JP5039580B2 - 電力計測装置 - Google Patents

電力計測装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5039580B2
JP5039580B2 JP2008009269A JP2008009269A JP5039580B2 JP 5039580 B2 JP5039580 B2 JP 5039580B2 JP 2008009269 A JP2008009269 A JP 2008009269A JP 2008009269 A JP2008009269 A JP 2008009269A JP 5039580 B2 JP5039580 B2 JP 5039580B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
power
load device
value
integration
integrated
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2008009269A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2009168726A (ja
Inventor
洋介 野崎
聡文 杣谷
昌樹 山本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Telegraph and Telephone Corp filed Critical Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority to JP2008009269A priority Critical patent/JP5039580B2/ja
Publication of JP2009168726A publication Critical patent/JP2009168726A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5039580B2 publication Critical patent/JP5039580B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Remote Monitoring And Control Of Power-Distribution Networks (AREA)

Description

本発明は、負荷機器の消費電力を計測する電力計測装置に関し、特には、家庭や事業所などの電力需要家内の負荷機器に接続され、その負荷機器の消費電力を計測し、積算電力量、電力消費に伴う二酸化炭素の排出換算量および電気料金など種々の情報を表示する電力計測装置に関する。
図7は、従来の電力計測装置の構成を示したブロック図である。図7において、電力計測装置1は、電力検出手段2と、演算手段3と、表示手段4と、接続部5とを含み、以下のように動作する。
電力計測装置1は、交流100Vのコンセントなどの電源6に接続される。また、負荷機器7は、電力計測装置1に内蔵されたコンセント形状の接続部5を通じて、電力計測装置1に接続される。
電力検出手段2は、電源6から負荷機器7に供給される電力を計測し、その計測結果を電力データとして演算手段3に入力する。演算手段3は、例えば、演算手段3に内蔵されたタイマーと、単位電力量あたりのCO2排出量および電気料金などの必要なデータとを用いて、負荷機器7で消費された電力の積算電力量や、積算電力量に応じたCO2排出量および電気料金などを求め、その求めたデータを表示手段50に入力する。表示手段50は、入力されたデータを表示する。
これにより、負荷機器7のユーザは、個々の負荷機器7の消費電力、CO2排出量および電気料金などを把握することが可能になる。このため、ユーザは負荷機器7の使用方法や使用頻度を工夫することが可能になり、ユーザの省エネ行動を促進させることが可能になる。
このような電力計測装置としては、例えば、非特許文献1に記載のエコワットなどがある。
株式会社エネゲート、"エコワットのカタログ"、[online]、[平成20年1月8日検索]、インターネット<URL:http://www.enegate.co.jp/ecowat_r.pdf>
負荷機器は、停止中でも待機電力と呼ばれる電力を消費する。この待機電力は、負荷機器が動作中に消費される動作電力に比べて微小であるが、負荷機器の未使用時間で積算されると、全消費電力に対して大きな割合になるという問題がある。例えば、待機電力は、参考文献(住環境研究所、“待機電力調査結果”、[online]、[平成20年1月8日検索]、インターネット<URL:http://www.jyuri.co.jp/Standby2001/standby_Frameset.htm>)などで報告されているように、家庭の電力消費量の1割程度を占め、全消費電力に対して無視できない割合になっている。
図7で示した従来の電力計測装置1は、図8で示すように負荷機器が停止中または動作中に関わらず、電力を積算して積算電力量を算出する。このため、負荷機器の待機電力と動作電力を区別することは不可能であり、ユーザは負荷機器の待機電力を把握することができない。従って、ユーザは、待機電力を削減するために、どの負荷機器に対して省エネ対策をすれば良いか分からない。よって、ユーザは待機電力を削減することができず、電力消費全体の削減効果が小さい。
そこで、本発明の目的は、待機電力が全消費電力に対して大きな割合になるという問題を解決する電力計測装置を提供することである。
本発明による電力計測装置は、電源から供給される電力によって動作する負荷機器に接続可能な電力計測装置であって、前記電源から前記負荷機器に供給される電力値を計測し、該電力値を出力する電力検出手段と、前記負荷機器の待機電力および動作電力に応じて設定される設定値を予め記憶し、前記電力検出手段から受け付けた電力値を前記設定値と照合し、該照合結果に応じて、前記負荷機器が停止中か否かを判断し、前記負荷機器が停止中と判断すると、前記待機電力の積算電力量の算出を表す積算指令を発する電力積算実行指令手段と、前記電力積算実行指令手段から前記積算指令を受け付けているときには、前記電力検出手段から受け付けた電力値を積算して、前記待機電力の積算電力量を算出する演算手段と、を含み、前記電力積算実行指令手段は、前記設定値として設定電力微分値を記憶し、前記電力検出手段から受け付けた電力値を時間微分して電力微分値を算出し、前記電力微分値が前記設定電力微分値よりも小さい場合、前記負荷機器が停止中と判断し、前記電力微分値が前記設定電力微分値よりも大きい場合、前記負荷機器が動作中と判断する時間微分計測器である
本発明によれば、待機電力の全消費電力に対する割合を小さくすることが可能になる。
以下、本発明の実施例について図面を参照して説明する。なお、各図面において、同じ機能を有するものには同じ符号を付し、その機能の説明を省略することがある。
図1は、本発明の第一の実施例の電力計測装置の構成を示したブロック図である。
図1において、電力計測装置1000は、電源1001と、負荷機器1002との間に接続される。
電源1001は、例えば、商用電源であり、交流100Vのコンセントなどである。負荷機器1002は、例えは、家電機器であり、電源1001から供給される電力によって動作する。なお、負荷機器1002の消費電力には、負荷機器1002が停止中に消費する待機電力と、負荷機器1002が動作中に消費する動作電力とがある。
電力計測装置1000は、接続部10、電力検出手段20、積算信号指令手段30、演算手段40、表示手段50およびスイッチ60を含む。なお、電源1001から供給される電力は、電力検出手段20、スイッチ60および接続部10を順に経由して負荷機器1002に供給される。
接続部10は、負荷機器1002と接続可能である。接続部10は、例えば、コンセント形状をしている。
電力検出手段20は、電源1001から負荷機器1002に供給される電力値を計測し、その電力値を電力データとして出力する。
積算信号指令手段30は、負荷機器1002の待機電力および動作電力に応じて設定される設定値が予め記憶されている。
また、積算信号指令手段30は、常にまたは定期的に、電力検出手段20から受け付けた電力データを、その記憶している設定値と照合する。積算信号指令手段30は、その照合結果に応じて、負荷機器1002が停止中か否かを判断する。
積算信号指令手段30は、負荷機器1002が停止中と判断すると、「待機電力の積算電力量の算出」を表す積算実行指令信号を出力し、負荷機器1002が動作中と判断すると、「動作電力の積算電力量の算出」を表す積算実行指令信号を出力する。
演算手段40は、積算信号指令手段30から受け付けた積算実行指令信号と、電力検出手段20から受け付けた電力データとに基づいて、負荷機器1002の消費電力に関わる消費電力情報を算出する。演算手段40は、その消費電力情報を保持するとともに表示手段50に出力する。
消費電力情報には、待機電力に関わる待機電力情報と、動作電力に関わる動作電力情報とがある。
待機電力情報は、待機電力そのもの、待機電力の積算電力量(積算待機電力量)、積算待機電力量分の電力の生成により排出されるCO2排出量(積算待機CO2換算量)、積算待機電力量分の電力の対価としての電気料金(積算待機電気料金)などである。
また、動作電力情報は、動作電力そのもの、動作電力の積算電力量(積算動作電力量)、積算動作電力量分の電力の生成により排出されるCO2排出量(積算動作CO2換算量)、積算動作電力量分の電力の対価としての電気料金(積算動作電気料金)などである。
演算手段40は、積算信号指令手段30から「待機電力の積算電力量の算出」を表す積算実行指令信号を受け付けているときには、電力検出手段20から受け付けた電力データに基づいて、待機電力情報を算出する。
また、演算手段40は、積算信号指令手段30から「動作電力の積算電力量の算出」を表す積算実行指令信号を受け付けているときには、電力検出手段20から受け付けた電力データに基づいて、動作電力に関わる動作電力情報を算出する。
具体的には、演算手段40は、以下の処理を行う。なお、演算手段40は、タイマーを内蔵する。また、演算手段40は、単位電力量あたりのCO2換算量を示した換算量データと、単位電力量あたりの電気料金を示した料金データとを予め保持する。
先ず、演算手段40は、内蔵されたタイマーを用いて所定時間ごとに積算実行指令信号を確認する。演算手段40は、その積算実行指令信号が「待機電力の積算電力量の算出」を表す場合、待機電力情報を算出し、その積算実行指令信号が「動作電力の積算電力量の算出」を表す場合、動作電力情報を算出する。
待機電力情報の算出処理では、演算手段40は、電力データを待機電力として算出し、その待機電力を積算して積算待機電力量を算出する。より具体的には、演算手段40は、待機電力に所定時間を乗算して電力量を算出し、その電力量を保持している積算待機電力量に加えて新たに積算待機電力量を算出する。
続いて、演算手段40は、積算待機電力量および換算量データを用いて積算待機CO2換算量を算出し、積算待機電力量および料金データを用いて積算待機電気料金を算出して、待機電力情報の算出処理を終了する。
なお、動作電力情報の算出処理は、待機電力情報の算出処理において、「待機」を「動作」に読み換えればよいため、詳細な説明は省略する。
表示手段50は、演算手段40から受け付けた消費電力情報を表示する。
スイッチ60は、電力計測装置1000の外部からの操作が可能であり、ユーザからの操作により、電源1001から負荷機器1002への電力の供給および供給の停止を切り替える。
次に効果を説明する。
電力検出手段20は、電源1001から負荷機器1002に供給される電力値を計測し、その電力値を電力データとして出力する。積算信号指令手段30は、電力検出手段20から受け付けた電力データを設定値と照合する。積算信号指令手段30は、その照合結果に応じて、負荷機器1002が停止中か否かを判断する。積算信号指令手段30は、負荷機器1002が停止中と判断すると、「待機電力の積算電力量の算出」を表す積算指令を発する。演算手段40は、積算信号指令手段30からその積算信号を受け付けているときに電力検出手段20から受け付けた電力値を積算して、待機電力の積算電力量を算出する。
この場合、「待機電力の積算電力量の算出」を表す積算信号が受け付けられているときには、電力値が積算されて、待機電力の積算電力量が算出される。このため、ユーザは負荷機器1002の待機電力を把握することができる。従って、どの負荷機器1002に対して省エネ対策をすれば良いかが明確となるため、ユーザは、的確に待機電力の大きい負荷機器1002を電源1001から解列することが可能になる。よって、待機電力を削減することが可能になり、待機電力の電力消費全体に対する割合を小さくすることが可能になる。
また、本実施例では、スイッチ60は、ユーザからの操作により、電源1001から負荷機器1002への電力の供給を停止する。
この場合、ユーザが負荷機器1002の電源1001からの解列を図る場合に、コンセントなど接続部を解列する必要がなくなる。このため、利便性が良く、停止時における機器解列の習慣化が容易になり、待機電力の削減効果が高くなる。
また、本実施例では、積算信号指令手段30は、負荷機器1002が動作中と判断すると、「動作電力の積算電力量の算出」を表す積算指令を出力する。演算手段40は、積算信号指令手段30からその積算信号を受け付けているときに電力検出手段20から受け付けた電力値を積算して、動作電力の積算電力量を算出する。
この場合、ユーザは、待機電力だけでなく、動作電力も把握することが可能になる。
また、本実施例では、演算手段40は、積算電力量を出力する。表示手段50は、演算手段40から受け付けた積算電力量を表示する。
この場合、外部の表示装置を用いなくても、ユーザに待機電力の積算電力量を把握させることが可能になる。
次に第二の実施例について説明する。
図2は、本発明の第二の実施例の電力計測装置の構成を示したブロック図である。図2では、図1で示した構成における積算信号指令手段30を電力比較器31とした場合の電力計測装置1000が示されている。
電力比較器31には、設定値として、負荷機器1002の待機電力および動作電力に応じた設定電力値が予め記憶されている。設定電力値は、負荷機器1002の待機電力値よりも大きく、負荷機器1002の動作電力の最低値よりも小さい。
電力比較器31は、電力検出手段20から受け付けた電力値を設定電力値と照合する。電力比較器31は、電力値が設定電力値よりも小さい場合、「実行」を表す積算実行指令信号を発し、電力値が設定電力値よりも大きい場合、「停止」を表す積算実行指令信号を発する。なお、電力値が設定電力値と等しい場合、電力比較器31は、「実行」を表す積算実行指令信号を発するように設定されてもよいし、「停止」を表す積算実行指令信号を発するように設定されてもよい。また、「実行」を表す積算実行指令信号は、待機電力の積算値の算出を表す積算指令の一例である。
演算手段40は、積算信号指令手段30から「実行」を表す積算実行指令信号を受け付けているときには、電力検出手段20から受け付けた電力データに基づいて、待機電力に関わる待機電力情報を算出する。ここで、演算手段40は、積算信号指令手段30から「停止」を表す積算実行指令信号を受け付けているときには、待機電力情報および動作電力情報の算出を行わない。
また、電力検出手段20の計測レンジは、上限が設定電力値を下回らない範囲内で待機電力に応じて設定される。例えば、計測レンジは、下限が0であり、上限が設定電力値を下回らない範囲内で待機電力の数倍程度までの狭い範囲に設定されることが望ましい。
次に動作を説明する。
図3は、本実施例の電力計測装置1000の動作を説明するための説明図である。
電力比較器31は、電力検出手段20から受け付けた電力値を設定電力値と照合する。電力比較器31は、電力値が設定電力値よりも小さい場合、「実行」を表す積算実行指令信号を発し、電力値が設定電力値よりも大きい場合、「停止」を表す積算実行指令信号を発する。電力比較器31は、その積算実行指令信号を演算手段40に出力する。
演算手段40は、電力比較器31から受け付けた積算実行指令信号が「実行」を表すときだけ、前記電力検出手段から受け付けた電力値に基づいて待機電力情報を算出する。演算手段40は、その待機電力情報を表示手段50に出力する。
また、演算手段40は、電力比較器31から受け付けた積算実行指令信号が「実行」から「停止」に移行した場合、その移行した時点での待機電力情報を保持するとともに、その待機電力情報を表示手段50に出力する。
さらに、演算手段40は、電力比較器31から受け付けた積算実行指令信号が「停止」から「実行」に移行した場合、保持していた待機電力情報の積算を再び開始する。
次に効果を説明する。
本実施例によれば、電力比較器31は、電力検出手段20から受け付けた電力値が設定電力値より小さい場合、負荷機器1002が停止中と判断し、その電力値が設定電力値より大きい場合、負荷機器1002が動作中と判断する。
この場合、容易に負荷機器1002が停止中か否かを判断することが可能になる。
また、本実施例では、電力検出手段20の計測レンジは、上限が設定電力値を下回らない範囲内で待機電力に応じて設定される。
動作電力は、待機電力と比べて非常に大きい。また、従来の電力計測装置の電力検出手段の計測レンジは、負荷機器の動作電力に応じて設定されている。このため、従来の電力計測装置では、待機電力の計測精度は、非常に低くなる。したがって、従来の電力計測装置では、ユーザが負荷機器を待機状態に保持して、待機電力を計測しようとしても、正確な待機電力の把握ができないという問題があった。
しかしながら、本実施例では、計測レンジが待機電力に応じて設定されるので、微小な待機電力の計測精度を高くすることが可能になり、正確に待機電力を把握することが可能になる。なお、計測レンジの上限が設定電力値を下回らないので、負荷機器1001の電力値が設定電力値より大きいか否かを判断することが可能である。
次に第三の実施例について説明する。
図4は、本発明の第三の実施例の電力計測装置の構成を示したブロック図である。図4では、図1で示した構成における積算信号指令手段30を時間微分計測器32とした場合の電力計測装置1000が示されている。
負荷機器1002が待機状態の場合、電力検出手段20が計測した電力を時間微分した値(電力微分値)は、ほぼ0である。負荷機器1002に動作電力が供給され、負荷機器が動作すると、電力微分値は瞬間的に大きくなる(図3参照)。本実施例では、このことを用いて待機電力情報を算出する電力計測装置を説明する。
時間微分計測器32には、設定値として、負荷機器1002の待機電力および動作電力に応じて設定される設定電力微分値が予め記憶されている。設定電力微分値は、0より大きい。
時間微分計測器32は、電力検出手段20から受け付けた電力データを時間微分して電力微分値を算出する。時間微分計測器32は、その電力微分値を設定電力微分値と照合する。時間微分計測器32は、電力微分値が設定電力微分値よりも小さい場合、負荷機器1002が停止中と判断し、電力微分値が設定電力微分値よりも大きい場合、負荷機器1002が動作中と判断する。
次に効果を説明する。
本実施例では、時間微分計測器32は、電力検出手段20が計測した電力値を時間微分して電力微分値を算出する。また、時間微分計測器32は、電力微分値が設定電力微分値よりも小さい場合、負荷機器1002が停止中と判断し、電力微分値が設定電力微分値よりも大きい場合、負荷機器1002が動作中と判断する。
この場合、容易に負荷機器1002が停止中か否かを判断することが可能になる。
次に第四の実施例について説明する。
図5は、本発明の第四の実施例の電力計測装置の構成を示したブロック図である。
図5において、電力計測装置1000は、複数の負荷機器1002と接続される。また、電力計測装置1000は、図1で示した構成に加えて、分岐手段70をさらに含む。さらに、接続部10、電力検出手段20およびスイッチ60のそれぞれは、複数ある。
ここで、接続部10のそれぞれは、負荷機器1002のいずれか一つと接続可能である。また、電力検出手段20のそれぞれは、接続部10のいずれか一つと一対一で対応付けられている。さらに、スイッチ60のそれぞれは、接続部10のいずれか一つと一対一で対応付けられ、その接続部10に対応する電力検出手段20と一対一で対応付けられている。また、互いに対応する電力検出手段20、スイッチ60および接続部10は、電力を負荷機器1002に供給するための供給路を構成する。
分岐手段70は、電源1001から供給される電力を分岐する。分岐された電力は、供給路のいずれか一つを経由して、その供給路に接続された負荷機器1002に供給される。
スイッチ60のそれぞれは、ユーザからの操作により、電源1001から自スイッチ60に対応する接続部10に接続された負荷機器1002への電力の供給および供給の停止を切り替える。
電力検出手段20のそれぞれは、固有の識別情報を保持する。なお、この識別情報は、電力検出手段20に対応する接続部10に接続された負荷機器1002を特定する識別情報として用いられる。
また、電力検出手段20のそれぞれは、自電力検出手段20に対応する接続部10に接続された負荷機器1002に供給される電力値を計測し、その計測した電力値を電力データとして出力する。このとき、電力検出手段20は、その電力データに、保持している識別情報を付けて出力する。
これにより、電力検出手段20は、負荷機器1002のそれぞれに供給される電力値を個別に計測し、その電力値のそれぞれにその電力値の負荷機器を特定する識別情報を付けて出力することになる。
積算信号指令手段30は、識別情報ごとに、その識別情報にて特定される負荷機器1002の待機電力および動作電力に応じて設定される設定値を対応付けて記憶する。
また、積算信号指令手段30は、電力検出手段20から受け付けた電力値のそれぞれを、その電力値に付けられた識別情報に対応する設定値と個別に照合する。積算信号指令手段30は、その照合結果のそれぞれに基づいて、負荷機器1002が停止中か否かを負荷機器1002ごとに判断する。
積算信号指令手段30は、停止中と判断した負荷機器1002があると、その負荷機器1002を特定する識別子を添えた、「待機電力の積算電力量の算出」を表す積算指令を発する。
また、積算信号指令手段30は、動作中と判断した負荷機器1002があると、その負荷機器1002を特定する識別子を添えた、「動作電力の積算電力量の算出」を表す積算指令を発する。
演算手段40は、積算信号指令手段30から「待機電力の積算電力量の算出」を表す積算指令を受け付けているときには、その積算指令に添えられた識別情報ごとにその識別情報が付いた電力値を積算して、待機電力の積算電力量を負荷機器1002ごとに算出する。
また、演算手段40は、積算信号指令手段30から「動作電力の積算電力量の算出」を表す積算指令を受け付けているときには、その積算指令に添えられた識別情報ごとにその識別情報が付いた電力値を積算して、動作電力の積算電力量を負荷機器1002ごとに算出する。
なお、電力検出手段20は、本実施例では、複数あったが、一つでもよい。この場合、電力検出手段20は、分岐手段70にて分岐された電力のそれぞれの電力値を個別に計測することで、負荷機器1002のそれぞれに供給される電力値を個別に計測する。
ここで、電力検出手段20は、分岐手段70にて分岐された電力のそれぞれがどの接続部10を経由して負荷機器1002に供給されるかを把握しており、その接続部10を特定する情報を、その電力値の負荷機器1002を特定する識別情報として保持する。そして、電力検出手段20は、電力値を個別に計測すると、その電力値のそれぞれにその電力値の負荷機器を特定する識別情報を付けて出力する。
次に効果を説明する。
本実施例では、電力検出手段20は、負荷機器1002のそれぞれに供給される電力値を個別に計測し、その電力値のそれぞれをその電力値の負荷機器を特定する識別情報を付けて出力する。積算信号指令手段30は、電力検出手段20から受け付けた電力値のそれぞれと、その電力値に付けられた識別情報に対応する設定値とを個別に照合する。積算信号指令手段30は、その照合結果のそれぞれに基づいて、負荷機器1002が停止中か否かを負荷機器1002ごとに判断する。積算信号指令手段30は、停止中と判断した負荷機器1002があると、その負荷機器1002を特定する識別子を添えた「待機電力の積算電力量の算出」を表す積算指令を発する。演算手段40は、積算信号指令手段30から「待機電力の積算電力量の算出」を表す積算指令を受け付けているときには、その積算指令に添えられた識別情報ごとに該識別情報が付いた電力値を積算して、積算待機電力量を負荷機器1002ごとに算出する。
この場合、一つの電力計測装置1000で複数の負荷機器1002の待機電力を把握することが可能になる。
次に第五の実施例について説明する。
図6は、本発明の第五の実施例の電力計測装置の構成を示したブロック図である。
図6において、電力計測装置1000は、図1で示した構成に加えて、積算信号指令手段80と、演算手段90とをさらに含む。
積算信号指令手段30は、負荷機器1002が停止中と判断すると、「待機電力の積算電力量の算出を表す」を表す積算実行指令信号を発し、一方、負荷機器1002が動作中と判断すると、「停止」を表す積算実行指令信号を発する。
また、積算信号指令手段80は、設定値を予め記憶する。電力検出手段20から受け付けた電力データをその設定値と照合する。積算信号指令手段80は、その照合結果に応じて、負荷機器1002が停止中か否かを判断する。
積算信号指令手段80は、負荷機器1002が停止中と判断すると、「動作電力の積算電力量の算出を表す」積算実行指令信号を出力し、一方、負荷機器1002が動作中と判断すると、「停止」を表す積算実行指令信号を出力する。
演算手段90は、積算信号指令手段80から「動作電力の積算電力量の算出」を表す積算実行指令信号を受け付けているときには、電力検出手段20から受け付けた電力データに基づいて、動作電力に関わる動作電力情報を算出する。演算手段は、その動作電量情報を表示手段50に出力する。
なお、演算手段90が動作電力情報を算出する処理は、第一の実施例おいて演算手段40が動作電力情報を算出する処理と同じであるため、詳細な説明を省略する。
次に効果を説明する。
積算信号指令手段80は、電力検出手段20から受け付けた電力データを設定値と照合し、その照合結果に応じて、負荷機器1002が停止中か否かを判断する。積算信号指令手段80は、負荷機器1002が動作中と判断すると、「動作電力の積算電力量の算出」を表す積算指令を発する。演算手段90は、積算信号指令手段30からその積算信号を受け付けているときには、電力検出手段20から受け付けた電力値を積算して、動作電力の積算電力量を算出する。
この場合、待機電力および動作電力の積算電力量のそれぞれを算出する場合、一つの演算手段が待機電力および動作電力の積算電力量の両方を算出しなくてもよくなる。このため、ユーザに待機電力だけでなく動作電力も把握させるための処理の簡潔化を図ることが可能になる。
以上説明した各実施例において、図示した構成は単なる一例であって、本発明はその構成に限定されるものではない。
本発明の第一の実施例の電力計測装置の構成を示したブロック図である。 本発明の第二の実施例の電力計測装置の構成を示したブロック図である。 本発明の第二の実施例の電力計測装置の動作を説明するための説明図である。 本発明の第三の実施例の電力計測装置の構成を示したブロック図である。 本発明の第四の実施例の電力計測装置の構成を示したブロック図である。 本発明の第五の実施例の電力計測装置の構成を示したブロック図である。 従来の電力計測装置の構成を示したブロック図である。 従来技術の問題点を説明するための説明図である。
符号の説明
10 接続部
20 電力検出手段
30 積算信号指令手段
40 演算手段
50 表示手段
60 スイッチ
70 分岐手段
1000 電力計測装置
1001 電源
1002 負荷機器

Claims (6)

  1. 電源から供給される電力によって動作する負荷機器に接続可能な電力計測装置であって、
    前記電源から前記負荷機器に供給される電力値を計測し、該電力値を出力する電力検出手段と、
    前記負荷機器の待機電力および動作電力に応じて設定される設定値を予め記憶し、前記電力検出手段から受け付けた電力値を前記設定値と照合し、該照合結果に応じて、前記負荷機器が停止中か否かを判断し、前記負荷機器が停止中と判断すると、前記待機電力の積算電力量の算出を表す積算指令を発する電力積算実行指令手段と、
    前記電力積算実行指令手段から前記積算指令を受け付けているときには、前記電力検出手段から受け付けた電力値を積算して、前記待機電力の積算電力量を算出する演算手段と、を含み、
    前記電力積算実行指令手段は、前記設定値として設定電力微分値を記憶し、前記電力検出手段から受け付けた電力値を時間微分して電力微分値を算出し、前記電力微分値が前記設定電力微分値よりも小さい場合、前記負荷機器が停止中と判断し、前記電力微分値が前記設定電力微分値よりも大きい場合、前記負荷機器が動作中と判断する時間微分計測器である、電力計測装置。
  2. 請求項に記載の電力計測装置において、
    ユーザからの操作により、前記電源から前記負荷機器への電力の供給を停止するスイッチを含む電力計測装置。
  3. 請求項1または2に記載の電力計測装置において、
    前記負荷機器は、複数あり、
    前記電力検出手段は、前記複数の負荷機器のそれぞれに供給される電力値を個別に計測し、前記電力値のそれぞれに該電力値の負荷機器を特定する識別情報を付けて出力し、
    前記電力積算実行指令手段は、前記識別情報ごとに、該識別情報にて特定される負荷機器の待機電力および動作電力に応じて設定された設定値を対応付けて記憶し、また、前記電力検出手段から受け付けた電力値のそれぞれを、該電力値に付けられた識別情報に対応する設定値と個別に照合し、該照合結果のそれぞれに基づいて、前記負荷機器が停止中か否かを前記負荷機器ごとに判断し、停止中と判断した前記負荷機器があると、該負荷機器を特定する識別情報を添えた前記積算指令を発し、
    前記演算手段は、前記電力積算実行指令手段から前記積算指令を受け付けているときには、該積算指令に添えられた識別情報ごとに該識別情報が付いた電力値を積算して、前記待機電力の積算電力量を前記負荷機器ごとに算出する演算手段と、を含む電力計測装置。
  4. 請求項1から3のいずれか1項に記載の電力計測装置において、
    前記電力積算実行指令手段は、前記負荷機器が動作中と判断すると、前記動作電力の積算電力量の算出を表す積算指令を発し、
    前記演算手段は、前記電力積算実行指令手段から前記動作電力の積算電力量の算出を表す積算指定を受け付けているときには、前記電力検出手段から受け付けた電力値を積算して、前記動作電力の積算電力量をさらに算出する、電力計測装置。
  5. 請求項1から4のいずれか1項に記載の電力計測装置において、
    前記設定値を予め記憶し、該設定値と、前記電力検出手段から受け付けた電力値とを照合し、該照合結果に応じて、前記負荷機器が停止中か否かを判断し、前記負荷機器が動作中と判断すると、前記動作電力の積算電力量の算出を表す積算指令を発する第二電力積算実行指令手段と、
    前記第二電力積算実行指令手段から前記積算指令を受け付けているときには、前記電力検出手段から受け付けた電力値を積算して、前記動作電力の積算電力量を算出する演算手段と、を含む電力計測装置。
  6. 請求項1から5のいずれか1項に記載の電力計測装置において、
    前記演算手段は、前記積算電力量を出力し、
    前記演算手段から受け付けた積算電力量を表示する表示手段を含む、電力計測装置。
JP2008009269A 2008-01-18 2008-01-18 電力計測装置 Active JP5039580B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008009269A JP5039580B2 (ja) 2008-01-18 2008-01-18 電力計測装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008009269A JP5039580B2 (ja) 2008-01-18 2008-01-18 電力計測装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009168726A JP2009168726A (ja) 2009-07-30
JP5039580B2 true JP5039580B2 (ja) 2012-10-03

Family

ID=40970050

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008009269A Active JP5039580B2 (ja) 2008-01-18 2008-01-18 電力計測装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5039580B2 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2013080619A1 (ja) * 2011-11-30 2013-06-06 パナソニック株式会社 エネルギー管理装置、プログラム
KR101514717B1 (ko) * 2014-04-23 2015-04-23 주식회사 삼성파워텍 지능형 세대 분전반 장치
JP6653117B2 (ja) * 2014-08-28 2020-02-26 日置電機株式会社 積算電力値出力方法および測定装置
KR102541168B1 (ko) * 2016-01-18 2023-06-08 엘지전자 주식회사 가전제품 및 가전제품의 고장 진단방법

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001013178A (ja) * 1999-07-01 2001-01-19 Matsushita Electric Ind Co Ltd 電力モニタ
JP3417919B2 (ja) * 2000-12-18 2003-06-16 株式会社 ネオテクノ 電気機器用電源供給装置
JP2007225374A (ja) * 2006-02-22 2007-09-06 Nec Corp 電力測定システムおよびその測定方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2009168726A (ja) 2009-07-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101894822B1 (ko) 에너지 소비 감시 시스템, 방법, 및 컴퓨터 프로그램
JP5604089B2 (ja) 消費電力計測システム、制御装置、及び消費電力計測方法
KR101666226B1 (ko) 전력량 검출장치
CN106053934B (zh) 电力测量***和利用该***的负荷电力监测***及其操作方法
JP5039580B2 (ja) 電力計測装置
EP3109645A1 (en) Current measurement device, control method and control program for same, recording medium, and power measurement device
JP2010008108A (ja) 電力量測定システム、電流測定装置及び電圧測定装置
JP6045621B2 (ja) 接続関係特定システム、及び、接続関係特定方法
JP2010181159A (ja) 電力測定装置
JP2010226804A (ja) 電力管理システム、電力管理方法及び検出器
KR20110009338A (ko) 전력 모니터링 장치
EP3124918B1 (en) Power metering system, load power monitoring system using the same and operation method thereof
KR101145319B1 (ko) 전자기기 확인 및 전자기기의 전력사용량 확인방법 및 전자기기 확인 및 전자기기의 전기사용량 확인시스템
JP6266060B2 (ja) 電力監視システム
JP2017191522A (ja) 電気料金試算システム、電気料金試算方法、およびプログラム
JP6122654B2 (ja) エネルギー使用状況表示システム及びエネルギー使用状況表示方法
JP6202988B2 (ja) 電力計測システム、電力計測方法、及びプログラム
JP6597606B2 (ja) 監視システム、監視機器、サーバ、監視機器の動作方法、サーバの動作方法、及び、プログラム
JP6331909B2 (ja) 電力管理システム
JP2018004330A (ja) 電力管理装置、電流センサの設置方向の判定方法及び電力管理システム
JP2015102526A (ja) 電力推定装置及び電力推定方法
JP5701797B2 (ja) 分電盤の分岐回路接続判定システム
JP2012168918A (ja) エネルギ消費監視システム、方法、及びコンピュータプログラム
KR101324038B1 (ko) 소비 전력 감시 장치
KR101324036B1 (ko) 소비 전력 감시 장치 및 감시 방법

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20100118

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120308

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120321

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120517

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120626

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120709

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150713

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5039580

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350