JP5025583B2 - 送風装置及び加湿機 - Google Patents

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Description

本発明は筒形のハウジングの内部に、該ハウジングの軸心に沿う方向への気流を生じさせる送風装置及び該送風装置を備える加湿機に関する。
近年、健康指向の高まりにより、室内の空気に適度の湿度を与えるための加湿機が広く用いられており、特に、水の蒸発を伴わずに加湿を実現する気化式の加湿機は、室内温度を変えずに湿度調整をなし得ることから、その普及が拡大している。
気化式の加湿機は、吸気口と送気口とを結ぶ送風路の内部に、水を含侵させた加湿フィルタを送風ファンと共に配してある。この加湿機は、前記送風ファンの動作により吸気口から送風路内に導入された空気を、前記加湿フィルタに通して、気化水分を含む湿り空気にし、該湿り空気を前記加湿フィルタの下流側に送り出し、送気口を経て外部(室内)に送出する。
最近では、多くの水分を室内に供給する加湿機の需要が高まっている。このため、大風量を得るべく送風ファンとして軸流ファンを使用し、大量の湿り空気を室内に送出して、加湿性能の向上要求に対応した加湿機が提案されている(特許文献1参照)。
特開2000−356373号公報
さて特許文献1に記載の加湿機を使用して、更なる加湿性能の向上を図るためには、軸流ファンの羽根車の直径を大きくするか又は軸流ファンを高回転数で回転させて風量を増加させることが考えられる。
しかしながら軸流ファンの羽根車の直径を大きくすると、軸流ファンを収容するハウジングの直径も大きくなり、加湿機が大型になるという問題が生じる。また軸流ファンを高回転数で回転させると、加湿機の運転音が大きくなるという問題が生じる。
本発明は斯かる事情に鑑みてなされたものであり、運転音を小さくし、大型化せずに大風量を得られる送風装置を提供し、この送風装置の使用により加湿性能の向上要求に応え得る加湿機を提供することを目的とする。
本発明に係る送風装置は、筒形のハウジング内に気流を発生させて、軸心に沿う方向への送風を行う送風装置において、軸流羽根を有する複数の羽根車を前記ハウジング内にて同軸的に並設してあり、一の羽根車の直径は、該羽根車よりも上流側に位置しており、該羽根車に相隣る他の羽根車の直径よりも小さく、前記一の羽根車及び他の羽根車の軸流羽根はそれぞれ逆向きに捻ってあることを特徴とする。
本発明においては、ハウジング内にて、軸流羽根を有する複数の羽根車を同軸的に並設することによって、羽根車を高回転数で回転させることなく、またハウジングを大きくせずに大風量を得て、送風装置の運転音を抑制する。またハウジング内を通流する空気は、上流側に位置する羽根車を通過するときに、遠心力を受けて軸心に対して斜めに流れ、下流側に位置する羽根車の外側に集中することに着目し、下流側に位置する羽根車の直径を上流側に位置する羽根車の直径よりも小さくして、この羽根車によって、ハウジングの軸心付近を流れる空気を集中的に加速し、羽根車に無駄な動作をさせることなく効果的に風量を増加させる。
また本発明においては、前記一の羽根車及び他の羽根車の軸流羽根をそれぞれ逆向きに捻って運転音を抑制する。
本発明に係る送風装置は、前記一の羽根車の外周と前記ハウジングの内周との隙間が、前記他の羽根車の外周と前記ハウジングの内周との隙間よりも大きいことを特徴とする。
本発明においては、下流側に位置する羽根車の外周とハウジングの内周との隙間を大とし、上流側に位置する羽根車から遠心力を受けて、下流側に位置する羽根車の外周に集中する気流が通流するための十分な大きさの通路を確保して、それぞれの羽根車の外周とハウジングの内周との隙間で発生する風切り音を抑制する。
本発明に係る送風装置は、前記ハウジング内に固定してあり、前記ハウジングの軸長方向の両側に突出する出力軸を有するモータを備え、該出力軸の両突出端部に前記羽根車をそれぞれ固定してあることを特徴とする。
本発明においては、ハウジングの軸長方向の両側に突出する出力軸を有するモータを使用し、出力軸の両突出端部のそれぞれに羽根車を固定することによって、モータを含めた送風装置の軸長寸法を短縮する。
本発明に係る加湿機は、空気を加湿する加湿ユニットを備える加湿機において、前記送風装置を備え、前記加湿ユニットにより加湿された空気を前記送風装置により送出するようにしてあることを特徴とする。
本発明においては、大風量を発生し得る送風装置を使用することによって、加湿ユニットにて加湿され、室内へ供給される湿り空気の送出量を大とし、加湿性能の向上要求に応える。
本発明に係る送風装置は、筒形のハウジング内に気流を発生させて、軸心に沿う方向への送風を行う送風装置において、軸流羽根を有する複数の羽根車を前記ハウジング内にて同軸的に並設してあり、一の羽根車の外周と前記ハウジングの内周との隙間が、前記羽根車よりも上流側に位置しており、前記羽根車に相隣る他の羽根車の外周と前記ハウジングの内周との隙間よりも大きく、前記一の羽根車及び他の羽根車の軸流羽根はそれぞれ逆向きに捻ってあることを特徴とする。
本発明においては、羽根車の大きさに拘わらず、下流側に位置する羽根車の外周とハウジングの内周との隙間を大とし、上流側に位置する羽根車から遠心力を受けて、下流側に位置する羽根車の外周に集中する気流が通流するための十分な大きさの通路を確保して、それぞれの羽根車の外周とハウジングの内周との隙間で発生する風切り音を抑制する。
また本発明においては、前記一の羽根車及び他の羽根車の軸流羽根をそれぞれ逆向きに捻って運転音を抑制する。
本発明に係る送風装置及び加湿機にあっては、前記ハウジング内にて、軸流羽根を有する複数の羽根車を軸方向に並設することによって、ハウジングを大きくせずに、羽根車を低回転数で回転させて可及的に大風量を得て、送風装置の運転音を抑制することができる。また下流側に位置する羽根車の直径を、上流側に位置する羽根車の直径よりも小さくして、下流側に位置する羽根車によって、ハウジングの軸心付近を流れる空気を集中的に加速し、羽根車に無駄な動作をさせることなく効果的に風量を増加させることができる。また平面的に見た場合に、ハウジング内にて複数の羽根車は重なり、ハウジング内における複数の羽根車の占有面積は羽根車1個分で済むので、送風装置の小型化を図ることができる。
以下本発明をその実施の形態を示す図面に基づいて詳述する。図1は本発明に係る送風装置を備える加湿機の構成を示す模式的側面断面図である。
図示の加湿機は、空気を加湿する加湿ユニット1と、該加湿ユニット1の上側に取り付けてあり、空気を送出する送風ユニット2を備えている。前記加湿ユニット1は、軸心を縦向きとして設置される円筒形の筐体6を備えている。筐体6の内部は、隔壁10により上下に分割され、上部の送風路5と下部のタンク室11とが形成されており、タンク室11の内部に貯水タンク3が収容してある。
筐体6の周壁には、送風路5の下部に位置して吸気口18が開設されている。送風路5の内部には、不織布製のシート材を蛇腹状に折り重ねて構成された加湿フィルタ4が、送風路5とタンク室11とを仕切る隔壁10を支えとし、吸気口18の内側全面に対向するように配してある。加湿フィルタ4を構成する不織布は、高い含水性を有すると共に、通気が可能な材料である。
加湿フィルタ4の下部を支える隔壁10は、周縁を上向きに立ち上げて皿形に成形され、適宜量の水の貯留が可能な排水パンを構成している。この隔壁10には、上面の最下位置に開口を有して下部の収容室内に延びる環流管12が連設され、また上下方向に貫通するように給水管13が固設してある。タンク室11の内部に延びる給水管13の下部は、隔壁10の下面と平行をなすように屈曲されており、その中途には給水ポンプ14が設けてある。また送風路5の内部に延びる給水管13の上部は、加湿フィルタ4の上位置に配した給水パン15に接続されている。
給水パン15は、適宜量の水の貯留が可能な皿体であり、リング形に成形されている。該給水パン15の底面には、小径の水落ち孔16、16、・・・、16が、加湿フィルタ4の上位置に開口するように複数設けてある。
隔壁10の下側のタンク室11は、一側面の全面に開口を有している。貯水タンク3は、内部に水を貯留する中空の水槽であり、前記開口を経てタンク室11に着脱可能としてある。
貯水タンク3には、天板3aの所定部位を上下方向に貫通するように戻り管31及び吸水管32が固設してある。天板3aの上方に適長突出する戻り管31の上端には、漏斗状に拡径されて開口する水受け口33が設けてある。この水受け口33は、タンク室11の内部の所定位置に貯水タンク3が収容されたとき、図1に示すように、隔壁10からタンク室11内に延びる環流管12の下端の開口に連通するようになしてある。また天板3aの下方に延びる戻り管31の下端は、貯水タンク3の底板3bから適長離隔して対向させてある。
一方天板3aの上方に突出する吸水管32の上部は、タンク室11の内奥に向けて天板3aと平行をなして屈曲しており、吸水管32の上部先端には接続部34が設けてある。この接続部34は、タンク室11の内部に貯水タンク3が収容されたとき、図1に示すように、隔壁10からタンク室11の内部に延びる給水管13の端部に嵌め込まれ、該給水管13と液密に接続されるようになしてある。また、天板3aの下方に延びる吸水管32の下端は前記戻り管31と同様に、貯水タンク3の底板3bから適長離隔して対向させてある。
また貯水タンク3の内部には、底板3bから所定長離れた高さ位置に水位センサ35が取り付けてある。この水位センサ35は、例えば、貯水タンク3の内部の貯留水から受ける浮力によって上下に揺動するフロートを備え、貯留水の水面レベルが所定レベル以下となった場合にオン動作するように構成されたフロートスイッチであり、後述する運転中に貯水タンク3内の貯留水が不足していることを使用者に報知すべく設けてある。
次に送風ユニット2の構成について詳細に説明する。図2は送風ユニット2の略示側面断面図、図3は、図2のIII―III線における模式的平面断面図である。
送風ユニット2は、前記筐体6の上端開口部に底面を上として取り付けた有底円筒形のハウジング21を備えている。該ハウジング21の上面には送気口26が開設してある。また前記ハウジング21の内側には、モータ22が取り付けられている。該モータ22は、ハウジング21の内周から内向きに突出する複数の支持杆23、23、・・・、23によって支持され、ハウジング21と同軸になっている。
前記モータ22は、ハウジング21の軸心上にて上下に突出する出力軸22aを備えている。出力軸22aの下方への突出端部には第1羽根車24が嵌着されており、該第1羽根車24は複数の第1軸流羽根24a、24a、・・・、24aを備えている。一方出力軸22aの上方への突出端部には第2羽根車25が嵌着されており、該第2羽根車25は複数の第2軸流羽根25a、25a、・・・、25aを備えている。
また図2に示す如く、前記第1羽根車24の直径D1は前記第2羽根車25の直径D2よりも大きくなっており、第2羽根車25の外周とハウジング21の内周との間隙距離Yは、第1羽根車24の外周とハウジング21の内周との間隙距離Xよりも大きくなっている。
図4は第1軸流羽根24a及び第2軸流羽根25aの形成態様を説明する説明図である。図4においては第1羽根車24及び第2羽根車25の周面を展開して示してある。
第1軸流羽根24aは、図4に示すように、ハウジング21の軸心に対し傾斜した弓形断面を有し、また第2軸流羽根25aは、第1軸流羽根24aと同方向に傾斜した弓形断面を有している。第1軸流羽根24aは下流側を凸とした反りを有しており、第2軸流羽根25aは、上流側を凸とした反りを有している。換言すれば、第1軸流羽根24a及び第2軸流羽根25aはそれぞれ逆向きに捻ってある。
以上の如く構成された加湿機は、図1に示すように、適量の水を貯留する貯水タンク3をタンク室11の内部にセットして使用される。このとき、前述したように、貯水タンク3の戻り管31は上端の水受け口33を介して環流管12に連通され、同じく吸水管32は上部の接続部34を介して給水管13に液密に接続される。
この状態で図示しない運転スイッチをオン操作すると、給水ポンプ14が駆動され、またモータ22が駆動して、出力軸22aが回転し、図2の矢印にて示すように、第1羽根車24及び第2羽根車25が一方向に回転する。第1羽根車24及び第2羽根車25の回転により、送風路5の内部には、図1の破線矢符にて示すように、吸気口18を経て外気が導入され、導入された外気は加湿フィルタ4を通気して内側に抜け出る。内側に抜け出た外気は、上向きに方向を変え、リング形の給水パン15の中央開口部を通流して、送風ユニット2内に送られる。そして送風ユニット2内に送られた外気は、第1羽根車24及び第2羽根車25を経て、送気口26から室内に送り出される。
一方、給水ポンプ14の駆動により、該給水ポンプ14を備える吸水管13中に貯水タンク3内部の貯留水が吸い上げられ、給水管13を経て給水パン15に送られる。給水パン15に送られた水は、リング形をなす給水パン15の全周に行き渡って滞留した後、底面に開設された水落ち孔16、16、・・・、16を経て加湿フィルタ4上に流下する。加湿フィルタ4を構成する不織布シートは、高い含水性を有しており、水落ち孔16、16、・・・、16から流下する水は、加湿フィルタ4に含侵保持される。
このような加湿フィルタ4には、前述の如く吸気口18から導入される空気が通流しており、該加湿フィルタ4に含まれた水は、通気中に気化して混入するから、送風路5内で前述の如く方向転換して、送気口26から室内に送り出される空気は湿り空気となり、前記室内を加湿することができる。
次に送風ユニット2内における気流の経路について詳細に説明する。図5は送風ユニット2の略示拡大側面断面図である。図5において、破線で表記した線は気流を表しており、第1羽根車24の外周を通過する気流をF1、第1羽根車24の軸部分を通過する気流をF2としてある。
図中F1にて示すように、前記第1羽根車24の外周を通過する空気は、第1羽根車24を通過するときに、第1羽根車24から軸方向への圧力を受けると共に遠心力を受けて軸方向に対して斜めに流れ、前記第2羽根車25の外側に集中する。そして第2羽根車25の外側に集中した空気は、第2羽根車25の外周と前記ハウジング21の内周との隙間を通流する。
一方、図中F2にて示すように、前記第1羽根車24の軸心付近を通過した空気は、前記第2羽根車25を通過するときに軸方向への圧力を受けて加速され、ハウジング21の内周に沿って上昇する。
実施の形態に係る送風ユニット2にあっては、ハウジング21内にて、軸方向に沿って第1羽根車24及び第2羽根車25を直列に配置してあるので、平面的に見ると第1羽根車24及び第2羽根車25は重なり、ハウジング21の直径を大きくする必要がない。また第1羽根車24及び第2羽根車25によって大風量が得られるので、第1羽根車24及び第2羽根車25の回転数を小さくすることができ、送風ユニット2の運転音を抑制することができる。また第2羽根車25の直径を第1羽根車24の直径よりも小さくすることによって、第1羽根車24の軸心付近を通過した空気を、第2羽根車25によって集中的に加速し、第2羽根車25に無駄な動作をさせることなく風量を増加させることができる。
また実施の形態に係る送風ユニット2にあっては、第2羽根車25の外周とハウジング21の内周との間隙距離Yは、第1羽根車24の外周とハウジング21の内周との間隙距離Xよりも大きくなっており、第2羽根車25の外周とハウジング21の内周との間に空気が通流するための大面積の通路が確保されている。このため第2羽根車25の外周に集中する空気が、第2羽根車25の外周とハウジング21の内周との間を通過するときに発生する風切り音を抑制することができる。
また実施の形態に係る送風ユニット2にあっては、第1軸流羽根24aの反りの向きと第2軸流羽根25aの反りの向きとを逆にしている。この理由は、送風ユニット2を備えた加湿器の運転音を抑制するためである。
実証実験によれば、第1軸流羽根24a及び第2軸流羽根25aの反りの向きを同じにした場合に計測される送風ユニット2を備えた加湿機の運転音は、略54[dB]であった。一方、第1軸流羽根24a及び第2軸流羽根25aの反りの向きを逆にし、その他の条件を前記計測における条件と同じにして計測される送風ユニット2を備えた加湿機の運転音は、略49[dB]であった。つまり第1軸流羽根24a及び第2軸流羽根25aの反りの向きを逆にすることによって、送風ユニット2を備えた加湿機の運転音は略5[dB]低下し、加湿機の静音化を図ることができる。
なお前記その他の条件は、ハウジング21の直径:170[mm]、第1羽根車24の直径D1:164[mm]、第2羽根車25の直径D2:146[mm]、第1羽根車24の外周とハウジング21の内周との間隙距離X:3[mm]、第2羽根車25の外周とハウジング21の内周との間隙距離Y:12[mm]、第1羽根車24及び第2羽根車25の回転数:略1600[rpm]である。
また実施の形態に係る送風ユニット2にあっては、出力軸22aの下方及び上方へ突出した突出端部に、第1羽根車24及び第2羽根車25をそれぞれ嵌着してある。これによりモータ22を含めた送風ユニット2の軸長寸法を短縮し、送風ユニット2の小型化を図ることができる。
また実施の形態に係る加湿機にあっては、大風量を発生し得る送風ユニット2を加湿ユニット1に設けることによって、加湿ユニット1にて加湿された湿り空気の室内への送出量を増加させることができるので、加湿機の加湿性能を向上させることができる。
なお実施の形態に係る送風ユニット2が備える羽根車は二つであるが、送風ユニット2は三つ以上の羽根車を備えていても良い。また実施の形態に係る加湿機においては、加湿ユニット1に送風ユニット2を取り付けているが、加湿ユニット1と送風ユニット2とを一体にしても良い。
また実施の形態に係る送風ユニット2においては、第1羽根車24の直径は第2羽根車25よりも大きいが、第1羽根車24及び第2羽根車25の直径を略同じにし、ハウジング21の上流部分の直径を小さくし、ハウジング21の下流部分の直径を大きくして、第1羽根車24の外周とハウジング21の内周との間隙距離を、第2羽根車25の外周とハウジング21の内周との間隙距離よりも小さくしても良い。例えばハウジング21の上流部分を大径の円筒にし、ハウジング21の下流部分を小径の円筒にして、両円筒を連ねることが考えられる。またハウジング21を、上流に向かうに従って拡径した円筒にすることが考えられる。
本発明に係る送風装置を備える加湿機の構成を示す模式的側面断面図である。 送風装置の略示側面断面図である。 図2のIII―III線における模式的平面断面図である。 第1軸流羽根及び第2軸流羽根の形成態様を説明する説明図である。 送風装置の略示拡大側面断面図である。
符号の説明
1 加湿ユニット
2 送風ユニット(送風装置)
3 貯水タンク
14 送水ポンプ
18 吸気口
21 ハウジング
22 モータ
22a 出力軸
24 第1羽根車
25 第2羽根車
24a 第1軸流羽根
25a 第2軸流羽根
26 送気口

Claims (5)

  1. 筒形のハウジング内に気流を発生させて、軸心に沿う方向への送風を行う送風装置において、
    軸流羽根を有する複数の羽根車を前記ハウジング内にて同軸的に並設してあり、
    一の羽根車の直径は、該羽根車よりも上流側に位置しており、該羽根車に相隣る他の羽根車の直径よりも小さく、
    前記一の羽根車及び他の羽根車の軸流羽根はそれぞれ逆向きに捻ってあること
    を特徴とする送風装置。
  2. 前記一の羽根車の外周と前記ハウジングの内周との隙間が、前記他の羽根車の外周と前記ハウジングの内周との隙間よりも大きいこと
    を特徴とする請求項1に記載の送風装置。
  3. 前記ハウジング内に固定してあり、前記ハウジングの軸長方向の両側に突出する出力軸を有するモータを備え、
    該出力軸の両突出端部に前記羽根車をそれぞれ固定してあること
    を特徴とする請求項1又は2に記載の送風装置。
  4. 空気を加湿する加湿ユニットを備える加湿機において、
    請求項1からのいずれか一つに記載の送風装置を備え、
    前記加湿ユニットにより加湿された空気を前記送風装置により送出するようにしてあることを特徴とする加湿機。
  5. 筒形のハウジング内に気流を発生させて、軸心に沿う方向への送風を行う送風装置において、
    軸流羽根を有する複数の羽根車を前記ハウジング内にて同軸的に並設してあり、
    一の羽根車の外周と前記ハウジングの内周との隙間が、前記羽根車よりも上流側に位置しており、前記羽根車に相隣る他の羽根車の外周と前記ハウジングの内周との隙間よりも大きく、
    前記一の羽根車及び他の羽根車の軸流羽根はそれぞれ逆向きに捻ってあること
    を特徴とする送風装置。
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