JP5035020B2 - 印刷装置 - Google Patents

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Description

本発明は、ホスト機器から送信される印刷データを印刷装置によって印刷処理する印刷システムに関する。
パーソナルコンピュータ(PC)等のホスト機器上の印刷データは、プリンタドライバを経由して印刷装置に出力される。このプリンタドライバは、一般的に印刷データを印刷装置のPDL(ページ記述言語)に変換して送信する方式、又は印刷データをラスタライズ処理してイメージデータとして印刷装置に送信する方式、又は両方の方式を備える。
上記方式には一長一短があり、例えば印刷データをPDLに変換して送信する方式では、ホスト機器上で動作するプリンタドライバの処理は比較的軽くなるが、印刷装置側での処理は重くなる。一方、印刷データをラスタライズ処理して印刷装置に送信する方式では、プリンタドライバの処理は重くなるが、印刷装置側での処理は比較的軽くなる。
尚、特許文献1は画像処理装置の稼動状態に応じて、プリンタドライバが抽象度を変化させ、稼動状態が混雑し、待ち時間が長い場合には抽象度が低い状態まで処理を進め、画像処理装置の描画処理の負担を軽減する発明である。
特開2006−155307号公報
しかしながら、上記両方式を選択し、切り換えるとしても、印刷データの性質やホスト機器の性能等によって、ホスト機器上で印刷データをPDLに変換した方式の方が印刷処理を速く行える場合と、印刷データをラスタライズ処理して送信する方式の方が印刷処理を速く行える場合とがある。また、何れの方式が印刷処理を速く行えると判断した場合でも、プリンタドライバの設定をその都度切換えることは煩雑な処理を必要とする。
そこで、本発明はホスト機器の性能や印刷データの特性等を自動的に判断し、印刷処理の方式を決定し、効率よく印刷処理を行う印刷システム、及びホスト機器を提供するものである。
上記課題は、第の発明によれば、印刷装置に接続されホスト機器であり、該ホスト機器は、印刷データを作成するアプリケーションプログラムを実行するアプリケーション処理部と、前記アプリケーションプログラムに基づいて作成された印刷データをラスタライズ処理によりイメージデータに変換する第1の変換手段と、前記アプリケーションプログラムに基づいて作成された印刷データをPDLデータに変換する第2の変換手段と、前記印刷データの変換処理を、前記第1の変換手段又は第2の変換手段の何れによって行うかを前記ホスト機器の性能によって判断する判断手段と、前記第1の変換手段により変換処理すべきアプリケーションプログラムと前記第2の変換手段により変換処理すべきアプリケーションプログラムとを予め区分けして登録したアプリケーションテーブルと、を有し、前記判断手段は、前記変換処理に用いる変換手段の選択が前記ホスト機器の性能判断に基づいて決定されない場合、前記アプリケーションテーブルの定義に基づいて行うホスト機器を提供することによって達成できる。
上記課題は、第の発明によれば、請求項1記載のホスト機器において、更に、前記印刷データに含まれるコマンドを識別するコマンド識別手段を有し、前記判断手段は、前記変換処理に用いる変換手段の選択が、前記ホスト機器の性能判断、更に前記アプリケーションテーブルに基づいても決定されない場合、前記コマンド識別結果に基づいて行うホスト機器を提供することによって達成できる。
上記課題は、第の発明によれば、請求項2記載のホスト機器において、更に、前記印刷データのデータサイズを識別するデータサイズ識別手段を有し、前記判断手段は、前記変換処理に用いる変換手段の選択が、前記ホスト機器の性能判断、前記アプリケーションテーブル、更に前記コマンド識別結果に基づいても決定されない場合、前記印刷データのデータサイズ識別結果に基づいて行うホスト機器を提供することによって達成できる。
上記課題は、第の発明によれば、ホスト機器と印刷装置が接続された印刷システムにおいて、前記ホスト機器は、印刷データを作成するアプリケーションプログラムを実行するアプリケーション処理部と、該アプリケーションプログラムに基づいて作成された印刷データをラスタライズ処理によりイメージデータに変換する第1の変換手段と、前記アプリケーションプログラムに基づいて作成された印刷データをPDLデータに変換する第2の変換手段と、前記印刷データの変換処理を、前記第1の変換手段又は第2の変換手段の何れによって行うかを前記ホスト機器の性能によって判断する判断手段と、前記第1の変換手段により変換処理すべきアプリケーションプログラムと前記第2の変換手段により変換処理すべきアプリケーションプログラムとを予め区分けして登録したアプリケーションテーブルと、を有し、前記判断手段は、前記変換処理に用いる変換手段の選択がホスト機器の性能判断に基づいて決定されない場合、前記アプリケーションテーブルの定義に基づいて行うとともに、前記印刷装置は、前記第2の変換手段によって変換されたPDLデータをラスタライズ処理する処理手段と、該処理手段の処理結果、及び前記第1の変換手段によって変換されたイメージデータを描画する画像メモリと、該画像メモリに記憶されたイメージデータを記録媒体に印刷する印刷処理手段とを有する、ことを特徴とする印刷システムを提供することによって達成できる。
上記課題は、第の発明によれば、請求項4記載の印刷システムにおいて、更に、前記印刷データに含まれるコマンドを識別するコマンド識別手段を有し、前記判断手段は、前記変換処理に用いる変換手段の選択が、前記ホスト機器の性能判断、更に前記アプリケーションテーブルに基づいても決定されない場合、前記コマンド識別結果に基づいて行う印刷システムを提供することによって達成できる。
上記課題は、第の発明によれば、請求項5記載の印刷システムにおいて、更に、前記印刷データのデータサイズを識別するデータサイズ識別手段を有し、前記判断手段は、前記変換処理に用いる変換手段の選択が、前記ホスト機器の性能判断、前記アプリケーションテーブル、更に前記コマンド識別結果に基づいても決定されない場合、前記印刷データのデータサイズ識別結果に基づいて行う印刷システムを提供することによって達成できる。
上記課題の解決手段によれば、印刷データを作成するアプリケーションプログラムを実行するパーソナルコンピュータの性能、アプリケーションプログラムの種類、生成された印刷データに含まれるGDIデータの内容などに応じて、最適な印刷方式を自動的に選択することができ、印刷データに対する印刷処理を効率よく、高速で行うことができる。
以下、図面を参照しながら本発明の実施形態について説明する。
(実施形態1)
図1は、本発明における実施形態1の印刷システムのシステム構成図である。
同図において、本システムはホスト機器であるパーソナルコンピュータ(PC)1と印刷装置であるプリンタ装置2で構成されている。パーソナルコンピュータ1はアプリケーション(APL)、及びプリンタドライバ4で構成され、アプリケーション(APL)を使用して作成した印刷データをプリンタドライバ4に供給する。
この印刷データは、具体的にはアプリケーション(APL)によって画面表示や印刷処理を行う際依頼されるGDI(graphics device interface )によって、プリンタドライバ4が処理できるコマンドに変換されたGDIデータである。
プリンタドライバ4はこのGDIデータの切替え処理5、PDL(ページ記述言語)変換処理6、及びラスタライズ処理7を行い、PDL変換処理6によってPDLデータに変換された印刷データをプリンタ装置2のラスタライズ処理部8に出力し、ラスタライズ処理7によってイメージデータに変換された印刷データをプリンタ装置2の画像メモリ9に出力する。
図2は上記プリンタドライバ4の具体的な構成を示す図である。同図において、プリンタドライバ4はGDIデータ獲得部11、印刷データ生成方式切換え制御部12、PC性能規定値A記憶部13、PC性能規定値B記憶部14、保持データ規定サイズ記憶部15、方式A対象APLテーブル16、方式B対象APLテーブル17、方式A対象データテーブル18、データ保持バッファ19、印刷データ生成部(方式A)20、印刷データ生成部(方式B)21、及びスプーラ22で構成されている。
GDIデータ獲得部11は、アプリケーション(APL)から出力される印刷データ(GDIデータ)を取得する機能を有し、GDIデータは印刷データ生成方式切換え制御部12に供給される。印刷データ生成方式切換え制御部12は入力したデータに基づいて後述する処理を行い、印刷データの生成方式を切り換える。この処理の際、印刷データ生成方式切換え制御部12は、上記PC性能規定値A記憶部13、PC性能規定値B記憶部14、保持データ規定サイズ記憶部15等を参照し、印刷データ生成方式の切換え判断を行う。
PC性能規定値A記憶部13、及びPC性能規定値B記憶部14にはパーソナルコンピュータの性能情報が記憶され、例えばPC性能規定値A記憶部13にクロック周波数(例えば、3GHz)の規定値が登録され、PC性能規定値B記憶部14にクロック周波数(例えば、1GHz)の規定値が登録されている。
また、保持データ規定サイズ記憶部15には、1頁に含まれる規定サイズのデータ容量の情報が記憶され、例えば200Kバイトの設定が行われている。また、方式A対象APLテーブル16には、前述のラスタライズ処理7(方式A対象)の対象となるアプリケーションプログラム(APL)の情報が記憶されている。また、方式B対象APLテーブル17には、前述のPDL変換処理6(方式B対象)の対象となるアプリケーションプログラム(APL)の情報が記憶されている。
図3は、方式A対象APLテーブル16の例を示す図である。アプリケーションプログラム名称(#1、#2、・・・)である、例えばAdobe Reader、Adobe Acrobat(いずれも米国Adobe Systems Incorporated社製品名)等の情報が登録されている。また、図4は、方式B対象APLテーブル17の例を示す図であり、同様にアプリケーションプログラムの名称(#1、#2、・・・)に対応した、例えばMicrosoft Word(米国Microsoft Corporation社製品名)、JustSystem 一太郎(日本国JUSTSYSTEMS CORPORATION社製品名)等の情報が登録されている。
また、方式A対象データテーブル18には、図5に示すようにGDIデータ名称(#1、#2、・・・)に対応した、例えばBitBlt、StrechBlt 等の情報が登録されている。この方式A対象データテーブル18に登録された情報は、一旦方式A又はBの選択が不可能であった場合、後述する未設定のフラグが設定されたGDIデータに対して使用されるテーブルである。
さらに、データ保持バッファ19は上記方式A又はBの選択が不可能であった未設定のGDIデータを一旦格納するバッファである。尚、印刷データ生成部(方式A)20は方式A、即ちラスタライズ処理7によって印刷データを生成する機能を有し、印刷データ生成部(方式B)21は方式B、即ちPDL変換処理6によって印刷データを生成する機能を有する。また、スプーラ22は印刷データ生成部(方式A)20又は印刷データ生成部(方式B)21によって生成された印刷データを保持し、プリンタ装置2に送信する機能を有する。
以上の構成において、以下に本例の処理動作について説明する。
図6は本例の処理を説明するフローチャートである。先ず、GDIデータ獲得部11がアプリケーション(APL)から出力されるGDIデータを獲得すると、当該GDIデータは印刷データ生成方式切換え制御部12に供給される(ステップ(以下、Sで示す)1)。印刷データ生成方式切換え制御部12では入力したGDIデータの種類を判断する(S2)。ここで、入力したGDIデータが、データフォーマットの先頭に位置するStartDocである場合、方式判断処理を実行する(S3)。
図7は、この方式判断処理を説明するフローチャートである。先ず、印刷データ生成方式切換え制御部12はパーソナルコンピュータ1の性能情報を取得する(S3−1)。この場合、PC性能規定値A記憶部13及びPC性能規定値B記憶部14からPCの性能情報を取得する。本例では、前述のようにPC性能規定値A記憶部13に3GHzの情報が記憶され、PC性能規定値B記憶部14に1GHzの情報が記憶されており、本例で使用するパーソナルコンピュータ1のクロック周波数と上記情報を比較する。
ここで、本例で使用するパーソナルコンピュータ1のクロック周波数が、例えば4GHzであれば(S3−2がYES)、方式フラブ(ジョブ)を方式Aとする(S3−3)。一方、本例で使用するパーソナルコンピュータ1のクロック周波数が、例えば500KHzであれば(S3−2がNO、S3−4がYES)、方式フラブ(ジョブ)を方式Bとする(S3−5)。さらに、本例で使用するパーソナルコンピュータ1のクロック周波数が、例えば2GHzであれば(S3−2がNO、S3−4がNO)、次にアプリケーション(APL)の種類を獲得する(S3−6)。
すなわち、図3に示す方式A対象APLテーブル16を参照し、使用するアプリケーションが方式A対象APLテーブル16に登録されたアプリケーションであるか判断する(S3−7)。例えば、使用するアプリケーションが前述のAdobe Readerや、Adobe Acrobat等である場合(S3−7がYES)、方式フラブ(ジョブ)を方式Aとする(S3−3)。一方、使用するアプリケーションが前述のMicrosoft Wordや、JustSystem一太郎等である場合(S3−7がNO、S3−8がYES)、方式フラブ(ジョブ)を方式Bとする(S3−5)。また、使用するアプリケーションが方式A対象APLテーブル16、及び方式B対象APLテーブル17に含まれていない場合(S3−7がNO、S3−8がNO)、方式フラブ(ジョブ)を方式未とする(S3−9)。
以上のように処理することにより、本例で使用するパーソナルコンピュータ1のクロック周波数が、PC性能規定値A記憶部13に記憶された規定値(例えば、3GHz)を越える場合、高性能なPCであり、ラスタライズ処理7までパーソナルコンピュータ1によって行っても処理速度が低下する問題がなく、GDIデータを印刷データ生成部(方式A)20に転送する。また、逆に本例で使用するパーソナルコンピュータ1のクロック周波数が、PC性能規定値B記憶部14に記憶された規定値(例えば、1GHz)より低い場合、低性能なPCであり、PDL変換処理6までパーソナルコンピュータ1によって行わせ、ラスタライズ処理はプリンタ装置2によって行わせる構成である。
また、使用するアプリケーションがAdobe Reader等の場合、パーソナルコンピュータ1によってラスタライズ処理7まで行い、ワード等の上記アプリケーションの場合、ラスタライズ処理はプリンタ装置2に依頼するものである。
次に、前述の図6に示すフローチャートに戻って、印刷データ生成部(方式A)20、又は印刷データ生成部(方式B)21は、指定に従って印刷データの作成を行う(S4)。
また、判断(S2)において、GDIデータがStartPageである場合、処理(S5)が実行され、方式フラグ(ページ)に前述の方式フラブ(ジョブ)のデータを代入する。例えば、前述の処理により方式Aが設定された場合、方式フラグ(ページ)にAを設定し、方式Bが設定された場合、方式フラグ(ページ)にBを設定し、方式が未設定の場合、方式フラグ(ページ)に未を設定する。そして、印刷データ生成部(方式A)20、又は印刷データ生成部(方式B)21は、指定に従って印刷データの生成を行う(S6)。
一方、判断(S2)において、GDIデータが前述のStartDoc、StartPage、及び後述するEndDoc、EndPageではない場合、方式フラグ(ページ)に分岐し(S7)、方式Aであれば印刷データ生成部(方式A)20による処理を実行し(S8)、方式Bであれば印刷データ生成部(方式B)21による処理を実行する(S9)。また、方式未である場合、前述のデータ保持バッファ19にGDIデータを保存する(S10)。
この場合、印刷データ生成方式切換え制御部12は、更に方式A対象データテーブル18を参照し、入力したGDIデータにテーブルに登録されたデータが含まれているか判断する(S11)。例えば、前述のBitBlt、StrechBlt 等のデータが含まれている場合、方式フラグ(ページ)をAに設定し(S13)、方式Aで印刷処理を実行する(S14)。そして、データ保持バッファ19に保持したGDIデータをクリアする(S15)。
BitBltはカラーイメージの指示であり、またStrechBltは拡大、縮小処理を含むカラーイメージの指示であり、処理が複雑になるため方式Aの選択を行う。
一方、データ保持バッファ19に保持されたGDIデータのサイズが規定サイズ以上の場合(S12がYES)、同様に方式フラグ(ページ)をAに設定し(S13)、方式Aで印刷処理を実行する(S14)。この場合も、サイズの大きな重いデータの処理は方式Aで行う方が効率がよいためである。
尚、データ保持バッファに保持したGDIデータのサイズが規定サイズ以上ではない場合(S12がNO)、例えば200Kバイト以上ではない場合、GDIデータをデータ保持バッファ19に保持させたままとする(S12がNO)。
その後、GDIデータとして、EndPageが入力すると、データ保持バッファ19に保持されたデータの判断を行い(S16)、データ保持バッファ内のデータサイズが0でなければ、方式Bとして印刷処理を実行し(S17)、データ保持バッファ19に保持したGDIデータをクリアする(S18)。
そして、印刷データ生成部(方式A)20、又は印刷データ生成部(方式B)21は、指定に従って印刷データの生成を行う(S19)。
その後、再び、GDIデータとしてStartPageが入力すると、上記処理を繰り返し、方式フラグ(ページ)に方式A、B、又は未の情報を書き込み、印刷データ生成部(方式A)20による印刷データの生成、又は印刷データ生成部(方式B)21による印刷データの生成処理を行う。
尚、GDIデータとして、データフォーマットの最後に記述されたEndDocが入力した場合、印刷データ生成部(方式A)20、又は印刷データ生成部(方式B)21は、指定に従って印刷データの生成を行う(S20)。
以上のように処理することによって、先ずパーソナルコンピュータ1の性能やアプリケーションの種類によって印刷方式を分け、上記判別方法によって判別できない場合、GDIデータに含まれるコマンドやデータサイズによって印刷方式を決定するものであり、自動的に最適な印刷方式の設定を行うことができる。
また、GDIデータのコマンド、及びページサイズに従って印刷方式を設定することによって、より詳細に印刷方式の選択を行うことができる。
尚、印刷データ生成部(方式A)20によって生成された印刷データは、スプーラ22からプリンタ装置2の画像メモリ9に転送され、画像メモリ9に描画処理された後、プリンタエンジン10に転送され、記録媒体への印字処理が行われる。また、印刷データ生成部(方式B)21によって生成された印刷データはプリンタ装置2のラスタライズ処理部8に転送され、I/Fコントローラによってラスタライズ処理が行われた後、画像メモリ9に描画処理され、プリンタエンジン10に転送され、記録媒体への印字処理が行われる。
尚、上記実施形態の説明では、ページ単位でGDIデータに含まれるコマンドの種類による印刷方式の設定を行ったが、全ページを対象としてコマンドの種類による印刷方式の設定を行ってもよい。
また、第1ページのGDIデータに対して、特にコマンド解析を行う構成としてもよく、更にパーソナルコンピュータ(PC)の性能は、クロック周波数に限らずCPUのコア数等を判断の対象としてもよい。
さらに、アプリケーションや印刷データの判別には、ファイルの拡張子を判断する構成としてもよい。また、印刷方式の種別は方式A、Bの2種類のみならず、3種類以上の設定としてもよい。
(実施形態2)
次に、本発明の実施形態2について説明する。
図8は、本発明の実施形態2を説明する印刷システムのシステム構成図である。同図において、本システムはホスト機器であるパーソナルコンピュータ(PC)1と印刷装置であるプリンタ装置2で構成され、パーソナルコンピュータ1はアプリケーションプログラム(APL)を実行するアプリケーション処理部3a及びプリンタドライバ4で構成され、アプリケーション処理部3aは、アプリケーションプログラム(APL)を使用して作成した印刷データをプリンタドライバ4に供給する。
この印刷データは、具体的にはアプリケーションプログラム(APL)によって生成された印刷を指示する情報がGDI(graphics device interface )によって、プリンタドライバ4が処理できるコマンド(GDI関数)に変換されたGDIデータである。
プリンタドライバ4はこのGDIデータの内容(コマンド)を識別し、その結果に応じて切替え処理5を行う。この切替処理に従って、PDL(ページ記述言語)変換処理6、又はラスタライズ処理7のいずれかを選択的に行う。ここで、PDL変換処理6によってPDLデータに変換された場合には、その印刷データをプリンタ装置2のラスタライズ処理部8に出力し、一方ラスタライズ処理7によってイメージデータに変換された場合には、その印刷データをプリンタ装置2の画像メモリ9に出力する。プリンタ装置2は、イメージデータに基づいて印刷処理を行う。
図9は上記プリンタドライバ4の具体的な構成を示す図であり、基本的に前述の図2と同じ構成である。したがって、プリンタドライバ4はGDIデータ獲得部11、印刷データ生成方式切換え制御部12、PC性能規定値A記憶部13、PC性能規定値B記憶部14、保持データ規定サイズ記憶部15、方式A対象APLテーブル16、方式B対象APLテーブル17、方式A対象データテーブル18、データ保持バッファ19、印刷データ生成部(方式A)20、印刷データ生成部(方式B)21、及びスプーラ22で構成されている。
GDIデータ獲得部11は、アプリケーション処理部3aから出力される印刷データ(GDIデータ)を取得する機能を有し、GDIデータは印刷データ生成方式切換え制御部12に供給される。印刷データ生成方式切換え制御部12は入力したデータに基づいて後述する処理を行い、印刷データの生成方式を切り換える。この処理の際、印刷データ生成方式切換え制御部12は、上記PC性能規定値A記憶部13、PC性能規定値B記憶部14、保持データ規定サイズ記憶部15等を参照し、印刷データ生成方式の切換え判断を行う。
PC性能規定値A記憶部13、及びPC性能規定値B記憶部14にはパーソナルコンピュータの性能情報が記憶され、例えばPC性能規定値A記憶部13には、パーソナルコンピュータが高性能であると判断するための基準、即ち、高性能パーソナルコンピュータであると判断すべき、搭載されるCPUを動作させるクロック周波数の最下限規定値(例えば、3GHz)が登録される。この規定値Aよりも、パーソナルコンピュータの動作クロック周波数が高ければ、高性能のパーソナルコンピュータとして認識され、処理方式Aが選択される。
また、PC性能規定値B記憶部14には、当該パーソナルコンピュータの性能が不十分であると判断するための基準、即ち、パーソナルコンピュータが搭載するCPUを動作させるクロック周波数の最上限規定値(例えば、1GHz)が登録される。この規定値Bよりも、パーソナルコンピュータの動作クロック周波数が低ければ、低性能のパーソナルコンピュータとして認識され、処理方式Bが選択される。尚、これら規定値A,Bは、プリンタ装置2が搭載するプロセッサの処理能力を基準としてパーソナルコンピュータの性能が高いか低いかを判断するための数値が予め設定記憶される。
また、保持データ規定サイズ記憶部15には、前述と同様、1頁に含まれる規定サイズのデータ容量の情報が記憶され、例えば200Kバイトの設定が行われている。また、方式A対象APLテーブル16には、前述のラスタライズ処理7(方式A対象)の対象となるアプリケーションプログラム(APL)の情報が記憶されている。また、方式B対象APLテーブル17には、前述のPDL変換処理6(方式B対象)の対象となるアプリケーションプログラム(APL)の情報が記憶されている。
尚、方式A対象APLテーブル16に登録されたアプリケーションプログラム名称は、前述の図3で説明した通りである。また、方式B対象APLテーブル17に登録されたアプリケーションプログラム名称も前述の図4で説明した通りである。
また、前述の方式A対象GDIデータテーブル18に登録された情報も、前述の図5に示す通りであり、一旦方式A又はBの選択が不可能であった場合、後述する未設定のフラグが設定されたGDIデータに対して使用されるテーブルである。
さらに、データ保持バッファ19は上記方式A又はBの選択が不可能であった未設定のGDIデータを一旦格納するバッファである。尚、印刷データ生成部(方式A)20は方式A、即ちラスタライズ処理7によって印刷データを生成する機能を有し、印刷データ生成部(方式B)21は方式B、即ちPDL変換処理6によって印刷データを生成する機能を有する。また、スプーラ22は印刷データ生成部(方式A)20又は印刷データ生成部(方式B)21によって生成された印刷データを保持し、プリンタ装置2に送信する機能を有する。
以上の構成において、以下に本例の処理動作について説明する。
図10は本例の処理を説明するフローチャートであり、基本的に前述の図6と同様の処理を行う。
先ず、GDIデータ獲得部11がアプリケーション処理部3aから出力されるGDIデータを獲得すると、当該GDIデータは印刷データ生成方式切換え制御部12に供給される(ステップ(以下、STで示す)1)。印刷データ生成方式切換え制御部12では入力したGDIデータの種類を判断する(ST2)。ここで、入力したGDIデータが、データフォーマットの先頭に位置するStartDocである場合、方式判断処理を実行する(ST3)。
図11は、この方式判断処理を説明するフローチャートである。先ず、印刷データ生成方式切換え制御部12はパーソナルコンピュータ1の性能情報を取得する(ST3−1)。この場合、プリンタドライバ4は、クロック信号生成部(CLK)から発信され、パーソナルコンピュータ1のCPUを動作させているクロック信号の周波数情報をアプリケーション処理部3aから取得する。
次に、取得したクロックの周波数情報と前述したPC性能規定値A記憶部13に記憶されている規定値A(3GHz)とを比較する(ST3−2)。そして、クロック周波数が、規定値A(3GHz)以上であれば(ST3−2がYES)、PCの処理能力が高性能であると判断し、方式フラグ(印刷ジョブ単位)を方式Aとする(ST3−3)。
一方、クロック周波数が規定値Aに満たない(ST3−2がNO)場合は、次に取得したクロックの周波数情報と前述したPC性能規定値B記憶部14に記憶されている規定値B(1GHz)とを比較し(ST3−4)、クロック周波数が、規定値B(1GHz)に満たない例えば500KHzであれば(ST3−4がYES)、PCの処理能力が不十分な性能であると判断し、方式フラグ(ジョブ単位)を方式Bとする(ST3−5)。もし、前記クロック周波数が、規定値B以上であるが規定値A以下である例えば2GHzであれば(ST3−2がNO、ST3−4がNO)、PCの性能を基に印刷データ生成方式切替の判断は決定せず、次のアプリケーション(APL)の種類を獲得する(ST3−6)。
すなわち、図3に示す方式A対象APLテーブル16を参照し、使用するアプリケーションが方式A対象APLテーブル16に登録されたアプリケーションであるか判断する(ST3−7)。例えば、使用するアプリケーションが前述のAdobe Readerや、Adobe Acrobat等である場合(ST3−7がYES)、方式フラブ(ジョブ単位)を方式Aとする(ST3−3)。
一方、使用するアプリケーションが前述のMicrosoft Wordや、JustSystem一太郎等である場合(ST3−7がNO、ST3−8がYES)、方式フラブ(ジョブ単位)を方式Bとする(ST3−5)。また、使用するアプリケーションが方式A対象APLテーブル16、及び方式B対象APLテーブル17に含まれていない場合(ST3−7がNO、ST3−8がNO)、方式フラブ(ジョブ単位)を方式[未](未設定を意味するフラグ)とする(S3−9)。
以上のように処理することにより、本例で使用するパーソナルコンピュータ1のクロック周波数が、PC性能規定値A記憶部13に記憶された規定値(例えば、3GHz)を越える場合、高性能なPCであり、ラスタライズ処理7までパーソナルコンピュータ1によって行っても処理速度が低下する問題がなく、GDIデータをラスタライズ処理が行われる印刷データ生成部(方式A)20に転送する。また、逆に本例で使用するパーソナルコンピュータ1のクロック周波数が、PC性能規定値B記憶部14に記憶された規定値(例えば、1GHz)より低い場合、低性能なPCであり、PDL変換処理6までパーソナルコンピュータ1によって行わせ、ラスタライズ処理はプリンタ装置2によって行わせる構成である。
また、使用するアプリケーションがAdobe Reader等の場合、パーソナルコンピュータ1によってラスタライズ処理7まで行い、ワード等の上記アプリケーションの場合、ラスタライズ処理はプリンタ装置2に依頼するものである。
次に、前述の図10に示すフローチャートに戻って、印刷データ生成部(方式A)20、又は印刷データ生成部(方式B)21は、指定に従って印刷データの作成を行う(ST4)。
また、判断(ST2)において、GDIデータがStartPageである場合、処理(ST5)が実行され、方式フラグ(ページ単位)に前述の方式フラブ(ジョブ単位)のデータを代入する。例えば、前述の処理により方式Aが設定された場合、方式フラグ(ページ単位)にAを設定し、方式Bが設定された場合、方式フラグ(ページ単位)にBを設定し、方式が未設定の場合、方式フラグ(ページ単位)に[未](未設定を意味するフラグ)を設定する。そして、印刷データ生成部(方式A)20、又は印刷データ生成部(方式B)21は、指定に従って印刷データの生成を行う(ST6)。
一方、判断(ST2)において、GDIデータが前述のStartDoc、StartPage、及び後述するEndDoc、EndPageではない場合、方式フラグ(ページ単位)に分岐し(ST7)、方式Aであれば印刷データ生成部(方式A)20による処理を実行し(ST8)、方式Bであれば印刷データ生成部(方式B)21による処理を実行する(ST9)。また、方式[未](未設定を意味するフラグ)である場合、前述のデータ保持バッファ19にGDIデータを保存する(ST10)。
この場合、印刷データ生成方式切換え制御部12は、更に方式A対象データテーブル18を参照し、入力したGDIデータにテーブルに登録されたデータが含まれているか判断する(ST11)。例えば、前述のBitBlt、StrechBlt 等のデータが含まれている場合、方式フラグ(ページ単位)をAに設定し(ST13)、方式Aで印刷処理を実行する(ST14)。そして、データ保持バッファ19に保持したGDIデータをクリアする(ST15)。
BitBltはカラーイメージの指示であり、またStrechBltは拡大、縮小処理を含むカラーイメージの指示であり、処理が複雑になるため方式A(即ちラスタライズ処理をPC側で処理する方式)の選択を行う。
一方、データ保持バッファ19に保持されたGDIデータのサイズが規定サイズ以上の場合(ST12がYES)、同様に方式フラグ(ページ単位)をAに設定し(ST13)、方式Aで印刷処理を実行する(ST14)。この場合も、サイズの大きな重いデータの処理はラスタライズ処理をPC側で行う方式Aで行う方が処理能力の低いプリンタ装置側のプロセッサでラスタライズ処理するよりも効率がよいためである。
尚、データ保持バッファに保持したGDIデータのサイズが規定サイズ以上ではない場合(ST12がNO)、例えば200Kバイト以上ではない場合、GDIデータをデータ保持バッファ19に保持させたままとする(ST12がNO)。
その後、GDIデータとして、EndPageが入力すると、データ保持バッファ19に保持されたデータの判断を行い(ST16)、データ保持バッファ内のデータサイズが0でなければ、方式Bとして印刷処理を実行し(ST17)、データ保持バッファ19に保持したGDIデータをクリアする(ST18)。
そして、印刷データ生成部(方式A)20、又は印刷データ生成部(方式B)21は、指定に従って印刷データの生成を行う(ST19)。
その後、再び、GDIデータとしてStartPageが入力すると、上記処理を繰り返し、方式フラグ(ページ単位)に方式A、B、又は[未](未設定を意味するフラグ)の情報を書き込み、印刷データ生成部(方式A)20による印刷データの生成、又は印刷データ生成部(方式B)21による印刷データの生成処理を行う。
尚、GDIデータとして、データフォーマットの最後に記述されたEndDocが入力した場合、印刷データ生成部(方式A)20、又は印刷データ生成部(方式B)21は、指定に従って印刷データの生成を行う(ST20)。
以上のように処理することによって、先ずパーソナルコンピュータ1の性能やアプリケーションプログラム(APL)の種類によって印刷方式を分け、上記判別方法によって判別できない場合、GDIデータに含まれるコマンドやデータサイズによって印刷方式を決定するものであり、自動的に最適な印刷方式の設定を行うことができる。
また、GDIデータのコマンド、及びページサイズに従って印刷方式を設定することによって、より詳細に印刷方式の選択を行うことができる。
尚、印刷データ生成部(方式A)20によって生成された印刷データは、スプーラ22からプリンタ装置2の画像メモリ9に転送され、画像メモリ9に描画処理された後、プリンタエンジン10に転送され、記録媒体への印字処理が行われる。また、印刷データ生成部(方式B)21によって生成された印刷データはプリンタ装置2のラスタライズ処理部8に転送され、I/Fコントローラによってラスタライズ処理が行われた後、画像メモリ9に描画処理され、プリンタエンジン10に転送され、記録媒体への印字処理が行われる。
尚、上記実施形態の説明では、ページ単位でGDIデータに含まれるコマンドの種類による印刷方式の設定を行ったが、全ページを対象としてコマンドの種類による印刷方式の設定を行ってもよい。
また、第1ページのGDIデータに対して、特にコマンド解析を行い、後に続くページの印刷データに対しては、第1ページに対して行った識別結果に準ずる構成としてもよく、更にパーソナルコンピュータ(PC)の性能は、クロック周波数に限らずCPUのコア数等を判断の対象としてもよい。
さらに、アプリケーションや印刷データの判別には、ファイルの拡張子を判断する構成としてもよい。また、印刷方式の種別は方式A、Bの2種類のみならず、3種類以上の設定としてもよい。
また、上記実施形態の説明では、先ずパーソナルコンピュータ1の性能やアプリケーションプログラム(APL)の種類によって印刷方式を分け、それらの判別方法によって判別できない場合、GDIデータに含まれるコマンドやデータサイズによって印刷方式を決定する方式を説明したが、単に後者の判別方法(GDIデータのコマンド識別/データサイズ識別)のみを用いて、印刷処理方式を決定する方式を採用することも出来る。
またさらに、上記実施形態におけるプリンタ装置は、複合機(MFP)等の印刷機能を有する装置であれば何でも良い。
本発明における実施形態1の印刷システムのシステム構成図である。 プリンタドライバの具体的な構成を示す図である。 方式A対象APLテーブル例を示す図である。 方式B対象APLテーブル例を示す図である。 GDIデータに含まれるコマンドの種類により、方式Aが対象となる例を示す図である。 本発明における実施形態1の処理を説明するフローチャートである。 方式判断処理を説明するフローチャートである。 本発明における実施形態2の印刷システムのシステム構成図である。 プリンタドライバの具体的な構成を示す図である。 本発明における実施形態2の処理を説明するフローチャートである。 方式判断処理を説明するフローチャートである。
符号の説明
1・・・パーソナルコンピュータ
2・・・プリンタ装置
3a・・・アプリケーション処理部
4・・・プリンタドライバ
5・・・印刷データ切替え処理
6・・・PDL変換処理
7・・・ラスタライズ処理
8・・・ラスタライズ処理部
9・・・画像メモリ
10・・プリンタエンジン
11・・GDIデータ獲得部
12・・印刷データ生成方式切換え制御部
13・・PC性能規定値A記憶部
14・・PC性能規定値B記憶部
15・・保持データ規定サイズ記憶部
16・・方式A対象APLテーブル
17・・方式B対象APLテーブル
18・・方式A対象データテーブル
19・・データ保持バッファ
20・・印刷データ生成部(方式A)
21・・印刷データ生成部(方式B)
22・・スプーラ
APL・・アプリケーションプログラム
CLK・・クロック信号生成部

Claims (6)

  1. 印刷装置に接続されホスト機器であり、該ホスト機器は、
    印刷データを作成するアプリケーションプログラムを実行するアプリケーション処理部と、
    前記アプリケーションプログラムに基づいて作成された印刷データをラスタライズ処理によりイメージデータに変換する第1の変換手段と、
    前記アプリケーションプログラムに基づいて作成された印刷データをPDLデータに変換する第2の変換手段と、
    前記印刷データの変換処理を、前記第1の変換手段又は第2の変換手段の何れによって行うかを前記ホスト機器の性能によって判断する判断手段と、
    前記第1の変換手段により変換処理すべきアプリケーションプログラムと前記第2の変換手段により変換処理すべきアプリケーションプログラムとを予め区分けして登録したアプリケーションテーブルと、を有し、
    前記判断手段は、前記変換処理に用いる変換手段の選択が前記ホスト機器の性能判断に基づいて決定されない場合、前記アプリケーションテーブルの定義に基づいて行うことを特徴とするホスト機器。
  2. 請求項1記載のホスト機器において、
    更に、前記印刷データに含まれるコマンドを識別するコマンド識別手段を有し、
    前記判断手段は、前記変換処理に用いる変換手段の選択が、前記ホスト機器の性能判断、更に前記アプリケーションテーブルに基づいても決定されない場合、前記コマンド識別結果に基づいて行うことを特徴とする請求項1記載のホスト機器。
  3. 請求項2記載のホスト機器において、
    更に、前記印刷データのデータサイズを識別するデータサイズ識別手段を有し、
    前記判断手段は、前記変換処理に用いる変換手段の選択が、前記ホスト機器の性能判断、前記アプリケーションテーブル、更に前記コマンド識別結果に基づいても決定されない場合、前記印刷データのデータサイズ識別結果に基づいて行うことを特徴とする請求項2記載のホスト機器。
  4. ホスト機器と印刷装置が接続された印刷システムにおいて、
    前記ホスト機器は、
    印刷データを作成するアプリケーションプログラムを実行するアプリケーション処理部と、
    該アプリケーションプログラムに基づいて作成された印刷データをラスタライズ処理によりイメージデータに変換する第1の変換手段と、
    前記アプリケーションプログラムに基づいて作成された印刷データをPDLデータに変換する第2の変換手段と、
    前記印刷データの変換処理を、前記第1の変換手段又は第2の変換手段の何れによって行うかを前記ホスト機器の性能によって判断する判断手段と、
    前記第1の変換手段により変換処理すべきアプリケーションプログラムと前記第2の変換手段により変換処理すべきアプリケーションプログラムとを予め区分けして登録したアプリケーションテーブルと、を有し、
    前記判断手段は、前記変換処理に用いる変換手段の選択がホスト機器の性能判断に基づいて決定されない場合、前記アプリケーションテーブルの定義に基づいて行うとともに、
    前記印刷装置は、
    前記第2の変換手段によって変換されたPDLデータをラスタライズ処理する処理手段と、
    該処理手段の処理結果、及び前記第1の変換手段によって変換されたイメージデータを描画する画像メモリと、
    該画像メモリに記憶されたイメージデータを記録媒体に印刷する印刷処理手段とを有する、
    ことを特徴とする印刷システム。
  5. 請求項4記載の印刷システムにおいて、
    更に、前記印刷データに含まれるコマンドを識別するコマンド識別手段を有し、
    前記判断手段は、前記変換処理に用いる変換手段の選択が、前記ホスト機器の性能判断、更に前記アプリケーションテーブルに基づいても決定されない場合、前記コマンド識別結果に基づいて行うことを特徴とする請求項4記載の印刷システム。
  6. 請求項5記載の印刷システムにおいて、
    更に、前記印刷データのデータサイズを識別するデータサイズ識別手段を有し、
    前記判断手段は、前記変換処理に用いる変換手段の選択が、前記ホスト機器の性能判断、前記アプリケーションテーブル、更に前記コマンド識別結果に基づいても決定されない場合、前記印刷データのデータサイズ識別結果に基づいて行うことを特徴とする請求項5記載の印刷システム。
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