JP5033261B2 - 共有頂点情報を用いた低複雑度3次元メッシュ圧縮装置及び方法 - Google Patents

共有頂点情報を用いた低複雑度3次元メッシュ圧縮装置及び方法 Download PDF

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Description

本発明は映像圧縮に関し、更に詳しくは、3次元メッシュモデルの量子化された連結情報(connectivity information)に対して 符号変調(Differential Pulse Code Modulation:DPCM)を適用して変調された連結情報を符号化する低複雑度3次元メッシュ圧縮装置及び方法に関する。
現在、コンピュータグラフィックス分野で3次元映像を表現する方法として、三角形メッシュ(triangular mesh)が広く利用されている。三角形メッシュ映像は、不均一な構造により三角形を形成する頂点(vertext)の位置情報及び頂点間の連結情報で構成され、均一な構造を有する2次元映像に比べてデータ量が非常に大きい。
従って、三角形メッシュ映像の格納及び伝送の問題を解消するために多くの研究が活発に行われている。
このように、3次元グラフィックス分野は最近になって多く用いられているが、情報量の膨大さのため、その使用範囲が制限されている。
これは、32ビットの浮動小数点で3次元メッシュモデルの頂点情報が表現されると仮定すれば、1つの頂点情報を表現するために、96ビット、即ち12バイトのメモリ空間が必要となる。
これは、3次元モデルが頂点情報のみを有する1万個の頂点により表現されれば、120KBを必要とし、10万個の頂点により表現されれば、1.2MBのメモリが必要になる。
また、連結情報は2回以上の重複を許容するため、多角形メッシュによる3次元モデルを格納するためには非常に多くのメモリを必要とするようになる。
従って、このような情報の膨大さにより3次元映像の圧縮において符号化の必要性が浮上するようになった。このために、MPEG-4(Moving Picture Expert Group-4)-3DGC(3 Dimensional Graphics Compression)分野においてISO/IEC(International Organization for Standardization/International Electrotechnical Compression)の標準案として採択された3次元メッシュコーディング(3D Mesh Coding:3DMC)方式は仮想言語モデリング言語(Virtual Reality Modeling Language:VRML)ファイル内にインデックスフェースセット(IndexedFaceSet:IFS)で表現される3次元モデルのメッシュ情報を符号化及び復号化することによって、3次元メッシュ情報に対するデータの伝送効率を向上させる。
図1は、従来の3次元メッシュコーディング符号化装置のブロック図を示す図である。
図1を参照すれば、従来の3次元メッシュコーディング符号化装置110は、頂点情報と連結情報及び属性情報(property information)を含む原本データである3次元メッシュモデルを2次元メッシュ構造に分解する位相切開(Topological Surgery:TS)モジュール111、2次元メッシュ構造に分解された頂点情報を符号化する頂点情報符号化モジュール112、2次元メッシュ構造に分解された連結情報を符号化する連結情報符号化モジュール113、2次元メッシュ構造に分解された属性情報を符号化する属性情報符号化モジュール114、頂点情報符号化モジュール112と連結情報符号化モジュール113及び属性情報符号化モジュール114で符号化された結果を統合的に圧縮して3次元メッシュコーディングビットストリーム(Bitstream)を生成するエントロピー符号化(entropy encoder)モジュール115を含んでなる。
3次元メッシュコーディング符号化装置110により行われる3次元メッシュコーディング符号化の主な特徴は、圧縮率の最大化のために位相切開モジュール111により行われる位相切開動作である。位相切開動作は、与えられた3次元モデルのメッシュを球と位相幾何学的に同一であると仮定した後、メッシュを切断エッジ(cutting edge)に沿って切断することで、3次元モデルを2次元メッシュ構造に分解する方法である。
図2は、図1に対応する3次元メッシュコーディング復号化装置のブロック図を示す図である。
図2を参照すれば、3次元メッシュコーディング復号化装置210は、エントロピー復号化モジュール211、頂点情報復号化モジュール212、連結情報復号化モジュール213、属性情報復号化モジュール214及び位相合成モジュール215を含み、符号化された3次元メッシュコーディングビットストリームから3次元モデルデータを復元する。
図3は、図1により生成された3次元モデルのメッシュ情報の符号化されたビットストリームの全体的な構造を示す図である。
図3を参照すれば、3次元モデルのメッシュ情報の符号化されたビットストリームは、三角形ストリップからなる二進ツリー構造の三角形最小全長グラフを含む三角形ツリー(Triangle Tree:TT)303、三角形ツリーに対する情報値(Triangle Data:TD)305及び3次元モデルのメッシュを切断する経路を頂点間の連結構造で表す頂点グラフ(Vertex Graph:VG)301を含む。
図4〜図7は、従来の3次元モデルのメッシュに対する位相切開の実行過程を示す図である。
まず、図4に示すように、3次元モデルのメッシュを太線で定義された切断エッジに沿って切断した後、図5に示すように、三角形ツリーを構成する。
一般に、グラフィックの迅速な処理のためにはモデリングされる単位が三角形であり、このような三角形がランダムに構成されているのではなく、ストリップ(strip)やファン(fan)の形態で三角形相互間に連結されていることが好ましい。また、グラフィックは、シンボルが繰り返し表現されているものであるほどデータの圧縮率が優れているので、従来の3次元モデルのメッシュに対する位相切開においては、図5に示すように、3次元モデルのメッシュを切断エッジに沿って切断し、三角形ツリーを構成する。
次いで、図6に示すように、三角形ツリーにおいて基準となる基準点を選定し、選定された基準点と分岐された三角形の最外郭の頂点とを連結して頂点グラフを形成する。
その後、図7に示すように、頂点グラフを用いてバウンディングループ(bounding loop)を形成する。
このように、現在のMPEG-4 3次元メッシュコーディング方法ではインデックスフェースセットノードにより表現される3次元モデルを圧縮するために3次元モデルのメッシュ構造を2次元のメッシュマップ構造に分解するために位相切開過程を経る。
前述したように、3次元メッシュ構造を頂点グラフと三角形ツリー構造で表現することによって、3次元モデルに対して非常に高い圧縮率を保障するが、これは3次元モデルの本来の頂点の位置情報を変更させるという問題がある。
即ち、位相切開過程を経た後、更に高い圧縮率のために頂点の位置情報を符号化側で新たにインデクシングを行って復号化側に伝送するようになる。
これにより、デコーダ側では3次元モデルが有していた頂点の本来の位置情報を認識していないため、アニメーションのように、頂点の順序情報を利用しなければならない場合、現在の3次元メッシュコーディング方法ではこれを支援できない。
そして、3次元メッシュにおいて3次元連結情報を分解し、2次元のメッシュマップ(map)、三角形ツリー、頂点グラフを生成させる過程は、圧縮率を非常に高められる効率的な方法であるが、それだけ複雑な演算が多いため、圧縮過程全体において複雑度の多くの部分を占めて位相切開過程は非常に複雑であり、時間と資源の消費が大きい。
本発明はこのような従来技術の問題点を解決するために提案されたものであって、その目的は、位相切開を行わず、量子化された連結情報に対する差分パルスコード変調を適用して変調された連結情報を符号化することによって、3次元メッシュモデルに対するデータ圧縮の複雑度を改善し、圧縮率を向上させることができる低複雑度3次元メッシュ圧縮装置を提供することにある。
そして、本発明の他の目的は、低複雑度3次元メッシュ圧縮装置を用いた3次元メッシュモデルの圧縮方法を提供することにある。
また、本発明の別の目的は、低複雑度3次元メッシュ圧縮方法をコンピュータで行えるプログラムで記録された記録媒体を提供することにある。
本発明の第1の観点として低複雑度3次元メッシュ圧縮装置は、入力された3次元メッシュモデルのデータを分析して頂点情報、前記3次元メッシュモデルの特性を表す属性情報及び前記3次元メッシュモデルを構成する頂点間の連結情報を分離するデータ分析部と、前記頂点情報、属性情報及び連結情報を用いて量子化された頂点情報、属性情報及び連結情報を生成するメッシュモデル量子化部と、前記3次元メッシュモデルの共有頂点間の共有情報を分析する共有頂点分析部と、前記量子化された連結情報に応じて前記3次元メッシュモデルの連続した連結情報の量子化値を用いて差分パルスコード変調予測を行うデータ変調部と、前記量子化された頂点情報、属性情報及び前記差分パルスコード変調された連結情報を符号化したデータを出力する符号化部とを含む。
本発明の第2の観点として低複雑度3次元メッシュ圧縮方法は、入力された3次元メッシュモデルのデータを分析して頂点情報、前記3次元メッシュモデルの特性を表す属性情報及び前記3次元メッシュモデルを構成する頂点間の連結情報を分離する段階と、前記頂点情報、属性情報及び連結情報を用いて量子化された頂点情報、属性情報及び連結情報を生成する段階と、前記3Dメッシュモデルの共有頂点間の共有情報を分析する段階と、前記量子化された連結情報に応じて前記3次元メッシュモデルの連続した連結情報の量子化値を用いてcircular基盤の差分パルスコード変調予測を行う段階と、前記量子化された頂点情報、属性情報及び前記差分パルスコード変調された連結情報を符号化したデータをビットストリームとして生成する段階とを含む。
本発明の第3の観点として前記の低複雑度3次元メッシュ圧縮方法を行うコンピュータプログラムが記録された記録媒体を提供する。
本発明によれば、位相切開を行わず、量子化された連結情報に対する差分パルスコード変調を適用して変調された連結情報を符号化することによって、3次元メッシュモデルに対するデータ圧縮の複雑度を改善し、圧縮率を向上させ、量子化された頂点情報、属性情報、量子化後に変調された連結情報の二進算術符号化、或いは決定ビット符号化を通じて圧縮率を更に向上させるという効果を奏する。
更に、圧縮の複雑度を改善することによって、圧縮された3次元モデルを迅速かつ正確に復元させることができるので、圧縮データの復元効率も向上させる効果がある。
従来の3次元メッシュコーディング符号化装置のブロック図である。 図1に対応する3次元メッシュコーディング復号化装置のブロック図である。 図1により生成された3次元モデルのメッシュ情報の符号化されたビットストリームの全体的な構造を示す図である。 従来の3次元モデルのメッシュに対する位相切開の実行過程を示す図である。 従来の3次元モデルのメッシュに対する位相切開の実行過程を示す図である。 従来の3次元モデルのメッシュに対する位相切開の実行過程を示す図である。 従来の3次元モデルのメッシュに対する位相切開の実行過程を示す図である。 本発明による低複雑度3次元メッシュ圧縮装置のブロック図である。 本発明の実施形態によるBACの例である。 本発明に適用される量子化方法に対する一実施形態を示す図である。 一実施形態による前処理過程のために共有頂点を分析して決定するType情報の概念図である。 一実施形態による前処理過程のために共有頂点を分析して決定するType情報の概念図である。 一実施形態による前処理過程のために共有頂点を分析して決定するType情報の概念図である。 一実施形態による前処理過程のために共有頂点を分析して決定するType情報の概念図である。 サーキュラディファレンスコーディング方法を示すフローチャートである。 AC及びACのための前処理方法を示すフローチャートである。
以下、本発明の好適な実施形態を添付の図面に基づいて詳細に説明する。
図8は、本発明による低複雑度3次元メッシュ圧縮装置のブロック図を示す図である。
図8を参照すれば、本発明による3次元メッシュ圧縮装置は、データ分析部510、メッシュモデル量子化部520、共有頂点分析部521、データ変調部530、エントロピー符号化部540を含み、データ変調部530は前処理部531、差分パルスコード変調部532を含む。
本発明による3次元メッシュモデルの圧縮装置において、データ分析部510は、入力される3次元メッシュモデルのデータを分析してメッシュモデル固有の頂点情報(vertex information)511、3次元メッシュモデルの固有の特性を表す属性情報512、3次元メッシュモデルを構成する頂点間の連結情報513を分離する。
このうち、頂点情報511は3次元メッシュモデルを構成する頂点の3次元位置を表す浮動小数点の3次元の座標で表現されることができ、x、y、zの各軸に整列されて各軸に実数値を有する座標で表現される。
属性情報512は、3次元メッシュモデルを構成するフェースセットの法線、色相及びテクスチャ座標を含むことができる。
連結情報513は、3つ以上の頂点情報が1つの多角形をなすインデックスリストで表現されることができる。
そして、データ分析部510は3次元メッシュモデルの複雑度を演算する演算部(図示せず)を含むことができ、このような演算部は例えば、マイクロ・プロセッサで実現できる。このマイクロ・プロセッサは、3次元メッシュモデルの複雑度値と外部で予め設定した複雑度値とを比較し、3次元メッシュモデルの複雑度値が外部で予め設定した複雑度値を超える場合に、3次元メッシュモデルを複数の部分メッシュに分割できる。また、データ分析部510は、3次元メッシュモデルの頂点情報、属性情報及び連結情報に関するデータを格納するヘッダー(図示せず)を含むことができる。
実質的に、3次元メッシュモデルが相当な数の頂点で表現される場合に3次元メッシュモデルを符号化する過程において過度な演算量による3次元メッシュモデルの圧縮装置で過負荷を起こし、符号化にエラーが発生するおそれがあり、符号化の速度が著しく減少するのを防止するために、外部で予め設定した複雑度値を超える場合、複数の部分メッシュに分割して圧縮装置の過負荷及び演算速度の減少を防止できる。
一方、複雑度は3次元メッシュモデルを形成するフェースセットの数によって決定でき、圧縮装置の使用環境や実施形態に応じて多様に変形可能である。
一方、メッシュモデル量子化部520は、データ分析部510から分析された3次元メッシュモデルの頂点情報511、属性情報512及び3次元メッシュモデルの頂点間の連結情報513を用いて量子化された頂点情報、属性情報を生成できる。
メッシュモデル量子化部520で各値に対する量子化を行う数式は、下記の式1のように表現されることができる。
Figure 0005033261
式1において、floor[]は切り捨て演算を示し、Xは量子化入力値、tは量子化パラメタを意味する。maxとminは入力値の最大値と最小値を示す。
共有頂点分析部521は、3次元メッシュモデルの連結点間の共有情報を分析する。これを便宜上、SVA(Sharable Vertex Analysis)と称する。SVAは以前フェース(face)と現在のフェース間の頂点情報を分析して頂点間の重複性を除去する方法であって、4つのタイプに分けられるが、Type情報(又はモード情報)を求める数式は、下記かっこ[数2]の通りである。下記の式によってType情報は0、1、2、3のうち1つの値を有するようになる。
Figure 0005033261
データ変調部530の前処理部531は、3次元メッシュモデルの量子化された連結情報に与えられたインデックス順に連続したデータ対の差値を演算して前記差値の大きさを減少させるために、データ対内のインデックスの記述順序を連続したデータ対の差値を最小化する。
データ変調部530の差分パルスコード変調部532は、前記メッシュモデル量子化部520で量子化された連結情報に応じて3次元メッシュモデルの連続した連結情報を用いて差分パルスコード変調を行う。
一方、エントロピー符号化部540は、量子化された3次元メッシュモデルの頂点情報、属性情報及び差分パルスコード変調された連結情報を算術符号化、二進算術符号化、或いは決定ビット符号化して3次元メッシュモデルのエントロピー符号化されたデータをビットストリームの形態で出力する。
エントロピー符号化の場合、入力シンボルの符号は1ビットの符号化ビットを挿入することにより決定され、実際のエントロピー符号化は絶対値に適用する。
まず、エントロピー符号化部540における算術符号化(Arithmetic coding:AC)動作について説明すれば、
ACを適用するためには各シンボルに対する確率分布を知っていなければならないが、シンボルの数がモデルの頂点数に比例して増加するので、全てのシンボルの確率を計算するのは難しい。従って、本発明においては、入力値を商と余りに分けてACを行う。頂点座標の場合、量子化ビットの大きさによってシンボルの数が決定され、これは比較的に大きくない値であるため、商と余りの演算なしにそのまま進行できる。
次に、エントロピー符号化部540における決定ビット符号化(Bit Precision Coding:BPC)動作について説明すれば、BPCは入力シンボルをBPL(Bit Precision Length)の整数倍のビット数で表現する方法である。下記の表1には入力シンボルが5、3、8、2である場合、各シンボルがBPLに応じてどのように符号化されるかが説明されている。
Figure 0005033261
まず、BPLが2である場合を説明すると、BPLが2である場合、最大で表現可能な値は「11(2)=3」である。最初の入力シンボルである5=3+2であるため、「11(2)+10(2)」で表すことができる。次の入力シンボル3は「3+0」で表すことができ、これは「11(2)+00(2)」で表現する。このような方法で8=3+3+2の形態である「11(2)+11(2)+00(2)」に、2は「10(2)」に符号化される。復号化する際にはビットストリーム(「11101100」)とBPL(2)を知っている。まず、BPLビットだけ読み取れば、「11(2)=3」が分かる。ところで、「11(2)」は後ろに値が更に付くことができる。従って、次の2ビットを読み取って「10(2)=2」値を求める。これは「11(2)」ではないので、ここで、1シンボルの読み取りを終了し、「3+2=5」の値を復号化する。残りも同様の方式で復号化する。
表1において、BPLが3である場合を説明すると、5は「101(2)」で表現されるが、8は「111(2)+001(2)」で表現される。即ち、表3から分かるように、BPLによってビットストリームの大きさが変わる。本例題ではBPLが3である場合、トータル符号化ビットが15ビットで最も少ないビットが要される。従って、この場合はBPLを3にしてBPCを行う。
前記表1のように、最適のBPLを求めるために、全てのBPLに対してBPCを先に行う過程が必要である。これはかなり時間がかかる要素である。これをより速くするために、下記の表2のように、頻度数テーブルを用いて計算する。
Figure 0005033261
前記表2のように、頻度数テーブルを利用すれば、各シンボルに対してBPLによって必要なビット数を計算し、これをシンボルの頻度数で乗じると、該当シンボルで必要な全てのビット数を計算できる。
シンボルSをBPCするとき、必要なビット数はBPL*floor[S/(2BPL-1)+1]となる。従って、SがF個あれば、全てのSをBPCするのに必要なビット数はF*BPL*floor[S/(2BPL-1)+1]となる。BPLを計算するとき、「BPL=floor[logMax+1]-1」である時までのみ計算する。BPLがこの値以上である場合にはBPCを用いず、一般的な二進数表現方法を用いれば良いためである。従って、BPLが1から「floor[logMax+1]-1」までの総ビット数を計算し、入力シンボルを二進化した時に必要なビット数(総シンボルの数*floor[logMax+1])のうち、最も小さい場合を選択する。
圧縮率を更に向上させるために、テーブル基盤のBPCを用いることができる。表3から分かるように、各シンボルをBPLとペイロードで表現し、BPLはシンボルの大きさによって決定される。
Figure 0005033261
表3のように、入力シンボルの最大値を30と仮定し、入力シンボルが「0 3 2 14」であれば、
・ 0=(BPL、Payload)=(000、-)=「000」
・ 3=(BPL、Payload)=(011、000)=「01100」
・ 2=(BPL、Payload)=(010、-)=「010」
・ 14=(BPL、Payload)=(100、111)=「100111」
即ち、最終的にBPCされた値は「00001100010100111」となる。デコーディング過程は、与えられたBPLを値に、これだけのビットを読み取り、反対の過程を行う。この過程は、ACやホフマンコーディングに比べて非常に速い。
二進算術符号化(Binary Arithmetic Coding:BAC)動作について説明すれば、
二進算術符号化の場合、二進数形態の値がBACの入力値として用いられる。本発明においては、二進数入力値を前処理(preprocessing)を通じてデータの大きさが小さい形態に変換した後、エントロピー符号化部に入力してビットストリームを出力する。あるシンボルの集合が存在する場合、これらのシンボルを二進数で表現するために必要なビット数はその集合の最大値を表現するのに必要なビット数と同一である。このとき、必要なビット数をRBL(Representation Bit Length)として定義する。
図9は、本発明の実施形態によるBACの例であって、入力シンボルが5であり、最大値が1023である場合、即ち、RBLがceil[log(1023+1)]=10である場合を説明する。5は10ビットで表現すれば、二進数「0000000101」で表わされる。符号を表現するために、1ビットの符号ビットを挿入し、この値はビットストリームとして直ちに出力される。本発明においては、符号を除いた入力二進数を、固定されたBPLビット数を有するPrefixと可変の大きさを有するPostfixで表現する。Prefixの値は、LSB(Least Significant Bit)から最も遠くにある1の位置を表す値である。本例題ではceil[log(5+1)]=3である。この値は0〜RBL(=10)の値を有し得るので、ceil[log(RBL+1)]ビットで表現できる。ここで、ceil[]は切り上げ演算である。Prefixはceil[log(RBL+1)]の大きさで定義され、「3=0011(2)」、即ち、4ビットの形態で表現される。Postfixは、原本バイナリ表現においてLSBから最も遠くにある1の次の全体ビットストリームとなる。本例題ではPostfixは「01」である。従って、「0000000101」は前処理過程を経て「Prefix+Postfix=001101」となり、この値がBACの入力となる。
図10は、本発明に適用される量子化方法に対する一実施形態を示す図である。
図10に示すように、最小値が-0.5837であり、最大値を0.8576とすれば、全体区間の大きさは0.8576-(-0.5837)=1.4413となる。全体区間に対して量子化レベルが10であるとすれば、全体区間の大きさである1.4413を1024個の区間に分けると、1区間の大きさは0.0019となり、-0.1849の値は式1の演算方法によって283となる。
Type情報は、図11〜図14に示すように、以前フェースと現在のフェース間で共有される頂点の数を利用して計算される。例えば、以前フェースの頂点インデックスが(0、1、2)であり、現在のフェースの頂点インデックスが(2、3、0)であるとき、インデックス「0」と「2」、即ち、2つのインデックスが共有されるので、Type2が選択される。このようなType情報は、Type0、Type1、Type2、Type3の4つの情報で表現される。
この両データ間の共有関係を利用して符号化されたデータを符号化/復号化するためには、位置(position)情報、方向(face direction)情報、そして、共有されない両頂点インデックス間の差分値が必要である。位置情報は三角形メッシュの場合、0、1、2の3つの値のうち1つで表現される。Type1ではインデックス値が同じ位置情報、Type2では異なる位置情報を符号化する。方向情報は、現在のフェースの方向が以前フェースと同一の方向であるか、異なる方向であるかを示し、これは0と1で表現される。このようなデータは、図8で見られるように、差分パルスコード変調部532で差分パルスコード変調されなければならない。このとき、差分値の範囲を狭めるために、前処理部531で前処理が行われることもある。本発明においては、521と532を1つにしてサーキュラディファレンス(circular difference)符号化する。このように適用された差分値(difference value)をDIV(Differential Index Value)として定義する。
第1に、Type0は以前フェースと現在のフェース間で共有される頂点が1つもない場合を表す。このようなデータを符号化するためには、Type情報と3つのDIVを用いて符号化する。
第2に、Type1は以前フェースと現在のフェース間で共有される頂点が1つである場合を表す。このようなデータを符号化するためには、Type情報、インデックス値が同一である位置情報と2つのDIVを用いて符号化する。
第3に、Type2は以前フェースと現在のフェース間で2つの共有される頂点を有している。このようなデータを符号化するためには、Type情報、インデックス値が異なる位置情報と1つのDIV、そして方向情報を用いて符号化するようになる。
第4に、Type3は以前フェースと現在のフェース間で共有される頂点が3つである場合を表す。このようなデータを符号化するためには、Type情報と方向情報(face direction)を符号化する。
このようにコーディングする場合、1つの問題が発生し得る。テクスチャの場合、テクスチャコーディネート用インデックスを用いなければ、coordIndex値を同一に共有することがある。この場合、復元されたcoordIndex値は回転されてはならない。例えば、前述したType2の場合、(1、2、3)の値が(3、1、2)に復元されることもあり得る。このように復元されれば、メッシュを作る場合には構わないが、テクスチャマッピングのためには問題になり得る。この場合のために、次のような過程が追加される。
・ もし、入力3Dモデルに属性情報があれば、SVAを適用する際にポジション固定情報を追加する。
・ この際に追加されるポジション固定情報は、復元されたcoordIndex値を何回回転しなければならないかに関する情報である。この値は0(1回も回転しない)、1(1回転)、2(2回転)に指定できる。
・ 例えば、原本が(1、2、3)であり、ポジション固定のための回転値が1であり、SVAにより復元された値が(3、1、2)である場合、復元された値を時計回りに1回転し、(1、2、3)にして出力する。
下記の表4は、実際のVRMLデータのcoordIndex値の例題を示すものである。
Figure 0005033261
前記表4において、最初のフェースF1のインデックスは(0、1、2)であり、2番目のフェースF2のインデックスは2、3、0である。この場合、最初のインデックスはそのまま符号化され、2番目のインデックスからSVAが適用される。F2の場合、「0」と「2」の2つが共有されるので、Type2となる。共有されないインデックスは0、1、2の位置のうち、2番目であるため、位置情報は1となる。DIV1の値は「3-1」、即ち、「2」となる。F2を復号化するとき、以前情報F1は予め復号化されている。Tpye情報が2であるため、2つのインデックスが共有され、共有されない1つのインデックスはDIV1から「2(DIV1)+1(F2の位置値1)」、即ち、3が計算される。従って、(0、3、2)に復号化される。方向情報が1であるため、(0、3、2)を反対にして(2、3、0)の値を求めることができる。
図15と下記の表5は、本発明によるDIVの値を減少させるために用いられるサーキュラディファレンス方法で、2種類の差分値を計算して2つのうち、絶対値が小さいものを用いる方法に関する説明である。
Figure 0005033261
図15を参照して、表5のF5のDIV1の場合を説明すると、本例題で用いられるVRMLデータのインデックス最大値は7である。一般的な差分値は「5-0=5」である。この値が図15で見られるように、aに格納される(S300)。この場合、cとp値の大きさ比較段階(S302)でc<pであるので、b=-(7-5+0+1=-3)となる(S306)。更に、aとbの絶対値の大きさ比較段階(S308)でaの絶対値がbの絶対値よりも大きいので、サーキュラディファレンスによる差分値は-3となる。即ち、前記表5のように、サーキュラディファレンスが変更される。このとき、前記図15でb値を計算するとき、両側から「+1」の値を除去しても良い。
先に求められたDIV値を入力として受け、図16のような過程を行う。これに用いられるMaxBitは任意に調節可能である。
前記図16を参照すれば、ここで、floor[]は切り捨て演算である。例えば、データ入力(input)が3000であり(S400)、MaxBitが1024であれば、まず3000%1024、即ち、952がエンコードされ(S402)、入力(input)は「floor[3000/1024]=2」となる(S404)。このとき、入力(input)が「0」となるかを調べ(S406)、入力(input)が「0」でない場合には継続コードが挿入される(S408)。その後、変更された入力(input)2が再び繰り返しエンコードされる。仮りに、入力(input)が「0」になれば、終了コードを挿入し(S410)、次の入力(input)を符号化する。
本発明による低複雑度3次元メッシュ圧縮方法及びこれをなす各段階は、一般的なプログラミング方法を用いてソフトウェア的に、又はハードウェア的に多様に実現できるということは本技術分野における通常の技術を有する者であれば、容易に分かる。
そして、本発明の低複雑度3次元メッシュ圧縮方法及びこれをなす各段階は、コンピュータ読み取り可能な記録媒体にコンピュータ読み取り可能なコードとして実現することが可能である。コンピュータ読み取り可能な記録媒体は、コンピュータシステムによって読み取られるデータが格納されるあらゆる種類の記録装置をいずれも含む。コンピュータ読み取り可能な記録媒体の例としては、ROM、RAM、CD-ROM、CD-RW、磁気テープ、フロッピーディスク、HDD、 光ディスク、光磁気格納装置などが挙げられ、また、キャリアウェーブ(例えば、インターネットを介した伝送)の形態で実現されることも含む。更に、コンピュータ読み取り可能な記録媒体は、ネットワークで連結されたコンピュータシステムに分散され、分散方式でコンピュータ読み取り可能なコードとして格納され、実行されることができる。
以上の通り、本発明はたとえ限定された実施形態と図面により説明されていても、本発明はこれにより限定されるものではなく、本発明の属する技術分野において通常の知識を有する者によって本発明の技術思想と下記に記載する特許請求の範囲の均等な範囲内で多様な修正及び変形が可能であるのはもちろんである。

Claims (18)

  1. 入力された3次元メッシュモデルのデータを分析して頂点情報、前記3次元メッシュモデルの特性を表す属性情報及び前記3次元メッシュモデルを構成する頂点間の連結情報を分離するデータ分析部と、
    前記頂点情報、属性情報及び連結情報を用いて量子化された、前記3次元メッシュモデルの頂点情報及び属性情報を生成するメッシュモデル量子化部と、
    前記3次元メッシュモデルの共有頂点間の共有情報を分析する共有頂点分析部と、
    前記3次元メッシュモデルの連続した連結情報の量子化値を用いてcircular基盤の差分パルスコード変調予測を行うデータ変調部と、
    前記量子化された頂点情報、属性情報及び前記差分パルスコード変調された連結情報を符号化したデータをビットストリームとして出力するエントロピー符号化部と
    を含み、
    前記データ変調部は、
    前記3次元メッシュモデルの前記量子化された連結情報に与えられたインデックス順に連続したデータ対の差値を演算して、前記差値の大きさを減少させるために、データ対内のインデックスの記述順序を連続したデータ対の差値が最小となるように変更する前処理部と、
    前記量子化された連結情報に応じて、前記3次元メッシュモデルの連続した連結情報を用いて差分パルスコード変調予測を行う差分パルスコード変調部と、
    を含む低複雑度3次元メッシュ圧縮装置。
  2. 前記データ分析部は、前記3次元メッシュモデルの複雑度を演算し、演算した前記3次元メッシュモデルの複雑度値が予め設定した複雑度値を超える場合、前記3次元メッシュモデルを複数の部分メッシュに分割するマイクロプロセッサを含むことを特徴とする請求項1に記載の低複雑度3次元メッシュ圧縮装置。
  3. 前記3次元メッシュモデルの複雑度は、フェースセットのフェース数によって決定されることを特徴とする請求項2に記載の低複雑度3次元メッシュ圧縮装置。
  4. 前記連結情報は、1つの多角形を形成する複数の頂点のインデックスを含むインデックスリストで表現されることを特徴とする請求項1に記載の低複雑度3次元メッシュ圧縮装置。
  5. 前記属性情報は、3次元メッシュモデルを形成する1つの多角形の法線、色相及びテクスチャ座標を含むことを特徴とする請求項4に記載の低複雑度3次元メッシュ圧縮装置。
  6. 前記データ分析部は、前記3次元メッシュモデルの幾何学情報、頂点情報、属性情報及び連結情報に関するデータを格納するヘッダーを含むことを特徴とする請求項1に記載の低複雑度3次元メッシュ圧縮装置。
  7. 前記データ変調部は、面を三角形に分割した後に以前面と現在の面間の重なる頂点の数によって複数のタイプに分離してビットを生成する前処理部と、
    前記前処理部で生成したビットが提供されれば、前記3次元メッシュモデルの連続した連結情報を用いて差分パルスコード変調予測を行う差分パルスコード変調部と
    を含むことを特徴とする請求項1に記載の低複雑度3次元メッシュ圧縮装置。
  8. 前記エントロピー符号化部は、前記3次元メッシュモデルの頂点情報、属性情報及び前記差分パルスコード変調された連結情報を算術符号化、二進算術符号化、或いは決定ビット符号化してエントロピー符号化されたデータをビットストリームの形態で出力することを特徴とする請求項1に記載の低複雑度3次元メッシュ圧縮装置。
  9. 入力された3次元メッシュモデルのデータを分析して頂点情報、前記3次元メッシュモデルの特性を表す属性情報及び前記3次元メッシュモデルを構成する頂点間の連結情報を分離する段階と、
    前記頂点情報、属性情報及び連結情報を用いて量子化された、前記3次元メッシュモデルの頂点情報及び属性情報連結情報を生成する段階と、
    前記3Dメッシュモデルの共有頂点間の共有情報を分析する段階と、
    前記3次元メッシュモデルの連続した連結情報の量子化値を用いてcircular基盤の差分パルスコード変調予測を行う段階と、
    前記量子化された頂点情報、属性情報及び前記差分パルスコード変調された連結情報を符号化したデータをビットストリームとして生成する段階と
    を含み、
    前記差分パルスコード変調予測を行う段階は、
    前記3次元メッシュモデルの前記量子化された連結情報に与えられたインデックス順に連続したデータ対の差値を演算して、前記差値の大きさを減少させるために、データ対内のインデックスの記述順序を連続したデータ対の差値が最小となるように変更する段階と、
    前記量子化された連結情報に応じて、前記3次元メッシュモデルの連続した連結情報を用いて差分パルスコード変調予測を行う段階と、
    を含む低複雑度3次元メッシュ圧縮方法。
  10. 前記頂点間の連結情報を分離する段階は、
    前記3次元メッシュモデルの複雑度を演算する段階と、
    演算された前記3次元メッシュモデルの複雑度値と予め設定した複雑度値とを比較した結果に基づいて前記3次元メッシュモデルを複数の部分メッシュに分割する段階と
    を含むことを特徴とする請求項に記載の低複雑度3次元メッシュ圧縮方法。
  11. 前記複雑度は、前記3次元メッシュモデルを形成するフェースセットのフェース数によって決定されることを特徴とする請求項1に記載の低複雑度3次元メッシュ圧縮方法。
  12. 前記連結情報は、1つの多角形を形成する複数の頂点のインデックスを含むインデックスリストで表現されることを特徴とする請求項に記載の低複雑度3次元メッシュ圧縮方法。
  13. 前記属性情報は、3次元メッシュモデルを形成する1つの多角形の法線、色相及びテクスチャ座標を含むことを特徴とする請求項12に記載の低複雑度3次元メッシュ圧縮方法。
  14. 前記頂点間の連結情報を分離する段階は、前記3次元メッシュモデルの頂点情報、属性情報及び連結情報に関するデータを格納する段階を含むことを特徴とする請求項に記載の低複雑度3次元メッシュ圧縮方法。
  15. 前記差分パルスコード変調予測を行う段階は、
    前記3次元メッシュモデルの前記量子化された連結情報に与えられたインデックス順に連続したデータ対の差値を演算して、前記差値の大きさを減少させるために、データ対内のインデックスの記述順序を連続したデータ対の差値が最小となるように変更して前処理する段階と、
    前処理された前記連結情報に応じて前記3次元メッシュモデルの連続した連結情報の量子化値を用いて差分パルスコード変調予測を行う段階と
    を含むことを特徴とする請求項に記載の低複雑度3次元メッシュ圧縮方法。
  16. 前記差分パルスコード変調予測を行う段階は、
    面を三角形に分割した後に以前面と現在の面間の重なる頂点の数によって複数のタイプに分離してビットを生成する前処理段階と、
    前記前処理によるビットが提供されれば、前記3次元メッシュモデルの連続した連結情報の量子化値を用いて差分パルスコード変調予測を行う段階と
    を含むことを特徴とする請求項に記載の低複雑度3次元メッシュ圧縮方法。
  17. 前記データを出力する段階は、前記3次元メッシュモデルの頂点情報、属性情報及び前記差分パルスコード変調された連結情報を算術符号化、二進算術符号化、或いは決定ビット符号化してエントロピー符号化されたデータをビットストリームの形態で生成することを特徴とする請求項に記載の低複雑度3次元メッシュ圧縮方法。
  18. 請求項〜1のいずれか一項に記載の低複雑度3次元メッシュ圧縮方法を行うコンピュータプログラムが記録された記録媒体。
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