JP5035941B2 - 分注装置、分注方法および分析装置 - Google Patents

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Description

本発明は、ピストンを有するシリンジによって液体を吸引し、吐出することにより前記液体の分注を行う分注装置、分注方法および分析装置に関するものである。
従来、ピストンを駆動してシリンジに液体を吸引させ、シリンジから液体を吐出させる分注装置、また、この分注装置を備えた分析装置が知られている。一般にこのピストンは、回転−直動変換機構を介して回転モータを連結し、この回転モータの回転運動が直動運動に変換され、液体の吸引吐出動作を行う。分注装置は、この回転モータの回転を制御することによって、液体の分注動作を制御する。
分注量が微量である微量分注を行う場合、このピストンの駆動時間と駆動距離とを対応させた駆動プロファイルは、分注する液体の特性、分注装置の動作特性ごとに異なるため、分注する液体の特性ごとにピストンの駆動プロファイルを記憶させて分注を制御する技術が開示されている(特許文献1参照)。
特開2000−65843号公報
ところで、微量分注を行う場合、このピストンは、所定時間内に所定距離を駆動する必要がある。図7−1〜7−3は、ピストンの駆動時間(t)に対する駆動距離(L)によって表示される駆動プロファイルを示す模式図である。破線は、理想の駆動プロファイルであり、駆動開始時刻0、駆動停止時刻Tsとした場合、時間0〜Tsで駆動距離Lthを駆動する。
しかし、上述したように、ピストンは、回転モータ、回転−直動変換機構等によって駆動するため、所定の駆動距離Lthに対してオーバーシュート、アンダーシュートが存在する。図7−1に示すように、駆動距離Lthに対してオーバーシュートL1が過大である場合、ノズル13から容器16に吐出される分注液体15Aは、所定の分注量に対し、オーバーシュートL1に対応した容量VL1だけ余分に吐出される。
また、図7−2に示すように、駆動距離Lthに対してアンダーシュートL2が過大である場合、ノズル13から離脱しない分注液体15Bが残存するため、容器16に吐出される分注液体15Cは、所定の分注量に対し、アンダーシュートL2に対応した容量VL2だけ過少に分注される。
また、図7−3に示すように、駆動距離Lthに対して過大なオーバーシュートも過大なアンダーシュートはないものの、所定の時間0〜Tthに対して過大な遅延時間TEがある場合、分注液体15Dは、ノズル13先端から全く離脱せず、容器16には分注されない。
上述したピストンのオーバーシュート量、アンダーシュート量は、分注装置の個体差に大きく影響される。この個体差は、回転モータからピストンに至るまでの機械的動作のばらつきによって生じる。また、同じ分注装置であってもピストンとシリンジとの位置関係によって摩擦抵抗も異なり、ピストンの駆動開始位置、駆動停止位置によっても上述のオーバーシュート量、アンダーシュート量が異なる。つまり、分注装置の個体差、およびシリンジとピストンとの摩擦抵抗を考慮しないピストン駆動を行った場合、分注のばらつきを防止できないという問題点があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、分注精度が均一な分注装置、分注方法および分析装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1にかかる分注装置は、ピストンを有するシリンジによって液体を吸引し、吐出することにより前記液体の分注を行う分注装置において、当該分注装置の個体差に対応し、かつ目標分注量に応じた前記ピストンの駆動開始位置および/または駆動停止位置に対応した駆動プロファイルをもとに前記ピストンの駆動を制御する駆動制御手段を備えたことを特徴とする。
また、請求項2にかかる分注装置は、上記の発明において、前記ピストンの駆動位置を検出する位置検出手段と、前記ピストンの駆動時間を計時する計時手段と、をさらに備え、前記駆動制御手段は、前記位置検出手段が検出した前記駆動位置と前記計時手段が計時した前記駆動時間とをもとに前記ピストンの駆動をフィードバック制御することを特徴とする。
また、請求項3にかかる分注装置は、上記の発明において、前記駆動プロファイルを予め記憶する記憶手段をさらに備えることを特徴とする。
また、請求項4にかかる分注装置は、上記の発明において、前記記憶手段に予め記憶された前記駆動プロファイルは、前記分注装置の出荷時、当該装置の設置時、当該装置の起動時、当該装置の保守時に取得したものであることを特徴とする。
また、請求項5にかかる分注装置は、上記の発明において、前記記憶手段は、複数の前記液体ごとの前記駆動プロファイルを有することを特徴とする。
また、請求項6にかかる分注装置は、上記の発明において、前記液体ごとの前記駆動プロファイルとは、前記液体の粘性率や表面張力などの物性値ごとの駆動プロファイルであることを特徴とする。
また、請求項7にかかる分注装置は、上記の発明において、前記個体差は、分注精度に関わる当該分注装置の特性のばらつきであることを特徴とする。
また、請求項8にかかる分注装置は、上記の発明において、前記分注装置の特性のばらつきとは、前記ピストンの位置決め精度や速度制御精度といった性能のばらつきであることを特徴とする。
また、請求項9にかかる分注方法は、上記の発明において、ピストンを有するシリンジによって液体を吸引し、吐出することにより前記液体の分注を行う分注方法において、
当該分注装置の個体差に対応し、かつ目標分注量に応じた前記ピストンの駆動開始位置および/または駆動停止位置に対応した駆動プロファイルをもとに前記ピストンの駆動を制御する駆動制御工程を含むことを特徴とする。
また、請求項10にかかる分注方法は、上記の発明において、前記ピストンの駆動位置を検出する位置検出工程と、前記ピストンの駆動時間を計時する計時工程と、さらに含み、前記位置検出工程によって検出された駆動位置と前記計時工程によって計時された駆動時間とをもとに前記ピストンの駆動をフィードバック制御を行う工程を含むことを特徴とする。
また、請求項11にかかる分析装置は、上記の発明において、請求項1〜8のいずれか一つに記載の分注装置を備えたことを特徴とする。
本発明にかかる分注装置、分注方法および分析装置は、装置ごとに分注量に対応した駆動プロファイルをもとにピストンを駆動させることによって、分注精度を均一にできるという効果を奏する。
以下に添付図面を参照して、この発明にかかる分注装置、分注方法および分析装置の好適な実施の形態を詳細に説明する。
(実施の形態)
図1は、この発明にかかる分注装置1の概要構成を示すブロック図である。図1に示すように、この分注装置1は、分注を制御する制御部2と、ピストン10の駆動プロファイルを記憶する記憶部3と、分注に関する情報を入力する入力部4と、制御部2から制御信号S1を入力し、モータ8を駆動制御するモータドライバ5と、モータドライバ5によって駆動されるモータ8と、モータ8の回転位置をもとにピストン10の位置を検出する位置検出器7と、位置検出器7が検出した位置を検出信号S2に変換する信号変換器6と、モータ8の回転運動を直動運動に変換するボールネジ9と、ボールネジ9に連結されたピストン10と、ピストン10を収納するシリンジ11と、液体15を収容するリザーバ14と、制御部2から選択信号S3を入力して吸引吐出を切替える三方弁12と、液体15を容器16に吐出するノズル13とを有する。なお、制御部2は、ピストン10が駆動する時間を計時するタイマ20を有する。
制御部2は、入力部4を介して液体15に関する粘性率と分注量とを入力すると、入力した粘性率と分注量とに対応したテーブルを記憶部3から抽出する。各テーブルには、ピストン10の駆動プロファイルである駆動開始位置、駆動距離、駆動停止位置、駆動パターンが記載されている。
制御部2は、抽出したテーブルに記載された駆動プロファイルをもとに制御信号S1を生成し、モータドライバ5に出力するとともに信号変換器6から検出信号S2を入力し、ボールネジ9に連結されたピストン10の駆動をフィードバック制御する。
ここで、この分注装置1の分注動作について説明する。制御部2は、三方弁12に選択信号S3を出力し、三方弁12の吸入口をリザーバ14側に切替え、制御信号S1を出力し、テーブルに記載された駆動開始位置にピストン10を移動させ、リザーバ14から液体15を吸引する。
つぎに、制御部2は、三方弁12に選択信号S3を出力し、三方弁12の吸入口をシリンジ11側に切替え、制御信号S1を出力し、テーブルに記載された駆動パターンをもとにピストン10を駆動し、駆動停止位置にピストン10を停止させる。ピストン10が駆動開始位置から駆動停止位置まで駆動することによって、液体15の分注が行われる。
ここで、記憶部3が記憶する駆動プロファイルについて説明する。図2は、テーブルT1〜Tnが記載する駆動プロファイルの具体的内容を示す模式図である。図2に示すように、テーブルT1〜Tnは、液体の粘性率ごとに分けられ、一つのテーブルには分注量ごとにピストン10の駆動プロファイルである駆動距離、駆動開始位置、駆動停止位置、駆動パターンが記載されている。
駆動距離は、ピストン10の駆動する距離を示し、駆動開始位置は、ピストン10が駆動を開始するシリンジ11に対する位置を示し、駆動停止位置は、ピストン10が駆動を停止するシリンジ11に対する位置を示し、駆動パターンは、ピストン10の駆動開始から駆動停止までの速度変化のパターンを示す。
テーブルT1〜Tnには、シリンジ11の内径がφ0.2mmの駆動プロファイルが記載されている。たとえば、テーブルT1には粘性率1.0(mPa・s)の液体15を分注する駆動プロファイルが示されている。90(nL)分注する場合、ピストン10の駆動開始位置:5、駆動距離:2.86(mm)、駆動停止位置:7.86、駆動パターン:Aが示されている。これは、シリンジ11位置:5から駆動パターン:Aによってシリンジ11位置7.86までピストン10を駆動すると90(nL)の分注が行えることを示している。
また、液体15を10(nL)分注する場合、ピストン10の駆動開始位置:1、駆動距離:0.32(mm)、駆動停止位置:1.32、駆動パターン:Bが示されている。これは、シリンジ11位置:1から駆動パターン:Bによってシリンジ11位置:1.32まで駆動すると10(nL)の分注が行えることを示している。
このように、分注量が異なると、ピストン10の駆動距離のみならず駆動開始位置および駆動停止位置も異なる。また、シリンジ11の分注装置1に対する位置関係によって、駆動開始位置を優先する場合と駆動停止位置を優先する場合とがあるため、駆動開始位置と駆動停止位置との双方が記載されている。
ここで、駆動パターンについて説明する。図3は、駆動パターン:A,Bを示す模式図である。図3に示すように、駆動パターン:Aは、90(nL)分注する場合であり、駆動パターン:Bは、10(nL)分注する場合である。駆動パターン:A,Bは、駆動距離が異なるだけでなく、加速度、オーバーシュート等が異なる。これは、分注量に応じて駆動パターンを可変させ、ノズル13先端から液体15の液塊を完全に離脱させるためである。
分注装置1は、多くの機械部品を有し、これらの機械部品の特性のばらつきがピストン10の直動運動のばらつきをもたらす。さらに、シリンジ11とピストン10との間の摩擦抵抗も場所によって異なる。そのため、ピストン10の位置決め精度や速度制御精度といった性能にばらつきを生じる。すなわち、これら分注装置1の個体差に起因する種々のばらつきを予め加味した駆動プロファイルを記憶し、この駆動プロファイルをもとにピストン10を駆動すれば、分注精度を均一に保てる。
つぎに、この分注装置を備えた分析装置について説明する。図5は、分注装置1a,1bを備えた分析装置30の上面である。図5に示すように、この分析装置30は、作業テーブル31を有し、作業テーブル31は、検体を収容する検体テーブル32と試薬を収容する試薬テーブル39と試薬と検体とを混合する反応テーブル34とを有し、さらに試薬、検体をそれぞれ分注する分注装置1a,1bを有する。
また、作業テーブル31は、試薬テーブル39に収容された試薬容器40を個別に識別する読取装置41と、試薬と検体とが混合された反応容器35に分析光を照射する光源36と、反応容器35を透過した光を受光する受光素子37と、分析が終了した反応容器35を洗浄する洗浄装置38とを有する。
分注装置1aは、検体テーブル32の収容室32aに収容された検体容器33から検体を吸引し、反応テーブル34の収容室34aに収容された反応容器35に検体を吐出し、分注装置1bは、試薬テーブル39の収容室39aに収容された試薬容器40から試薬を吸引し、反応容器35に試薬を吐出する。
この2台の分注装置1a,1bは、それぞれ個別に分注量に対応した駆動プロファイルをもとにピストン(図示せず)を行うため、所望の分注が確実に行えるため、分注精度を均一に保て、分析精度を均一に保つことができる。
この実施の形態では、分注量ごとにピストン10の駆動プロファイルを予め記憶させ、この記憶した駆動プロファイルをもとに分注を行うことによって、分注精度を均一に保つことができる。また、図4の洗浄装置38に換えて、反応容器35の供給及び排出装置を設けてもよく、この場合には、分析を終えた反応容器35は装置内には留まらず分析装置外へ排出される。
なお、実施の形態では、記憶部3は、液体15の粘性率ごとにテーブルT1〜Tnを作成していたが、液体15の他の特性ごとにテーブルを作成してもよい。他の物性としては、例えば液体の表面張力あるいは液体温度に基づいた粘性率があげられる。また、全ての駆動プロファイルを一つのテーブルに記載するようにしてもよい。
また、分注装置1の個体差の経時変化に対応するため、定期的に駆動プロファイルを更新するようにしてもよい。また、機械的変動が予測される装置の出荷時、装置の設置時、装置の起動時、装置の保守時等、適時駆動プロファイルを更新してもよい。また、実際に液体を用いて分注動作を行って、駆動プロファイルを作成してもよいし、シミュレーション計算を用いて駆動プロファイルを作成してもよい。あるいは、液体を用いた分注動作とシミュレーション計算とを組合わせて作成してもよい。
また、図4は、分注装置1を有する分析装置30の概要構成を示すブロック図である。図4に示すように、分析装置30は、分注装置1と分注装置1が分注した液体を分析する分析部21とを備える。分注装置1は、分析対象である液体を均一な精度で分注できるため、分析部21は、均一な精度によって液体を分析することができる。
(変形例1)
つぎに、この実施の形態の変形例1について説明する。実施の形態では、位置検出器7がモータ8の回転位置を検出し、ピストン10の位置を間接的に検出していたが、この変形例1では、位置検出器をピストン10の軸上に配置し、ピストン10の位置を直接検出するようにしている。
図5は、この実施の形態の変形例1にかかる分注装置1Aの概要構成を示すブロック図である。図5に示すように、この分注装置1Aは、実施の形態で示した位置検出器7を位置検出器7Aに代え、信号検出器6を信号検出器6Aに代えている。なお、その他の構成は、実施の形態に示した分注装置1と同じであり、同一構成部分には同一符号を付している。
位置検出器7Aは、ボールネジ9とピストン10との間に配置され、ピストン10の位置を直接検出し、ピストン10の位置を検出信号S2として制御部2に出力する。制御部2は、検出信号S2とタイマ20が計時した時間とをもとにピストン10の駆動プロファイルを作成し、記憶部3に記憶させる。制御部2は、記憶部3が記憶した駆動プロファイルをもとに検出信号S2と制御信号S1とによってピストン10のフィードバック制御を行う。
この変形例1では、位置検出器7Aが直接ピストン10の位置を検出するため、ボールネジ9とモータ8との間に生じる機械的遊び等のない高精度の駆動プロファイルを作成できるとともにピストン10に対して高精度のフィードバック制御が行える。尚、図1及び図5に示した実施例と変形例の回転−直動変換機構は、ボールネジ9に換えてラック&ピニオン機構を採用しても良い。
(変形例2)
つぎに、この実施の形態の変形例2について説明する。実施の形態および変形例1では、モータ8とボールネジ9とを用いてピストン10を駆動していたが、この変形例2では、リニアモータを用いてピストン10を駆動するようにしている。
図6は、この実施の形態の変形例2にかかる分注装置1Bの概要構成を示すブロック図である。図6に示すように、この分注装置1Bは、変形例1で示したモータ8をリニアモータ8Aに代え、モータドライバ5をモータドライバ5Aに代えている。なお、その他の構成は、実施の形態の変形例1に示した分注装置1Aと同じであり、同一構成部分には同一符号を付している。
制御部2は、制御信号S1によってモータドライバ5Aを制御し、モータドライバ5Aは、この制御信号S1をもとにリニアモータ8Aを駆動する。リニアモータ8Aとピストン10とは直接連結され、位置検出器7Aは、リニアモータ8Aとピストン10との間に配置され、ピストン10の位置を直接検出する。
リニアモータ8Aによってピストン10を駆動すると、回転運動を直動運動に変換する変換機構を省略でき、この変換機構で生じる機械的遊びを無くすことができ、高精度の駆動が行えるとともに省スペース化が図れる。
この発明の実施の形態にかかる分注装置の概要構成を示すブロック図である。 この発明の実施の形態にかかるテーブルの具体的内容を示す模式図である。 この発明の実施の形態にかかる駆動パターンを示す模式図である。 この発明の実施の形態にかかる分注装置を有する分析装置の概要構成を示す上面図である。 この発明の実施の形態の変形例1にかかる分注装置の概要構成を示すブロック図である。 この発明の実施の形態の変形例2にかかる分注装置の概要構成を示すブロック図である。 適正でないピストンの駆動プロファイルを示す模式図である。 適正でないピストンの駆動プロファイルを示す模式図である。 適正でないピストンの駆動プロファイルを示す模式図である。
符号の説明
1,1A,1B 分注装置
2 制御部
3 記憶部
4 入力部
5,5A モータドライバ
6,6A 信号変換器
7,7A 位置検出器
8 モータ
8A リニアモータ
9 ボールネジ
10 ピストン
11 シリンジ
12 三方弁
13 ノズル
14 リザーバ
15 液体
16 容器
20 タイマ
21 分析部
30 分析装置
31 作業テーブル
32 検体テーブル
32a,34a,39a 収容室
34 反応テーブル
35 反応容器
36 光源
37 受光素子
38 洗浄装置
40 試薬容器
41 読取装置

Claims (9)

  1. ピストンを有するシリンジによって液体を吸引し、吐出することにより前記液体の分注を行う分注装置であって、
    前記分注装置は、
    前記分注装置の個体差に対応し、かつ目標分注量に応じた前記ピストンの駆動開始位置および/または駆動停止位置に対応した駆動プロファイルをもとに前記ピストンの駆動を制御する駆動制御手段と、
    前記ピストンの駆動位置を検出する位置検出手段と、
    前記ピストンの駆動時間を計時する計時手段と、
    を備え、
    前記駆動制御手段は、前記位置検出手段が検出した前記駆動位置と前記計時手段が計時した前記駆動時間とをもとに前記ピストンの駆動をフィードバック制御することを特徴とする分注装置。
  2. 前記駆動プロファイルを予め記憶する記憶手段をさらに備えることを特徴とする請求項に記載の分注装置。
  3. 前記記憶手段に予め記憶された前記駆動プロファイルは、前記分注装置の出荷時、前記分注装置の設置時、前記分注装置の起動時、前記分注装置の保守時に取得したものであることを特徴とする請求項に記載の分注装置。
  4. 前記記憶手段は、複数の前記液体ごとの前記駆動プロファイルを有することを特徴とする請求項1〜のいずれか一つに記載の分注装置。
  5. 前記液体ごとの前記駆動プロファイルとは、前記液体の粘性率や表面張力などの物性値ごとの駆動プロファイルであることを特徴とする請求項に記載の分注装置。
  6. 前記個体差は、分注精度に関わる前記分注装置の特性のばらつきであることを特徴とする請求項1〜のいずれか一つに記載の分注装置。
  7. 前記分注装置の特性のばらつきとは、前記ピストンの位置決め精度や速度制御精度といった性能のばらつきであることを特徴とする請求項に記載の分注装置。
  8. ピストンを有するシリンジによって液体を吸引し、吐出することにより前記液体の分注を行う分注方法であって、
    前記分注方法は、
    前記分注装置の個体差に対応し、かつ目標分注量に応じた前記ピストンの駆動開始位置および/または駆動停止位置に対応した駆動プロファイルをもとに前記ピストンの駆動を制御する駆動制御工程と、
    前記ピストンの駆動位置を検出する位置検出工程と、
    前記ピストンの駆動時間を計時する計時工程と、
    を含み、
    前記位置検出工程によって検出された駆動位置と前記計時工程によって計時された駆動時間とをもとに前記ピストンの駆動をフィードバック制御を行う工程を含むことを特徴とする分注方法。
  9. 請求項1〜のいずれか一つに記載の分注装置を備えたことを特徴とする分析装置。
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