JP5024184B2 - 光ピックアップ及びディスクドライブ装置 - Google Patents

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Description

本発明は光ピックアップ及びディスクドライブ装置に関する。詳しくは、二つの光路の間に可動ブロックのフォーカス方向への動作を規制するストッパー突部を設けて小型化及び設計の自由度を確保した上で可動ブロックのフォーカス方向への不必要な動作を規制する技術分野に関する。
光ディスクや光磁気ディスク等のディスク状記録媒体に対して情報信号の記録や再生を行うディスクドライブ装置があり、このようなディスクドライブ装置には、ディスク状記録媒体の半径方向へ移動され該ディスク状記録媒体に対してレーザー光を照射する光ピックアップが設けられている。
光ピックアップには対物レンズ駆動装置が設けられており、該対物レンズ駆動装置は、固定ブロックと該固定ブロックに金属製のワイヤー等の複数の支持バネを介して支持された可動ブロックとを備えている。
光ピックアップにおいては、対物レンズを保持するレンズホルダーを有する可動ブロックを固定ブロックに対して動作させてフォーカス調整及びトラッキング調整が行われる。フォーカス調整は、可動ブロックをディスク状記録媒体の記録面に離接する方向であるフォーカス方向へ動作させて行い、トラッキング調整は、可動ブロックをディスク状記録媒体の略半径方向であるトラッキング方向へ動作させて行う。フォーカス調整及びトラッキング調整が行われることにより、対物レンズを介してディスク状記録媒体に照射されるレーザー光のスポットがディスク状記録媒体の記録トラックに集光される。
このような光ピックアップに設けられた対物レンズ駆動装置には、可動ブロックをフォーカス方向へ動作させるためのフォーカス用磁気回路及び可動ブロックをトラッキング方向へ動作させるためのトラッキング用磁気回路が設けられている。フォーカス用磁気回路とトラッキング用磁気回路はそれぞれ駆動用コイルと駆動用マグネットを有している。
対物レンズ駆動装置は、可動ブロックと固定ブロックがフォーカス方向及びトラッキング方向にともに直交する方向であるタンジェンシャル方向に離隔した状態で支持バネによって連結されている。
光ピックアップがディスク状記録媒体の半径方向へ移動されるときには、対物レンズの下方に配置された立上ミラーに、レーザー光がレンズホルダーの固定ブロックに対向する面と反対側の面に形成された光路用開口を透過されて入射される。立上ミラーで反射されたレーザー光は対物レンズを介してディスク状記録媒体の記録面に照射される。このとき対物レンズを介してディスク状記録媒体に照射されたレーザー光のスポットがディスク状記録媒体の記録トラックに集光されるように、上記したフォーカス調整及びトラッキング調整が行われる。
対物レンズ駆動装置には、フォーカス調整時に可動ブロックのフォーカス方向への必要以上の過剰な動作を規制する必要があり、このフォーカス方向への過剰な動作を規制するストッパー突部がレンズホルダーに設けられているものがある(例えば、特許文献1参照)。
特開2008−41196号公報
ところが、特許文献1に記載された光ピックアップにあっては、ストッパー突部(特許文献1にあっては「ストッパ片」)がレンズホルダーに取り付けられた駆動用コイルの両側、即ち、トラッキング方向における両端部に設けられている。
従って、可動ブロックがトラッキング方向に長くなり、対物レンズ駆動装置が大型になってしまうと言う問題がある。
また、近年、複数の種類のディスク状記録媒体に対応して二つの対物レンズがトラッキング方向に並んだ状態でレンズホルダーに保持されている対物レンズ駆動装置が普及しており、このような対物レンズ駆動装置にあっては、特に、トラッキング方向における長さが長く、一層の大型化を来たしてしまう。
そこで、従来の光ピックアップには、例えば、図7に示すように、対物レンズ駆動装置の可動ブロックaのレンズホルダーbのトラッキング方向における中央部で固定ブロックcに対向する側の端部に凹部dを形成し、該凹部dを可動ブロックaのフォーカス動作時のストッパーとして用いたものがある。このような光ピックアップにあっては、可動ブロックaのフォーカス方向への動作時に、凹部dに挿入されて可動ブロックaに接触可能とされる規制片eが設けられており、可動ブロックaが規制片eに接触されることによりフォーカス方向への動作が規制される。
しかしながら、凹部dを可動ブロックaのフォーカス動作時のストッパーとして用いた従来の光ピックアップにあっては、レンズホルダーbの凹部dを形成した位置には駆動用コイルfを取り付けることができないため、該駆動用コイルfを凹部dに干渉しない位置、例えば、凹部dの下方側の位置にずらして取り付ける必要がある。
従って、レンズホルダーbに対する駆動用コイルfの取付位置が制約され、その分、駆動用コイルfがレンズホルダーbから突出して対物レンズ駆動装置が大型となったり、駆動用コイルfの取付位置の自由度が損なわれ対物レンズ駆動装置の設計の自由度の低下を来たすと言う問題がある。
そこで、本発明光ピックアップ及びディスクドライブ装置は、上記した問題点を克服し、小型化及び設計の自由度を確保した上で可動ブロックのフォーカス方向への不必要な動作を規制することを課題とする。
光ピックアップは、上記した課題を解決するために、ディスクテーブルに装着されるディスク状記録媒体の半径方向へ移動される移動ベースと、前記移動ベースに配置された対物レンズ駆動装置とを備え、前記対物レンズ駆動装置は、前記移動ベースに固定された固定ブロックと、二つの対物レンズと該二つの対物レンズを保持するレンズホルダーとを有し前記固定ブロックに対して少なくとも前記ディスク状記録媒体の記録面に離接する方向であるフォーカス方向及び前記ディスク状記録媒体の略半径方向であるトラッキング方向へ動作される可動ブロックと、前記固定ブロックと前記可動ブロックを連結する複数の支持バネと、前記可動ブロックを前記フォーカス方向又は前記トラッキング方向へ動作させる駆動用マグネットと、前記駆動用マグネットに対向して位置され前記レンズホルダーに取り付けられた駆動用コイルとを備え、前記二つの対物レンズは前記トラッキング方向に離隔した状態で前記レンズホルダーに保持され、光源から出射されたレーザー光を前記二つの対物レンズにそれぞれ入射させるための二つの光路が形成され、前記二つの対物レンズにそれぞれ前記レーザー光を折り曲げて入射させる立上ミラーを設け、前記レンズホルダーに、前記レーザー光を立上ミラーへ入射させると共に少なくとも前記固定ブロックが位置する側と反対方向に開口された光路用開口を形成し、前記二つの光路をそれぞれ通る各レーザー光が前記トラッキング方向に離隔した状態で前記光路用開口を通過して前記立上ミラーに入射され、前記レンズホルダーに、前記可動ブロックの前記フォーカス方向への動作を規制すると共に前記立上ミラーに入射される二つのレーザー光の間に位置するストッパー突部を設け、前記可動ブロックが前記フォーカス方向へ動作されたときに前記ストッパー突部に接触可能な被ストッパー部を設けたものである。
従って、光ピックアップにあっては、二つの光路の間でストッパー突部がフォーカス方向へ移動される。
上記した光ピックアップにおいては、前記駆動用マグネットを前記被ストッパー部として用いることが望ましい。
駆動用マグネットを被ストッパー部として用いることにより、被ストッパー部として専用の部材が不要となる。
また、上記した光ピックアップにおいては、前記ストッパー突部を、前記フォーカス方向へ延びる基部と、該基部の前記フォーカス方向における一端部から前記基部に対して直交する方向へ突出され前記被ストッパー部に接触可能な規制突部とによって構成することが望ましい。
ストッパー突部基部と規制突部によって構成することにより、規制突部と被ストッパー部の間に十分なストロークが形成される。
ディスクドライブ装置は、上記した課題を解決するために、ディスク状記録媒体が装着されるディスクテーブルと、前記ディスクテーブルに装着されるディスク状記録媒体の半径方向へ移動される移動ベースと該移動ベースに配置された対物レンズ駆動装置とを備えると共に前記ディスクテーブルに装着される前記ディスク状記録媒体に対してレーザー光を照射する光ピックアップとを備え、前記対物レンズ駆動装置は、前記移動ベースに固定された固定ブロックと、二つの対物レンズと該二つの対物レンズを保持するレンズホルダーとを有し前記固定ブロックに対して少なくとも前記ディスク状記録媒体の記録面に離接する方向であるフォーカス方向及び前記ディスク状記録媒体の略半径方向であるトラッキング方向へ動作される可動ブロックと、前記固定ブロックと前記可動ブロックを連結する複数の支持バネと、前記可動ブロックを前記フォーカス方向又は前記トラッキング方向へ動作させる駆動用マグネットと、前記駆動用マグネットに対向して位置され前記レンズホルダーに取り付けられた駆動用コイルとを備え、前記二つの対物レンズは前記トラッキング方向に離隔した状態で前記レンズホルダーに保持され、光源から出射されたレーザー光を前記二つの対物レンズにそれぞれ入射させるための二つの光路が形成され、前記二つの対物レンズにそれぞれ前記レーザー光を折り曲げて入射させる立上ミラーを設け、前記レンズホルダーに、前記レーザー光を立上ミラーへ入射させると共に少なくとも前記固定ブロックが位置する側と反対方向に開口された光路用開口を形成し、前記二つの光路をそれぞれ通る各レーザー光が前記トラッキング方向に離隔した状態で前記光路用開口を通過して前記立上ミラーに入射され、前記レンズホルダーに、前記可動ブロックの前記フォーカス方向への動作を規制すると共に前記立上ミラーに入射される二つのレーザー光の間に位置するストッパー突部を設け、前記可動ブロックが前記フォーカス方向へ動作されたときに前記ストッパー突部に接触可能な被ストッパー部を設けたものである。
従って、ディスクドライブ装置にあっては、二つの光路の間でストッパー突部がフォーカス方向へ移動される。
本発明光ピックアップは、ディスクテーブルに装着されるディスク状記録媒体の半径方向へ移動される移動ベースと、前記移動ベースに配置された対物レンズ駆動装置とを備え、前記対物レンズ駆動装置は、前記移動ベースに固定された固定ブロックと、二つの対物レンズと該二つの対物レンズを保持するレンズホルダーとを有し前記固定ブロックに対して少なくとも前記ディスク状記録媒体の記録面に離接する方向であるフォーカス方向及び前記ディスク状記録媒体の略半径方向であるトラッキング方向へ動作される可動ブロックと、前記固定ブロックと前記可動ブロックを連結する複数の支持バネと、前記可動ブロックを前記フォーカス方向又は前記トラッキング方向へ動作させる駆動用マグネットと、前記駆動用マグネットに対向して位置され前記レンズホルダーに取り付けられた駆動用コイルとを備え、前記二つの対物レンズは前記トラッキング方向に離隔した状態で前記レンズホルダーに保持され、光源から出射されたレーザー光を前記二つの対物レンズにそれぞれ入射させるための二つの光路が形成され、前記二つの対物レンズにそれぞれ前記レーザー光を折り曲げて入射させる立上ミラーを設け、前記レンズホルダーに、前記レーザー光を立上ミラーへ入射させると共に少なくとも前記固定ブロックが位置する側と反対方向に開口された光路用開口を形成し、前記二つの光路をそれぞれ通る各レーザー光が前記トラッキング方向に離隔した状態で前記光路用開口を通過して前記立上ミラーに入射され、前記レンズホルダーに、前記可動ブロックの前記フォーカス方向への動作を規制すると共に前記立上ミラーに入射される二つのレーザー光の間に位置するストッパー突部を設け、前記可動ブロックが前記フォーカス方向へ動作されたときに前記ストッパー突部に接触可能な被ストッパー部を設けている。
従って、ストッパー突部の存在によりレンズホルダーに対する駆動用コイルの取付位置が制約されることがなく、小型化及び設計の自由度の向上を確保した上で可動ブロックのフォーカス方向への不必要な動作を規制することができる。
請求項2に記載した発明にあっては、前記駆動用マグネットを前記被ストッパー部として用いたので、被ストッパー部として専用の部材を用いる不要がなく、部品点数の削減及び配置スペースの不要化による小型化を図ることができる。
請求項3に記載した発明にあっては、前記ストッパー突部を、前記フォーカス方向へ延びる基部と、該基部の前記フォーカス方向における一端部から前記基部に対して直交する方向へ突出され前記被ストッパー部に接触可能な規制突部とによって構成したので、規制突部と被ストッパー部の間に十分なストロークを形成することができ、薄型化を図ることができる。
本発明ディスクドライブ装置は、ディスク状記録媒体が装着されるディスクテーブルと、前記ディスクテーブルに装着されるディスク状記録媒体の半径方向へ移動される移動ベースと該移動ベースに配置された対物レンズ駆動装置とを備えると共に前記ディスクテーブルに装着される前記ディスク状記録媒体に対してレーザー光を照射する光ピックアップとを備え、前記対物レンズ駆動装置は、前記移動ベースに固定された固定ブロックと、二つの対物レンズと該二つの対物レンズを保持するレンズホルダーとを有し前記固定ブロックに対して少なくとも前記ディスク状記録媒体の記録面に離接する方向であるフォーカス方向及び前記ディスク状記録媒体の略半径方向であるトラッキング方向へ動作される可動ブロックと、前記固定ブロックと前記可動ブロックを連結する複数の支持バネと、前記可動ブロックを前記フォーカス方向又は前記トラッキング方向へ動作させる駆動用マグネットと、前記駆動用マグネットに対向して位置され前記レンズホルダーに取り付けられた駆動用コイルとを備え、前記二つの対物レンズは前記トラッキング方向に離隔した状態で前記レンズホルダーに保持され、光源から出射されたレーザー光を前記二つの対物レンズにそれぞれ入射させるための二つの光路が形成され、前記二つの対物レンズにそれぞれ前記レーザー光を折り曲げて入射させる立上ミラーを設け、前記レンズホルダーに、前記レーザー光を立上ミラーへ入射させると共に少なくとも前記固定ブロックが位置する側と反対方向に開口された光路用開口を形成し、前記二つの光路をそれぞれ通る各レーザー光が前記トラッキング方向に離隔した状態で前記光路用開口を通過して前記立上ミラーに入射され、前記レンズホルダーに、前記可動ブロックの前記フォーカス方向への動作を規制すると共に前記立上ミラーに入射される二つのレーザー光の間に位置するストッパー突部を設け、前記可動ブロックが前記フォーカス方向へ動作されたときに前記ストッパー突部に接触可能な被ストッパー部を設けている。
従って、ストッパー突部の存在によりレンズホルダーに対する駆動用コイルの取付位置が制約されることがなく、小型化及び設計の自由度の向上を確保した上で可動ブロックのフォーカス方向への不必要な動作を規制することができる。
以下に、本発明光ピックアップ及びディスクドライブ装置の最良の形態を添付図面を参照して説明する。
ディスクドライブ装置1は、外筐2の内部に所要の各部材及び各機構が配置されて成り(図1参照)、外筐2には図示しないディスク挿入口が形成されている。
外筐2の内部には上下方向を向くシャーシ3が配置され、該シャーシ3に取り付けられたスピンドルモーター4のモーター軸にディスクテーブル5が固定されている。
シャーシ3には、平行なガイド軸6、6が取り付けられると共に図示しない送りモーターによって回転されるリードスクリュー7が支持されている。
光ピックアップ8は、移動ベース9と該移動ベース9に設けられた所要の光学部品と移動ベース9上に配置された対物レンズ駆動装置10とを有し、移動ベース9の両端部に設けられた軸受部9a、9bがそれぞれガイド軸6、6に摺動自在に支持されている。
移動ベース9に設けられた図示しないナット部材がリードスクリュー7に螺合され、送りモーターによってリードスクリュー7が回転されると、ナット部材がリードスクリュー7の回転方向へ応じた方向へ送られ、光ピックアップ8がディスクテーブル5に装着されたディスク状記録媒体100の半径方向へ移動される。
対物レンズ駆動装置10は固定ブロック11と該固定ブロック11に対して動作される可動ブロック12とを有し(図2参照)、移動ベース9に配置されている(図1参照)。
固定ブロック11は移動ベース9に固定されている。固定ブロック11の後面には回路基板13、13、13が取り付けられている(図2参照)。
可動ブロック12はレンズホルダー14に所要の各部が取り付けられて成る(図3及び図4参照)。
レンズホルダー14は上下方向を向くレンズ取付部15と該レンズ取付部15の後端部から下方へ突出されたコイル取付部16とレンズ取付部15の左右両端部からそれぞれ下方へ突出された側面部17、17とを有している。
レンズホルダー14は、例えば、液晶ポリマー等の樹脂材料によって形成されている。レンズホルダー14には前方に開口された光路用開口14aが形成されている(図3参照)。
レンズホルダー14のレンズ取付部15の全周にはコイル取付用溝15aが形成されている(図3及び図4参照)。コイル取付用溝15aには第1のフォーカス用コイル18が取り付けられている。従って、第1のフォーカス用コイル18は軸方向がフォーカス方向(上下方向)とされている。
レンズホルダー14のレンズ取付部15の上面には対物レンズ19、20が取り付けられて保持されている。対物レンズ19、20は左右方向(トラッキング方向)に離隔して配置され、種類の異なるディスク状記録媒体100、例えば、レーザー光の使用波長が780nm付近であるCD(Compact Disc)、使用波長が660nm付近であるDVD(Digital Versatile Disc)、使用波長が405nm付近であるブルーレイディスク(Blu-ray Disc)等に対応して設けられている。
レンズ取付部15の左右方向における中央部の前端部からはストッパー突部21が下方へ突出されている(図2及び図3参照)。ストッパー突部21は上下に延びる基部21aと該基部21aの下端部から前方へ突出された規制突部21bとから成り、基部21aの上端がレンズ取付部15に連続されている。規制突部21bはレンズ取付部15の前面より前方へ突出されている。
対物レンズ19、20の下方には、移動ベース9上に立上ミラー22が配置されている(図3参照)。立上ミラー22は横倒しの三角柱状に形成され、図示しない光源から出射され光路用開口14aを介して入射されたレーザー光を反射面22aで反射して直角に折り曲げそれぞれ対物レンズ19、20に入射させる機能を有する。
立上ミラー22は横長の形状に形成され、左半部に第1の光路を通った第1のレーザー光R1が入射され、右半部に第2の光路を通った第2のレーザー光R2が入射される。従って、第1のレーザー光R1と第2のレーザー光R2は左右に離隔した状態で光路用開口14aを介して立上ミラー22に入射され、該立上ミラー22の反射面22aで反射されて光路が90°屈曲されそれぞれ対物レンズ19、20に入射される。
ストッパー突部21は第1のレーザー光R1と第2のレーザー光R2の間に位置され、可動ブロック12が後述するフォーカス方向、トラッキング方向及びチルト方向へ動作されたときに第1のレーザー光R1と第2のレーザー光R2に干渉しないようにされている。
レンズホルダー14のコイル取付部16の後面には、図4に示すように、チルト用コイル23、23、第2のフォーカス用コイル24及びトラッキング用コイル25、25が取り付けられている。第2のフォーカス用コイル24は第1のフォーカス用コイル18とともに可動ブロック12をフォーカス方向へ動作させるための駆動用コイルとして機能し、トラッキング用コイル25、25は可動ブロック12をトラッキング方向へ動作させるための駆動用コイルとして機能する。
チルト用コイル23、23はコイル取付部16の後面に左右に離隔して取り付けられている。チルト用コイル23、23はそれぞれ軸方向がタンジェンシャル方向(前後方向)とされている。
第2のフォーカス用コイル24はコイル取付部16の後面に、チルト用コイル23、23の一部を後方から覆うようにして取り付けられている。第2のフォーカス用コイル24はそれぞれ軸方向がタンジェンシャル方向とされている。
トラッキング用コイル25、25はそれぞれ第2のフォーカス用コイル24の左右両側に取り付けられている。トラッキング用コイル25、25はそれぞれ軸方向がタンジェンシャル方向とされている。
レンズホルダー14のコイル取付部16における左右両端部には、それぞれ接続基板26、26が取り付けられている。接続基板26、26の接続端子にはそれぞれ第1のフォーカス用コイル18、第2のフォーカス用コイル24、トラッキング用コイル25、25及びチルト用コイル23、23の各端部が接続されている。接続基板26、26には、図2に示すように、それぞれ支持バネ27、27、・・・の前端部が、例えば、半田付けによって接合されている。支持バネ27、27、・・・は、導電性金属材料によって、例えば、ワイヤー状に形成されている。
固定ブロック11に取り付けられた回路基板13、13、13にはそれぞれ支持バネ27、27、・・・の後端部が、例えば、半田付けによって接合されている。
上記のように支持バネ27、27、・・・の両端部が可動ブロック12の接続基板26、26と固定ブロック11の回路基板13、13、13に接合されることにより、可動ブロック12が支持バネ27、27、・・・によって固定ブロック11と連結されて中空に保持される。
対物レンズ駆動装置10にあっては、図示しない電源回路から回路基板13、13、13、支持バネ27、27、・・・及び接続基板26、26を介してそれぞれ第1のフォーカス用コイル18、第2のフォーカス用コイル24、トラッキング用コイル25、25及びチルト用コイル23、23に駆動電流が供給される。
可動ブロック12の前側には横長の第1のフォーカス用マグネット28が配置されている(図2及び図3参照)。第1のフォーカス用マグネット28は、例えば、移動ベース9の図示しない取付部に取り付けられ、光路用開口14aの上側で第1のフォーカス用コイル18の前側に位置されている。
移動ベース9には磁性金属材料によって形成されたヨーク部材29が配置されている(図2参照)。
ヨーク部材29は上下方向を向くベース部29aと該ベース部29aから上方へ突出されたヨーク部29bとを有している。
ヨーク部29bの前面には第2のフォーカス用マグネット30及びトラッキング用マグネット31、31がそれぞれ取り付けられている。第2のフォーカス用マグネット30はトラッキング用マグネット31、31の間に位置されている。第2のフォーカス用マグネット30は第1のフォーカス用マグネット28とともに可動ブロック12をフォーカス方向へ動作させるための駆動用マグネットとして機能し、トラッキング用マグネット31、31は可動ブロック12をトラッキング方向へ動作させるための駆動用マグネットとして機能する。
ヨーク部材29には図示しないチルト用マグネットが取り付けられている。
第2のフォーカス用マグネット30は第2のフォーカス用コイル24に対向して位置され、トラッキング用マグネット31、31はそれぞれトラッキング用コイル25、25に対向して位置され、チルト用マグネットはそれぞれチルト用コイル23、23に対向して位置される。
尚、対物レンズ駆動装置10にあっては、専用のチルト用マグネットが設けられていない構成であってもよく、例えば、第2のフォーカス用マグネット30がチルト用マグネットを兼用する構成とすることが可能である。この場合には、チルト用コイル23、23はチルト用マグネットを兼用する第2のフォーカス用マグネット30に対向して位置される。
第1のフォーカス用コイル18と第2のフォーカス用コイル24と第1のフォーカス用マグネット28と第2のフォーカス用マグネット30とヨーク部材29によってフォーカス用磁気回路が構成される。トラッキング用コイル25、25とトラッキング用マグネット31、31とヨーク部材29によってトラッキング用磁気回路が構成される。チルト用コイル23、23とチルト用マグネットとヨーク部材29によってチルト用磁気回路が構成される。
図示しない電源回路から第1のフォーカス用コイル18、第2のフォーカス用コイル24、トラッキング用コイル25、25又はチルト用コイル23、23に駆動電流が供給されると、これらの駆動電流の向きと第1のフォーカス用マグネット28、第2のフォーカス用マグネット30、トラッキング用マグネット31、31又はチルト用マグネットにより発生する磁束の方向とに応じた向きの力(推力)が発生し、可動ブロック12がフォーカス方向、トラッキング方向又はチルト方向へ動作される。
フォーカス方向はディスク状記録媒体100に離接する方向(図2に示すF方向)、即ち、上下方向であり、トラッキング方向はディスク状記録媒体100の半径方向(図2に示すTR方向)、即ち、左右方向であり、チルト方向はフォーカス方向及びトラッキング方向にともに直交する方向(タンジェンシャル方向)、即ち、前後方向に延びる軸の軸回り方向(図2に示すTI方向)である。
可動ブロック12がフォーカス方向、トラッキング方向又はチルト方向へ動作されるときには、支持バネ27、27、・・・が弾性変形される。
移動ベース9には被ストッパー部32が設けられている(図5参照)。被ストッパー部32は、対物レンズ駆動装置10の可動ブロック12がフォーカス方向へ移動されたときに、可動ブロック12に設けられたストッパー突部21の規制突部21bに接触可能な位置に配置されている。被ストッパー部32として、例えば、移動ベース9にストッパー部材を配置することにより用いてもよく、また、例えば、対物レンズ駆動装置10の一部を上方側から閉塞するカバーを設け、該カバーの一部を用いてもよい。
被ストッパー部32は、例えば、図5に示すように、少なくとも後方に開口された凹状部32Aとして形成されている。従って、可動ブロック12がフォーカス方向へ移動されたときには、ストッパー突部21の規制突部21bが凹状部32Aを形成する上側の壁面32a又は下側の壁面32bに接触することにより、可動ブロック12のフォーカス方向への必要以上の過剰な動作が規制される。
以上のようにして構成されたディスクドライブ装置1において、スピンドルモーター4の回転に伴ってディスクテーブル5が回転されると、該ディスクテーブル5に装着されたディスク状記録媒体100が回転され、同時に、光ピックアップ8がディスク状記録媒体100の半径方向へ移動されて該ディスク状記録媒体100に対する記録動作又は再生動作が行われる。
この記録動作及び再生動作において、第1のフォーカス用コイル18及び第2のフォーカス用コイル24に駆動電流が供給されると、上記したように、対物レンズ駆動装置10の可動ブロック12が固定ブロック11に対して図2に示すフォーカス方向F−Fへ動作され、対物レンズ19、20を介して照射されるレーザー光のスポットがディスク状記録媒体100の記録面に集光するようにフォーカス調整が行われる。
フォーカス調整が行われるときには、レンズホルダー14に設けられたストッパー突部21の規制突部21bが被ストッパー部32に接触可能とされている。従って、ストッパー突部21の規制突部21bが被ストッパー部32に接触されることにより、可動ブロック12のフォーカス方向への必要以上の過剰な動作が規制される。
トラッキング用コイル25、25に駆動電流が供給されると、上記したように、対物レンズ駆動装置10の可動ブロック12が固定ブロック11に対して図2に示すトラッキング方向TR−TRへ動作され、対物レンズ19、20を介して照射されるレーザー光のスポットがディスク状記録媒体100の記録トラック上に集光するようにトラッキング調整が行われる。
さらに、チルト用コイル23、23に駆動電流が供給されると、上記したように、対物レンズ駆動装置10の可動ブロック12が固定ブロック11に対して図2に示すチルト方向TI−TIへ動作され、対物レンズ19、20を介して照射されるレーザー光の光軸がディスク状記録媒体100の記録面に垂直となるようにチルト調整が行われる。
上記には、被ストッパー部32として、移動ベース9に配置したストッパー部材又は対物レンズ駆動装置10の一部を上方側から閉塞するカバーの一部を用いた例を示したが、被ストッパー部32として、例えば、第1のフォーカス用マグネット28を用いることも可能である(図6参照)。
被ストッパー部32として第1のフォーカス用マグネット28を用いることにより、被ストッパー部32として専用の部材を用いる不要がなく、光ピックアップ8の部品点数の削減及び配置スペースの不要化による小型化を図ることができる。
尚、被ストッパー部32として第1のフォーカス用マグネット28を用いた場合には、フォーカス方向における一方(上方)の可動ブロック12の動作を、ストッパー突部21の規制突部21bを第1のフォーカス用マグネット28の下面に接触させることにより規制することができる。フォーカス方向における他方(下方)の可動ブロック12の動作の規制は、例えば、可動ブロック12の下端が移動ベース9に接触可能とすることにより行うことができる。
対物レンズ駆動装置10にあっては、上記したように、ストッパー突部21が上下に延びる基部21aと該基部21aの下端部から前方へ突出された規制突部21bとによって構成されている。このようにストッパー突部21に上下に延びる基部21aを設けることにより、規制突部21bと被ストッパー部32の間に十分なストロークS(図6には被ストッパー部32として第1のフォーカス用マグネット28を用いた例を示している。)を形成することができ、対物レンズ駆動装置10の薄型化を図ることができる。
以上に記載した通り、光ピックアップ8にあっては、対物レンズ駆動装置10の可動ブロック12に、立上ミラー22に入射される第1のレーザー光R1と第2のレーザー光R2の間に位置するストッパー突部21を設け、可動ブロック12のフォーカス方向における必要以上の過剰な動作を規制している。
従って、ストッパー突部21の存在によりレンズホルダー14に対する駆動用コイルの取付位置が制約されることがなく、対物レンズ駆動装置10の小型化及び設計の自由度の向上を確保した上で可動ブロック12のフォーカス方向への不必要な動作を規制することができる。
尚、上記には、可動ブロック12がフォーカス方向へ動作されたときのストッパー(ストッパー突部21)についてのみ説明したが、対物レンズ駆動装置10には可動ブロック12がトラッキング方向へ動作されたときの必要以上の過剰な動作を規制するためのストッパーも設けられている。
可動ブロック12がトラッキング方向へ動作されたときの過剰な動作を規制するためのストッパーは、例えば、可動ブロック12のレンズホルダー14における側面部17、17にそれぞれ外方へ突出されて設けられた図示しない突起が用いられる。可動ブロック12のトラッキング方向への過剰な動作の規制は、例えば、側面部17、17に設けられた突起が、移動ベース9の一部に接触することにより行われる。
尚、上記には、チルト用コイル23、23に駆動電流が供給されたときにチルト調整が行われる例を示したが、対物レンズ駆動装置10にあっては、専用のチルト用磁気回路を有さず、チルト用磁気回路がフォーカス用磁気回路又はトラッキング用磁気回路と兼用されている構成とすることも可能である。例えば、フォーカス用磁気回路がチルト用磁気回路と兼用される構成とした場合には、第1のフォーカス用コイル18と第2のフォーカス用コイル24に逆方向への駆動電流が供給されることにより、可動ブロック12が固定ブロック11に対して図2に示すチルト方向TI−TIへ動作されてチルト調整が行われる。
また、上記には、対物レンズ駆動装置10がフォーカス調整及びトラッキング調整の他、チルト調整も行う場合を示したが、例えば、対物レンズ駆動装置10は、チルト調整機構を有さず、フォーカス調整及びトラッキング調整のみを行うものであってもよい。
上記には、フォーカス方向を上下方向、トラッキング方向を左右方向、タンジェンシャル方向を前後方向として説明したが、これらの方向は説明の便宜上、例として示したものであり、特にこれらの方向に限定されることはない。
上記した発明を実施するための最良の形態において示した各部の具体的な形状及び構造は、何れも本発明を実施する際の具体化のほんの一例を示したものにすぎず、これらによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されることがあってはならないものである。
図2乃至図6と共に本発明光ピックアップ及びディスクドライブ装置を実施するための最良の形態を示すものであり、本図はディスクドライブ装置の概略斜視図である。 対物レンズ駆動装置の拡大斜視図である。 可動ブロックを立上ミラーとともに示す拡大斜視図である。 可動ブロックを図3とは反対側から見た状態で示す拡大斜視図である。 可動ブロックと被ストッパー部を示す拡大断面図である。 可動ブロックと被ストッパー部として機能する第1のフォーカス用マグネットを示す拡大断面図である。 従来の対物レンズ駆動装置を示す拡大斜視図である。
符号の説明
1…ディスクドライブ装置、5…ディスクテーブル、8…光ピックアップ、9…移動ベース、10…対物レンズ駆動装置、11…固定ブロック、12…可動ブロック、14…レンズホルダー、14a…光路用開口、18…第1のフォーカス用コイル(駆動用コイル)、19…対物レンズ、20…対物レンズ、21…ストッパー突部、21a…基部、21b…規制突部、22…立上ミラー、24…第2のフォーカス用コイル(駆動用コイル)、25…トラッキング用コイル(駆動用コイル)、27…支持バネ、28…第1のフォーカス用マグネット(駆動用マグネット)、30…第2のフォーカス用マグネット(駆動用マグネット)、31…トラッキング用マグネット(駆動用マグネット)、32…被ストッパー部、R1…第1のレーザー光、R2…第2のレーザー光、100…ディスク状記録媒体

Claims (4)

  1. ディスクテーブルに装着されるディスク状記録媒体の半径方向へ移動される移動ベースと、
    前記移動ベースに配置された対物レンズ駆動装置とを備え、
    前記対物レンズ駆動装置は、
    前記移動ベースに固定された固定ブロックと、
    二つの対物レンズと該二つの対物レンズを保持するレンズホルダーとを有し前記固定ブロックに対して少なくとも前記ディスク状記録媒体の記録面に離接する方向であるフォーカス方向及び前記ディスク状記録媒体の略半径方向であるトラッキング方向へ動作される可動ブロックと、
    前記固定ブロックと前記可動ブロックを連結する複数の支持バネと、
    前記可動ブロックを前記フォーカス方向又は前記トラッキング方向へ動作させる駆動用マグネットと、
    前記駆動用マグネットに対向して位置され前記レンズホルダーに取り付けられた駆動用コイルとを備え、
    前記二つの対物レンズは前記トラッキング方向に離隔した状態で前記レンズホルダーに保持され、
    光源から出射されたレーザー光を前記二つの対物レンズにそれぞれ入射させるための二つの光路が形成され、
    前記二つの対物レンズにそれぞれ前記レーザー光を折り曲げて入射させる立上ミラーを設け、
    前記レンズホルダーに、前記レーザー光を立上ミラーへ入射させると共に少なくとも前記固定ブロックが位置する側と反対方向に開口された光路用開口を形成し、
    前記二つの光路をそれぞれ通る各レーザー光が前記トラッキング方向に離隔した状態で前記光路用開口を通過して前記立上ミラーに入射され、
    前記レンズホルダーに、前記可動ブロックの前記フォーカス方向への動作を規制すると共に前記立上ミラーに入射される二つのレーザー光の間に位置するストッパー突部を設け、
    前記可動ブロックが前記フォーカス方向へ動作されたときに前記ストッパー突部に接触可能な被ストッパー部を設けた
    光ピックアップ。
  2. 前記駆動用マグネットを前記被ストッパー部として用いた
    請求項1に記載の光ピックアップ。
  3. 前記ストッパー突部を、前記フォーカス方向へ延びる基部と、該基部の前記フォーカス方向における一端部から前記基部に対して直交する方向へ突出され前記被ストッパー部に接触可能な規制突部とによって構成した
    請求項1に記載の光ピックアップ。
  4. ディスク状記録媒体が装着されるディスクテーブルと、
    前記ディスクテーブルに装着されるディスク状記録媒体の半径方向へ移動される移動ベースと該移動ベースに配置された対物レンズ駆動装置とを備えると共に前記ディスクテーブルに装着される前記ディスク状記録媒体に対してレーザー光を照射する光ピックアップとを備え、
    前記対物レンズ駆動装置は、
    前記移動ベースに固定された固定ブロックと、
    二つの対物レンズと該二つの対物レンズを保持するレンズホルダーとを有し前記固定ブロックに対して少なくとも前記ディスク状記録媒体の記録面に離接する方向であるフォーカス方向及び前記ディスク状記録媒体の略半径方向であるトラッキング方向へ動作される可動ブロックと、
    前記固定ブロックと前記可動ブロックを連結する複数の支持バネと、
    前記可動ブロックを前記フォーカス方向又は前記トラッキング方向へ動作させる駆動用マグネットと、
    前記駆動用マグネットに対向して位置され前記レンズホルダーに取り付けられた駆動用コイルとを備え、
    前記二つの対物レンズは前記トラッキング方向に離隔した状態で前記レンズホルダーに保持され、
    光源から出射されたレーザー光を前記二つの対物レンズにそれぞれ入射させるための二つの光路が形成され、
    前記二つの対物レンズにそれぞれ前記レーザー光を折り曲げて入射させる立上ミラーを設け、
    前記レンズホルダーに、前記レーザー光を立上ミラーへ入射させると共に少なくとも前記固定ブロックが位置する側と反対方向に開口された光路用開口を形成し、
    前記二つの光路をそれぞれ通る各レーザー光が前記トラッキング方向に離隔した状態で前記光路用開口を通過して前記立上ミラーに入射され、
    前記レンズホルダーに、前記可動ブロックの前記フォーカス方向への動作を規制すると共に前記立上ミラーに入射される二つのレーザー光の間に位置するストッパー突部を設け、
    前記可動ブロックが前記フォーカス方向へ動作されたときに前記ストッパー突部に接触可能な被ストッパー部を設けた
    ディスクドライブ装置。
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