JP5031689B2 - ガスメーター計量方法及びガスメーター計量装置 - Google Patents

ガスメーター計量方法及びガスメーター計量装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5031689B2
JP5031689B2 JP2008180277A JP2008180277A JP5031689B2 JP 5031689 B2 JP5031689 B2 JP 5031689B2 JP 2008180277 A JP2008180277 A JP 2008180277A JP 2008180277 A JP2008180277 A JP 2008180277A JP 5031689 B2 JP5031689 B2 JP 5031689B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gas
flow rate
fluctuation
gas meter
flow
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2008180277A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2010019677A (ja
Inventor
和也 藤沢
基維 神崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokyo Gas Co Ltd
Original Assignee
Tokyo Gas Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tokyo Gas Co Ltd filed Critical Tokyo Gas Co Ltd
Priority to JP2008180277A priority Critical patent/JP5031689B2/ja
Publication of JP2010019677A publication Critical patent/JP2010019677A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5031689B2 publication Critical patent/JP5031689B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Measuring Volume Flow (AREA)
  • Details Of Flowmeters (AREA)

Description

本発明は、ガスメーター計量技術に係り、特に、ガス不使用時における誤積算を防止するガスメーター計量方法及びガスメーター計量装置に関する。
大容量ガスメーターに関しては、昼夜のガス圧の変動や温度変化により、ガスを使用していない状態でもメーターの前後でガスが流れることがある。特に、中高圧の供給圧力においてはガス供給圧力の変動幅も大きく(昼夜差で0.1MPa程度の場合もある)、また、メーター下流側配管長も長い(=配管容積が大きい、5m3程度の場合もある)ため、ガス不使用時にメーターを通過する正逆流量も大きくなり、計量上、無視できない値となっている。
従来、ガスの流れの異常検知技術として、ガス漏れ検知に関して以下の文献が開示されている。
特許文献1は、ガバナ付の器具では圧力が変化しても流量は変わらないことを利用して、圧力変動と流量との相関を取り、相関があればガス漏れと判定する。
特許文献2は、ガス漏れの検知をガス配管に圧力変動を与えて、圧力変動と流量との相関を取り、相関があればガス漏れと判定する。
特許文献3は、複数の圧力センサとフローセンサを設けて、隣接する圧力センサの間の相関とフローセンサ出力の相関を取って漏れを判定する。
また、不使用時におけるガス逆流の検知技術に関して、以下の文献が開示されている。
特許文献4は、正逆の流量が測定できるメーターで、バッファのクリアを小流量に限って行うことで通常使用時の積算誤差を防ぐ。
特許文献5は、ガスメーター前後の差圧(圧力損失)とメーターの測定流量の相関を取って(Q=K△P2の関係を、Kの変化が無いかを相関計数の変化の有無で検証していることになる)、計量が正しく行われているかどうかを判定する。
特開平6−265437 特開平7−27658 特開平10−197391 特開2005−249643 特開2001−159548
ガスメーターの計量方式でみると、カルマン渦式流量計は原理的に逆流が計測できない方式であるが、ルーツ式流量計は正逆流の計測精度が異なることから、ガス不使用時にカウントアップする現象が稀に発生することがある。そこで、従来、ルーツ式流量計においてはメーター上流側の圧力変動を除去するため、メーター下流部に逆止弁を設置することがある。
これにより逆流防止は可能となるものの、正方向の誤積算については解消されないという問題がある。また、逆止弁の設置によるコストアップという問題もある。
さらに、最低感度流量を引き上げてガス不使用時の誤積算を排除する方式もあるが、実際に小流量使用している場合にも積算されなくなるという問題がある。
本発明は、このような課題を解決するためのものであって、逆止弁を設置することなく、ガス不使用時における誤積算を防止するガスメーター計量技術を提供するものである。本発明は、以下の内容を要旨とする。すなわち、
第一の発明は、ガス不使用時における誤積算を防止するガスメーター計量方法であって、
(1)ガスメーター上流側配管内の圧力変動(ΔP)の、所定のタイムスパンにおける自己周期性を判定するステップと、
(2)周期性ありと判定したときに、圧力変動(ΔP)とガスメーターの流量変動(ΔQ)との相互相関性を判定するステップと、
(3)相関性ありと判定したときに、下流側配管容積(V)及び前記所定のタイムスパンにおける圧力変動の最大値(ΔPmax)に基づいて求めたガス体積変化量の最大値(ΔVmax)と、その間の流量変動最大値(ΔQmax)と、を比較するステップと、
(4)ガス体積変化量最大値(ΔVmax)と流量変動最大値(ΔQmax)とが実質的に等しいときは、不使用時にガスメーターを介してのガスの流れありと判定するステップと、
(5) ガスの流れありと判定したときは、前記流量変動最大値(ΔQmax)以下の流量については積算対象から除外するステップと、
を含むことを特徴とする。
図6は、本発明の原理を示す図であり、ガス使用時及び不使用時における圧力変動と流量変動の関係を概念的に示している。ガス使用時には、圧力変動が発生しても流量への影響は少ない(同図(a))。特に、器具ガバナ(レギュレータ)を内蔵する機器を使用している場合には、機器通過流量はほとんど変化しない。すなわち、圧力変化と流量変化とは相関関係が低い。これに対して、ガス不使用時において、圧力変動によるメーター越しがある場合には、圧力変動周期に対応する流量変化が検出される(同図(b))。本発明はこの原理を利用して、例えば地区ガバナや専用ガバナの下流側における圧力変動に伴う、ガス不使用時のガスメーターを介しての流れの有無を、圧力変動の「自己周期性」、圧力変動と流量変動の「相互相関性」に基づいて判定するものである。
本発明において、ステップ(1)における「自己周期性」は、例えば異なる圧力変動周期における自己相関係数により判定することができる。具体的には図7において、タイムスパンτをとり、この間における圧力変動波形P(t)と、P(t)から時刻mだけずらしたP(t+m)との相関を、mを順次0から増加させて(a)式のr1を演算することにより求める。ここに、r1が最大となるmが変動周期となる。また、このときのr1の値が1に近いときは、周期性ありと判定する。この場合、mは最大でも1日程度の時間をとれば良い。また、タイムスパンτは、mの値の2倍程度が精度の点から望ましいが、圧力の変動周期をも配慮する必要がある。例えば、昼夜のゆっくりした圧力の変化を想定する場合には1日、近隣のガバナによる瞬時的な圧力変動を想定するのであれば30秒、専用ガバナの下流で少量のガスが使われることによって発生するガバナの間欠的な圧力変動であれば10分、のように圧力変動の形態を想定して定めることが望ましい」
Figure 0005031689
また、ステップ(2)における圧力変動(ΔP)と流量変動(ΔQ)の「相互相関性」は、例えば次式(b)の相互相関係数により判定することができる。(b)式において、r2が1に近い値が得られた場合に相関性ありと判定することが可能である。
Figure 0005031689
さらに、ステップ(3)におけるΔVmaxは、次式(c)により求めることができる。
Figure 0005031689
この場合、昼夜の温度変化を考慮して次式(d)を用いることにより、さらに精度を向上させることができる。
Figure 0005031689
第二の発明は、第一の発明における(1)のステップにおいて、ガス流量(Q)が所定の下限流量以下のときの圧力変動のみを対象として、自己周期性を判定することを特徴とする。
本発明によれば、明らかにガスを使用しているときには判定対象外となるため、必要なときにだけ演算を行うことになり、無駄な判定ステップを省くことができる。これにより、計算に要する時間や消費電力も少なくて済む。
第三の発明は、ガス不使用時における誤積算を防止するガスメーター計量方法であって、
(6)所定のタイムスパンについて、ガスメーター上流側配管内の圧力変動(ΔP)と、ガスメーターの流量変動(ΔQ)との相関性を判定するステップと、(7)相関性ありと判定したときに、所定のタイムスパンにおける流量変動最大値(ΔQmax)が閾値(ΔQth)以下のときは、ガスメーターを介してのガスの流れありと判定するステップと、(8) ガスの流れありと判定したときは、流量変動最大値(ΔQmax)以下の流量については積算対象から除外するステップと、を含むことを特徴とする。
本発明によれば、第一の発明と比較して精度は多少低下するものの、より簡易に誤積算を回避することができる。
第四の発明は、ガス不使用時における誤積算を防止するガスメーター計量装置であって、 随時検出される供給圧力及び瞬時流量データを取り込んで一旦格納する格納手段と、圧力変動値(ΔP)及び流量変動値(ΔQ)に基づいて、圧力変動と流量変動の相関性を演算する演算手段と、圧力変動と流量変動の相関性があるときに、所定の閾値と流量変動最大値(ΔQmax)とを比較して、検出流量データの積算可否を判定する積算判定手段と、を備えて成ることを特徴とする。
本発明によれば、ルーツメーターを用いる場合であっても逆止弁が不要となるという効果がある。
また、新たなハードウエアを追加することなく、不使用時の誤積算を防止することが可能となる。
また、単に最低感度流量を引き上げる方式と比較して、ガス計量の取りこぼしを予防できるという効果がある。
以下、本発明の実施形態について、図1乃至5を参照してさらに詳細に説明する。なお、本発明の範囲は特許請求の範囲記載のものであって、以下の実施形態に限定されないことはいうまでもない。
(第一の実施形態)
ガス供給網には、専用ガバナを介して端末機器を使用する事業所・工場等が含まれることもある。専用ガバナは、ガス消費量の大きな需要家に設けられることが一般的である。しかし、大流量用の専用ガバナの下流側で、たとえば小型湯沸器などの小流量の機器が使われると、ガバナの動作が間欠的になって圧力が周期的に変化し、ガス供給網の圧力が変動することがある。本実施形態は、このようなケースにおけるガスメーター誤積算防止制御方法に関する。
図1は、ガス供給網20の末端部21の需要家構成を示す図である。図2は、本発明の一実施形態に係るガスメーター計量装置1のブロック構成を示す図である。図3は、専用ガバナ作動に伴うガス供給網末端部21への影響を示す図である。図4は、ガスメーター計量装置1の制御フローを示す図である。
図1を参照して、ガス供給網20の末端部21は供給管5及び供給管6に分岐し、それぞれ需要家A、Bに接続している。需要家A側にはガスメーター(計量装置)1、端末機器3が接続されている。また、需要家B側には専用ガバナ4が設けられており、その下流側にガスメーター12及び端末機器として小型湯沸器11a、ガスエンジン11bが接続されている。
図2を参照して、ガスメーター計量装置1はメーター本体2と、積算手段7と、圧力センサ9と、温度センサ10と、表示部8と、を主要構成として備えている。メーター本体2は、内部を流れるガスの瞬時流量、供給圧力、ガス温度を検知して流量積算手段7に出力するように構成されている。
流量積算手段7は、メーター本体2から出力される検出データを取り込んで、温度、圧力を考慮して標準状態の流量に補正する流量補正部7aと、補正後のデータを一旦保存するデータ格納部7bと、流量積算可否判定のための演算を行う演算部7cと、演算結果に基づいて流量データの積算可否を判定する積算判定部7dと、積算対象に判定された流量データを順次積算する流量積算部7eと、積算閾値を定期的に更新して格納する閾値格納部7fと、を備えている。なお、積算手段7は、CPU、クロック、RAM、ROM、バス、I/Oインターフェースを備えたマイコンにより実装できる。流量積算部7eに順次積算されていく積算データは、表示部8に表示されるように構成されている。
ガスメーター計量装置1は以上のように構成されており、次に本実施形態におけるガス流量積算制御方法について説明する。
図3を参照して、本実施形態は需要家Bにおいて、同図(a)に示すように時刻t0において、ガス流量がV1からV2に変化した状態を想定している。これは、ガスエンジン11b使用から小型湯沸器11a使用に変化したような場合に生じる。この場合、専用ガバナ4下流側の圧力は同図(b)のように変動し、また、専用ガバナ4上流側(すなわち需要家A側)では、同図(c)のような圧力変動となる。
以下のガス流量積算制御方法は、同図(c)のような圧力変動に対応するものであり、専用ガバナ4の下流側において、所定のタイムスパンτの圧力、流量変動に対する積算判定を想定している。
図4を参照して、メーター本体2において検知されるガス瞬時流量、供給圧力、温度データは、随時流量積算手段7に出力され(S101)、温度、圧力を考慮して標準状態の流量Qcに補正される(S102)。補正後のデータは一旦、データ格納部7aに格納される(S103)。
次に、演算部7c及び積算判定部7dで実行される流量積算対象是非の判定フローについて説明する。第一ステップとして、所定のタイムスパンτにおける瞬時流量Qが、常に下限流量Q0以下か否かが判定される(S104)。Q0を超えるときは、実際にガス使用ありと判定され、この間の標準状態流量Qcは積算の対象となる(S110)。Q0以下のときは、タイムスパンτにおける圧力変動周期性が判定される(S105)。判定は、上述(a)式により演算される自己相関係数r1に基づいて行われる。r1<0.9のときは周期性なしと判定され(S105においてNO)、この間の標準状態流量Qcは積算の対象となる(S110)。
r1≧0.9以上のときは周期性ありと判定され(S105においてYES)、タイムスパンτの検出データに関して、次のステップに移行する。すなわち、上述の(b)式に基づいて、圧力変動(ΔP)と流量変動(ΔQ)の相互相関性が判定される(S106)。ここで、r2<0.9のときは相関性なしと判定され(S105においてNO)、この間の標準状態流量Qcは積算の対象となる(S110)。
r2≧0.9以上のときは相関性ありと判定され(S106においてYES)、次のステップに移行する。すなわち、最大容積変化(ΔVmax)及び流量変動最大値(ΔQmax)が演算される(S107)。ここに、ΔVmaxは、メーター下流側配管の容積VとΔPの最大値(ΔPmax)を用いて上述(c)式により演算される。また、ΔQmaxは、タイムスパンτにおける実際の検出値Qより求めることができる。
次いで、ΔVmaxとΔQmaxとが比較される(S108)。ΔVmaxとΔQmaxとがほぼ等しい(ΔVmax≒ΔQmax)ときは、タイムスパンτにおけるΔQmax以下の瞬時流量データQcは流量積算対象から除外される(S109)。一方、ΔVmaxとΔQmaxとが異なるときは、Qcは流量積算対象となる(S110)。上記各ステップにおいて流量積算対象となった流量データは、流量積算部7fに取り込まれ、さらに表示部に累積表示されていく。
なお、本実施形態ではΔQmaxをタイムスパンごとに演算する形態としたが、学習機能を用いて所定の期間(例えば季節単位等)の最大値を順次更新して閾値更新部7fに格納していき、この値をΔQmaxとして用いる形態とすることもできる。これにより季節による通過流量変化にも対応が可能となる。
また、積算手段7をメーター本体とは独立に設ける形態としたが、本体内に組み込む形態とすることもできる。
また、全ての検知データに基づいて閾値を求める形態としたが、所定の下限流量以下の流量データのみを対象として閾値を求める形態とすることもできる。
(第二の実施形態)
次に、本発明の他の実施形態について説明する。本実施形態は圧力変動と流量変動との相互相関性のみに基づいて積算対象可否判定を行う形態に関する。本実施形態の構成は、上述のガスメーター計量装置1と同一であるので、重複説明を省略する。
次に図5を参照して、本実施形態におけるガス流量積算制御方法について説明する。本制御についても、所定のタイムスパンτの圧力、流量変動に対する積算判定を想定している。
初期状態において、固定閾値(ΔQ’th)が設定されている(S201)。メーター本体2において検知されるガス瞬時流量、供給圧力、温度データは随時出力され(S202)、流量補正部7aにおいて圧力、温度補正された後(S203)、データ格納部7bに格納される(S204)。
次に、演算部7cにおいて、上述(b)式により圧力変動と流量変動の相互相関性が判定される(S205)。r2≧0.9以上のときは相互相関性ありと判定され(S205においてYES)、さらに流量補正値Qcと固定閾値ΔQ’thとが比較される(S206)。ΔQ’th未満の流量データは流量積算対象から除外される(S207)。
S205において相互相関性なし、又はS206においてQc≧ΔQ’thのときは、補正流量値は流量積算部7eに取り込まれる(S208)。
本発明は、都市ガスメーターのみならず、他の気体流量計の圧力変動に伴う誤積算対策技術として広く利用可能である。
第一の実施形態に係るガスメーター計量装置1の機能ブロックを示す図である。 ガスメーター計量装置1の制御フローを示す図である。 専用ガバナ作動に伴うガス供給網末端部への影響を示す図である。 第一の実施形態の制御フローを示す図である。 第二の実施形態の制御フローを示す図である。 ガス使用時及び不使用時における圧力変動と流量変動の関係を示す図である。 圧力変動の自己周期性判定概念を示す図である。
符号の説明
1・・・ガスメーター計量装置
2・・・メーター本体
3、11a、11b・・・端末機器
4・・・専用ガバナ
5、6・・・供給管
7・・・流量積算手段
7a・・・流量補正部
7b・・・データ格納部
7c・・・演算部
7d・・・積算判定部
7e・・・流量積算部
7f・・・閾値格納部
8・・・表示部
9・・・圧力センサ
10・・・温度センサ
20・・・ガス供給網

Claims (4)

  1. ガス不使用時における誤積算を防止するガスメーター計量方法であって、
    (1)ガスメーター上流側配管内の圧力変動(ΔP)の、所定のタイムスパンにおける自己周期性を判定するステップと、
    (2)周期性ありと判定したときに、圧力変動(ΔP)と流量変動(ΔQ)との相関性を判定するステップと、
    (3)相関性ありと判定したときに、下流側配管容積(V)及び前記所定のタイムスパンにおける圧力変動の最大値(ΔPmax)に基づいて求めたガス体積変化量の最大値(ΔVmax)と、その間の流量変動最大値(ΔQmax)と、を比較するステップと、
    (4)ガス体積変化量最大値(ΔVmax)と流量変動最大値(ΔQmax)とが実質的に等しいときは、不使用時にガスメーターを介してのガスの流れありと判定するステップと、
    (5) ガスの流れありと判定したときは、前記流量変動最大値(ΔQmax)以下の流量については積算対象から除外するステップと、
    を含むことを特徴とするガスメーター計量方法。
  2. 前記(1)のステップにおいて、ガス流量(Q)が所定の下限流量以下のときの圧力変動のみを対象として、自己周期性を判定することを特徴とする請求項1に記載のガスメーター計量方法。
  3. ガス不使用時における誤積算を防止するガスメーター計量方法であって、
    (6)所定のタイムスパンについて、ガスメーター上流側配管内の圧力変動(ΔP)と、ガスメーターの流量変動(ΔQ)との相関性を判定するステップと、
    (7)相関性ありと判定したときに、所定のタイムスパンにおける流量変動最大値(ΔQmax)が閾値(ΔQth)以下のときは、ガスメーターを介してのガスの流れありと判定するステップと、
    (8) ガスの流れありと判定したときは、流量変動最大値(ΔQmax)以下の流量については積算対象から除外するステップと、
    を含むことを特徴とするガスメーター計量方法。
  4. ガス不使用時における誤積算を防止するガスメーター計量装置であって、
    随時検出される供給圧力及び瞬時流量データを取り込んで一旦格納する格納手段と、
    圧力変動値(ΔP)及び流量変動値(ΔQ)に基づいて、圧力変動と流量変動の相関性を演算する演算手段と、
    圧力変動と流量変動の相関性があるときに、所定の閾値と流量変動最大値(ΔQmax)とを比較して、検出流量データの積算可否を判定する積算判定手段と、
    を備えて成ることを特徴とするガスメーター計量装置。
JP2008180277A 2008-07-10 2008-07-10 ガスメーター計量方法及びガスメーター計量装置 Expired - Fee Related JP5031689B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008180277A JP5031689B2 (ja) 2008-07-10 2008-07-10 ガスメーター計量方法及びガスメーター計量装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008180277A JP5031689B2 (ja) 2008-07-10 2008-07-10 ガスメーター計量方法及びガスメーター計量装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010019677A JP2010019677A (ja) 2010-01-28
JP5031689B2 true JP5031689B2 (ja) 2012-09-19

Family

ID=41704740

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008180277A Expired - Fee Related JP5031689B2 (ja) 2008-07-10 2008-07-10 ガスメーター計量方法及びガスメーター計量装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5031689B2 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5984457B2 (ja) * 2012-03-30 2016-09-06 大阪瓦斯株式会社 ガスメーター
JP6355416B2 (ja) * 2014-05-09 2018-07-11 パナソニック株式会社 ガス遮断装置
JP7384551B2 (ja) * 2017-03-14 2023-11-21 株式会社堀場エステック 診断システム、診断方法、診断プログラム及び流量制御装置。
CN114235108B (zh) * 2021-12-24 2023-08-15 华中科技大学无锡研究院 基于数据分析燃气流量计异常状态检测方法和装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2010019677A (ja) 2010-01-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4591249B2 (ja) 流量計
EP2869038B1 (en) Fluid measurement device
US20070028632A1 (en) Chiller control system and method
CN105518419A (zh) 绝压和差压传感器
US8155911B2 (en) Flow rate measurement device
RU2572461C2 (ru) Измеритель расхода потока среды
JP5031689B2 (ja) ガスメーター計量方法及びガスメーター計量装置
EP3779376B1 (en) Gas safety device
KR102017769B1 (ko) 보일러의 증기량 계측 방법, 보일러의 부하 분석 방법, 보일러의 증기량 계측 장치 및 보일러의 부하 분석 장치
JP5428518B2 (ja) ガス遮断装置
US20220146293A1 (en) Measuring system for measuring a mass flow rate, a density, a temperature and/or a flow velocity
US20110004423A1 (en) Flowmeter
JP5846724B2 (ja) 調整器診断システム、調整器診断装置及び調整器診断方法
JP5618623B2 (ja) 漏洩検知システム、漏洩検知装置及び漏洩検知方法
JP5046057B2 (ja) ガス遮断装置
JP5150537B2 (ja) ガスメーター及び流量計測における誤差の検知方法
RU2531030C1 (ru) Объемный расходомер
JP6405519B2 (ja) 流量計
EP3751240B1 (en) Flow rate measurement device and embedded gas meter
JP4933305B2 (ja) 導圧管詰まり検出装置及び導圧管詰まり検出方法
JP2017181399A (ja) ガスメータの管理システム
JP3412940B2 (ja) マイコンメータ
JP2002188949A (ja) 微少漏洩判定方式及びその補助装置
RU2531032C1 (ru) Способ измерения расхода среды
JP4158989B2 (ja) 高精度流量計の形成方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20100316

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120330

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120626

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120627

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150706

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees