びアウター放射状読み出しラインの取得がインターリーブされることができる。例えば、インナー放射状読み出しライン、アウター放射状読み出しライン、インナー放射状読み出しライン等と交互に取得することができる。以前に説明されたのと同じく、インナー放射状読み出しライン400の数は、アウター放射状読み出しライン404の数とは異なっていてよい。更に、インナー及びアウター放射状読み出しライン400、404の半径方向間に何の対応関係も課されない。例えば、インナー放射状読み出しライン400により取得される半径方向のセットは、アウター放射状読み出しライン404により取得される半径方向のセットとは部分的又は完全に異なっていてよい。
図2A及び図2B、図3A及び図3B、図4A及び図4B、又は図5A及び図5Bの短エコー時間磁気共鳴イメージングシーケンスが、2次元イメージング又は3次元イメージングのいずれかに使用されることができる。図2A及び図2B、図3A及び図3B、並びに図4A及び図4Bの例示的なイメージングシーケンスにおいて、同じ無線周波数励起に応じる、対応するインナー及びアウター放射状読み出しラインの取得は、同じ励起ジオメトリ(2次元又は3次元)が、インナー及びアウター読み出しラインの両方に使用されることができることを課す。対照的に、図5A及び図5Bの例示的なパルスシーケンスのインナー及びアウター放射状読み出しラインの取得は、異なる無線周波数励起を使用するので、3次元励起ジオメトリを用いる放射状読み出しラインの1つのセットと、2次元励起ジオメトリを用いる放射状読み出しラインの他のセットとを取得することが想定される。
図6を参照し、かつ引き続き図5A及び図5Bを参照して、斯かる手法の1つにおいて、3次元ボリューム500が、無線周波数励起から省略されるスライス選択的傾斜磁場412で、インナー放射状読み出しライン400を用いて取得される。一方、2次元スライス502が、無線周波数励起に含まれるスライス選択的傾斜磁場412で、アウター放射状読み出しライン404を用いて取得される。3次元k-空間サンプリング密度は、3次元イメージングに対して(1/r2)として減少するので、比較的少数のインナー放射状読み出しライン400が、小さな3次元の内側k-空間ボリューム500をサンプリングすることができる。一方、より多くの数の放射状読み出しラインが、完全な3次元ボリュームを適切にサンプリングすることを必要とされることになる。更に、インナー放射状読み出しライン400を取得するとき、スライス選択的な傾斜磁場412を省略することにより、レイテンシ期間dlatencyが、インナー放射状読み出しライン400に対して短縮されることができる。なぜなら、スライス傾斜の下降、リフェーズする(rephasing)傾斜磁場の適用等を待つ必要がないからである。
2次元及び3次元の放射状読み出しデータの取得された組み合わせは、様々な態様で使用されることができる。1つの手法において、インナー放射状読み出しライン400が、低空間周波数成分を含む低分解能3次元画像ボリュームへと再構成される。アウター放射状読み出しライン404は、高空間周波数成分を含む2次元画像スライスへと再構成される。高分解能な最終画像スライスを生成するよう、2次元画像スライスに対応する低分解能3次元画像ボリュームのスライスが抽出され、画像空間において結合される。また、低分解能3次元画像ボリュームから抽出される2次元画像部分が、アウター放射状読み出しライン404に組み合わされる投影データを生成するよう、再投影されることができる。オプションで、重複領域408におけるデータに基づき、平滑化又は強度正規化が行われ、最終画像スライスを生成するよう再構成される。
オプションで、スライス502といった複数の2次元スライスが、追加的なパラレルスライス502'、502"(図6におけるファントムに示される)と共に取得される。その追加的なスライス502'、502"において低周波数k-空間データを埋めるよう、3次元ボリューム500において取得されるk-空間データの3次元性をうまく利用し、各追加的なスライス502'、502"が、スライス502と同じ様に再構成される。スライス502、502'、502"の再構成された画像を組み合わせることが、マルチスライスな3次元画像を生み出す。
追加的なパラレルスライス502'、502"に関して、マルチスライス画像の生成についての少なくとも2つの明らかな変形例が想定される。k-空間データのデータセットを特定するため、データ点のk-空間位置と、信号を生成するために行われる励起の空間ジオメトリとの両方を記載する必要がある。1つの変形例において、追加的なスライス502'、502"等は、同一のk-空間位置及び同一の読み出し傾斜エンコーディングを示す場合がある。しかしながら、異なる選択的励起を用いることにより、それらは異なる物理スライスから生成されることができる。斯かるデータから画像を再構成するため、各追加的なスライスが、2次元画像として分離して再構成されることができ、3次元k-空間データ500から生成された適切なデータと組み合わされることができる。第2の変形例において、追加的なスライス502'、502"等が、同じ励起パルスで励起されることができ、有限厚スラブとして規定される同じ空間ジオメトリを共有することができる。しかしながら、それらはk-空間においてはっきり異なる位置を持つことができる。第2の変形例において、k-空間におけるスライス方向は、スライス方向に沿った傾斜位相エンコーディングを示すことができる。デカルト座標では、位相エンコードされたk-空間ジオメトリはしばしば第2の位相エンコーディングと呼ばれる。この第2の変形例に対して、規定された厚の励起されたスラブが、フーリエ変換等を用いて、より薄いスライスへと更に細分され、3次元k-空間データ500から生成されるデータと組み合わされる。これら及び他の可能なスライスエンコーディング変形例は、控えめな数のスライスが、非選択な3次元技術を用いて同等の分解能を収集するのに必要とされるよりも、より好適な分解能で、かつ、より少ないデータ取得で生成されることができるという非常に好ましい特徴を示す。更に、その取得は、通常のスライス選択的な技術で可能であるより短い読み出し時間で行われることができる。
本発明は、好ましい実施形態を参照して説明されてきた。明らかに、前述の詳細な説明を読み理解すれば、第三者は、修正及び変形を思いつくであろう。本発明は、こうした修正及び変形を、それらが添付された請求項又はその均等物の範囲に含まれる限りにおいて含むものであると解釈されるものである。
無線周波数コイルを用いる磁気共鳴イメージングシステムを図式的に示す図である。 k-空間における複数のインナー及びアウター放射状読み出しラインの軌跡を図式的に示す図である。 図2Aの放射状読み出しラインを取得するためのパルスシーケンスを図式的に示す図である。 k-空間における複数のインナー、ミドル及びアウター放射状読み出しラインの軌跡を図式的に示す図である。 読み出し傾斜磁場プロファイルの一部がピーク限界であるような、図3Aの放射状読み出しラインを取得するためのパルスシーケンスを図式的に示す図である。 k-空間における別の複数のインナー、ミドル及びアウター放射状読み出しラインの軌跡を図式的に示す図である。 読み出し傾斜磁場プロファイルの一部がピーク限界であり、かつ、読み出し傾斜磁場プロファイルの一部がスルーレート限界であるような、図4Aの放射状読み出しラインを取得するためのパルスシーケンスを図式的に示す図である。 インナー放射状読み出しラインが、アウター放射状読み出しラインとは別に取得されるような、k-空間における別の複数のインナー及びアウター放射状読み出しラインの軌跡を図式的に示す図である。 図5Aの放射状読み出しラインを取得するためのパルスシーケンスを図式的に示す図である。 内側k-空間部分が3次元で、外側k-空間部分が2次元であるような、内側及び外側k-空間部分を図式的に示す図である。

Claims (21)

  1. 無線周波数励起を適用するステップと、
    第1の読み出し傾斜磁場プロファイルを用いて、k-空間の内側部分でインナー放射状読み出しラインを取得するステップと、
    前記第1の読み出し傾斜磁場プロファイルとは異なる第2の読み出し傾斜磁場プロファイルを用いて、k-空間の前記内側部分の実質的に外側に配置される外側部分でアウター放射状読み出しラインを取得するステップと、
    再構成画像を生成するよう、前記取得されたインナー及びアウター放射状読み出しラインを再構成するステップとを有し、
    前記第1の読み出し傾斜磁場プロファイルが、時間の増加と共に強度が増加する読み出し傾斜磁場を含み、前記第2の読み出し傾斜磁場プロファイルは、時間の増加と共に強度が減少し、両者の関係が下に凸な曲線区間となる読み出し傾斜磁場を含む、磁気共鳴イメージング方法。
  2. k-空間の前記内側及び外側部分が重複する、請求項1に記載の磁気共鳴イメージング方法。
  3. 前記第1の読み出し傾斜磁場プロファイルの前記読み出し傾斜磁場が、時間の増加と共に強度が線形に増加する、請求項1に記載の磁気共鳴イメージング方法。
  4. 前記第1の傾斜磁場プロファイルの前記読み出し傾斜磁場が、傾斜システムにより維持可能な最大スルーレートにほぼ等しいスルーレートで増加する、請求項3に記載の磁気共鳴イメージング方法。
  5. 前記第2の傾斜磁場プロファイルが、3次元イメージングに対する無線周波数励起に従い、前記第2の傾斜磁場プロファイルの前記読み出し傾斜磁場は、約-2/3乗の時間差に比例するレートで減少する、請求項1に記載の磁気共鳴イメージング方法。
  6. 前記第2の傾斜磁場プロファイルが、2次元イメージングに対する無線周波数励起に従い、前記第2の傾斜磁場プロファイルの前記読み出し傾斜磁場は、約-1/2乗の時間差に比例するレートで減少する、請求項1に記載の磁気共鳴イメージング方法。
  7. 前記第2の傾斜磁場プロファイルの前記読み出し傾斜磁場が、前記画像の信号対ノイズ比に関してほぼ最適化された非一様なレートで単調に減少する、請求項1に記載の磁気共鳴イメージング方法。
  8. 複数の無線周波数励起を適用するステップを更に含み、各無線周波数励起の後に、前記インナー放射状読み出しラインの1つを取得するステップが続き、順に、前記アウター放射状読み出しラインの1つを取得するステップが続き、前記インナー及びアウター放射状読み出しラインが、同じ読み出し方向を持つ各無線周波数励起の後を追う、請求項1に記載の磁気共鳴イメージング方法。
  9. 前記第1及び第2の読み出し傾斜磁場プロファイルとは異なる第3の読み出し傾斜磁場プロファイルを用いて、k-空間の前記内側及び外側部分の間に実質的に配置されるk-空間の中間部分におけるミドル放射状読み出しラインを取得するステップを更に含み、各ミドル放射状読み出しラインが、前記インナー放射状読み出しラインの1つを取得した後かつ前記対応するアウター放射状読み出しラインを取得する前に取得される、請求項8に記載の磁気共鳴イメージング方法。
  10. 前記第3の傾斜磁場プロファイルが、時間の増加があっても強度が一定である読み出し傾斜磁場を備えるプロファイル部分を含む、請求項9に記載の磁気共鳴イメージング方法。
  11. 前記第2の傾斜磁場プロファイルの前記読み出し傾斜磁場が、スルーレートより少ないレートで減少し、前記前記第3の傾斜磁場プロファイルは、時間の増加と共に強度がスルーレートで減少する読み出し傾斜磁場を備えるプロファイル部分を含む、請求項9に記載の磁気共鳴イメージング方法。
  12. 複数の第1の無線周波数励起を適用するステップであって、各第1の無線周波数励起の後に、前記インナー放射状読み出しラインの1つを取得するステップが続く、ステップと、
    複数の第2の無線周波数励起を適用するステップであって、各第2の無線周波数励起の後に、前記アウター放射状読み出しラインの1つを取得するステップが続く、ステップとを更に含む、請求項1に記載の磁気共鳴イメージング方法。
  13. 前記第1の無線周波数励起が3次元励起であり、前記第2の無線周波数励起は2次元励起である、請求項12に記載の磁気共鳴イメージング方法。
  14. 再構成画像を生成するよう、前記取得されたインナー及びアウター放射状読み出しラインを再構成するステップが、
    中間3次元再構成画像を生成するよう、前記インナー放射状読み出しラインを再構成するステップと、
    中間2次元再構成画像スライスを生成するよう、前記アウター放射状読み出しラインを再構成するステップと、
    最終的な再構成画像を生成するよう、前記中間3次元再構成画像と、前記中間2次元再構成画像スライスとの少なくとも一部を組み合わせるステップとを含む、請求項13に記載の磁気共鳴イメージング方法。
  15. 前記第1の無線周波数励起が、3次元励起であり、前記第2の無線周波数励起は、複数のスライスに対応する2次元励起であり、再構成画像を生成するよう、前記取得されたインナー及びアウター放射状読み出しラインを再構成するステップが、
    中間3次元再構成画像を生成するよう、前記インナー放射状読み出しラインを再構成するステップと、
    複数の中間2次元再構成画像スライスを生成するよう、前記アウター放射状読み出しラインを再構成するステップと、
    最終的な3次元再構成画像を生成するよう、前記中間3次元再構成画像と、前記中間2次元再構成画像スライスとの少なくとも一部を組み合わせるステップとを含む、請求項12に記載の磁気共鳴イメージング方法。
  16. 前記第1及び第2の無線周波数励起がそれぞれ、対応するスライス選択的な傾斜磁場を含む、請求項12に記載の磁気共鳴イメージング方法。
  17. 前記アウター放射状読み出しラインの数が、実質的に前記インナー放射状読み出しラインの数より多い、請求項12に記載の磁気共鳴イメージング方法。
  18. 前記アウター放射状読み出しラインの数が、前記インナー放射状読み出しラインの数より少なくとも5倍である、請求項12に記載の磁気共鳴イメージング方法。
  19. 前記第1の読み出し傾斜磁場プロファイルが、前記第1の無線周波数励起の直後に続くレイテンシ期間を含み、前記レイテンシ期間の間、前記読み出し傾斜磁場強度は実質的にゼロであり、前記第2の読み出し傾斜磁場プロファイルが、前記第2の無線周波数励起に続いてレイテンシ期間なく増加する傾斜磁場強度を含む、請求項12に記載の磁気共鳴イメージング方法。
  20. 前記傾斜プロファイル、Larmor定数及び前記画像の空間的広がりにより規定される帯域幅の外側からの貢献を除去すべく、再構成の前又は再構成の間のいずれかに、前記取得されたインナー及びアウター放射状読み出しラインをフィルタリングするステップを更に含む、請求項1に記載の磁気共鳴イメージング方法。
  21. 請求項1に記載の磁気共鳴イメージング方法を実行する磁気共鳴イメージングシステム。
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